産業の特長

産業の特長

■基本情報

九州の東南部に位置。年平均気温全国3位と温暖な気候に恵まれ、プロ野球チームのキャンプ地としても知られています。地域としては、宮崎市・西都市を中心とした中部、延岡市・日向市を中心とした北部、都城市・小林市を中心とした西部、日南市を中心とした南部に大別されます。

■事業所数

■産業

産業別就業者の割合は、第1次産業が11.8%、第2次産業が21.6%、第3次産業が66.6%(平成22年国勢調査より)で、県民所得に占める第1次産業の割合が高い県です。温かい気候を利用した産業が特徴です。

<先端産業>

全国3位の降水量に裏付けられる豊富で純度の高い水資源と、空港に近い利便性を活かして、半導体産業の拠点が点在。“シリコンアイランド九州”の一翼を担っています。また、プラズマディスプレー、ソーラーパネル、医薬品等の先端産業も、宮崎市郊外・東諸県郡を中心に立地しています。

<ソーラー産業>

日照時間全国3位、快晴日数全国2位など、宮崎県は日照環境に恵まれており、住宅用太陽光発電システム普及率は全国2位となっています。2009年には、県が「みやざきソーラーフロンティア構想」を策定。メガソーラー事業に取り組む企業の誘致、地場産業の参入支援、太陽光発電や太陽電池産業と他の産業との連携など、様々な取り組みを開始しています。

<農業・畜産業>

温暖な気候を利用して、様々な作物を生産。きゅうり(全国1位)、ピーマン(全国2位)、マンゴー(全国2位)など、日本有数の産地となっています。また、「宮崎牛」「みやざき地頭鶏」といったブランド品種で知られるように、畜産業も牛・豚・鶏を問わず盛んです。

<酒造業>

いも・麦・そばなど、多彩な原料を使用し、鹿児島県に次ぐ全国第2位の焼酎出荷量を誇ります。2000年代の焼酎ブームにのって、急成長を遂げた酒造メーカーも出現。現在では、半導体、畜産加工品等と並び、県内の製造業の中でも主要な位置を占めています。