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- アクセンチュア
- コンサルティングファーム
- 2025年10月4日配信
【石井】
皆様こんにちは。本日はアクセンチュア株式会社会、会社説明にお集まりいただきましてありがとうございます。
私、人事本部の石井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
まず初めに、説明を始めさせていただく前に、皆様へのお願い事項を共有させていただきます。
本日のイベントを動画で撮影する行為、投影資料を撮影また画面録画するような保存の行為はご遠慮お願いいたします。
また、この後お話しさせていただきます、就活準備に関わるアドバイス等は、人事本部の見解ではなく、あくまでリクルーター個人の見解であるのでご理解をお願いいたします。
また本日、出席票の確認を行っておりますので、オレンジ色のバナーのところからクリックをお願いいたします。
本日の会社説明、大きく分けて5つの項目でお話を進めさせていただきます。まずはこちらの説明を始める前に少しだけ、私の自己紹介もさせていただければと思います。
改めまして私、石井と申しまして、アクセンチュア株式会社で人事本部新卒の対応担当をしております。
専門領域新卒採用となっておりまして、アクセンチュアの好きなところも記載をさせていただきました。
こちら、「多様な価値観に日々刺激を感じることができるところ」というふうに書かせていただいたんですけれども、この後の話にも出てくるんですが、アクセンチュア、本当にさまざまなバックグラウンドを持った社員が活躍しておりまして、その社員とともに働くことで、私自身、新たな視野ですとか、成長を感じるとというのが日々あるなと思っておりまして、書いたところを挙げさせていただきました。
では、ここからアクセンチュアの会社説明、ご紹介を進めさせていただきます。
アクセンチュアは、テクノロジーの力を活用して未来を実現する総合コンサルティング企業です。
設立から一貫してテクノロジーを活用したコンサルティングを行っておりまして、世界でも有名な『FORTUNE』というビジネス雑誌、こちらで“世界で最も称賛されるITサービス企業”第1位に選ばれるなど、総合コンサルティング企業でありながら、ITサービス企業としても高い評価を得ています。
またアクセンチュアと聞いていただくと、外資系のイメージ強い方が多いんじゃないかなとは思うんですけれども、日本においても60年以上にわたり、お客様のご支援をさせていただいております。
そんなアクセンチュアの目指すところ、「Purposeと360°バリュー」というところについてお話をさせていただきます。
アクセンチュアは、“テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する”、こちらをPurposeとして掲げています。
アクセンチュアは、世の中の「変化を促す存在となる」ことで、お客様や社会のために360°全方位型の価値を創造提供しています。
この「360°バリュー」とは、こちらは企業の財務的なパフォーマンスだけではなく、優れた顧客体験や持続可能性といった多様な価値基準、また従業員や地域社会、株主、主要なパートナーといった多様なステークホルダーへの利益に基づいた多次元的な価値評価の形態となっております。
少し難しい説明になってしまったところもあるかなとは思うんですけれども、こちらホームページ等にも詳しく掲載をしておりますので、ぜひ頭の片隅に入れておいていただければうれしいなと思っております。
続いて、コンサルティング。
お客様がアクセンチュアの支援を求めるとき、というのは、変革が必要なときになります。
変革が必要なとき、それはすなわち何かを大きく変えなければならないときです。
お客様が今まで行っていたビジネス、その先に経験のない新しいことにチャレンジする、そういったときには力が必要になります。学生の皆さんも、学校の勉強を続けながらアルバイトをしながら、新しいチャレンジをする、そういったとき「誰かのサポートが欲しいな」、そんなふうに思うこともあるかと思います。
企業に関してもこれは同様になっておりまして、お客様の抱える課題の例にも挙げさせていただきましたが、「海外での売り上げを上げるためにはどうしたらいいかな?」、「顧客データを分析して、新しいサービスを生み出したいんだけど、何から始めていいんだろう?」、そういった声お客様のお悩み事、抱えている課題に関して、アクセンチュアはコンサルティング、並走してお客様のチャレンジしたいこと、そちらを支援させていただいております。
今の時代、お客様のビジネス変革にはテクノロジーの力、こちらが必要不可欠になっています。
今、皆さんの使っているPCやスマホのない生活って、多分考えられないんじゃないかなと思うんですけれども、現代には進化し続けるテクノロジーがあり、そちらこそが現代のビジネスにおけるルールや前提を変えています。
アクセンチュアは、設立当初からテクノロジーを活用したビジネスコンサルティングを行っておりまして、そういった今までの知見、ナレッジを生かして、お客様のビジネス変革というものをサポートさせていただいております。
変化の激しいこの時代に、どんな領域においてもテクノロジーなしではビジネス競争を勝ち抜いていくということ、こちらは非常に難しくなっています。
ここまでコンサルティング、アクセンチュアの話をさせていただきましたが、実際に日常生活の中でアクセンチュアという言葉を聞く機会ですとか、目にする機会はそう多くないかもしれませんので、こちらでは数字を使って、アクセンチュアがどのような会社なのかというところをご説明させていただければと思います。
まず、こちらのスライド左側からご説明をさせていただきます。
左側の棒グラフ、こちらはグローバルの売上の伸び率になっております。
そして折れ線のグラフ、こちらは日本の社員数のグラフになっています。
こちら、ご覧いただいてわかるように、右肩上がりで成長を続けているということがおわかりいただけるかと思います。
この表はグローバルの売上を記載させていただいているんですけれども、日本法人はどうなのかっていうところでいいますと、日本法人は過去11年連続で2桁成長をしております。こちらはグローバルと比較しても、特段高い数字となっております。
また、この過去11年の中で社員数は約5倍にまで増えております。
続いて、右側のご説明をさせていただきます。
こちらは多くのお客様と長期的なビジネスパートナーとしてお客様の支援をしているというところを表しているものになるんですけれども、上のところ、冒頭にもお話ししました、世界で有名なビジネス雑誌の『FORTUNE』誌が出しております100社、もしくは500社における取引先、こちら平たくいうと売上規模の大きい会社ですね。こちら、500社挙げたうちの約75%以上、こちらの企業様とアクセンチュアは取引をさせていただいております。
この数値において、誰もが知っている商品やサービス、企業様、そちらをアクセンチュアが支援しているということをおわかりいただけるかなと思います。
続いて、下のところですね。
こちらはアクセンチュアの国内の売上取引の多い企業様を、上から順に100社並べたときの数値の表している図となっております。
こちらの100社のうち、10年以上長期にわたり取引をしている取引先というのは、100社あります。つまり、お客様の長期にわたるビジネスパートナーとして、アクセンチュアは成果の創出、そして次の課題解決への歩みを進めているということがこちらからおわかりいただければと思います。
さて、数字で見るアクセンチュアというところで、先ほども少し触れました社員数のところ、お伝えをさせていただきます。
まず、アクセンチュア52カ国、200都市以上に約80万人の仲間がおります。そして日本にも現在約2万5,000人の仲間がいます。
これからお仕事探していく中で、会社が成長し続けているのか、そして安定しているのか、そこに仲間が多くいるのかというのはすごく気になるポイントかなと思いますので、そういったところはこちらでご理解いただければうれしいです。
さて、少し戻りましてコンサルティング、アクセンチュアの役割というところをお話しさせていただきます。
アクセンチュアは、お客様の目指すべきゴールを示し、ゴールに向けて、お客様とともに歩み、お客様を常に正しい道筋へと導いています。
お客様が新しいビジネスチャレンジを始めたいというときに、今までの経験がある地図を持ってスタート地点に立ったとします。
でも変化の激しい、早い現代において、その地図ではゴールにたどり着けない可能性もあります。
また、その道のりは平坦ではなく、多数の困難も待ち受けていることがあります。
そういったときに、アクセンチュアはお客様とともに、スタート地点からゴール地点まで一緒に並行並走してナビゲートしていく、そんな役割を担っています。
コンサルティングとは、こちらお聞きいただいたことのあるワードの方もいらっしゃるかとは思いますが、どんなイメージを持っていらっしゃるでしょうか。
従来のコンサルティング、コンサルタントといいますのは、どちらかというとアドバイザーとしての役割で認識されている方が多かったんじゃないかなというふうに思います。
企画書をつくって、提出して、「こんなふうにやってみてください」とお客様にアドバイスする、そんな役割です。
しかし、現在のコンサルタントにおいては、この従来のアドバイザーとしての役割だけではなく、成果をともに創出するお客様のビジネスパートナーとしての役割が多く求められています。
企業が抱えている課題、そしてその企業が行きたい場所、あるべき姿に向かうために、その道の専門家として、私たちアクセンチュアはお客様をあるべき姿へナビゲートさせていただいております。
さて、続いてはアクセンチュアの強みについてお話を2つさせていただければと思います。
ひとつ目、戦略から実行までEnd to Endで支援するというところになっております。
アクセンチュアは変革の道筋を描き、ゴールまでお客様とともに走り、ビジネス成果を提供しますというところをお話しさせていただいたかと思うんですが、実際にはどんなふうにそれをしているかというところですね。
こちらの図、濃い紫色で囲まれている「ビジネスコンサルティング」「インダストリーX」「テクノロジーコンサルティング」「オペレーションコンサルティング」「ソング」、こちらは組織の名前になっております。
社員はこちら、いずれかの組織に所属をしてそれぞれの業務を行っています。
こちらのそれぞれの組織、業務範囲において業務を進めていく中で、外側のグレーの文字で書かれている、こちらが競合他社になっていきます。
アクセンチュアは戦略から実行までEnd to End支援することができますので、業界の競合他社というのも多岐にわたるというところがこちらからおわかりいただけるかと思います。
続いて、アクセンチュアの強み、2つ目です。
こちらはグローバルネットワークとなります。お客様の課題やフェーズに応じて、アクセンチュアでは世界中の多様な人材でチームを編成しています。世界中で蓄積したナレッジというのがアクセンチュアの武器となっております。
こちら、お客様がたとえば「海外進出をしたい」「世界で同一品質のサービスを提供したい、また「コストの低減をしたい」、こういったお悩みを持っているときに、アクセンチュアの強みであるグローバルネットワークというのが生かされてきます。
日本国内の拠点だけではわからない現地の市場ですとか、そういったものがわかるメンバーが世界中に多数いますので、こういったメンバーとチームを組んで、お客様のお悩みというのを解決することができます。
今、海外のお話もさせていただきましたが、こちらでは国内拠点のお話をさせていただきます。
「国内拠点もさらなる拡充をしています」というところで、東京と関西を国内における主要都市と位置付けてはいるんですけれども、こちらの地図にもありますように、北海道、仙台、福島、東京、神奈川、名古屋、関西、前橋、福岡、熊本と、国内にも多数の拠点があります。
今ご覧いただいている皆さんのお住まいの近くにも、もしかしたらアクセンチュアの拠点があるかなと思います。
ちなみに、神奈川の「みなとみらいオフィス」というのは、新卒・中途関係なく、研修の拠点となっておりますので、こちらで日々入社したメンバーが現場の研修というのを行っております。
ここまでアクセンチュアの概要についてお話をさせていただきましたが、ここからアクセンチュアのカルチャーについてお話をさせていただければと思います。
アクセンチュアでは5つの取り組みを行っております。
1枚目のスライドでは3つご紹介させていただきます。
「Gender Equality」「Cross-cultural diversity」「Disability inclusion」、上からそれぞれ「目指す姿」「代表的な取り組み」、その「成果」というふうな順で並べさせていただいております。
ご覧いただいている方、特にご興味があるのは「Disability inclusion」なんじゃないかなと思いますので、こちらを中心にお話をさせていただければと思います。
こちらでは、障がいのある社員も能力を発揮できる職場環境へというところ。また、障壁のないインクルーシブ、受容的な環境の保障というのを目指しております。
その中での代表的な取り組み、ひとつ目が聴覚障がいを持っている方、また聴覚障がいを持つメンバーと一緒に働く社員がよく活用しているトランスコミュニケーターというもの、こちらがございます。
こちらは音声の文字起こしソフトとなっているんですけれども、社内で開発されたものになっておりまして、幅広く活用されております。
発話した内容をこちらへリアルタイムで文字起こししてくれるという機能はもちろんなんですけれども、それに加えて、コンサルティング業界特有の用語、そういったものもリアルタイムで文字起こしすることができるような機能がついております。
また、元々中に内蔵している登録した文字の読み上げの機能ですとか、打った文字を読み上げてくれるといった、そういった機能もついておりますので、聴覚障がいを持つ社員の会議に関しても発話をサポートすることができる、そんな機能を持っているソフトとなっております。
続いて、ジョブコーチ制度についてもご紹介をさせていただきます。
こちらは、障がいを持つ社員の方をサポートさせていただく「専門定式な知識を持っているジョブコーチがいますよ」という制度になっております。
お仕事を進める上では、実際の業務の上司にあたるスーパーバイザーがいるんですけれども、そのスーパーバイザーとジョブコーチは密に連携をとっております。
こちら、業務に関するお悩み事はスーパーバイザーにしていただく、お仕事をする上で「障がいとどう向き合ったらいいのかな?」、そういった相談事はジョブコーチにしていただく。そういったことをしていただく上で、お仕事、安心してしていただけるような環境を整備しております。
続いてのスライドでは、残りの2つの領域についてご紹介をさせていただいております。
「LGBTQ+inclusion」「Well-being」、こちら前半の説明長くなってしまったので割愛をさせていただければなとは思うんですけれども、こちらもご興味のある方はホームページ等に事例たくさん掲載しておりますので、ぜひお調べいただければと思います。
アクセンチュアのカルチャーというところで少しまとめさせていただきますと、「多様な人材のコラボレーションで、さらなる価値創出」をしています、というところが挙げられると思います。
インクルージョン&ダイバーシティを進めてきた結果、プロジェクトにおける価値創出の形も進化をしてきました。
学生の皆さんも、今まで経験してきたこと、出身地、住んでいる場所、好きなこと、頑張ってきたこと、さまざま違うと思うんですけれども、そういった違いがアクセンチュアにも大切な要素になっております。
多様なスキルやバックグラウンドを持った社員がコラボレーションすることで、社員それぞれがそれぞれの強みを生かし、掛け合わせることで新たな価値創出がつながってきております。
挙げさせていただいているのは代表的な例となりますが、組織横断、戦略、テクノロジー、保守、運用など、多様な組織から横断的にプロジェクトに参画しております。
また、拠点を超えてというところでは、先ほどの地図もご覧いただきましたが、東京、関西、北海道九州など日本の拠点に加えて、海外のさまざまな拠点からも参画をしています。
多様なバックグラウンド、社歴が長い、短い、関係ないです。
構築してきたキャリア、また国が違えば文化的背景も異なります。そういったメンバーも多数おります。
多彩なスキルや職種、デザイナー、エンジニア、営業、マーケティング、アナリティクス、多数のスキルを持ったメンバーがアクセンチュアにはいます。
こちらアクセンチュアの雰囲気を少しでも伝わればなと思って差し込ませていただいたんですけれども、PwD Dayの写真となります。
毎年、国際障がい者デーに合わせて、こういったイベントを開催しておりまして、全国の拠点をオンラインでつないで、その国際障がい者デーのイベントを開催しております。
また、ご覧いただいている方、ご興味があるかもしれません。雇用実績のある障がいについてもこちらでご紹介をさせていただいております。
身体障がい、精神障がい、発達障がいなど、さまざまな障がいをお持ちの社員が活躍をしております。
障がいのある社員の支援体制についてです。
先ほどの説明と重なる部分もあるかと思うんですけれども、スーパーバイザー、配属先では必ず業務の支援をしてくれるスーパーバイザーがつきますので、ご安心ください。
またジョブコーチ、職場にうまく定着できるように、障がいのある社員本人に対するサポートだけではなく、配属先に対して障がいのある社員とどう関わるか、指導方法をどうしたらいいか、そういったところの助言も行わせていただいております。
健康推進室、産業医、所属保健師が常駐しておりますので、健康面で医師に相談したいということがありましたら、予約制でご活用いただけます。
また、社外カウンセラー。社外にカウンセラーの契約をしておりますので、開始後とのお悩み、またプライベートですとか、今後のキャリアについてのお悩み、そういったこともカウンセラーに無料でご相談していただくことが可能となっております。
職場環境についても少しご紹介させていただいております。
勤務時間の配慮ですとか、出勤時間の配慮、多目的トイレや、在宅勤務ですと先ほど申し上げましたトランスコミュニケーター、こちらも配慮の一環として置かせていただいております。
では続いては、エンジニアのお仕事の内容についてお話をさせていただきます。
アクセンチュア内でのサービスと所属と組織、初めてご覧いただくと「すごく多くてわからないな」とは思われるかなとは思うんですけれども、アクセンチュアでは5つの組織のメンバーがコラボレーションしながらチームを形成し、End to Endでお客様の変革のご支援をさせていただいております。
ちなみに、エンジニアはテクノロジーコンサルティング本部というところに所属となります。
下のところに、市場のほかのプレイヤーというふうに書かせていただいているんですけれども、それぞれの企業様、書かせていただいている市場のほかのプレイヤーと書かせていただいている企業様がそれぞれ行っている事業というのを、アクセンチュアでは幅広くカバーしております。
「End to Endでお客様を変革する」の支援をするということを行うために、いくつの組織のメンバーがコラボレーションして仕事をしているんだというところをご理解いただければと思います。
エンジニアの役割というところでいいますと、エンジニアはテクノロジーコンサルティング本部で各組織をサポートしてくれております。
業務領域としましては、高い専門性を持った組織が相互作用することで、さらに水先進的、革新的なソリューションを実現し、あらゆる業界の幅広い情報システムに関わっています。
実際のエンジニア、どういった業務を行っているかといいますと、一番下の図ですね。計画、業務分析、要件定義、設計、こちらが前半の流れとなっているんですけれども、お客様がやりたいことを実現するにはどういったシステムが必要か、そういったものの計画から、真ん中ですね、開発、実際にそのシステムを開発をしていきます。
実際に開発ができましたら、テスト、検証と呼ばれるものをしまして、つくったシステムにバグがないか、エラーがないか、そういったものを確かめます。
実際にお客様に導入をして使っていく中で、「もっとこんな機能欲しいよ」、そんなふうなご要望があったらお答えする。こういった一貫した流れをエンジニアは業務領域として行っております。
育成トレーニングのご紹介です。
今までお話を聞いていただきまして、アクセンチュアのこと、エンジニアのことを少しわかったかなという方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、その方も実際に自分にできるかどうか、すごく心配なところがあるんじゃないかなと思います。
アクセンチュアでは、トレーニング約3.5カ月の期間があります。
入社者研修という社会人になるにおいて必要なスキルの研修から、ITスキルの研修、プログラミング、データベース、インフラ、「聞いたことあるけど説明はできないな」、そんな用語のことについてもこの間きっちりとお勉強していただきます。
そして実際にプログラムミング研修を経て、実際の開発プロジェクトに配属されるといった流れになっております。
配属された後も、スーパーバイザーとともにOJTがありますので、どんどんとスキルを磨くことができますので、こちらについてもご安心ください。
最後に、ワンデーインターンシップ、仕事体験イベントのご案内をさせていただければと思います。
アクセンチュアのエンジニア業務を体験してみる。27卒学生向けのワンデー仕事体験のインターンシップを10月25日土曜日に予定しております。
こちらのインターンシップ、先ほどのエンジニア業務でお話がちょっと出た、テスト、検証、バグといったものがキーワードになってきまして、実際にアクセンチュアのエンジニアがつくったシステムを学生の皆さんに動かしていただきます。
動かしている中で、何か不具合が起きていないか、バグがないか、そういったものをみんなで探す、そういった仕事体験のイベントとなっております。
ゲーム感覚でエンジニア業務の一部を体験できる貴重な機会となっておりますので、ぜひご興味ある方はご応募いただければありがたいと思っております。
また当日は、研修担当の社員がまいりますので、実際にそこで「アクセンチュアのお仕事、どんなふうにするんですか?」といったエンジニア業務のご質問もしていただけます。
また、ジョブコーチ、障がいのある社員をサポートしているジョブコーチもおりますので、そういったものとの会話も通じて、「障がいと付き合いながらどうやってお仕事を進めていくんだろう」、そういった不安に関しても解消していただけるよい機会になるんじゃないかなと思っております。
こちら、以上でアクセンチュアの会社説明を終了とさせていただきます。
最後に皆様からのご質問も答えさせていただきたいなと思っておりますので、何かございましたら、ぜひご登録をいただければと思います。
ご質問をお待ちしている間に、よくアクセンチュアでいただくご質問についてもご紹介をさせていただければと思います。
まず、一番多く聞かれるのは、「英語ができないと駄目ですか?」という質問が非常に多くありまして、こちら外資系企業なのでそういったイメージ、非常に強くあるかなと思うんですけれども、英語ができなくてもまったく問題ありません。
日本語のみで活躍しているメンバーも多数いますし、また逆に英語に興味がある、使いたいなというメンバーに関しては、そういったスキルを発揮するという場もありますので、英語が苦手でも心配ありませんし、逆に「英語を使いたいな」という方にも、そういった自分の成し遂げたいことを実現できる環境が揃っているんじゃないかなというふうに思っております。
そのほかですと、エンジニアのお仕事で「理系じゃないと駄目ですか?」というようなことも聞かれるんですけれども、アクセンチュアは、エンジニアにおいても文系理系問わず多くの社員が活躍しておりますので、こちらに関してもご心配なさらずに大丈夫です。
ご質問ありがとうございます。「御社で大変だった仕事は何ですか? 苦労したことは何ですか?」というところで、ご質問ありがとうございます。
私の経験でお話をさせていただくと、やはり多くの社員がいて、多くの視点でいろいろな変革に関するアイディアが出てきます。
そういったアイディアをひとつにまとめて進めていくというところで、一番初め、「転職してきた当初は迷ったな」というところの経験がありますね。
また、スピード感もやはり早いので、決断のスピード、「こうやるぞ」と決めたときのスピードというのも、初めは前職と違うなと思ったところではありました。
ただ、「苦労したか?」と言われると、そういうわけでもなく、皆さんそういったスピード感に慣れていらっしゃいますので、いっぱいアドバイスもいただけますし、サポートもいただけますので、そういった意味で違いに迷うことはありましたが、すごく大変だった、困ったというところではないかなと思っています。こちらご質問の回答になってればうれしいです。
そのほか、「今のうちから勉強しておいたほうがいいことはありますか?」というような質問もいただくことがあるんですけれども、こちらに関しては、特別なスキルというところではそんなに難しく考えていただかなくても大丈夫です。
ただ、入社した後に役に立つかなと思うのが、いろんなことに興味を持っておくというのは大事かと思います。
分野関わらず、ご自身の興味のあることについてはとことん調べてみる、そんな経験を学生時代にされていると、きっと就職してからも役に立つんじゃないかなというふうに考えています。
では、そろそろお時間となりましたので、以上で弊社アクセンチュアの会社説明を終了させていただければと思います。
こちらまでたくさんですね、長い時間お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
- 朝日新聞社
- 新聞
- 2025年10月4日配信
【神谷】
皆さんこんにちは。
朝日新聞です。
本日はご視聴いただき、ありがとうございます。
マイページをご案内しますので、よろしければ出席票の提出とご質問を寄せください。
話の途中でもかまいません。早めのご投稿をお願いします。
まず自己紹介をさせていただきます。
私は朝日新聞人事部の神谷と申します。
記者として入社し、紙やデジタルの編集の他、他社との協業など、ビジネス部門にもいました。
人事部では、研修担当やキャリア支援などしてきました。
本日一緒にお話させていただく大島さんです。
大島さん一言お願いします。
【大島】
朝デジ事業センター法人事業部に所属しています大島と申します。
本日はよろしくお願いします。
【神谷】
大島さんの詳しい仕事の内容は後ほどご紹介します。
朝日新聞がどんな会社か、どんな仕事があるかをご紹介します。
朝日新聞は、1879年に創刊しました。歴史は146年あります。
紙の新聞、デジタル版でのニュース発信などを中心に、広告、Webビジネス、展覧会、夏の甲子園、研究開発、不動産など、皆さんの暮らしを豊かにする、さまざまな事業を展開しています。
国内外に拠点があり、国内は計110拠点、海外には27の拠点があります。
ニュースや情報の発信方法は今、多様化しています。
デジタル版は画像や音声、グラフィックなど、デジタルならではの表現を駆使し、リッチなコンテンツを制作しています。
資料左側でお見せしているのは、「ネットと災害30年史」というコンテンツです。
阪神淡路大震災から30年、ネットは災害時にどう使われてきたのかを追っています。
また、データジャーナリズムと呼ばれる新しい取材方法もあります。
公開されているオープンデータを分析し、気づかれていないニュースをあぶり出し、ビジュアルでわかりやすく表現します。
資料真ん中でお見せしているのは、データジャーナリズムのコンテンツ、水難事故マップです。1万件のデータから、どこの時点でどんな水難事故が起きているのか、マップに落とし込んで伝えています。
デジタル版では、コミュニティ作りも目指しています。記者フォロー機能や、識者によるコメントプラス、記者サロンなど、読者と記者、専門家がつながる仕掛けがいろいろあります。
デジタルの時代になっても変わらない報道機関としての役割があります。
権力を見る、小さな声を拾う、読者、ユーザーとともに考える。
報道機関としてのこうした役割を果たすべく、日々取り組んでいます。
ここまでニュース発信についてご紹介しました。
ここからビジネス部門の事業についてご紹介したいと思います。
メディアという領域にとらわれないさまざまなビジネスを展開しています。
展覧会事業では、美術、工芸、考古学のような正統派の文化事業だけではなく、絵本やアニメ、食、お風呂など、エンタメ、イノベーションの分野まで、さまざまなテーマに取り組んでいます。朝日新聞社の展覧会の年間の開催回数は、共催を含め、日本最大級と言われています。
新規事業では、高校野球の夏の甲子園大会を長年主催していることを生かし、あさひ放送と協業してバーチャル高校野球を立ち上げています。
地方大会を含め、全試合をスポーツナビや ABEMA でライブ配信しています。
吹奏楽コンクールも長年主催しており、楽器のWebレッスンを受けられる個人練という事業も行っています。
広告を通じたクライアントの課題解決にも取り組んでいます。
広告営業というと、新聞の広告枠を売るというイメージが強いかもしれません。
朝日新聞社では、本やペットなど、約 30 のウェブメディアを運営しています。
新聞紙面の広告にこれらを組み合わせ、クライアントの課題に応じて広告プランの提案を行っています。
真ん中にご紹介しているのが、イオンさんの植樹活動のご報告になっています。谷川俊太郎さんのリッチコンテンツと一緒に、デジタル広告と紙面広告の両方を掲載しました。
動画やデジタルコンテンツなどの制作も自社で行っています。
ここからは仕事の内容を紹介します。新卒採用では 3つの部門に分けて募集しています。記者部門、ビジネス部門、技術部門があります。入社後は部門間の異動もあり、いろんな部署を経験して活躍している社員も大勢います。
記者部門は、取材記者、映像報道記者、データジャーナリスト、校閲記者、デザイナーといった仕事があります。取材記者は、事件事故や記者会見など、さまざまな現場に出かけ、取材をして記事を書きます。映像報道記者は、写真や動画でニュースを伝えることが主な仕事です。取材記者への同行が多いですが、自ら記事を書くこともあります。データジャーナリストはオープンデータを解析してニュースの端緒を見つけ、現場を取材し、コンテンツを仕上げます。
校閲記者は紙面の質を保つための最後の砦です。誤字脱字にとどまらず、事実関係に誤りがないか、人を傷つけてしまう表現になっていないかなど、隅々まで原稿をチェックします。デザイナーはニュースをわかりやすくビジュアルで伝えるのが仕事です。
インフォグラフィック、イラスト、アニメーションなどを駆使します。
次にビジネス部門です。朝日新聞社では多角的に事業を展開しており、それらを支える 8つの仕事を紹介します。販売戦略、新聞社の商品サービスの普及に努めるお仕事です。
朝日新聞社の新聞販売店、朝の経営相談に乗ったり、経営コンサルタントのようなお仕事をします。朝デジ事業は、朝日新聞デジタル版をより読みやすくする、使いやすくするのが仕事です。機能開発や UIUX の改善、システム開発、プロモーションのキャンペーン制作などを手がけます。コーポレートは、企業・社員を内部から支える仕事になっています。管理・人材は働きやすい環境づくりだったり、人事制度の設計、採用や研修、キャリア支援などを担当したりします。
法務部では、法的リスクの洗い出し、訴訟対応、経理・財務は収支管理や資材購入、投資プランの検討など、お金にまつわることを担当し、会社の各部門をバックアップしています。アカウントソリューションは、営業活動を通じて顧客クライアントの課題解決を担うのが仕事です。クライアントの商品サービスを宣伝するために、最適なメディアプランを提案します。広告会社や企業に直接提案し、さまざまな企業の課題解決を図ります。
プランニングは、アカウントソリューションが企業からヒアリングした内容に対し、メディアプランの構想やマーケティングリサーチを実施します。提案資料や企画書の作成も行います。
イベントは、展覧会やイベントをプロデュースします。コンテンツを探して企画立案し、作家や出演者と交渉し、展示や集客の工夫も考えます。収支予測も行い、収益性の高いイベントを目指します。
ビジネス開発は、デジタル領域の事業やサービスを運営します。新規事業やグループ企業との事業開発を担い、グロースや管理をしています。先ほどご紹介したバーチャル高校野球や個人練を運営しています。
次に技術部門です。報道やビジネスで必要なシステムや技術研究、これらを生かした社外へのサービス展開を担当しています。朝日新聞デジタル版に関わる仕事では、新機能の実装、課金システムの構築、アプリ開発、ユーザーデータ分析などを行います。
新聞に関わる仕事では、編集システムの開発、保守・管理を行います。取材した情報を新聞やデジタル版にアウトプットするコンテンツ管理システムを開発し、運用しています。メディア事業領域に関わる仕事では、サービスの基盤開発、改修・運用、カスタマーデータプラットフォームの開発・運用、コンテンツ、管理システムの開発・運用のほか、新規ビジネス開発、グロースなどを行います。リサーチ・アンド・ディベロップメント、研究開発では、自然言語処理、画像認識、記事自動生成、データジャーナリズムに関わる技術を研究開発し、報道やビジネスの応用につなげています。
次に、障がい者雇用についてご説明します。仕事やキャリアパス、待遇は、障がいの有無では区別はありません。年107日の公休や27日の年休に加えて、通院や障がい者手帳の更新に使える有給休暇を月2日まで、半日単位で取ることができます。また、全部門で在宅勤務を導入しています。キャリアサポートでは、障がいの有無にかかわらず、年に2回キャリア申告があります。
これまでどんな仕事をしてきて、これからはこんな仕事をしてみたい、という希望を伝える機会です。
年次が少し上の先輩に相談できるメンター制度も導入しています。加えて、東京本社には診療所があり、産業医や保健師が常駐しています。
人事部とも定期的に面談をし、困っていることなどを相談いただけます。
オフィス環境も整っています。東京本社には診療所がありますので、気軽に受診することができます。健康相談室には保健師さんが常駐しています。
その他、社員食堂も本社にありますし、コンビニもあります。
休憩スペースでは一人で横になりたい、というときに使える部屋もあります。
集中ブースに一人になって集中して音を入れたくないとき、この個室のブースに入って仕事をしていただくことも可能です。
障がい者雇用の社員へのサポートの例をご紹介します。
例えば、聴覚障がいのある社員でしたら、電話対応を免除にしたり、ミーティングはTeamsの字幕機能を使ったり、会社の貸与スマホに音声文字変換アプリのUDトークを導入したりしています。
社員同士で話すときにも UD トークを使ったりしています。
車椅子の社員が総局に配属になったときには、地方総局に車椅子用エレベーターやトイレを新設した事例もあります。
精神障がいの社員はジョブコーチの利用もできますし、メールやチャットを使った文字ベースのやりとりにしたり、勤務時間の配慮や通院時間の確保もしています。どのような配慮やサポートが必要かは、入社前に個別にご相談させていただきます。
障がい者雇用の先輩たちがどんな仕事をしているのか、ご紹介したいと思います。ビジネス、技術、編集、全ての部門で働いています。ビジネス部門でしたら、広告営業、展覧会や美術館の企画運営、朝デジ普及施策、財務の経理、法務では契約書の作成や、人事部では統計の取りまとめを担当したりしています。
技術部門では、ウェブサイトの開発、改修、社内システムのメンテナンスをしたりしています。記者部門では、取材記者や校閲記者、デザイナーがいます。どの部署と限定されるものではなく、多くの部署で活躍しています。
ここからは先輩社員の働き方を、冒頭ご紹介した大島さんからお話しいただきます。
それでは大島さん、よろしくお願いします。
【大島】
改めまして、大島康宏と申します。
朝日新聞社に入社したのは2019年で、今年で7年目となります。
現在は朝日新聞のデジタル版を扱っている朝デジ事業センターの法人事業部に所属しています。私には視覚障がいがあり、小学部から高等部までを盲学校で過ごしました。
その後、立教大学に進み、朝日新聞社に入社しました。
入社して最初に配属されたのは、紙の新聞を扱う販売局の流通開発部でした。
その後、2023年9月に現在の朝デジ事業センターに異動しました。
先ほどもお伝えしましたように、私には視覚障がいがあります。視力は右がゼロ、左が0.01で、大きなものや人の輪郭などはなんとなく見えますが、スクリーンや印刷物の文字を読むことはできません。そのため、会社から貸与されているパソコンやスマートフォンにはスクリーンの情報を読み上げるソフトを入れています。
点字も日常的に使用しており、業務に必要なメモなどはブレイルセンスという点字の端末で行っています。
それでは、入社後に最初に配属された販売局流通開発部での業務についてお話します。
新聞というと、毎朝、自宅の郵便受けに配達されているイメージではないでしょうか。
ただ、朝日新聞社は新聞を発行している会社で、実際に各ご家庭に新聞を配達しているのは、全国各地の朝日新聞の販売所である朝日新聞サービスアンカー、通称 ASA が行っています。販売局はその ASA と連携しながら安定した配達網を維持しています。
販売局には各 ASA を 1店ずつ訪問して、経営のコンサルティングを行う外勤部門と、私が所属していた流通開発部のように外勤を支援する部門があります。
私が行っていた業務は主に 5つありました。
1つ目は、販売店の所長や店長向けの研修の開催です。お店を経営する上で、財務や労務管理は欠かせません。そのため、税理士や社会保険労務士の先生方と相談しながら研修の企画を行いました。
2つ目は、その ASA の経営を見ている販売局員も知識を習得する必要があるので、同じく財務や労務などの研修を行いました。
3つ目は、販売店の従業員が着用しているユニフォームの生産や流通をメーカーさんと連携しながら行いました。また、私が入社 3年目のときには、ユニフォームのデザインを切り替える時期でした。
そのため、複数回のコンペティションを開催して、新たなユニフォームを生産いただく企業様を選定しました。
4つ目は、非訪問集金の普及です。新聞の集金というと、月末頃に各ご家庭を訪問しているイメージがあるかもしれませんが、近年では口座振替やクレジットカード払い、コンビニ等でのお支払いにも対応しています。お客様の生活スタイルに合わせてお支払い方法を選択いただけるよう、キャンペーンなども行いながらキャッシュレス率を向上させました。
最後の即売業務というのは、皆さんもコンビニや駅の売店で新聞が売られているのを見たことがあると思います。新聞は基本的に月極めで購読いただきますが、即売は毎日売れる数量が変動します。そのため、納品する部数を日々しっかり管理し、請求書などの資料作成を行っていました。
ここからは、現在所属している朝デジ事業センター法人事業部での業務についてお話したいと思います。朝デジ事業センターは、名前の通り、朝日新聞のデジタル版を扱っている部署です。
私が担当している業務は主に 5つあります。
1つ目のエスカレーション対応について。
デジタル版に関するお問い合わせは、お客様窓口でお受けしています。お客様窓口には専門のオペレーターがいて、日々お客様からのお問い合わせに丁寧に対応しています。
お問い合わせの中には、イレギュラーな対応が必要なケースも発生します。そのような場合にはエスカレーションといって、お客様の窓口から当チームへ対応の引き継ぎ依頼があります。お客様お一人ずつに丁寧に対応することで、安心してデジタル版のご購読を続けていただくことにつながるため、とてもやりがいのある仕事です。
2つ目のお客様情報の管理や集計については、各コースの会員数を集計したり、それをもとにキャンペーンやテレマーケティングなどの販促方法を立案したりしています。
3つ目は、吹奏楽コンクールをはじめ、全国で開催されるイベントでは、デジタル版のブース営業を行っています。イベントごとの資料の作成や、イベント後のお客様のご購読状況の管理なども行っています。
4つ目の決済代行会社との調整については、サブスクリプションの決済についてカード会社からお問い合わせが来ることがあるため、適宜対応しています。
5つ目については、現在、デジタル版のご契約情報などを管理するサブスクリプションの管理システムを新たなシステムに移行させるプロジェクトに参加しています。
実際に実現できることと、運用を変えた方がいいことなどを、エンジニアの方々と日々相談しながらプロジェクトを進めています。
ここからは、私が朝日新聞社で配慮いただいている内容についてお話しします。
1つ目は、スクリーンリーダーの搭載についてです。
個人で貸与されているパソコンはもちろん、朝デジ事業センターの共用機にも画面の読み上げソフトを搭載いただいています。
2つ目は、私が入社したタイミングで、新館のエレベーターに階数を読み上げる機能と点字のシールをつけていただきました。
東京本社には本館と新館があり、本館のエレベーターは、すでに階数読み上げと点字ラベルに対応していましたが、新館にも機能を追加いただいたことで、安心して社内を移動できるようになりました。
3つ目は、資料の事前共有についてです。
印刷物はもちろん、オンラインミーティングの画面共有も見えないため、事前に配布資料のデータを共有いただいています。
4つ目は、オンライン会議で資料を事前にいただいていたとしても、リアルタイムでどの部分が共有されているかわからないので、この部分やこの表について、などではなく、具体的に何を指し示しているのか言葉で説明いただくようにお願いしています。
この他にも状況に応じて適宜周囲の方にご協力いただいています。
私が就職活動をしていた時には、4つのことを心がけていました。
まずは障がいのことを考えて、業種や業界を縛らないということです。
私は大学でまちづくりを学んでいたため、当初は不動産業界を中心に就活を行っていました。しかし、合同企業説明会で新聞社のブースに行った際、新聞の発行だけでなく、不動産の部署があったり、展覧会などの文化事業があったりと、いろいろな職種があることを知りました。私は視覚障がいがあるので、紙の新聞はもちろん、直接読むことができません。そのため、当初は新聞社で働くイメージがありませんでしたが、実際に入社して紙の新聞を扱う販売局に配属されても私が活躍できる業務があったり、もちろんデジタル版など、私が読める媒体もあったりと、今は朝日新聞社に入社して本当に良かったと思います。
2つ目は、一般向けと障がい者向けのそれぞれの説明会に参加することです。
どうしても障がい者向けの説明会では、働き方や福利厚生などの話が多くなります。しかし、最終的にはその会社の理念や事業内容、商品のコンセプトなどに共感できるかが重要になります。
また、障がい者向けの説明会では、障がいの理解のある社員が担当しますが、一般向けの説明会では障がい者とほとんど関わったことのない社員もいます。そのような一般の説明会にも参加すると、個人を尊重して多様な価値観を受け入れている会社かどうかも見えてきます。
私自身、朝日新聞社の会社説明会に参加した時に、人事部の社員だけでなく、他の部署の社員の方も、障がいがあるからといって最初からできることを制限したりしないような雰囲気を感じたのが入社の決め手でした。
3つ目の「できること」「できないこと」「時間がかかったらできること」を分けるのもとても重要です。一人でできるけど時間がかかることや、ある一部分だけサポートしてもらえればクリアできることなどがあると思います。できるできないだけでなく、時間がかかったらできることを把握することで、業務の忙しさなどに応じて周囲への協力をお願いすることもできます。
また、皆さんはエントリーシートの他にも、自分自身の障がいについて文章にまとめているかもしれません。
その際におすすめなのは、説明文を 100 字バージョン、200 字バージョン、300 字バージョンなど、複数用意することです。エントリーシートに書く内容を複数用意するのと同じで、障がいについての説明もいくつかのパターンがあれば、その時の記入欄のスペースに応じて使い分けることができます。
4つ目については、会社説明会に参加いただいた方から仕事でのコミュニケーションが不安です、と相談をいただくことがあります。私自身、初対面の方と話すのは苦手ですし、話の輪に途中から入るのも躊躇してしまうことがあります。学生時代には特にコミュニケーションに苦手意識を持っていましたが、就活をするときにコミュニケーション=苦手ではいけないと思い、コミュニケーションの中での得意不得意を考えました。
例えば、メールなどの文字でのコミュニケーションは得意。会話では自分から話すよりも聞き役となって相手の話を引き出すのが得意だと思いました。
一方、視覚障がいがあるので、ジェスチャーなどのノンバーバルコミュニケーションは苦手ですし、会話の中で写真や図表を使われると、話についていけずに困ってしまいます。
今、お話したのは私自身の例ですが、どのようなコミュニケーションだったら自分自身の力を発揮しやすいかを把握することで、就活はもちろん、その後実際に働き出したときにも役立つと思います。
最後に、私が社会人として大切にしていることを 2つお話しします。
1つ目は、「障がい」や「個性」ではなく、「課題」ととらえるです。
私の場合だと、目が見えづらいという課題になります。仕事をしているとトラブルにも直面したり、今までやったことがないような新しい案件を担当したりすることが当然出てきます。そのようなときに、私の場合は、目が見えないからといっていては何も始まりません。マニュアル通りにできないなら、自分自身がやりやすいように違う方法を提案したり、
周囲の方に手伝ってもらったりと、何らかの解決策は必ずあるはずです。
今でも目が見えづらくて、こんなことできるかなと不安に思う場面もありますが、課題と捉えて前向きに解決策を見つけるように心がけています。
2つ目は、前例は自分自身で作るです。皆さんも障がいがある人としては初めて、と言われた経験があるのではないでしょうか。仕事でも、たとえ自分と同じ障がいの先輩が会社にいても、全く同じ仕事を任されるとは限りません。前例がなくて不安に感じることもあると思いますが、自分自身が前例となって働きやすい環境を作るように意識しています。私のお話は以上です。
【神谷】
星野さんありがとうございました。
それでは、皆さんのご質問にお答えしていただきたいと思います。
質問いただいてありがとうございます。
まだの方も質問欄からどんどんお寄せください。
最初いただいていたのが、やりがいについてです。
お仕事でやりがいを感じるときはどんなときですか?というご質問がありました。
【大島】
ありがとうございます。今現在、行っている朝出事業センターでは、先ほどもお伝えしましたように、お客様の対応をすることがあります。当初はお客様が困りごとでご連絡を弊社にいただくことが多いですけれども、そのような際に丁寧に対応させていただいたことで、やっぱり引き続き購読を続けたいだとか、現在はスタンダードコースというコースだったけれども、今度プレミアムコースという別のもっとアップセルしていただくようなコースをご購読いただくことにつながるようなことがあります。そういったときにお客様が満足いただいたりとか、さらに朝日新聞社や朝日新聞デジタル版に魅力を感じていただいて、ありがとうございました、とお言葉をいただいたりすると、本当に丁寧に対応させていただいたことに満足します。嬉しさも感じますし、お客様に満足いただいたことで、本当にこの仕事をやっていていよかったなと思うことが多いです。
【神谷】
ありがとうございます。じゃあ 2つ目です。
仕事を覚えるまでどれぐらいかかりますか?という質問なんですが、大島さんも異動も経験されてますし、1つ目と2つ目、違う仕事をされていると思うんですが、どのように感じられますか?
【大島】
そうですね。仕事もいろいろありまして、やっぱり基本的な業務はまず1ヶ月、2ヶ月、この月次のルーティンを回すことで慣れてくると思いますが、中にはやはり一年とかやっていかないと全体像が見えていかない業務もあるかなとは思います。
とにかく私の場合は、まずは基本的な業務を徹底的にやるように心がけています。
例えば、請求書の処理をして伝票を記録したりとかするだけでも、お金の流れが部門でどうなっているかとかわかるだけでも、だいぶ自分自身の現在、仕事のポジションだったりとか、どのように役立っているか、チームに貢献できているかが見えてくることがあるので、まずは基本を本当に大事にすることで、基本を固めた上で、そこから新しい業務やチャレンジをするように心がけています。
【神谷】
ありがとうございます。
あと、今の時期に、よく就活生の方に聞かれるのが、いろんなことに興味があって、自分の志望が絞れませんっていうご相談をいただくこと多いんですけれども、大島さんの場合はどのようにしてご自身、絞られてきましたか?
【大島】
そうですね。あの、まずは本当に皆さん、先ほどもお伝えした通り、本当に広い視野で業界・業種を見ていただきたいと思っているんですけれども、その中で絞るときには、やはり自分自身が、働きやすいか、活躍できる場所なのか、そういうことがとても重要かなと思っています。
それは障がいがあるという意味で働きやすいのもそうですし、事業内容とか興味、関心が持てるかとか、そういうことでも働きやすい、やりがいを感じられるかがとっても大事だと思っています。
私の場合も先ほどお伝えしましたように、もともとは不動産業界でしたが、その後、新聞社にも不動産部門があったりとか、文化事業とかいろんな部門があることを知って、そこから興味を持ちました。最終的に配属されたのが販売局だったりとか、現在の朝日事業センターではありますが、やはりそもそも紙の新聞を発行している会社には最初はなかなか就活でこちらから行くことはなかったので、そういったときに、やっぱり不動産部門だったりとか、そういう興味関心がある部門からだったのがきっかけだったので、まずはそういうところから入った上で、実際にどの部門で活躍できるか、また入社したタイミング、もしくは配属後にわかってくるかと思いますので、とにかく自分自身の現在の気持ちにまずはしっかり向き合って就活いただきたいと思っています。
【神谷】
はい、ありがとうございます。
それでは最後になりますが、その前にマイページをご案内させていただきますので、出席表がまだの方はご提出ください。
最後にインターンイベントの情報をお伝えします。
障がいのある学生向けの1dayを11月24日(月)に東京本社で開催します。
社内見学できる機会になりますし、会社の雰囲気を知っていただけると思います。
ぜひごエントリーしてください。エントリーは11月13日(木)が締め切りになります。また、冬のインターンシップを3コース開催します。ジャーナリストコース、ビジネスコース、エンジニアコースがあります。イベントの詳細は、朝日新聞社の採用サイトやマイページでご紹介しています。
インターンシップはいずれもエントリーシート選考があります。
マイページからご応募ください。
本日はご視聴いただきありがとうございました。
皆さんとまたお会いできる機会を楽しみにしています。
ありがとうございました。
【大島】
ありがとうございました。
- アドヴィックス
- 自動車・自動車部品
- 2025年10月4日配信
【占部】
皆様、おはようございます。
株式会社アドヴィックス会社紹介にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
本日司会進行をさせていただきます、株式会社アドヴィックス人事総務部の占部と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
早速スライドの方に移ってまいりたいと思います。
初めに、全体を通して、ご質問について、皆様にお伝えさせていただこうと思います。
企業紹介の終了後、まとめて質問に対してお答えさせていただきたいと思っています。
質問の方法は2つ。
1つ目は、チャットに書き残しておいていただければと思います。
2つ目は、終了後の質問タイムに手を挙げて、実際に発声にてご質問をいただくような形、どちらでも構いませんので、アドヴィックスへのご質問、じゃんじゃんお待ちしています。
それでは早速、企業紹介の方に入っていきたいと思います。
本日は3つのカテゴリーで皆様にお伝えしていきます。
1つ目の、アドヴィックスについてというところからスタートしていこうかなと思います。
突然ですが、皆様、この数字は何を表しているかご存知でしょうか。
既に弊社の事業内容等を知ってくださっている学生さんは、ピンとくるものがあるかと思います。
今日はお時間も限られているので、早速、答え合わせに入っていこうかと思います。
正解は、交通事故死の発生頻度になります。
世界では24秒に1人の方が交通事故によってお亡くなりになっていると言われています。
車の進歩によって、救える命というのも増えてきましたが、事故原因の約9割はドライバーさんの過失や法令違反に反するものだと言われています。
そしてまたこれらのほとんどのものが、技術の進歩で防ぐことができるとも言われています。
そんな中、我々、株式会社アドヴィックスが作っているのは自動車のブレーキシステムです。
我々が製造しているブレーキシステムが、世の中の皆様に貢献できることの衝突事故を減らしていくブレーキの復旧で、追突事故の件数は年々減少しています。
そんな私たちが作っているブレーキが人の命を守る製品だと皆様に知っていただけたところで、企業紹介に入っていこうかなと思います。
我々アドヴィックスとは、元々企業社長が一人で作り上げた会社ではありません。
こちらに書かれている4つの企業ロゴですが、皆様も目にしたことがあるのではないでしょうか。
アイシンさん、デンソーさん、住友電工さん、そしてトヨタさん。
この4社が合併して出来上がった会社が、我々アドヴィックスで、2001年に誕生しました。
当時はこの4社さんがそれぞれの強みを生かして、自動車のブレーキの製造販売を行っていたのですが、世の中の発展とともにブレーキの専門会社を作ろうという流れになり、我々アドヴィックスが誕生しました。
現在アドヴィックスは、アイシングループのお膝元でお仕事をさせていただいています。
売上高や社員数、2024年度のものになりますが、こちらに紹介が載っています。
皆様の記憶に新しいコロナパンデミック、当時も、我々の企業は、常に右肩上がりで成績を残すこと、仲間を増やすことができまして、既に成長している企業と言われています。
我々アドヴィックスが作っている製品をご紹介します。
皆様、自動車のブレーキと聞くと思い当たるものは何点ほどありますでしょうか。
足で踏むペダルのもの、手で引いてブレーキをかけるもの、大体の学生さんがこの2つを挙げてくださいます。
ただ、自動車1台に必要なブレーキシステムはこれだけの種類があるというふうに言われており、全てを揃えることができる企業は、日本、世界で見ても、弊社アドヴィックスだけの強みとなっています。
海外、世界にも複数、自動車のブレーキメーカーさんがありますが、これらを作っている中でも、何か一つ作っていない製品があったり、全てを揃えられる会社はアドヴィックスだけの強みとなっています。
皆様から見て右側のこちらが、自動車のタイヤの周辺で使われている足回り系のブレーキで、皆様から見た左側が自動車の中のボンネットの中ですね、こちらに入ってるソフトウェア関係のブレーキシステム、どちらの強みも生かして、弊社では自社製品として製造販売を行っています。
我々アドヴィックスが製造販売しているブレーキ製品のシェア数のご紹介となります。
日本国内で作られている自動車の約半分にアドヴィックスのブレーキが使用されていると言われており、国内シェアは1位をいただいています。
ただ、海外と見ますと、まだまだ10台に1台ということで、こちらは世界シェア5位となっています。
この世界シェアが1位になるべく、我々は仲間集めに今、奮闘しているところです。
ぜひ、我々と一緒に世界1位の企業を目指したいと思っていただける学生様がいらっしゃったら嬉しいなと思います。
ここで、我々アドヴィックスの国内拠点のご紹介になります。
アドヴィックスの本社が構えられているのは、日本の真ん中、愛知県刈谷市というところになります。
そこから歩いて10分ほどのところに、愛知県刈谷市刈谷工場にて、足回り系のブレーキ製品を製造しています。
また、同じ県内の少し離れたところになりますが、半田市というところで、アドヴィックスブレーキのソフトウェア関連の製品を作っています。
お金も自社にてテストコースを構えており、実際に製造したブレーキを車に搭載し、皆様のお手元に届く前の製品チェックなんかも全て社内で行っています。
その他にも、営業所やグループ企業との力を合わせて、我々の製品を作り上げています。
次に、グローバルネットワークのご紹介です。
アドヴィックスは、海外11カ国、約30拠点にて製造も行っています。
世界中の拠点とやり取りをするお仕事や、世界中で作られているブレーキが世界中のお客様のもとに届く。こういった環境でお仕事をされたい方はいらっしゃいませんでしょうか。
我々アドヴィックスの使命として、交通事故死0の社会を目指しています。
皆様の日々の中で、自動車事故に遭遇することのあった方、いらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ私たちと同じ、この使命を胸にお仕事することを、ぜひ誇りに思っていただけるのではないでしょうか。
次に、働く環境について皆様にご紹介をします。
アドヴィックスで現在、障がい者手帳を登録してお仕事をしてくださっている方は約117名いらっしゃると言われています。
それぞれ勤務時と障がい種別ごとの分布図となっていまして、まず勤務地を先ほどご紹介しました、愛知県の本社、または製造拠点にての分布になりますが、どちらの拠点もですね、そこまで大差ない人数で構成されています。
障がい特性に合わせたお仕事内容や、通いやすい拠点選びといったところでこのような結果になっています。
障がい者別にもご覧いただきますと、そこまで差がなく、今回お仕事を頑張ってくださっている先輩社員の方々がいらっしゃいます。
この障がい者の方が特別多い、というふうに見えないのも、私たちアドヴィックスは一人ひとりに合わせた配慮内容をもとに、採用させていただいているからだと思います。
そのため、さまざまな障がいの方にお仕事をしていただけている背景もございます。
アドヴィックスのお仕事の中身を少し深掘っていこうかなと思います。
四大生や短大生、専門学生の皆様は基本的に本社、または拠点内の事務系のお仕事に所属していただきます。
その中で技術系や事務系といった形で分かれていき、技術系をご希望される理系の学生さんの場合は、足回り系の基本ブレーキ系のお仕事、もしくはソフトウェア系の制御ブレーキ系のお仕事、というふうに専門分野に特化した配属想定も可能です。
事務系をご希望の学生さんは本社拠点の中にある経営管理部隊のようなところ、もしくは、せっかくメーカーでお仕事をするのであれば、製品の近くで製品の知識を少しでも身につけてお仕事をされたい方、拠点事務などがおすすめです。
その中にも、工場管理というお仕事や原価管理、工務管理といったお仕事がございます。
なかなか一般企業で聞き馴染みのないお仕事ですが、我々メーカーの中ではとても重要な部署だと言われています。
彼らがいなければ、我々の製品が世の中に渡っていくこともありません。
皆様がどのようなお仕事、どのような環境で働いてみたいか、ぜひ具体的に想像していただけると、ここがより具体的に見えてくるのではないでしょうか。
我々アドヴィックスでは、2つの職種にて募集をかけさせていただきます。
その中で一つ目、世の中で一般事務職と言われるお仕事、アドヴィックスでは実務職というふうに呼んでいます。
ポイントとしては、残業時間や業務領域なんかの調整がしやすく、業務レベルといったところも着実にレベルアップしていくことができます。
業務内容も定例業務からスタートし、さまざまな企画業務にも携わっていただきます。
活躍している先輩方のスキルを見ると、正確性やサポート力、またコミュニケーション能力といったところが重要かなと思います。
転勤や異動は対象外となります。
ただ部内編成などによる異動や転居、といったところは必ず出てくるところがありますので、そういう場合は相談となります。
また処遇制度といったところも急激な増加は見込めませんが、安定的かつ着実にアップするというふうに言われていますので、経験と実績で評価がつきやすいのもイコールです。
また昇格キャリアといったところも最高位では係長クラスまで、しかし昇進スピードは成果に応じて異なりますので、この後、ご紹介します総合職よりも昇格が早いなんていうスタッフも実際に在籍しています。
また、アドヴィックスでは、一つ、職種転換制度というものを設けておりまして、こちら、実務職から、この後ご紹介します総合職へのキャリアチェンジというものになります。
時期はご自身の自由で、条件としては、ご本人の希望や職場の推薦となります。
着実に社会に慣れていくことを望みたいという学生さん、こういった制度があることが、またより魅力に感じていただけませんか?
