市場規模は約9兆円。 人材派遣事業が最大
人材サービス産業協会によると、業界は求人広告、人材紹介、人材派遣、請負の4種に分けられ、年間約800万件の求人を取り扱い、約475万人のマッチング、就業管理を行っている。この4種を複合的に行う事業者も多く、市場規模は売り上げベースで約9兆円としている。このうち、厚生労働省の労働者派遣事業報告書によると、2019年度の派遣事業の売上高は前年度比23.3%増の7兆8,689億円。全国求人情報協会によると、19年度の求人情報サービスの市場規模は同19.5%減の7,669億円としている。