最終更新日:2025/4/25

(株)ディ・アイ・システム【東証スタンダード上場】

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「学生時代に頑張ったこと」と自己PRの違いは何?

頑張った「事実」をいかに「アピール」するかを考えて見て下さい。(2025年4月4日)

「学生時代に頑張ったこと」と「自己PR」に定義があるわけではありませんが、個人的な解釈としてご説明するならば、「学生時代に頑張ったこと」は自分が行ったこと、実施したことなど、自分が頑張った事実をのべることで、「自己PR」は自分が頑張った事実をいかに社会人として会社に貢献していくかをアピールすることだと思います。
自分が行った(頑張った)ことと、自分をアピールすることはつながっていますので、この二つの質問に対する回答を同時に求めることはないと思われます。
学生時代に頑張ったことをベースに自己PRを書いて下さい。という質問の仕方が正しいいい方かもしれません。
どちらか一つの質問があったとしても二つをあわせた回答をすればいいと思います。
部活動の話を参考例にしてみます。ちょっと長いです。
中学時代、ピッチャーで4番で地元地区ではちょっとは有名だった私は甲子園に出場実績がある高校に進学しましたが、地元地区では活躍できましたが強豪校で部員が150名、1軍から3軍まであり高校3年生の最後の夏の大会メンバー発表時でも2軍メンバーでした。通常3年生で1軍になれなかった学生は、その時点で引退しますが、私は、一緒に頑張ってきたメンバーに頑張ってもらい、甲子園の切符を手にしてもらいたいという気持ちから、自分はもう試合に出ることは出来なくてもみんなの為に朝練、授業後の部活動、ナイターで毎日夜の9時頃までバッティングピッチャーとして球を投げ続けたり、球拾いなどの裏方として頑張りました。この年チームは甲子園に行くことが出来ませんでしたが、甲子園の夢が絶たれた時、みんなから涙を流しながら感謝の言葉をもらいました。この経験を活かし御社に入社がかないましたら、職場のチームとしてまずは、自分に与えられた自分に出来ることから頑張ることで、チームの一員として頑張って行きたいと思います。そして数年後には、後輩をバックアップできる先輩として活躍していきたいと思います。 
というような感じで考えて見て下さい。上記は実際に弊社に入社された方の面接時の話です。

志望動機って、どう書いたら伝わるの?

会社への志望理由は2番目、1番大切なのは業界、職種で働きたいという気持ち。(2025年4月4日)

面接では、必ずと言っていいほど、志望動機を聞かれると思いますが、私の面接では、「志望動機をお願いします」という聞き方はほぼ皆無に等しいです。

会社説明会やHPを見て、学生の皆さんは志望動機を考えてこられますが、志望動機でお話し頂く内容は、会社説明会で私が話した内容のオウム返しであったり、HPに書いてあることを志望動機に盛り込んだだけの方ががほとんどです。

私個人の考えとしては、弊社への志望理由の前に業界(弊社であればIT)、職種(ITエンジニア)になりたいという気持ちが1番大切だと考えています。会社への志望理由は2番目でいいのではないでしょうか。
正直、IT業界のように大変多くの企業がある業界では会社の差別化は難しいのが現実です。
学生の皆さんが就活で聞く会社説明会は、何千社とあるIT企業の中のせいぜい10社~30社程度でしかないのです。わずかな会社の話しか聞けない中で、本当に御社が一番と言えるのでしょうか。

まずは、なぜIT企業なのかをしっかり説明しましよう。本当にIT企業を志望しているのであれば、文系の方でも、ITの勉強を始め、実際にプログラミングを経験してくるはずです。勉強の度合いが深くなればなるほど、「エンジニアになりたいです」という言葉に重みが出てきます。

IT業界、エンジニアになりたいという強い気持ちがあって初めて、なぜ当社なのかという流れの話が理想です。
就活の中で、志望業界が変わることがあります。業界が変われば、その業界で働きたいという気持ちを高めることが大切です。
理想は就活の早い段階で業界を絞ることですね。

アルバイト経験や学業、サークル活動…どれをアピールすべき?

