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経営者インタビュー
「人の想い」を重視したM&Aで
人口減少時代の日本経済の成長と社会課題の解決に貢献したい

「人の想い」を重視したM&Aで
人口減少時代の日本経済の成長と社会課題の解決に貢献したい
代表取締役社長
荒井 邦彦さん
当社はM&Aの仲介を軸にM&A・事業承継のプラットフォーム「SMART」の運営やコンサルティングなどを手掛けていますが、私が会社を立ち上げた1997年は日本のM&A市場はまさに黎明期といった状態でした。ですが、私自身は前職時代(公認会計士)にM&Aのダイナミズムや影響力を実感し、M&Aを切り口に新しい産業や成長企業を創出したいと、ひたすら走り続けてきました。それだけに今日、M&Aがビジネス戦略として定着したことに大きな喜びを感じています。
しかし、近年は会社設立当時よりも、日本の成長性が鈍化しています。人口減少によって働き手や消費者が縮小する中で、いかに生活水準を落とさずに社会を維持していくか、ということを模索しなければなりません。
そこで、当社が2022年に策定したのが「世界を変える仲間をつくる。」というコーポレートミッションです。「1社ではできないことも、M&Aによって仲間が増えれば実現できるようになるはずだ」。コーポレートミッションに込めた思いを胸に、当社は事業承継型M&Aの市場でのシェア拡大を図りつつ、スタートアップ企業のExitを目的としたM&A市場の開拓にも注力することで、日本経済に好循環をもたらしていきます。かつて商売においては「読み・書き・そろばん」が必須とされてきましたが、これからは「M&A」が付け加わる。そんな日が来るのもそう遠くはないかもしれません。当社はその牽引役となりながら、24年9月期には売上高を181億円(22年9月期の約1.7倍)に、社員数を約300人(22年9月時点の約1.4倍)に増員したいと考えています。
もちろん、「仲間づくり」を実現するには「人と人のつながり」を大切にしなければなりません。だからこそ私たちは今、(1)COMMUNICATION(高度な対人対応ができる方)(2)VITALITY(高い成長意欲を持ち、圧倒的な努力を積み重ねていくことができる方)(3)FOOTWORK(社会課題の解決にやりがいを感じ、自発的に業務に取り組むことができる方)を持った人材を求めています。現状は多くの社員が中途採用者なのですが、当社には万全の教育研修体制があるうえ、弁護士や会計士など経験豊富な社員がいるので、新卒の皆さんも積極的に仕事に取り組めば、数年で一人前のコンサルタントになれるでしょう。それからもう一つ、私が成長に必要な要素だと思うのは「常に前向きでいること」です。M&Aは一件一件が真剣勝負で、時には買い手と売り手の間で板挟みになってしまうこともありますが、前向きに最適解を求めれば必ず道は拓けるはずです。
当社でのチャレンジに特別な知識は必要ありませんし、年齢や資格の有無も関係ありません。「M&Aで日本経済を元気にしたい」という思いを共有できる方々と出会えることを心待ちにしています。