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これまでの経験すべてが自分の財産。引き出しの多さがクリエイティブの糧になる これまでの経験すべてが自分の財産。引き出しの多さがクリエイティブの糧になる
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2001年入社 商品部 販促企画課

店舗スタッフ、店長を経て、入社6年目に営業企画部(現商品部販促企画課)に異動。初めて広告制作に携わり、その面白さに開眼。約2年、同部署での仕事を経験した後、スーパーバイザー、バイヤーとしてのキャリアを積み、2020年夏に再び商品企画部販促課へ。現在はマーケティングに携わり、店舗の客数・客単価アップに向けた売れる仕組みづくりに力を注ぐ北田さん。今回は当社史上初の〈タイアッププロジェクト〉の舞台裏に迫ります。

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転んでもただでは起きない!コロナを機に新たな情報発信に挑戦 転んでもただでは起きない!コロナを機に新たな情報発信に挑戦

当社では例年、春にはウェルネス、秋にはウォンツの約3万人を動員する集客イベントを実施しており、メーカー各社の協力のもと、サンプリングや健康チェックなどを通じた大々的な商品PRを行っていました。10年ほど続く定番イベントだったのですが、コロナ禍の2020年はやむなく断念することに。しかし、せっかく続けてきたイベントを一切やめてしまうのはもったいないと、メディアとタッグを組んで情報発信することを決めたのです。ここでは、後に「広島広告企画制作賞 銀賞」を受賞することになる「ウォンツ健康サポート新聞」にフォーカスし、その舞台裏についてお話したいと思います。

新聞×動画×店舗の連動広告は当社史上初 新聞×動画×店舗の連動広告は当社史上初

毎年10月に実施していたウォンツのイベントは、中国新聞と当社が主催。そんな経緯から中国新聞というメジャーなメディアとコラボして情報発信しようと決めました。そこで新聞×YouTubeでの動画配信という当社史上初の試みを敢行することに。広告代理店とも連携して企画立案から新聞原稿作成、協賛いただくメーカーへの打診・掲載商品の選定、YouTube動画の原稿作成・撮影、新聞紙面の校正、店舗への情報発信まで、まさに1から10までを私が先頭に立って進めました。最も苦労したのは協賛メーカーの決定と商品選定で、すでに割り振りが決まっている広告予算を何とか融通してもらえないかと交渉すること数知れず…相当苦戦しましたが、新聞×動画×店舗が連動する広告の効果に共感していただき、最終的には多くのメーカーの協力を得ることができました。

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売れること以上に嬉しかったのは、社員の笑顔に出会えたこと 売れること以上に嬉しかったのは、社員の笑顔に出会えたこと

実際、タイアップ広告は功を奏し、掲載していただいた新商品は非常に売れました。マーケティング担当としてはこれも嬉しい成果ですが、私個人としてはそれ以上に感慨深いことがありまして。実は新聞にも動画にも現場の薬剤師や管理栄養士、登録販売者といった社員を多数登場させたのですが、最初は不安だった社員も、撮影が終わるころにはタレント顔負けの表情に。中国新聞に掲載されたある社員からは、家族がとても喜んでくれたと報告がありました。このプロジェクトを通じてお客様とスタッフの距離がより近くなり、社員が自分の仕事や会社に改めて誇りを感じてくれたことが何より嬉しかったですね。今後はこのプロジェクトでの学びをさらに進化させ、プレゼント企画などより興味を持ってもらえるプランを考えたいと思っています。

学生の皆さんへメッセージ 学生の皆さんへメッセージ

ドラッグストアへのニーズは日々変化していると思います。今後もお客様の期待に応えるためには、常に新しいことにチャレンジしなくてはなりません。しかし、これは辛い仕事ではなく、自分のアイデアを形にしてお客様に喜んでいただけるとても幸せなこと。当社はそんな仕事に全社一丸となって取り組め、誰もが笑顔を絶やさずに仕事ができる会社だと思います。自分のした一つの仕事がすべての店舗へと広がり、大きな成果につながる喜びを皆さんも当社で味わってみませんか。
さて、これは余談ですが、当社初のYouTubeには後日談があり、プロジェクト終了後に某大手飲料メーカーから新商品のプロデュース依頼があったんです。そこで動画を作成したのですが…それがなんと2カ月で1万回再生を達成!ね、ドラッグストアでこんな仕事ができるって、ちょっと面白いと思いませんか?

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