アピールすべきは客観的判断が出来る数字や言葉!(2025年4月4日)

毎回面接が終わった後に手元のメモを参考に、面接内容をまとめますが、中途面接(社会人)と新卒面接では同じ時間(30分)話を聞いているのに、手元のメモの数に数倍の差がでてしまいます。圧倒的に中途(社会人)面接のメモの数が多くなります。学生さんとの面接でも会話が盛り上がりますが、メモをとると言葉が残りません。
多くの人生経験値がある社会人と学生さんとの差です。
面接官がより多くのメモを残してくれれば合格する確率は高くなります。

中途面接でメモの数が多くなるのは、社会人には職務経験があるのでどんな仕事をしてきたかという確認作業が多くなるからです。それが面接している業界の経験であれば更に聞くべき内容が多くなります。

では、学生生活という短い期間の経験から私を知ってもらう情報をメモに残してもらうにはどうすればいいのでしょうか。

学生時代に「がんばりました」「やさしいと言われた」というような抽象的な言葉は、面接官のメモとして残りません。メモとして残してもらう一番の方法は、客観的判断が出来る数字や言葉を使うことです。
例えば、勉強をがんばったのであれば、学年300名中、成績が常に10番以内だったと聞くと勉強をがんばっていた人と理解でき、メモに300名中10番以内と残します。
また、生徒会長や部活の部長という言葉は、リーダー的な人と理解でき、インターハイ出場、甲子園出場と言われれば、運動能力があり更に厳しい練習にも耐えられるメンタルというように理解され、メモとして残ります。

客観的な判断が出来る数字、言葉は、わかりやすい判断基準です。
弊社のようなIT企業であればITパスポートや基本技術者試験といった資格を取っていると言われれば、本当にIT業界を目指し勉強をしている人と理解してもらえます。まだ資格を取得していなくても勉強しているという一言は言っておきたいところです。

自己PRに限らず、面接官にメモを残してもらえる様に意識することが面接成功のポイントとなるかもしれません。

印象に残ったエントリーシート・履歴書を教えて

「差別化」他の学生さんと同じでは意味がありません。(2025年3月28日)

新卒(学生さん)と社会人の選考時における大きな違いは、職務経歴書があるか無いかという点です。
社会人採用の場合は、職経歴書をベースに今まで行ってきた仕事内容を確認することで何が出来るのか、どんな経験をしているか確認することが出来ますが、学生の皆さんには職務経歴書がありませんので、仕事で何ができるか、どんな経験したかを確認することができません。働くという視点ではアルバイト経験がありますが、アルバイトでの業務内容ではアピールは難しいです。

印象に残るようなエントリーシートは、極わずかです。
弊社のように、書類選考免除期間を設けているような企業の場合は、面接を行うことが前提になりますので、エントリーシートを面接でカバーすることが出来ますが、書類選考である程度絞られる企業へのエントリーシートは中身が必要になります。

他の学生さんと差別化できる経験をお持ちの学生さんは非常に少ないです。
アピールする内容がある学生さんは、どれだけ細かく情報を伝えられるかという視点で文章を構成してみて下さい。簡単にいうなら小説を書くような感覚。つまりは描写です。文章から伝えたい内容の状況が明確に伝わるように。固有名詞、比較できる数字、客観的判断の出来る言葉などを意識して下さい。限られた文字数の中で表現しインパクトを残すことはかなり難しいですが。
エントリーシートでのアピール方法は面接での答え方にも応用できます。

文章が長くなりましたので続きはまた別な機会でお話しさせていただきます。

理系学生が専攻に関係なく活躍できる仕事を教えて

弊社ではITエンジニア(開発・インフラ)、IT営業、IT講師の3職種を募集しています。(2025年3月28日)

弊社ではITエンジニア(開発・インフラ)、IT営業、IT講師の3職種を募集していますが、3職種共に、文系、理系、学部、学科は不問です。
面接で学生さんのお話を聞くと、情報系学科でなければITエンジニアになることが難しいと思い、IT業界へのエントリーが遅くなったという話を聞く機会がありますが、現実的には、新卒入社の大半が文系学部、IT系以外の理系出身の方です。
ITエンジニア、IT営業、IT講師、どの職種でも将来活躍できるか否かに出身学部、学科は関係ありません。まずは、目指す職種に就き、その仕事を始め勉強を続けることです。特別な能力があるかないかは、本人の資質、センスですが、仕事で活躍できるレベルは、本人の勉強の量と質に比例します。
社会人としての日々の努力は必ず、身を結びます。

学習塾での講師職募集はあると思いますが、IT業界向けの講師職はほとんど見かけない職種です。研修、セミナーで登壇頂く相手は、同業のITエンジニアや、IT企業に入社された新入社員の方々になります。世の中ITエンジニアが不足していると同時に、教えるIT講師の方も不足しており、弊社では7、8年前から新卒でのIT講師職を募集教育しIT講師へと育てています。

説明会に参加しないと選考には進めない?

