■基本情報日本の南西端に位置。東西約 1,000 q、南北約 400 qに及ぶ広大な海域で、48の有人島と112の無人島から構成される離島県です。那覇市では、平均気温20℃以上の月が8カ月続くなど1年を通じて温暖で、真冬でも10℃以下になることは希少。一方で、35℃を超える猛暑日になることも非常に少ないのが特徴です。総人口は全国29位ですが、人口密度は全国9位。九州・沖縄・山口エリアでは福岡に次いで高い県です。 |
■事業所数
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■産業産業別就業者の割合は、第1次産業が5.4%、第2次産業が15.4%、第3次産業が79.2%(平成22年国勢調査より)。第2次産業の割合が日本一低く、一方で、第3次産業の割合は東京に次いで高い県です。沖縄ならではの食事や、観光地としての産業が発展しています。 |
<観光業>温暖な気候と豊かな自然、独特の歴史・文化といった観光資源に恵まれた全国有数の観光地です。観光収入が県内総生産の1割強を占めており、県のリーディング産業となっています。また、2000年の「九州・沖縄サミット」開催をきっかけに、国際会議や企業コンベンションといったイベント開催地としての体勢作りを、官民一体で進めています。 |
<情報通信関連産業>1998年より「沖縄県マルチメディアアイランド構想」を掲げ、観光・リゾート産業と並び県の経済を牽引する中核的産業として県外から積極的に企業を誘致。コールセンターをはじめとする情報サービス産業、コンテンツ制作、ソフトウエア開発などの企業が、県内各所に立地しています。 |
<農業・水産業>沖縄にしかない独自の気候を活かし、サトウキビやゴーヤ、トロピカルフルーツなどを生産。またサンゴ礁海域の特性を活かした漁業・養殖業の振興にも力を入れ、モズクやクルマエビの養殖による生産量は全国1位となっています。 |
<バイオ産業>沖縄独自の生物資源を活用し、健康食品や化粧品などを製造する健康食品・バイオ関連産業を次世代のリーディング産業として推進。沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センターを拠点に、産学官共同研究や新商品の開発を行っており、今後の発展が期待されます。 |