「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

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鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)の業界地図

金属鉱物などの開発から精錬までを担う鉱業の大手は海外進出が盛んだ。一方、純国産資源である石灰石の採掘は安定的だ。

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炭鉱

三井松島ホールディングス

住石ホールディングス

釧路コールマイン

石炭資源開発

鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)業界に関係する企業情報

鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)業界の「現在」と「未来」

海外の鉱山開発が盛ん。経済安全保障推進法で支援

鉱業は、金、銀、銅などの金属鉱物、ウラン、石炭などのエネルギー系鉱物、岩塩などの非金属系鉱物について、探鉱から試掘・採掘、選鉱、製錬までを担う。かつての日本には多くの金属鉱山があったが、資源の枯渇や円高などによって閉山が相次いだ。これに伴い、鉄鉱石や銅鉱石などの金属鉱物について大手企業が海外の鉱山開発に乗り出し、国内で精錬する体制を築いている。ただ、資源開発は新興国との競争、優良鉱山の減少などで困難さが増している。政府は安定供給に向けて経済安全保障推進法により、当面、マンガン、リチウム、レアアース(希少金属)など9品目の探鉱や鉱山開発などを助成している。

純国産資源の石灰石。全国に200以上の鉱山

国産率100%の資源が石灰石だ。方解石という鉱物でできている岩石で、セメント原料やコンクリート骨材、製鉄向けなど用途は広い。鉱山は北海道から沖縄まで全国に200以上ある。石灰石鉱業協会によると、2023年度の生産量は前年度比5.8%減の1億1,940万トンの見込みで、24年度は同1.4%増の1億2,100万トンを見通している。

データで見る業界のポイント

石灰石の生産量推移

石灰石の生産量推移
「石灰石の需給見通し」(石灰石鉱業協会)2024年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

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