対面説明会に参加すれば「会社の雰囲気」を感じることが出来ますよ。(2025年3月28日)

弊社の選考スケジュールは、説明会参加が「必須」になっています。
ホームページやマイナビからも会社情報を拾えますが、弊社が説明会で感じて頂きたいのは、会社の「雰囲気」です。
社風や会社の雰囲気は、実際に入社し、同じ時、空間を体験しないと感じられないものですが、説明会の中で「社内の雰囲気」を感じられるように、フットサルや、駅伝、花見などの社内イベント、本社、各事業所職場風景など、スライド50枚以上の写真をご覧頂きます。
コロナ禍前は、対面説明会が行われていましたので、ご来社頂くことで多少なりとも社内の雰囲気を感じていただくことが出来ました。コロナ禍以降は、WEBでの説明会が中心となったことで社内の雰囲気を感じづらくなりましたが多くの写真データを見て頂くことで社内の雰囲気を感じることが出来ます。
回数は少なくなりましたが、対面説明会も開催しておりますし、最終面接ではオフィス見学も行っております。

ご来社することで、すれ違う社員の服装や話し声、表情、働く姿からホームページやマイナビからは感じられない「雰囲気」を感じることが出来ます。是非、対面説明会に参加してみて下さい。
皆さんのご来社をお待ちしています。

サークルやアルバイトなどの活動経験が乏しいです。どのようにアピールすればいい?

あなたが一番長く話せることは何ですか?(2025年3月21日)

弊社の面接では、お決まりの質問「自己紹介」「志望動機」「長所、短所」といったことを聞かず、会話形式で面接を進めていきます。話の切り口としては、「部活動は?」「サークルは?」「アルバイトは?」という質問パターンになりやすいですが、質問はどんな内容でもいいと思っています。学生さんがしゃべってくれることが第一と考えていますので、何でもいいというのが本音です。
話の内容に関係なく、話しを聞くことでその人の雰囲気がわかります。

極論を言えば、「あなたのしゃべりやすい内容でいいです」という面接のスタートでもいいと思っています。
では、「しゃべりやすい話を3分話して下さい」と言われたときにあなたは自分の何について話しますか?サークルやアルバイトでなくてもいいのです。時間だけ渡された時あなたは何について話すかを考えてみて下さい。

それがゲームの話であろうが、趣味の話であろうが、最近読んだ本の感想であろうが何でもいいのです。その話から「自分はどう思う」というように自分の意見、考えを述べてみて下さい。大切なことは、面接官が質問しやすい展開を考えることです。面接官が質問しやすいというのは例えばランニングをしているのであれば、週に何日、何時頃、どんな服装で、シューズは、コースは、いつも同じ人に出会いますというようなエピソードというように事細かな情報を提供することです。情報を多く提供してくれればしてくれるほど、その一つ一つの情報に質問をしやすのです。趣味ランニングの一言で終わると、どこから切り込んだらいいのか困ってしまいます。情報を聞き出しポイントを探すのに時間がかかってしまいます。

本当に何も話すネタがないのであれば、志望動機になってしまいますがその時に面接している会社に入社したいということを話すことです。但し、説明会や、HPから拾った情報ではだめです。その会社の方にインタビューをしてみたというようなレアな情報を入れることです。レアな情報は話が膨らみます。

サークルに入っていないから、アルバイトをしていないからと悲観するくらいなら今からでもアルバイトを始めるのも手ですよ。

NGなエントリーシート・履歴書って?

書き方に決まりはありませんが、注意する点(履歴書編)について(2025年3月21日)

基本エントリーシートや履歴書の書き方に決まりがあるわけではありませんので『NG』ということはないと思いますが、毎日多くの履歴書を見る中で気づいた点、注意したほうがいいのではないかという点について履歴書に絞り記載させて頂きます。