続きまして、世の中でいう総合職と呼ばれているお仕事、アドヴィックスでは、スタッフ職と言われています。
こちらのポイントとしては、若手の頃から公益的なお仕事を経験することができますが、出来高評価のため、昇進やキャリアにかなり直結してまいります。
そのため、同期の中でも、あの人は早かった。私はまだかな?みたいなことも実際発生しています。
業務内容としては、改善活動だけでなく、企画提案といったところが含まれてきます。
またその企画に対する作成、遂行、発表、報告、さまざまな業務を一人区で行っていただきます。
もちろん先輩の力も借りることができますので、無理なく働けることはお約束されますが、かなり業務成績といったところは敏感にキャッチしていただく必要があるかなと思います。
活躍している先輩方のスキルとしては、問題解決能力やコミュニケーション能力、リーダーシップ、自律性なんかが目立ってくるかなと思います。
先ほど、一般事務職にもコミュニケーションがあったけど、と思う方がいるのではないでしょうか。
ここのコミュニケーション能力の違いとしましては、スタッフ職の方々は、社内外問わずいろんな方々とやり取りしていただきます。
またそこには役職がついた方、国籍を超えた方、いろんな方がいらっしゃいますので、そういった方々とのコミュニケーションが可能だと想定していただけると嬉しいです。
転勤や異動に関しては、アドヴィックス拠点、もしくはグループ会社協力といったところで対象となります。
私の同僚も、現在メキシコに出向している者がおりまして、3年間の期間にはなりますが、入社後6年目で彼はメキシコに旅立っていきました。
そんな経験を積むことができるのも総合職の魅力の一つかなと思います。
処遇制度としては評価が出来高のため、業績により、かなり変動があります。
昇進やキャリアもお伝えしていた通り、かなり業務内容と直結してきますので、昇進スピードはかなり成果によって異なってきます。
こちらの職種転換制度、例えば総合職からちょっとお仕事をスローペースに変えたいな。
だから、一般事務職にちょっとダウンさせたい。
こういったことは現在、アドヴィックスでは制度上ありませんので、まずは着実にステップアップするための制度というふうに思っていただけると嬉しいです。
少し余談ですが、もしスタッフ職か実務職で迷ったら、5年後、10年後に後悔しない働き方を想像してみてください。
ご自身に合っている環境って何なんだろう?自分が目指す社会人像って何だろう?
いきなりフルスロットルでお仕事することが自分に合っているのかな?ちょっと環境や仕事に慣れてから、いろんなことに挑戦したい。
そんなふうに自分のビジョンを少し先まで考えてみてください。
また、いろんな企業の話を今後、皆様も聞く機会が出てくると思います。
その際、人事担当者の方に職種選択がない場合、必ずお仕事内容や具体的な内容も聞いていただけるといいのではないでしょうか。
たまに職種選択がない企業さんで、実際入社してみると、若手の頃からかなり業務負荷が大きい。業務領域が無限なところ、こういった会社がありました。という話をよく聞きます。
何年経っても定型業務ばかり任されて、なかなかいろんなお仕事やらせてもらえませんと。ぜひご自身のやってみたいこととか、今後のキャリアを考えた上で、職種選択も一つ企業選択の中に入れていただけるといいと思います。
入社後の配慮について、一覧にまとめています。
こちらは、それぞれの障がいの仕事に縦列で見ていただきたいなと思いますが、基本的にはハード面の内容が書かれています。
基本的にアドヴィックスでは、ソフト面の配慮については、お一人おひとりに合わせた配慮を想定していますので、必ず同じ障がいの人がいて、全く同じ配慮を受けているということはありません。
ぜひ皆様とお話する機会があれば、そういったソフト面の配慮関係を教えていただけると、我々としてもぜひアドヴィックスの環境に合っているのかどうかをジャッジさせていただくことができるんじゃないかなと思います。
具体的な配慮例はこちらに書かせていただきました。
本日はお時間が限られているため、スクリーンショットなどで残しておいていただけると嬉しいです。
コミュニケーション面、作業面、ハード面といったところで、入社当時を先輩社員方に振り返っていただきました。
続きましては3年目以降、ハード面は慣れていくことによって、あまり配慮を受けられていない先輩が多かったです。
その反面、コミュニケーション面や作業面は3年目以降も継続して、ただ、入社当時に比べたら少しレベルアップした配慮、いい意味でのレベルアップですね。
そういった、できること、できないことが変化していくこともアドヴィックスの中ではしっかりキャッチして、皆様とコミュニケーションを取りながら、ファイル内容を常に更新してまいります。
簡単な福利厚生制度などもご紹介します。
アドヴィックスでは、テレワーク制度やコアレスフレックス制度、また服装の自由化といったところを中心に福利厚生が成り立っています。
基本的にはアイシングループのお膝元となりますので、制度は全てアイシン様と一緒となります。
また、県外からお越しになられる学生さんもいらっしゃると思いますので、社員寮などもしっかり構えています。
通勤に関しては社員寮から直行の社バスなんかも発車していますので、通勤でご不安を持たせることはありません。
また社員食堂も全ての拠点でご用意をしています。
一食大体600~800円程度でお腹いっぱい食べることができますし、同じメニューは1ヶ月先まで出てくることはありません。
そのため、日々の中でお弁当を作らなきゃ、コンビニ寄っていかなきゃ、そういったご負担も軽減されるのではないでしょうか。
また女性活躍などにも力を入れていまして、産休育休の相談窓口、働きやすい環境整備なども整えています。
もちろんダイバーシティ理解といったところで、教育制度なども設けています。
今後について、皆様にご紹介をした後に、質問タイムに入っていこうかなと思います。
約1ヶ月後、11月3日(月)祝日になります。
こちらで、アドヴィックス本社拠点の会社見学ツアーのオープンセミナーを実施します。
時間は現在調整中ですが、10~16時の1Dayと予定しています。
場所は冒頭お伝えした通り、アドヴィックスの本社、愛知県にお越しいただきます。
会社の見学ツアーから、障がい者雇用で入社された先輩社員との座談会、また社員食堂でのランチ会などを予定しています。
全ての障がいの配慮に対応するため、内容としてはゆったりめのペースで進行してまいります。
交通費や宿泊費についても、全て弊社で負担をさせていただきますので、ぜひ県外からもお越しください。
こちらマイページ、もしくは弊社ページにてご予約を受付中です。
こちらオープンすると、毎回大人気のイベントで、障がい内容によっては予約人数を制限する場合がございます。
ぜひお早めにご予約いただけると嬉しいです。
皆様とアドヴィックスが、ぜひお会いできる日をご自身で掴み取っていただけると嬉しいです。
それではご案内はこちらで最後となります。
ここからは皆様からの質問を受け付けていきたいなと思います。
チャットもしくは挙手にてご質問いただきたいなと思っていますが、いかがでしょうか。
質問はチャットにてお寄せいただけると嬉しいなと思います。
もちろん、先ほどの紹介スライドに戻っていくことも可能です。
ありがとうございます。ご質問いただきました。
11月3日以外にセミナーはございますか?
ありがとうございます。
現在最短で予定しているのが11月の予定となっていて、次の開催予定が1月~2月を予定しています。
正確な日付は会場の都合上、まだ押さえきれていないのですが、11月の次は年明けの予定となります。
セミナーの内容でもこれまでの会社紹介でも、どんなところでも構いません。
ぜひご質問いただけると嬉しいです。
よく皆様からご質問いただくことをご紹介していこうかなというふうに思います。
ぜひその間もチャットにてご質問を受け付けていきますので、お寄せいただけると嬉しいです。
理系学生さんから、どんな学部を卒業していると活躍できますか?というお話をいただくことがございます。
弊社では、情報系から理工学系、全て網羅していますので、さまざまな方々が所属しています。
もちろんこの部門を卒業された方はここがいいよ、とかっていうような部署もあるんですが、そういったところもぜひ、セミナーなんかにご参加いただけると、詳細情報をお伝えすることができますので、ぜひセミナーへのご参加、お願いします。
ご質問1点届きました。
専門卒と4大卒でお給料は異なりますか?
ご質問ありがとうございます。
弊社では先ほどご紹介した2職種で募集をかけているんですが、そちらに関しても、やはり卒業学歴によって給与の処遇差はございます。
そのため4大と専門卒の場合は、若干の処遇差はございます。
こちら、ご理解いただけると嬉しいです。
専門学生さんと短大生さんは同じお給料処遇と卒業学歴が20歳になるのかな。
なので、こちらは同じになるんですが、四大生さんとは卒業年齢の方が異なるため、こちら処遇差という形では発生があります。
ご理解ください。
具体的にお給料面、聞く勇気、必要だったかなと思います。こういったところも、せっかくのチャットや質問のやり方として、ちょっと聞きにくいことなども聞けるのが今回のいいところかなと思いますので、ぜひお聞きください。
残り5分となりました。皆様いかがでしょうか。
それでは、先ほど理系学生さんのことをお伝えしたので、文系の学生さんにお伝えしようかなと思います。
文系の学生さんに関しては、語学だったり、健康運営だったり、社会学、法学、さまざま皆様、勉強してくださるかなと思うんですが、やはりどれか一つに特化した配属といったところは難しいかなと思っています。
ただなるべくアドヴィックスとしては、学生様が身に付けてきてくださった知識やスキルなんかを活用できるような職場を紐付けさせていただきます。
障がい者採用の強みとしては、アドヴィックスは内定時、配属先が決まった状態で内定を出させていただきますので、皆様にとってはお仕事内容、お仕事をする環境がわかった上で、内定承諾を勝ち取ることができるというところも強みになるんじゃないかなと思います。
その他のご質問はいかがでしょうか。
ぜひ、このセミナーにお起こしの方、ちょっと愛知県なので遠いよーという方もいらっしゃるかもしれませんが、毎年、こちらにお越しいただく学生さんのリアクションがものすごく良くて、会社の見学ツアーとしては、ここまで見せてもらえるんですね、というコメントをよくいただきます。
追加でご質問いただきました。
職種や勤務地の希望などはどの程度通りますか?
ありがとうございます。
職種に関しては、やはりアドヴィックスの採用基準というものが正直ありますので、そちらに応じて、こちらから職種のご提案をさせていただく場合もございます。
ただ勤務地に関しては、やはり仕事内容と直結したり、あとは通いやすさといったこともありますので、基本的には通いやすさの方が優先されるかなと思います。
ただそれによって望まれるお仕事ができなくなってしまう場合などがありますので、そういうところは皆様と我々採用担当がしっかりお話をさせていただいた上で決めさせていただきますので、あまり最終決断として、ちょっとうちから遠いけどこの職場にしてよかったです、といただける声の方が多いかなと感じています。
もちろん最初は、しっかり学生さんに希望を持っていただけるといいかと思います。
なかなか、そこが自己発信が難しいと思いますが、私たちとしても何がやりたいのかなというところをキャッチしてあげられなくなりますので、ぜひ、まずは自分が思う職種と勤務地を思い描いていただけると嬉しいです。
他にはご質問いかがでしょうか。
残り約2分程度となっています。
約お1人~2人くらい答えられるかなと思うのですが、いかがですか。
お時間がちょっと残り少なくなってきました。
では私から最後に、新卒学生さんとして、大学生、短大生、専門学生さんと、トータルして約60~80名ぐらいが毎年、若干の変動がありながらご入社いただきます。
その中の約6割の方が県外出身だと言われていて、その方々のうち約8割の方が寮生になられるかなと思います。
新卒で入られた方々は、なるべく入寮されることをおすすめしております。今は家賃光熱費込みで2万円くらいで個室をご用意しています。
そういったところも、ご希望に応じて見学なども、弊社、個別対応で行っていますので、ぜひ県外の学生さん、こちらのセミナーでまずは会社を見に来ていただきますようお願いいたします。
もちろん県内の学生さんもウェルカムです。
女川地区、普段行かないんだけど、ちょっと足を伸ばして来てみませんか?というところで、ぜひマイナビさんのページや、弊社マイページ等にご登録されている学生さんは、再度こちらの内容をご覧いただくことができますので、ぜひご検討いただけると嬉しいです。
それでは1分を切ってしまいましたので、そろそろ終了となります。
それでは皆様、たくさんのご質問ありがとうございました。
ぜひ、アドヴィックスでお会いできることを楽しみにしています。
本日はありがとうございました。
- NHK(日本放送協会)
- 放送
- 2025年10月4日配信
【曽我俊生】
皆さんこんにちは。
この度はNHKにご関心を持ってくださりありがとうございます。
今日はNHKについてより知っていただく30分間にできればと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
よろしければ、画面の左下のほうに「出席票提出はこちら」というバナーがあると思いますので、そちらを押しておいていただけますと幸いです。よろしくお願いします。
最初にちょっとだけ自己紹介をさせていただきます。NHKで採用担当をしている曽我と申します。昨年から採用に携わっておりまして、多くの障害のある学生さんとお会いしてきました。
また、NHK内で働く障害のある職員とも対話を重ねております。
今日は皆さんに「NHKが就職先としてありかも」と思っていただけるように頑張ってご説明してまいります。
今日、私からお伝えしたいことはこちらです。
“多様なコンテンツは多様な人から生まれる”と記載しました。
今年2025年は、日本で放送、ラジオ放送ですけれども、こちらが始まって100年の節目の年なんですね。
今、NHKや、そもそもテレビやラジオ、こういったものに触れていない方々もいらっしゃると思います。
ただ、そんな世の中においても、公共メディアNHKの役割はなくならないというふうに信じておりますし、私たちは多様なコンテンツ・サービスを日々皆さんにお届けしたいというふうに考えております。
そして、その多様なコンテンツやサービスは、多種多様な人間の組み合わせから生まれるというふうに信じております。
右下に今日お伝えしたい内容を書きました。
まず最初、NHKの個性を担っている使命についてご説明したいと思います。
そのあと、今日はちょっと1個飛ばしまして、イベントの案内、インターンシップのご案内をさせていただきます。
そのあと多様な仕事、職種のご案内をしたりですとか、働き方についてもご説明したいなというふうに思っております。
ただ、まずは冒頭、一番大事なことをお伝えしたいと思います。
それはNHKでは、障害のある職員がほぼすべての現場で活躍しているということです。
業務上必要な配慮やサポートはありますけれども、業務内容については障害の有無で違いはありません。公共メディアNHKの業務に携わり、「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」「地域の課題を解決したい」、そんな熱い気持ちを持った方々を待っております。
NHKには、いわゆる障害者採用のような特別な形態はございませんので、給与や昇進なども同じです。
ただ、配慮については、それぞれの事情に合わせて個別に必要な配慮を相談しながら一緒に考えてまいります。
ですので、採用のイベント、インターンシップ等々も含めて、障害のある人だけを対象にした特別なものではございませんので、どの職種にも応募することができます。
では、ここからNHKの個性や担っている重要な使命について、5枚のスライドでお伝えしてまいります。
まずはこちらです。
触れた人の「人生を豊かにする多彩なコンテンツをつくる」ということです。
たとえば、連続テレビ小説や大河ドラマ、こういった番組でこそ描ける世界観があるかなというふうに思っています。
また、『おかあさんといっしょ』、これは65年を超えて放送している番組なんですけれども、小さなお子さんがいる家庭でずっと愛されてきました。
NHKは長寿番組だけではなくて、これまで見たことがない映像作品も生み出し、世界のコンテンツ市場で勝負をしております。
続いて、「命を守る放送」です。
画面左上にありますのは、2024年1月1日に能登半島で起きた能登半島地震、このときのニュースを放送している、まさにその瞬間のニュースセンターの様子です。
現場にはアナウンサーや記者、カメラマンなどが駆けつけましたが、それ以外にも放送局内で情報取材をする人、被災地に行く職員のための宿や食料を手配する人など、各職員がそれぞれの使命で業務に取りかかっていました。
ちなみに、この災害報道ではアナウンサーの呼びかけが話題になりました。
「今すぐ可能な限り高いところへ逃げること」ですとか、「命を守るため一刻も早く逃げてください」といった強い口調での呼びかけです。
あの呼びかけは、東日本大震災で「もっと救えた命があったのではないか」、こういった反省から議論を重ねて生まれたものになります。
右下に書きましたけれども、「命と安全を守る」、これはNHKにとって最重要の使命だというふうに考えています。
続いて、“フェイク時代”が飛び交う時代だからこそ、顔の見える信頼の情報をお届けするという使命です。特に大規模災害時、あるいはコロナ禍において、さまざまなフェイク情報が飛び交いました。
言葉だけではなくって、画像や動画でも偽造され、“もっともらしさ”に拍車がかかっていたのかなというふうに思います。
報道には、ファクトチェックという役割が元々求められておりましたけれども、私たちは現代に対応する新しいスタイルや、AIなどを活用したシステムの開発にも取り組んでいます。
また、「民主主義を支える」ということも、公共メディアの使命としてとても大事です。
NHKは世界に29の取材拠点、日本全国に54の放送局がございます。このネットワークを生かして、信頼できる基本的な情報と民主主義に資する多角的な視点、この2つを提供したいと考えております。
さらに、私たちは公共メディアとして、情報から取り残される人がいない社会を目指しています。たとえば左側、聴覚障害のある方のための手話ニュース、これを昔から放送しております。
その下にありますのが、今開発中の手話CGです。
手話通訳士の方がいらっしゃらない深夜に、地震が起きた際などに活用できるのではというところで、今頑張って開発をしているものになります。
画面右側は、日本語に詳しくない方にも情報が届けられるように行っている取り組みです。
20ほどの言語で、日本の生活と防災の情報をお届けしています。
どんなときも、誰にでも必要とする情報を届ける、それがNHKの使命です。
以上、5枚のスライドでNHKの使命をご紹介してまいりました。
共感できるところがあったらうれしいなと思っております。
そして、NHKに興味を抱いてくださった皆様に、ちょうど今、おすすめしたイベントがございます。これをちょっとご案内するんですけれども、それがこちらでございます。インターンシップです。
NHKのマイページでは、インターンシップの申し込みですとか、そのほかのイベントのご案内もしております。
ですので、まずマイページに登録をいただけたらすごいうれしいなと思っています。
タイトルのところ、「本気のインターンシップ」と書いておりますけれども、充実したカリキュラムを準備しておりますので、ここでちょっとご紹介をさせてください。
NHKのインターンシップですけれども、職種別のコースになっています。
それぞれ“プロフェッショナルの世界”を体感できるつくりになっています。現場の職員と一緒にリアルな仕事を疑似体験し、公共メディアの使命やチームでプロジェクトに取り組む達成感を味わえる濃密な5日間を用意しています。
ジャーナリストコース、アナウンサーコース、ディレクターコース、デザインのコース、メディアエンジニアコース、経営管理営業のコースと、6つのコースで職種ごとに異なるカリキュラムを用意しております。
インターンシップの日程、12月の4日から12月の12日、このうち5日間行います。
このインターンシップの申し込み締め切りが10月の16日、木曜日午後2時となっております。締め切りがちょっと近づいてまいりました。ぜひぜひご検討いただきたいです。
参加いただいた皆さんの声をちょっとご紹介したいなと思います。
「何度も心が動いた3日間で、一人の人間としても成長できた」ですとか、「自分自身を見つめ直すきっかけになった」、あるいは「葛藤しながら伝えたいことを届ける社会人になりたいと思えた」、こんな声を、ありがたい感想をいただいております。
インターンシップに参加してくださった皆さんからの満足度、これは99%というところで、多くの方がよい影響をたくさん受けてくださったのかなというふうにわかります。
ちなみに、テレビ局の仕事、メディアの仕事って特殊ではないかと。なので「NHKのインターンシップに参加して何か役に立つことあるんだろう?」かみたいに感じていらっしゃる方も、もしかしたらおられるかもしれませんけれども、NHKインターンシップの経験で得られる経験というものは、ほかの業種や仕事とも親和性があるというふうに考えています。
たとえば、記載しております企画力、プレゼン力、論理的思考力、チームワーク、情報編集力、テクノロジー活用力、これらのスキルが活かせる業界、仕事ってたくさんあると思います。
ですので、今の段階でNHKへの興味が強いわけではないという方にも、ぜひぜひお気軽に申し込んでいただけるとうれしいなと思っています。
なお、申し込みに際しては、よく「どういったスキルが必要ですか?」とか、「私、何とかした経験がないんですけど大丈夫ですかね?」みたいな心配の声もいただいたりします。
NHKのインターンシップで、スキルとか、学部だとか、はたまた大学名、これで参加する方を選ぶことはありません。
何を重視するのかというと、皆さんの志、マインドです。
エントリーシートには各コースを選んだ理由を記入していただきますが、「インターンシップでこんな力をつけたい」とか、「NHKに入ってこんなことをやってみたい」など、皆さんの志、気持ちがストレートに伝わるエントリーシートをNHKメンバー一同、とても楽しみに待っています。
ちなみにNHKマイページに登録いただくと、エントリーシート作成のポイントを解説したアーカイブ動画もご覧になることができます。
インターンシップ実施日程が12月4日から12月12日のうち5日間というふうにご紹介しましたが、前半2日間は日程が固定で、どの職種、どのコースを選んだ場合でも、12月4日の木曜日、12月5日の金曜日にオンラインで実施をする予定です。
ここではNHKの職員と一緒に、実際にNHKの若手職員も行っているようなキャリアに関するワークショップですとか、企画提案実習などを行います。
そして、そのあとの3日間の職種別カリキュラムでは、皆さんが選んだ職種、コースによって日程が違ってきます。12月8日の月曜日から12月12日金曜日のうち、コース別に3日間、平日3日間行っていきます。
内容によって実施形式は対面であったり、オンラインであったりさまざまです。
対面の場合は基本、東京で実施をいたします。
渋谷のNHK放送センターや、そのほかのNHKの施設で行います。
繰り返しになりますが、申し込みの締め切りが10月の16日木曜日午後2時となっていますので、皆さんのエントリーをとてもとてもお待ちしています。
ということで、インターンシップのご案内をさせていただきましたけれども、「インターンシップ、職種ごとにやるよ」という案内をしましたが、肝心の、どんな職種があるのかというところをご紹介していきたいというふうに思います。
今日、冒頭にお伝えしたようにNHKの使命、これを果たすためにNHKには多様なプロフェッショナルの人間がいます。
採用のときから、画面に表示しておりますけれども、9つの職種に分かれて専門性を磨いていきます。この次のスライドから、具体的にそれぞれの職種についてご紹介していきます。
まずはニュースをつくる3つの職種です。
インターンシップでは、ジャーナリストコースとして募集している職種になります。
画面左側、情報を収集して原稿書く記者、人の話を聞くのがもちろん基本ですけれども、ネット世界のファクトチェックなどの重要性も増しています。
また、独自の取材に基づく調査報道。これも記者にとって重要な仕事です。
画面の真ん中、映像取材はカメラマンです。現場に行き、映像を自らの感性で聞いております。
中には水に潜る潜水カメラマンですとか、山に登る山岳カメラマンなど、特別な場所に行くような専門性を持った方々もいます。
画面右側の映像制作、これは映像編集のプロフェッショナルです。
先ほどのカメラマン、映像取材の方が撮影した映像ですとか、あるいは視聴者の方々から寄せられた映像などを効果的に組み合わせて、皆さんにわかりやすく伝えるというお仕事です。
このようにニュースは取材と撮影と編集、このチームワークでつくられています。
続いて、番組制作のディレクターです。
NHKではドラマ、エンターテイメント番組、スポーツ中継、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの番組をディレクターが企画制作しています。
NHKではディレクターとして採用されると、1年目から自分のアイデアを形にするチャンスがあります。
最初は、地域の情報を伝える短いレポート作成などから始まって、経験を積む中で自らの専門分野を見つけていく流れになります。
自分の企画で番組をつくってみたいという方には、すごくやりがいのある仕事かなというふうに考えております。
続いて、映像デザインと音響デザイン。2つのデザインのプロです。
画面左側の映像デザインは、番組の世界観やメッセージをビジュアルで伝えるお仕事です。
NHKでは、誰もが見やすく、理解しやすいユニバーサルデザインにも力を入れていて、公共メディアとしての責任を果たそうと頑張っております。
画面右側の音響デザインは、音楽や効果音など、音を使って番組の魅力を引き出す仕事です。
どんな音を使えば伝わるか、どうすれば感情に響くかを考えながら、番組の空気というものをつくっていきます。
続いて、アナウンサーです。
NHKのアナウンサーは、ただ原稿を読むだけではありません。自らも取材をして番組づくりにも関わるというのが特徴です。
視聴者の方に寄り添う共感力、これがとても大切で、正しい情報や感動を自分の言葉や表現でしっかりと届ける、伝えるプロです。
続いて、メディアエンジニア。
NHKのテクノロジーを牽引する技術のプロフェッショナルです。
メディアエンジニアと一言で書いてありますけれども、このメディアエンジニアの仕事は本当に幅広くて、たとえば撮影とか、音声とか、照明など番組をつくる制作の技術、また完成した番組を正確に届けるための、創出する、送り出す、創出する技術、また電波を通じて視聴者の方々に番組を届ける送受信技術というものもあります。
そのほか、放送やネットのシステム開発や整備を行ったり、メディアの未来をつくる研究開発をしたり、果ては放送設備の建築や設計、こういったものもメディアエンジニアのお仕事としてあります。活躍の場が本当に多岐にわたっている職種であります。
職種の紹介、最後にご紹介するのは、NHKという大きな組織を支える経営管理と営業の仕事です。
営業の仕事は、NHKの財源となる受信料制度について、視聴者の理解を深める、深めてもらうというお仕事になります。
時代やニーズに合わせて街で視聴者の方々と対話をしたり、イベントを実施したりして、NHKの取り組みを伝えています。
経営管理は、これも多岐にわたっているんですけれどもNHK全体の方向性を考える経営企画のお仕事から、人事の仕事、総務のお仕事、財務のお仕事、番組の編成や広報を考えるお仕事、イベントの企画運営をする仕事など、幅広い業務を担っています。
また、災害報道の際には、現場の取材拠点を整えるロジスティクスという後方支援の仕事もあります。
経営管理も営業も、どちらもNHKという組織が信頼されるメディアであり続けるための、いわば舵取り役という仕事であります。
以上、職種のご紹介でした。
NHKにはさまざまなお仕事があり、さまざまな職員がいます。「具体的な中身をもっと知りたいな」と思ったあなたへ、2つサイトをご紹介していきます。
まず画面左側、「職員インタビュー」と書いてありますけれども、こちらはNHKの採用ホームページに、現在活躍している50人を超えるプロフェッショナルたちのインタビュー記事を載せています。1日の流れですとか、今どんな仕事をどんな気持ちで行っているのかというものをご紹介しております。
右側が「広報局note」です。番組はサービスのご紹介にとどまらず、どのような経緯のもと、そのコンテンツが生まれたのか、どんなハードルがあったのか、ときにはどんな失敗があったのかみたいなところも舞台裏を担当した職員が書いています。
こういったサイトをご覧いただくと、NHKの仕事に対する解像度が上がりますので、ぜひぜひチェックをしていただけたらうれしいです。
ここまでの話を受けて、「どんな仕事が自分に向いているんだろう?」と思った方には、NHKオンラインカレッジというもののアーカイブがヒントになるかなと思っています。NHKオンラインカレッジというものは、1 Dayで行っているオンラインのイベントでして、第1回は6月に実施をいたしました。
各職種の魅力ですとか、エントリーシートを書くコツなどもお話をしております。
現在、NHKのマイページ内でこのオンラインカレッジのアーカイブ動画を配信しておりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
入ってからの働き方についてもご紹介してまいります。
「テレビ局、メディア業界で働くのはすごく大変だ」「忙しいのでは」というイメージがあるかもしれませんけれども、実際に働いてみると、意外と働きやすい面あるかなというふうに私は感じております。
NHKでは1万人以上の職員がおりますけれども、全員がワークライフバランスを充実させながら健康に働けるよう、さまざまな制度や取り組みがあります。
一部をご紹介します。
リモートワーク、これは、職場や従事する業務によっても異なりますけれども、私をはじめ活用している職員が多いです。
勤労休暇は、丸々1日はもちろん、半日単位ですとか、一部は1時間単位で取得することも可能です。
あと、フレックス勤務といって、業務や個人の予定に合わせて勤務時間を早くしたり遅くしたりといった調整をすることもできます。
ですので、かかりつけの病院があって、定期的に通院だとかリハビリをしている方、こちらについてはこの仕組みを活用しております。
あとは、子育ての制度も充実しております。
「仕事と子育て、両立できるの?」という不安に思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、NHKは最新の状況で申し上げると、女性の方で100%、男性でも86%以上の方が育児休職を取得しております。
また、LGBTQなど多様な性のあり方についてハンドブックをつくって勉強会を実施しているほか、匿名で相談できる電話相談窓口というものも設けております。
業務を行う上でのサポートについてもご紹介していきます。サポートはNHKで用意するもの、各職員で自身で工夫するものなどさまざまですけれども、こちらのような例があります。
画面左側にあるのは、業務で使える文字起こしのアプリ、「YYProbe」というものなんですけれども、こちらのような仕組みがあったり、あるいはその右隣上側のほうにある写真、これは補聴器ですとか、人工内耳に直接音を届けてくれる「ロジャー」と呼ばれる小型のマイクです。
さらに右隣にあるのは、ディレクターの声とか指示を文字化して手元で表示できるようにしたツール、あるいは画面左下のほうに行っていただいて、パソコンの業務で拡大鏡を利用したりとか、はたまた音声で文字入力をするような方々もいらっしゃいます。
NHKでは、それぞれの事情に合わせて個別に必要な配慮を相談しながら、ご本人と職場と人事局で一緒に考えてまいります。合理的配慮の内容を変更すべきという場合は都度見直しを行っていきます。
また、障害の内容については、ご本人の意向を踏まえて、職場と情報共有をしてまいります。
ということで、本日こちらからお伝えしたかった内容は以上になります。
もし、ご質問ですとか、感想ありましたら承りたいなというふうに思っておりますので、ご記入いただけたらうれしいです。ということで、ひとついただいておりますね。
はいありがとうございます。
「NHKに入社しようと決めたきっかけはなんですか? よかった点や苦労したことは何ですか?」というご質問をいただきました。ありがとうございます。
私でいいですかね。
NHKに入社しようと決めたきっかけですけれども、私はやっぱり公共的なお仕事というところにすごい興味関心があって、メディア業界というよりは、そういった観点で、NHKというものを志望いたしました。
実際に入ってみると、やっぱりみんなどの職員も、「公共メディアとして視聴者の方にどういった情報をお届けすれば、どういったコンテンツをお届けすれば役に立つんだろう」っていうのを日々考えて、みんな喧々諤々話をしているっていう職場だなと本当に日々感じていて、そのマインドが職場の中に満ち満ちているっていうところがとてもよい点だなというふうに感じております。
で、それだけその責任というか、視聴者の方々に対しての責任感を感じて日々仕事をしているので、その意味では苦労をするようなところっていうのもあったりすると思いました。
たとえば災害報道のときとか、かなり過酷な現場みたいなところもあったりするんですけれども、そういった面が苦労というところはあるかもしれませんが、ただそれは働きがいというか、NHKの職員として使命を感じながら働ける現場っていうところでもあるので、NHKで働いてこそ感じることができる、取り組むことができる現場なのかな、仕事なのかなというふうに考えながら、日々お仕事をしていっております。
はい、ご質問ありがとうございます。
ちなみに、「障害のある職員の方でどんな方が活躍してますか?」みたいなご質問を受けることがあるんですけれども、今画面にお出ししているところで申し上げますと、画面の右が3人載せていますけれども、右側にいらっしゃるのが視覚障害のある記者の方でいらっしゃいます。
真ん中のところにいるのは聴覚障害のある記者の方であります。
左側は、脊髄損傷で車いすを普段利用しておられるメディアエンジニアの方々ですね。
なので、記者の方もいらっしゃるし、メディアエンジニアの方々もいらっしゃいます。
このスライドの中には出ていませんけれども、ディレクターの方もいらっしゃるし、アナウンサーの方もいらっしゃるし、経営管理・営業でお仕事をされている方もいるので、本当に一人ひとりの個性を生かせるフィールドがあるかなと思っています。
障害特性についても、今ご紹介したところでいくと、身体障害の方がちょっと多かったかなという印象はあるかもしれませんけど、別にそれだけではなくて、精神障害の方、発達障害の方々もおられます。
なので、お一人おひとりの、障害特性に合わせて皆さんが活躍できる現場があるかなというふうに思っています。
もう一つ質問をいただきました。
「障害があるからといって業務が区別されないというところに魅力を感じたのですが、障害者採用枠というものも特になく、すべての人が一般枠で就労していることなのでしょうか?」
ご質問ありがとうございます。その通りであります。
NHKは障害者採用枠というものはございません。皆さん、同じ条件でお仕事をしていただいております。ですので、選考も同じ条件で選考していただいております。
ただ、ご心配なこと、たとえば選考を受けるにあたってとか、あるいはお仕事をするにあたって、何かご自身の特性のところでご心配のところがあれば、それはぜひぜひ伺っていきたいというふうに思っています。
そこで申し上げると、マイページ登録の際から、配慮が必要な点というところは伺っていきたいなというふうに思っていますので、ぜひそういったご心配あったらぜひ教えていただきたいなと思います。
そういった、皆さんからのお声をいただいて、こちらとすり合わせをしていく中で、皆さん自身も、NHKでご自身が活躍できるんだろうか?みたいなところを感じることができるんじゃないかな、見極めることができるんじゃないかな、というふうに思いますので、そういった意味でも、皆さんからもぜひ情報発信していただきたいし、私たちはそれを受けてお話をしていきたいというふうに思っております。
そろそろお時間がやってまいりました。
皆さんのこれからのキャリア、これを広げていくために、ぜひNHKと皆さんで対話をしていけたらなというふうに思っておりますので、オープンな姿勢でともに歩んでいけたらうれしいというふうに思っています。
画面最後出させていただきました。今絶賛募集をしておりますインターンシップ、この応募の締め切りが10月の16日木曜日の午後2時となっております。ぜひともご応募よろしくお願いいたします。
それではお時間になりましたので、終了したいと思います。
本日はNHKの説明をご視聴いただきまして、ありがとうございました。今後、NHKのインターンシップなどでお会いできることをとても楽しみにしております。
では、ありがとうございました。
- キンドリルジャパングループ
- 情報処理
- 2025年10月4日配信
【浅見】
皆さんこんにちは。
キンドリルジャパングループの新卒採用担当、浅見でございます。
本日は、配信をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
まずは出席票のご提出をお願いいたします。
短い時間ではございますが、何かございましたら、コメントにご質問などよろしくお願いいたします。
では早速、私の説明から始めさせていただきたいと思います。
私は前身である日本アイ・ビー・エムにコンサルタントとして入社をいたしました。
まずはコンサルタントとして従事していたのですが、その後、別の会社を挟んでまた戻るという形で、キンドリルジャパングループに入社をいたしました。
今は人事採用担当として勤務しています。
ですので、現場のことだったり、人事の観点からでもご質問に対応できるかと思いますので、何かありましたらコメントをお願いいたします。
それでは本日はこちらのアジェンダで進めさせていただきたいと思っています。
まず、キンドリルとは?という質問なんですが、皆さん、キンドリルという言葉を聞いたことありますでしょうか。
こちら実は造語になっておりまして、「kyn(キン)」と「dryl(ドリル)」という言葉がくっついた言葉になっています。
まず、キンというのは親族や、人の繋がりを表す言葉になっていて、私たちのビジネスの中心には人がいる、といったところが表されています。
また、ドリルというのは、植物などの蔓を表す言葉となっていて、新しい成長とつながりを表し、ともに取り組み、成長を目指す。こういう姿勢を思い起こさせるような言葉になっています。
その2つが合わさってキンドリルという言葉になっています。
そんなキンドリルなんですが、目指すブランドアイディアといったものを掲げて、日々、企業活動を行っています。
・まずブランド。社会成長の生命線。
こちらはよくこれからキンドリルジャパンのことを調べる上で聞く言葉になるかと思いますが、言葉通り、社会成長の生命線、大切なものとして動いていきたいと願っています。
・そしてパーパス。チームの力で未来の礎となる社会基盤を創造する。
・ミッション、共創パートナーとして、魅力ある企業として、選ばれるテクノロジーサービスカンパニーとなる。
こちらの3つをブランドアイディアとして掲げています。
そんなキンドリルの歴史を振り返ってみたいと思います。
まず、2021年9月に、日本IBM社、IBMよりスピンオフいたしました。
そこからわずか2ヶ月後にニューヨーク証券取引所に上場をしています。
この2ヶ月での上場という流れは、お仕事のスピード感といったものが皆様にも伝わるかなと思っています。
そして、昨年の1月から本社を六本木ヒルズの森タワー43階に移しまして、森タワーや、あとはご自宅、そしてお客様先、こちら3つの勤務先で我々は仕事をしています。
こちらのページでは、キンドリルジャパングループについてお話したいと思っています。
このネジのように、歯車のように、4つの会社が足並みを揃えて動いています。
まずはキンドリルジャパンです。真ん中のワームレッド、オレンジ色のものになるんですが、キンドリルジャパンとなります。ベンダーに依存せず、快適な製品・サービスを統合し、ITインフラストラクチャ―のモダナイゼーションを推進しているという、中心になる、核となる存在となっています。
その横に緑色の歯車がございますが、こちらがキンドリルジャパン・テクノロジーサービス、通常KJTSと呼ばれる会社となっています。
こちらの会社は、デリバリーの中核を担っています。
お客様の地域にも寄り添い、何かあったらすぐに駆けつける、お客様の日々を、運用、保守をするといった役目を担っています。
その他も、キンドリルジャパン・スタッフオペレーションズ、通称KSOKだったり、JFEスチールさまとのジョイントベンチャーであるエクサ、こちらの4つの会社の歯車が、一緒に回りながら企業活動を行っています。
では、より深く事業内容を見ていきたいと思います。
キンドリルは、一言で表しますと、世界最大級のITサービス企業となっています。
世界中の企業、政府、公共団体の複雑かつ、ミッションクリティカル。こちら止めてはいけないシステムの情報システムを支えております。なので、かなり重要な役目を担っています。
キンドリルジャパンはITインフラを支えるといったような言葉が出てきましたけれども、そもそもITインフラとは、皆さん、ご存じでしょうか。
インフラと聞けば、水道、ガス、電気、といったような言葉が、頭の中にぽっと浮かぶかもしれないのですが、我々は情報のインフラを支えています。
具体的には24時間365日、ノンストップで止めてはいけないように稼働し、私たちの生活の当たり前を支える重要な基盤となっています。
夜ちょっとお金がなくなってしまった際に、コンビニのATMでお金を引き出せるのも、実はキンドリルが裏で頑張っている証拠といったイメージとなっています。
また夜、お買い物をネットでポチっとしたくなってしまった際に、こちらのITインフラが支えることによって、お買い物ができるという仕組みとなっています。
そんなキンドリルジャパンですが、事業が3つ柱となってございますので、ご紹介をさせていただきます。
まず左手。コンサルティング&デザインなんですが、こちらはITサービスの活用のための戦略、およびその実現計画と安定的な維持に必要となる知見を提供しています。といったところで、お客様のなりたい姿を一緒に描きながら、どういったステップでその姿になっていこうかというところをコンサルティング、そしてデザインをしていく事業となっています。
次に真ん中です。
インフラ構築、先ほどお客様のなりたい姿をコンサルティングしていくというお話をさせていただきましたが、そのなりたい姿を、どういうふうにシステムに落とし込んでいくのか。そしてシステムを作っていくのか。といったところが、インフラ構築となっています。
多様なITX、エコシステムを束ね、各製品のスペシャリストのスキルと知見を活かしたITインフラの構築、移行を提供していますと記述させていただいています。
次に、マネージドサービスをご紹介させていただきますが、こちら、描いた姿に沿ってシステムを構築していって、キンドリルジャパンでは、そこで作りっぱなしにはしません。そこから運用・保守まで支えているのがキンドリルジャパンの特徴となっています。また強みでもあります。
ITシステムの運用に関する業務委託やご支援を提供しているのがこちらのマネージドサービスとなっています。
キンドリルジャパンは、先ほども申し上げたように、各地域に拠点を設けておりますので、何かあった際、お客様に駆けつけて、日々、日頃からお客様に寄り添ったサービスの提供を行っております。
私たちのお客様についてのご紹介ですが、4600社、フォーチュン100という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
全米上位企業の75%。フォーチュン500でいいますと、50%のお客様のITをお預かりしています。
ここからもわかるように、膨大な情報量を扱い、そちらを安定稼働させるということを、全世界で行っていますので、そちらはキンドリルジャパンの非常に強い強みとなっています。
さらに細かいキンドリルジャパンのお客様事例をお伝えいたしますと、株式会社JCB様も大切なお客様のひとつでございます。
実際に行った事例としましては、AIによる音声認識技術を用いて、コールセンター業務の抜本的な改革を支援させていただきました。
こちら、ちょっと古い事例ではあるのですが、当時は最先端、かつ複雑な事例ではありました。
導入結果、コールセンターで窓口に繋がるまでの待ち時間を最大で55%、約2分、120秒かかっていたものを53秒に減らすことができました。
お客様からも、数年がかりになることもある難しいものでしたが、半年でリリースしてくださってありがとうございます。といった嬉しいお言葉もいただいています。
こちら53秒というふうに削減をしたことによって、お客様満足度の向上もそうですが、企業側の運営効率化を実現いたしまして、より注力すべき業務に注力できるようになった。といった業務変革についても支援させていただいた結果となりました。
次に、日本航空様の事例もご紹介させてください。
JAL Visionの実現を支えるハイブリッドクラウドの基盤の構築といったところで、こちらもかなりミッションクリティカルな事例ではありましたが、キンドリルジャパンの方でお手伝いをさせていただきました。
支出、コスト、納期に応じた基盤の選択肢を提供することが、キンドリルジャパンの強みとしてサービスのご提供の一助となりました。
こちらは一部ではありましたが、お客様事例とさせていただきました。
我々キンドリルジャパンは、ただいま5年目を迎えた、まだまだ赤ちゃんな会社ではあるのですが、前身であるIBMの知見を活かし、そして今は製品を持たない会社となりましたので、さまざまなパートナー企業と連携をしながら、お客様に寄り添った、お客様に最適なソリューションのご提供、ご支援を行っています。
こちらのページでもご紹介させていただいていますように、企業のエコシステムに適した幅広いアライアンスを設けていますので、幅広く高い技術力でサービスを提供することが可能になっています。
もう少し個人の仕事内容について深掘りしていきたいと思っています。
こちらはあくまでも職種の一例ではあるんですが、ITエンジニア、ITコンサルタント、そして営業アーキテクト、プロジェクトマネージャーと、さまざまな職種がございます。
キンドリルジャパングループは、非常にキャリアパス、柔軟に選択いただけますので、ご自身のなりたい姿、キャリアに沿いまして、こちらの職種も目指していただけるというような環境を設けています。
では次に、ご入社いただいた後の社員研修について少しご紹介させていただきたいと思います。
ここまでが大雑把な企業説明となりましたので、何かご質問があれば、適宜ご質問のチャットに入れていただければというふうに思っています。
また途中から参加された方、出席票のご提出もお願いいたします。
では改めまして、新入社員研修に移りたいと思います。
研修は、お一人おひとりの成長をサポートする育成プログラムを組んでいます。
入社後は2年間かけて、研修に参加いただきます。
途中OJTと組み合わせながらにはなるのですが、座学といった研修、ケーススタディ、ロールプレイングといったような研修カリキュラムももちろんなのですが、メンタリングといった、先輩社員に相談できる環境の方も整えさせていただいています。
なので、学ぶ環境からキンドリルジャパンでは、育成プログラムを組んでおりますので、一日でも早くプロフェッショナルになっていただけるようなカリキュラムを組ませていただいております。
その他にも、ラーニングコンテンツ、社外外部資格の取得の支援をする制度、そしてコミュニティ。こちらも非常に活発に動いていますので、自分は勉強して、常に市場価値の高いエンジニアになりたい、コンサルタントになりたい、という方には非常に向いている会社なのかなと思っています。
具体的な新入社員研修なんですが、まずはオン・ボーディングといった基礎的なところから、ビジネス基礎、IT基礎、リーダーシップ、そして職種別にコンサルティング基礎、アーキテクト基礎、といったような、ポジションごとによって分かれる研修などがあり、こちらも非常に手厚い研修が織り込まれていますので、非常に学び甲斐のある研修になっているかなというふうに思っています。
次に角度を変えて、一緒に働く魅力をご紹介したいと思います。
一人ひとりの個性を生かし、働きやすいインクルーシブな環境を目指して、日々、企業活動を行っていますが、具体的にはよく聞かれるようなこちらのインクルージョン、ダイバーシティ、エクイティという言葉を、画面のように定義しながら、我々は企業活動を行っています。
特に大切にしているのは、インクルージョンという言葉です。
こちらは一人ひとりの違いを理解し合い、尊重し合い、価値を認め合い、大切にすること。こちらを体現できるように一人ひとりの社員が心がけています。
その他も、ダイバーシティという言葉は、年齢など目に見える違いに限らず、考え方、スキル、経験などを含む線引きが難しいようなものも含めて、多様性と認めることを定義しており、こちらも非常に一人ひとりがフラットな環境となっています。
その他エクイティも、誰もが個人の違いを考慮した上で提供される機会が公平であることに気をつけていますので、ITEと普段呼んでいるのですが、この言葉を非常に大切にしながら文化にも根付いているかなと思っています。
その活動が対外的にも認められているというお話になりますが、働きがいのある会社という、権威あるこちらの賞に2年連続で選出させていただきました。
また右側ですが、女性が活躍する会社ベスト100に昨年選ばれています。
こちらは当時会社設立4年目の、まだまだな会社ではありましたが、既にこのようなプレゼンスを社会的にも出せているのかなと思っています。
その他、キンドリルジャパン・グループ障がい者雇用の取り組みなのですが、バリアフリーの推進はもちろんのこと、フレキシブルな働き方もこちら、浸透しております。
所属長と相談の上、働き方を決定できますし、また、ご自宅での勤務、在宅勤務も非常に浸透しています。
障がい者コミュニティ。こちら、私も入らせていただいていますが、定期的にコミュニティの活動を通して社員同士の交流も深めています。
では、駆け足となってしまったのですが、ここまでがキンドリルジャパングループのお話とさせていただきます。
ここからは、Q&Aのセッションに移りたいと思っていますが、何か気になることがありましたら、Q&A、ご質問のチャットにお届けいただければと思っています。
また出席票の提出がまだの方は出席票をご提出いただきますと幸いです。
1件、ご質問いただいていますので、こちら読み上げさせていただきたいと思います。
キンドリルジャパングループに入社した決め手と、良かったとこと、大変なことを教えていただけないでしょうか、といったご質問、ありがとうございます。
まずは入社した決め手ですが、私は、入社時はまだ前身である日本アイ・ビー・エム社だったのですが、当時と共通して人がよかったというのが何よりもございました。
面接を通じて、会社のことが好きになるというのはこういうことなんだなというのを、私自身もすごい痛感して、私は文系出身なんですが、先ほども研修のお話をさせていただきましたが、研修が非常に濃密で、文系の私でも活躍できるなという安心感を持てたことが入社の決め手になったなと思っています。
次に大変だったことですが、私がコンサルタントとして現場にいたときは、やはりお客様のなりたい姿って、結構ぼんやりされていることが多かったりもします。
そこからどういうふうに線引きをして、輪郭を作っていくのか、といったところが、自分自身もまだ経験が少ない間は非常にチャレンジングといいますか、天井のないものであったので、時間を決めてここまでやる、というのを自分にも課して、それを自分の体に染み付けるといったところは最初すごく大変でしたが、それがスムーズにできるようになってからは、お客様とのコミュニティレーションの取り方も、より効率的に、かつ、より距離が近くなってできるようになったので、お客様にとってもすごくなりたい姿に近づくお手伝いができるようになったなという意味では、最初はすごく大変だったのですが、コツというか、少しずつ周りの先輩社員にもお手伝いいただき、乗り越えられたといった点ではすごく結果的には嬉しいことになっていったと思っています。
ご質問ありがとうございます。
たくさんいただいています。
こちら、障がい者手帳の申請中での応募エントリーは可能でしょうか?
ちょっと聞きにくいことだったかもしれませんが、お話いただいてありがとうございます。
こちら、申請中の方でも未取得の方でもエントリーできますのでご参考にされてください。
ありがとうございます。
大阪在住ですが、研修自体は本社で受けることになりますか?
ご質問ありがとうございます。
こちらは入社する会社によって、またそのときのタイミングや状況に応じても変化することがあるんですが、研修自体はオンラインがベースとなっていますので、ご自宅で、そのときにお住まいのところで受けることもできますし、どうしてもケーススタディーで顔を合わせて一緒にプレゼンテーションをしていく、という研修の際は、対面でどこかしらで実施する場合はありますが、基本的にはオンラインと考えていただければと思っています。
先ほども申し上げたように、キンドリルジャパングループは各地域に拠点を持っていますので、配属によっては大阪配属になる可能性もございますし、東京配属になる可能性もありますし、そこのところは内定後にご案内を詳しくさせていただきたいと思っています。
ご質問ありがとうございます。
もし何か追加のご質問がありましたら、また別途していただければと思っています。
ではもう一つご質問いただきましたので、読み上げさせていただきたいと思います。
キンドリルジャパンが求めるスキルや人材像を教えてください、といったところで、ありがとうございます。
求めるスキルなのですが、こちらにつきましては、やはり新卒採用はポテンシャル採用ではありますので、現時点でこういったスキルを持っていてほしいということは、特段ありませんが、何といってもキンドリルジャパンは、手を挙げたら何でも聞いてくれる姿勢の環境のある会社だと思っているので、スキルというか、人材像に近いのですが、自ら意見をしっかりお伝えができる方がキンドリルジャパングループでご活躍できるのではないかなと思っていますし、意見を求められるので、そこをしっかり自分の意見を持っている方が適しているというか、活躍しやすい環境なのかなと思っています。
ほとんどの方が文系の方で、今年でいいますと、7割近い方が文系で、IT未経験でキンドリルジャパングループにご入社いただいていますので、その点はご安心していただきたいと思っていますし、入社してからもプロフェッショナルになっていただけるよう、ITのスペシャリストとしてご活躍いただけるようなカリキュラム、そして環境を整えていますので、その点は安心していただければと思っています。
ご自身のご意見を持ってしっかりと伝えられるというところをお持ちの方というか、鍛えていただけると、より活躍ができるかなと考えています。
ご質問ありがとうございます。
その他、入社前に取得した資格や奨励金や昇給などはありますか?
