■基本情報九州のほぼ中央に位置。福岡・大分・宮崎・鹿児島の各県と接し、有明海を隔て長崎県とも接します。豊かな自然に恵まれ「阿蘇くじゅう国立公園」、「雲仙天草国立公園」と2つの国立公園を有します。水資源も豊富で、2012年、政令指定都市に移行された熊本市の上下水道はすべて地下水。人口70万人を超える都市としては、世界的にも珍しいケースです。 |
■事業所数
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■産業産業別就業者の割合は、第1次産業が10.5%、第2次産業が21.2%、第3次産業が68.3%(平成22年国勢調査より)で、九州・山口・沖縄エリアでは、第1次産業の割合が宮崎県に次いで高くなっています。広大な土地や自然を活かした産業が特に発展しています。 |
<半導体産業>1960年代に大手企業の半導体製造工場が相次いで進出して以来、県のリーディング産業として発展。日本有数の製造拠点となっています。 |
<輸送用機器産業>自動車メーカーの北部九州への立地に伴い、自動車部品メーカーが相次いで立地。2輪車生産工場の集約や、造船所、造船工場をはじめ、近年では航空宇宙関連産業も伸びてきています。 |
<食品関連産業>豊かな水資源や阿蘇をはじめとする自然環境、九州の中央に位置する立地条件などを活かし、ハム工場やパン工場、ワイン工場などの食品工場が数多く立地。食の安全性への関心、地産地消の機運が高まるなか、農商工連携による安全な加工食品の開発が活発に行われています。 |
<ソーラー産業>2009年度に「くまもとソーラープロジェクトチーム」を発足。県内各地でメガソーラー事業を誘致するなど、半導体、自動車に次ぐ産業に育成するための取り組みを開始しています。 |
<農業>農業産出額全国5位を誇る農業県。全国シェア98%以上とほぼ独占に近い、い草をはじめ、なす・すいか・トマト・デコポン・葉たばこなどが、全国シェア1位となっています。 |