戦前の繊維商社がルーツ。2020年の卸売は20%減
アパレル商社は、国内外から衣料品の原材料や商品を仕入れるビジネスモデル。戦前の繊維商社がルーツとされる。海外ブランドの使用権を取得して商品を作るブランドビジネスを展開する場合もある。業界は総合商社系、メーカー系、独立系に分けられる。
経済産業省の商業動態統計によると、衣服・身の回り品卸売業の2020年の販売額は、前年比20.7%減の3兆9,850億円と、大幅に減少した。アパレル小売りがコロナ禍による外出機会の減少などにより、3年連続減となった影響を受けた形。