ありがとうございます。
こちらについては特に規定は設けておりません。
ですので、入社前に自己啓発として、ご自身で学習されることは推奨していますが、特に何かルールなどは設けておりません。
ただ私の事例にはなるんですが、私は入社が内定をいただいてから、入社までに、まずはITパスポートから勉強しようと思って、ITパスポートの勉強をして、合格ラインまで勉強はしておりました。
また、キンドリルジャパングループは外資の会社になっていますので、英語の自主学習もしておりました。
入社後も、Adobe系、社内管理システムなどは英語になっていますので、英語はしっかり学ばれた方がキャリアの選択肢も増えるかなと思っていますし、ご自身の選択肢が増えると思うので、英語の勉強とITに関する試験、ITパスポートでもいいですし、基本情報技術者試験でもすごく活躍できると思うので、そちらの勉強は推奨させていただきたいと思っています。
ご質問ありがとうございます。
すごく駆け足となってしまったんですが、これでキンドリルジャパングループのことを少しでも知ってもらえる機会になればいいなというふうに思っていますし、多分この私の姿を見てわかりやすいかと思うのですが、社員一人ひとりが個性を発揮してのびのびと働く会社になっていますので、そういう会社に興味があるといった方にとっては、合う会社になるのかなと思っています。
では、お時間も近づいてまいりましたので、クロージングに入りさせていただきたいと思います。
本日は貴重なお時間をいただき、キンドリルジャパングループの説明会にご参加いただきまして本当にありがとうございます。
これも何かの縁かなというふうにも思っていますし、今後ともキンドリルジャパングループが、皆様に何かご縁があるといいなと思っています。
改めまして、出席票のご提出をお願いいたします。
本日はご視聴いただき、ありがとうございました。
- JTBグループ
- 旅行・観光
- 2025年10月4日配信
【BAY BOOYOUNG】
皆さんこんにちは。
本日はJTBグループのセミナーをご視聴いただき誠にありがとうございます。
約30分間、当社グループの事業説明、そしてインターンシップについてお伝えしたいと思います。
私はJTBグループ障害者求人事務局のBAY BOOYOUNGと申します。
そして私の隣には、本日、手話通訳を担当いたします田村静香です。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日のアジェンダはこちらの3つに分けて進めていきたいと思います。
その前に、皆様の画面の左下にオレンジ色のボタンがあるかと思います。
そちらをクリックしていただいて、出席票の提出をお願いいたします。
皆さんできましたでしょうか。
そして本日ご視聴いただいている中で当社の事業説明を聞いた上での気づきや質問などございましたら、せっかくですので、チャットをご利用いただければと思います。
それでは、まずパート1のJTBグループの全体説明です。
このパートではJTBグループの事業紹介、働き方、そして社内研修についてご説明いたします。
まず皆さんにご質問です。
JTBは何をしている会社だと思いますか?
おそらく多くの方が旅行の企画、販売会社と想像しているかと思います。
JTBの店頭や、るるぶなど、皆さんの身近にJTBのサービスがあるからではないでしょうか。ですが実際は異なります。
JTBは、さまざまな分野で交流を創造し、新しい価値を生み出す企業なのです。
例えば、個人のお客様を接待するBtoC領域では、左側にご覧のように、旅マエ、旅ナカ、旅アトに至るまで、一人ひとりのカスタマージャーニーに寄り添った“実感価値”を提供しています。
そして法人のお客様を接待するBtoB領域においては、ご覧のように右側に、産、官、学に向けたビジネスや、グローバルに展開するビジネスなど、地球を舞台にさまざまな事業を展開しています。
このように、JTBの仕事は、実は一言ではお伝えできないほど領域が広く、皆さんが想像もしていないことをしています。
旅行の企画、販売だけをしている会社ではない、ということを今日は皆さんにぜひぜひ知っておいていただきたいと思います。
それではJTBが行っている事業の一例をご紹介いたします。
例えば、アプリによる旅のサポートがあります。
JTB公式、旅行検索、予約確認アプリは、旅前の検索や予約はもちろん、旅中のサポートも充実したアプリを開発、提供しています。
続いて、地域観光のマーケティング支援をしています。
観光客の予約行動やウェブサイトから得られるデータ、公開されているビッグデータを統合し、一人ひとりの旅行者に対して、求める情報を的確に届けるOne To Oneマーケティングに貢献しています。
他にも多彩なビジネスイベントの運営をしています。
あらゆる企業が顧客との交流を深めるために重要となるビジネスイベントの企画から運営、事後検証までをワンストップで手がけています。
いかがでしょうか。
今ご紹介した事例はほんの一例になりますが、JTBがあらゆるフィールドでさまざまな価値創造を行っていることを知っていただけたかと思います。
そしてそんなJTBという環境だからこそ、経験できる魅力があります。
関わるフィールドが非常に幅広い。
つまり、旅行、教育、デジタル、スポーツ、地方創生、そしてグローバルと、あらゆる業界に携わることができるということです。
JTBが旅行の企画、販売だけをしている会社ではないということはおわかりいただけたかと思います。
ここからは、多岐にわたる事業をしているJTBが何を目指しているのか。
事業戦略とその推進体制をお伝えします。
冒頭でお伝えした通り、JTBは交流を創造する企業です。
私たちは、自社の事業を、交流創造事業と呼び、デジタル基盤の上に人の力を活かし、地域や組織の価値を共創し、人流や情報流、物流を生み出すことで、人と人、人と地域、人と組織の出会いと共感をサステナブルに作り続けることを目指しています。
届けたいのは、旅そのものではなく、その効果であるということを前提として覚えていただければと思います。
したがって、つなぐ、つくる、つなげる、がJTBグループの交流創造の源泉であると言えます。
JTBグループは、ツーリズム、エリアソリューション、ビジネスソリューションという3つの事業戦略に紐づけています。
1つ目は一番左側のツーリズムですね。
3つの事業の基盤となる部分です。
個人と法人のお客様へ旅行や地域交流事業を提供し、実感、価値向上、そして地域を活性化させることが役割です。
2つ目は、真ん中のエリアソリューションです。
自治体、観光関連業など地域の魅力向上にコミットし、多くの人流を創出し続ける持続的なビジネスモデルに挑戦しています。
最後に、一番右側のビジネスソリューションです。
法人のお客様との関係性をこれまで以上に深め、複雑化する小課題をともに解決し、お客様の持続的な発展に貢献しています。
JTBグループは、これら3つの事業戦略に交流の力を掛け合わせ、お客様の実感交流創造や課題解決へと繋げています。
JTBグループの各社については、ご覧の通り、それぞれの事業に属しており、専門的な分野においてさまざまな事業を展開しています。
前のスライドにはなかった、一番下の事業基盤とその上のグローバル事業についてもぜひ知っていただきたいと思います。
まず、一番下の事業基盤とは、その言葉通り、JTBグループ社を支えている会社が属している事業領域となります。
そしてグローバルとは、JTB事業戦略の3つをベースに、全世界へ展開していますため、全ての事業戦略に関わる事業領域となります。
こちらはJTBグループの国内だけでなく、海外拠点の情報になります。
ご覧のように、JTBグループはグローバルにも展開していることから事業の舞台は地球の全てと言えます。
ここまでご説明した通り、JTBには幅広いソリューションがあります。
だからこそ、仕事についても、法人営業をメインに、マーケティング、企画、編集、デジタル戦略、IT・情報サービスまで多種多様な仕事があります。
社会課題を解決し、世の中へ貢献したい。
グローバルのフィールドでキャリアを築きたい、若手の力、あらゆる場面でチャレンジしてみたい、など、皆さんのこんな仕事がしてみたいに答えられる環境がJTBにはあります。
JTBでは、社員が生き生きと働き、活躍、成長できるためにさまざまな制度も設けています。
例えば、柔軟に働くための制度として、場所を柔軟にするための、ふるさとワークやテレワーク制度、働く日数を柔軟にするための勤務日数短縮制度、時間を柔軟に活用するためのフレックスタイム制度、などがあります。
また、ライフイベントと仕事の両立の実現については、短時間勤務制度、配偶者の転勤などに対応できるグループキャリアサポート制度、戻る場所がある安心再雇用制度なども設けています。
キャリアや成長についても同様で、若手時期に限ってお伝えしますと、4年目までフォロー研修を整備しており、振り返りと実践を繰り返して成長することができる環境を備えています。
また集合研修、オンライン研修も充実しています。
eラーニングを含め、あらゆる学習を管理しているJキャンパス、さまざまなテーマに基づいた学びを共有できる、学びのサマーフェスティバル、社員の自発的な学びを支援する制度、自立創造型人材を支援するためのキャリア開発制度など、成長したいという社員の思いに応える制度が満載です。
ここからは、Part2、JTBグループの障害者雇用についてお伝えいたします。
初めに、JTBグループが取り組むDEIB推進についてお伝えいたします。
皆さん、DEIBという言葉は聞いたことがありますか?
単語4つの頭文字をとってDEIBと呼びます。
JTBグループは、年齢、性別、人種、文化などの多様性をイノベーション創出の価値として尊重しています。
主な取り組みとしましては、立場や属性に関わらず、必要な情報と機会を公平に提供する公平な環境作り、異なる意見や経験を活かし、個人では達成できない成果を仲間とともに実現する多様性の活用、誰もが安心して自分らしさを発揮できる環境を構築し、帰属意識を醸成する心理的安全性の確保、やりがいと誇り、向上心を持った仲間同士で高め合い、挑戦を継続する相互成長です。
これらのDEIB推進により、挑戦し続ける仲間との相互成長を通じて新たな価値創出を目指しています。
それでは、JTBグループがどのような思いで、障害者雇用を行っているのかをお伝えいたします。
私たちは多様性を企業の強みとするDEIBの観点から、障害者雇用を推進しています。
そして、社員には3つの約束を通して、雇用理念実現に向けた取り組みを行っています。
その1つ目が、こちら会社の約束です。
障害の有無よりも、社員の意欲や能力を重んじ、JTBグループが目指す自立創造型人材へ、教育とチャレンジの機会を提供するという約束です。
2つ目は、障害のある社員との約束です。
障害のある社員は、自身に必要となる支援を自ら発信、周囲の理解を得られるよう働きかけるという約束です。
障害のある社員は受身での姿勢だけではなく、自己発信を行うことで相互理解を図って行っていくことを約束してもらっています。
同じ障害、種別でも必要な合理的配慮は人それぞれだからです。
3つ目は、全社員との約束。全ての社員は、障害はさまざまであることを認識し、対話を尊重しながら働きがいのある職場を総合構築するという約束です。
障害のある社員とその周囲で働く社員との対応を大事にして、働きやすい環境ではなく、働きがいのある職場を一緒に作っていくことを約束してもらっています。
以上3つの約束が、私たちJTBグループにおける障害者雇用の基本的な考え方になります。
JTBグループでは、全国で約280名の社員が在籍しています。
聴覚障害の方が約40%と多く、続いて精神障害、下肢障害、内部障害となりますが、さまざまな障害のある方が北海道から九州まで全国各地で活躍しています。
よく発達障害のある方はどこに含まれますか?とご質問いただきますが、発達障害の方は精神または知的障害の手帳お持ちだと思いますので、こちらの円グラフでは、精神または知的障害に含まれています。
これらの社員がどのような仕事で活躍しているのかもご紹介いたします。
JTBグループでは、障害のある社員のための仕事はないのが前提となります。
障害のない社員同様、本人の意向と適性を含めて、仕事内容や職種が決まります。
具体的な仕事内容はご覧の通りですが、こちらは一部となります。
お客様のもとに自ら出向いて商談をして企画を提案する営業、その営業担当者の規格に基づいて、手配や支援をする仕事。店頭やオンラインでお客様をお迎えして、旅行のご提案、予約をする仕事。お客様にご案内するパンフレットに掲載する商品の仕入れ、商品企画のお仕事。その他、総務、会計、データ入力など、多様なフィールドで活躍いただいています。
こちらはご参考までに、障害種別による在籍社員の業務内容をまとめた内容になります。
ご自身と類似する障害種別の先輩社員がどの業務で活躍しているのか、ぜひご確認ください。
JTBグループは、組織全体でサポートする体制がございます。
配属される場所については、こちら、オレンジ色で、連携する場所については、こちらの水色でお示ししています。
まず、障害の有無に関わらず、新入社員が配属される仮称では、業務のことを教えてくれる指導社員がつきます。
さらに、業務のことだけでなく、日頃の悩みや身近な相談に乗ってもらえる、比較的年齢が近いメンター社員という社員も一人ひとりにつき、皆さんが安心して仕事ができるようサポートしています。
ただ、指導社員やメンター社員だけでなく、上司や同僚、先輩、後輩など箇所全体で必要な合理的配慮ができるようサポートをしています。
そして、所属箇所と会社の定着支援窓口が連携をしてます。
定着支援窓口は2つあります。
詳しく見ていきますと、所属箇所とは別の、定着支援担当者という社員です。
グループ各社ごとにいます。
障害のある社員が所属箇所とうまく関係を築けているか、悩みがないか、などを見ています。
もう一つは、特例子会社であるJTBデータサービスによる支援です。
障害者支援会社として、障害者職業生活相談員、手話通訳が多数在籍しており、JTBグループの障害のある社員の定着支援を行っています。
また障害のある社員を対象にアンケートを行い、希望者には定期的に面談を行っています。
配属箇所の支援にとどまらず、組織全体で障害のある社員が安心して働ける環境を整えているのがJTBグループのサポート体制の特徴であると言えます。
またサポート体制に加えて、障害のある社員の活躍支援について、グループ全体で推進しています。
開催しているイベントについてもご紹介します。
まずはJTB DEIB Week。これは2018年から始まったJTBグループ全体、全社員参加型イベントで約1週間開催します。
今年も12月に約1週間DEIBテーマをもとに、オンラインで総合コミュニケーションができるよう企画しています。
その中のイベントの一つにチャレンジドサミットというものがあります。
こちらは2007年から開催し、今年で19回目を迎えます。
昨年は各会社に所属し、さまざまな障害のある社員が集まり、JTBグループの山北社長やDEIB推進を行う役員とともに、会社の未来に向けてみんなが働きやすくなるためには、もっとこうしたらいいのでは?と実体験をもとにアイディアを出しながら意見交換を行いました。
第2部には、各業界の障害者雇用の取り組みを学ぶために、自動車業界や航空業界のリーディングカンパニーのトップ層の皆さんをお招きし、さまざまな取り組み事例の紹介をいただきました。
障害の有無に関わらず、160名近くの方が同時にご視聴、また社内のイントラでもアーカイブを多くの社員に視聴いただきました。
会社全体で障害について理解を深める機会となりました。
今年は各会社に所属し、さまざまな障害を持つ社員が集まり、JTBグループの山北社長や、DEIB推進を行う役員とともに、
こちらの内容が、第1部のチャレンジドサミットと第2部の各企業からの学ぶトークセッションについてのスライド内容になります。
お見せするのが少々遅くなってしまいますが、ご覧いただけますと幸いです。
その他、インタビューの一部をキャリアサイトでも公開しています。
JTB求人サイトのトップメニューの中から、働く仲間を押していただきますと、社員インタビューというボタンが出てきます。
こちら入っていただきますと、さまざまなインタビューがご覧になれます。
こちらもぜひぜひ、あわせてご確認ください。
続きまして研修での支援をご紹介いたします。
こちらは研修での事前ヒアリングシートになります。
先ほど3つの会社の約束でもお話しましたが、JTBグループの社員には教育とチャレンジの機会が多数与えられています。
対面、ウェビナー、eラーニングなど、さまざまな形式の研修があり、数としては約800本あります。
内容は新入社員研修から始まり、入社後、半年後に新入社員のフォロー研修があります。
その他にも、年次ごとにキャリアアップしていくごとに、キャリア研修などがあり、同期と交流しながら、自身のキャリアを考える機会がございます。
他にもマーケティング基礎研修やDXセミナーなど、自身の業務に関連する、または伸ばしていきたいと考えているスキルなどを選択して研修を受けることができます。
自身を成長させることができる場面が多数あるのです。
このような研修では、こちらのヒアリングシートに必要な配慮を事前に記入いただきます。
記入いただいた内容に応じて、手話通訳がついたり、UDトークを利用したり、文字情報を積極的に利用したりします。
また、宿泊を伴う研修においてはJTBグループの研修宿泊所にご宿泊いただきますが、バリアフリールームや連絡用の赤いランプが灯るお部屋をご案内することも可能です。
障害の有無に関わらず、公平に研修を受講いただき、成長いただきたいと思っています。
他にも働きやすい環境を整えるための取り組みや、合理的配慮の一例になります。
聴覚障害をはじめ、視覚、身体、内部、精神、発達障害、等々、さまざまございます。
こちらはあくまで一例となり、一人ひとり必要とする配慮は異なりますので、入社前からしっかりと求人担当が一人ひとり、コミュニケーションを取りながら働きやすい環境を整えています。
ここからは最後の障害者向けインターンシップになります。
まずJTBグループの障害者向けインターンシップです。
オンライン形式となります。
ご自身に合った環境にてご参加いただけます。
11月6日(木)開催予定でございまして、応募締め切りは10月15日(水)になります。
インターンシップの内容としましては、JTBグループ説明、自己分析、就業体験、人事担当者との座談会となります。
参加者の声からもおわかりの通り、ただ仕事を体験していただくのではなく、現場経験の豊富な社員からのフィードバックを受けることによって、仕事とは何か、ビジネスとは何か、自分の強みや、今後伸ばしていくべき部分は何か?等々、さまざまな学びが得られる貴重な機会になると思います。
今年度のオンラインインターンシップとしては、こちらが最後となりますので、参加を迷っている方はぜひ公募ください。
またJTBグループの特例子会社、JTBデータサービスの1Day仕事体験もご紹介します。
さまざまな障害のある社員が活躍しているJTBデータサービスの今度の仕事体験はリアル開催となります。
本社にて、職場体験をしていただきますので、実際の職場の雰囲気なども見ていただきます。
さらに、先輩社員とお話ができる時間もありますので、参加を迷っている方はぜひご応募ください。
これらインターンシップの応募方法ですが、
1. Club JTBに登録してログインします。
2. クラブJTBのマイページより、「インターンシップの応募はこちらから」をクリックします。
JTBグループ障害者向けインターンシップ、あるいはJTBデータサービスの右側にある、「応募する」をクリックします。
両方のご参加も可能です。
3. 選考のためにエントリーシートを提出すると応募完了になります。
こちらのエントリーシートには、皆様からの必要な合理的配慮もご記載いただけますので、非常に重要な内容となります。
ですので、わかりやすくご記載いただけますと幸いです。
JTBグループの事業や仕事について知りたい皆様、自身の強み、やりたいことを発見したい皆様、働くイメージをつけたい皆様。自身の成長のため挑戦したい皆様、初めてのインターン参加の皆様、ご応募をお待ちしています。
社会人への新たな一歩をJTB GROUP INTERNSHIPでぜひ始めましょう。
最後に、よくある質問のご紹介です。
応募条件ですが、障害者手帳をお持ちの方、あるいは申請中、申請予定を含む皆様は、障害種別を問わず、どなたでもご応募可能です。
情報保障についてですが、UDトークを利用した文字情報をはじめ、手話通訳がつきます。
応募する際のエントリーシートに文字情報や、手話通訳が必要である旨をご記載くださいますようお願いいたします。
体力面での心配がある方についてですが、例えば、1Day仕事体験の場合は、オンライン開催となりますので、ご自宅からでも参加可能です。
ですので非常に安心できる環境にて参加できると言えます。
障害のある社員はどのような仕事をしているかについてですが、先ほどもお伝えした通り、JTBグループでは、障害のある社員のための仕事はないというのが前提となります。
したがいまして、障害のある社員の仕事内容は多岐にわたります。
最も大切なことは何ができなくてできるか、ではありません。
皆様が何をやりたいか。
何を社会で実現していきたいかです。
皆様のできる仕事ではなく、やりたい仕事をJTBグループのインターンシップで一緒に見つけてみませんか。
皆様からの公募を心よりお待ちしています。
本日はご視聴いただき、誠にありがとうございました。
チャットで視覚障害のある社員は活躍していますか?というご質問、ありがとうございます。
弊社の中では、実際視覚障害のある社員も活躍しておりまして、先ほどお見せしました求人サイトの中に社員インタビューが載っています。ぜひそちらの内容をご確認いただけますと幸いです。
本日は30分間ご視聴いただき、誠にありがとうございました。
後日、インターンシップでお会いすることを楽しみにしています。
インターンシップで会いましょう。
- ソニーグループ
- 家電・AV機器
- 2025年10月4日配信
【森】
皆さんこんにちは。ソニーグループの森と申します。
今日、30分ですが、一生懸命、皆さんにお伝えしたいことを伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
今日、マイナビさんの配信ということですので、チャットであったり、質問であったり、入力するところがあると思いますので、ぜひどんどん入力していただければと思いますが、今日お伝えしたいことがたくさんありますので、もしかしたら全て質問にお答えできない
かもしれませんが、そのときはご了承ください。
早速、資料の方に入っていきたいと思います。
今ちょうど出ている資料が、ソニーの採用のコンセプト、考え方、
あなたは感動の原動力。と書いてあります。
皆さん、感動することってたくさんあると思います。
この、感動することがたくさんあればあるほど、やっぱり気持ちが豊かになっていったり、いろいろなことが起こってくると思いますが、感動するっていうことは、人が感動する。そしてこの感動を作るっていうのも人なんです。
なので、現在、皆さん一人ひとりが原動力になっていくということになると、あなたというふうに書いてありますが、一人ひとりが自分の持っている力、そういったものを仲間と一緒に分かち合いながら、多様な事業の中でシナジーを産んで、感動を作っていく。
こういったことをやりたい、というのがソニーの考え方の一つですので、こういったことをやっていくために、あなたは感動の原動力です。というのが採用のコンセプトということになっています。
このコンセプトはソニーの存在意義、Purpose。これともすごく連動しています。
「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす」
これがソニーの存在意義ということになります。
で、この存在意義を達成するための人材の基本的な考え方が、この「People Philosophy」という考え方なんですが、「Special Tou」「Diverse Sony」ということが書いてあります。
どういうことかというと「Special You」一人ひとりの個、皆さん一人ひとりの個が、自分の意思で自分のキャリアを築いていく。そして自分の未来を切り開いていく。
こういったことをやっていくための一人ひとりの個を大切にしていくというのがソニーの一つの考え方であって、もう一つの「Diverse Sony」ですね。
これソニーにはたくさんの事業があります。
そしてたくさんの人が働いています。
こういうたくさんの事業の中、これが一つの受け皿になって、一人ひとりの個の力というのをシナジーを持って発揮していく。これが感動に結びつくというところになりますので、これが「Special You」「Diverse Sony」、人材、基本理念ということになります。
これは何も今、急に始まった話ではなくて、創業当時からこれは設立趣意書というのが、ここに写真ちょっと古いやつで書いてありますが、この中に書いてあることの一つが、
「自由闊達にして愉快なる理想工場を作っていく」んだというのがソニーの創業者の一人の井深が言っていた言葉になります。
ソニーは「技術の力を用いて人々の生活を豊かにする」
それこそ感動を生み出していく。
そういったことをやっぱり創業当時から考えていたという会社になります。
これは創業者の一人の井深の若い頃の写真ですが、
「常識と非常識がぶつかったときにイノベーションが生まれる」という言葉を言っています。
なかなか常識と非常識っていうとわかりにくいかもしれませんが、いろんな個性、価値観、そういったものがある中で、それぞれが持ってる思いをしっかりとぶつけ合わせて、シナジーを生んで新しいイノベーションを作っていこうよ、というのがこの井深の発言の一つになります。
それからもう一人の創業者、森田ですが、この森田が入社式のときに言っていた言葉があるのですが、
「もしソニーに入ったことを後悔することがあったらすぐに辞めてください。人生は1回しかないんだ」と。これちょっと厳しい言葉のように聞こえるかもしれませんが、そういうことではなくて、一人ひとりが、やっぱりソニーに入る覚悟というか、ソニーに入って頑張るぞ。という気持ち、これを持って欲しいから、こういうことを言っている。
つまり、昔からソニーは一人ひとりの個を大切にして、いろんな多様な場のある中で活躍してほしいと願っている会社ということになります。
形がちょっと変わりましたが、これはソニーの障がいのある方に対する基本的な考え方の一つです。
これもソニーの創業者の一人の井深が1978年に大分県にあるソニー・太陽という会社を作りました。
この会社を作ったときに、多くの障がいのある方が働く場、ということで、一つの場所を作ったという形になりますが、そのときに社員に送った言葉がこれなんです。
「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健常者の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」働いていきましょうという考え方です。
これも厳しい言葉のように聞こえるかもしれませんが、決してそういうことではなくて、当時1978年、障がいのある方々が働くという場がなかった。そして働くとしても、本当に簡単な仕事で、なかなか感動を生み出すとか、そういうことではなくて単純作業をやるとか、そういうような時代でした。
この時代にソニーの創業者の一人の井深は、ソニーの製品をしっかり作ってもらう工場を作る。そこで、障がいのある方々が働く環境をしっかり整えた上で活躍してほしい。
よって障がいがあるとか、そういうことではなくて、ソニーの社員として頑張ってほしいんだという気持ちが、この言葉に表れているということになります。
それをやっていくために、必要なこととして2つ挙げています。
一つが、「障がいがゆえに本人が努力してもできない部分を会社ができる範囲で配慮・工夫」をしていく。
もう一つは、「一人ひとり、働く人が甘えることなく、自分でできることは自分でやる努力をすること」。
この2つをやっていけば、障がいの有無に関わらず活躍できる、というような考え方でソニーはずっと障がいのある方に対する考え方を進めています。
今お話ししてきたように、いろいろな一人ひとりの個を大切にしていく、そして多様な事業がありますよ、その中で活躍していっていただきたい、という話をしましたが、ちょっと事業の話をすると、ソニーは大きく分けて6つの事業があります。
ゲーム&ネットワークサービス、それから音楽、映画、いわゆる皆さんがよくご存知なのはカメラだったり、テレビだったりのエンターテイメント・テクノロジーサービス、それからイメージング&センシング・ソリューション。
皆さんスマホ持ってますよね。
スマホに大体カメラがついてると思うんですけど、そのカメラのあの電子の目みたいなところがそうです。
この部分の部品であったり、センサー、センシング技術というので、例えば自動運転のときの距離を計測するようなセンサーだったり、そういったものを作っているセミコンダクター、それから金融。大きく6つあるんです。
これが一つひとつで事業をしているというよりも、ソニーグループとして、シナジーを持って加速と進化を進めているということです。
今映ってる資料には、カメラだったり、マイクだったり、ゲームだったり、映画だったり、こんな写真が写ってると思いますが、皆さんの最近の身近なところで言えば、『鬼滅の刃』という映画が大ヒットしてますが、これアニメーションですが、元々漫画からアニメになってという形になりますが、このアニメを作っているのはソニーの音楽事業の中にあるアニメーションの制作のところが作っています。それがゲームになったり、映画になったり、主題歌を歌ってるのはソニーミュージックのアーティストであったり、こんな形でシナジーで皆さんに感動を届けていく。そういったことをやっているのがソニーということになります。
皆さん、ゲームやる人もいるかもしれません。
最近、私も、オーストラリアだったり、メキシコに行ってハイラル通信を繋ぐという、すごいマニアックなこと言いましたが、そういったことをやってますが、それをやるというところも、ゲームという世界から、今度それがアニメーションになったり、映画になったり、こういった形も作っていけるんです。
これがソニーの強みでもありますし、さまざまな事業があるからこそできる新しい感動、価値を作っていくということに繋がっていきます。
ここから「多様な人と働き方」という話で、ちょっと働き方のお話をさせていただきます。
一人ひとりの社員、一人ひとりの個を大切にします、という話をしていたと思いますが、この社員の挑戦を後押しする制度として、例えば、社内募集制度、社内フリーエージェント(FA)制度、キャリアプラス制度、公募留学制度というのが今ここに映っていますが、皆さんが、これから仕事を選んで就職活動をして仕事を選んで働いていく、ということになっていくと思いますが、その中でやはり皆さんが今思っていることと、実際働いてみて、これやりたかったな、って変わることってよくあることなんです。
なのでそれを後押しする制度として、社内募集制度だったり、というのをもうずいぶん昔からソニーではやってますし、一人ひとりの個を大切にするからこそ、その人がやりたいことで、その人の意思といったものを大切にするための制度、というものもしっかり整っています。
それから仕事を選ぶというときも、自分の専攻はどうしようか、こういう選考なんだけどどうしようかな、と自分の専攻してるところと違う仕事に興味を持っているとか。そういう方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ソニーの社員の大体7割が、学生時代の専攻にとらわれずに、幅広い領域で活躍をされています。
なので、やっぱり自分がやりたいことだったり、こういうことしたいな、こういう感動を作りたいな、こういうことを考えて活躍していただきたいと思っています。
働く場所や時間も、どこの会社もやってるかもしれませんが、全社員テレワークが使えるであったり、柔軟な勤務制度を導入しているとか、こういった制度もしっかり整っています。
障がいのある方に関しても、さまざまな仕組み、対応等々をやって、働きやすく、働きがいのある環境を作っていくことをやっています。
例えばオフィスに関しても、誰もが使いやすいようなオフィスにしていく。
働いている社員一人ひとりが、障がいがある方について理解を深めていくとか、ソニーの考え方、冒頭で話しましたが、そういった考え方をしっかり理解していく。そういったことをするための研修だったり、セミナーであったり、こういうものも開いています。
学生さん向けのイベントだったり、配慮に関しても、障がいのある人、一人ひとり配慮した形や、やり方は違うと思いますので、これをしっかり受け止めて、一人ひとりと話し合って配慮を決めていくような、そんな仕組みも整っていますので、皆さんがもし会社に入ってこんな配慮が必要だなということがあったら、積極的にお話いただき、それを会社ができる範囲で配慮、工夫していく。こういうことをやるのは普通のことなので、大体障がいのある方々とお話をすると、どんな配慮がありますか?と聞かれるんですが、まずはご本人がどういう配慮が必要なのかということをお聞きした上で、会社ができる配慮を考えていくということになります。
本当にたくさんの配慮の方法があるので、これです、あれですというのは、なかなか言えないところではあるのですが、この後ちょっと先輩の働き方の話をしますので、そのときにこういうのもやってるんだというのを聞いていただければと思います。
ということで、ソニーの働き方というところはソニーのHPで見ていただくと、社員のインタビューであったり、Discover Sonyというところで、人に関するインタビューであったり、テクノロジーであったり、こういったものがたくさん書いてありますので、ぜひご覧ください。
ここから障がいのある方の先輩の社員の方々の働き方という話をしていきます。
今映っているのが入社3年目の社員の方です。この人は内部障がいということになります。
大学時代は法務部なので、先ほど専攻の話をしましたが、法務部で勉強していたということは、会社の中の企業法務をやるのかなと思いきや、この方は今、採用、人事をやっています。ソニーグループ全体の採用ブランディングの中心の仕事をしていて、この先輩は、ソニーの魅力としては、行き過ぎた配慮とか、よそよそしくされることはないです。というふうに言っています。
それからソニーを選んだ理由。
これは個人自身を見てくださっているということを実感できた。ということを言っておられます。受けている配慮としては、特に大きな配慮ということではないのかもしれないんですが、この方は足腰に負担がかかることがちょっとNGということなので、状況を見ながら適宜対応しているそうです。
それから病院。地元の病院がずっとかかりつけでだったので、そこに行くときは休みをもらっている、というような形で、これも認めていくいうような形で、こういうところも会社と話し合いながら配慮を決めていく、ということをしていますし、ソニーの魅力であったり、選んだ理由というのは、まさに先ほどお話したようなソニーの考え方をすごく気に入って、いいなと思って入ってくださった方だなと思います。
次が入社6年目の聴覚障がいの方。入社6年目ですので、さっきの3年目よりもう少しキャリアを積んだ方です。
この方は工学部の電子情報専攻というところで、学生時代は、大学のろう学生団体、こういったものの活動をしていました。この方が今やっている仕事は機械学習のネットワーク設計をやっています。
なかなか機械学習のネットワーク設計って、文系の方が聞くと何のことかよくわからないというところもあるかもしれませんが、いろいろプログラミングであったり、そういったことですが、ソニーの魅力としては多様性の塊で本当にいろんな人がいる。
だからそういう場で活躍してみたい。そういう思いでソニーに入ってくれました。
選んだ理由としては、障がい以外の自分をしっかりと評価してくれてチャレンジできる環境がある。障がいがあると、もしかしたらチャレンジできないんじゃないかとか思われる方がたくさんいらっしゃるんですが、そうではなくて、ソニーはしっかりとチャレンジもできるし、障がいっていうところで採用するというわけではなくて、その人が持っている力、こういったものを、しっかり見極めて判定してくれるというところもあって、選んでくれたということになります。
受けている配慮については、聴覚障がいで聞こえない、というところがありますので、音声文字変換。今もおそらく出ていると思います。
こういった文字変換を使いながらお仕事をしていったり、あとは困ってることを意思表示すれば、それに合わせて対応してくれるということなので、これも先ほどお話した通り、配慮事項というのは、いろんなことを話し合いながら決めていくいうところになっているのかなと思います。
そして3人目。入社15年目ですので、ちょっとベテランさんという形になるかもしれませんが、この方は下肢障がいの方です。
大学の専攻は工学部の情報工学というところで勉強していて、実際の業務は、いわゆる情報系というかシステム系になります。
そういったお仕事をされている方なので、この方は先ほどのデータでいうと、ソニーの中の3割ぐらいの選考と入社後の仕事が合致してる方になるかと思いますが、この業務をしています。
ソニーの魅力としては、やっぱり最先端を目指そうとする空気があったり、アクセシビリティ、皆さんご存知でしょうか。
あんまり聞いたことがないかもしれませんが、いろんな人が同じように働く環境であったり、製品であったり、サービスであったり、こういったものをしっかり取り組んでいこうということをしている、このアクセシビリティに関しても進んだ取り組みをしているというところがあって、ソニーの魅力だなと感じてくださっています。
会社を選んだ理由としては、自分の技能を高めて生かしていける。
これはソニーの魅力のところにも書いてありますが、やっぱりソニーといえば最先端の技術というところもありますので、こういったところを、生かしていけるというふうに感じて選んでくれたということになります。
受けている配慮ですが、この方は車椅子を利用しているのですが、ありのままを伝えてやっていますと。
会社の中の設備に関しては、エレベーターであったり、さまざまなものが揃っているので、特に問題はないとのことです。
ただ、必要なときは、必要なことをありのままを伝えて配慮していただいているという形で、この障がいにはこの配慮、という決め方ではなくて、やはりその方一人ひとりに合わせた配慮の仕方というのをしているというのがこれでおわかりになると思います。
ということで、3人の先輩を紹介してきましたが、ちょっと皆さんが障がいがあって働く、ということで考えていただきたいことがあるんですが、多分いろんなところでも勉強されることがあるかもしれませんけど、やはり障がいがあって働くというのはいろんなことに制限があるんじゃないかとか、制約があるんじゃないかと思われる方は多いと思います。
なので障がい者枠があるのかないのかというところで、皆さん、活動を進めていくというところがあるかもしれませんが、この障がい者枠というのは、会社によって内容が違うんです。
障がい者枠は、例えば一定の障がいのある方の数を取りたい、ということで数を決めている障がい者枠もあれば、仕事を制限している障がい者枠というのもあります。
ですので、この障がい者枠というのがあるかないか、ということではなく、皆さん一人ひとりが自分はどう働きたいのかということを考えて、その働き方に合った会社を選んでほしいなと思います。
そうしないと、やっぱり長続きしなくなってしまったり、途中で辛くなってしまったり、いろんなことが起こると思いますので、自分に合った働き方ができるかどうか。
障がい者枠があるかないかではなく、自分に合った働き方ができるかどうかを、ぜひ中心に考えてほしいなと思います。
ですので、就職準備で考えてほしいこととしては、今お話した障がい者枠の話を3番目の自分なりの働き方、これを考えてほしいと思います。
先ほどお話しした障がい者枠の話なんですけど、1番目と2番目。なんで働くのか、そしてどこで何をしたいのか。
こういったことをしっかり考えて就職準備をしてほしいなと思います。
これを考えておかないと、やっぱり社会に出ると、いろんな人がいます。多様な人がいます。多様な事業があります。
こういう中で、自分なりの軸というか、芯というか、それがないとやっぱり辛いことがあったりとか、苦しいことがあったりすると折れてしまったりしますので、しっかり自分が何で働こうと思ってるのかな?とか、どこで何したいのかな?自分の好きなことは何かな?自分はこういう働き方で、例えば働き方としてすごく配慮を受けて、その上でできることをやりたいという働き方もありますし、障がいの有無に関係なくバリバリやりたいんだという働き方もあると思います。
これを考えておくことで、就職準備というところがしっかりと整えていけるのかなと思います。
これチャートとしては最後のチャートになります。
ソニーグループのイベント等で必ず言っているのがこのメッセージになります。
まず、一番最初に書いてあるのが、
「「思い」に障がいは関係ない」ということ。
そして、「自分の意志と行動」が大切であること。皆さん一人ひとりの意志であったり行動が、「次の世代や新しい価値を創っていくんだ」ということ。
これを考えてほしいなと思っています。障がいがあると、どうしても夢を持ったりとか、やりたいなと思ったことがあっても、きっと障がいがあるからできないと思ってしまうかもしれません。
だけど思うことは誰にでもできます。考えることは誰にでもできます。
なので障がいがあっても、これをやりたいな、こういう感動を作りたいなと思ったら、ぜひそれを一生懸命思っていただきたいと思います。
その思ったことを、どうやったらそれを実現できるのか。それを考える意志、そして行動。これをやることでその思いに近づくことができると思います。
皆さんが近づけば近づくほど、次の世代の障がいのある一人ひとりが、それを享受して新しい価値を創っていけるようになっていきます。
なので、例えば聴覚障がいのある方の、今出ている文字情報システム、これ昔はありませんでした。みんな手話でした。
だからちょっとタイムラグが出ますよ、みたいな話もありましたけど、今こうやってリアルタイムで出ています。
これは、思いを達成したいという方々が考えてできたシステムですよね。
これがあるから、今、皆さんがこうやって文字情報を見ていられる。これがずっと続いていけば、新しい価値、感動、こういったものに誰もがアクセスできるようになっていく。
こういう世の中にぜひなっていくといいかなと思いますので、ぜひ皆さん一人ひとりが考えていただければと思います。
ちょっとだけ時間が迫っていますので質問があればということで、
ソニーに入った決め手、良かったこと、苦しかったことを教えていただきたいです。
という質問をいただきました。
ありがとうございます。
ソニーに入った決め手というのは、さっき先輩社員の方々3人分お話しましたが、私がソニーに入って良かったと思ってるのは、やっぱりすごく多様な人がいるっていうことです。
それを尊重しているというか、例えば障がいのある人、障がいのない人、男性、女性、LGBTQ+、子供がいる人、いない人、いろんな人がいます。このいろんな人たちが、なんていうのかな。別にその障がいがあるからとか、そういうことではなくて、この業務をやるということであったり、こういう感動を作りたいということに対して、みんなでそれぞれの思っていることや経験だったり、それをしっかり共有し合いながら、一つの方向に向かっていくような、そんなところがあります。ですのでこういうところが、ソニーの強みだと思います。
ただ、この苦労っていう部分で言えば、多様な人がいるからこそ、いろんな考え方をまとめていかなきゃならないというところもあるので、ここはやっぱり一人の人として、一人ひとりを尊重してやっていくというところの難しさというのはあるのかなと思っています。というところで回答になったかどうかわかりませんが、回答させていただきました。
もう一個ありますね。
勤務中と休憩時の社内の雰囲気はどんな感じですか?
社内の雰囲気がどんな感じか。
所々で今、お話したように一つの目標に向かってみんなで行ってますので、時々、あれ何かそこで口論が起こってる、みたいな、そんな感じにも見えるんですが、決して口論ではなく、それぞれの思っていることをしっかりと発言してそれを受け止めている状態があるので、まず、業務中はそういった議論が結構ある雰囲気かなと思います。
あとは休憩時間。休憩時間はあんまり関係なくて、職場みんなでお昼に行ったりだったり、ワイワイ喋っていたり、そんな雰囲気ですので、ソニーってなんか冷たい仕事ばっかりやってる会社のように、ソニーって意外とそういうふうに見られることがあるんですが、そうのではなく、みんなで和気あいあいとやっているいうような雰囲気かなと思います。
ということで質問にもお答えさせていただきましたが、これからまだまだ質問があるかもしれませんが、いろいろなイベントであったり、障がいのある方々の経験だったり、個性を発揮できるような、インターンシップといったものも募集していきますので、ぜひそういったところで、また皆さんとゆっくりとお話ができればと思います。
ということで今日のソニーの話はこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
- ソフトバンク
- 通信・インフラ
- 2025年10月4日配信
【松尾啓史】
皆さんこんにちは。
ソフトバンク株式会社のWEBセッションにご参加いただきましてありがとうございます。
本日進行を務めます、ソフトバンク株式会社人事総務本部の松尾と申します。
皆さん、今日はどうぞよろしくお願いいたします。
ではここから、ソフトバンクの会社説明をさせていただければと思います。
皆さん、ソフトバンクと聞いて、どういったものをイメージしますでしょうか?
