総事業高約3兆8,000億円。若年層向け宅配伸びる
全国314の生協が加盟する日本生活協同組合連合会によると、2020年度の総事業高は前年度比7.0%増の3兆7,978億円と伸びた。組合員数も同1.2%増の2,996万人。特に全国120の地域生協の売上高は同11.8%増の3兆683億円で、このうち食品や家庭用品、衣料品などの宅配事業は同14.9 % 増の2兆1,170億円と好調だった。巣ごもり需要により、若年層の利用が増えているという。地域生協は配送職員が配達先の高齢者の安否確認などの役割も果たし、今後も活躍しそうだ。