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300店舗を動かす面白さ!チームでヒットを生み出す醍醐味を実感 300店舗を動かす面白さ!チームでヒットを生み出す醍醐味を実感
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2007年入社 商品部/バイヤー

入社3年目の店長昇格を皮切りに、4年間で3店舗をけん引。その後、わずか29歳でスーパーバイザーに駆け上がり、7年間キャリアを磨き続けた福島さん。「スーパーバイザー着任当時、周囲は30代半ばのベテランばかり。やる気がありすぎて空回りするという苦い経験もありましたが、この時の学びが現在の糧になっています」。そろそろ次のステップへと思っていた2021年春、念願のバイヤーへの異動が決定。そんな福島さんが仕掛けた〈ダイエットコーヒー売上拡大プロジェクト〉を紹介します。

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最初に任されたのは、当社の重要な核となる 最初に任されたのは、当社の重要な核となる

口にこそ出していませんでしたが、長年スーパーバイザーを務めるなかで、バイヤーに挑戦してみたいという気持ちはありました。だから異動が決まった時は嬉しくて、ついに自分の力を試せると胸が躍りましたね。ただ、担当として任されたのが医薬品・健康食品というカテゴリー。スーパーバイザー時代に注力していた食品や日用品とは違い、医薬品や健康食品はドラッグストアの核となるカテゴリーになる為、プレッシャーが大きかった。一方で、新しい仕事のフィールドという事もあり、私の今までの経験を活かしていきたいと「今後の期待」も感じておりました。

スーパーバイザーとバイヤーの職務の違いを痛感…逆境からのチャレンジ スーパーバイザーとバイヤーの職務の違いを痛感…逆境からのチャレンジ

バイヤーの仕事は仕入・販売管理・店舗配信がミッションです。新商品でも、世の中の動きを見て「いける」と判断すれば仕入れることができるのがバイヤーの特権。しかし、10数店舗を統括していたスーパーバイザー時代とは違い、バイヤーとして束ねるのは西日本に展開する約300店舗。規模がまったく異なりますから簡単には決断できません。まずはエリアを絞って導入し、様子を見てから次の一手へというのが常套ですが、トレンド商品は他社も仕掛けるので、スピード感を持ち展開しなければいけない。私が売上拡大に取り組んだダイエットコーヒーはまさにそんな商品でした。
テスト販売の成果も上々で、SNSでも注目の的。今思えばすでに火がついていた商品だったのに、バイヤー1年目の私はうっかり出遅れ、気づいた時には全国的な品薄に。しかし、売れるとわかっている商品を欠品させるわけにはいきませんから、必死の思いで商品を確保しました。さらにこの商品を大ヒットへと導くために、各店の目立つ位置での複数個所陳列という戦略を決行しました。最も苦労したことですか?それは店舗に指示を徹底させる事です。メール一通で300店舗に自分の想いを伝えることは難しく、担当スーパーバイザーや取引先にも協力を仰ぎ、皆さんのバックアップのもとでなんとか理想の売場をつくることができました。

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慎重さ、そして思いきりを弾みに次のヒットを狙いたい 慎重さ、そして思いきりを弾みに次のヒットを狙いたい

その甲斐あって競合他社を抑える売上を達成。成果を得るまでの過程に反省すべき点はありましたが、バイヤーとしての初戦を勝利で飾ることができたと誇らしく思っています。このプロジェクトで学んだのは、思いきりの必要性と、バイヤーの熱量がプロジェクトの成否を分けるという現実。一見ムリだと思えることも、強い意志と周囲を巻き込む力があれば必ず乗り越えられると実感しました。今後は持ち前の慎重さは忘れずに、やる時はやる思いきりの良さに磨きをかけ、虎視眈々と次なるヒットを狙いたいと思っています。

学生の皆さんへメッセージ 学生の皆さんへメッセージ

私が入社して以来、10数年にわたって成長し続けているのがドラッグストア業界です。医薬品、化粧品、日用品、食品と多くの商品を通じ、通う楽しみ、買う喜びを提供できる仕事はやりがい十分。今回、私はバイヤーとしての醍醐味をお話しましたが、当社はどのポジション、例えば最初に配属される店舗スタッフでも売るための仕掛けを考えられる会社です。本社と店舗が一体となり、お客様にいかに喜んでいただくかをまっすぐ追求する仕事は本当に面白い。一筋縄ではいかないからこそ創意工夫するやりがいを、当社で味わってみませんか。

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