ちょっとね、ぜひ頭の中で考えていただければなというふうに思うんですけれども、「携帯電話かな」って思う人もいれば、野球が好きな人とか、「ホークス」とイメージする人もいれば、あとはそうですね、最近だと孫正義みたいなことを言ってくれる学生さんも今多くいるかなっていうふうに思います。
皆さん、イメージしていただいたものはすべて正解ですし、いろんなことをイメージする人が多いんじゃないかなというふうに思います。
が、まだまだ「携帯の会社だ」っていうイメージが強い、世間一般的には強いかなと思うので、今日僕は、「ソフトバンクは携帯だけじゃないんだぞ」っていうことを少しでも皆さんにお伝えできればと思います。
まずは、われわれの経営理念、一番大切なスライドを最初に持ってきました。
「情報革命で人々を幸せに」
これが、僕らが創業した当初から変わらない経営理念になります。
テクノロジーの力を使って、人々を幸せにしていく、世の中をよくしていく、こういったことを目指している会社になります。
そんなソフトバンクですが、創業から約、もうすでに40年から50年近く経つ会社になります。
現在では売上高が約6兆円、そして営業利益も約1兆円と、かなり企業規模も、この数字を見ても、かなり大きい会社なんじゃないかなっていうふうに思います。
ちょっとしたアピールポイントとしては、営業利益、この1兆円クラスの企業は、日本に5社ぐらいしかないので、利益だけを見ると、日本でトップ5ぐらいの会社になるんじゃないかなというふうに思っております。
よく「あれ、気づいた方いるかな」と思うんですけれども、先ほどトップの名前が宮川というものになっていました。
はい、「あれ孫さんじゃないの?」って思った方いるのかな、っていうふうに思うんですけれども、孫さんは、われわれの親会社にあたるソフトバンクグループ株式会社というところに所属をしていて、そこでグループ全体の舵取りを行っているような会社になります。
ソフトバンク株式会社は事業会社として、実際に何かサービスをお客様に提供して利益を得る、そういった会社になります。
なので、孫さんとソフトバンクの関係性は近いですけれども、「ちょっと違いますよ」っていうところをご認識おきいただければと思います。
それでは、ソフトバンクの今までの歴史を少しご紹介できればと思います。
ソフトバンクは1981年に創業をして、最初の約30年間は通信事業というところにチャレンジをしてまいりました。
最初はソフトウェアの卸売りから入り、インターネット事業、携帯電話の事業、こういったところにチャレンジをしてきました。
その場面場面において、当時の最先端テクノロジーを社会実装する。パソコンが普及をしていなかった1981年にはソフトウェアを流通させ、インターネットが日本で流通をしていなかったときには、駅前でインターネットのサービスを使える機械をただでお渡しをしたりですとか、iPhoneを売るためにボーダフォンやスプリントといった会社を買収して、通信事業というところに取り組んでまいりました。
現在では、「Beyond Carrier」というスローガンのもと、PayPayやMaaS事業、Yahoo、ZOZO、LINEといった、さまざまなグループ会社とともに、単なる携帯キャリアのその先というところを目指しております。
冒頭お話をしたような通信事業、安定的に収益を得られるこういった通信事業の土台のもと、さまざまな領域に挑戦をするBeyond Carrier戦略というものをとって、グループ会社とともにこちらを進めているような状況になります。
そんなソフトバンクですが、主な事業、このような形になります。
To C 向けのビジネスであるコンシューマー事業、To B向けの事業である法人事業、そして、その2つに入らないようなそのほかの事業、こういった仕組みで事業を進めております。
簡単にそれぞれご紹介をできればと思いますが、ソフトバンクのコンシューマー事業においては、皆さんも一番イメージがわきやすいモバイルですね。携帯電話等を中心とし、お客様のライフスタイルを変えていくそういったようなお仕事をしております。
そして、法人ビジネスにおいてはお客様ですね、「企業や社会の抱える課題をIT、 DXの力で解決を目指す」こういったようなビジネスを行っております。
そしてそのほかの事業ですね。
かなり多くあるので、ひとつ抜粋というような形になりますけれども、空飛ぶ基地局のようなビジネスを行っていたりですとか、先ほども少し触れたようなMaaSの事業、モビリティのサービスだったりだとか、こういったことも多く実施をしているところになります。
そして、そんなソフトバンクですが、今何を目指しているのかというと、「次世代社会インフラ」、これがキーワードになります。
簡単に言うと、新しい世の中の土台になる、こういったイメージですね。
皆さん、新しい世の中と聞いて、このAIというものを頭から抜けている人はあんまりいないんじゃないかなというふうに思います。
生成AIの登場によって、本当に今皆さんは変革の時代に生きております。
今、この右側に書いてあるような、ロボットが勝手に運転をして何か物を配達したりだとか、空飛ぶタクシーとか、工場の自立化、こういったものをSFの世界ではなくて社会実装するような、そんなフェーズになっています。
そういった激動の時代の中で、われわれはAIと共存をしていく。そういった社会をつくるべく、さまざまなことに取り組んでおります。
いくつか、あの事例をご紹介させていただければと思います。
まずひとつ目は、簡単に言うと、日本語版ChatGPTをつくっております。
国産の生成AIを開発する企業を設立して、非常にめちゃくちゃお金をかけて、お金と人的リソースをつぎ込んで、日本語に特化をした生成AIのモデルを開発をしています。
これは日本語の表現みたいなところももちろんそうですけれども、今、ChatGPTやDeepSeek、Geminiとか、アメリカや中国が中心に発展をしていますので、ずっと海外のサービスに頼り続けるのは国としてもよくないんじゃないかっていう考えのもと、ある種国策のひとつとしてもやっているようなビジネスになります。
ほかにも、これから生成AIによって電力不足が懸念をされていますが、それを先打って、地方分散型で大規模なAIのデータセンターを日本各地に設立をする、そういったスケジュールも進めているようなところになります。
また、インパクトがあるものに関しては、OpenAIとの連携が挙げられます。
ChatGPTをつくって運営サービスを展開をしているのがOpenAI社になりますが、そこの代表のサム・アルトマンと写真にも載ってますけど、弊社の孫が手を取り合って一緒に合弁会社、「SB OpenAI JAPAN」というものを設立をし、日本から、ASI(人工超知能)、 AGI(人工汎用知能)、こういったものを起こしていく、こういった取り組みも行っております。
また、単に何か企業をつくるとか、ビジネスを大きくしていくっていうようなものだけではなく、ボトムアップでもさまざまなAIの利活用を、吸い上げをしています。
ひとつご紹介をすると、われわれソフトバンクの中では生成AIの利活用のコンテストをもう1年半とかもうちょっと前ぐらいから行っています。
社員が誰でも応募ができて、いいアイデアがあれば実際に事業化をして、優勝した方には1,000万と、こういったことも行っております。
累計の提案件数に関してはもう20万件とかなり多く上がってきていて、もうその出てきたアイデアをビジネスにしていくような、そんな専門の部署もあったりします。
こういったさまざまな事業や取り組みの中で、新しい世の中の土台になっていく、こういったことを目指しております。
それでは、ここからソフトバンクの働き方について、少し詳しくご紹介をさせていただければと思います。
まずは出社、また在宅の割合に関しては、ベストミックスという形で、両方使えるような形になっています。
原則、出社は週2日をしていただいて、それ以外は「出社をしてもリモートでもいいですよ」っていうような形になります。
ただ、障がいをお持ちの方や、特別な育児中の方ですとか、少し配慮が必要な方に関しては、また個別で調整をしていくっていうような形になります。
出社をしたタイミングでは、同じチームの方と顔を合わせてコミュニケーションをしたりですとか、リモートを使うときには少しプライベートの時間を充実させる、こういったバランスを取っている方が多いかなというふうに思います。
また、各事業所だけではなくて、たとえば営業さんなんかはお客様の近くに、お客様の訪問先の近くにあるようなサテライトオフィスですね、WeWorkやNewWorkといったライブのサテライトオフィスも契約をしてますので、そこで打ち合わせや仕事をしたりですとか、こういったこともできるような柔軟な働き方を行っております。
そしてここからは、人事制度についてご説明いたします。
われわれのキーワードは、「手を挙げた人にはチャンスを」、こういった考え方がございます。
具体的には、たとえば新しい業務にチャレンジをしたい、異動してみたいというようなときにも、単なる公募制ですと、そこのポジションが空いてないとそもそも応募すらできない。こういったものもございます。
ただ、それだと「本当にチャレンジしたい人が一歩踏み出せないよね」っていうような考え方から、左にあるようなフリーエージェント制度といって、自分から部署を示して、「ここに行きたいんだ」と言って、選考を進めるような制度ですとか、あとはソフトバンクは本当に先ほどのSB OpenAIジャパンみたいな話もありましたけれども、新しいプロジェクトや新しいビジネスがどんどんどんどん生まれていくような会社になります。ですので、こういった制度をもとにどんどんチャレンジをするような方が多くいるのがソフトバンクの特徴です。
私も今、人事で採用活動を主に業務として行っておりますけれども、入社をしたタイミングでは、法人営業としてお客様の課題解決っていうところを行って、この左側のフリーエージェント制度というものを使って異動をしているようなものになります。
またほかにも、「自分のアイデアから事業をつくりたい」っていう方は、社内の企業制度があったりですとか、「自分は孫正義の後継者になるんだ」という志の方は、ソフトバンクアカデミアといって、事業家の発掘・育成機関にチャレンジをして、そこで学びを得る、こういったこともできるような制度もございます。
そして、こういった働き方やさまざまな成長の支援のところから、日経さんのスマートワーク対象、これを2023年にいただきまして、それ以降はもう殿堂入りというような形で外部機関からも高い評価をいただいているようなところになります。
これまでのお話を少しまとめさせていただきます。
今の話で、「ソフトバンクの中に入ればいろんなことをチャレンジできるのかな」「自分のアイデアとか応募して、孫さんの前でプレゼンができるのかもしれない」みたいな、どんどんどんどんチャレンジをしていく、いわゆるベンチャーマインドみたいなものもございますし、それだけではなく、冒頭お話をしたような高い収益性のビジネスモデルがあるからこそ、安定したビジネスを展開できる、そして安定しているからこそ新しいものにチャレンジができるっていう、こういった好循環があるのがソフトバンクのよさかなというふうに思ってます。
ベンチャーすぎず、安定しすぎず、両方がベストミックスで、ちょうどいいバランスでいれるのが、ソフトバンクの非常にいいところかなというふうに思っています。
それでは、障がいの方の働き方についても少しご説明をさせていただきます。
まず、障がい者雇用についてご説明をいたします。
ソフトバンクのDE&Iの考え方ですが、まずは誰もが活躍できる職場に、これがスローガンになっています。
障がいの有無ですとか、それだけではなく性別や性的指向、そして国籍、こういったものも、「何かそれがあるからよくない、いいんだ」というようなものではなく、ひとつの特徴、ひとつの考え方として、それぞれがしっかり活躍できるような、そういった環境を整えているようなところになります。
そして、障がい者雇用のポリシーですね。
皆さん、ここが結構気になっているところなのかなというふうに思うんですけれども、ソフトバンクは、障がいの有無には関わらず、制度、給与、仕事、働く環境は、皆さん同じです。
障がいを持っているからこの部署にとか、障がいを持っているからソフトバンクのメインの事業とは切り離したもの等ではなく、実際に同じソフトバンクの仲間として、同じ仕事をしていただいています。
そして一人ひとり、皆さんの持っている個性や特徴を存分に生かせるような配属や業務のアサインの調整をしているところになります。
ソフトバンクの障がい者雇用の考え方、僕すごく好きなフレーズがあるんですが、一番は「配慮はするけど遠慮はしない」。
皆さん、障がいをお持ちの方、仕事をする上で、生活をする上で、配慮が必要なことはあるかなと思います。
そういったところはもちろん会社として、あとは同じ志を目指す仲間としてサポートをしていきますが、ビジネスの場においては、遠慮はしません。
「もっと突き詰めていいものを出していこう」とか、「せっかくやるんだったらもっとこういうことやってこうよ」っていうのを、本当に障がいがあるなし、ほかの特性も含めてですけど、そういったものは関係なく「一緒にやっていこう」というような文化がソフトバンクにはございます。
少し脱線してしまいましたけれども、その障がいのある社員の数ですね。ソフトバンクの中では532名おります。その内訳は、こちらに記載のとおりになります。
そして皆さん、選択できる職種に関しても簡単にご説明いたします。
大きく分けると、総合職とアソシエイト職、この2つになります。
総合職に関しては、シンプルに一番ビジネスの最先端、最前列にいて、事業の推進をしていくようなお仕事になります。
その中で文系職であったりだとか、エンジニア職、また配属の部署によって行うビジネスはさまざま異なっておりますけれども、基本的には幅広い分野で事業推進をしていく、そういったところのお仕事をしていただきます。
そして、この総合職に関しては、海外も含め全国転勤の可能性があるというところはご認識をいただければと思います。
一方で、アソシエイト職に関しては、そういった総合職の皆さんのサポートをする、そういうようなお仕事になります。
こういったアソシエイト職の皆さんに関しては、転勤がなく、エリア限定的なお仕事になるような形になります。
または、実際にアソシエイト職で入ってみたものの、ちょっと自分は「総合職で戦略の立案から実行までやってみたいな」と思えば、ここの一番下に書いてありますけれども、入社後3年目以降に関しては、総合職への転換試験を受けることもできます。
直近も、私の部署にいる先輩が、もう大先輩、20個ぐらい上の先輩になるんですけれども、アソシエイト職から総合職に転換をされてチャレンジをされていた方になります。
そして配属に関しては、先ほどもお話をしたとおり、皆さんの障がいに応じて配慮、そして配属のところは非常に丁寧に行っています。
得意でないことをやってもらうのは誰にとってもハッピーではありませんので、しっかり皆さんが一番輝ける働きやすい環境を用意をするっていうようなところを行っています。
ですので、ぜひ選考においては障がいの内容、また配慮しなければいけない事項の確認をさせていただくこともございますが、前提として皆さんが一番活躍できる、一番働ける環境を用意するためのものだというふうにご認識をいただければというふうに思います。
ですので、「ちょっとこれ言うと選考に不利なんじゃないか?」とか、そういったことを考えずに、ぜひ皆さんのほうから「こういう配慮があると助かる」と、「自分が最大限のパフォーマンスを出す上で、こういうことをしてもらえると助かります」、こういったことを詳しく言っていただけると非常にうれしいかなというふうに思っております。
そして、働き方に関してもご紹介いたします。
ソフトバンクは、スーパーフレックス制度というものを採用しておりまして、柔軟な働き方が可能です。
ここは一般的なスケジュールの例を出させていただいていますけれども、基本的な定時は9時から5時45分というような形になりますが、日によって「ちょっと今日は少し午前中に用事があるから、10時から開始をしよう」ですとか、逆にちょっと今日は「友だちと遊びに行ったりとか、ライブ好きなアイドルのライブがあるから、ちょっと早めに上がろう」、こういったものをできたりします。
また、たとえば通院が必要な方に関しても、そういったフレックス制度も活用して、「午前中に通院をして、ちょっと11時から開始をして、その後で業務を始めて今日は早めに終わる」、こういった方もいらっしゃいます。
スーパーフレックス制度では、月に決められた時間を働いていただければ、その分散はもちろん自由に、かなりフレキシブルにできたりします。
また、そういった制度の使い方もすごく個人的にはソフトバンクいいなと思っていまして、企業によっては、かなり何日か前に申請書を出して、判子を押して、どこかに提出をしなければならない、みたいなところもあると聞いていますが、ソフトバンクでは前日に上司にSlackで「明日はフレックスで11時から開始します」みたいな形で1本送って、上司からOKっていうスタンプが出れば、もうそれだけでOKだったりします。
こういった運用のところも、かなりフレキシブルに使えるのがソフトバンクのよさかなというふうにも思いますし、もちろんここでは通院の例として挙げさせていただいていますけれども、通院以外にも、ライフステージに合わせた保育園の送り迎えですとか、習い事の送り迎え、親の介護ですとか、こういったことにも充てて使っている方もいらっしゃいますので、フレキシブルに働ける、これがひとつ要素だったりします。
そして障がいの配慮についてですけれども、今お話をしたようなスフレ、スーパーフレックス制度や在宅勤務、各種通院に使えるような休暇制度もございます。
また、環境面においては、バリアフリーなオフィスですとか、カウンセラーや産業医もございますし、情報保障、UDトークもかなり使っております。
ですので、かなり働きやすい環境なんじゃないかなというふうには思います。
最後になりますけれども、一緒にソフトバンクで働ける人と、一緒に来てもらえればなというふうに思いますし、障がいの配慮については個別で丁寧にお伺いをさせていただきますので、先ほどもお話のとおり、怖がらずにといいますか、気になることは何でも言っていただければというふうに思います。
最後にイベントの案内をさせていただきます。
今、今日の話を聞いて、ソフトバンクに興味を持っていただいた方は、10月、11月、12月にキャリア体験Dayという、1 Day のオープンカンパニーを実施いたします。
①から③はソフトバンクの本社で、対面で実施をいたします。
そして4つ目の12月20日に関しては、オンラインで実施をいたします。
内容に関しては、実際の業務の体験のワークを行ったりですとか、今日少ししか話せなかった会社や障がい者雇用に対するより深い説明ですとか、あとは、臨場体験の方に関しては、オフィスもご案内をさせていただきます。
そして、回によっては先輩社員にも来ていただきますので、同じ障がいのある先輩社員がどのように実際に働いているのか、どういうことを意識しているのか、こういったことも聞けるようなワークになっていますので、ぜひ皆さんご参加いただければと思います。
今日出席の方に関しては、詳細案内のほうをお送りさせていただきます。
今、画面の左下の方に出席ボタンがあるかと思いますので、ぜひ皆さん、出席のボタンを押していただくようにお願いいたします。
では、駆け足で話させていただきましたが、ここから少し質疑応答の時間にしたいと思います。
ぜひ、チャットや質問ボタンのほうから、気になることがある方はどしどし送っていただければと思います。
ではひとつ、早速質問いただきましたので、回答させていただきます。
「ソフトバンクに入ってよかった点、大変な点はありましたか?」
ありがとうございます。
少しの時間もありますので、簡単な自己紹介を私させていただきますと、私はソフトバンクの7年目でして、新卒でソフトバンクに入ってます。
先ほどもお話をしたとおり、最初は法人営業から入って、4年目のタイミングで医療制度を使って人事に来ています。
営業の頃は、横浜や川崎エリアを中心に、お客様、担当企業を複数社持って、お客様の課題解決をしていく、こういうような活動をしてました。
携帯電話、社用携帯を売ったりすることもあれば、それだけではなく「AIカメラを用いた来店者の属性分析をしましょう」みたいな提案もしていましたし、Yahooの検索データを使って「よりプロモーション強化していこう」みたいなこともやっていたりしました。
人事に来てからは、主に新卒採用のチームにアサインをされて、インターンシップの企画ですとか、あとはかなり幅広くやって、エンジニアの採用、海外採用、学生団体への協賛とかですね、あとは障がいの方の雇用のプロジェクトにも今アサインされているような状態になります。
ソフトバンクの前段が長くなってしまって申し訳なかったですが、ソフトバンクに入って一番よかったのは、「シンプルにやっぱり人がいいな」っていうのはすごく感じます。
みんな優秀ですし、みんな優しいですし、本当に愛がある人が多いなというふうに思います。
それは営業の部署でも、人事の部署でも、共通して言えることかなと思いますし、「一緒に何か自分たちが達成する、しなければいけないゴールを一緒に頑張ろう」と、誰かがちょっとうまくいかないときは先輩がカバーしたり、後輩がサポートしたり、でも仕事が終わればプライベートも含めて雑談をしたりですとか、こういったことをして、本当になんか一緒に仕事仲間ではあるんですけれども、一緒に働く、すごく心地いい人がまわりにいるなっていうのをすごく感じたりします。
そして大変だった点に関しては、そうですね、これはソフトバンクのある種よさのひとつなのかなとも思うんですけれども、新しいプロジェクトが結構よく生まれたりします。
なので、同時多発的にいろいろ生まれたりとかすると、ちょっとアタフタすることもあったりしますが、でも「こんな面白いサービスがあるんだ」とか、朝起きてテレビをつけたら孫さんがトランプ大統領と握手していて、「自分のトップがこんなことやっているんだ」っていうのを誇らしくなったりだとか、「自分のやっている目の前の仕事がそこにつながっているんだ」っていうのを感じられるのがすごく楽しいなと思いますし、そういったワチャワチャしているのも、ある種学園祭の前日みたいな形で、一緒の先輩と一緒に進めたりするのがすごく楽しいなと思ったりします。
チャットでもありがとうございます。
男女比に関しては、大体70%が男性で、女性が30%ぐらいの割合になります。ただ、新卒に関しては、より男女比1対1のような形で、今年入社した割合は、若干女性の方が多かったかなっていうような割合ですかね。
ちょっと時間になりつつあるので、最後に皆さん改めてですが、本日ソフトバンクのブースに来ていただいてありがとうございました。
また皆さんとイベントでお会いできるのを楽しみにしてます。ありがとうございました。
- ドコモCS
- 商社(通信)
- 2025年10月4日配信
【石川・前田】
皆さんこんにちは。
【石川】
本日はドコモCSの会社説明をご覧いただきありがとうございます。
私、ドコモCS採用担当の石川と申します。
【前田】
そして、同じく採用担当の前田と申します。本日はよろしくお願いいたします。
【石川】
ここで、始める前に、皆さんに2点お願い事項がございます。
まず1点目が、画面の下にあるオレンジ色の出席票のご登録をお願いします。
そして2点目。チャットですね。
チャットや質問ボックスがあると思いますので、皆さん何か気になることがありましたら、ぜひぜひ送っていただけたらうれしいなと思います。
ちょっと説明終わったあとに、ぜひ質問などもお答えできたらうれしいなと思っていますので、よろしくお願いします。
では、ドコモCSの会社説明を始めさせていただきます。
本日のアジェンダはこちら3点となります。上からご説明していければと思います。
ドコモCSのご説明をする前に、まずはIT通信業界について少しご紹介できればと思っています。
まず、IT通信業界は5つの業界に分かれるといわれています。
「インターネットWeb業界」「情報処理サービス業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」、そして「通信インフラ業界」となっています。
この、いろいろとロゴがある中で、皆さん見たことがあるロゴもあれば、「初めて見たよ」っていう会社もあるかと思いますが、ドコモCSは、すべてのサービスの基盤となる、この「通信インフラ業界」に属しています。
そんな移動通信ですが、この30年間で本当に大幅に進化をしています。
1980年代にショルダーフォン、ショルダー型の携帯電話というのから始まって、今だと通信速度が何万倍にも速くなっていて、2020年には5Gが運用開始となりました。
そして2030年の6Gに向けて、これからますます通信業界というのは加速していきます。
では、5G 6G、これから広まっていくとどんな未来が待っているかというところですが、まず5Gでは、3つの特徴があるといわれていまして、ひとつ目が「超高速・大容量通信」。
そして2つ目が「低遅延」。
そして3つ目が「同時多数接続」。
こちらの3つが特徴となっていまして、たとえばVRとか、マルチアングルの同時配信とか、そんなことに利用されてきているんですけれども、6Gだとまた新たに3つの特徴が増えるといわれていまして、まずひとつ目が「カバレッジ拡張」。通信・ネットワークの利用できるエリアが広がったり、あとは「高信頼通信」、そして「低コスト化」などが実現されるといわれています。
このように、本当に通信業界というのは今後の通信、未来がどんどん広がっていくというところで、このドコモCSがそこに関わっていくっていうのが、すごく重要な役割を担っているっていうことを知っていただけたらうれしいなと思っています。
では、ここから「ドコモCSって何をしている会社か?」というのをお話しできればと思いますが、まず皆さんドコモCSってご存知でしたかね。
ドコモって、よく耳にしたことあるかなと思いますが、どうですか前田さん、いかがですか。
【前田】
恥ずかしながら、私も就活しているとき、ドコモCSっていう会社はわかっておらず、でもドコモっ書いてあるので、「ちょっと見てみようかな」というところで、就活で初めて入ってみたというところであります。
【石川】
ありがとうございます。私も何かドコモは知っていてもて、「ドコモCSって何だろう?」っていうところがあったので、ちょっとそこをご紹介できればと思います。
まず、やっぱり学生の皆さんから多く質問いただくのが、「ドコモ」と「ドコモCS」の違いになりますが、簡単にいうと、ドコモが企画をする立場、そしてドコモCSが遂行する立場となっています。
NTTドコモが全国規模の事業計画を練ったりとか、グループ全体の事業戦略を立てているのに対して、ドコモCSはそのドコモの想いというのを形にして、実際にお客様にお届けする各種施策の遂行を担っています。
なので、ドコモCSは、お客様に近い距離ということもあって、いただいたお客様の声というのを、またドコモにお届けすることによって、ドコモがまたサービスを新たに公開改善したりとか、新たに計画を練ったりとか、そんなことをしています。
なので、ぐるぐるとサイクルを回しているような関係性となっています。
そんな、お客様に近い距離ということもあって、ドコモCSは「ドコモの顔」というふうにいわれているんですけれども、ではどんなことをしているかといいますと、ちょっと大きく3つあります。
まずひとつ目が、「通信をよくする、つなげる」というところで、ネットワーク設備の建設や保守、あとは今ですとやっぱり5Gの通信エリアの拡大というところになっています。
そして2つ目として、お客様のお困りごとの解決ですね。
皆さん、スマートフォンが壊れてしまったりとか、「ドコモのサービスが使えなくなってしまったよ」というとき、まず何をするかなというところで、おそらくコールセンターに電話するとか、チャットボットを利用してみるとか、そういう方が多いのかなと思います。
そういった、お客様のお困りごとを遠隔でもサポートできるようにするというのも、私たちの役割となっています。
そして最後、「スマートライフ事業の拡大」というところで、たとえばd払い、dポイントといった金融決済サービスの加盟店開拓、利用促進をやっていたり、あとは今ですと、dヘルスケアとか、Leminoみたいなエンタメの利用の促進みたいなところにも携わらせてもらっています。
そんな私たちドコモCSのワークフィールド。
こちらも3つございまして、さっきとくっついて、紐づいているところではあるんですが、ひとつ目が、「ネットワークエンジニア」。
通信ネットワークを支えて、いつでもどこでもつながるために、「ライフラインをつくる・守る・みがくを実現する」というのが、こちらネットワークエンジニアとなります。
そして2つ目、「テクニカルサポート」。
生活に不可欠な携帯電話の快適と安心を届けする。
携帯電話を買ってから、次に機種変更するまでもフルサポートするっていうのが、こちらの役割となっています。
ほかにもd払い、dポイントに関する技術支援というところで、アプリの開発とか、そのようなことも行っています。
そして最後、「セールス」ですね。
d払い、dポイントの加盟店開拓を行ったり、ドコモショップのコンサルティングを行うというのがこちらセールスとなっています。
こちらも、3つの職種ワークフィールドで採用のほうをさせてもらっています。
そして私たち、社会貢献し、社会的使命のために、「災害時にも大切な人とつながってもらうために」というところで、さまざまな取り組みを行っています。
たとえば、こちら写真にある左上の写真にある白い車とか、こちら移動基地局車というものになるんですが、災害が発生してお客様が通信を使えなくなってしまったとしても、こちらの移動基地局車が電波を発射することができて、お客様に通信お届けすることができたりとか、あとは地方の自治体さんと連携して、御用聞きのような役割をしたりとか、あとは無料充電サービス、Wi-Fiを提供することで、ドコモをご利用でないお客様でもこちらは利用できるんですが、避難所にお届けしたりとか、そのようなこともしています。
皆さん、災害が発生したときって、やっぱり何されます? どんなことされます?
【前田】
そうですね、何かやっぱり避難所の確保、「どこ特に行けばいいのかな?」とか、あとは「家族とか連絡できたらいいな」っていうところとか考えます。
【石川】
ありがとうございます。
まさに、やっぱり避難するとか、食料を確保するとかっていうのは大事だと思うんですけれども、やっぱり大切な人の安否を確認するっていうところで、通信というのはなくてはならないものになっていますので、そういったところで、ドコモCSが使命を持って取り組んでいるというところを知っていただけたらうれしいなと思います。
そんなドコモCSですね。北は北海道、ドコモCS北海道から、南は九州まで全国を9つのエリアに分担して事業を推進しています。
ドコモCSは、関東甲信越エリアを担当しています。
そのほかの地域との違いとしては、やっぱり事業規模が大きかったりとか、あとは一部全国規模のお仕事もしてたりとか、そのようなところが違いとしてあるかなというふうに思っています。
ということで、一部全国の対象とする事業も推進しながら、東京を拠点に各地域に根ざした事業を行っています。
従業員数は4,000名となっていまして、関東甲信越エリア、各拠点に必ず1拠点あるような形でお客様のサポートをさせてもらっています。
ということで、ここからは会社の制度について、前田さんからご紹介いただければと思います。お願いします。
【前田】
ありがとうございます。
ここでもう1回アナウンスさせていただければと思うんですけれども、途中からご参加いただいた皆さんもいらっしゃるかなというところで、ぜひぜひ出席表の登録をいただければうれしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
あとはチャットも、途中でも書いていただけたらうれしいなと思います。後ほど回答できる時間を設けたいなと思っています。
では、会社の制度今の働き方について説明していきます。
ここでは、質問の多い福利厚生ですとか、ワークインライフについて少しまとめさせていただきました。
ずらっと、上がドコモCSの数値で、下が一般企業の数値として挙げさせていただいております。
離職率ですとか、休暇の取得率、住宅補助、フレックス、テレワークなど、ちょっと皆さん気になる用語を拾っていただければなと思うんですけれども、石川さんに聞いてみたいなと思うんですけれど、何か私たちの会社でおすすめの制度とか、好きな制度とかありますか?
【石川】
全部おすすめなんですけれども、まず2つご紹介できればと思っていまして、ひとつ目はやっぱり有給休暇取得ですね。
私、海外旅行がすごく好きなので、連休とかの有給休暇をとらせてもらって、1週間お休みいただいて、たとえばアメリカに行ったりイギリスに行ったりということをさせてもらいましたので、おすすめですね。
あとはフレックス制度。これもおすすめだなと思っていて、本当に皆さんの業務終了後の時間を有効活用というところで、ちょっと業務時間をフレックスで縮めて、習い事に行ったりとかしていて、私もランニングをしに行ったりとか結構させてもらっているんで、おすすめだなと思いますが、前田さんどうですか。
【前田】
ありがとうございます。
私が一番おすすめなのはテレワークですかね。結構いろんな部署で導入しているんですけれども、私、子どもが小さかったりするので、ちょっと家で昼休みの時間を使って、子どものご飯をチャチャチャッとつくっちゃったりとか、そういうのができるので、テレワークとかはあって便利だなと思っています。
はい、石川さんありがとうございます。
そうですね。何か皆さんのライフスタイルに合わせて、いろんな働き方ができるっていうのが私たちの会社の特徴となっています。
また、私たちドコモCSの会社は、先ほどの離職率もかなり低いっていうところが見ていただけたかなと思うんですけれども、長く働かれる先輩社員が多くいらっしゃいます。
「その理由はどういうところかな?」というところでまた3つまとめさせていただいているんですけれども、まずひとつは、結構「残業時間」が短いのが特徴かなと思います。
先ほど、フレックスとかを利用して短くするっていうところで、私たちで昨日16時には上がっているんです。何するのかなっていうところで、そういう時間を調整しながら働けるっていうところも、残業時間が少ないことにつながっているかなと思います。
あとは、先ほど石川さんのお話があったとおり、「副業制度」、自分の時間を有効活用するというところで、副業制度を取り入れて、仕事とは別で働いている方もいらっしゃいます。
あとは、私も取得させていただいたんですけれども、「育児休業取得」っていうところで、こちらは驚異の100%という数字になっています。
戻ってきたときに、短時間勤務を利用したりですとか、パパ・ママ向けの交流会とかも多くあるので、安心して働けたり、先輩がどういうふうに会社と育児を両立しているのかなっていうところがわかりやすいっていうのが、私たちの会社の特徴かと思います。
あとは、「人材育成を大事にしています」というところで、社員一人ひとりの成長を手厚くサポートと挙げさせていただきました。
皆様が「入社してから1、2年は結構研修とかがあるのかな?」っていうイメージは持たれているかなと思うんですけれども、私たち、もう課長部長と上がったときにも研修などを利用される方は多くいらっしゃいます。
仕事を通した経験という、OJTっていうところでしたり、あとはまったく業務とか関わりはないけれど、自己啓発とかで「英語の勉強してみたいよ」っていうことで、こちらの制度を利用したりですとか、あとは能力開発、「課長だから、部長だから、どういうふうに人材育成をしていったらいいのか?」など、そういうもののやり取りも、社外から講師の先生を呼んだりしながらやっているものもありますので、入ってからも充実しているっていうところ、理解していただければうれしいなと思います。
ではここから少し毛色が変わって、「ドコモCSの取り組み」というところで、障がい者採用というのを私たちの会社は取り入れているので、そちらについてお話ししていきます。
まずは説明の前に、働き方について、ぜひぜひ考えていただけたらうれしいなと思います。
「自分に合った働き方っていうのはどういうものかな?」というところを考えていただきたいんですけれども、たとえばというところで、いつも通院をしているので、「会社と通院場所が離れていないほうがいいよ」っていうところでしたりとか、あとは職場の環境として、「自分の障がいを理解してくれる方がいらっしゃるのかな?」というところをわかってほしいだとか、あとは「障がいはそこまで皆さんにオープンにはしたくないです、バリバリ仕事したいです」っていう方とか、さまざまな考えの方がいらっしゃるかなと思います。
もし本当にあの同じ障がいだったとしても、もう症状は異なったり考え方も人それぞれかなと思いますので、「自分は何を優先したいのか」ですとか、必要な配慮事項というものを整理して、ぜひぜひ障がい者採用取り入れている会社を見つけていただければと思います。
ここから、私たちの会社の実施していることについて、お話ししていきたいなと思うんですけれども、私たちの会社は「オープンポジション」というものを取り入れております。
これ、どういうものかといいますと、希望の職種ですとか、障がい状況、適正に合わせた配属先の決定っていうところを行っております。
先ほど石川さんのお話で、「3つありますよ」というお話をしたんですけれども、3つのところから選ばれることも大丈夫ですし、共通系の、「経理とか総務とかにも興味あります」っていうところも伺っていますので、ぜひぜひご自身の働きたい部署ですとか、働き方っていうのを考えてお話しいただければと思います。
少し業務事例としていくつか挙げさせていただきますと、「事務」「共通系」「技術系」と3つに分けたときに、本当にさまざまな部署で多くの方が働いていらっしゃるんですけれども、たとえば「私は手話が得意です、手話を通じてコミュニケーションをとることができます」という先輩社員は、ドコモショップに立っていただいて手話サポートをしている方でしたりとか、あとは私たちと同じように、採用活動に携わっていた先輩社員もいらっしゃいました。
あとは、「データ分析とかExcelとか得意ですよ」というところ。そういう方は、ツールなどを使いながらお客様の声の分析だったりとか、先ほどのネットワークの職種の工事の進捗確認など、本当にさまざまな分野で多くの方が働いていらっしゃいますので、ぜひぜひ興味の有無、持った分野を教えていただければと思います。
「入社してからどのようなことがあるのか?」というところも不安に思っていらっしゃる方がいらっしゃるかなと思いますので、いくつか紹介していきます。
まずひとつ目が、「障がい者交流会」というものを取り入れております。
こちらは、私たちドコモCSの会社で行っていたんですけれども、規模がどんどん大きくなってきて、今NTTグループ全体でも実施しているような大きなイベントとなっております。
私も参加させていただいたんですけれども、横のつながりっていうのを、強化だったりとか、自分たちはこういうふうに「自分はこういうふうに働いているよ」とか、「このアプリ、すごく自分にやりやすいよ」など、意見の交換するような場となっております。
このイベントを通して、飲み会ですとか、ボーリング大会など皆さん実施されて、プライベートのつながりも大きくなっているようなイベントとなっています。
こちらはもちろん、手話通訳など情報保障も行っておりますので、こういうのも参考にしていただければと思います。
あと2つ、障がいをお持ちでない方向けの理解研修というのも行っております。
さまざまな職場がありますので、職場の理解を持ってもらうために、理解研修というのも行っております。
あとは、社員面談を取り入れていまして、職場環境などのヒアリングをさせていただきまして、第三者から見て、「こういうふうなことをやってほしい」というところを言っていただくことで、配属先との円滑な業務遂行のサポートができればと考えています。
あとは、自分が障がいを持っていて、「どのようなことを会社にお伝えすればいいのかな?」っていうのが、ちょっとわかりづらかった方もいらっしゃるかなと思うので、コミュニケーション方法のいくつかを事例を出させていただきました。
障がいによってさまざまかなとは思うんですけれども、たとえば視覚障がいの方だと、読み上げソフトを導入していたりですとか、聴覚障がいの方はUDトークを利用したりですとか、さまざまな取り組みをしていたりしますので、困ったことがあればすぐに発信して相談できる部署があるっていうところを覚えていただければうれしいなと思います。
では、障がい者採用の最後ですね。
今後に向けて自分の求める働き方を整理して、ぜひぜひ私たちにお話いただければと思います。
自分の求める働き方っていうのを、私たちの会社は絶対ありますので、ぜひぜひ今後もイベントを通して参加していただければうれしいなと思っています。
では、こちらの回のポイントをいくつかおさらいしたいなと思います。
まずひとつ目ですね。「ドコモCSって何をしている会社?」というところで、ドコモのサービスを支え社会貢献をしています。
2つ目、「会社の制度、いまの働き方」は、長く働ける、そして成長し続けられる働きやすい環境が整っています。
3つ目、「ドコモCSの取り組み」として、オープンポジションで働ける、そして「入社後のフォローも充実しております」というところで、どれかひとつでも覚えてもらえたらうれしいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
では最後になりますが、より詳しいことは公式サイトに載っておりますので、ぜひこちらのQRコードから、私たちドコモCSのページを見ていただけたらうれしいなと思っております。そして、“就活セミナー”というものもご案内させていただいておりまして、10月・11月・12月と、各月開催を予定しております。
ちょっと石川さん、聞いてみたいんですけれど、就活セミナーなんか、どのようなイベントになりますか?
【石川】
ありがとうございます。会社のご説明もそうなんですけれども、この回には先輩社員も何名かのご参加をいただくので、実際に先輩社員と個別というか対談形式でお話ししてもらって、実際の働き方とか、そういったところをお話しできる機会となっているので、なかなか楽しい回になるかなというふうに思っています。
【前田】
ありがとうございます。結構、先輩と必ず喋れたり、イメージがつきやすいのが特徴ですよね。ありがとうございます。
ではこちら、応募締め切り、結構10月中からと迫ってきていますので、「ぜひぜひ詳しく聞きたいよ」って方、参加いただければうれしいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。では、こちらで説明は以上となりますので、もしよければチャットですとか質問をいただければうれしいなと思っております。
ちょっと待っている間に私たちのほうでも話してみたいなと思うんですけれども、よく聞かれる質問として、私から聞いても大丈夫ですか。
在宅とかリモートワーク、どれぐらいの頻度でやっているのかなって、結構聞かれやすいかなと思うんですけれど、石川さんの場合だと、在宅はどれぐらいの頻度でやっています?
【石川】
私だと1週間に4回ぐらい在宅で、1回(会社に)行くかなぐらい。個人的には週に1回ぐらいは出社してお話ししたいタイプなので、1回行っているんですが、本当にまったく来ない方とかもいらっしゃいますね。
【前田】
はい、ありがとうございます。そうですよね。
働き方は人それぞれなので、結構家で充実して、ディスプレイとかも会社から付与されたりとかして、家の環境も整えられるのも私たちの会社の魅力のひとつですよね。
【石川】
実際、障がい者採用で入社された方に、長野に住んでいらっしゃっても、基本的には在宅でお仕事をされているっていう方もいらっしゃいますよね。
【前田】
そうですよね。年に何度か出社って言ってたりとかしたので、そういう方もいらっしゃいます、というところになります。
【石川】
あとは、活躍されている先輩みたいなところでいうとどうですか?
【前田】
障がいをお持ちの方でも、手話を利用されて、あと発話もされるっていう方は、ドコモショップでお客様対応などをしてくださっている先輩社員とかもいて、かっこいいですよね。
【石川】
そうやって活躍されている方って、やっぱり自分が「まわりにこうして欲しいです」みたいな、すごく発言されている方が多いような感じがして、先ほど「何かこうこうして欲しいっていうのをしっかり伝えましょう」というお話があったと思うんですけれど、やっぱりそこ、皆さん確かに、共通してお話しされているような印象がありますが、どうですか。
【前田】
確かに、結構障がいお持ちの先輩社員がいらっしゃるんですけれど、何か言われたことをやるっていうよりかは、「自分でこうやってやったらどうですか?」とか提案されている方が多いのかなっていうところで、提案しやすいっていうのも会社の特徴だったりとか、自分の意見を言いやすいって、変化していくっていうのが私たちの会社の特徴かなと思いますし、向いているのかなと思います。
あとは、よくご質問あることとして、今から勉強しておいたほうがいいこととか、持っていたほうがいい資格とかあったりしますかね?
【石川】
確かに、学生のときから勉強しておくってすごく偉いし、大事なことだと思うんですけれど、私たちの会社、どちらかというと「しっかり学生生活を楽しみましょう」っていうところをお伝えしたいなと思っていまして、入社してからでも資格取得の支援とかもあったりするので、そこでサポートを受けながら取得して、どんどんレベルアップしていくのが個人的にはいいかなと思ったりもします。
【前田】
ありがとうございます。石川さん、入社する前にも持ってた資格とかありました?
【石川】
英検の資格は取ったりもしてたかなと思うんですが、ただ入社後は本当にもう私、先ほどお話ししたネットワーク系の仕事なんですが、そこに関するちょっとスキルアップをしたいと思って、会社の受験費用の補助とかをしてもらいながら、ちょっと国家資格みたいな、取らせてもらったりとかもしたので、すごくありがたかったなと思っています。
【前田】
ありがとうございます。なので、資格とかは特段気にせず、「私はこれが気になります」というのをセミナーなどのイベントを通して、お会いしたときに言っていただくのがいいのかなと思っております。
【石川】
ちなみに就活セミナー、抽選ではないか。
【前田】
一応人数が決まっているので、たとえばみんな10月の回となってしまうと、締め切ってしまう可能性がありますので、早いもの順になるのかなっていうところなので、各月1回、あと12月以降も予定はしておりますというところであるんですけれど、まずはこちらに参加いただければうれしいなと思いますし、やっぱり先輩とお会いできる機会はなかなかないかなって思いますので、ぜひ利用していただければうれしいなと思います。
【石川】
ちなみに手話通訳のサポートもしますっていうところではあるんですが、事前にご連絡をいただいてっていうところで。
【前田】
ぜひよろしくお願いいたします。では1点。研修期間のご質問、ありがとうございます。「研修の期間や内容が知りたいです」というところで、ご質問ありがとうございます。1年目だと研修結構多かったりしますよね。
【石川】
そうですね、盛りだくさんなんですよね。
【前田】
1、2年生の間は、結構いろんな職種とかによっていろんな研修が組まれておりますので、2年生ぐらいまでは、入社2年目ぐらいまでは研修が続くかなと思っていただければうれしいなと思うんですけれど、たとえばなんですけれど、「ちょっと視覚障がいがあります」「聴覚障がいがあります」という方だったら、たとえば視覚の方、事前に資料を配っておいて、タブレットとかで画面が見えるようにとかサポートさせていただいたりっていうところがありますので、2年目ぐらいまでは続くのかなというところを思っていただければと思います。ご質問ありがとうございます。
それでは、こちらで私たちの回は以上とさせていただきます。またセミナーでお会いできればと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。では本日、ありがとうございました。
【石川】
ありがとうございました。
- 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京【NEXCO中日本グループ】
- 建設コンサルタント
- 2025年10月4日配信
【菅野】
こんにちは。中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京です。
本日、説明を務めます、人事部採用担当をしています菅野と申します。
【林】
同じく採用担当しています、林と申します。
本日はよろしくお願いいたします。
【菅野】
よろしくお願いいたします。
会社説明の前に、左下の出席票はこちらというボタンから、出席票のご提出をお願いいたします。
それでは、会社説明の方に移ります。
本日お伝えしたいこととしまして、実は3点ございます。
私たちの事業について、最後に1day仕事体験についてご説明していきたいと思います。
まず私たちについてです。
私たちは、高速道路を守るお仕事をしているのですが、そもそも高速道路の役割についてご説明していきます。
大きく分けて3つございまして、一つ目が、日本の貨物輸送を支えています。
現在、日本を繋ぐ高速道路は約1万km走っておりまして、1日に約30万台以上の大型車が高速道路を利用しています。
それにより貨物を輸送できているという状況になといます。
2つ目が地域経済の活性化に繋がっています。
一般道の渋滞緩和に用いられたり、あとは日常生活における快適性の向上にも繋がっています。
夏休みは年末年始など長期休暇のときによく高速道路を利用される方もいらっしゃると思いますが、そういった際に用いられ、観光需要の増加にも繋がっています。
最後、3つ目に、大規模な災害が起きてしまった際です。
このときに、高速道路は緊急車両の交通ネットワークの確保に用いられています。
休憩施設を活用した救援活動や救護活動なども行われており、高速道路は災害が起きた際にもかなり重要な役割を担っているというところで、日本の経済や国民を支える欠かせないインフラとして機能しています。
NEXCO中日本グループの全体のお仕事になります。
グループは、現在30社ぐらいあるのですが、その30社が役割を分担してお仕事、高速道路を守っています。
一つ目が、高速道路を作るお仕事です。
2つ目が、高速道路を守るお仕事、作った高速道路はそのまま放置しておくわけにはいきませんので、維持管理というものが必要になってきます。
また日々のパトロール業務みたいなこともこの高速道路を守るお仕事に繋がっています。
3つ目が、高速道路で癒しを提供するというところで、最近はサービスエリアで温泉を展開したり、ドッグランがあったりなど、ただただトイレで立ち寄るだけではなく、癒しの空間にしていこうという動きがあります。
4つ目が、新たなサービスを提供するというところで、ETCの普及に伴ったクレジットカードの発行事業などを行っています。
NEXCO中日本グループでこのようなお仕事をしているのですが、私たち中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京は、高速道路を守る維持管理の仕事をしています。
そんな会社の概要になります。
社名、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社というところですごく長い名前になっています。
とても覚えにくいと思いますので、ぜひこのエンジニアリングのエンジと地名の東京を取と「エンジ東京」で覚えていただければと思といます。
Googleなどで検索するときも、「エンジ東京」と入れていただきますと、我々の会社が出てくるようになっていますので、今日は「エンジ東京」という名前をぜひ覚えていってください。
社員数が現在1300名弱おりまして、土木系・施設系と言われる、いわゆる技術職の社員、理系の社員が9割を占めているような技術系の会社となっています。
本社の住所ですが、東京都の新宿区にありまして、新宿駅を出て、西口から徒歩5分くらいのところに本社を構えています。
事業エリアと事務所等についてです。
NEXCO中日本全体のお話をしますと、もっと名古屋の方だったり、北陸の方というのもNEXCO中日本の保守の範囲になるんですが、当社、エンジ東京は、このオレンジ色で着色された部分を事業エリアとして管轄しています。
本社は一番右のところに起点がありますが、そこから海沿いを走って浜松の方に繋がっている東名高速道路、また新東名高速道路、本社のちょっと上にある高井戸インターというところから松本の方に走っているのが中央自動車道、この3つの路線が主な我々の管理路線となっており、管理延長が約900 kmになっています。
この900 km全部を本社から管理するというのはちょっと厳しい状況になってきますので、それぞれ区間、管理エリアを分けて事務所等を設けています。
東名高速沿いに横浜、伊勢原、御殿場、富士、静岡、浜松の6事務所、中央自動車道沿いに八王子、大月、甲府、松本の4事務所を構えています。
他にも、研修所があったり、もっと技術的な作業をやっているような事務所もあったりとするんですが、全部で18拠点で事業を展開しています。
次に、私たちの事業についてというところで職種の説明に移ります。
職種が合計で7つございます。
その内の6つが技術系の職種になりまして、一つ目が、この土木職です。
高速道路というと一番イメージがしやすくなります、橋梁、トンネル舗装などの高速道路の骨格とも言えるような土木構造物の保守、保全業務を担うお仕事になります。
2つ目が、造園職です。
サービスエリアやパーキングエリアに植栽されている樹木だったり、お花の管理、また、のり面や中央分離帯というところの植栽の管理を行うのがこの造園職になります。
唯一生き物を取り扱う職種となっていますので、幅広い視野が必要となります。
3つ目が、機械職です。
消火栓、トンネル非常用設備など、高速道路のあらゆる機器設備の保守保全業務を担います。
緊急時に何かあった際に稼働しなければならない設備というところになっていきますので、万が一に備えた重要な設備を取り扱っていく職種になっています。
4つ目が電気職です。照明、情報板などの電気設備だったり、あとは各種の電源装置となるような所、配水所、受配電設備というところを担っていただくのがこの電気職です。
何をするにも電気が必要な時代になってきていますので、電気職というところには機械や通信との関わりも多く、幅広い知識が必要となってきています。
次が通信職です。
ETC非常電話、情報ターミナルや移動無線といった通信系の機器設備の保守保全業務を担うのがこの通信職になっています。
高速道路に張り巡らされている情報通信ネットワークを支えていただくのが通信職のお仕事です。
次に、建築職です。
サービスエリアとかパーキングエリアがイメージしやすい高速道路上にある建物かなと思うのですが、その他にも料金所やトールゲートなど、高速道路上にあるあらゆる建物を見ていただくのがこの建築職になっています。
以上、お伝えしました6つの技術職のお仕事ですが、関連学部、関連学科としてはこのような仕分けとなっています。
ただこの学科を学んだからこの職種に就かなければいけない、みたいな指定は特にございません。
当社の職種の選択は、エントリーいただく際に、ご自分でどの職種で勤めていきたいかというのを選んでいただくような形になっています。
また入っていただいた職種から他の職種に変わるということはございませんので、配属ガチャみたいなことは起こらないようになっています。
土木職で入社していただいたらそのまま土木を極めていただいて、土木の道のプロフェッショナルになっていただくというような流れになっています。
現場で働く社員を支えるための事務のお仕事もございます。
これが7つめの職種になっています。
人事管理、労務管理、社屋の管理、車両の管理みたいなところを行っていただき、現場で働いている社員、高速道路を守る社員を守っていただくようなお仕事になっています。
本社でいいますと、経営企画部、安全品質管理部、総務部、人事部、技術営業部という配属がありまして、道路事務所で勤める場合になると、総務工務課というところでの配属になります。
事務所の総務工務課というところでは、人事、労務管理、庶務の管理、社屋の管理、契約発注みたいなところを行っていただき、職場、道路事務所で働く社員が不足なく働けるように支えていただくお仕事になっています。
事務職で、本社で勤めるとなると、総務部、人事部というところに配属される可能性が高くなっています。
総務の仕事だったり、契約、経理の仕事、また人事労務管理、給与管理、あとは研修の管理を行うような人事の仕事という展開になっています。
【林】
ここからは、当社がどういった仕事の流れで行っているかというところを私からご説明させていただきたいと思います。
途中からご参加されてる方もいらっしゃるかと思いますので、再度のご案内になりますが、出席票の登録、こちらをお願いしていますので、ボタンを押していただければと思います。
またご質問ございましたら、最後にご質問にお答えいたしますので、チャットもしくは質問ボックスの方からご質問いただければ、最後にお答えさせていただきます。
気になった段階でも打っていただいて問題ございません。
最後にまとめて回答させていただきます。
ではまず現場の技術職の仕事のご紹介をいたします。
こちらの保全のフローという形で我々は仕事を行っています。
まずは、点検の会社になりますので、点検をしていくのがまず第一になります。
高速道路というのはインフラになりますので、壊れてから壊れたものを見つける。それではもう遅いということで、壊れる前のものについても壊れそうだとか、内部が駄目になっている、そういったことを見つけていただく予測の点検というのを行っていただく形になります。
また、点検というのは人の五感を使って行うものになりますので、さまざまないろんな機器を用いて正確なデータを図っていく、測定調査を行っていく仕事になります。
それが終わりますと、データの分析ですね。
こういったことを行います。データというのは、取っただけだと、ただの数字の羅列になってしまいますので、それを分析していくという形になります。
我々も単年でデータを取っているわけではなく、今まで培ってきたさまざまなデータがあるので、そういったもの検証しながら、どういうふうに今後直していったらいいのかというところの検討まで行っていく形になります。
それが終わりますと、補修計画というのを練っていきます。
我々は発注者ではございません。
工事の発注を行うのはNEXCO中日本、本体が行うのですが、我々はそのNEXCO中日本を支援する立場になりますので、その工事の発注を行うために入札という制度が用いられます。
その入札に関わる資料、これを作成していくのが私たちの仕事になります。
その中でどういうふうに直していくかというところの計画をしながら、設計業務を行っていくという形になります。
これも今まで通り、同じように設計していくわけではなく、さまざまな環境が変わっていきますので、渋滞対策であったり、環境対策といったところを鑑みながら、次はどういうふうにしていったらいいのかというところを考えて設計を行っていく形になります。
それが終わると、先ほど言ったように入札というものが行われまして、工事を実際に行ってくれる業者が決まります。
私たちは工事業者ではございませんので、工事を行うことはありません。
工事を行う業者を管理していくのが我々の仕事になりますので、施工管理という形で、少し耳にしたこともあるかなとは思いますが、こういった工事を行っていただく会社、業者の方だったり、仕事をしている方たちを管理していくのが我々の仕事になります。
また品質が要領通りに保たれているのか、スケジュールが組んだ通りに進んでいっているのか、そういったことまで合わせて管理していく形になりますので、発注者目線で我々は工事を管理していくという形になっています。
実際の工事なのですが、先ほど言ったように工事業者の方がいますので、我々が工事をするというわけではありません。
ただし、交通事故なんかによって設備が壊されてしまうという事象が発生します。
そういった場合には、すぐに高速道路の設備を復旧しないと、また他の事故が起きてしまう可能性がありますので、資料を作って、工事をしてくれる会社を見つけて、というような、流れを取ってしまうと、少し時間がかかってしまいますので、我々で応急復旧という形でその設備を修理する、直すということを行う、そういった小保守みたいな工事は起こってくるという形になります。
もちろん、根本的に解決ができないぐらい大きな損傷であった場合には、そこからちゃんとした業者に直していただくという手続きを取っていくのですが、それまで安全に使えるように、という形で修理、工事を行っていく形になっています。
この点検からスタートして、測定調査、検証、データ分析、補修計画、設計、施工管理という形で仕事の流れが進んでいくのが我々の仕事になります。
工事が終わりましたら、それはまた新しく点検をしなければいけない点検対象物になりますので、また一から点検からスタートしていくという、そういった流れでこの仕事のスキームがぐるぐるぐるぐる回っていくというのが当社の仕事になります。
その中でこれを全部一人でやっているかというと、そういうわけではございません。
それぞれの担当者がそれぞれの仕事を行っていますので、次の担当者の方に自分が行っている仕事を引き継いでいって、この一連の流れが会社全体で回っていくように仕事を行っていくという形になります。
その仕事もずっと同じことを定年を迎えるまでやっていくわけではなくて、ある程度の時間が経ったら、ジョブローテーションという形で、いろいろな仕事を経験していただくというのが当社の仕事になっていますので、さまざまな仕事をこなしていただく形になります。
最後に、私たちが心がけていることがございます。
高速道路というのはインフラになりますので、やはり民間の仕事とは少し違う仕事になります。我々も、株式会社という民間の企業ではありますが、扱っているものはインフラとになります。なので、安全というところに、かなり重きを置いている会社だと思ってください。
安全で安心、快適な高速道路を提供するというのが、NEXCO中日本グループ全体で取り組んでいることです。
あとからでは遅いというのがインフラ事業になりますので、そこが少し民間の会社とは違う仕事になります。公共性の高い仕事になりますので、やはりそれに見合った重要な部分というのもありますし、おろそかにしてはいけない部分というのもあります。
ここが社会的意義のある仕事というところで、我々も常に安全というところを考えながら仕事を行っているので、ぜひ皆様も当社を受験して仕事をしてみたいなということであれば、この安全というところを頭の中に入れていただけると非常に嬉しいなと思います。
ここから1day仕事体験を開催いたしますので、こちらのご案内をさせていただきたいと思います。ぜひ皆様にご参加していただきたいと思います。
開催に関しましては、我々の東京の本社、新宿にございます。
新宿駅西口を出ていただいて、徒歩5、6分のところに当社、ビルの中に会社が入っていますので、そちらで開催いたします。
開催日に関しましては、今年の12月4日(木)に開催いたします。
1dayと言いつつも午後からにはなりますので、半日の開催になりますが、13時に受付をさせていただき、13時半からスタートという形になります。
もし離れたところに住んでるよとかいうことがあれば、交通費は支給をさせていただいていますので、ぜひお気軽に参加していただければと思います。
ちょっと上限というところを設定しているのですが、片道で15000円というところで上限設定はありますが、大体のところからは来れるかな、と思いますので、ぜひ気軽に来ていただければ嬉しいなと思います。
本日ご紹介させていただいたのは、本当に高速道路のどんな仕事してるのかなとか、当社がどんな仕事をしているのかな、というところをまとめて、すごく端的に短くご説明させていただきました。
なんだかよくわからなかったなというところもあるかなとは思いますが、このときはもう少し時間をたっぷりかけて、高速道路事業というところと、我々がどんな仕事をしているのかというところについてご紹介をさせていただく内容となっています。
もちろん、理系の方だけではないと思います。文系の方もいらっしゃるかなと思います。かく言う私も事務職という形で文系の社員です。
文系の社員も、我々の会社には必要な仕事になりますので、ぜひ私は理系じゃないし、技術職じゃないし、というところは一切考えなくて大丈夫です。
文系の方で高速道路の仕事、公共性の高い仕事をやっていきたいなというお考えがあるようであれば、ご参加いただければと思います。事業内容とは別に、コミュニケーションワークというところもワークとして開催させていただきます。
これ何をするかというと、今後、皆様が社会人として仕事をしていくと思いますが、そんな中で、自分とはどういう人間だろうなという把握を、まずはしなければいけないと思うんですね。
そんなところで自分を知る、というところを、いろいろなことに質問とかに答えていただきながら、自分がどういう人間なのか、どういう仕事に向いてるのか、というところを見つけていただけるようなワークを準備していますので、当社に関することじゃなくて、今後のご自身の就職活動に非常に役立つワークになっています。
ですので、別に高速道路で働きたい気はあんまりないんだけどな、ということであっても、全然参加していただいて問題ございません。
自分を発見できる機会にはなるかなと思いますので、ぜひ気軽に参加していただければと思います。また、最後、座談会という形で、人事の、我々担当者と、いろいろな質問会ができる場も準備していますので、そのときに就職活動をどういうふうにやったらいいんだろうかなとか、何か準備しなきゃいけないこととかあるんですか?みたいなこともなかなか聞きづらいこともあったりすると思うし、今更ちょっと聞けないなとか、先生に聞いても先生もちょっとよくわかんないなとか、マイナビさんはそこまで深く答えてくれないよね、とかいうこともいろいろあるかなと思いますし、初めての就職活動だとわからないことがいっぱいあると思いますので、ぜひそんな中で、いろんな質問を私たち投げかけてくれれば、どんな質問でもお答えさせていただきます。
こういった正式なマイナビさんの場だとなかなか言ってはいけない、答えてはいけない内容というのもいろいろあったりはしますが、この場では何にでも回答できるかなと思いますので、我々の会社の社内の中でやりますので、どんな質問でも回答ができるかなと思います。ぜひ、大きい質問、小さい質問、何でも大丈夫です。自分はどういう働き方ができるのか、とかいうところまで突き詰めていただきながら、1day仕事体験に参加していただければと思いますので、ぜひご予約の方、お待ちしています。
何か参加に当たって配慮がちょっと必要なんですよ、ということであれば、それは個別にぜひおっしゃってください。
例えばちょっと耳が聞こえないという形で、聴覚の障がいがあるので、何か文字にしていただきたいとか、車椅子なので移動がちょっと大変なので、ということであれば、そういったことはもう本当、気兼ねなくお声掛けください。対応はさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
予約の方法なんですが、マイナビのページより、当社エントリーをまずお願いいたします。
後日、当社のマイページのアカウントを発行させていただき、マイナビさんに登録しているメールアドレス宛にご案内が届きます。
その後、当社のマイページからログインをしていただき、そこから簡単に予約することができるようになっています。予約はそちらからしていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
ご案内としては以上とさせていただきます。
ちょっと人数が増えてきましたのでご案内です。まだ出席票の登録ボタンを押してない方はお願いいたします。
ここからご質問お受けする時間とさせていただきたいなと思いますので、今聞いた内容でちょっと聞きたいなとか、今ちょっと説明がなかったんだけど、ここはどうなっていますかというような質問があれば、回答させていただきますので、チャットもしくは質問ボックスの方にご質問をいただければと思います。
では順番にご質問に回答させていただきますので、ご質問を打っていただければと思います。
まず、在宅勤務はあるんでしょうか?ということでご質問が来ましたので、回答させていただきます。
当社はコロナ以降、各社員にノートパソコンが配布されてまして、ノートパソコンで社員は仕事をしてるんですが、それをご自宅に持って帰っていただき、リモートでテレワークという形で仕事をする体制が整えられていますので、テレワークでの仕事、もしくは会社に来ていただいての仕事というところが順番にというか、交互にというか、仕事の内容を見ながらにはなってきますが、テレワークを行っていただいてる方もたくさんいらっしゃいます。
毎日、ずっと1ヶ月間、1回も会社に来ずにテレワークだよ、というわけではないのですが、1週間のうちに何曜日はテレワークしますよ、みたいな形で柔軟に対応することができていますので、おっしゃっていただければと思います。
あともう1問、今、障がい者の方で働いている方はいらっしゃるんですか?というご質問で、こちら現在も障がい者の方で、当社で仕事をしている方はいらっしゃいます。
人数としてはそこまで実は多くはないのですが、1300人規模の会社でして、100人もね、200人もいるというわけではないんですが、数十人、障がいを持った方が仕事をしています。
身体障がいというところで、聴覚とか、そういったところの障がいの方が多かったりしますが、これから発達障がいの方であったり、精神障がいの方も少ないながらもいらっしゃいますので、これからも会社として、そういったところに関して採用ということをさせていただいています。また、仕事の仕方というところについても、会社としていろいろ今、検討しながら皆様が働きやすい環境作りというところを行っているところにはなりますので、ぜひ皆様も当社の方に入社していただければ、これから入ってくる障がいを持った方たちが働きやすい職場作りというところに向けて、いろいろ考えていただきたいなと思いますので、ぜひ私たちと一緒にいろんな働きやすい環境を作っていただいて、仕事が一緒にできれば非常に嬉しいなと思っています。
そうしましたら、時間となりましたので、本日のご説明はこちらで以上というふうにさせていただきたいと思います。
短い時間でしたので、全てを伝えきれてないところが非常に残念ではありますが、ぜひ仕事体験の席でまたお会いしたいなと思います。
仕事体験のときには今ここに写っている2人がいるかなと思いますので、ちょっとリアルで会ってみようということであれば、ぜひ遊びに来ていただければ嬉しいと思います。
今日は皆様の顔が残念ながら我々は見ることができないのですが、仕事体験に来ていただけると皆様に実際お会いすることができますので、非常に我々としても嬉しい限りでございます。仕事体験でぜひお会いできるのをお待ちしています。
はい、では本日は30分という短い時間でしたが、ご視聴いただきましてありがとうございました。
【菅野】
ありがとうございました。
- ニッセイ情報テクノロジー(障がい者向け窓口)
- 情報処理
- 2025年10月4日配信
【溝口】
皆さんこんにちは。本日はニッセイ情報テクノロジーに興味を持っていただきましてどうもありがとうございます。
私はヒューマンリソース部採用担当の溝口です。
こちら、山野さんです。
【山野】
はい。山野です。
今日はどうぞよろしくお願いいたします。
【溝口】
当社は、ニッセイ情報テクノロジーということで、日本生命のIT戦略企業ということになります。
今日は、当社のビジネスを知っていただくということと、まずIT業界、システムエンジニアのお仕事ということについてもちょっと触れていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
まず、IT業界についてということですけれども、IT業界というのはこちらにあるように、ハードウェア、ソフトウェア、通信、インターネットとかいろいろあるんですけれども、当社は、右上のお客様のビジネス課題を、ITを使って解決するお仕事ということで、システムインテグレーターというような分類になります。
このシステムインテグレータというのは、よくSIer(エスアイヤー)というような呼ばれ方もいたします。
SIerというのは、親会社を持つSIer、親会社を持たないSIerというのがあるんですが、当社は左にあるように、日本生命という金融機関をバックボーンに持つ会社ということになるので、このユーザー系のSIerということになります。
続きまして、システムエンジニアのお仕事ということですけれども、皆さんいかがでしょうか。
システムエンジニアというのは、何となくプログラミングを、何かするというようなイメージをお持ちかもしれませんが、実はSEの仕事っていうのは、プログラミングだけではありません。
たとえば、家を建てるようなときに、大工さんがいきなり釘を持ってカンカン打ちつけて家をつくるということは多分ないと思うんですね。
同じように、システムの開発においても、お客様、顧客と、ビジネスの戦略立案、要件分析、提案、で実際のソリューションの立案、その後、実際のシステムをつくると、その後の保守・運用と、非常に幅広いお仕事というのがあって、その一部にプログラミングというものがあるということです。
よく、システム開発というのは、川の流れにたとえられるように、上流工程、下流工程というのがありますが、多くのIT企業さん、皆様もこれからいろいろ研究されると思いますが、一部プログラム開発だけやっているという企業さんもいらっしゃるようですが、当社はこのビジネス計画の立案から保守運用まで、上流工程から下流工程まですべての、フェーズ、全工程に関わる会社というふうに思っていただければと思います。
ここから、だんだん具体的なお話に入っていきますが、NISSAY ITってどんな会社?というところに入っていきたいと思います。
当社は、知っていただく上で3つのポイントがございます。
社会貢献性の高いビジネス領域、安定したビジネス基盤、充実した育成制度、この3つは当社を知る上でポイントになってきます。
一つひとつ簡単にご説明させていただきます。
一つ目のポイント、「社会貢献性の高いビジネス領域ですよ」ということですが、当社は保険だけではなくて、実は共済、年金、あとヘルスケアといって、人の生活を支えるような、社会貢献性の非常に高いビジネス領域というのをターゲットにしている会社でございます。
特にヘルスケアという領域は、医療、介護、健康保険というような領域でして、現在全国の約1,700病院様にシステムを活用いただいているという領域です。
まさに人々の生活を支える仕事がしたい、社会貢献性の高いシステムに関わっていきたいというように思われている方は、非常にやりがいを持って働いていただける会社ではないかなというふうに思っております。
続いて2つ目のポイントですけれども、安定したビジネス基盤ということで、「そもそも日本生命ってどんな会社ですか?」ということになりますが、コマーシャルとか、皆さんもご覧になった方もいらっしゃると思うんですけれども、長年、日本の生保業界のリーディングカンパニーとしても120年以上、やっている会社ですので、当社はその日本生命のIT戦略会社ということで、日本生命には情報システム部とかございません。それを当社が一手に担っているということになるので、安定したビジネス基盤があるというのはご理解いただけるというふうに思います。
日本生命の仕事どんなことやっているの?ということを一言で言うと、すべてやっていますよということになるんですが、日本生命さんの営業職員さんって6万人近くいらっしゃいますし、全国、北海道から沖縄までの支社支部もありますので、非常にビッグな超大規模のシステムに携わりたいということは、まさにそういうようなチャンスがあるという会社になります。
ただ、日本生命さんだけの仕事をしているのかというと実はそうではなくって、一般マーケットというところにも非常に今力を入れておりまして、もうすでに売り上げ的にも、約40%が一般市場の売り上げということになっております。
今後、多分これがどんどん広がっていくんだろうなというふうに思っています。
具体的には、一般市場といわれる日本生命さん以外のお仕事、どんなことがあるのと?いうところについては、外資系含めて生・損保さん、約40社程度、銀行さん、メガバンク含めて全国約100社のお付き合い、あと公共団体、地方自治体、健康保険組合で、先ほど触れました全国の病院さん1,700とありますが、最新情報ではもうこれ2,000病院近く今お付き合いがあるということで、非常に幅広いビジネスの展開をしている。だから、一般市場でも力を発揮できるチャンスがあるという、そういうような会社でございます。
次に3つ目の、当社を知る上でのポイントというところで、充実した育成制度というのがございます。
プロフェッショナル人材を、支援する、非常に社内の専門部隊、ITアカデミーという事業部がございまして、そこが統括しております。
もちろん社員さん、もしくは日本生命さん、一般企業さん向けの研修を持っていまして年間で130コース以上の研修コースを持っていて、社員は自ら受けたい研修をいつでも受けられるというような環境を準備しています。
まさにIT企業というのは、人材が支えられている会社ということになりますので、学び続ける環境があるというのは、社員の成長機会を提供することにつながって、それがひいては会社の成長につながるという、そういうふうな思いで進めている会社でございます。
例に、入社初年度のスケジュールをちょっと制定させていただいていますが、実は当社、IT企業といいながら、文系の方も非常に多くご入社いただいております。
というのも、今までプログラミング経験がなくても、この4月、5月、6月のこの研修で、しっかり基礎からプログラミングを学ぶこともできますし、その後しっかりしたフォロー体制というのが一年間しっかり続くと。その後2年目、3年目と充実した教育育成制度がある、というようなことが特徴です。
ですので、学生さんの中には、「文系だけれど私大丈夫かな?」というような方もいらっしゃるかもしれませんが、情報系以外の方で、十分成長する機会はあるというふうに思っていただいて結構だと思います。
働きやすい環境ということで、ベーシックなところで、左上の休暇制度というのが有給は年間20日あるよということに加えて、最近「やっぱり仕事と自分のライフを両方とも充実するんだ」というようなところがありまして、マイライフというような休暇、自由に使える休暇が実は7日ございまして、それ以外の夏季休暇とか、いろいろあって、27~28日ぐらいは年間使える休暇がありまして、実際、社員の昨年度の平均では18日、制度だけではなくて、実際に休暇もかなり取りやすい環境ではあるというようなことでございます。
ライフイベント的には、もう今じゃ当たり前になっていると思うんですが、産前産後であったり、介護休暇であったり、この辺はありますし、働き方についてはテレワーク制度で在宅勤務のところですね、フレックス、時差出勤という部分。あと、ドレスコードということで、今日私とか山野さんも結構ラフな格好ですが、普段から大体私服に近い形で勤務する、というのが、ほぼほぼ全員の社員がそんな形です。
あと、その他というところでは、いろいろ人権というところに取り組んでおりまして、ハラスメント、障がい者関係、その他、かなり社長、役員、全社員、必ず人権研修とかは受けるようになっていますし、あと資格報奨金ですね。
自ら頑張って資格を取れば、報奨金がしっかりもらえると、頑張った方にはそれなりに見返りがあるというふうに思っていただいて結構かなというふうに思います。
以上がIT業界と当社のご説明ということで、ここからが特別版といいますか、障がい者雇用への取り組みということで、皆さん興味おありのところかなと思うので、この点について入っていきます。
結構、今日は特別にかなり具体的なお話もさせていただきます。
まず、当社は今、障がい者の方々、53名の方々と一緒にお仕事をさせてもらっておりまして、雇用率、今聞かれたこともいらっしゃるかもしれませんけれど、全国的には2.5%というところを当社は2.68ということで、かなり障がい者雇用には積極的に取り組んでいる会社です。
障がいの区分でいくと、身体の方が32名ということで、全体の6割ぐらい。
ただそれ以外にも、精神、知的の方々も一緒に働いています。
身体の中では、内訳にございますように、肢体不自由の方、聴覚、視覚障がい、内臓、というような形でそれぞれいろいろな方と一緒にお仕事しているということ。
あと在籍部門では、実際のシステム開発をされている方が、全体の大体6割ぐらい。
勤務地も、大阪と東京の比率的にはこんな感じになっているというような感じです。
何かメモとか、取られる方いらっしゃったら、取られたかなと思います。
次、合理的配慮のご紹介ということで、先ほど勤務地の点に若干触れましたが、当社、通院等の関係もおありということですので、勤務地についてはご希望があれば、東京であれば東京、大阪であれば大阪に配慮させていただくこともできますし、転勤についても「ちょっとできないんですよ」っていうことについても配慮はさせていただきます。
勤務時間についても、先ほどのフレックスということがありまして、山野さんとかも満員電車がちょっとしんどいということで、若干30分なり、ずらしての出勤というのは常日頃やっていただいていますし、結構自由な柔軟な働き方は可能かなというふうに思っておりますが、皆さんいかがでしょうね。
合理的配慮というのは、たとえば当社がこういう配慮していますよということでは私はないと思っていて、当社の特徴は、基本、お一人おひとりに寄り添って配慮させていただくということを基本的な考えにさせていただいていまして、たとえば聴覚の方にとっても、今10名ぐらいですかね、一緒に働かせていただいていますが、やはりお一人おひとり、やっぱり配慮点というのは違うと思うんですよね。
その辺は人事部としても、お一人おひとりがしっかりお話を聞かせていただいて、できる限りの配慮はさせていただくという、そういうスタンスで臨む会社でございます。
次ですが、ここ制度関係ということで、実は障がい者枠として別に何か制度を持っているわけではなくて、ご入社いただいた際には、障がいの有無に関わらず、昇給、昇格、キャリアパスというようなところと給与体系についてもまったく健常者と同じということで、障がい者の方でも頑張っていただいた方には、すでにもう課長職以上の方もいらっしゃいますし、そういうような障がいに関わらないキャリアパスというのが描けるというふうに思います。
相談体制という意味では、各所属に障がい者職業生活相談員ということで、障がいの特徴をご理解いただいているメンバーがいますし、人事部ではジョブ講師というような形で私みたいな資格を持っている人間もいますので、人事部としても年に1回、必ずなかなか所属ではね、言えないこともあるかなと思いますので、皆様方、障がい者の方と一対一の面談を必ずさせていただくというような運営があります。
一番下ですね。
障がい者支援金という、これも当社、特徴的なところですが、障がいに起因するさまざまな不便等あると思いますし、社会進出にあたってお金がかかるところもあるかなと。
たとえば車いすの整備であったり、補聴器の整備であったりというのがあるので、年2回、ボーナス時期に障がいの等級とか特徴によって障がい者の方だけ、ボーナス時期に支援金という形で、これ1回だけじゃなくて毎年寄付させていただくと、そういう特別な運営が当社にはございます。
働きやすい環境ということで、実は昨年度からさらにオフィスのリニューアルをしておりまして、非常に動きやすい、働きやすいオフィスのリニューアルというようなことをしています。
必要な機器ということで、全社員パソコンとかiPhone等は会社から対応をさせていただくんですが、先ほどの合理的配慮ということで、たとえばですよ、17インチの大きいディスプレイが欲しいですとか、iPhone等のイヤホン、Bluetoothをつなぐような器材であったり、電子メモですかね、そういうのが必要と、人それぞれもし、配慮点として必要であれば、そういうような機器を会社としてご準備させていただきます。
最後にということで、「NITの目指すものって何?」っていうところについて、もう一度触れさせていただきたいんですけれども、NITという会社は、先ほど言いましたように、日本生命のIT戦略を担うIT企業ということでございます。
実は昨年、25周年を迎えました。ただ技術だけではなく、ビジネス自体、社会貢献性の高いところを目指している会社です。
そんな、当社の目指す姿というのは、社会や生活の基盤となるサービスを提供する、プラットフォーマーになることというのを目指しています。
具体的には、社会保障に関わるお客様のシステム基盤を支えて、ITで貢献していくと、それはそういうようなことを私たちの使命というふうに考えています。
次に、大切にしていることということですが、当社のコーポレートメッセージというのがそこに大切にしていることというところ、下に書いてある、「人と向き合うIT」ということをメッセージとして発信していっています。
当社のこの人と向き合うITという意味ですけれども、ただシステムをつくるだけではなく、その先にいる人の思いまで向き合うと。これは皆さん、社員に対する、全員に共通する、大切にするポイントだというふうに思っています。
そんな「人と向き合うIT」というような部分、そんな価値観に共感いただくいけるような方、ぜひ当社にご興味持っていただければといいなというふうに思っています。
大体メインのところは以上なんですけれど、ここからちょっと軽めのお話に入りますが、先輩障がい者の声ということで、実は今日ここに来るにあたって、「溝口さん、こういう点もちょっとアピールしてきてよ」というのがちょっとまとめてきたのが、このページになりまして、先ほど述べましたような有給とか、いろいろあるんですけれど、せっかく今日、山野さんに来ていただいているんで、なんかどうですかね。
特に制度として使っている「いいな」みたいなとこあります?
