「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

金融業界

クレジット・信販・リース・その他金融(クレジット・信販)の業界地図

クレジットカード業界は、キャッシュレス決済の浸透で成長が続く。ただ、不正利用額も増えており、十分な対策が必要だ。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

クレジット・信販

ホンダファイナンス

クレジット・信販・リース・その他金融(クレジット・信販)業界に関係する企業情報

クレジット・信販・リース・その他金融(クレジット・信販)業界の「現在」と「未来」

信用供与額は100兆円突破。成人1人で3枚保有

日本クレジット協会によると、2023年のクレジットカード(クレカ)ショッピング信用供与額は、前年比12.7 % 増の105兆7,272億円と、100兆円を超えた。23年3月末のカード発行枚数は3億860万枚で、20歳以上の人口比で1人当たり3枚を保有している計算。クレカ発行企業は銀行系、信販系、流通系など。電気やガス、水道などの公共料金に加え、納税などもクレジット支払いが増えており、今後も信用供与額、発行枚数とも増えていきそうだ

法人決済市場も開拓。不正利用は過去最高

クレカの伸びは、キャッシュレス決済の普及が大きい。経済産業省によると、23年のキャッシュレス決済比率は39.3%。このうち、クレカの利用は全体の83.5%を占める。ただ、スマホや2次元コード決済も増え、クレカ会社も加盟店確保が課題。今後は、約1,000兆円ともされる法人決済市場の開拓も進める。一方、クレジット協会によると23年のクレカ不正利用は540.9億円と、前年より100億円以上増えた。フィッシングなどによる番号盗用が全体の約94%を占める。

データで見る業界のポイント

クレジットカードショッピング信用供与額/契約数

クレジットカードショッピング信用供与額/契約数
「クレジット関連統計」(日本クレジット協会)2024年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

業界地図

就活準備コンテンツ

ページTOPへ