AV機器は4年連続の減少。産業用の需要開拓が必要
電子情報技術産業協会によると、2023年の民生用電子機器の国内出荷額は前年比10.1%減の1兆1,232億円と、4年連続で減少した。主力のテレビなどの映像機器が同12.7%減の5,100億円となったことが響いた。ナビゲーションなどのカーAVC機器は同8.4%減の5,426億円と、2年連続で映像機器を上回った。日本企業が高い世界シェアを持つ録画再生機は、ネット配信の普及により、DVDレコーダーが同26.6%減、BDレコーダーが同23.2%減と落ち込みが続いている。