【山野】
一番上からいくと、有給はやっぱり取りやすい、急に体調を崩したりすることが多いので、行く時に有給を使ったりしながら使って助かっています。
【溝口】
なるほどね。
【山野】
他はやっぱり服装が自由というところですかね。
こういう格好でも働いている方たちが多いので、別に気にしなくて働けるというのは大きいですね。
【溝口】
ありがとうございます。
繰り返しになりますが、なかなか、会社としても有給の制度とか、マイライフとか言いましたけれど、生活と自分の自由な時間を生かしてほしいということ、マイライフ休暇というのがありまして、当社平均18日という実績を持っているというところでしたり、フレックス、テレワーク、自由な服装、相談体制、やっぱりお金の面ですかね。障がい者支援金みたいなところ、障がいに応じた機器を提供してもらえると。この辺が実際に当社で働いていただいている障がい者の方々からの声ということで紹介させてもらいました。
次ですね。
実際に当社に入っていただいて、どんなところがやっぱりやりがいに感じてくれているの?というようなところをちょっとまとめています。
これ人それぞれ、皆様も会社に入ってどういうやりがいをイメージされているかなとというところですが、やっぱりモノづくりに関わりたいとか、多くの仲間と仕事がしたいんだ、とか、たくさんの仲間とひとつのものを、つくり上げると、いう点についてはたとえば建設とか、そういう目に見えて、モノが出来上がるので、みんなと何かモノをつくったなというのが実感できると思うんですが、実は、システムエンジニア、こういうIT業界っていうのも非常に達成感というのは、多くの方々と味わうことができます。
大きなプロジェクトになると、やっぱり100人ぐらいのメンバーと一緒につくり上げるというようなシステムになりますので、やっぱり1年2年かかるわけです。
それが出来上がったときの喜びというのは、そういうやっぱり100人の、たくさんの仲間とひとつのものをつくり上げたという完成の喜びというのは、IT業界でも十分味わっていただけるというようなことになりますので、ぜひこのIT業界というのも、皆様の志望の業界に入れていただければというふうに思います。
最後に、ということで、もう一度繰り返しになりますが、どうでしょうね。
学生、まだまだ自分の将来何を目指すかというのは難しいと思うんですけれど、当社に入れば、充実した教育制度もありますので、ITのプロフェッショナルを目指すことができます。
かつ、人々の生活を支える仕事がしたい、社会貢献性の高いシステムに携わりたい、そういう思いをお持ちの方は、ぜひ当社を選んでいただけたらありがたいなというふうに思います。
ここで時間の許す限り、ちょっと質問が来てたらと思いますが、そう一番多いところでいくと、「障がい者としてどんな会社を選んだらいいんですか?」みたいなお話を、今日とかね、今までもいろいろいただく中で、障がい者としてどんな会社を選んだらいいんですか?ということについては、やはりお一人おひとり、やっぱり配慮点というのは違うので、そういうような一人ひとりに寄り添ってくれる会社かどうか、という点を見極められたらどうかなと思います。
もうひとつ紹介すると、「NITに入ってよかったことという点について、どんなことがありますか?」ということですが、いろいろ多くの方と働いているんで、山野さんなんかどんな感じですか?NITに入ってよかったなと思うことはどんなことですか?
【山野】
はい。私なんですが、結構大きい会社なので、いろいろやりたいこと、声に出したらやらせてもらえるところかなと思います。実は今回、私は大阪にいるのですが、今回、こういうのがあるということで、参加したいと声に出すと、こうやって参加させてもらえたり、いろんなことにチャレンジできることが整っているかなと思います。
【溝口】
ありがとうございます。そうですね。
結構チャレンジする機会っていうのは多いのと、自由度は高いかも知れませんね。
今日、山野さん、大阪からぜひ参加したいということで来てくれているので、じゃあいいよ、ということで結構ハードルは低く、その辺も自由に挑戦できるというところでございます。
【山野】
ひとつ質問があって、今から大学時代に取っておいた方がいい資格とかスキルってありますか?
【溝口】
そうですね。特にないといえばないんですけど、当社1年目、文系の方でも充実した教育制度がありますので、1年目で基本情報処理試験、これは1年目、文系の方含めて98%ぐらいの方が基本情報処理試験に合格されます。
ですので、余裕があれば、若干、前勉強されててもどうかなと思うんですが、ご入社されてからでも、教育制度の中で、ほぼほぼ皆さん合格されますので、基本情報処理試験、これがまず当社の入口かなと。新人が1年目で取る資格というふうになっているので、その辺を目指していただければいいかなというふうに思っております。
繰り返しになりますが、当社は、社会貢献性の高いビジネスということで、これから高齢化社会を迎えるにあたって、そういうような社会貢献性の高いシステムに挑戦したいという方は、ぜひご興味を持っていただければというふうに思います。
最後になりますが、画面の左下に出席票提出というボタンがあると思いますので、最後にここ押すのを忘れずによろしくお願いいたします。
では、本日ニッセイ情報テクノロジーに興味持っていただきましてどうもありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。失礼いたします。
- パナソニックグループ
- 総合電機
- 2025年10月4日配信
【松野】
皆さんこんにちは。本日はパナソニックグループのブースにお越しいただきまして誠にありがとうございます。
ここから30分ほどで、私たちパナソニックグループについての会社紹介であったりだとか、働き方についてお話しさせていただきますので、ぜひ皆様、最後までご参加いただければと思います。
参加に当たりまして、皆様、今画面上に出席表のバナーがあるかと思います。
こちらの提出であったりだとか、適宜、質問もチャットのほうでお受けしておりますので、こちらに関しても積極的にチャットを使っていただければと思います。
というところで、もう早速パナソニックグループの紹介についてさせていただければと思うんですが、まずはじめに、本日登壇するわれわれ2名の自己紹介からさせていただければと思いますので、最初、金子さんのほうからお願いいたします。
【金子】
皆さん、今日はパナソニックの回に参加いただいてありがとうございます。私はパナソニックでグループの採用業務を担当しています金子と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。
【松野】
よろしくお願いいたします。そして私が、金子さんと同じくパナソニックグループで、採用担当しております松野と申します。
本日、こちらの2名で30分ほどお話しさせていただきますので、ぜひお付き合いいただければと思います。
本日の内容、こちらになっております。
まずはじめに、パナソニックグループについて、簡単に話しさせていただいたあとで、実際にパナソニックグループで働く障がいのある先輩社員の紹介をさせていただきます。
最後に、今後のイベント情報というところでもご案内させていただきますので、ぜひ皆様最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
では早速、パナソニックグループについてご紹介させていただければと思います。
私たち、よくセミナーに参加させていただいた際に、学生にこの質問をさせていただいております。
「あなたにとって働くとは何ですか?」
こちら、急に質問をされた際に、パッと答えが出る学生もいれば、少し思いつかなかった学生ももちろんいらっしゃるかと思います。
こちら、もちろん正解や不正解がある問いかけではございませんので、ぜひ皆様、これから社会に出るにあたって、自分自身が社会に対してどういうお役立ちができるか、どう貢献するのかっていうところを考える上で、働くとは何かを考えていただければと思います。
その中で、この時間で私たちパナソニックグループにとって「働くとは何か?」というところをご紹介させていただきます。
私たちパナソニックグループで働くこと、こちらの3つだと考えております。
ひとつ目が、『幸せの、チカラに。』なれる。
そして2つ目が、多様な挑戦の機会がある。
そして最後、3つ目が、人づくりの風土がある。
こちら3つは順々にご説明させていただきます。
まずはじめに、『幸せの、チカラに。』なれる。についてです。少しパナソニックグループの歴史についてお話しさせていただくのですが、私たちパナソニックグループは、今から100年以上前の1918年に創業しました。創業当時から一貫して、私たちパナソニックグループは理想の社会の実現に向けて、多くの事業に取り組んでおります。
創業当時の、一家に電気一口しかなかった電気ソケット、二股ソケットというものを開発して、電気を便利で安全に使える世の中の実現に向けて取り組み始めました。
そして戦後には、女性は家事労働から解放するという目的のもと、今では当たり前となっている冷蔵庫であったり洗濯機と呼ばれる家電、こちらを多く世に送り出しました。
また週休2日制、こちらも今では当たり前かと思いますが、こちらも他社に先駆けて行うことで、新たな社会文化の構築をつくり上げるなど、本当に私たちの、社会の文化というところで、理想の社会の実現に向けて多くの事業を展開しております。
そして現在、私たちパナソニックグループ、こちらのブランドスローガンを掲げております。
『幸せの、チカラに。』というところで、こちらの言葉は今後、このイベントをきっかけにパナソニックグループに興味を持った方々が、このほかのイベントに参加された際に非常に多く目にする機会があるかと思いますが、こちらの言葉に表されるとおり、私たちパナソニックグループ、この人と社会と地球を健やかにすることで、より世界中の発展であったりだとか、幸せの力の実現に向けて日々社員一人ひとりが事業に取り組んでおりますので、ぜひこの言葉を頭の片隅に入れていただければと思います。
そして、次に2つ目の「多様な挑戦の機会がある。」です。
ここで再び皆様に問いかけをさせていただくのですが、皆様、パナソニックと聞かれてどんなイメージがあるでしょうか。
おそらくパナソニックと聞いたときに、大阪のメーカーであったりだとか、あとは、少し詳しい方は、創業者の松下幸之助であったりだとかっていうところの言葉を思い浮かべる方いらっしゃるかと思います。
ただやはり、パッとパナソニックと聞いて頭に思い浮かべるのは、やはり皆様家電なのではないでしょうか。
ぜひ、この家電というところ、思い描いた方に本日お伝えしたいのが、パナソニックグループ、確かに家電つくっております。ただ、パナソニックグループは家電だけじゃないというところをぜひ皆様覚えていただければなというふうに思います。
こちらのグラフに表されるように、パナソニックグループ全体における家電の割合って、わずか15%程度しかございません。
こう聞くと、家電の割合が高いと思ってた方々からすれば、非常に驚かれるかと思いますので、この次のスライドから、現在のパナソニックグループの会社体制であったりだとか、それぞれどういった事業を行っているのかについてご説明させていただきます。
まずはじめに、現在パナソニックグループの事業体制についてご紹介させていただきます。
現在、私たちパナソニックグループ、このような体制となっておりまして、それぞれの事業において会社法人を立ち上げることによって、専業他社に負けない技術力であったり、提案力というところを磨き上げるためにこのような体制となっております。
この左側の図を見ると、ホールディングスが上にあって、その下にある事業会社が、いわゆる子会社なんじゃないかというところでイメージされるかと思いますが、皆様、ぜひ覚えていただきたいのは、あくまで事業会社が主役というところでございます。
ホールディングスは、それぞれの事業会社をサポートするために、全社的に関わり合っているというところでこのような表記とさせていただいておりますので、ぜひこちらの認識をしていただければなと思います。
では、ここからそれぞれの事業会社について、非常に簡単にご説明させていただきます。
本日ちょっと時間の関係上、かなりもう事業会社ひと言ふた言ぐらいしかご紹介できませんので、ぜひこの説明聞いて少し興味持った方いらっしゃれば、グループの公式サイトがございますので、こちらも参考にしていただければなと思います。
では、まずはじめに、パナソニック株式会社です。
こちら、皆様がイメージしていただいている家電を中心に扱う事業会社となっておりまして、もちろん家電はもちろんのことなのですが、照明などの電気設備であったり、エアコンなどの空室・空調、そしてスーパーなどの冷蔵ショーケースなど、われわれが日々目にすることの多い製品を多く世に送り出す事業会社となっております。
そして、次にエンターテインメント&コミュニケーション株式会社です。
こちらは同じ家電を扱うんです、いわゆる黒物家電と呼ばれる、カメラやイヤホン、テレビなどを扱う事業会社となっております。
本当に、エンタメというところの要素を中心に、私たちの暮らしに、感動と安らぎを提供するっていうところで非常に多くの製品事業を展開しております。
次に、ハウジングソリューションズ株式会社です。
こちらも、本当にもう事業会社の名前のとおり、住宅関連の設備を扱う事業会社となっておりまして、水まわりであれば、キッチンであったり、トイレ、そして建材であれば室内ドアやフローリング、外まわりであれば、ポストと呼ばれるように、本当にこの事業会社が扱う商品だけで家が丸ごと一軒建つぐらい、本当に幅広い商材を扱う事業会社となっております。
次に、コネクト株式会社です。
こちらも、ちょっとサプライチェーンであったり、公共サービスということを書かせていただいているので少し製品ご紹介させていただくと、皆様、もう最近だと、もう現金使わずに電子決済される方多いかと思います。
そういった、買い物したときの電子決済の決済端末なんかを、画面よく見るとこちらパナソニックって書かれていること多いかと思いますが、そうした電子決済端末のサービスであったりだとかは使っておりまして、本当にこのB to B領域において、ビジネスソリューションを展開する事業会社となっております。
そして次に、インダストリー株式会社です。
こちら、デバイステクノロジーを扱う事業会社となっておりまして、部品であったり材料というところで、なかなかわれわれの目にする機会は多くはないのですが、私たちが今使っているパソコンであったり、スマホにも非常に多くの部品が使われておりまして、われわれの生活を、縁の下の力持ちとして陰から支えている事業会社となっております。
そして、次にエナジー株式会社です。
こちらは、電池を中心に扱う事業会社となっておりまして、乾電池はもちろんのこと、いわゆる電気自動車などの車載電池であったりだとか、一番右はこちらアメリカなどのデータセンターでも使われているような蓄電池なども扱っておりまして、本当にいろんな分野で電池に関して幅広く事業を展開している事業会社となっております。
ここまで一気に6社ご紹介させていただきましたが、ここから最後2社ほどご紹介させていただくのが、左側のグループ経営基盤というところで、いわゆるグループ全体をよりよくするためのオペレーションの集約機能というところで、われわれ2人が所属しているオペレーショナルエクセレンス株式会社だったり、あとはグループ全体をよくするための経営企画であったりだとか、研究開発というところでホールディングス株式会社が置いておりますので、そういった形で私たちパナソニックグループは計8社のこと、グループとして呼ばせていただいておりますので、ぜひそのようなご認識いただければと思います。
では、ここまでご紹介させていただいた8社が、いわゆる経営基盤となる2社が幹となり、それぞれの事業領域に枝葉を広げるというような形で、私たちパナソニックグループ、社会全体が事業領域となっておりますので、ぜひそういった認識をいただければと思います。
そして、事業領域が豊富ということはそれだけ職種も豊富でございます。
ここまで、われわれの人事とか法務はもちろんのこと、本当に文系理系問わず多くの職種がございます。ここまで紹介した事業領域と職種を組み合わせることで、本当に一人ひとりの希望する職種、活躍できるフィールドが広がっているかと思いますので、ぜひご自身がどういったことをやりたいのかというところも、今後考えていただければなと思います。
では、ここまででパナソニックグループについて簡単にご紹介させていただきましたが、冒頭申したように、かなり簡単なご紹介になります。
なので、こちらのスライドでこのような形でグループの学生向けのサイトをご用意させていただいておりますので、ぜひそういったところで、事業会社の情報であったりだとか、こういったところにも、生活において関わっているんだっていうところを、ぜひ皆さんご興味ある方々は調べていただければと思います。
では最後に、「人づくりの風土がある。」についてです。
私たちパナソニックグループの創業者である松下幸之助の言葉に、「物をつくる前に人をつくる」という言葉がございます。
この言葉に表されるように、私たちパナソニックグループ、非常に人づくりの風土、文化が根付いておりまして、本日その中から2つほど制度についてご紹介させていただきます。
まずはじめに、こちらが「初期配属の確約」というものでございます。
先ほど事業領域と職種が非常に豊富ということをお伝えさせていただきましたが、一人ひとりが興味のある分野、さまざまだと思います。
そうした興味のある分野に、キャリアの一歩から歩みを進められるように、このような制度を設けております。
実際に私もこのような制度を使って、人事に興味がありまして、人事で働きたいというところでこのような制度を使って、実際に人事で働いておりますので、非常に多くの方がこの制度を使って、初期配属の確約というところをさせていただいております。
次に、こちらが「キャリアの成長支援」というところで、先ほど紹介した「初期配属の確約」は、どちらかというと入社する前の制度かと思いますが、こちらは入社後の制度でございます。
自分が、やりたい分野で入社して実際に業務を行っていく中で、そのまま興味のある分野が変わらない方もいれば、もちろん働く中で変わっていく方もいらっしゃるかと思います。
そして、変わっていく方々に対して、自らチャレンジして新しいことに挑戦できるというところで、このような社内公募制度というものを設けております。
実際に、私たちの部署にも、たとえばイヤホンの設計開発から私たちの人事に来たりだとか、営業から人事に来たりというような形で、非常に多くのバックグラウンドを持った方が新しいチャレンジをしておりますので、非常に生きた制度かと思います。
ぜひ、こういった形で入社したあとも、自分自身でキャリアを築けるっていうところがパナソニックグループとしての特徴かと思いますので、ぜひそういったところもご認識いただければと思います。
では、改めて「パナソニックグループではたらく、ということ。」ですね。
『幸せの、チカラに。』なれる。
多様な挑戦の機会がある。
人づくりの風土がある。
こちら3点、ぜひ覚えていただければと思います。
そして最後に、私たちパナソニックグループセミナーに登壇すると、よく学生からパナソニックグループで働く社員の特徴などをよく質問で受けます。その際、よくこのような形で回答させていただくんです。
「誰かの幸せのために、まっすぐはたらく。」という言葉に表れるように、私たちパナソニックグループは自分のためというよりかは、誰かのためであったり、社会のために自分自身がどう貢献できるかを考えながら、日々業務に取り組む社員が非常に多いと思います。
ぜひ、そういったところに共感できる方々いらっしゃいましたら、ぜひ今後も、パナソニックグループのセミナー等にご参加いただければなと思います。
というところで、ここまででパナソニックグループについての紹介は以上とさせていただきまして、ここから金子さんのほうに、働く環境と先輩社員についてご紹介いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
【金子】
はい、松野さんありがとうございました。本当に駆け足で、パナソニックグループの概要についてご紹介させていただきましたけれども、今日、途中からご出席の方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、出席票バナーもございますので、そちらのほうのご提出もお願いします。
また質問も、ぜひ入れておいていただいたあとで、少し時間をとってお答えしたいと思いますので、よろしくお願いします。
では私から、少し働く環境と実際の社員の紹介を続けてさせていただきます。
まず、働く環境ということで、パナソニックは決して楽な会社ではないんですけれども、そんな中でも、「メリハリをつけて働ける環境」というのがあるかなというふうに考えておりまして、こちらに少し数字で紹介させていただいています。
左上ですね。有給休暇。私たち年間25日ほど年次有給休暇あるんです。実際に19日、平均でこれだけの日数、ちゃんと使っているという数字でございます。
真ん中上は、年間の休日、特にお正月とかゴールデンウィーク、お盆休み、年3回の10日前後の連休を含めて、年間の休日がこれだけございます。
右上は平均勤続。ほとんどもう男性も女性も変わらない数字になってきました。
以前はこういうことはなかったんですけれども、女性の方でも無理なくキャリア継続できる会社かなというふうに考えております。
下のほうは、時短勤務というのは育児とか介護とかそういった事情がある方、所定時間を少し短縮して働く制度。
それからフレックス勤務は、もう工場とか実際の現場の方は難しいんですけれども、それ以外の事務職の方は、もう基本的にフレックスで仕事をしていっています。
右下、リモートワークですね。在宅勤務を中心に、どこでも仕事ができる環境というのを整備して活用していただいているという状況でございます。
そんな中で、ワークライフマネジメントを支える制度の例ということで、特に子育てとの両立を中心に、何かあってもキャリアの断絶を生むことなく、働き続けられる環境ということで、いろいろ整えてきているということでご紹介させていただいています。
また下のほうに、キャリアについての少し制度もご紹介しています、少し立ち止まって、キャリアについて見つめ直す、そんなことができる制度も整えてきてございます。
右に育児休業の取得率ということで、ようやく男性も、女性は当然なんですけれども、男性も100%に近づいてきているということで、これはもう国を挙げて取り組んでることで、パナソニックもお子さんが生まれたら男女問わず、基本的に育児休業を取っていただくということで推進をしているところでございます。
働き方ということで、社員について、障がいのある方について少し取り上げて、紹介をさせていただきます。
社員数ということで、今、先ほど申し上げた8社合計で、これだけの社員数の方が仲間として働いています。
障がい者物については、円グラフで少し紹介させていただいていますけれども、以前は聴覚障がいの方が非常に多かったんですけれども、だんだんほかの種別の方のウエイトとか増えていまして、上肢・下肢、あと内部機能といった身体障がいの方、最近入社いただく方は、やはり精神障がいとか発達障がいのある方も非常に増えてきていると、そういった状況でございます。
「障がいのある社員の方ってどんな仕事をしているんですか?」ということをよく聞かれますので、実際に社員がどんな職種に就いているかをちょっとプロットしたのがこちらの表になります。
障がい種別を上に並べておりまして、事務系、技術系ということでご覧いただいたとおり、障がいの種別に関わらず、いろんな職種について仕事をしていると、そういった状況、こちらのほうで読み取っていただけるかなというふうに考えてご紹介させていただいております。
それからサポート体制。障がいのある社員のサポートということで、私たちは基本的に障がいのある方向けに特化した人事制度というのはなくて、あらゆる社員が気持ちよく働けるようなサポート体制ということで整備してまいりました。
必要なところには多機能トイレ、それから聴覚障がいの方が多いということもあって、音声認識ソフトは全社で使えるようにしております。
写真の左下のネットワーキングという活動。非常に活発に行っていまして、以前は職場を超えてなかなか障がいのある社員が交流する機会っていうのが持ちにくかったんですけれども、会社主導で最初はやっていたんですが、SNSの環境は非常に充実してきて、当事者の方が本当に率先して、自分形で数百人規模のこういったコミュニティ活動っていうのを、今活発に展開をしてくれています。
右下は在宅勤務とかですね。あとは1 on 1ミーティング、フレックスタイム。これは特に障がいのある方ということに関わらず、全社員が使える制度として整備をしております。
ということで、最後のまとめになりますけれども、障がい者雇用の考え方ということで、正社員雇用で、右上のほうに仕事の内容や職場、それから制度、これもまったく一緒です。
ですので、左下にありますとおり、成果を出せば当然、成果を出さなければっていうのは逆にあるんですけれども、成果を出せば処遇も上がっていきます。海外で活躍されている障がいのある社員の方もいらっしゃるということで、まったく平等・公平に仕事をしていただいていると思います。
それだけに、障がいがあることで困難なこと、こちらについてはご自身からもきっちりと発信をしていただいて、職場のまわりの同僚、上司と一緒に自分が一番パフォーマンスを上げられる環境ですね。これは自らまわりの方の協力を得てつくっていただくと、そういったことでお願いしておりますのでよろしくお願いします。
では少し、先輩社員を紹介させていただきます。今日実際に来ていただければよかったんですが、今日はちょっとそうもいかなくて、私のほうから4人だけご紹介をさせていただきます。
ひとり目がこちらにあります河合さん。
河合さんはパナソニックのエレクトリックワークス社で、営業事務の業務に就いていただいています。河合さん、下肢障がいということで、杖も利用してされています。学生時代に頑張ったことは、学園祭とか、あと地域連携イベント、こんなことにも活発に取り組んでこられた方です。
右のほうの上、会社選びの基準ということでは、まず「経営理念」、それから「期待される役割」、そして「先のビジョンがみえるか(続けられるか)」ということで会社選びをされてきたということで、その下にパナソニックを選んだ理由としては、「パナソニックが目指す姿」、経営理念を中心に、こういったものを「強く共感したため」ということで、当社を選んで入社していただいたということでございます。
2人目、佐藤さんになります。
佐藤さんは、このエンターテインメント&コミュニケーション株式会社のほうで、生産管理の仕事に就いていただいています。佐藤さんは法学部に所属されていて、ゼミとかサークルも政治系、法律系2つに所属して、勉学中心に頑張ってこられて、読書もすごい難しい本をいっぱい読まれて、会社に入っても社内でそういったコミュニティ、読書のコミュニティもあるんですけれども、そちらのほうでもいろんな読書紹介をしていただいています。
右の上のほう、会社選びの基準としては「多様性の尊重」、それから「安心して働けるか」、社員の「人となり」、こういったことを中心に企業選びをして、パナソニックを選んでいただいた理由として「多様性に力を入れていて、障がいの有無に関係なく、その人らしさを尊重してくれる」ということを感じ取っていただいて入社を決意いただいたと伺っています。
3人目は北本さんです。
インダストリー株式会社のほうで、営業の業務に就いていただいています。
北本さんは学生時代にエルダー活動とか映画鑑賞サークルに取り組まれていて、会社選びの基準としては、「10年後を見据えてスキルを活かして仕事ができるか」「一緒に働きたいと思える人がいるか」「病気を公表して配慮してもらえるか」、そして「キャリアを描けるか」ということで選んでいただく企業選びをされていました。
左下に少し書いてあるんですが、北本さん、実は新卒のときは別の会社に入社をされて、社会人2年目のときに縁あってパナソニックに中途入社という形で入ってきていただいています。
新卒のときも受けていたそうなんですけれども、そのときの経験も踏まえて、今パナソニックで仕事をしていただいています。
最後4人目、上田さんです。
上田さんはPEX、私たちと同じオペレーショナルエクセレンスで、知的財産の仕事で技術系ということで、非常に専門性の高い仕事に就いていただいています。
学生時代は研究活動メインだったというふうにおっしゃっていますけれども、将棋部の活動もされていまして、仕事選びの基準としては、やはり業務内容を第一に考えられていたと。事業分野、ワークライフバランスということで、左下のパナソニックはやはり軸に合致したということなんですけれども、知的財産、「知財ならパナソニック」ということを感じて入社いただいたというふうに聞いてございます。
ということで、以上4人の先輩社員の方紹介させていただきました。ありがとうございます。
【松野】
ありがとうございます。それでは最後に、イベント情報というところで、今後のイベントのご案内をさせていただければと思いますが、またちょっと出席票の提出等もまたお手数にはなりますが、もし対応してない方がいらっしゃいましたら、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
では最後に、今後のイベント情報について、いくつかご紹介させていただきます。パナソニックグループ、大きく3つ、今後のイベントをご用意させていただいております。
まずこちらの2つが、応募が10月20日というところで、現時点ではまだ応募が開始していないんですが、それぞれOJTインターンシップ、そしてビジネスワークショップの2つでございます。
こちら、それぞれ実習期間は年明けた先で、OJTインターンシップは1月19日から2月13日の間の1週間から2週間、そしてビジネスワークショップは1月28日、もしくは2月4日のいずれか1日という形になっております。
OJTインターンシップは、実際に職場に入り込んでいただいて、「働く」を体験していただくようなインターンシップとなっておりまして、逆にビジネスワークショップは、1 DAYでオンラインで、パナソニックグループについて深く知っていただくというような形のコンテンツとなっておりますので、少し1月・2月と年度末というところで、試験等もあるかと思いますので、ぜひご自身のスケジュールと合わせながら、ぜひご興味ある方はご応募いただければと思います。
そして最後、3つ目がこちら、UNLOCKING POTENTIALというところで、われわれトライアウトと呼ばせていただいているんですけれども、こちらのイベントは、こちら11月5日、16日、17日、そして12月13日の計4日間、原則全日程参加していただくイベントとなっております。
初日のみオンラインという形になっておりまして、それ以外、大阪で開催するようなイベントとなっております。
こちらはパナソニックグループで実際に働く障がいのある先輩社員のお言葉であったりだとか、実際にどういう想いを持ってパナソニックグループに入社をして現在働いているかというところであったり、自分自身を理解して自分が何をしたいのか言語化するっていうワーク、そして最後には、実際にパナソニックグループの採用担当の方々の前で、自分自身がどういうことをやりたいのかというところをプレゼンするような時間も設けておりますので、計4日間ですね、ちょっとタイトでヘビーなイベントかとは思うんですけれど、ぜひこちらも、ご興味ある方がいらっしゃればご応募いただければと思います。
こちら、もうすでに応募が開始しておりまして、なんなら応募締め切りが10月10日金曜日の12時までというところで、来週の金曜日までとなっておりますので、ぜひこちらイベント詳細につきましては、われわれの公式ホームページであったりだとか、パナソニックグループのマイページからご確認いただければと思います。
先ほどご紹介したOJTインターンシップとビジネスワークショップも同様に紹介という形、ホームページに載っておりますので、ぜひこちらもご参照いただければと思います。
というところで、イベントのご案内も以上とさせていただきまして、あっという間に30分が経ってしまったので、すいません、ちょっと質問にお答えができる時間がなかなかないんですけれど、もし質問があれば、後ほどわれわれのほうからご回答という形で別の手段で回答させていただければと思いますので、ぜひそういったところで活用いただければと思いますし、こちらご案内させていただいたとおり、私たちパナソニックグループ、マイページの作成グループ一括で受付をしておりますので、ぜひこちらのQRコードを読み込んでいただければ、パナソニックグループのイベントであったりだとか、ご案内もさせていただきますので、ぜひそういった形でご活用いただければと思います。
というところで、こちらでパナソニックグループについてのご紹介は以上とさせていただきましたが、最後に金子さんのほうから学生の皆様に何か一言いただければと思います。
【金子】
皆さん、いろいろな学業とか部活とかアルバイトとか、学生生活も忙しい中で就職活動、これからピークを迎えてくるということで大変だと思いますけれども、就活のタイミングだからこそ、できる経験だとか、会える人とか、そういったことがございますので、ぜひせっかく取り組むからには前向きに、楽しく、充実した就活を行っていただきたいなと思っています。
パナソニックもいろんなイベントを用意していますので、また皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
【松野】
はい、金子さん、ありがとうございます。そうですね。いろいろな企業を知っていただく中で、少しでもパナソニックグループと共感できるところがあれば、ぜひまた今後のパナソニックグループのイベント等にもご参加していただければと思います。
改めてになりますが、本日皆様、最後までご参加いただきましてありがとうございました。
【金子】
ありがとうございました。
【松野】
また皆様と、ほかのイベントでお会いできることを楽しみにしております。さようなら。
- ファンケル
- 化粧品
- 2025年10月4日配信
【王 雨欣】
学生の皆様こんにちは。
本日はご参加いただきましてありがとうございます。ただいまより、株式会社ファンケルの会社説明を開始いたします。まず、初めに出席票に関するご案内でございます。
今、皆様がご覧いただいている画面左下にオレンジ色のボタンがございまして、そちらより出席表がご提出いただきますのでぜひ、こちらご提出ください。こちらの提出をもって本日のイベントへの出席とさせていただきます。
では、本日は皆様、お忙しい中ご参加いただきましてありがとうございます。会社説明を始める前に、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。
私ですが、株式会社ファンケルで新卒採用を担当しております王と申します。2023年の4月に入社いたしまして、今年で入社3年目を迎えました。入社当時よりずっと新卒採用を担当しております。
私は、学生時代は国際学を勉強専攻しておりまして、そのほかアルバイトだと、留学生チューターですとか、居酒屋、コンビニバイトなどさまざまな経験をしてまいりました。
あと、簡単に私の就職活動についてもお話をさせていただきます。
私は就職活動をしていく中で、自分が何に興味があるんだろうって考えていく中で、化粧品で周囲の人々が明るくなっていくような化粧品という商材の素晴らしさですとか、あとは自分の中国出身というバックグラウンドを活かして、日本の商品を海外に届ける、海外事業にも携わりたいなという思いがございました。
そこで化粧品事業、そして海外事業、両方に力を入れているファンケルにすごく魅力を感じてエントリーいたしました。
その後、選考受けていく中で魅力的に感じた点がほかにも2つございまして、横浜勤務ができるというところなんですけれども、横浜でずっと育ってきておりましたので、本社がファンケルは横浜にございますので、両親の近くで働けることですとか、そういった点もすごく魅力的に感じておりました。
ですが、やっぱり最終的な入社の決め手になったというのは、人のよさでした。
私はこれまでの人生の中で、すごく周囲の人に恵まれていたなという記憶がございまして、だからこそ今の自分があるなというふうに就職活動の中で改めて気づきました。そこでファンケルでは、選考に参加していく中で関わっていく人事だけじゃなくて、いろんな社員が本当に優しくて、一就活生である自分に向き合ってくれていることから、この人たちとだったら長く働けそうだなとか、この人たちと長く働きたいなという思いがございまして、入社を決めました。
最後に、休日の過ごし方についてもお伝えいたします。
私は本当に趣味がたくさんございまして、休日は写真にありましたように会社の先輩たちと一緒にテニスをしたりですとか、あとは旅行も好きなので、今年は夏休みを使って同期と一緒にベトナム旅行に行ってまいりました。
このように、本当にプライベートと仕事を両立できるところもファンケルの魅力的な点かなと思っておりますが、本日はファンケルの魅力をたくさん皆様にお伝えできればと思っております。
では、本日の目的と流れについてご説明いたします。
本日のイベントの目的ですが、皆さんにファンケルを知ってもらうこと、そして障がい者採用を行っているアソシエイト職の働き方について知っていただくことを目的としております。
本日の流れですが、冒頭私のほうで会社説明をさせていただき、その後実際にアソシエイト職として入社している社員の業務紹介をさせていただきます。
最後には、学生の皆様の質疑応答にも答えたいなと思っておりますので、適宜ぜひチャットを使ってコミュニケーションとったりですとか、質問がございましたら質問ボタンよりお送りいただきますようお願いいたします。
また、最後に今後のご案内として、イベントのご案内もいたしますので、ぜひ最後までご清聴いただけますと幸いです。
では早速、ファンケルの会社説明、事業についてお伝えいたします。
会社概要ですが、ファンケルは1980年の4月に創業されまして、今年で45年目を迎えました。
本社は横浜市中区の山下町というところにございまして、近くにはみなとみらいや横浜ベイスターズのホームの地である横浜横浜スタジアム、そして中華街などございまして、本当に年中観光客で賑わっている地域にございます。
従業員数は3月末時点で1,313名、男女比は大体4対6と、やや女性が多い会社となっております。
ここから過去に遡りまして、ファンケルが創業された当時のエピソードをお伝えしたいと思います。
1970年代の後半、化粧品公害というものが社会問題となっておりました。
学生の皆様、聞いたことありますかね。こちら、私も2000年生まれなので、実は全然聞いたことがないものだったんですけれども、当時本当に化粧品に含まれていた添加物というのが原因で、化粧品を使用した女性方、お肌の一部が黒く変色してしまうといったような皮膚トラブルが発生しておりました。
「美しくなるために化粧品を使っているのに…」という不満だったり、さらに肌が荒れてしまうことへの不安など、女性が抱えていたんですけれども、ファンケルの創業者の池森もこれに対して、目の前の困っている女性に対して、「美しくなるための化粧品が美しさをほか妨げるものであってはいけない、じゃあ肌ストレスになるこの添加物というのを一切排除した化粧品を考案すればいいんじゃないか」ということで、1982年、世界で初の無添加化粧品ファンケルが誕生いたしました。
目の前で困っている一人の女性を助けたいという思いからつくった商品が、後に多くの女性を助ける、負の解消へとつながりました。
つまり、この困っている人を助けること、負の解消というのが私たちの原点となっておりまして、これからも大事にしたい思いとして私たちは創業理念に定めております。
正義感を持って世の中の負を解消しようと、この負というのは先ほどご紹介したような、世の中で生活していくに当たって生まれるような不安だったり、不満、不便のことを指しています。これらのことを、私たちは安心、満足、便利に変えていけるよう日々事業に取り組んでいます。
もうひとつ、ファンケルが大事にしている想いとして、創業理念である「もっと何かできるはず」という想いがございます。
ここにはすでにある商品だったり、サービスの現状に満足せず、よりよくしていけるよう、果敢にチャレンジしていこうという想いが込められています。
最後に、ファンケルは本当に人間大好き企業として、人をとても大切にしている会社でございます。
何よりも、その中で従業員はもちろんですが、何よりも本当にお客様を大事にしている企業で、下にも書いてありますとおり、お客様に喜んでいただくことをすべての基準として、商品サービスの展開を行っております。
続いて、この負の解消という理念から生まれたもうひとつの事業についてもご紹介いたします。
ファンケルは創業のきっかけとなったこの化粧品と、もうひとつ健康食品事業を取り扱っております。
健康食品事業につきまして、1990年代、日本には海外の食文化が多く流入してきました。皆さんも想像していただくとわかりやすいんですけど、美味しさ、そしてジャンクさっていうのを求めていく上で、食事を食べることで栄養バランスがどんどん偏っていき、健康食品にすごく注目が集まってくるような時代でした。
ただ、当時の健康食品というのは大体2、3万円程度で販売をされておりまして、本当にとても一般の方が購入して続けられるような価格ではありませんでした。
そこでファンケルとしては、健康食品はやっぱり本来、毎日取り続けてこそ効果が実感できるものとなっておりますので、お客様にも適正価格で続けてもらって効果を実感してほしいという想いがございまして、高品質で低価格の健康食品を考案いたしました。
そして、健康食品の疑念を払拭しようと、日本で初めて「サプリメント」という言葉を使用して健康食品事業を開始しまして、その後多くの人々の健康問題の解消へと貢献してまいりました。
ファンケルでは今ご紹介したこの2つ、化粧品事業と健康食品事業の2大事業の商品を展開しております。
それぞれジャンルが異なるように見える事業ですが、ファンケルは化粧品と健康食品両事業を取り扱っていることを大きな強みと捉えております。
両事業を取り扱っているからこそ、たとえばニキビに困ったお客様に対して、外側からのケアであるスキンケアの化粧品の提供だけじゃなくて、内側から栄養バランスを整えるような健康を届けることが可能となっております。
このように、体の内側、外側、両面から健康を支える内外提案ができることが、ファンケルの大きな強みとなっています。
ちなみに、化粧品事業ですと「マイルドクレンジングオイル」、健康食品の事業ですと「カロリミット」が対象品となっておりますが、皆さん知ってくださっている方や、使ってくださっている方いらっしゃいますかね。ぜひ、チャットにお送りいただけるとうれしく思います。
ただいま商品についてご紹介いたしましたが、続いて商品を販売するチャネルについてもお伝えいたします。
ファンケルでは1980年の創業当時、通信販売で事業を開始いたしまして、その後直営店舗販売、そして海外販売、流通販売も行っております。
いつでも、誰でも、どこでも、手に商品が購入できるよう幅広いチャネルを通して、お客様の美しく健康で豊かな生活を実現しております。
また、チャネルの中でも特徴的なのが、D2Cチャネルと呼ばれる直営店舗販売と、あと直営通信販売が特徴となっております。D2Cチャネルの店舗と通販では、直接お客様とつながっているからこそ、お客様から日々お声をいただくことができて、ファンケルには年間実際に27万件ものお客様の声を寄せていただいております。
実際に、お客様からいただいたお声っていうのを、製品だったりサービスに活用しておりますので、これができるビジネスモデルについてもご紹介いたします。
ファンケルでは、商品の企画から研究、製造、広告して販売してお客様のお手元まで届けるすべての一連を自社で担っております。
こちらはSPAモデルというふうに呼ばれているんですけれども、SPAモデルだからこそ、お客様の声をもとに企画立案ができ、素早くPDCAサイクルが回せることが大きな特徴となっております。
こちらを生かすことで、本社部門だけではなくて研究部門や製造部門などすべての部門において、お客様起点の商品開発ができることが私たちの大きな特徴となっております。
ここまでファンケルの基本的な会社概要についてお伝えをしてまいりました。
ここからは皆様と関わるような働き方についてもご紹介をいたします。
まず、ファンケルではこちらの5職種を募集しておりまして、総合職と障がい者採用を行うアソシエイト職につきましては、基本的に勤務場所と業務内容は同様となっております。
販売本社でマーケティングや商品企画、通販や広告宣伝のほか、総務、人事などの業務内容がございます。
そのほかの職種につきましても記載のとおりとなっておりまして、各職種でいろんな社員が活躍しております。
冒頭にもお話ししましたように、ファンケルは本当に人をとても大切にしている会社でございます。
お客様はもちろんですが、従業員もその対象となっておりまして、ファンケルでは「みんな違ってあたりまえ」というダイバーシティスローガンのもと、多様性あふれる社員が活躍できる会社づくりを目指しております。本日はその一部をご紹介できればと思っております。
女性活躍についてです。
ファンケルでは、化粧品の開発、販売から始まった会社だからこそ、多くの女性が活躍している会社となっています。
女性特有のライフプランを進みながらも、ちゃんとキャリアが築けるような女性活躍の支援を行っております。
その甲斐もあって、ファンケルでは女性が占める管理職比率は24年度で45.6%を占めておりまして、本当に他社様と比べても誇れる数字となっております。
もちろん男性の方も多く活躍している会社でございます。
そのほかにも60代以上の社員ですとか、あとは海外移籍、外国籍、私のような社員も在籍しておりまして、各部門でシニアグローバル人材も多く活躍しております。
最後に、障がいがある社員の活躍についてでございます。
ファンケルでは障がいを持つ方の、国で障がいを持つ方の法定雇用率というのが2.5%であるのに対して、ファンケルではこちらの数字の2倍に近い4.7%の雇用率となっております。
ファンケルは、創業間もないときからファンケルを支えているファンケルスマイルという特例子会社での雇用だけではなく、近年では本社部門でもアソシエイト職として障がい者雇用を開始しております。
このように、ファンケルでは年齢や性別、国籍や障がいの有無に関わらず、多くの社員が活躍している会社でございます。
私たちはこうしていろんなバックグラウンドを持つ社員が活躍しているからこそ、新しい価値が生み出せるというふうに捉えておりますし、多様な人材が活躍できる会社づくりに力を入れております。
この中から、本日は障がいを持つ社員の活躍、働き方についてお伝えをいたします。
アソシエイト職の働き方についてでございます。
ファンケルでは社員が活躍できるように、さまざまな福利厚生や働き方の制度を導入しております。
まずは、全社共通で使用できる制度について、フレックス勤務制度と、あとは在宅勤務が可能となっております。
フレックスタイム勤務制度につきましてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ファンケルでは11時と15時までのコアタイムを除いたフレックスタイムにつきましては、自由にシフトの調整ができるような勤務体制をとっております。
たとえば、私も普段活用しているんですけれども、たとえば15時に退勤して病院に行ったりですとか、あとは野球観戦に行ったり、ライブに行ったりですとか、本当にいろんな社員がフレックスタイム制度を活用して、プライベートと仕事の両立を行っております。
また在宅勤務、テレワークにつきましても可能となっておりまして、各部門によってそれぞれ活用のしやすさが異なっておりますが、業務効率だったり、生産性を高めるために利用が可能となっております。
またアソシエイト職限定での働き方、配慮事項についてもお伝えいたします。
アソシエイト職でご入社いただいた皆様につきましては、勤務時間の個別設定が可能となっております。週の所定労働時間が20時間以上であれば、たとえば午前11時から午後3時までの勤務を週5日していただくことですとか、そのほかには午後、たとえば午前10時から出勤いただいて午後の3時に退勤するような、シフト勤務体制を週4日間取っていただくことも可能となっております。
このように、それぞれの障がいの特性などに合わせて勤務時間を調整できるのがアソシエイト職限定の制度となっております。
また、アソシエイト職につきましては、転勤はなしの職種となっておりまして、勤務地は横浜関内本社となっておりまして、最寄り駅は「日本大通り駅」「関内駅」となっておりまして、全国転勤がございませんので、環境の変化に心配にならずに長年働いていただくことが可能となっております。
続きまして本社の環境についてもお伝えをいたします。
ファンケルではいろんな社員が活躍しやすいように本社の設備を整えておりまして、それぞれの環境につきまして写真でも記載しております。
ただ、職場の環境だけではなく、そのほかにも健康支援室として保健師が6名在籍しておりますので、いつでも健康について相談が可能となっておりまして、こちらも全社員が対象となっておりまして、アソシエイト職の社員につきましてももちろん活用が可能でございます。
そのほか、ご自身の障がいの特性に合わせて、機材の購入事例など画像などがございまして、過去ですと、ディスプレイですとか拡大読書器、あとは音声を読み上げてくれるようなPC-Talkerなどの導入事例もございます。
また実際に、ここからはアソシエイト職の働き方の魅力、ファンケルならではの魅力についてもお伝えができればと思います。
ファンケルのアソシエイト職というのは、障がいを持っている社員同士で働くのではなく、ほかの職種の社員ともコミュニケーションを取りながら働いていただけるような制度を導入しております。
ご自身、アソシエイト職としてご入社いただいた後も、総合職の正社員として転向いただくことが可能となっております。
ご自身の思考だったりとか、あとは業務への取り組み、能力評価次第では、正社員へのキャリアアップも可能となっているのが先ほどの大きな特徴となっておりますので、ぜひ今、アソシエイト職障がい者雇用のコースと一般コースで迷われている方につきましては、どちらもご活用いただけますと幸いでございます。
では、ここから社員紹介に実際に移ってまいります。
ファンケルでは、アソシエイト職の社員がこれまで2019年から雇用開始したということもございまして、事例があまり多いわけではないんですけれども、現時点ですでに5名の方がご活躍いただいております。本日はその中から3名の事例をご紹介いたします。
まず、入社2年目の社員ですが、昨年入社をいたしました後に新入社員研修を経て、通販営業本部のECモール戦略推進グループというところで活躍しております。
ファンケルは自社通販にも強みを持っておりますが、近年ECモールでの商品の展開というのが加速化しておりまして、いろんなお客様に商品を取っていただけるようにECモールでの展開も行っております。この社員も実際にECモールのほうで、楽天ですとかAmazonでの外部通販を担当しております。
続いて2人目、入社4年目の社員ですが、海外事業本部の国際営業グループというところで活躍している社員の事例です。
こちらの方は入社後、海外事業部のほうに配属をされまして、現在は実際に海外のお客様にも商品を取っていただけるように、海外の販促業務を行っている社員となっております。
また、この方は入社前、総合職とアソシエイト職で実際に迷われておりましたが、やっぱり自分が最初からほかの方と同様に働けることに対して不安を抱いておりましたので、ファンケルではアソシエイト職として入社をいただいて、その後3年目の段階、2024年の4月より、実際に総合職へ転向しております。キャリアアップの事例というところでもお伝えしたく、ご紹介をいたしました。
最後に入社7年目の社員です。
この社員は入社7年目を迎えますが、配属された当時から人財本部の「働きがい支援グループ」というところで活躍をしております。
本日、実際に来ていただいておりますので、ご本人から業務についても紹介をさせていただければと思います。では、谷沢さんお願いいたします。
【谷沢茉耶】
はい。ご紹介いただきました谷沢茉耶(たにざわまや)と申します。よろしくお願いいたします。
2019年の4月に入社いたしまして、当時の人事部、現在の人財開発部に配属となりまして、今年で7年目を迎えました。
「働きがい支援グループ」というと聞き馴染みがなくて、どういった役割を担っている部署なのかわかりづらい部分もあるかと思います。
こちら、皆様の給与ですとか福利厚生、そしてDE&Iの推進等を担っている部署となっております。この中で私が担当している業務といたしましては、こちらになります。
ファンケルでは横浜市内に3拠点事業所がございまして、そちらにそれぞれ社員食堂を設けております。
そちらの管理運営業務を行っておりまして、そのほか福利厚生に関連する業務ですとか、入・退社した方、あるいは休職中の方とのコミュニケーションを取る仕事、問い合わせ対応ですとか、人事関連の手続き等を対応しております。
こちらでは、こういった会社説明会や座談会の際によく聞かれるポイントについてまとめさせていただきました。
まずは入社の決め手です。
ひとつ目は先ほど冒頭、王さんのほうからもありましたように、お人柄というのが挙げられます。私が選考に参加したタイミングで、採用の方もとても丁寧で迅速な対応をしてくださいまして、とてもコミュニケーションを取りやすい企業だなと思ったのを覚えています。
次に、企業姿勢への共感です。
先ほどサプリメントや化粧品の開発販売の開始、始まりについてのご説明があったかと思うのですが、こういった情報を知っていきますと、この企業の大切にしている理念にとても深くつながっているということを感じることができました。
また、SGDsをはじめとする社会貢献活動や、地域社会とのつながりも強く、とても誠実感のある会社と感じた点も、この会社で働いていきたいと思ったポイントでもありました。
また、入社前後での不安や働き方についてです。
入社前は2019年から障がい者採用を本社で開始したということもありまして、思ったとおりの支援が受けられないんじゃないかとか、周りの方と同じように仕事が十分に行えなくて迷惑をかけてしまうんじゃないかという不安も多少なりともありました。
そういった中で、入社の前後や配属の前後でしっかりとコミュニケーションを取る機会を設けてくださっていて、補助ツールの購入をはじめとして、とても働きやすい環境づくりを伴走しながら対応いただいたという印象を持っています。
また、働き方についてですが、アソシエイトだから、事務職だからというところで、「これだけやっていればいいよ」ということはあまりなくて、部署の横断したタスクチームだったりプロジェクトへの参加も今まで数回させていただいていて、こういった「何でもまずはやってみよう」と背中を押してくれる環境があったのも、挑戦や成長の機会をいただけたというところで、とても魅力に感じたポイントでもあります。
最後に、1日の仕事のスケジュールの例を挙げさせていただきました。
朝出社しまして、まず最初に朝礼を行います。
その後、福利厚生関連業務では、従業員の人数に応じて物を発注したりですとか、備品の補充をしたりといった発注や経理業務がたくさんございますので、そちらの対応をいたしまして、お昼は社員食堂を利用して先輩方と休憩の時間をとっています。
先ほどもあったように、タスクやプロジェクトの参加も積極的にする機会をいただけますので、資料の作成やミーティングへの参加も行っています。
帰りは大体定時17時半頃帰宅することが多いです。
簡単にはなりますが、以上で私からの紹介を終了とさせていただきます。
【王】
はい、谷沢さんありがとうございました。
今ご紹介いただきましたように、社員食堂の運営を実際谷沢さん行っていらっしゃるんですけれども、本当に普段愛用している社員食堂という福利厚生制度でございまして、本当に定食が350円で食べられるような制度になっているんですけれども、やっぱり健康経営を掲げている会社だからこそ従業員の健康支援っていうのにもすごく力を入れておりまして、350円でお腹いっぱいお昼が食べられるっていうのは本当に幸せで、社員みんな愛用している福利厚生制度でございます。
では、ここからは実際に学生の皆様から質問を受け付けて、実際にお答えしてまいりたいなと思っております。
学生の皆様、ぜひぜひ質疑、気になることなどございましたら、質問にお寄せいただけますと幸いでございます。
では、皆様にお寄せいただいている間に、すでに届いてあるものからご回答を差し上げます。
ありがとうございます。まずは、今ご質問いただいていることとして、実際にこのあと谷沢さんにもご回答いただきたいなと思っているんですけれども、「ファンケルに入社して、よかったことだったり大変なことについて教えてください」ということをご質問いただいております。
そうしたら、まず私から回答させていただいたあとで、谷沢さんにお渡しができたらなというふうに思っております。
まずファンケルに入って大変だったことなんですけれども、「ファンケルというよりかは、社会人って意外と大変なんだな」っていうところは、本当に入社して3年経っても、今でもすごく感じております。
学生時代も、週5日間とか業務をやっていくと、学生生活を送っていくと思うんですけれども、どうしても自分が受講する側なので、割と受身でもいいような生活だったかなというふうに思うんですけれども、入社するとやっぱり責任感も変わりますし、お給料をいただいているからこそ、ちゃんと会社に貢献できるようにする必要もありますので、ファンケルだからというよりかは、社会人になって、「意外と仕事するって大変なんだな」っていうところはしみじみ思っているんですけれども。
仕事の内容とかも受身だけじゃなくて、自らやっぱり何をしていくかっていうところを探していく必要があるかなと思うので、そういったところは社会人として働くって大変だなと思いつつも、でも入社したときに何もわからない状況でも、周りの先輩がすごく優しく教えてくれて、「何かやってみたいことない?」って声をかけてくれて、自分がやりたいことに挑戦できたりですとか、やり方に困ったときには一緒にやり方を模索してってくれるような、入社の決め手にもなった「人のよさ」っていうところは、そこが支えてくれているなっていうふうにすごく感じております。
入社してよかったなっていう思うことは本当にたくさんあるんですけれども、ひとつとしては、すごくお客様とやっぱりつながりが強い会社だからこそ、すごくやりがいが得られる会社だなというふうに感じております。
無添加化粧品で始まった会社というふうにお伝えをさせていただきましたが、「本当に敏感肌でファンケルの商品で初めて化粧品が使えました」といったようなお声を実際に私受けたことがございまして、何かすごく自分でも感動したんですけれども、「今まで化粧品が使えなかった方がファンケルの商品で初めて使えるようになったって、すごい素敵なことだな」っていうふうに思っております。
こうしてお客様にすごく求められている会社だからこそ、私たちも日々お客様の声っていうのを大事にして、ちゃんとお客様に還元できるように商品サービスを展開しておりますので、そうしてお客様に喜んでいただけた瞬間っていうのは、メーカーならではかと思いますが、商品が市場に出て喜んでもらえたときはすごくやりがいを感じますし、人のよさも含めて入ってよかったなってすごく感じております。
谷沢さんはいかがでしょうか?
