【体育会系学生の皆さんが企業情報を正しく受信するための大切なお知らせ】

【マンガで読む】体育会系学生のための忙しくてもできる就職活動の進め方 【マンガで読む】体育会系学生のための
忙しくてもできる
就職活動の進め方

【自己PR、志望動機、面接で表現するもの】

相手に伝わりやすい
自己PRとは…?

何だかありきたりな文章ではないか? 自分の特長を文章でうまく伝えられていないのでは?…と不安を感じながらも、時間がないからといって、業種や職種を問わず同じような内容の自己PRを複数の企業で使い回すようなことは絶対にNGです。

企業ごとに求められている能力や自分がそこで働きたいと思ったきっかけは、本来、異なるはずです。なぜ、そこで働きたいと思ったのか、入社後はどんなビジョンを持っているのか、といった自分独自の考えを、きちんと伝えられる方法をさくらちゃんや翔くんと一緒に考えてみましょう。

企業の目にとまる
独自の視点を
盛り込もう

マンガ

【計測器メーカーA社の
志望動機として、
さくらちゃんが書いた例文】

    業界のトップランナーとして、40年以上もの長い道のりを走り続ける貴社に魅力を感じ、貴社が掲げるAIを利用した新製品の開発にも携わりたいと考えました。私は今まで陸上の短距離走者として、コンマ1秒、コンマ01秒といった単位でタイムをコツコツと十数年かけて縮めることに精力を傾けてきました。貴社の40年の道のりは、このコンマ以下の時間の精度にこだわり、それを膨大に積み重ねてきた記録です。そして貴社が扱う計測器の正確性や堅ろう性がユーザーから長い期間信頼され続けてきた証でもあると考えます。

    貴社に関心を抱くようになったのは高校生のときです。中学校の部活ではあまり高価なストップウォッチを学生が自由に使えませんでした。高校に入って初めて貴社のストップウォッチ「ピッタリTime」を自由に使えるようになり感動した記憶があります。1/100計測ですと同タイムだと言われても体感的には釈然としない経験が何度かありました。ただ「ピッタリTime」のように開始·停止ボタンの反応のラグがなく、1/1000秒まで測れると明確なタイムの違いが分かりとても納得感が得られました。強い日差しや雨の中でも視認性が高いのに加え、とても頑丈なことも部員のお気に入りのポイントです。部活ですと少し乱暴な扱い方をするメンバーもいる中でまったく故障することなく機能してくれています。精密機械は壊れやすいイメージを持っていたのですが、そのイメージが完全に覆り、同じストップウォッチでも、企業によってこんなに差があるということに感銘を受けました。

    また、貴社は最新のAI技術を積極的に取り入れて、将来的なタイム予測や、使用した日の気温や風速、天候などをデータとして記録できる新製品を開発されていると会社説明会でも聞きました。データをアプリで管理することで、自分のコンディションを理解しやすくなるというのは、選手経験を通じて非常に共感を得た部分です。こうした優れた商品を生み出し、今後も長く社会に必要とされる企業の一員としてともに新しい道を走っていきたいです。

マンガ

今回のまとめ
キャプテンアイコン

これまでスポーツに取り組んできた体育会系の皆さんは、どうしてもスポーツで残した記録や成績に目がいってしまいがちじゃないかな? そして自分には輝かしい成績もなければ、ユニークな経験などもないと不安になってしまう人もいるのかも知れない。でも、今回の事例のように、さくらちゃんは日常の陸上の練習で得た発見(ストップウォッチの優秀さに対する感動)を企業の志望動機につなげられたよね。

皆さんも同じように、改めて自分の経験を振り返ってみてほしい。そして、きっかけが見つかったら、それを企業の活動と結びつけて、相手に分かりやすく伝えられるようにするだけだよ。内容に不安を感じるなら、スポーツに興味がない友人や家族などに理解できる内容なのかどうかをチェックしてもらおう。

「部活で忙しいのに、自己PRや志望動機のネタも考えなくちゃ…」と悩んだり、参考になるものはないかと他の学生の事例などを収集したりするのに時間を費やすのはもったいない。ネタは皆さんの経験の中に転がっているぞ! 時間よりも取り組み方を工夫してみよう。

企業を相手にした面接は練習の成果を発揮する試合のようなもの。日々練習に励んで成功を勝ち取ろう!


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