福岡県警察

　私が警察官を目指すきっかけとなったのは、大学３年生の時に「何の職業に就こうかなぁ」と悩んでいたときに、偶然テレビで見た「警察２４時」で、正義を貫く警察官に興味を抱いた事がきっかけでした。
　きっかけは、ありきたりで単純なものでしたが、それから警察について勉強していくうちに、警察の存在意義、果たす役割等に魅了され、気が付けば、警察官採用試験しか受けていませんでした。

　人から感謝されることです。
　どんな仕事でも人から感謝されることはありますが、警察の仕事は、心の底から感謝されることが多く、県民の方々のために頑張って働き、心身ともに疲れ切ったときにいただく「真の感謝」には特にやりがいを感じます。

　H２９年九州北部豪雨（朝倉豪雨）災害で災害警備活動の任務に当たったことです。
　危険な現場での人命救助や避難誘導の最前線に立つなど、様々な活動を通じて、県民の方々の支えになれたことは、今でも鮮明に覚えています。
　このような活動は、警察官でしか経験できない貴重な体験でした。

　「やるときは“ガッツリやる”、笑うときは“しっかり笑う”」というような職場です。
　非常にメリハリのある職場で、基本的にはバリバリと仕事をこなしていますが、和気あいあいと笑い話をすることもあり、楽しい職場です。
　また、休みたいときは同僚や上司と業務の調整をしながら気兼ねなく休むことができ、「柔軟性のある職場だなぁ」と思っています。

　勉強・訓練・就寝の毎日を愚直にこなしていました。
　きついと感じることもありましたが、警察官になるために誰しもが通る登竜門のような場所ですので、警察官になることを諦めずに頑張れば、必ず乗り越えられます。