【谷沢】
私も王さんと同じようなことを思っていたんですけど、ちょっと違う視点で言うと、企業姿勢、理念に共感して入ったってお伝えしたんですが、もっと何かできるはずで、結構残酷だなっていうふうに思うことがあって、何かの、それこそプロジェクトだったりとか、タスクチームに加わって何かをするときも、「もっと何かできるんじゃないの」「もっと何かできるんじゃないの」っていうのを結構求められることが多いので、そこは「ああ、しまった」って感じることもあるかなと思います。
よかったなって思うところは、中華街が近くて、横浜で働けているってすごいいいなって思います。
【王】
はい、ありがとうございます。そして、そこに付随して「勤務先は横浜だけでしょうか?」というご質問をいただいております。ありがとうございます。
ファンケルですが、先ほどご紹介しましたように、本社が横浜市の中区にございまして、関内本社があるんですけれども、総合職もアソシエイト職も基本的には関内本社での勤務となっております。
総合職につきましては、そのほか銀座スクエアという旗艦店での勤務だったりとか、あとは一部飯島ビルっていうところでの勤務がございますが、アソシエイト職につきましては関内本社のみの勤務となっておりまして、転居を伴う転勤は一切ございませんので、同じ場所で安心して働けるというところで、ぜひ捉えていただけたらなというふうに思っております。
はい、ありがとうございます。あと最後に、「2025年9月卒なのですが途中採用はありますでしょうか?」というご質問もいただいております。ご質問いただき、ありがとうございます。
アンケートでは、中途採用で障がい者採用を行っておりませんが、25年9月卒だとしても27卒の、これまでに勤務経験がなければ新卒採用としてアソシエイト職に応募いただくことが可能となっておりますので、ぜひそこは気にせずエントリーいただけたらなというふうに思っております。
はい皆様、本日参加している中、緊張する中、ご質問も寄せていただいてありがとうございました。では、最後にお時間も迫ってまいりましたので、イベントについてご案内させていただいて終了にできればと思います。
こちらに記載のとおり、今後ファンケルではアソシエイト職限定のワンデー企業説明会を開催いたします。
日程につきましては、記載のとおり11月12日の水曜日、11月13日の木曜日、2日間をご用意しております。
12日はWEBでの開催、13日は対面、ファンケル本社での開催を予定しておりますので、全国各地からご参加いただけるWEB開催をご利用いただくでもよいですし、実際にファンケル本社で社員の話が聞ける、働く環境が見れるような対面開催を選んでいただいても大丈夫ですので、ぜひエントリーいただけたらと思います。
右下のQRコードよりエントリーいただきましたら、10月29日まで、正午12時まで応募いただけるようになっておりますので、皆様ぜひ本日のお話を聞いて、少しでも「魅力的だな」「ファンケルの話も少し聞いてみたいな」と思った方がいらっしゃいましたら、こちらよりご登録いただいて、予約確認フォームよりご予約いただきますようお願いいたします。
当日は会社説明だけではなくて、本社フロアの見学ですとか、あとは社員との座談会も設けておりますので、社員と会えて会社見学もできる楽しいコンテンツをたくさんご用意しておりますので、ぜひご参加いただけますと幸いでございます。
それでは長くなりましたが、本日の会社説明、以上とさせていただきます。
学生の皆様、学業と就職活動で両立大変かと思いますが、本日は貴重なお時間をいただき、ファンケルの会社説明をご清聴いただきましてありがとうございました。
先ほども申し上げましたが、少しでも「魅力的だな」と感じた方は、今後のイベントでもお会いできました幸いです。改めまして本日はありがとうございました。
【谷沢】
ありがとうございました。
- 富士通グループ
- 情報処理
- 2025年10月4日配信
【崎谷】
皆さんこんにちは本日はマイナビチャレンジドセッションへご参加いただきまして誠にありがとうございます。
これより富士通グループのご紹介をさせていただきます。
私は富士通株式会社人材採用センターの崎谷と申します。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
では、まず富士通のグループのビジネスについてお話させていただきたいと思います。
皆さん、富士通と聞いて、富士通が例えばパソコンを作といる会社といったような、いわゆるメーカー系のイメージを持たれてる方がいらっしゃるかもしれません。
そういったビジネスも、もちろん行っていますが、メインのビジネスは別のところにあります。
今のスライドに投影しているようなAIや5G、セキュリティといったような最先端のテクノロジー、またそれらを活用してビジネスに繋げる多種多様な従業員のアイディア、それらを掛け合わせてテクノロジーで社会課題を解決する、そういったところが富士通グループのメインビジネスとなっています。
少し数字でもご紹介をさせてください。
これは事業セグメント別の売上収益になります。
全体の中でパソコンなどの販売によって得られる利益は全体のわずか7.0%になっているのに対し、先ほどご紹介させていただいた社会課題解決のビジネス、これはこの中で言うサービスソリューションにあたりますが、全体の6割以上というところで、ここからも富士通のメインのビジネスがサービスソリューションにあるんだなというところがわかるかなと思います。
それ以外についても少し数字でお話させていただきます。
まず売上収益については、国内のIPサービス売上高はトップクラスになります。
また事業規模についても、日本の企業ではありますが、日本以外にも、グローバルで11万3000人ほどの従業員が、また拠点についても、世界の約49の国と地域にあります。
また設立から今年で90年になりまして、とても規模が大きくて、グローバルで歴史の長い企業なんだなというところをご認識いただければと思います。
そういった富士通グループ、長きにわたってビジネスを行っているのですが、お客様の業界も幅広くなっています。
我々の暮らしに欠かすことのできない、例えば流通や金融といった領域、また天文、宇宙にも携わっていたりと、私たちの生活の身近なところから、それ以外のところまで富士通グループの技術が根付いているということを、この中ではご認識いただければと思います。
その中で富士通グループ、たくさんの企業があるわけですが、どういった内容になっているのかを少しお話させていただきます。
業界で見る富士通グループは、この中で言うと、例えば富士通本体とか、富士通ジャパンというのは本当にこの中に映しているような、防衛、モビリティ、金融、といったいろんな業界とビジネスも行っています。
それに比べて、例えば富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティであれば、防衛に特化している、またモビリティであればトランストロンの企業がビジネスに特化している。
そういったお客様の業界ごとにそれぞれに強みがあるという違いもありますし、事業領域で見ても、例えば人材育成に強みのある富士通ラーニングメディアや、インフラサービスに強みのあるエフサステクノロジーズという会社、こういう事業領域についてもそれぞれの強みがあるというところで、皆さんの思いやキャリア志向に応じて、受けていただく会社さんを選んでいただけるといいのかなと思います。
そういう中で、富士通も今、変革のときにあります。
長い歴史を踏まえて、富士通はデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを元に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、それだけではなく、業務プロセスや組織、企業文化、風土を変革し、競争上の優位性を確立することに取り組んでいます。
ここからはその変革の内容についてご紹介させていただければと思います。
まずは富士通のパーパスについてです。
富士通は、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」というパーパスを掲げています。これは富士通が社会に対してどのようにあるべきなのか、また何をすべきなのかということを改めて考え、全社員が掲げている大きな目標です。
それらのパーパスをもとに、いろいろ事業変革を行っているのですが、例えばFujitsu uvanceについて少しお話をさせていただくと、これはこのパーパスを実現するために社会課題を起点とした市場創造と高付加価値化を進めるためのビジネスモデルとなります。
社会課題を解決するクロスインダストリーの4分野、またそれらを支える3つのテクノロジー基盤と、いろいろ記載はありますが、何を申し上げたいかというと、これまではお客様の業界ごとに、例えば、縦割りのような形で、流通のお客様の価値提供であれば、流通向けの部署が行う、といったように、業界ごとに縦割りの形でビジネスを行っていたのですが、不確実性が高まる昨今の社会、それだけではなかなか社会課題の解決が難しいということで、それぞれの業界が横にも繋がるクロスインダストリーの形でビジネスを行っていくというところがこのFujitsu uvanceに込められた思いになります。
そういうFujitsu uvanceの事例を一つご紹介させてください。
音が見える駅と、エキマトぺが届ける正解の音たち、これはどういったものかというと、富士通とJR東日本さん、またDNPさんが共同で推した事例になります。
2021年の7月に川崎市立聾学校で、「未来の通学」をテーマにワークショップが開催されました。
これをきっかけに、誰もが使いやすく、また毎日の鉄道利用が楽しくなるような体験を目指して、スライドの右下に表示させていただいているような、駅のアナウンスや、電車の音といった音情報を文字や手話で視覚的に表現する装置、エキマトぺの開発プロジェクトになります。
こういうものを視覚的に表現することで、聴覚に障がいのある方が、音が聞こえない中で、こういったモニターを見ることで、今、周りがどのような状況にあるのかがわかるかなと思いますし、また障がいのない人であっても、こういうものを見ることで、毎日の鉄道利用が楽しくなるということですね。障がいの有無を問わず楽しめるものになっています。
富士通以外にも、たくさんの企業さんと合同でビジネスをして、実現化まで持ってきたところもそうですし、ワークショップを確認というところも大きなポイントかなと思いました。好事例の一つになっているかと思います。
次に社内変革についてもお話させてください。
まず富士通の「ジョブ型」についてです。
ジョブ型というのは、各組織のビジョンや事業戦略をもとに、体制、いわゆるジョブや人数が決まってきます。
人ありきで、その人に何を担ってもらえるかを考える適材適所ではなくて、そのジョブに適した人がそのジョブを担う形、いわゆる適所、適材という形になっています。
例えばジョブ型に基づく雇用ということで考えた場合、入社時点から自分が担うジョブや役割が明確になっているため、自立的なキャリア形成をスタートすることができるかなと思っています。またそのためにはジョブを理解することが必要になってくるので、今回のような企業説明会であったり、インターンシップなどによる実ビジネスの経験の中でいろいろ企業理解を進めていきながら、ジョブも理解することが必要になってくるかなと思っています。
そういうジョブ型を進める中で、富士通グループには多種多様な職種があります。全てのグループ会社に、これら全ての職種があるわけではないので、あくまで参考として見ていただければと思いますが、例えばセールスと言われる、いわゆる営業職、またソリューションエンジニア、研究開発職、リリース、運用サポート、といったところで、カスタマーエンジニアだったり、テクニカルサポート、また我々人事だったり、総務というところが属しているコーポレート、といったさまざまな職種がございます。
そういった職種に就いてる富士通グループの社員の働き方についてもご紹介させてください。
富士通グループですね。社員のWell-being実現のため、いろいろな働き方改革に取り組んでいます。
まずフレックス勤務制度についてです。
フレックス勤務制度とは何かというと、スライドにも書いてある通り、1ヶ月間で所定労働時間を定めておき、その範囲内で業務上の必要がある場合、また個人生活の中で特別な事情がある場合などについて、出退勤の時刻を変更できる制度になっています。
右側に、とある社員のスケジュール例を書いていますが、この中で申し上げたいことは何かというと、今までであれば、1日の流れの中で、ほとんどワークというような状況だったと思うんです。
そういう中で、このフレックス勤務制度を導入することにより、ワークの中にライフも盛り込めるようになりました。
例えばこの中でいうと、お昼前に美容院に行くので、一時中断をしますとか、夜の時間帯にジムに行ってリフレッシュしたりとか、こういうプライベートな時間も一時中断などをはさめるようになっています。
実は私も障がいを持っているのですが、やっぱりそういう中で、通院が定期的にあったりします。
そういう中でも、こういうフレックス制度を活用することによって、導入される前は、通院の際は半休を取ったり、1日休みを取ったりという必要がありましたが、この制度を導入することによって、中断で対応することができるようになったということで、お休みを使わなくてよくなり、フレキシブルに働くことができるようになりました。
また、働く時間だけではなく、場所についてもボーダレスオフィスというところで、従来であれば毎日事務所に出勤して働くということがメインにはなっていましたが、現在はテレワーク推進を行っているので、事業所の他、自宅やスターライトオフィス、カフェなど、パソコンとネットワークがあればどこでも仕事ができるようになっています。
そういったテレワークを推進するために、下に表示しているような軽量型のPCの配布も行い、働きやすさの推進も進めています。
また、時間、場所だけではなく、服装についても原則自由となっています。
お客様先などに行くときは、スーツを着たりというところで、TPOに合わせてということはもちろんあるのですが、それ以外の日常の業務では、例えばTシャツだったり、ジーンズ、スニーカー、またこの写真に写っているような服装で業務をすることもできます。
また福利厚生についても、独身寮の制度もあり、これは希望者全員が入寮可能なものになっています。
左側に写真がありますが、私も寮に住んでいましたが、ほぼほぼ新築で、駅からも結構近くて、とても綺麗で、すごく住みやすい寮に住んでいて、非常にお勧めできる制度の一つかなと思います。
また、少し毛色は異なりますが、キャリア形成についても少し紹介させてください。
キャリア形成のステップは3つあるかなと思っています。
「明確化」、「学習」、「チャレンジ」ですね。
順を追って話させていただくと、まず「明確化」についてです。これはこの中で言う1on1ミーティングがそれに当たるかなというふうに思っています。
これは、定期的に上司と一対一で面談を行う制度になっています。この中で、自分はこういう人材になりたいんだ、というのを上司と話し合ってキャリア像を明確化することもできますし、キャリアについての話以外でも、例えば、日常の業務やプライベートのこと、また障がいへの配慮事項についても、この中で特に議題は決まっていないので、そこができるようになっています。
そういった1on1ミーティングで、こういう人材になりたいということを明確化した後は、「学習する」というステップに入っていくと思いますが、それはこの中で言うFujitsu Leaning Experienceというものになります。
これは研修受講の制度になっています。
例えば、今、私は富士通株式会社のコーポレート職になりますが、将来は、例えば、エフサステクノロジーズのエンジニアになりたいという思いがあるとします。
そういう中で、エンジニア向けの研修もありますので、そういう研修を自分の好きなときに好きなだけ受けられるような制度になっています。
そういうところで学習を重ねた後は、実際にチャレンジをしていくステップに移っていくわけですが、それはこの中でいうグループワイドポスティングがそれに当たるかなと思います。
これはどのような制度かというと、一言で言うと、異動のための制度になります。
エフサステクノロジーのエンジニアになりたいという思いを持っている中で、社内にいろんな求人が公開されているサイトがあるんですが、そういう求人を探し出して、実際にそこに申し込みをすると、書類選考や面接といった選考はありますが、その選考に合格をすると、コーポレート職からエンジニア職に異動できるという制度になっています。
従来であれば、会社に言われて異動するというのがメインでしたが、こういう学習だったり、異動についても、自律性が高く、自分でキャリアオーナーシップを持って決めることができる。そういう制度が富士通グループには整っています。
またダイバーシティについてもご紹介させてください。
富士通グループでは、誰もがより一体感を持って自分らしく活躍でき、公平でインクルーシブな企業文化を目指しています。障がいでいうと、富士通グループでは現在800名以上の障がいのある社員が活躍をしています。
これまでご紹介させていただいたビジネスの内容や、いろいろな企業、職種の中で、皆さんのやりたいことが実現できる環境やフィールドがきっと見つかると思いますので、このイベントを通して、ぜひ富士通グループに興味を持っていただけるととても嬉しく思います。
また活躍している人物像についても少しご紹介させてください。
富士通グループはFujitsu Wayというものを定めています。
これは世界中の富士通の社員が全ての意思決定や、行動のよりどころとすべき原理原則になります。
このFujitsu Wayでは、大切にする価値観として、挑戦、信頼、共感の3つがあります。
会社のパーパス、また自分のパーパスに基づいて、社員一人ひとりがどのように行動していくのか、その羅針盤となるところの思いがこの中に込められています。
そういうものが土台にある中で活躍している人物は何かというと、富士通のパーパスですね、これに強く共感して、よりレベルの高い職務にモチベーションを感じて意欲的に取り組むことができる人材が富士通グループで活躍している人材像になるかなと思います。
こういうモチベーションを感じ、意欲的に取り組むところは、富士通グループ以外でも、やはり社会人に必要なものになってくるかなと思うので、皆さんも、ぜひこの辺りのマインドを大切にしていただきながら、いろいろと行動していっていただけると嬉しいです。
というところで一旦、富士通グループのご紹介は以上になります。
最後、イベントのご紹介をさせてください。
Fujitsu Career Hubということで、障がいのある方向けの2daysのイベントになっています。
実施日時については、ここから記載している内容から少し明確化されまして、1月上旬で開催予定となっています。実施形式はオンラインとなっていますので、2daysということで少しお時間をいただく形にはなりますが、お気軽にご参加いただけるかと思っています。
実施予定のコンテンツとしては、会社説明の他、交流会や実務体験ワークというものを予定していますので、ぜひこのイベントを通して富士通グループに興味を持っていただけた方、マイナビ上で今、公開していますので、ぜひお申し込みをいただければと思います。
ご説明としては以上になります。
残り5分少々ありますので、ご質問の方を受け付けられればと思います。
2点ほどいただいてますかね。
まずテレワークを推進しているとのことですが、週に何日までなど、制限はありますか?ということです。
はい。ありがとうございます。これはですね、結論、基本的にはございません。
上司と会話をしながら、働き方について決めていく形になるかなと思っています。
例えば、私の事例を申し上げますと、必要な場合は出社をするということはもちろん土台としてありますが、それ以外は、ほぼほぼテレワークをしています。
出社の頻度で言うと、月1、2回ぐらいですかね。
それ以外はずっと自宅テレワークというところで、本当に出社の用事があってもテレワークしますというのはさすがに厳しいかなと思うんですが、上司と会話しながら、決められた範囲内でというところであれば、制限などは特にありません。
必要な資格はありますか?ということについてですが、これは応募いただく際にというところでしょうか。これについても特にございません。
新卒だったり、キャリア採用だったりということも少し異なりますが、特にありません。
ご応募自体はいただけるようになっています。
また手帳を持っていないのですが、選考やインターンシップの参加は可能ですか?というところについてです。
これについては今のスライドにも表示させていただいている通り、基本的には障がい者手帳をお持ちの方、または申請中、申請予定の方というふうになっていますので、ここは満たしていただいている必要があるかなと思っています。満たし方については自由に選考だったり、インターシップにご応募いただくことはできるようになっています。
また社内の雰囲気は?ということについてですね。
会社だったり、部署によって異なる部分はもちろんあると思いますが、私の部署でいうと、本当に年功序列的なものはあまりなく、上司相手でもフランクに会話をしながら、仕事することができるようになっていますし、本当にあまり上下関係なく仕事ができる雰囲気はあると思っていますので、結構、働きやすさは高いかなというのは私の部署ではありますね。
ご質問については募集を締め切りたいと思います。
ありがとうございました。
では最後のスライドになります。
冒頭にも少し触れた通り、富士通は今年創立90周年を迎えました。
創業以来、私たちが大切にしているのは、テクノロジーで人を幸せにするという思いです。
不確実な世界に生きる私たちには、変化に対応する力、そして自らを進化させていく力が問われています。社会やお客様が本当に解決すべき課題は何か。そういうことを問いかけて、業界の枠を超えたクロスインダストリーの視点で答えを探し、最先端の技術で幸せを実現していく、こういう思いを胸に、これからも挑戦を続けてまいりたいと思います。
その中で、今後とも、皆さんと再度お会いできることを楽しみにしています。
本日はご清聴いただき、ありがとうございました。
これにて失礼いたします。
- マイナビパートナーズ【障がい者向け窓口】
- 各種ビジネスサービス・BPO
- 2025年10月4日配信
【井沢】
皆さんこんにちは。株式会社マイナビパートナーズ採用担当の井沢です。
【高野】
同じく採用担当の高野です。
本日はマイナビチャレンジドWEBセッション、株式会社マイナビパートナーズの回にご参加をいただきありがとうございます。
本日、こちらのお時間では、会社の紹介や仕事体験のご案内をさせていただきます。
まず初めに、本日お話しする内容をご案内いたします。
ひとつ目、「マイナビパートナーズとは」、会社概要として私たちが大切にしていることや、目指している姿、それを実現するためにこれまでどのように歩んできたのか、そして現在どんな業務を担当しているのかなどお話しいたします。
さらに、「社員に聞いてみた!インタビュー」として、実際に働いている社員に入社の決め手やおすすめポイントを伺ってみましたので、その一部もご紹介をさせていただきます。
そして2つ目、11月以降に予定をしております仕事体験のご案内と続きまして、最後に質疑応答の時間を設けております。
また、本日終盤でもご案内をいたしますが、ぜひ視聴後に画面左下、オレンジ色のバナーより出席票のご提出をお願いいたします。
では皆さん、最後までよろしくお願いいたします。
では、ひとつ目のコンテンツ、「マイナビパートナーズとは」についてお話しいたします。
マイナビパートナーズは名前のとおり、株式会社マイナビのグループ会社のひとつです。
そこで、まずは親会社であるマイナビについてご案内をいたします。
マイナビは、今回ご利用いただいている「マイナビチャレンジド」や「マイナビ2027」をはじめ、「マイナビバイト」「マイナビ転職」「マイナビウエディング」などの情報サイト、それから「マイナビAGENT」などの人材紹介事業を運営しております。
つまり、就職や結婚など、ユーザーの皆さんの人生の転機を支えるために幅広いサービスを展開している会社ということです。
現在、そのサービス数はトータルで50を超えておりまして、今スライドにはサービスのロゴの一部を紹介しております。
皆さんも一度は目にしたことがあるもの、もしくはご利用いただいたことがあるサービスもあるんじゃないでしょうか。
そして、これらを運営しているマイナビの各事業部から、日々さまざまな事務業務を受託してサービスを支えているのが、私たちマイナビパートナーズです。
では、ここから私たちマイナビパートナーズについて詳しくご紹介をいたします。
マイナビパートナーズは、2016年6月に設立をされた株式会社マイナビの特例子会社です。
特例子会社という言葉、皆さんご存知でしょうか。
こちらは障がいのある方の雇用を促進し、安定した就業目的として、特別な配慮をしている子会社のことを指します。
一般の事業会社と比較すると、障がい者雇用の実績が多く、ノウハウがあることですとか、柔軟なサポートが提供できるという点が大きな特徴です。
弊社の前身は、2014年、マイナビ社内に立ち上がりましたオフィスセンターという部署になっておりますが、そこから発展をして、2016年に特例子会社として分社化いたしました。
現在では、東京・名古屋・大阪に合計5拠点を構え、従業員数は334名。そのうち障がい者手帳を保持している社員が247名在籍しています。
どんな障がいがある社員が在籍しているのかについても、後ほど詳しくご説明をさせていただきます。
続いて、マイナビパートナーズのミッションとバリュー図のご紹介です。
まず、会社として目指していく目標、達成すべき使命であるミッション、それは「誰もが活躍するための道を拓き、未来への道標となる。」ものです。
そして、このミッションを達成するために大切にしているバリュー図がこちらです。
「先駆者意識」
「結果にこだわる」
「自ら考え行動する」
「アンコンシャスバイアスの自覚」
「感謝と敬意」
ちなみに4つ目の「アンコンシャスバイアス」というものが、たとえば「障がい者ってこうだよね」「男性はこう、女性はこう」というように、私たちが無意識下に決めつけたり、思い込んでしまうことを指しています。以上の5つが、私たちが大切にしている価値観となります。
今お伝えをしましたミッションとバリュー図、わかりやすく説明をしたものがこちらのスライドです。
障がい者雇用というと、どうしても単純作業やルーティン業務をまかせたほうがいい。そんな考え方もまだまだ残っています。
ですが、私たちは障がいの有無に関わらず、成長したい人がしっかり成長していける環境を整えてます。
能力を十分に発揮し、社員一人ひとりが戦力として活躍できる場を提供しているということです。
そして、その取り組みを通じて、障がいのある方も、そうでない方も、皆戦力になるということを私たち自身が証明していきたいなと考えています。
誰もが活躍できる未来をつくるために、先駆者として実績を積み上げ、世の中へ発信をしていく、これこそがマイナビパートナーズの使命であると考えています。
では続きまして、ここからは私たちの具体的な業務内容についてお伝えをいたします。
まず大前提として、マイナビパートナーズの特徴は、非常に業務の種類が多いというところです。
本日はその中から、事務業務に絞ってお話をいたします。
事務業務の中でもいくつかカテゴリーがございまして、大きくPC業務、軽作業、郵便業務の3つに分けられます。
まずはPC業務からご説明をします。
実は、障がい者雇用でよく思い浮かべていただくような、単純なデータ入力、転記の作業というものがマイナビパートナーズではあまりありません。
その代わり、Excel関数を使ったデータ集計、資料作成等が中心になっています。
また、PC未経験で入社された方もとても多いんですけれども、スキルを身につけて、マクロやVBAを使って業務効率化に貢献してくれている社員も多数おります。
次に、軽作業です。
ファイリングや封入作業といったものに加えて、たとえば新入社員用の研修資料ですとか、パソコン、社用携帯などをまとめたセットを作成するなどという業務もございます。
繁忙期にはどうすれば効率よく業務が進められるか、チームで相談しながら協力しつつ進めてます。
ときには談笑しながら作業するような場面もありまして、チームワークのよさが実感できる業務です。
それから最後、郵便業務になります。マイナビ宛に届いた郵便物、宅配物を受け取って、各事業部ごとに仕分け、配達、集荷などを行っております。
それから一番下に書いてあります補足になりますが、部署によっても業務の比率はさまざまです。皆さんのスキルや適性を鑑みて配属を検討いたします。
それから、本日ご紹介をしました一般事務業務以外にも、デザインやライティングといった専門的な分野で活躍している社員も多くおります。
幅広い業務の中で、自分の得意をさらに伸ばしたり、ときには苦手にもチャレンジをすることができる環境です。
このあと、ご紹介をいたします仕事体験で、実際にその環境を体感してみてほしいなと思います。
では、ここまででマイナビパートナーズで幅広い業務を行っていることをお伝えしました。
実際に社員はどんな1日を過ごしているのかをご説明します。
今表示されているのが、ある部署で実際に使われている社員の1日のスケジュール表になります。こちらをもとにご説明をいたします。
左から右に向かって、朝から夕方までの各社員の担当業務が示されております。
業務ごとに色分けをされているのですが、ぱっと見てもかなりカラフルで、1日の中だけでも幅広い業務を経験しているということがおわかりいただけそうかなと思います。
このように業務が見える化されておりまして、事前に各自予定の把握ができる状態が整っています。
ほかにも特徴として、マルチタスクではなく、シングルタスクになっていること、1日の中で多様な業務に関われることなどが挙げられます。
同じ時間の中で複数の業務がかぶらないように調整されていますよね。
マイナビパートナーズには、優先順位づけやマルチタスクが苦手といった社員も多く在籍しています。
そのため、「この時間はこの業務」と、あらかじめ決めて取り組むことで安心して業務に集中できる環境になっています。
【高野】
ここまではマイナビパートナーズが大事にしている方針や、実際の業務についてご説明いたしました。
ここからは、働く社員やサポート体制についてお話ししたいと思います。
まずは現在、障がい者手帳を取得して勤務している社員の保有している手帳の種別についてご紹介します。
弊社の社員の約9割の方が精神手帳を取得しており、次いで身体手帳を取得している方が11%程度、また、療育手帳を取得して勤務している社員も一緒に働いております。
身体手帳を有している方の比率が高い企業様が多い中で、精神手帳を有している方が全体の約9割近くというところは、ほかの企業様と比べましても、弊社の特徴であると考えています。
続いて、手帳を有している社員の具体的なご障がいの内容をご紹介します。
身体手帳を取得している社員の3割程度の方が、聴覚障がい、視覚障がいのある方となります。
次いで上肢下肢、手足に障がいのある方やライブ障がい、心臓機能障がいの方もおります。
また、精神手帳を取得している社員につきましては、発達障がいのある方が6割程度で、気分系の障がい、うつや双極性障がいのある方は2.5割ほど勤務しております。
そのほか、少ない割合になるんですが、強迫性障がい、統合失調症、てんかんなど、さまざまなご障がいのある社員が活躍しています。
ここからはマイナビパートナーズのサポート体制について簡単にご紹介します。
まずは、入社後の自己紹介会の実施です。
自己紹介会の実施にあたり、皆さんには事前に自己紹介シートを作成していただきます。
こちらは、趣味や好きな食べ物などプライベートについても記載していただきつつ、ご自身のご障がいの特性や配慮事項なども記載します。
こちらのシートを用いて、入社後にか、あるいは課内のチームにて自己紹介会を実施します。
新入社員は既存の社員に対して、反対に既存の社員も新入社員に対して自己紹介を行います。
お互いの理解を深めることで、安心して仕事に取り組むこともできますし、同じご障がいの方のさまざまな対処法を知ることができる機会にもなっています。
続いてバリュー制度、会社によってはメンター制度ともいわれることがありますが、新入社員一人に対して必ず一人先輩社員がつくという制度です。
もちろん、上司やマネジメントスタッフや質問や相談することもできますが、上司に聞くまでもない細かい質問が入社後にはたくさん出てくるかと思います。
そんなときに、「この先輩にこの質問をしよう」というところで、あらかじめ決められているので、誰に相談したらいいのか悩む必要もありません。
よりスムーズに会社生活に慣れていただけるよう、バディ制度をご用意しています。
そして、いつでも相談できる環境がございます。
まずは2カ月に一度、上長との定期面談の機会があります。
仕事面についてはもちろん、人間関係の悩みや今後のキャリアビジョンなどをすり合わせる機会を設けています。
さらに、上長だけではなく、研修課という定着支援を担当している部署にて、入社後1・3・6カ月目にて面談を実施しています。
第三者の立場だからこそお伝えできること、見えることがございますので、こちらは皆さんに、あるいは必要に応じて所属部署にもフィードバックをすることができるので、思考の整理や新たな発見にもつなげることができます。
皆さんがより活躍できるように、会社としても多角的にフォローができるよう体制を整えています。
そして、マイナビパートナーズの社員が受けている配慮の一例もご紹介します。
ほんの一例のご紹介ではあるのですが、まず向かって左側、聴覚障がいのある方の配慮例でいうと、「筆談、チャットでコミュニケーションをとってほしい」「視覚的資料を会議前に配布してほしい」というものになります。
続いて向かって右側、発達障がいのある方の配慮例でいうと、「過集中の傾向があるので、1時間に5分程度、小休憩をいただきたい」などです。
ちなみに、マイナビパートナーズでは、配慮は自分自身で工夫や対処をした上で、より活躍するためにあったほうがうれしいサポートということを意味しています。
ですので、発達障がいのある方の2つ目の配慮例でいいますと、「重要な箇所はチャットなどで指示をしてほしい」という内容になっていますが、こちらは複雑な口頭指示の理解が難しく、自身でもメモを取るなど対策をした上で、さらに重要な箇所は、チャットでのサポートを求めているという内容になっています。
つまり、自身でここまでは対処はするけど、このサポートがあれば、より活躍ができるといった視点で作成されています。
それぞれの困り事に合わせて必要な配慮の締結をしています。
続いて、「社員に聞いてみた」というコンテンツです。
実際に、現在マイナビパートナーズで働いている社員に聞いたアンケートの回答をご紹介します。
まず1問目、「マイナビパートナーズへの入社の決め手は何ですか?」という質問です。
たくさん意見が挙がったのですが、特に多く挙がった意見を抜粋してみました。
まず、弊社ならではの回答だと感じたのが、上の青色の吹き出し、「精神・発達障がいの非割合が非常に高い」というものです。
先ほどのご説明のとおり、弊社は手帳の取得の9割が精神手帳を取得している社員ですので、精神手帳を取得している方の雇用実績が多く、サポートやノウハウがある点が特徴です。
また、下の黄色い吹き出し、「働きやすく、スキルアップ、ステップアップの機会がある」という回答や、ほかにも、「未経験でも新しい分野に挑戦できる環境風土がある」という回答もありました。
どちらも挑戦やスキルアップについての回答ですね。
「配慮はするが遠慮はしない」のとおり、さまざまなことに挑戦できる機会が多い環境に魅力を感じて入社を決めていただいた方も多いようです。
続いて2問目。「マイナビパートナーズのここが良い!」ということで、弊社のおすすめポイントについてです。
上のピンク色の意見「いろいろなことに挑戦ができる!改善提案等、自ら発信すれば『やってみようか!』と挑戦の場を設けてくれる」など、先ほどの入社の決め手にて「挑戦を後押ししてもらえる環境がよい」という声が多く聞かれました。
また、オレンジ色の「優しい人が多い」という意見ですが、私も同感です。
障がい者、健常者に関わらず、しっかりとここと向き合ってくれる社員が多いなと感じております。
続いて3つ目。「現在の目標を教えてください」ということで、まずは一人で案件をこなせるようになるという意見から、リーダーや総合職を目指したいという声、ライティング業務を極めたいといったスキル面での目標も見受けられました。
このように、何かしらの目標を持って前向きに業務に取り組んでいる社員が多いということは、私たちの自慢でもあります。
ほんの一部ではございますが、実際の社員の声をご紹介いたしました。
ここまでが、会社概要のご説明です。マイナビパートナーズについて少しでも理解を深めていただけたらうれしく思っています。
では、次に11月から開催する仕事体験の案内です。
弊社の仕事体験は2部制となっています。
まず、第1部はオンラインで参加していただく、「オンラインで知るマイナビパートナーズ」、そして、第一部参加後にエントリーシートを提出していただき、通過された方は、第2部の「マイナビパートナーズをもっと知る仕事体験」にご参加いただきます。
第1部「オンラインで知るマイナビパートナーズ」では、本日ご紹介したようなマイナビパートナーズがどんな会社なのかをよりリアルに、より詳しく具体的にお伝えする内容です。
また、ご自身のご障がいについてより深く考えられるようなワークコンテンツもご用意しております。
ぜひ、これから社会人として働くこと、働く上で必要となるご障がいの理解について一緒に考えていきましょう。
第1部については、10月7日より予約受付を開始いたします。
各回定員数がございますので、興味を持っていただいた方はお早めに、ぜひご予約ください。マイナビ2027よりエントリーをしてみてくださいね。
そして第2部「マイナビパートナーズをもっと知る仕事体験」は、オンラインで知っていただいたマイナビパートナーズを実際に体験していただきたいなと思っています。
自分自身で理解を深めた苦手の対処法についても、ここで実践をしていただけます。
どんな社員がいて、社員はどのように働き、活躍しているのか、ぜひリアルを感じてみてください。
このあと、質疑応答のお時間に移りたいと思いますが、その前に、学生の皆さんによく聞かれる質問を挙げてみました。
まずひとつ目、「私と同じ障がいのある人はどんな活躍で、どんな業務で活躍していますか」という質問です。
要するに、ご障がいによって「業務内容が限定されたり分けられたりしているのか?」という質問ですね。
合理的配慮のもと、マイナビパートナーズでは、障がいの種別や等級によって配属や業務を決めるということはしておりません。ご障がいのあるなしに関わらず、皆さんさまざまな業務で活躍しています。
続いて2つ目、「活躍している社員の特徴はありますか?」という質問です。
こちらもよくいただく内容になります。
どんなアドバイスも、まずは素直に受け止めて吸収できる方や、目標を持って自発的に行動できる方、自己理解を深めることで体調管理がうまくできている方が長期的に活躍している印象があります。
それでは、ここから質疑応答のお時間とします。
時間の関係上、すべてご紹介できないかもしれないですが、聞いてみたいことがある方は、ぜひコメント欄にてご質問いただけたらと思っております。
【井沢】
はい、ありがとうございます。
では、質問への回答は私井沢よりさせていただきま。ご質問お寄せいただいてありがとうございます。
まずひとつ目ですね。「入社後に面談の機会はございますか?」というもので、おそらく日々の定期的な面談、そういったものがあるのか?という趣旨だと思われますが、こちら、ございます。ご安心ください。
大体今、全社の平均としては2カ月に一度ぐらいのペースで上長との面談実施をしているんですけれども、もちろん入社当初はより頻度高く実施をしておりまして、毎日少しの時間だけでも、終業後に今日あったことを、少しモヤモヤしたことなど上長に話せる機会がございますのでご安心ください。何か困ったことがあったときに、すごく相談をしやすい職場だと思っています。
では続いて、仕事体験の第2部、「どこで開催されますか?」というご質問をいただきました。ありがとうございます。
こちらは今、弊社のオフィスが東・名・阪3つ、3拠点ございまして、中でも東京は本社の竹橋と神保町、そして新宿と3拠点あるんですけれども、このいずれかのオフィスでの実施となります。
それから私どもの会社は、基本的に配属されるエリアは、皆さんが転居を伴わなくてもよいような配属になっておりまして、こちらはご入社後も同様です。転居を伴うような異動はございません。
ですので、東・名・阪エリア、皆さんが一番近いエリアまでお越しをいただいて参加をしていただくというようなことになります。
ぜひエントリーお待ちしております。ありがとうございます。
そして続いて、「研修も内容や期間を知りたいです」というご質問です。
ありがとうございます。
弊社は、基本的には研修はご入社後大体1週間ぐらいですかね。
座学にて受けていただくものがあるんですけれども、その後の業務の習得はOJTが中心となっております。
ですが、弊社の社員はとても世話焼きというか、かなり優しい社員が多いですから、1対1ですごく密に丁寧にレクチャーをしてくれると思うので、少しほかの企業さんに比べて、座学の研修の期間が短いのではないかとご不安に思われる方も例年いらっしゃるんですけれども、「OJTの皆さん、すごくわかりやすく教えていただきました」と例年声をいただけるので、ぜひ安心して飛び込んできてほしいなと思っています。
ご質問ありがとうございました。
続いて、ありがとうございます。「障がい者手帳を取得したい旨を、まだ主治医の方に伝えられていないのですが、エントリーしてもいいですか?」というご質問ですね。
こちらエントリーしていただくこと可能でございます。
現在手帳の取得を考えている、まだ障がい者雇用に絞りきれていなくて、一般雇用も併願・並行して考えているという方も、例年多くエントリーしてくださっております。ご入社時には障がい者手帳を取得していることが条件にはなってしまうのですが、エントリーの段階では、手帳の申請中であっても構いませんので、ぜひ仕事体験にて、障がい者雇用ってどういうものなのかなというものを体験していただきたいなと思っております。
ご質問ありがとうございます。
それから続いて、「年齢層や男女比はいかがでしょうか」というご質問です。
お寄せいただいてありがとうございます。
今、実は男女比がきれいに1対1ぐらいになっています。
それから、年齢層は比較的若手の社員が多い会社かもしれませんね。
大体、全社平均が今30.1歳であったかと思いますので、20代30代若手の社員が中心で活躍をしてくれている会社でございます。
新入社員も例年多く入社をしてくれていますので、歳の近い先輩たくさんいるのでご安心ください。ご質問ありがとうございました。
続いて、キャリアアップができる制度はありますかというご質問です。
お寄せいただきましてありがとうございます。
キャリアアップの制度はございます。
今、弊社では最初、一般社員としてご入社をいただくんですけれども、申し上げたとおり、かなり業務の幅が広いので、業務に取り組むうちに自然にスキルアップが叶えられると思います。
いろんなスキルを身につけていただきましたら、リーダーに上がったり、さらにその上の上級リーダーに上がって、今最終的には総合職への転換というものが可能です。
今、全国で10名以上の社員が総合職として活躍をしてくれておりまして、長期的に就業ができる環境を整えております。
ご質問いただきましてありがとうございました。
では、すみません。ちょっとまだまだご質問いただいているんですけれども、ちょっとお時間の関係上、本日お答えはこちらまでとさせていただきます。
たくさんのご質問、ありがとうございました。
それでは、以上をもちまして株式会社マイナビパートナーズの会社概要と仕事体験についてのご紹介、終了とさせていただきます。
このあとぜひ、オレンジ色のバナーより出席票のご提出をお願いいたします。
出席票ご提出をいただいた方には、後日、仕事体験についてのご案内お送りをさせていただきます。ぜひ、多くの方のエントリーをお待ちしております。
それでは、本日はご参加をいただきましてどうもありがとうございました。
- 三井不動産商業マネジメント
- 不動産(管理)
- 2025年10月4日配信
【大友】
皆さんこんにちは。
本日は三井不動産商業マネジメントの説明をご視聴いただき、誠にありがとうございます。
人事部人材開発課の大友です。
本日は短い時間とはなりますが、当社の特徴や業務内容についてお話させていただきます。
当社はこちらのスライドにもございます通り、ららぽーとや三井アウトレットパークなど、皆さんが行ったことがあるかもしれない商業施設を運営している会社となります。
本日の説明で少しでも当社に興味を持っていただけますと幸いです。
最後には、セミナーのご案内もさせていただきますので、ぜひ最後までご視聴いただけますと幸いです。
2点、先にお伝えしたいことがございます。
まず1点目が、左下にオレンジ色のバナーがあるかと思います。
こちら出席票となっていますので、ぜひ忘れないうちに押していただけますと幸いです。
また、最後には質問にお答えできる時間があるかと思います。
何か聞いている中で、不明点や、聞きたいことがございましたら、ぜひお早めに質問のボックスに送っていただきますと、私もなるべく早くたくさんの質問にお答えできるかなと思いますので、ぜひ、皆さん、たくさん質問いただけたらと思います。
それでは早速説明の方を始めてまいります。
こちらが本日のアジェンダとなります。
ではまず初めに、当社の会社紹介や当社の特徴についてお話させていただきます。
改めて、当社は三井不動産商業マネジメント株式会社という会社でございます。
設立は1970年1月13日、従業員数は4月時点で1431名となります。
当社は社名にもございます通り、三井不動産グループの一員で、ららぽーとや三井アウトレットパークといった商業施設を運営管理している会社となります。
今日は全国からいろいろな方が見ていただいてるかと思いますが、皆さん当社の商業施設に足を運ばれたことはございますでしょうか。
そもそもこの三井不動産グループというのは、グループ全体で開発、流通、管理を行っており、その中でも当社は管理の事業を担っています。
それぞれ建物の形態ごとに管理事業を担っている会社がございまして、少しピックアップしてお話しすると、オフィスビルの管理を行っている三井不動産ビルマネジメントさん。
ホテルの管理を行っている三井不動産ホテルマネジメントさんなどがあり、当社は名前にもある通り、商業施設の管理をしている会社になります。
このように当社は商業施設の運営管理のプロフェッショナルとして、三井不動産グループの商業施設事業の中核を担っていますので、商業施設そのものの新企画であったり、開発というのは、三井不動産が主体となって行っているという点をご理解いただけますと幸いです。
そんな当社、商業施設の運営管理事業を行っている当社には、大きく3つの特徴がございます。
今日初めて当社の名前を聞いたよという方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ今日この3つだけでも覚えて帰っていただけますと嬉しいです。
それでは、3つ順番に見ていきたいと思います。
一つ目が、全国に87の商業施設を持っているということです。
映し出している日本地図を見ていただくと、北は北海道、西は福岡まで商業施設があることがおわかりいただけると思います。
また、地図にはありませんが、海外では台湾やマレーシア、上海の施設にも関与しています。
この他にも、今後の予定として、秋に愛知県に三井アウトレットパーク岡崎の開業も予定しており、まだまだ事業を拡大していくという点を覚えていただけると幸いです。
続いて2つ目の特徴は、多種多様な5業態の商業施設を運営管理しているという点です。
5つありますので、それぞれご紹介していきます。
一つ目が、リージョナル型ショッピングセンターです。
こちらは広域のお客様をターゲットとした、多種多様な専門店が入る大型商業施設で、約200~300店舗ほどで構成されています。
物件面で申し上げますと、皆さんも、もしかしたら行ったことがあるかもしれないららぽーとシリーズや、ららぽーとが付かないものだと、お台場にあるダイバーシティ東京プラザや、川崎にあるラゾーナ川崎プラザなどが当てはまります。
続いて2つ目が、ライフスタイルパーク、こちらは地域生活者のコミュニティの中心的役割となる地元密着型の商業施設で、先ほどのららぽーとなどと比較すると、少し規模が小さめで100店舗ほどから構成されています。
物件名では、ララガーデンや、ららテラスといったものが当てはまります。
もしかしたら皆さんのおうちの近くにもあるかもしれません。
そして3つ目が、都心型公園一体型商業施設です。
オフィスワーカーをメインターゲットとし、都心中心に開発される商業施設で、具体的にはコレド室町などが当てはまります。
また、最近では公園一体型の商業施設作りも進めておりまして、多彩なライフソリューションを提供しています。
こちらは渋谷にございますMIYASHITA PARK、もしかしたら屋上の公園なんかに行ったことある方もいらっしゃるかもしれません。
MIYASHITA PARKなどが該当いたします。
続いて4つ目が、アウトレットモール。こちらは人気ブランドの商品をリーズナブルに提供する商業施設となっています。
当社が運営するアウトレットは必ず三井アウトレットパークという部分が頭につくつきます。
全国、さまざまなアウトレットモールがございますが、当社のものは全て三井アウトレットパークと付きますので、ぜひ覚えておいてください。
そして5つ目がECサイトです。
当社は、商業施設でのお買い物とネットショッピングのよさを同時に楽しむことができる公式通販サイトを2つ運営しています。&mallと三井アウトレットパークオンラインです。
先ほどまでの、ららぽーとなどと比べると、まだまだ認知度が低く、皆さんも初めて聞いたよ、という方もいらっしゃるかもしれないので、ぜひこちらの講演が終わり次第、覗いてみて、よければお買い物をしていただけたら嬉しく思います。
当社は、リアルモールとネットショッピングの共生を目指しています。
一部のららぽーと物件では、ららぽーとクローゼットというストアがございます。
こちらは&mallに出品されている複数のファッションショップが集まったエリアとなっています。
複数のショップの商品を1ヶ所でまとめてお試しいただけるだけでなく、気に入った商品はQRコードを読み取るだけで簡単に&mallでご購入いただける仕組みとなっています。
普通にお買い物していただくと一つのお店に入ったら一つのブランドの商品しかご購入いただけないと思うのですが、このららぽーとクローゼットでは、複数のショップの商品を1ヶ所でまとめておく、お試しいただけること、そしてそれをリアルモールで行っていますが、実際にはネットショッピングの方でご購入いただける、というふうに、まさにリアルとネットショッピングの良さを掛け合わせた取り組みを行っています。
以上、リージョナルショッピングセンターからECサイトまで5つの業態を運営していることや、リアルモールとECサイトの融合など、オムニチャネル化をしつつ、異なるタイプの商業施設を運営していることが当社の強みとなっています。
では、この5つあることがなぜ強みとなっているのか、少しだけ補足させていただきます。
それぞれの商業施設は、ご来館いただくお客様の層やライフスタイルが異なっています。
例えばアーバン物件、先ほどのコレド室町などですね。であれば、オフィスワーカーの方が多くご来館されますし、郊外型のららぽーとであれば、ファミリーの方が多くご来館されます。
オフィスワーカーの方の消費動向と、ファミリーの方の消費動向はもちろん異なります。
それに合わせて、もちろん当社が実施するイベントやキャンペーンの内容が異なってきます。
このように、商業施設の数やタイプが多くなればなるほど、顧客データや運営ノウハウが蓄積され、それが大きな特徴となっております。
また、広域のお客様を対象とした、ららぽーと物件であっても、もちろん地元の方に愛される商業施設作りというものをしていく必要もございます。
そのため、広域のみならず、足元商圏のお客様にもご満足いただける商業施設作りを目指していますが、当社においては、それをライフスタイルパークにて、その運営ノウハウを既に培っているので、それを効果的に取り組んでいくことができるというわけです。
このように、社内のノウハウを掛け合わせ、相乗効果を産んでいくことができる、という点が5業態運営していることも特徴となっています。
それでは最後に3つ目の特徴が「経年優化」という、当社が大事にしている考え方のご紹介です。
1981年に千葉県船橋市にあるリージョナル型ショッピングセンター、ららぽーとTOKYO-BAYがオープンいたしましたが、当社はこのららぽーとTOKYO-BAYの運営管理業務から始まった会社です。
年月の流れとともに、経年劣化していくのではなく、常にニーズに合わせてアップデートして、施設の魅力をより高めていく「経年優化」の理念を私たちは実践しているため、40年以上経過しても多くのお客様にご愛顧いただいています。
実際にこのららぽーとTOKYO-BAY、今、左の写真も右の写真もららぽーとTOKYO-BAYなんですが、実は17度にわたるリニューアルや増床を繰り返しています。
ただ、建物自体をメンテナンスして綺麗にしていくだけではなく、お客様のニーズに合わせた新たな店舗にご出店いただいたり、利便性を高めるために、駐車台数を増やしたり、他にも案内板の表記をわかりやすくするなど、リニューアルを実施しています。
そして実は今まさに18回目のリニューアルをしているところで、北館を2期に分けて段階的に推進しています。
今後、千葉県最大級のフードゾーンであったり、屋内型スタジアムコートという場所が整備される予定で、当社は最近、イベントや地域連携というものを積極化していくことで、ショッピングだけではない、新たな商業施設の楽しみ方というものを提案しています。
商業施設といえば、もちろんショッピングをする場所なんですが、それ以外の楽しみ方も当社はしていただけるように今進めているところで、例えば先ほどのスタジアムコートという場所を設営することによって、館内でスポーツやイベントを楽しむことができたり、地域連携を積極化している、などを行っています。
ここまでで3つの特徴を皆さん覚えていますでしょうか。
