「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

サービス・インフラ業界

アミューズメント・レジャーの業界地図

テーマパークなどのアミューズメント施設は、コロナ禍の反動もあって好調を続けている。ゴルフ場も人気回復が続いている。

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アミューズメント・レジャー業界に関係する企業情報

アミューズメント・レジャー業界の「現在」と「未来」

テーマパークの売上高は約30%増。値上げのほか、変動価格制も導入

アミューズメントやレジャー産業の業態は、テーマパーク・遊園地、ゴルフ場、ゲームセンター、パチンコ・パチスロなどと幅広い。このうち、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、2023年度の遊園地・テーマパークの売上高は前年度比29.6%増の8,703億円、延べ入場者数は同15.4%増の約7,290万人と、いずれもコロナ禍前の19年の水準を超えた。売上高の伸びが大きいのは人件費や電気代の上昇によって入場料金を引き上げたためだ。大型テーマパークは、土日祝日や長期休暇期間の価格を高くする変動価格制を取り入れ、混雑緩和も図るほか、来場者を飽きさせない大型設備投資を続ける。

ゴルフ場は若者の利用が増える。遊技台数は減少傾向

ゴルフ場も堅調だ。特定サービス産業動態調査によると、23年度のゴルフ場の売上高は前年度比1.7%増の1,055億円、来場者も同1.3%増の延べ1,044万人だ。高額なレジャーというイメージからゴルフ人口は減少傾向だったが、利用料金の引き下げなどで、若年層が増えている。

一方、特定サービス産業動態統計調査によると、パチンコホールの23年度売上高は同7.4%増の2兆8,319億円と3年連続で増加。ただ、遊技機の規制強化と遊技人口の減少などにより、設置台数は同0.9%減の約63万台だ。

データで見る業界のポイント

遊園地・テーマパークの売上高、入場者数の推移

遊園地・テーマパークの売上高、入場者数の推移
「特定サービス産業動態調査」(経済産業省) 2024年

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※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

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