●メールアドレスの記載欄がなくアドレス不明の方
●メールアドレスの記入欄が狭く文字が小さい
●メールアドレスが長すぎる
●郵便番号の未記載
●日付の未記載
●日付が提出日よりも1週間も2週間も前
●志望理由が明らかに他社の内容
●マンション名、アパート名なしで、部屋番号だけの方
●マンション名、アパート名、部屋番号も書かない方
●手書きの場合、文字、数字が読めない方
●蛍光ペンで色、赤線など
●写真の使いまわし(写真の使いまわしはわかります)
●記載しても評価されにくい資格(業界によってことなります)
●取得していない資格を取得予定、勉強中と記載する
●入学、卒業年の間違い
●学部、学科が記載されていない
●年齢の間違い(満、数え年)
●アルバイトを職歴として記載
●学歴を小学校から記載、大学のみ記載

上記がNGと言うわけではありませんが一般な書き方を基本に気づいた点です。 どのように書くかはご自身で判断して下さい。

これはNGだと思った就活マナーって?

面接時間に遅れると致命的!(2025年3月21日)

過去に経験したコロナ禍前の対面面接時のお話しです。
7月後半の、暑い日でした。

面接予約時間14:00、その前の予約の方が辞退になったので、受付前で14時の学生さんを待っていました。10分前、「そろそろ来社されるかな」、5分前「もう来るでしょう」、1分前「連絡なしで辞退か」私の心の中の声も面接時間が近づくにつれ、つぶやき方が荒くなってきました。「もう来ないでしょう」と面接の後片付けを始めた13時59分45秒、エレベーターより走ってくる学生の姿が見えました。荒い息で弊社のオフィスに入ったのが14時ジャスト。

「約束の14時には一応間に合っているから遅刻ではないか」と心の中でつぶやきながら、その学生さんを面接会場に誘導、椅子に座ってもらいました。ギリギリの来社でしたが、お詫びの一言もありませんでした。

さて、みなさん想像してみてください。季節は7月後半、ジャケット着て、真夏の太陽の下、ダッシュで走って来て、急に椅子に座るとどうなるか。

一気に汗が吹き出します。

座った学生さんの顔は、真っ赤で額には玉の汗、その汗がポタポタと机の上に落ち水たまりのようになっています。
学生さんは、そんな状態でもハンカチを出して汗を拭こうとはしません。
「汗を拭いたら」と思わず声をかけてあげると、ハンカチを出し、額の汗を拭き始めましたが、拭いても拭いても汗が出てきます。

「本日の面接はこれで終わります。」30分の面接が終わり、学生さんが立ち上げりました。
私の心の声。「当然、机の上の水たまり(汗)は、ハンカチで拭きとって、帰るでしょう、絶対拭き取るはず。」と期待しました、ところが、水たまり(汗)はそのままで学生さんは帰って行きました。

「え!その水たまり(汗)は誰が拭きとるの!」当然、私の仕事です。

面接評価について、記載しなくてもおわかり頂けると思います。面接以前の問題ですね。

今はWEB面接が主流ですが、WEBも同じです。指定された時間に1分遅れても
印象が悪いです。最終面接は対面が多いので時間に気をつけて。

学生さんを見るとき、私は、学生という観点では見ません。大学生であれば22歳というりっぱな大人としての行動、考え方が出来るか、社会人としての常識があるかを基本としています。
みなさんの行動、態度は大丈夫ですか?

企業説明会の後、お礼状・お礼メールは送るべき?

お礼メールを送信するなら面接後がいいです。(2025年3月14日)

WEB説明会はカメラOFFで行いますので、学生さん個々の印象はゼロに等しいです。対面説明会の場合、質問をしたり、聞く態度、表情が良かった学生さんは印象に残りますが、お礼メールの効果はありません。仮にお礼メールを送信するにしても思いを伝えられるような文面を書くのは難しいです。

説明会のお礼メールに効果はありませんが、面接後のメールであれば効果は大きいです。WEBであれ対面であれ約30分間、学生さんのお話を聞いていますので、明るい、元気、優秀など学生さんの情報がインプットされています。「あの学生さんからのメールだ」と認識できます。

但し、お礼メールがプラスに働くのは、面接での印象がとてもよく、是非入社してほしいと思える学生さんの場合です。面接評価が低かった学生さんが、どんなお礼メールを送信しようが合否は変わりません。
ということは、お礼メールに力をいれるよりも、面接対策に集中したほうがいいということです。

面接の印象が良かった方が、お礼メールで思いを伝えることで評価は更に上がるということです。その為には、「御社に入社したい、第一希望である、その理由は…」と思いを伝え印象の良い面接を行うことです。

説明会後のお礼メールは不要、面接後のお礼メールはプラスになりますね。

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