全国87の商業施設を持っていること、そして5業態の商業施設を運営していること、そして最後に経年という考え方、この3つの特徴があることをお伝えいたしました。
そんな当社の、続いては業務内容について、見ていければと思います。
当社は、最初に伝えたいこととしまして、特に総合職とハンディを持った方で、業務内容というものに違いはありません。
もちろん、何か配慮事項がありましたら、当社でできる限りサポートはさせていただきますが、これからご説明するもの、総合職でも同じように説明をさせていただいています。
業務内容に変わりがないという点は認識していただいて、今日これからお聞きいただけたらと思います。
改めて当社の業務内容ですが、当社はオペレーションセンターという場所と本部という場所の2つに分かれて業務を行っています。
まずはオペレーションセンターのお話からです。
オペレーションセンターは、商業施設に常駐し、お客様、ご出店者様の一番近い存在として最前線でサポートするような役割です。
例えば、皆さんがよく行かれるららぽーとの裏側に常駐しているのが、オペレーションセンターになります。
このオペレーションセンターには6つの業務が大きくありますので、今から順番に簡単に説明していきます。
それでは一つ目、店舗運営です。
店舗運営は1人当たり20~30店舗ほど担当店舗を持ち、担当店舗の売り上げ向上に向けて面談やヒアリングなどし、営業支援を行うような業務です。
続いて、販売促進は、ブランドイメージの浸透や、お客様がもっと来館してもっと商品を購入してもらえるようにイベントやキャンペーンを行い、プロモーションする業務です。
もしかしたらこの販売促進が気になっている方も多いんじゃないかと思います。
続いて3つ目が売上金管理。各店舗の売り上げを把握することと、施設全体の売り上げを把握することを目的としています。
これらがわかることによって、店舗運営や販売促進に生かすことができます。
全ての業務の根幹とも言えるような売上金管理です。
続いて、4つ目が施設管理で、お客様が安心して快適な環境でお買い物ができるように、パートナー会社と連携しながら施設の安全を守っています。
続いて、ES・CSです。
こちらは、従業員満足とお客様満足の省略のワードなんですが、特にこの従業員満足ESというものを当社はすごく大事にしておりまして、この施設で働いてよかった、と思ってもらえるような施策を行っています。
例えば、もしかしたらあの当社の施設でアルバイトされている方はご存知かもしれませんが、従業員向けのパーティーや、従業員休憩室などの改修も実施しています。
最後に地域リレーションですね。
すごく地域連携というワードであったり、そういったお仕事をしてみたいという方、いらっしゃるかもしれません。
当社はそういった業務もしっかりございます。
地域リレーションは近隣住人の交流促進や、地域活性化をしていく業務となっています。
町内会と連携して夏祭りを行ったり、最近だと、地元のスポーツクラブとの連携にも力を入れています。
こういった6つの業務を、商業施設内に常駐して、約10~30名程度でチームに分かれて運営管理を行っています。
店舗運営と売上金管理を担当している社員がいれば、店舗運営とES・CSと地域リレーションを担当している社員がいるといったように、兼務をしつつ、業務を遂行しています。
この後、ジョブローテーションという制度をご説明させていただきますが、基本的に、例えば一つのオペレーションセンターに3年いたとしても、ずっと店舗運営と販売促進をやっているかというと、そういうわけではなくて、例えば1年目は店舗運営と販売促進を行っていて、2年目は、店舗運営と売上金管理と支出管理を行っていて、3年目は店舗運営とESと地域リレーションをやっていて、そういったように一つの施設にいる中でも、さまざまな業務を経験することができるというのは当社の大きな特徴となっています。
ここまでオペレーションセンターのお仕事をご説明してまいりました。
続いて、本社では、各分野の専門的な知見、ノウハウを活かし、オペレーションセンターをサポートしています。
本部には大きく2つの仕事がございます。
一つは私も含まれます人事、経理、総務といった、どの会社にもあるような業務の部署になっています。
他にも商業施設部門というものがございまして、複数の商業施設を横断的に統括していたり、ららぽーとやアウトレットのCMを作っている部署があったり、お客様が安心安全に過ごせるような建物の管理を行っている部署があったり、こういった商業施設部門というものがございます。
ここまで、オペレーションセンターと本社の仕事を説明してまいりましたが、当社は、本社とオペレーションセンターのどちらが上というのは一切ございません。
もしかしたらオペレーションセンターの方が先初期配属で、その後、本部に行った方が偉いみたいなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、当社は特にどちらが上というものは一切ございません。
また、先ほど少しお話しましたが、ジョブローテーションというものがございまして、平均3年~5年で部署異動が発生します。
そのため、オペレーションセンター、本部、いずれも経験する可能性がございます。
例えば、初期配属がオペレーションセンターで、その3年後くらいに本部の仕事をして、またオペレーションセンターに戻って、といった社員もいれば、また違う歩み方をしている社員もいて、それぞれですね、さまざまなスキルを徐々に身に付けることができて、社員自身も日々成長できるということが一つの特徴となっています。
ここまで当社の業務のところ、ご説明してまいりました。
最後に、働き方をお話できればと思います。
先におすすめポイントを2つお話できればと思っています。
一つ目が、当社は転居を伴わない働き方をすることができます。
皆さんの今の現住所から通える範囲の物件や部署での勤務となります。
ただし、ジョブローテーションというものはもちろんありますので、転居を伴わない範囲で、部署や物件の移動というものがございます。
ですので、数年後にはまた違う部署で働けるといういうところもありますし、転居を伴わない働き方をすることができるというふうにご認識いただけたらと思います。
続いてもう一つのおすすめポイントが、サポート体制が大変充実しています。
まずですね、入社前は面接時にしっかりヒアリングさせていただき、何か配慮事項がありましたら、当社でできることを相互確認できるような機会がございます。
他にも、OJT制度というものがございまして、トレーナーという社員が1年間付いてくれて、業務のイロハを教えてもらえるような制度があります。
3つ目が、月に一度、面談が行えるという点で、所属長と必ず月に一度面談をする機会があります。もちろん面談以外でも気になることや不安なことがあれば、すぐに相談できる環境は整っていますが、必ず面談でこういった不安は取り除くことができます。
こちらの2つが、まず最初にお伝えしたかったおすすめポイントです。
続いて福利厚生のところをお話できればと思います。
当社は、商業施設を運営していますので、商業施設での勤務、先ほどご説明していたオペレーションセンターはシフト制となっています。
どうしても、土、日を毎週続けてお休みするということは難しいんですが、最近のオペレーションセンターは基本的に金、土休み、または日、月休みで固定の物件が多くなってきています。
本社はカレンダー通りのお休みとなります。
続いて制度としましては、育児休暇や介護休暇、短時間勤務制度、看護休暇など、さまざまな制度が整っています。
私の部署にもこういったものを使用している社員、たくさんいますし、そういった方たちをしっかりサポートする体制が整っています。
続いてワークライフバランスです。
ノー残業デーというものを、週に一度決めて、事前に残業しませんということを宣言して、すぐに帰ることができる日を設定できるノー残業デーや、1年に1回長期休暇を取ることができる1week休暇、こちらは私も昨年9日間連続でお休みをいただいて、海外に行ってきました。
こちらも毎年取ることができます。
他にも、カフェテリアプランという、例えば、ららぽーとのお買い物を少し割引することができる制度であったり、リフレッシュ休暇という、勤続年数が例えば10年など、一定の年数を超えると、プラスでお休みがもらえるような制度など、さまざまなワークライフバランスの制度も整っています。
特にこのOne Week休暇、大変人気でございまして、皆さんの中にも海外旅行や国内旅行行くことが趣味だよ、という方もいらっしゃると思いますが、当社は一年に一度、大きく旅行に行けるというふうに考えていただいても良いと思います。
最後に、当社は全国に物件があるからこそ、社内交流も盛んでして、物件で行った取り組みを発信することができるインプットタイムであったり、業務で使うことができるスキルであったり、知識を発表することができるTSUNAGUという場所であったり、他にも、フットサルやバスケットボールの部活動、それから年に一度、社内の運動会、ららリンピックなどを行うことで、社内の交流も盛んに行われています。
最後に、数字で見る当社というところをお伝えできればと思います。
先ほど、社員数はお伝えしておりましたが、男女比はおおよそ1対1となっています。
育児休業取得率も男性でも90%ほどと、大変高い水準となっています。
平均有給取得率や1ヶ月あたりの平均残業時間もこの記載の通りで、プライベートの時間もしっかりと確保できるような環境が整っております。
最後に、女性管理職の比率も年々上昇しておりまして、現在は20%を超えています。
ここまで短い時間ではございましたが、当社の業務であったり、特徴などお伝えしてまいりました。
最後に一点告知をさせていただいて終了となります。
何かこの中で気になっていることがございましたら、ぜひ質問のボックス、書きながら、最後お聞きいただけたらと思います。
当社は、1dayの企業理解セミナーというものを今後、実施いたします。
こちらはハンディを持った方限定のイベントとなっています。
約2時間の参加しやすいイベントとなっていますので、ぜひご参加いただけたら嬉しく思います。
内容につきまして、少し補足させていただきます。
本日、企業の紹介のところをお話させていただきましたが、もっと詳しく当社のことや商業施設業界のことについて理解することができますし、実際に働いている社員も登壇します。
人事以外の社員も登壇しますので、そういった社員の生の声を聞きたいという方ももちろん大歓迎です。
それから、社員に個別で質問ができるような時間も設ける予定となっていますので、就職活動のことや、今後の業務のことで不安があればそういったものを解消する機会にもできます。
ぜひ当社のことを知りたいと思っていただいた方、こちらのイベントにご参加いただけたら嬉しく思います。
実施日は祝日になってしまいますが、11月3日(月)14~16時ごろで、会場は対面開催で、本社の日本橋付近にある浜町本社という場所で実施いたします。
ぜひご都合がある方はご参加いただけたら嬉しく思います。
そして実はこちらのイベントが、この機会が初告知となっています。
今後、マイページをご登録いただきますと、ご予約できるようになっていますので、まずは皆さん、マイページをぜひご登録いただけたら嬉しく思います。
それでは、こちらで説明は以上となります。
改めて、まずは左下にございます出席票というオレンジのボタンを押し忘れないようにお気をつけいただけたらと思います。
ここからは皆さんのご質問に答えられればと思いますので、何か質問ございましたら、ぜひご記入いただけたらと思います。
早速いただいてるご質問がございますので、少しずつお答えできればと思っています。
まず一つ目が、どんな社員が多いですかというご質問いただいています。
ありがとうございます。
当社は、特にこういう人材が欲しいとか、こういった人が多い、と普段から公表しているわけではないのですが、私が当社で働いている中でよく思う部分が3点ありますのでご説明させていただきます。
一つ目が、当社は基本的に1人で業務を行うというよりも、誰かと一緒に行うことが大変多い業務内容となっています。
先ほどご説明していた施設の働き方オペレーションセンターも、数人ごとのグループで、例えば販売促進を行っていたり、1人で行うということは基本的にありません。
なので、何かを人と一緒にやり遂げるとか、人と協力していくことが好きだという方は、大変当社に向いているのではないかと思います。
2つ目が、コミュニケーションを取るのが好きだというところですね。
当社は、先ほどもちょっとお伝えした通り、人と一緒に動くことが多くなっていますし、店舗の店長さんだったり、そういった方と面談などをする期間も大変多くなっています。
関わる人が多いからこそ、人と話すことが好きだったり、コミュニケーションを取るのが好きだという方も大変向いているのではないかと思います。
結構お喋りな社員が多くて、日々私も部署で業務以外のこともお話しながら仕事を行っています。
3つ目が、いろいろな物事に興味を持てるというところが大事かなと思っています。
ららぽーと行かれたことある方は少しわかるかなと思うんですが、すごくたくさんの店舗の方にご出展いただいています。
自分の興味のある分野にだけ関わっていくことができるわけではなくて、さまざまな店舗さんや、他にもイベントに関わることができますので、いろいろな物事に興味を持てるというのはすごく大事かなと思うので、今、例えばゼミの活動やアルバイトなどでそういった部分、人と一緒にコミュニケーションを取りながら、いろんな物事に興味を持ってるなという方は、ぜひまずはセミナーからご参加いただけたら嬉しく思います。
ご質問いただきありがとうございます。
他にはございますでしょうか。
皆さん打つのも大変だと思いますので、少しずつお答えできればと思います。
他にもやりがいという部分もご質問いただいています。
ありがとうございます。
当社は、やりがいの部分だとマルチタスクが大変求められるような業務内容となっています。
先ほどご説明していたように、オペレーションセンターの業務であると、店舗運営と販売促進を一緒に行っていたり、さまざまな業務に関われるからこそ、マルチタスクというのが求められるような業務内容となっています。
その部分が、最初は大変に感じる方ももちろんいらっしゃいますが、慣れてくるとそういったさまざまなことに関われるというのが、すごくやりがいに感じられる方が多いと思います。
また成果も見えやすい部分もたくさんありまして、例えば販売促進でイベントに関わる自分が作ったイベントの当日にお客さんが笑顔になっている瞬間を見ることができたり、地域の方のお声を実際に聞くことができる機会もたくさんありますので、そういった部分で自分が裏方で進んで行ったことが最終的にどのように実を結んでいるのかというのを体感しやすい業務かなと思いますので、そういったところはやりがいに感じやすいんじゃないかなと思います。
ご質問いただきありがとうございます。
もう少しお時間がございます。
皆さんご記入いただいているところかなと思いますので、改めてセミナーのご案内をできればと思います。まずこちらが今回のセミナーが初めてお伝えしたものになりますので、まずはマイページをご登録いただきまして、もしご都合の合う方、そして当社のことをもっと知りたいと思っていただいた方、ぜひ11月3日(月)お待ちしています。
そろそろお時間が近づいてまいりました。
本日、短い時間ではございましたが、当社の業務や特徴を少しでもご理解いただけたら嬉しく思います。
そして、興味のある方、ぜひこちらのセミナー等でまたお会いできることを楽しみにしています。
それでは、本日のこちらの講演は以上となります。
皆さんご視聴いただき、ありがとうございました。
- 森永製菓
- 食品
- 2025年10月4日配信
【岩崎友哉】
皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、森永製菓の企業説明にご参加いただきありがとうございます。
私は森永製菓人事部の岩崎と申します。よろしくお願いいたします。
本日は約30分と短い時間の間ですが、30分後に皆さんが少しでも森永製菓について知っていただけているとよいかなということで、いろいろと説明をさせていただきます。
まず、冒頭、画面左下にオレンジ色の参加ボタンあるかと思いますが、まだ押せてない方は、忘れないうちにボタンを押すというところ、よろしくお願いします。
あと、お話し中でも大丈夫ですので、何か質問したいことがあればチャット、質問と、2つ箱があると思いますが、質問のほうに質問をどしどしいただけると、最後5分ほどお時間取れると思うので、そこでいただいた質問には答えさせていただきます。よろしくお願いします。
では、早速内容に入っていきます。
まず、先ほども名乗りましたが、改めまして人事部の岩崎です。
私の情報はいろいろと上に書いていますが、私、入社は研究開発系の総合職で入社をしまして、いわゆる研究員を10年ほどやっていました。
左上の写真も研究所時代の写真ですが、そういったキャリアで、今は2023年から人事部に行きますということで、ちょっと変わったパターンではあるんですけれど、こういうキャリアもあるんだなというふうにご認識ください。
本日は、この大きく4つに分けて説明をしていきたいと思います。
会社概要、それから企業理念ですね。そのあと、もうちょっと具体的に森永製菓の仕事についてご紹介して、環境・制度についても少し触れて終わりという、そんな流れでご説明したいと思います。
まず、森永製菓の会社概要についてお伝えしたいと思います。
まず、学生の皆さんからよくある声としては、「森永製菓ってお菓子の会社ですよね?」っていう、名前のとおり、「お菓子の会社ですよね」っていうイメージを持たれる方が非常に多いんですが、どんな会社かというと、まずコーポレートメッセージとして、「おいしく 楽しく すこやかに」というワードを掲げておりまして、創業は1899年ということで、ただいま創業125周年を迎える、案外歴史の長い会社ということになります。
事業としては、先ほどイメージどおりお菓子の事業はもちろんのこと、食品、健康、それから冷菓とか、いろいろなカテゴリーに渡っていますが、多様なカテゴリーの商品を取り扱うというふうにご認識ください。
右下については売上高のグラフですが、ご覧いただいてわかるとおり、おかげさまで売上高連続伸長中ということで、縁があって皆さんご入社いただいた際には、安心して働いていただける環境が整っているかなと思っています。
事業内容についてもうちょっと詳しくお伝えすると、一番イメージがつきやすい菓子ですね。これは写真に載っているとおりですが、ほかにも食品として、たとえばミルクココアですとか、ホットケーキですとか、甘酒ですとか、こういった食品カテゴリーの商品というのもあります。
健康というイメージはちょっと直結しないかもしれないですけれど、たとえば「in」ブランドですね。
「inゼリー」「inバー」といったブランドも取り扱っていますし、通販限定にはなるんですけれど、「おいしいコラーゲンドリンク」といったコラーゲン飲料も取り扱ったりしています。
あとは画面右下、冷菓については、いわゆるアイスクリームですね。
「チョコモナカジャンボ」なんかは皆さんも結構馴染みがあるんじゃないかなと想像しているんですけれど、その「チョコモナカジャンボ」のブランドをはじめ、いろいろアイスも取り扱っていますということで、食品全般幅広くやっていますよというご認識をいただければと思います。
あとは、よくいただく質問としては「森永製菓って、どんな“強み”のある会社ですか?」っていうふうに聞かれることが多いので、こちらでイメージをお伝えしたいと思います。
先ほどお伝えしたとおり、さまざまなカテゴリーの商材があるっていうことをひとつあるかなと思っていまして、いろいろ持っていると「何がいいんですか?」っていうお話があるかと思うんですけれど、たとえば暑い夏、チョコレートやビスケットやココアは、暑すぎてちょっと売り上げがダウンするっていう反面、暑いということは、アイスクリームが売れるということで、たとえば「アイスボックス」ですとか、「inゼリー」とか、こういった売り上げがアップするということで、お互いに補い合うことで、安定的な事業運営が可能になったりします。
あとは、いろいろ持っているだけではなくて、いろいろ持っている中に、カテゴリーのナンバーワン商品が多数あります、というのもお伝えしておきます。
たとえば、ソフトキャンディのカテゴリーで「ハイチュウ」がナンバーワンだったり、ココアのカテゴリーでは「森永ココア」が、ゼリー飲料のカテゴリーでは「inゼリー」がそれぞれ売り上げナンバーワンっていう強いブランドを持っているので、そういったブランド力を強みとして持っているというふうにお伝えしたいと思います。
ほかにいただく質問としては、「森永製菓って、何を大切にしている会社ですか?」っていうのもよく聞かれます。
こちらについては、ちょっと歴史にも触れながらお伝えしたいと思いますが、森永製菓、先ほどお伝えのとおり、1899年に創業していますということで、創業者はこの右上の写真の森永太一郎なんですけれど、当時、日本にはまだ和菓子しかなかった時代なんですけれど、そんな時代に日本の子どもたちに栄養価があって美味しいお菓子を届けたいという創業者の熱い思いとともに創業をしております。
日本にこれまでなかった西洋菓子を普及させるという事業でスタートしていまして、マシュマロですとか、キャラメルですとか、チョコレートクリームといった、当時目新しかった西洋菓子を日本でゼロから普及させたという、そういうパイオニアスピリットですね。
いわゆる先駆者精神みたいなものが、創業者から今に至るまで社員一同に受け継がれている考え方です。
パイオニアスピリットの一例としていくつか挙げていますが、たとえばですけれど、日本初ということで、チョコレートの一貫製造を日本で初めてしたりとか、業界初となると、8時間労働制とか制服制帽を初めて導入したりとか。
今につながっているお話でいうと、母の日やバレンタインデーなんかは、実は森永製菓が全国展開をやったという、そういうことも私も入社してから知ったんですけれど、そういう今につながるということも含めて、いろいろ初めての挑戦に挑戦をいろいろしてきたという歴史がある会社です。
続いて、「森永製菓の大事にしていること」ということで、企業理念について触れたいと思います。
森永製菓の企業理念は、今ページに表示しているとおり、結構情報量が多いんですけれど、冒頭お伝えしたコーポレートメッセージは一番上にありまして、その下のピラミッドの一番上の濃い部分ですね。
わたしたちの使命(パーパス)と書いてあるところ、非常に重要ですので今読み上げますと、「森永製菓グループは、世代を超えて愛されるすこやかな食を創造し続け、世界の人々の笑顔を未来につなぎます」と、こういうパーパス、使命を掲げて全社員がこの使命を胸に活動をしているという会社です。
その下にも、この私たちの使命、結構上位概念なので、それをもうちょっとブレイクダウンしたことをいろいろ書いているんですけれど、情報量が多いので、もし興味持ってくださった方は、森永製菓のホームページなんかも検索して覗いていただけるとうれしいなと思います。
一方、この私たちが大切にする想いバリューという、ピラミッドの下のほう、5つ項目分かれているんですけれど、それらに共通する思いとして、「利他の精神」ということはひとつ紹介をさせていただきます。
創業者の森永太一郎のお話にしても、日本の子どもたちに栄養価があって美味しいお菓子を届けたいという、こちらも利他の精神からくるものなんですけれど、こういった利他の精神、共感いただいたり、私持っているよって方は、森永製菓と相性のいい方なんじゃないかなと考えています。
ほかにも、いろいろいただく質問の中に「森永製菓って、今後どういったビジョンをお持ちですか?」っていうふうによく聞かれるんですけれど、こちらについてもご説明したいと思います。
2030ビジョンとしまして『森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーに生まれ変わります』というビジョンを掲げて活動をしています。
ウェルネスカンパニーというと、なるほど体にいい商品をこれからもいっぱいつくっていくんですね、inブランドとかもいろいろありますもんね、っていうイメージがまず持たれるかと思います。
もちろん、体にいい商品イコールウェルネスということで、もちろんお間違いではないんですけれど、それに加えて、森永製菓がウェルネスの対象としているものについては「心・体・環境」ですね。その3点の健康というのが、ウェルネスというふうに定義をしています。
「体」については、栄養価が高いとか、体によい商品っていうのでイメージが湧きやすいと思うんですけれど、たとえば心にいい商品、「心の健康ってどうなの?」っていうふうに、ちょっとイメージがしづらいかなと思いますので、一例紹介しておくと、この画面中央ですね、「パリパリ研究に潜入してみた」っていうところですね。
ちょっと手書きふうに描いているので、どんなことを言っているのかちょっとよくわらないっていう方がおられるかもしれないですが、チョコモナカジャンボですね。
「あれ、パリパリの最中が食感として美味しいよね」っていうイメージあるかと思いますが、「このパリパリって、本当に何か脳が喜んでいるんだろうか?」っていうことを科学的に証明するためにセンサーをいろいろ着けた状態で、チョコモナカジャンボをパリッとかじってもらって、そのときの脳波を計測して、本当にこういういい脳波が出ているみたいなことを検証するという、そういうちょっとマニアックなところまで踏み込んで、心の健康についてもいろいろと調べている。
そういった、調べた結果を商品のプロモーションに利用するといった、たとえばこういった活動も心の健康の一例として挙げられるので、ちょっと象徴的な取り組みとして紹介させていただきました。
それ以外にも、単純に「お菓子って食べているとちょっと心が落ち着くよね」とか、「うれしくなるよね」とか、「人とちょっと会話するきっかけになって、コミュニケーションが生まれるよね」といった、そういった部分も心の健康に十分寄与しているかなと思いますので、そういう心の健康も重要だと考えている会社と覚えていただければ幸いです。
2030年に向けて、この画面の下、重点領域というものを4つ定めて定めていまして、「in事業」「通販事業」「米国事業」「冷菓事業」の4事業を、これから成長を牽引していく重点領域として定めていまして、次のスライドで2つほど具体的に紹介していきたいと思います。
ひとつは「in事業」。in事業は先ほどお伝えしたとおり、「inゼリー」とか「inバー」ですね。
こういった商品があるんですけれど、inゼリーをよりもっと広いシーンに拡大していくですとか、inブランド全体を拡張していくということで、inバーをもっと成長させていったり、inゼリー、inバー以外の新ブランドですね。
いろんな形態でinブランドを定着させていくということを、in事業のこれからの展望として考えております。
あと2つ目、米国事業ですね。皆さん、ご存知の方おられるかもしれないですが、実はアメリカで「ハイチュウ」が非常に今売れていまして、どれぐらい売れているかというと、日本国内の売り上げよりもアメリカ国内の売り上げのほうが、実はハイチュウ全体でも大きくなってきているぐらいには広まっています。
このハイチュウをさらに売上拡大していくっていうのを、米国事業の柱と考えていまして今後も注力していきたいと思います。
ただ、それ以外にも、もっと柱になる第2第3の商品をということで、画面左下、「Chargel」っていう、見た目ちょっとinゼリーみたいなものがあるかと思うんですけれど、これも名前はChargelとなっていますが、ものとしてinゼリーのようなものなんですが、こういうinゼリーみたいなゼリー飲料って、アメリカで実は全然普及していない存在が、そもそも認識されてないっていうものなんですね。
ただ、日本でこれだけ一般的に飲んでいただいているということは、アメリカでも十分拡大する余地があるんじゃないかと考えていまして、このChargelをどんどんブランド理解促進とか、販路拡大というのを今後の第2の柱と見込んで、成長を狙っているという米国事業についてはこんなイメージを持っています。これからも米国事業をどんどん伸ばしていこうとしています。
あと、今後の成長に向けては、非常に重要な考えのひとつとして、ダイバーシティ&インクルージョンも積極的に推進をしています。
ダイバーシティポリシーとして、「一人ひとりの個を活かす」というポリシーを策定して、考え方としてはみんなの考え方とか、みんなの特性が揃っていたほうが、短期的にはいろいろ事業、動きやすかったりするんですけれど、長期的に考えていくと、多様な考えの人がいろいろディスカッションを重ねながら、新たなイノベーションを、考えが違うからこそいろんなディスカッションが生まれて、新たなイノベーションが生まれやすいみたいな、そういう考え方ですね。
中長期的にイノベーションを創出し続けるという企業体質を目指して、ダイバーシティ&インクルージョンは非常に重要視している考え方ですので、こちらでお伝えしたいと思います。
社員発案の取り組み例として、たとえばお米でつくったアイスとか、米粉でつくった「ムーンライト」とか、「ミニムーンライト」とか、こういった新しい商品も社員の発案でいろいろと近年も出ているということをお伝えしたいと思います。
具体的に仕事内容について触れていきたいと思います。
実際「どんな仕事が待っているんでしょうか?」というのが、皆さん関心事かと思います。
仕事内容については、森永製菓は食品メーカーですので、大きく分けるとその商品を考えて、商品をつくって、その商品を売って、そこから利益を得ているというそういうビジネスモデルなんですけれど、商品考えるフェーズでは画面左上、マーケティング企画部門からスタートします。
「ここでこういう商品つくりたいです」というアイデアが、今度は研究開発部門にいきまして、まずは手施策、手づくりレベルでつくる、美味しいものをつくれるかどうかをいろいろ試行錯誤をします。
そこで美味しいものができたら、今度は生産部門の出番で、それを全国に流通できるように、「スケールアップ」っていうんですけれど、量産化するという、そういう段階があります。
無事量産化できるようになったら、それを全国で営業の担当者が販売をして、そこで初めてお客様のもとに商品が届いて、利益が生まれて、その利益を使ってまた次の開発を回していくという、このサイクルがぐるぐる回るというイメージをしていただければと思います。
このサイクルの外に機能部門というのもありまして、私が所属している人事部ももちろんですが、経営戦略ですとか、総務、法務、経理、広報、監査、その他、ほかにも書ききれないほどあるんですが、こういった機能部門がしっかりこのサイクルをサポートしていくという、そういう仕事が森永製菓の中には存在していると考えてください。
あと、募集職種のご案内としては、大きくは事務系と技術系の総合職に分かれていまして、こちら昨年の実績、昨年開いたコースの実績なんですけれど、事務系の中ではセールススペシャリストコース、マルチタレントコース、経理コース、ITコースということで、こちらセールスは先ほど出てきた営業の中でキャリアアップしていただくコースですね。マルチタレントは、マルチに活躍をしていただきつつ、最初の配属としては営業になるというふうにお伝えしておきます。
経理コース、ITコースについては、経理とかITの専門知識を生かして、その関連分野で活躍いただくというコースです。
技術系総合職の研究開発については、先ほどのアイデアを形にするコースですね。研究所で働いていただくイメージです。
品質保証コースについては、食の安心・安全を守るということで、たとえばこの商品のパッケージの裏にある表示をつくったりとか、あとは各種分析をしたりとか、そういった品質保証に関わるというふうにご認識ください。
あとは、環境制度についても触れていきたいと思います。
結構「入社後どんな研修制度があるのか?」って気になる学生さんが多いというふうに認識しているんですけれど、森永製菓は研修の考え方として、入社3年間で自ら考えて行動できる自律型社員を目指していただくということを考えております。そういったことを目指して、段階的に成長をサポートする体制を整えています。
たとえばですと、新入社員1年目の研修としては、まず入社直後にビジネスマナー研修というものがあります。
いわゆる名刺交換とか、ビジネスの言葉遣いとか、こういった基本中の基本をまずは学んでいただくというところからサポートが始まります。
あとは、1年目はOJTトレーナー制度ということで、これは専任のトレーナーが一人に、先輩が一人ついてこのトレーナーと一緒に仕事をしながら、日常的にフォローを受けながら、仕事についてだんだんと学んでいくと、仕事に慣れていくという、そういう制度を整えています。
なので、初めから「あとはよろしく」っていう形ではなく、しっかりサポート体制が整っているというふうにお考えください。
かなり手厚いというふうに私自身もこれを受けて思っております。
あと、研修制度を一部抜粋して、いろいろあるんですけれど、一部抜粋してお伝えすると、真ん中の自己啓発研修ということで、200を超える講座を準備していまして、これをeラーニングとか通信教育で希望者ができるという、こういう自己啓発研修があったりとか、一番下、CO-MORI CAMPUSというのは、森永製菓独自の学びのプラットフォームというのを、そういうシステムを社内に持っていまして、社員が自発的にお互いに知識を教え合うというか、勉強会セミナーを自由に開催し合えるというシステムでして。
たとえばですけれど、研究員がチョコレートとかビスケットについて全社向けに講義をしてくれたりとか、あとはトレーニングラボ、これinブランド関連でトレーニングラボというのもあるんですけれど、そちら所属の栄養士の方から栄養の知識のセミナーがあったりとか、こういった学び合いの風土があります。
栄養知識セミナーなんかは、セールスをする方にもすごい好評だというふうに聞いています。
あと、よく気になる部分としては、「福利厚生とか働き方についても知りたいな」という方が多いと思うんですけれど、大前提ですね、森永製菓は健康優良法人2025という法人、認証を取得していまして、その中で上位500法人であるホワイト500に8年連続で選ばれているというふうにお伝えしておきたいと思います。
たとえば休暇ですと、ここに書いてあるとおり、121日前後という十分お休みはありますし、住宅関連だと借り上げ社宅の制度がありまして、その制度が適用される場合は、家賃の約8割を補助できたりとか、あとは出産育児関連ですと、法定以上の休暇とか制度を整えている会社に認定される「プラチナくるみん」という認定企業に選ばれています。
こういったいろんな制度によって、非常に働きやすい環境が整っているかなと思います。
あと、働き方のイメージとしては、コアタイムなしのフルフレックスの制度を導入しています。
あとは、フリーアドレスの事業所がどんどん拡大していまして、私が働いている事業所ももうフリーアドレスになっているんですけれど、こういうフレキシブルに働ける環境というのは整っています。
あとは、平均勤続年数とか時間外、いわゆる残業時間の平均時間とか、年休の取得日数とか、こういったところもご参照いただければと思います。
あと、制度として、地域限定社員というものもあります。
元々総合職というのは全国転勤ありという前提になるんですけれど、こういった地域限定社員っていうのは適用条件がいくつかありまして、たとえば本人の病気や障がい、ご家族の病気介護、それからお子さんの育児によって転勤が困難な方については、地域限定社員という選択をとっていただくこともできます。その方は原則として転居を伴う転勤がないので、その定められたエリア内で専門性を生かして業務を遂行していただくという、そういう社員区分もありますので、こういったのも含めてフレキシブルに働いていただける環境かなというふうに思っています。
あとは、本社ビルの紹介ということで、これは東京のJR田町駅から徒歩7分のところにあるんですけれど、スロープ、エレベーター、車椅子用トイレ、自動ドア、それから健康管理室などなどを完備しています。建物的にも整っているかなというふうに考えています。
制度の説明としては以上なんですけれど、最後オープンカンパニー開催のご案内だけお伝えしたいと思います。
これが私の説明の最後のスライドですが、研究開発職、それから営業職の体験できるワンデー仕事体験を、オンラインで今度実施する予定です。
日時でいうと、12月5日金曜日の13時30分から、所要時間3時間程度を見込んでおります。
ただいま絶賛エントリー受付中でして、エントリー締め切りは2025年11月26日の正午12時、お昼の12時となります。
応募者多数の場合は抽選とさせていただきますので、ご了承いただきたいと思います。研究開発とか、営業職をオンラインの環境で体験していただくというワークを予定しています。
対象としては障害者手帳をお持ちの方、それから手帳を取得予定の方で、全学部・全学科が対象となりますので、もし今日のお話を聞いて興味が湧いた方は積極的にご応募いただければと思います。
応募の流れとしては、まずマイナビサイトよりエントリーいただいて、森永製菓マイページに登録いただいて、イベント申し込みからエントリーということで、エントリーシートの提出までしていただいて応募完了となりますので、申し込みボタンのみではエントリーとなりませんので、この点ご注意いただければと思います。
というわけで私からの説明は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
それでは、冒頭お伝えしたとおり、質問欄に何でも質問をいただければと思います。
私のほうで時間に限りはありますが、可能な限り質問にお答えしたいと思います。
まず、いただいた質問をいくつかピックアップをしてお答えしたいと思います。
はい、ありがとうございます。
「地元が岡山なのですが、岡山にも会社がありますか?」という質問をいただいています。
本社としては東京にあるんですけれど、森永製菓は全国で商品を販売しているメーカーですので、営業の支店が全国にあります。
支店としては、北は北海道、下は九州沖縄まで支店があって、岡山については中四国支店というところのいくつか事業所がある中で、近い事業所が一番近いかなと思うんですけれど、そういったように全国に支店がありますので、営業に配属されてそこの支店で働いていただくと、比較的近いかなというふうになります。
あと、追加でいただいているもので、「森永製菓に入ってよかった点と苦労したことを教えていただきたいです」ということで、ありがとうございます。
入ってよかった点としては、やっぱり私、今人事部にいまして、その前は研究開発をしていました。
やっぱり自分の会社がつくった商品がいろんなところで、生活していて目に触れるっていうのは、すごい自分のやりがいにつながるなというふうに考えています。
もちろん、直接商品をつくっていた研究員の時代もそうですし、人事部になってからも、やっぱりその自分の会社の商品には愛着がありますし、そういったものを生活の端々で触れて、そこで「あ、ここにも並んでいるんだ」っていうふうに、発見したときにはすごいやりがいを感じるっていうのがあるかなと思います。
やっぱり物として商品があると、やりがいを感じやすいっていうのはすごいあるかなと思います。
苦労した点としては、私もこれは研究員時代のお話ですが、やっぱり自分の仕事、忙しかったりして仕事の準備が十分にできなくて他部署に迷惑をかけてしまったときなんかは、やっぱり厳しい言葉もいただきますが、そこは森永製菓、結構これ採用ホームページにも載っているんですけれど、人がいい会社っていうふうに、社内の人みんなが口を揃えて言うんですが、やっぱりもちろん厳しいお言葉をいただくこともあるんですけれど、その厳しさの中にも優しさがあるというか、「あなたのためを思ってこういうことをしてきているんだよ」みたいな、そういう指摘の仕方をしてくれる方が多いかなと思いますので、特に若手の間とか、自分の準備不足で周りに迷惑かけることももちろん多かったんですけれど、そういうことがあって「つらいな」っていうときも周りがしっかりフォローしてくれたのはいい思い出というか、人のよさを感じるシーンだったかなと思います。
追加で、ちょっと先ほどの回答とかぶりますが、「社内の雰囲気、どんな感じですか?」って質問も追加でいただいていますが、まさしく結構人がいいっていう一言に私は集約されるかなと思っていまして、そのもちろん「なあなあ」というか、全然人に注意しないとか、そういうちょっとぬるい雰囲気みたいな、そういうイメージではなくて、言うべきことはもちろん言う一方で、相手を思いやる優しさがあるみたいなところは端々から感じます。
先ほど私がお伝えした「利他の精神」ですね。創業者から受け継がれる利他の精神なんかも、そういった「あなたのためを思ってちょっとこういう厳しいことも言うけれど、ちょっと頑張ってね」みたいな、そういう姿勢につながっているのかなと私は感じています。
はい、ありがとうございます。
あとまだ追加でいただける、1個ぐらいは質問いただけますが、追加でいただいていますね。技術職について、「技術職は大学の専攻分野など採用条件等ありますでしょうか?」といただいています。
今回ご紹介した研究開発、それから品質保証の技術系の総合職については、特に学部学科、ここは理系の方っていう制限は前提としてあるんですけれど、その一方で理系の学部学科であれば、その中での制限はありませんので、「何学部じゃないと駄目です」みたいなことはありませんので、理系の学部の方は積極的に検討いただけると幸いです。
ちなみに、技術系じゃなくて事務系総合職の4コースについては、こちらは全体的に学部学科の制限はないコースとなりますので、もちろん文系の人も理系の人も事務系総合職にご応募いただけるというふうにご認識ください。
最後の質問、ギリギリいただきましたが、入社後に勉強しておいてよかったなっていうことですね。
これ、具体的には特にないということになります。強いて言うなら食品に興味がある、食品への興味を磨いていただくというのが一番大事かなと思いますので、そういうふうにご認識いただければと思います。
では、ちょっと長くなってしまいましたが、私の持ち時間は以上となりますので、本日の内容を以上としたいと思います。本日はご参加ありがとうございました。
就活準備講座
- 障がいのある学生のための就活準備講座!自己分析のやり方をおさえる60分
- 2025年9月26日配信
渡名喜:
学生の皆さんこんにちは。マイナビTV編集部チャンネルにご参加いただきありがとうございます。
司会の渡名喜(となき)です。よろしくお願いいたします。
さあ、本日は「障がいのある学生のための就活準備講座!自己分析のやり方をおさえる60分」と題してお届けしていきます。
講師の方2人、そして企業の方もスペシャルゲストにお迎えして、いろいろお話を具体的に伺っていきます。
ぜひ皆さん、チャットスペースや質問スペースを使って積極的にご参加ください。
ではまず機能のご紹介です。
オレンジ色のバナーが出ていますでしょうか。
出席票の提出を忘れずにお願いいたします。
そしてチャットでコミュニケーションをとっていきたいなと思います。早速「よろしくお願いします」という書き込みありがとうございます。
皆さんもよろしければ、こんにちは。ですとか、よろしくお願いします。というご挨拶書き込んでみてください。
そして、質問もできます。個別に聞きたい質問は質問欄にお寄せください。
最後に、質問コーナーも予定しております。何か気になることありましたらご質問欄にお寄せください。
それでは本日の出演者をご紹介しましょう。1人ずつ自己紹介をしていただきます。
まずは守屋さんお願いします。
守屋:
学生の皆さんこんにちは。マイナビパートナーズから参りました守屋と申します。
私はマイナビに新入社員として入りまして、それからずっと法人の営業を担当してきています。
今は障がい者手帳をお持ちの方の新卒紹介エージェントサービスですね。そういったエージェントサービスの部署の責任者をしています。ですので、今日は企業視点で、皆さんにお役に立てるような情報をお届けしようと思って参りました。よろしくお願いいたします。
渡名喜:
はい、よろしくお願いいたします。では続いて講師の岡部さんです。自己紹介をお願いします。
岡部:
皆さんこんにちは岡部と申します。ご視聴ありがとうございます。
私は生まれつき筋力が弱い病気で今も歩行に障がいがあります。
13年前に国家資格のキャリアコンサルタントを取得しまして、マイナビチャレンジドで数年間講師として登壇させていただいております。
今日は、キャリアコンサルタントとして、そして当事者の視点として、就活準備について前向きに解説したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
渡名喜:
はい、よろしくお願いいたします。
そして特別ゲストとして企業の方をお呼びしました。
キリンホールディングスから杉崎さん、お願いします。
杉崎:
はい、皆さんこんにちは。
キリンホールディングスの杉崎と申します。
2019年に入社をしてから7年目になります。営業をやったりとかマーケティングをやったりとかいろいろやってきたんですけれども、今は障がい者採用といったところで採用の窓口をしてます。
実際に企業の採用として、そんな視点から今日もお話できたらなと思いますのでよろしくお願いいたします。
渡名喜:
はい、よろしくお願いいたします。ということで今日は いろいろな視点からお話を聞くことができます。
ぜひ皆さんチャットそして質問をお寄せいただきたいと思いますが、皆さん緊張するという方もいらっしゃると思いますのでチャットチャンスとしまして、皆さん今就職活動に関して気になることを不安に思っていることを簡単に書いてもらいたいなと思います。
この時期って守屋さんはどういうことに皆さんは悩んでたりしますかね。
守屋:
はいちょうど夏のインターンシップやオープンカンパニー何かが終わってるタイミングでまた学校が始まるタイミングですので一通り経験した後に、やっぱりでもこれってどうすればいいのかな、エントリーシート自己分析いろんなことを悩んでいるかなと思いますね。
渡名喜:
岡部さん、そもそものところがちょっとまだわかってないとか第一歩踏み出せてないっていう方ももしかしたらいますかね。
岡部:
でもまだまだチャンスはいっぱいあるので、今日このコンテンツを聞いていただいて、また改めてご理解を深めていただければなと思っております。
渡名喜:
はい、皆さん悩みながら簡単に書くのは、難しいですかね。不安なこと何でもいいですよ。アウトプットも大事ですからね。書いていただきたいのですが、チャットどうですか、皆さん不安なこと、悩み、この時点で何かありますか気になることでも大丈夫です。
守屋:
この時期ですと、もしかするとわからないことや不安なことがわからないかもしれないですね。
渡名喜:
なるほど。言語化できない方もいらっしゃると思いますので、今日はその皆さんの悩みをいろいろと解説していきたいと思います。
お話を聞いてる途中で何か気になることや感想がありましたらチャットに、そしてご質問がありましたら質問欄にお寄せください。質問はどなた宛というのがありましたら、明記していただければと思います。
では早速始めていきたいと思います。
アジェンダはご覧のようになっておりますが、まずはこちら。障がいのある学生の就職活動についてというところでそもそものところからお話伺っていきます。
では岡部さんお願いします。
岡部:
では、ここから私が就職活動全般について説明していきたいと思います。
まずスケジュールですね。特に障がいがあるとかないとか、一般採用全く関係なくですね、スケジュールはこんな感じになっております。障がいのある方が早いとか遅いとかそういったことは特に聞いたことはないです。
ポイントは二つございます。
まず3月1日ですね。企業の採用情報が公開解禁となります。3月1日になるとどこどこの会社の職種、営業職募集とかはこんな感じです。採用情報がオープンになりますこの3月1日を目掛けてですね。
こちら①番と④番になるんですが、インターンシップ&キャリアというところで自己理解・仕事理解を進めていただく一助になってなればいいなと思っております。
インターンシップとオープンカンパニー&仕事体験は微妙に違うんですね。何が違うかと申しますと、インターンシップというのは、5日間以上のお仕事体験を企業さんでやらせてもらうというのが、インターンシップの定義になっています。それ以下ですと仕事体験とかオープンカンパニーって言ったものになります。5日間になりますのでどうしても夏休み冬休み春休みといった長期休みがメインになっていきます。
今日こちらの収録日がですね9月26日ですので夏インターンが終わって次は大体、だいぶ間が空いて冬休み冬インターンが始まってくるという感じですかね。時間がありそうだなって思われがちなんですが、意外とないです。なので10月の大体中旬ぐらいからエントリーが始まってきますので、インターンシップ&キャリアの特徴なんですけれども結構エントリー期間が短かったりするんですよ。受けたい企業さんは結構頻繁にチェックを欠かさないようにしていただけると嬉しいです。
先輩方がどれぐらい応募してるのか気になるところだと思うんですが、大体8割ぐらいの方が応募参加をされているという感じになります。Mustではないんですけれども、仕事理解を深めていただく、自己理解を深めてもらうという意味では、おすすめです。障がいのある方も8割程度という形になっております。ちょっと多いぐらいかな。
障がいのある方の特徴といたしましては、結構1週間程度という長い期間ですね、インターンシップにご参加の方が多いというのが特徴になっていきます。
実は私の数十年前の就活の話で大変恐縮なんですけれども私も1週間の5日間ですね、ちょうど5日間のインターンシップに参加しました。東京の私は多摩地区が実家なんですが多摩地区から都心に通い、2回乗り換えをしたんですね。なので乗り換えを2回できるかどうかで大学と方向が違うので、満員電車に乗れるかどうか月曜日・火曜日と始まって緊張するんです。月曜日火曜日緊張しているけど、水曜日木曜日金曜日となっているときになってきて、慣れてくるのか、疲れが出てくるのかその辺りもやっぱり1週間同じところに通ってみる。ていうのは、こうやってみてわかることがあるなっていうふうに感じました。
5日間通うとですね、いろんなお仕事体験させていただけるので補助的な業務もやらせてもらえば結構企画物みたいなものもやらせてもらったりとか。なんかそういうのもね、おすすめかなと思います。
1週間参加するので、どうしても物理的に参加できる企業数は少なくなります。このあたりはさじ加減でございまして、もう広く浅く見たいっていうことであれば、2~3日、1日っていうオープンカンパニーとかそういったものに参加いただいてやっぱこの企業は絶対深めたいということであれば、1社2社集中みたいな、なんかそんなふうにいろいろとご自身でコントロールしながら受けてもらえたらいいなと考えております。
今一度、障がい者コースと一般コースの違いについて説明させてください。障がい者コースは文字通り採用試験を受ける時点で障がいがあるということを伝えて、その特性や症状に応じて配慮を受けながら働くことができるコースです。
なのでも配慮を受ける、配慮するということが前提になるというものになります。手帳の提出が基本必須になります。ただ企業さんによっては、手帳申請中です、申請中のフェーズでも受け入れますという、企業さんもあるとお聞きしていますので、そのあたりはご自身でご確認いただければといいいと思います。ただやっぱり入社の時点では手帳はMustになると考えてください。
一般コースは病気や障がいのない方たちと同じ条件で採用試験を受けるコースになります。
一般コースのみの企業さんも本当に多くいます。一般コースで募集してるけれども、障がいのある方がウェルカムな土壌がある会社もあれば、障がいのある方が応募してくるということを全く想定していないケースもあります。その辺りはもう受けてみないと調べてみないとわかりかねるところもございますのでどうしても応募したい、それでも一般コースにチャレンジしたいっていうことであればぜひね、チャレンジしてもらえたらなと思います。
一般コースでも合理的な配慮を受けることが可能なケースがとても多いので、それは企業さんに相談していただければと思います。
よくご質問いただくのは1本コースのときに、どのタイミングで障がいを開示すればいいですかっていうご相談をよく受けます。おすすめしたいのは2点ございましてエントリーの時点で備考欄とか、そういったところに各スペースがあればそういうところに書いてもらう。あとはあの面接ですね。私みたいに見た目にわかる障がいであれば聞いてくださるケースもありますけれども、聞いてもらえないケースは一番最後にちょっとよろしいでしょうかって言って割と早い段階の面接でお伝えするのがいいかなと思います。特に集団面接よりも個人面接の方が言いやすい雰囲気もあると思いますので、そのあたりでこう言ってもらえたらいいのかななんて個人的には思っております。
ここが結構ポイントでしてどっちでいくのかってよく相談乗るんで相談を受けるんですけれども両方で活動をすることをおすすめします。結果として一般コースだった障がい者コースだったってもうこれ結果論でして、情報は多く持っておいた方がいいです。チャレンジドだけ障がい者コースだけになってしまうと、どうしてもやっぱりまだまだね、企業さんの数がそこまで多くないのはやっぱり実情なんですね。なので両方見ていただいて本当にね、一般コースと障がい者コースも企業さんによって、こうも違うのかって目からウロコ状態だと思うんですよ。なのでそのあたりも確認していただくためにもその両方で活動いただければなと思います。
10月4日5日にマイナビチャレンジドというのでWEBのセッションがございまして、企業さんが多数出展してくださって、オンラインで企業説明会というものを行います。特に4日に関しては、ライブ配信ですので、今みたいな感じでニックネームで企業さんに質問することができますので、ぜひその辺りぶつけていただいてですね、こんなに企業さんによって違うんだなっていうこともおわかりいただけると思いますし、その中からご自身の合うところを見つけてもらえたらなと考えております。
続きまして自己分析について私の方から引き続きお話させていただければと思います。
突然ですが皆様に質問です。
レギュラーだったAくんと補欠だったBくん、あなたなら、どちらと一緒にお仕事をしたいですか。
チャットに書いていただきませんかね。
AくんBくんどっちでももしかければ理由も書いていただければなと思います。
渡名喜:
レギュラーだったAくんと一緒に仕事をしたいか、補欠だったBくんと仕事をしたいか、皆さんぜひチャットの方も参加していただきたいなと思います。
どっちが多いかな。守屋さんどうですか?
