最終更新日:2025/4/18

藤沢市役所

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
神奈川県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 経済学部
  • 事務・管理系

地方公務員という選択

  • Y.K
  • 2013年入庁
  • 青山学院大学
  • 経済学部 経済学科
  • 資産税課
  • 土地の固定資産税評価に関する業務

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名資産税課

  • 仕事内容土地の固定資産税評価に関する業務

入社~現在までの仕事内容

入庁当初の部署は村岡公民館という地域職場でした。藤沢市は私にとって馴染みの無い街で、土地勘も皆無であったため、配属先を聞いたとき「村岡ってどこだろう」から始まり、不安が募ったことを今でも覚えています。
公民館では地域担当として、主に自治会町内会関連、防災関連の業務に従事していました。地域職場はアットホームで市民との距離が非常に近いため、人と話すことが好きな自分には向いている環境でした。
入庁5年目で広報課に異動になり、シティプロモーション業務を担当しました。自治体での運用がまだ珍しかったInstagramをはじめ、YouTubeでの動画配信、キャラクタープロモーション、民間企業とのコラボ商品の企画など、市役所の中ではかなり特殊な業務を多く経験しました。他部署から依頼を受け、様々なPRをサポートすることも多々ありました。おかげで、庁内での人脈も広がり、今後のキャリアにおいて大きな財産になったと感じています。
現在所属している資産税課は、税金に関わる厳格な業務を行う、「THE 役所」のような部署ですが、異動の度に様々な経験を積んで自身の適性を模索できることが市役所の面白いところだと思います。


藤沢市に決めた理由

私の地元は横浜市ですが、藤沢市との関わりはほとんどなく、江の島の花火大会に数回訪れた程度でした。しかし、地方公務員を目指す以上、その地域に根を下ろし人生を捧げる覚悟で進路を考えました。
地元の横浜市は政令指定都市として全国的に見ても完成された自治体であり、人口規模、産業、観光も他の追随を許しません。政策の先進性や事業スケールを考えても、横浜市だからこそ成し得ることが数多くあります。しかし、私は既に成熟した自治体で働くよりも、さらなる発展の可能性を秘めた自治体で働くほうが面白いのではないかと考えました。
藤沢市は政令指定都市を除けば県内で最も規模の大きな自治体であり、都市開発や経済政策も盛んです。同時に、歴史や文化へのリスペクトも根付いており、湘南の玄関口というロケーションにも恵まれた、活力のある街です。
「市役所なんて、どこに入っても同じだろう」と当時は周囲からも言われましたが、業務内容は似通っていても、自治体ごとに行政運営の理念やスタンス、地域資源は大きく異なります。そうした個性や可能性に魅力を感じ、数ある自治体から藤沢市を選んだ自分の判断は、今でも間違っていなかったと思っています。


オフの過ごし方

独身時代は、藤沢で一人暮らしをしており、週末には近くに住む同期とお互いの部屋を行き来しながら、ゲームをしたり、食事やお酒を楽しんだりしながら、仕事のことや恋愛相談(?)も含め、とにかく語っていました。
元々インドア派ではありましたが、結婚し子どもが生まれてからは、休日の過ごし方も変わりました。現在は、辻堂海浜公園などの大きな公園に出掛けたり、江の島のイベントを楽しんだりと、家族での外出が増えています。そのほかにも、大型のショッピングモールで買い物をしたり、福利厚生を活用して北部に農業体験に行ったりと、休日を満喫しています。
車の渋滞に悩まされることはありますが、藤沢は生活環境が整っており、市内だけで日常の大半が完結できる利便性の高さが魅力です。そのため、市外へ足を延ばす機会はそれほど多くありませんが、交通のアクセスも良いため、誰にでもおすすめできる街であると思っています。


会社の雰囲気

藤沢市役所は職員数が4,000人以上、部署も100以上のため、職員の個性や部署の雰囲気は千差万別です。
ただ共通して言えるのは、年齢や役職を問わず向上心を持ち、知識の習得、自己研鑽を惜しまない人が、その部署の中核を担っているということです。そして、そのような人材は正当に評価され、適切なポジションに配置されていきます。
このような人事のあり方は一見すると当然のことのように思えますが、民間企業のように数値化された業績・指標が設定しにくい市役所においては、決して容易なことではないと思います。
その上で、私の過去に経験した職場を振り返ると、公民館は出先職場という特性上、職員同士の距離が近く、お互いが助け合うアットホームな雰囲気がありました。一方で、広報課は少数精鋭で、お互いが切磋琢磨しあい、変革を求めるプロ意識の高い職員が多い部署でした。現在所属する資産税課は若手職員が多く、活気があるものの、基本的に誤りが許されない業務であるが故に、保守的な雰囲気があります。
各部署の業務内容は異なりますが、今後は変化を恐れず、チャレンジングな精神を持つ職員が、市役所の中心となっていくのだろうと感じています。


学生へのメッセージ

仕事に対する価値観や就職への考え方は人それぞれであり、正解があるわけではありません。しかし、ひとつ言えることは、民間企業を含め、「何となく」で就職先を選ぶことは不幸な結果を招きかねないということです。
このページをご覧になっている方は、少なからず地方公務員の仕事に関心があり、藤沢市という自治体を選択肢の一つとして考えていただいていると思います。しかし、「何となく公務員は働きやすそうだから」「何となくこんなことがしたいから」といった曖昧な理由だけで選んでしまうと、入庁後に理想とのギャップを感じた際に苦しくなるかもしれません。
待遇、ワークライフバランスが重要な要素であることは言うまでもありません。しかしそれ以上に大切なのは、地方公務員として藤沢市政、そして藤沢市民のために、自分のどんな能力を活かし、どのような貢献ができるのかを考えることです。藤沢市にはその思いを実現できるフィールドがあります。
現代は情報が溢れ、就職活動においても迷いや悩みが尽きないかもしれませんが、自身の意思で悔いのない選択をしていただきたいと思います。
その結果として藤沢市を選んでいただけたら、大変嬉しく思います。


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