高まり続ける高齢化率。異業種の介護参入増える
内閣府の高齢社会白書によると、2020年10月末時点での65歳以上の人口は3,619万人、全人口に占める割合は28.8%。この割合は、36年には33.3%になると予測され、介護の重要性を指摘している。介護施設は、主に社会福祉法人が運営する介護老人福祉施設、主に医療法人が運営する介護老人保健施設のほか、民間が主体の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)がある。要介護者(要支援者含む)は21年3月末で約668万6,000人と増加し、これに伴い異業種からの介護事業参入も増えている。