■基本情報 九州の北東部に位置し、「九州の屋根」とよばれるくじゅう山群をはじめ、県内各地に山々が連なっているため、平野部の少ない県として知られています。また、2つの火山帯が走っているため、県内のいたるところで温泉が湧出しており、泉源数・湧出量日本一の温泉王国。北部（中津市・宇佐市など）、東部（別府市など）、西部（日田市など）、中部（大分市など）、豊肥部（竹田市など）、南部（佐伯市）の地域にわかれ、あらゆる自然に恵まれています。	■事業所数
■産業 産業別就業者の割合は、第1次産業が7.5％、第2次産業が24.3％、第3次産業が68.2％（平成22年国勢調査より）。高度経済成長期より工業を中心に発展し、現在でも第2次産業の割合が九州で最も高くなっています。中でも工業分野の事業が盛んです。

＜製鉄・石油化学産業＞ 高度経済成長期に「新産業都市」の指定を受け、大分臨海工業地帯として栄えた大分市。国内有数の製鉄所と石油化学コンビナートを備える複合的な工業地帯が広がっています。	＜電子部品産業＞ 大分空港のある県北国東地域がテクノポリスに指定されたのを機に、半導体、電子・電気機器など最先端技術企業の立地が急速に進行。別府市を母都市として、産業圏が形成されています。	＜自動車産業＞ 隣接する福岡県の北九州空港周辺が自動車関連産業の一大拠点となっている事に伴い、県北エリアで自動車産業の立地が促進。中でも中津市は大手自動車メーカーの操業地でもあります。
＜エネルギー産業＞ 火山帯が多く、温泉湧出量日本一の大分県では、地熱発電が盛んで、自然エネルギー自給率は他県を大きく引き離して日本一。再生可能エネルギーの重要性に注目が集まるなか、エネルギー産業を県経済の新たな牽引産業とするための取り組みが注目されています。	＜観光業＞ 別府・湯布院という九州を代表する2大温泉地を有するほか、雄大な自然が楽しめる九重町など観光名所が多数。運輸・飲食店・宿泊施設など旅行・観光関連業は、県の重要な産業の1つです。

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