守屋:
なんだかレギュラーだったAくんの方がなんかうまそうな気がしますよね。
渡名喜:
杉崎さんどうですか?
杉崎:
レギュラーがちょっとキラッとして見えているところがあるから。
渡名喜:
意外と何かこういうキラキラしてる人よりも陰で頑張るタイプ好きなので。
早速書き込みありがとうございます。
岡部:
キラキラのAくんも、補欠のBくんも、企業さんにとってはどっちもいるのかなって思ったりもするんですけどどうですか。会社によっても違うと思うんですが。
守屋:
レギュラーばかりの仕事なわけじゃないよね。
岡部:
リーダーばかりじゃないですよね。
渡名喜:
それじゃ成り立たないですよね。
岡部:
ちょうど企業を支えることのできる人材だから。ありがとうございます。
岡部:
はい、補足情報にいきます。Aくん、レギュラーで3番打者でした。
通算打率4割7分、ホームラン17本。一方、補欠のBくん、補欠でも努力は続けました。率先して雑用をこなしました。弱点を分析して共有しました。この情報、三つずつありますが、これが加わるとどうでしょう。
渡名喜:
印象だいぶ変わりないですね。
岡部:
杉崎さんどうですか。
杉崎:
さっきよりすごい急に迷うなと思いますよね。どっちもすごい魅力的だなと思うんですよね。
岡部:
ありがとうございます。チームで仕事をするのが得意だと感じたのはBくん。守屋さん。
守屋:
まさに塩田さんが今チャットで書いてくれたみたいに率先して雑用っていろいろあると思うんですよね。でもそれって自分でこの仕事をやった方がいいって思った方がチームのために動いてくれる人ですよね。何かそういう人と働いたらなんか楽しそうですよね。仕事もはかどりそうですよね。なんでBくんが魅力的に何か映っているのでしょうか。
岡部:
率先して雑用を行うってことは観察してるって観察力も見えてきますしそうですね。主体性とかも見えてきますしね。努力を続けるってことは改善力。弱点分析してとかっていう分析力もあるし、いろんな強みがね隠れてそうですよね。
渡名喜:
理由をあげたら駄目ずにBくん大好きになりました。Aくんっていう方もね、ありがとうございます。
岡部:
Bくんの方が多くなってきたかななんていう感じがしますね。これもちろん正解はないんですけれども一般的なことをお話しますと、これプロ野球選手だったら間違いなくAくんですけれども、これ野球選手を目指すのではなくて、一般の仕事を受けるっていうてですとリーダーで3番打者だとしても机の上でホームラン打つわけがないんですよ。確かになので方大事なことはホームラン17本、打率4割7部人数するためにどんな努力をしたのか。Aくんもチームの一員ですから、チームでどんな役割をしたのか。それ先ほどキラキラという話をしましたけどもキラキラでみんなを盛り上げてたのか。実はそうじゃなくて、雑用もAくん雑用をしたのかもわかんないし、聞いてみないとわかんないですね。なので、Aくんにこれね、データしか載ってないですね。Aくんの気持ちとか価値観とか、努力の過程とか、工夫したこととか、こういうのはね、載ってないですよね。なので、キラキラもいいし地味もいいんです。だけども、らしさが欲しい。Bくんだったらこれもどんな努力をしたのかどんな雑用をしたのか、どんな弱点があったのかどんなふうに共有したのかっていうことも欲しいですよね。
なのでキャリアコンサルタント的にはですねツッコミどころ満載なんですけれども。自分ツッコミしてもらいながらもし自分ツッコミてしんどいよってなったらですね大学のキャリアセンターとか私のような専門性のある人間に頼ってもらえれば一緒にエピソードを引き出しながら分析していくこともできるので何かぜひそういうことも活用してもらえたらなと考えております。
つまり成果が全部じゃないんですよね。その過程とかそういったものも役割とか気持ちとかそういったものをぜひ大事にしてほしいな、そしてエピソードと一緒に伝えてほしいなと考えております。
就活の基本のきというところでお伝えします。
まずご自分の自己分析ってよく言いますけれどもご自分の特徴を整理する三つの軸というのがございます。
興味、能力・特徴、価値観、この三つです。順番にお伝えしますね。
興味です。例えばですけれども、自動車に興味があるとか、食品に興味があるとか、この後飲み物とかも出てきますけれども、そういったものに興味があるとか何を扱いたいのはね、マイナビのようなマイナビパートナーズのようなサービスとかねそういったものを使って人を大切にしたりとかねいろいろありますよね。どんなことを扱いたいのか、どんなサービスを使いたいのかっていう視点がまず一つ。
それから、
自動車をデザインしたいのか。
開発したいのか。
運転したいのか。
作りたいのか。
売り買いのか。
宣伝したいのか。
どう扱うことに興味があるのかっていうことをこの物サービスっていうのをどう扱うのかってこの2点ですね。ここに興味があるのか。
能力ですね。 これは誰にも負けないすごい能力じゃなくていいです。少しでもみんなよりちょっと上ってもいいし、あとはこれやってて、自分楽にできるなとか、例えば、私はもくもく作業するのって本当、駄目なんですよ。もう本当に3分ももたないんですね。でももつ人って延々もつ方いらっしゃるじゃないですか。尊敬しかないんですよ。そういう人って、当たり前にそれできちゃってますみたいな感じなんですけど、その当たり前にできていることを見つけていただきたいんですね。
そして価値観ですね。これ結構学生の皆さんには難しいとこだと思うんですけれども、ご自分で例えば、ワークライフバランスや趣味も楽しみたいとか、あるいは仕事をバリバリ頑張りたいみたいな。
どっちも本当に良い素敵な価値観だと思うんですけれどもご自身どっちですか。あとは人の役に立ちたいと。逆に、人の役に立たない仕事はないんですよ。てことは、あなたは何をしているときに、人の役に立ったなって思いました。それでも人によって違いますよね。そのあたりもね、価値観になってくると思います。
そして、企業さんにも価値観があります。このあとキリンさんにお話伺いますけれども、先ほどリハーサルをしたらキリンさんには素敵な価値観があったんですよ。そこら辺に共感できるかとか。
あとは私がよく言うのは、仕事内容ですね。
1日1週間1ヶ月の仕事内容を把握してください。この自分の特徴と企業の特徴が、なるべく多くマッチするところが、優先順位とかのところですね。そのあたりがマッチするっていうのがとても大切になってまいります。
「興味、能力・特徴、価値観」その辺りを考えていただければなというふうに考えております。ポイントはこれらの体験を自分のエピソードとして合わせて組み合わせて課されるようにしてもらえたらなと思っております。
例えば自分のご経験、それからそこからくる長所とか短所でやりたいことそしてやりたいことが裏っかわにやりたくないこともあるはずです。よくやりたいことが見つかりませんっておっしゃる方いらっしゃるんですけども、そしたらやりたくないことをまず探してみてください。A評価B評価C評価でこう並べたときにそこまでやりたいわけじゃないんだけども、でもやりたくない×まではいかないかな。そしたらやってみようかみたいなふうになってそして、インターンシップ&キャリアに参加していただくと、面白いかもみたいな、そんな感じで、新しい発見があると思います。ご自分の経験を振り返り、そして他の皆さんから褒められたはことないでしょうか。ありがとうって言われたことでも結構です。
あとはですね、適性検査、そういったものもございます。
マイナビではですね、MATCH plusという無料の適性診断もご用意がございますので、そういったものも、あくまで参考にしていただければと思います。
大切なことですね。
自分を知る、自己理解ってよく言います。
先ほどのAくんBくんにもございましたがご自分のすごさではなくて、らしさを伝えてください。
そしてそれを誰でもわかるように、言語化してもらう。
初対面ですのであなたのことは一切知らないっていう前提になりますので、初対面でも伝わる言語化についてぜひコツをつかんでもらえたらと思います。そしてこのコツについてはこの後守屋さんにバトンタッチして、企業目線での言語化のコツをお伝えいただければと思います。
私のパートは以上です。ありがとうございました。
渡名喜:
はい、岡部さんありがとうございました。具体的な例も出て皆さん参考になったのではないでしょうか。何かご質問があるという方は質問欄にお寄せください。
では続いては、「自己分析、障がい特性の整理と伝え方」ということで守屋さんご説明お願いします。
守屋:
はい、皆さんこのパートからはマイナビパートナーズの守屋、そしてキリンホールディングスの杉崎さんとともにお送りしてまいりたいと思います。
このパートでお伝えしたいのは、障がいのある学生に特化した自己分析の方法です。ちょっとマニアックであまり他では聞けない内容が多いと思いますのでぜひメモを取りながら聞いてもらいたいなと。質問箱に質問を入れていただければ後ほどご回答します。なのでぜひ、たくさんのご質問をお待ちしてます。
せっかくの機会ですので積極的にチャットもだいぶ温まってきましたよね。皆さん、皆様からのご質問をお待ちしてます。
障がい特性の整理と伝え方、大きく2個ですね。
・企業が確認したいこと
今日はこれを本音ベースでお伝えしていきます。
・自己分析の言語化のコツ
こちらもお伝えして参りたいと思います。
まず、企業が確認したいこと、これは本音ベースでお伝えしていくわけなんですけれどもつまり、企業が皆さんとお会いしたいときに知りたいのはその方と皆さんと働くと「何が起きるのか」ということです。
具体的には三つあると言われています。
一つ目、働く上で、その方と一緒に働いたときに起きそうな困りごとは何か。二つ目に、それに対してご自身で皆さんが自己対処できることは何か、そして最後に、職場で配慮してほしいことですね。
何があるのかっていうことを具体的に知りたいと思っていらっしゃるのが企業の本音になります。
よく学生さんの相談を受けると障がいのことってどこまで言っていいんですか。いうと不利なんじゃないですか。などたくさんのお声をいただくんですけれども、大きな誤解がありまして、実はこのあたりは丁寧に、そして具体的に伝えてもらう方がいろんな背景のある方々を採用したいという企業にとってはですね非常に助かるんですね。
というふうにいつもはこんなことを講演とかでお伝えしてるんですけど、今日はせっかくなのでキリンホールディングスの杉崎さんに来ていただいてるので、実際私はこんなふうに普段学生の皆さんにお伝えをしているんですけど、キリンホールディングスは実際いかがですかということを聞いてみたいと思います。お願いします。
杉崎:
ありがとうございます。キリンホールディングスとしても同じ考えを持っております。配慮事項については面接の中でも内定した後もあの丁寧に面談でぜひ教えて欲しいなというふうに思いますし、お伝えいただいた上で、私達としてどうしてもどんなことができるかということをぜひ一緒に考えたいなと思ってますのでぜひ教えてくださいというふうに思います。
守屋:
杉崎さんありがとうございます。というわけでキリンホールディングスさんでもやはりこの辺りは大事そう、確認されたいということなので、この後どうやって言語化していけばいいのかその辺りをお伝えして参りたいと思いますが、その前になぜこのような話を企業としては確認したいかというところを説明してみます。
それは皆さん1人1人がどんな障がい特性を持っていてどんなことに困るのか、これは人によって異なるからですね。診断名、障がい名だけではその人が働きやすい環境って何なのかってわからないわけなんですねというのも非常に障がい名もいろんな障がいがありますけれども、あまりに広すぎて多様でグラデーションがあります。
なので一言この方はうつ病です聴覚障がいです。発達障がいですいろんな障がい名ありますけどそれだけではまるでその人のことはわからないです。人事の方々も人事をやって30年のベテランです。こんな方ばかりじゃないんですね。むしろとても稀有で少ないです。
どちらかというと人事を初めてやりますという方々もいらっしゃいます。そんなときに障がい診断名だけでは当然わかりませんし、もしかしたら偏見が生まれてしまうかもしれませんね。
ですので、皆さんの方で正しくご自身のことを伝えるということがとてつもなく大事になってくるわけです。
自己分析をすすめるメリットですね。こちらも言葉にしてみました。
一つ目、自分に合った配慮事項を言語化することで働きやすい環境、これをもしかしたら獲得できるチャンスが広がるかもしれません。
二つ目、障がい者募集において実はこの自己理解、障がい理解が進んでいることそのものが評価ポイントだと僕は思います。というのも、皆さん働いたことないですよね。それが新卒採用の良さでもありますし事実です。
中途採用と違って、皆さんは働いたことがないので、どういうときに困るのかなかなか言語化するのは、難しいこともあると思います。だからこそ、少しでも学校生活ではこうなんです。こういうときはこうでしたということで、ご自身の自己理解が進んでいること自体が企業にとってはとてつもない安心感に繋がると思っています。ちょっと無茶ぶりかもしれないんですけど杉崎さんにぜひですね、あの自己分析を進める何かアドバイスみたいなものがあればぜひせっかくの機会ですので聞いてみたいと思います。よろしいでしょうか。
杉崎:
はい、ありがとうございます。
あの自己分析に関しては結構人によってどこまでで、いるかっていうのは結構差があるなというふうに面接してても思います。
例えば大学に行ってる中でこういうところで配慮が必要だなであったりとか、こういうと困るなっていうとこぜひ書き留めていただくのがいいなって思ってます。
実際にリアルな場で感じたことをしっかり整理していただいて、面接の場でも、つたえられるように、ご準備いただければなというふうに思っております。
守屋:
はいありがとうございます。なるほどそうですよね。学校の生活で何気なく過ごしているその時間というのも自己理解を進める上で大事なポイントになってくるわけですね。ありがとうございます。
というわけで、何となく皆さんも企業が確認したいこと、しかも本音ベースで理解いただけたけな理解いただけたかなと思うんですけれども、こっからは具体的な自己分析のちょっとテクニックの話にも入ります。
整理と言語化のコツについて私の方から解説をしてみたいと思います。
前提として仕事選びの3要素ということでよくこのWill Can Mustって聞いたことある方もいらっしゃるかもしれません。
Will、これはやりたいこと、したいことですね。Canできること得意なこと、そしてMustはやるべきことを求めること、これを白い紙あるいはそういったシートにどんどん自分のやりたいことを書いてみる。あと先ほど岡部さんからもすごいいいアドバイスがあったかなと思っているのと逆ですね。やりたくないことできないこと、不得意なこと、そういったことも下記へ書き出してみるといいと思います。マイナビパートナーズでも1年間の長期のインターンシップを行ってるんですけど、うちのインターに通っている障がい者手帳を持つ学生たちもみんなこれに取り組んで自分のことをワーッと書き出していきます。そうすると意外な発見がたくさんあります。ぜひ試してみていただければと思います。
一般的な話なんですけど、このWillとCanとMustをワーッと書き出してそこの重なり重なり合う部分に自分に合う仕事があると、そういった可能性が高いと一般的には言われているそうです。
今から三つの言語化のコツをお伝えしていきます。
一つ目。先ほどもお伝えしたこととかぶるんですけれども、できないこと、苦手なこと、これもリスト化するのが大事です。いくつか出ておりますけど、大きな音が苦手ですとか、忘れ物をよくするとかまずはこの程度で構いませんのでたくさん書き出してみてください。言語化をたくさんしていくというのも大事なことなのでとにかくリスト化をたくさんしてみてください。これ一つ目、ステップ1ですね。
ステップ2です。それを具体的にしていく作業が必要です。ワーッと書き出した後は、今度はそれを具体的にしてみてください。これは初めて見た人でもわかるようにという意味です。
例がありますが、集中するのが苦手ですと書き出すときはこれでいいですけど、これを具体的にもっと知ってほしいんですね。周囲がざわざわした環境では集中力が保ちにくいです。あるいは、会議では口頭でのコミュニケーションが難しい。具体的に書くと、会議では音声認識ソフトを利用して音声が認識できるよう、ゆっくり話してもらうとコミュニケーションが可能。このように具体的に変換するというのが大事です。
そしてステップ3最後です。
最後の仕上げをして欲しいんですけど、仕上げは前向きな表現にするというのがとても大事です。例えばどうしても皆さんなんか自分の苦手なこととか何かよくないところといわれるものネガティブなことってたくさん書けるんですけど、いいところを自分のことを書くというとなんか恥ずかしくて書かないい方が多いんですけど例えば例がありますけど、長時間働けません。これを前向きに表現することが可能です 短時間であれば、集中力を保って働くことができます。
ここで同じ事実のことを言ってるんですけど、全然表現が違うの伝わります?二つ目もありますけど、わかりやすい指示がないと失敗することが多い。これをポジティブに変換すると、自分でメモを取り、疑問点を質問すれば理解できることがある、という自己分析が可能です。
言語化って面白くないですか。同じ事実なのに言い換えることが可能なんですね。
なので三つのステップを今紹介したのか振りかえたいんですけどまずはとにかくこのようなスライドの通り書き出してみる。その次に具体化してみる。初めて見た人でもわかるようにしてみる。
そして最後の仕上げに前向きな表現にしてみるとこの辺りが言語化する上でのコツかなと思いますので、ぜひ試してみていただければなと思います。
そして今日は杉崎さんに来ていただいているので、何かこの辺りの言語化のコツ、あるいは採用担当として見られている中でこういうふうにするといいよみたいなアドバイスがもしあればぜひお願いします。
杉崎:
はい、ありがとうございます。キリンの面接の中でも特に在宅勤務がいいよみたいな話をよくお伝えいただく場面が多いかなと思ってます。ただ、いいというのはどのレベルなのか。例えば週に何回だったら出社できるけれども、週何回は在宅にしたいなであったりとか、電車だけ避ければ何とかできそう。ていうのであればフレックス制度もあるので、そういう会話をするためにも、ぜひ、リアリティを持ってどれぐらいの定量でどれぐらいいける、どれぐらい行けないであったりとか、そのような具体性があると非常にいいなと思っております。
守屋:
杉崎さんありがとうございました。なるほど、リアリティという表現がありましたけれど、やはり事実に基づいた、特に飾り付けせずに大きく見せずに誇張せずに、あるがままの皆さんの状態を正しくリアルに知りたいというコメントでございました。言語化のコツをお伝えさせていただきました。試してみていただければと思います。
最後に障がい特性の伝え方というところで2点私からアドバイスをしてこのパートは終了を迎えたいと思っています。
まず一つ目です。注意したいこと一つ目が「配慮はいりませんはNG」とちょっと強めの表現をしているんですけど、これはこのまま受け止めていただきたいと思ってます。
配慮事項を共有して多様性受容意識って難しい言葉書いてありますけど、もっとやさしくお伝えすると、いろんな背景を持った方々とともに活躍できるような環境を作りたい。いろんな人と活躍できるような会社にしたいと思っている会社であればあるほど、配慮がいらないっていう言葉をとても残念に思います。どんなことを会社としては配慮すれば、その方が活躍できるか、皆さんが活躍できるかってことをとてつもなく相談したいと思ってるんですね。逆に配慮がいらないって言ってしまうと逆に配慮する気のない企業を呼び寄せてしまって真剣な企業を遠ざけてしまう可能性がありますのでぜひちょっと強めな表現にあえて皆さんに伝えたいのでしているんですけれども、ぜひ配慮についてはいりませんと諦めずにいろいろ考えてみていただければいいなと思ってますので、このパートの一つ目の注意点でした。
二つ目。これもよくあるんですけど、「できないこと、苦手なことだけを伝えるのはNG」と極端な例で言うと配慮事項が40個ありますとかそんなことおっしゃる方もいらっしゃるわけなんですけど、もちろん苦手なことできないことをたくさんもちろんあるかもしれないんですけど配慮って、できるために行うんですよね。
配慮って、その会社で皆さんが成果を出して利益をもたらして活躍するということのためにやるので、何も配慮することがゴールではないんですね。 配慮することで皆さんが活躍するこっちが大事なんですね。
なんで苦手なことだけを伝えるだったんではなくて配慮してもらうメリットですね。企業さんに配慮してもらうと、どんなメリットがその企業になるか、どんなパフォーマンスを発揮できるか。このあたりはですね、ぜひ考えてもらいたいと思います。このあたりが抜け落ちてしまうと不幸な結果になってしまうこともあるかもしれません。んもったいない結果になるかもしれません。ですので、ぜひ考えてもらいたいと思いましたのでこの二点お伝えさせていただきました。
というわけでちょっと後半熱く喋ってしまったんですけども。
ここからはですね、今日はせっかくキリンホールディングス杉崎さんに来ていただいてますのでキリンホールディングスのことであるとか、お知らせみたいなこともあると聞いてますのでぜひちょっとマイクを渡してみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
杉崎:
はい、よろしくお願いします。
まず簡単にですけれどもキリンについてご説明させていただければと思います。
まず何より伝えたいのが経営理念そしてコーポレートスローガンになっております。
まず左ですけれども、キリングループは自然と人を見つめるもの作りで食と健康の新たな喜びを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献しますと書いてます。これはギュッとすると右側の喜びが繋ぐ世界へという言葉になっており、私達メーカーなのでもちろん物を作ってお客様にお届けするっていうのはそうなんですけれどもその先のお客さんが笑顔になってくれたりとか、健康になってくれたりというところまでが私達の存在価値だというふうに定義しているのが、ここに込められた思いです。ぜひ覚えて帰ってください。
それを絵にするとこんな感じかなと思ってます。笑顔で乾杯してたりとか老夫婦が笑顔で笑っているような様子なんかこういうことを作っていけるのが私達の仕事かなと思っております。
これを実現するために、どんな事業があるかっていうのがこちらのスライドになってます。
いろんな喜びを作るために、多彩なポートフォリオを持ってます。
左側です。皆さんもしかしたらご存知かなと思いますけれども、一番搾りであったりとか、午後の紅茶を代表する食領域と呼ばれる部分、そこに加えて右側へとヘルスサイエンスっていう緑色の項目であったりとか、その右ですね。幅広くポートフォリオを持っていることが特徴です。ちなみにヘルスサイエンスに関しては病気になる前の体を健康に保つといった意味を持つカテゴリーになっています。
そして、キリンを語る上では欠かせないのがキーワードでCSVという言葉があります。
皆さんもしかしたらCSRだったら聞いたことあるかもしれないんですけれども、CSRは企業の利益を社会に還元しましょうっていうのが一種ボランティアみたいな意味合いの方が強いかなと思いますけれども、CSVっていう考え方は、私達の企業活動そのものが社会の課題を解決してるっていうところが、コアなポイントになっております。ぜひキリングループ全部に共通する部分ですのでこちらも押さえていただければなと思っております。そして、キリンの強みなんですかってこれよく聞かれるとなので先にお答えしたいなと思っているんですけれども、キリンは何よりお客様本位品質本位というところを体現していることに強みがあるかなと思ってます。
お客さんの顕在化しているニーズもそうですし潜在的にあるニーズも含めていろんなことを考えながら、お客様に寄り添ってきたかなと思ってます。そこが私達の強みですし、そこにかつ美味しいもの健康で正しいものをお届けする品質本位を掛け合わせてるっていうのが私達の一番の強みだと思いそして、これを実現するために私達が求める人物像というところで、定義をしてます。
熱意・誠意・多様性を共通の価値観としてリーダーシップを発揮し成長発展し続けられる人材と置いてます。
特にキーワードですけれども、熱意、誠意、多様性のこの三つになります。今日、冒頭もそうですけれども 多様性というところところどころ出てたかなと思いますが、私達としてもすごく大切な言葉だと定義をしております。いろんなお客様がいるように、従業員も当たり前のようにいろんな人がいるべきですし、そういう人たちが議論することでより良い価値を作っていく、それが私達の基本方針になってますので、ぜひこんな思いも持ってるよっていうことを覚えていただきたいなと思ってます。もしご縁があって、キリンに入っていただくことがあれば、キリンで得られるものというところで、ここまで話した通り熱意誠意多様性を大切にする仲間たちとお客様本位、そして品質本位を体現していく。そんなわくわく感をぜひ味わってほしいなと思いますし、そうすることで個人の成長があるなと思っております。ここからもキリンの障がい者雇用、そして成長環境についても簡単にお話させていただければと思います。
冒頭少し補足させていただきたいんですけれども、「障がい」の表記についてです。キリングループとしてはあえて漢字で表記をさせていただいております。なんでかっていうと、障がいのある人に問題があるということではなくて、その人たちが生きていく上で不自由に感じていること、それこそが障がいだと考えてます。それを私達は取り除きたい。その思いを込めてあえて漢字で表記をさせていただいております。ここからはその表記になりますので、ご承知おきください。
私達が障がい者雇用方針として社内外に発信しているものがこちらに今映してるものになります。
まずは雇用の創出はもちろんそうですし、バリアフリーな職場環境、そして障がいを始めとした社会課題に取り組んでいくことで1人1人の強みをしっかり生かせるような組織を作っていきたいなと思っております。
もし入ったらどんな活躍フィールドがあるのかなっていうところもぜひ触れたいと思ってます。
メーカーですのでバリューチェーンというところがあるんですけれども、今映してる通り結構たくさんのポジションがあります。入る時点で決めるわけではないので、皆さんがあの興味あるなっていうところはぜひ内定後に希望出していただければなと思ってます。そこの対話を通じてどこの部署にも行く可能性はありますのでぜひいろんな部署があるよというところを押さえていただければなと思います。
そして、成長みたいな観点でいくと、自律的な挑戦だったりキャリア支援みたいなところは積極的に行っております。例えば書いてますけれども年次ごとの研修もそうですしキャリアの支援であったりとか、自分がその業務以外で学びたいと思ったときにあの様々自分で取って学べるような、そういう環境も整えておりますので、ぜひ、自分が成長したいと思ったときに、会社として背中を押せるようなそんな感じになってますので、何かそういうところも一つ特徴かなと思っています。
そして最後にインフォメーションということでぜひ注目いただければと思います。
私達の方でもセミナーを実施したいなと思ってます。そもそもどんな会社っていうところもそうですけれども、実際にエリア限定職、障がい者雇用をエリア限定職って呼んでるんですけれどもエリア限定職で働く社員を呼んで、その人たちがどんな就活をしたかっていうところであったりとか、実際に働く上で何かどんなことをやってるのか、どんなことをやりがいに感じてるのかっていうことも含めてぜひお伝えしたいなと思っております。来月になりますので、ぜひチェックいただければと思います。
10月15日になります。よろしくお願いします。
ちょっと駆け足になりましたけれども最後に、皆さんはどんな仲間とどんなチャレンジをして何を最後成し遂げたいですか?私達の前はここまでたくさん伝えてきておりますけれども、自分としてわくわくするなって思ったなら、もしかしたら価値観としてフィットする部分があるのかなと思います。
ぜひ皆さんのエントリーをお待ちしております。
はい。ではキリンから以上になります。
渡名喜:
はい杉崎さんありがとうございました。
こちらも本当に日にち迫ってますからね。
締め切りも10月14日ということなのでやっぱりこういうのに参加することでより理解を深めたりお互いの理解もね。
杉崎:
そうですね。質疑の時間も設けてますし、もし気になることがあれば些細なことでもこのセミナー中でも、聞いていただければと思いますので、ぜひご参加をお願いします。
渡名喜:
はいありがとうございます。
さあそれでは残りのお時間10分ほどありますかね、質問コーナーとさせていただきます。ご質問があるという方は質問欄にお寄せください。チャット欄ではなく質問欄にお願いいたします。
その際、どなたかに質問したいです。ということがありましたらお名前も明記してください。
はいこちらですね。
この質問欄というところにお願いしますということで既に守屋さんいろいろいただいておりますので共通しているものとか多いものをご紹介いただきたいなと思います。
守屋:
ありがとうございます。
まずはたくさんのご質問ありがとうございます。時間に限りがあるんですけれどもぜひまだ質問いただいてない方も質問箱にご質問入れていただければありがたいです。
早速なんですけれどもいくつか質問いただいてる中の、ちょっと似たような質問がいくつかあるので一つにさせてもらうんですけどすいません時間の関係でご容赦ください配慮事項ですね。
配慮事項を企業に伝える機会とか、そのヒアリングの場みたいなものはあるんですか?ざっくりそういった質問がいくつかあります。まずは私の方から一般論をお答えした後にキリンホールディングス杉崎さんの方からご回答をしていただこうかなと思います。
まずありがとうございますご質問いただいて。配慮事項を伝える場ですけれども企業さんによってかなり異なります。最初のエントリーシートの段階からそれを書いてほしいと要求されることも実はあります。
あるいは1次面接の最初の面接の機会で配慮事項についてお伝えすることが必要な場面があったりもします。あるいは企業さんよっては最近カジュアル面談といって面接の前ですね、エントリーシートを出した後ぐらいにちょっとカジュアルに状況について教えて欲しいという形で面談があることがあります。そういった場でもどんな配慮希望があるのと聞かれる機会があります。
また、内定いただいて内定者面談とかオファーの面談みたいなものがあるケースも実は結構ありまして、その場で改めて配慮事項ってどういう内容なの。と確認される機会があると、一般的にはこういうことかなと思うんですけれども、杉崎さん突然振ってあれなんですけれども、もしキリンホールディングスのやり方みたいのがあればぜひ教えていただいてもよろしいでしょうか。
杉崎:
はい、ありがとうございます。キリンホールディングスではまずエントリーシートの段階で記載をいただきます。その後に面接の中でも対話を通じて、そういうお話も聞きたいなと思ってますし、いろいろ意見交換しながらキリンではこんなことができそうだなってことも含めてお話できればなと思っております。
そして内定後も内定者面談という形で自分のやりたいキャリアもそうですし、そこと同時にもう1回配慮事項の話もさせていただきたいなと思ってますので、タイミングがたくさんありますので、ぜひお伝えいただければなと思っております。
守屋:
はい、ありがとうございます。私が今一般論でお伝えしたものほとんどがキリンホールディングスがやられているということでかなり手厚いのかなと個人的な感想を持ちました。はいご質問ありがとうございます。
時間に限りがあるので、どんどん行きたいと思うのですが、ちょっと似た質問も多いので一つにさせていただきます。すみません。時間の関係で同じ質問が似てるものが来てるんですけど、
まとめると「一般枠と障がい者コースですね、そこの差があるか」みたいな質問です。具体的には総合職と地域限定職のような障がい者コースですね。そういった場合、仕事の差はありますかという質問です。これも多いです。一般、一般の総合職のコースと障がい者を明確に募集してるコースとのこの差ですけれども結論から申し上げますと待遇が違うことや仕事内容が違うことはあります。あるんですけど、様々な公平性を保つ上での差みたいのが施されていることが多いかなと思うので、よく学生皆さん誤解するのは総合職のが上で、障がい者コースの方が下だと縦軸で考えることが多いんですけど、横です。縦じゃなくて横で見ていただいてまた別物だと思っていただければと思います。企業さんによってもこれ本当に様々で本当はこういうのがあるってバシバシお答えしたいんですけどちょっと難しいので、また無茶ぶりなんですけどキリンホールディングス杉崎さんですね、キリンの場合のこの辺りの違いみたいのがあればぜひお聞かせいただければと思います。確かエリアに限定された職種があると聞いてるんですけど実際どうなんですかね?
杉崎:
ありがとうございます。私達の障がい者雇用はエリア限定職という名前なので、名前のごとくですけれどもエリアを限定した職種になってきます。そこは差があるかなと思ってますし、一都三県もしくは大阪のどちらかを選択いただくようなルールになっています。仕事内容っていう観点ですけれども、そこに関しては実は一緒になっております。エリア限定職だけの部署があるわけではなくて、一般職のところにエリア限定職の人も一緒にいるっていうところが多様性を実現する意味でも重要と考えてますので、業務内容は一緒だと理解いただければと思います。補足なんですけれども、実は併願ができますので、両方受けていただくことも可能です。先ほど冒頭でも両方を受けた方がいいんじゃないかみたいな話もありましたけれども、キリンの中でも一般と、障がい者採用、両方受けられますので、ぜひチャレンジしていただければなと思います。
守屋:
はい、ありがとうございます。
インクルーシブですとか、インクルージョンという言葉が皆さんも調べていただくと出てくると思うんですけれども多様な背景を持つ方々とともに、みんなが同じ場所で働いて活躍をすると、そういったものが今多くの大手企業で特に大手企業で求められて目指されているということが多いんですけど、まさにキリンさんもそのパターンなのかなと思って聞いてました。
マイナビグループとして必ずお答えしたい質問が1個あったので拾わせていただきます。
障がい者雇用のインターンシップはどのように調べればよいでしょうか。
という質問をいくつかいただいてまして、ありがとうございます。
ぜひ、マイナビチャレンジドで検索していただければインターンシップの情報、あるいはオープンカンパニーであるとか、仕事体験3種類あると今日岡部さんが教えてくれましたね。
その3種類に分けて、こんな取り組み募集をしているよというのがこちらに載ってます。ぜひご覧いただければと思いました。これはマイナビグループとしてここだけはちょっと伝えなければと思いました。
もう1つ回答します。時短勤務であるとか、正社員契約社員雇用形態に関する質問も実はいくつかいただいてます。例えば時短勤務で正社員を募集している企業はほぼないんですけど、そういうのってどうすれば探せますか。とか、契約社員と正社員って違いは何ですか。とかいろんな質問をいただいてます。
この後ちょっとキリンさんにも伺ってみたいんですけれどもまず一般的なんですけれども、障がい者手帳をお持ちの方の募集の中あるいは一般的な募集中でも雇用形態は様々です。
そして正規雇用という言葉がどうしても一般化しているので、正社員一択みたいなことが良いとされている世の中になりつつあると思うんですけど、実は雇用形態は様々です。
正社員登用が前提にある2年間の契約社員のポジションをこういったものも障がい者手帳をお持ちの方でなかなか最初1社目で入ってくる時に自身を持っていきなりハードの高い正社員としてフルタイムでやっていくのが難しい不安だという方々の相談もたくさん私受けてます。そのときに、時短でいける契約社員、こういう掛け合わせもあります。あるいは、契約社員で2年、先ほどお伝えしましたように正社員になるというパターンなど様々ですね。なので、私は道は一つではないと思いますことをまずお伝えしたいです。なので時短の契約社員であったり正社員、契約社員スタートなどいろんな道がありますので、ぜひいろんなパターンを見ていただきたいと。ここは皆さんも偏った見方や偏見を持ちがちです。ぜひいったんフラットに学んでみていただければ、調べてみていただければと思います。
ちなみにまた無茶ぶりなんですけど、ちなみにキリンホールディングスでのその雇用形態とか二つの総合職とエリア限定職があると思うんすけどそれぞれのその働き方みたいなところを少し聞いてみてもいいですか。
杉崎:
はい、ありがとうございます。基本的には二つとも正社員という形にはなりますので、そこは同じなんですけれども、配慮事項っていうところの観点と絡めてフレックスであったりとか、在宅勤務みたいなところは相談している社員もいますし、全体として制度としてあるので、もし例えば病院に行くから、今日はちょっと会社いけないなとか、ちょっと体調悪いなみたいなところは適宜相談しながらそこは対話を通じてということかなと思ってます。
守屋:
なるほどありがとうございます。そして今お答えいただいて時計を見た時間がちょっと迫ってきてるのかなと思いまして。本当はご質問がいくつかまだあるんですけどすみません。
渡名喜:
はい、たくさんのご質問ありがとうございました。 特にキリンさんにたくさんご質問いただいておりますので、ぜひ皆さんこちらの理解セミナー参加いただいて直接いろいろ聞いてみていただきたいなと思います。
キリンさんの障がいに対する捉え方にはすごく感銘を受けましたっていうご感想もいただきました。
さあということで最後にお知らせをさせてください。先ほど守屋さんからもありましたがこのチャレンジドのサイトに行くと皆さんいろんなことを知ることができます。先輩たちの就活の体験談だったりとか、障がいへの配慮検索なんていうのもできますお役立ちコンテンツがたくさんありますのでぜひこちらのサイトを活用してください。
そして先ほどインターンシップどう調べればいいですかっておっしゃってましたがこれがありますよ。先ほど岡部さんからも詳しく説明していただきましたが、10月4日と5日チャレンジドセッションです。こちらはカメラもマイクもオフで企業から皆さんの姿など見られませんので、このような大手の企業さん多数出演しますからぜひ皆さん参加予約も始まっております。ぜひ予約して参加していただきたいと思います。有益な情報がたくさんあると思います。
それから就活準備講座、今度は面接対策編です。1月の20日、来年の1月20日です。もう予約は始まっております。こちらもぜひ皆さんご予約いただいて参加していただきたいなと思います。
ということで、あっという間にお別れのお時間となりました。
では最後に皆さん一言ずつメッセージをいただきたいと思います。
では杉崎さんからお願いします今日はありがとうございました。
杉崎:
今日はありがとうございました。就職活動ってすごく自分を見つめ直す、すごく大切な機会だったなって振り返ると思いますし、ぜひしっかりそこは考え抜いてですね、就活をやり切ってほしいなというふうに思いますここから学校も始まってインターンも始まって忙しいと思うんですけれども、体に気をつけて頑張ってください応援してます。ありがとうございました。
渡名喜:
では岡部さん。
岡部:
ここまでご視聴いただきましてありがとうございました。障がいと言うとネガティブとか暗く捉えがちになるときもあると思います。ただ、障がいがあるという事実は変わりません。その事実は過去を変えることはできないですけれども意味づけを変えることはできます。
先ほど守屋さんから前向きにという言葉が出ましたけれども、ぜひそのご自身の意味づけをですね、前向きにポジティブに捉えることによって、企業さんがあなたと働きたいと思ってくださると思います。そんなあなたの魅力をたくさん伝えてください。心から応援しております。今日はどうもありがとうございました。
渡名喜:
では、守屋さん。
守屋:
本日ありがとうございました。こういったときに必ずお伝えするメッセージがあるんですけれども、視聴していただいてる皆さんの中には社会に出るのが怖い、あるいは就職活動が不安だ、企業に入っていけるのか、社会に出るのかいろんな不安とか葛藤があると思います。ですのでいつも断定してるんですけど、社会人の方が学生より面白いです。これは僕の感想です。社会人になって非常に私も いろんな経験をさせてもらったんですけど、学生時代も最高でした、けど社会人はもっと楽しいです。
なので、あんまり怖がったり、何かつらい気持ちにならないですごい楽しい世界にこれから自分たちが飛び込んでいくんだという前向きでポジティブな気持ちで就職活動をぜひ楽しんでほしいと思います。皆さんのこれからの活動とかキャリアをですね、探す活動を応援しております。今日ありがとうございました。
渡名喜:
皆さん参考になるお話がたくさんあったのではないでしょうか。
それでは最後は手を振ってお別れしたいと思います。
ありがとうございました。
- 障がいのある学生のための就活準備講座~インターンシップ&キャリアで適性を見つけよう~
- 2025年8月8日配信
福田:皆さんこんにちは。
本日はマイナビTV編集部チャンネル「障がいのある学生のための就活準備講座〜インターンシップ&キャリアで適性を見つけよう〜」をご覧いただき誠にありがとうございます。
本日司会を務めます、福田と申します。
まず最初に、マイナビTVの機能のご紹介です。
皆さんの画面の左下に「出席票提出はコチラ」のバナーが出ていますでしょうか。ぜひこちらから忘れずに出席票のご提出をお願いいたします。また、本日出演者への質問や問いかけ、参加者同士のコミュニケーションなどでチャットをぜひ積極的に使ってください。「出演者宛に個別に質問したいな」ですとか「音声が聞こえない」などの不具合の場合は質問欄から個別投稿ができますので、こちらもぜひご活用ください。
本日の出演者のご紹介です。
先ほど少し紹介しましたが、私は本日の司会進行を務めます、株式会社マイナビの福田と申します。私は現在マイナビで皆さんにご利用いただいているマイナビ2027というサイトですとか、障がいのある学生のための情報サイト「チャレンジド」の企画を考えるチームに所属をしています。どうやったら皆さんが使いやすくなるかな、なんていうところをいつも考えております。また本日は株式会社マイナビパートナーズからも出演者2名が来ておりますのでご紹介させてもらいます。
大塚:はい、皆さんこんばんは。マイナビパートナーズの大塚と申します。本日はよろしくお願いします。マイナビパートナーズはマイナビグループの特例子会社という会社になりまして、社員の8割ぐらいが実際に障害者手帳を持った障がいのある方です。普段から私も障がいのある方と一緒にお仕事をさせてもらってまして、本日はマイナビパートナーズが行っています。障がいのある方向けの長期の有給インターンシップに参加をしている障がいのある学生さんにインタビューをさせていただいて、その声をもとにいろいろとお話をできればと思っておりますので、本日はよろしくお願いします。
佐藤:私は同じく株式会社マイナビパートナーズの佐藤と申します。
私はマイナビパートナーズの中で障害者手帳を持っている学生向けのインターンシップの運営・企画に関わっております。毎日学生と接しておりますので、その中での話なども今日は盛り込んでお伝えできればと思っております。よろしくお願いいたします。
福田:はい、ありがとうございます。本日はこの3名でお届けしてまいりますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
本日のマイナビTV編集部チャンネルなんですけれども、今日は60分間という短い時間ではありますが、皆さんの「就活準備って何をすればいいの?」とか「インターンシップはどうやって探せばいいの?」「障がい者プログラムってあるんですか?」っていうような不安を全て解消できたらいいなと思っておりますので、ぜひ皆さん積極的に参加をしていただけたらと思います。
本日のアジェンダはこちらになっております。5つありますけれども、実際に障がいがありながらインターンシップに参加している学生さんの生の声をもとに話をしていきますので、ぜひ皆さん聞き逃がさないように参加していただけたら嬉しいです。ここからはマイナビパートナーズのお2人から話をしてもらいたいなと思っておりますので、交代したいと思います。お願いします。
大塚:はい、ありがとうございます。ということで早速1つ目のメニューからまいりたいと思いますが、「先輩に聞いてみた!こんな不安がありました」というテーマでお話をさせてもらいます。冒頭お話ししましたが実際にインターンシップに来てくれている障がいのある方にインタビューをさせていただいて、その中から今回はまず、こんな不安がありましたというテーマでいただいている内容について、皆さんに共有させていただければなと思っております。
ということで本題に入っていきたいんですけれども、まず皆さんも緊張してるところもあるかなと思いますのでアイスブレイクということで、よろしければチャットにいろいろ書き込んでみてもらえればなと思います。
「就活準備とか、インターンシップにどんな不安がありますか?」現状どんな不安があるかというところでチャットに書いていただければと思います。
よろしくお願いします。と言われてすぐになかなか書いてもらうのも大変かなと思いますが少し待ってみたいなと思います。
福田:どんな小さなことでもいいのでぜひぜひ、今こんなことでつまずいてますとか、こんなことやってますっていうチャットをいただけたらと思います。
「今どこまで障がいの内容を伝えていいかわからないです」というチャットいただきましたが大塚さんいかがですか?
大塚:ありがとうございます。このあたりもよく不安とか質問としていただく内容かなと思っておりますのでこの後、よかったらお話できればなと思ってます。
続々とありがとうございます。「面接対策どうやったらいいかわからないです」と来ました。
福田:この辺も、このあとしくお話していただきます。はい、引き続きチャットに皆さんの不安をどんどん書いていただければ、また後ほど拾ってお返しできたらいいかなと思っております。
大塚:はい、ありがとうございます。続々といろいろ書いていただいてありがとうございます。「健常者の方と同じ仕事をさせてもらえるか不安」「そもそも参加できるのか」「インターンとかでも合理的配慮があるのか心配です」「チャレンジドの採用がそもそも少ないのが不安」「就活の進め方がまだよくわからないです」ということで、いろいろ書いていただきました。ありがとうございます。書いていただいているようにチャットは他の学生さん参加していただいている方も見られるようになっていまして、質問のタブの方は冒頭に福田さんからもありましたけれども、我々しか見えないようになってますので、もし我々マイナビとマイナビパートナーズの人だけにちょっと聞いてみたいなというものがあれば質問の方にいただければなと思っております。
はい、ではお話を進めていければと思いますが、実際に僕らのインターンシップに通ってくれています学生さんから聞いたこんな不安がありましたというのを少しまとめてきました。
こちらですね。
・スケジュールがわかりません
・そもそも何から始めたらいいかわからなかった
・情報が集まるのかどうか
・身近に就活を経験した人がいなくて就活とは何か自体がよくわからなかった
・どこの誰に相談すればいいのか
・ストレスが強くなった
・どんな知識をつけておくべきなのかわからない
・企業や業界をどのように絞り込んでいけばいいのかもわからなかった
・早くやらないといけないと思っていた
・良い会社の内定をもらえるか不安でした
・業界を絞りきれてはいたのだけれども、会社の選び方がわからなかった
いろいろこういった形でいただいています。
このあたりまとめさせていただくと、やっぱり就職活動、就職活動の準備全般ですね、このあたりがよくわからなかった。そもそも何なのかなっていう方が非常に多いのかなと思います。今も書いていただいてますけれどもこの辺りですね。そもそもインターンシップ自体も参加できるのかとか、採用が少ないのか不安ですとか、進め方がよくわからないです。という方はたくさんいらっしゃったように思います。
もう1ページ進めます。
他にもこんな意見をいただいていました。
・障がい者雇用の基礎知識、一般雇用との違いやその割合
・就活を始めた当初は、一般採用を目指していたため自分の実力と見合っている企業を探すのが大変でした
・自分が新卒なのか、既卒なのか、障がいをオープンにするのか、クローズにするのか
・障がい者雇用の職種は限られていて給料が少ないのではないか
みたいなお話ですね。
この辺りは既にご存知の方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、雇用に関しては「障がい者雇用」と言われるものと「一般雇用」とも言われるものが一般的にはあります。その違いとかどういうふうに採用されていくのかっていうのが、このインターンシップの段階、就活準備の段階でも少し不安だったという方がかなりいらっしゃるなと思います。この辺りも少しお話しできればなと思ってるんですが、この雇用の違いの部分ですね、就活準備の段階では不安だったという方もいらっしゃいました。
ちなみにすいませんちょっと冒頭にお話できてなかったんですが、佐藤さん。
急に振りますけれども、僕らのインターンシップどんな障がいの方がちなみに参加されてたのでしょうか、お話しいただければと思います。
佐藤:はい。一言で言うと本当に多様な方が参加してくれています。今30名いかないぐらいがインターンシップに来てくれている学生がいるんですけれども、本当に障がい者手帳の種類も様々ですし、どこかに偏っているということもないですし、特性に関しても、何かの特性が多いということもなくて本当に多様な方が参加してくれてます。
大塚:ありがとうございます。そうですね、そういったいろいろな障がいのある方からのご意見ということで今日はお伝えできればなと思っております。
もう1個だけページを出してます。ここも不安だったということでお話をしたいんですけれども、
・自分の体力面とか情報量の多さを処理できるのかみたいな部分
あとは先ほどもチャットにありましたが、
・障がい配慮について不安でした
おそらくご自身の障がい特性だと思うんですけれども、
・対人恐怖。
就職相談する方にも、その対人恐怖が出てしまって、働けるのかどうかっていうのが不安、心配でしたっていう方もいらっしゃいましたし、
・障がいを含むその自己理解
このあたりをどう進めればいいかっていうのがよくわかりませんでしたという方もいらっしゃいました。
先ほどの雇用の話もそうなんですが、このあたりはおそらくご自身の障がいについての不安といったところかなと思います。
体力面が障がい由来で少し不安だったりですとかあと、どうしてもたくさんの情報が例えばマイナビというサイトを見ていただくと、その中でうまく処理できないのではないかっていうのを思っていたりですとか、あとは対人恐怖とありましたが障がいの由来する何か特性でそれが就職活動の中でうまくいかない要素になってしまうんじゃないか。みたいな部分も結構ご不安な方は、いらっしゃったのかなと思います。
この辺りが不安部分ということでお話を伺っておりました。
ちなみに福田さんにもふりますが、今回は障がいのある学生さんのアンケートインタビューということで伺ったんですが、はいこの辺りはいわゆる一般就職の学生さんの方でも不安に思うことって一緒ですか。どうなんですか、違ったりするんですか。
福田:はい、ありがとうございます。
そうですね、私も事前にこの障がいのあるインターンシップの学生さんの不安なんか目を通していたんですけれども、就活全般に関する何から手をつけていいのかわからないとか、業界とか、自分に合った仕事をどう絞り込んでいけばいいのかわからないなんて言う悩みに関しては全く一緒だなと思って拝見をしておりました。そこに加えてやはり障がいの特性に合った仕事を探すみたいな観点に関しては皆さんの不安の方が大きいかなとは思っておりましたけれども一般就職の学生に関しても同じような不安を抱えてらっしゃるなという印象です。
大塚:ありがとうございます。この辺りはどんな方も学生さんは悩んでいらっしゃるということですね。
チャットも続々とありがとうございます。
「障がい者採用のインターンシップに申し込んだけれども落ちてしまって障がい者採用のインターンシップが何も決まっていないという状況です。」ありがとうございます。
ということで一旦まとめさせていただきますと、こんな感じですね。
先輩たちの不安をまとめさせていただくと大きく3つあったかなと思います。
・そもそも何から始めたらいいのかっていうところ。誰を頼ったらいいのかわからないっていうところがあったり、
・雇用の仕方、採用の仕方っていう部分ですね。おそらく、ネットとかを見ていると、一般採用と障がい者採用になるものがあるかなと。これをどうすればいいのかわからないっていうのがこのタイミングで思われてる方もたくさんいらっしゃるのかなと思いました。
・あとはご自身の障がいとの向き合い方とか、理解することだとか特性による体力面の不安みたいなものということで大きくくくらせていただくと3つぐらいですね、こういった不安を抱えてらっしゃる方が多いのかなと思います。
このあたりはこの後お話をさせていただければと思いますのでぜひもう少々お待ちいただければと思います。
この不安っていうお話でもう少し話を進めていきたいと思うんですけれども、不安に対してこのインターンシップの学生さんたちが解消のために何をやっていたかみたいなものも少し聞いて参りましたのでお話できればと思います。
1つ目がこんな感じですね。
・ハローワークとかサポートステーションなど外部の就職支援機関に相談をしてました。
・外部サービスを活用して就活の行い方とか自分に合う企業を見極めていきました。
・あとはすごくありがたいんですけれども、マイナビパートナーズの人に相談をしてくれたということでありがとうございます。
・キャリア面談をした。おそらく大学の方かなと思いますが。
・就労移行支援も検討した
・身近な先輩に相談をした
・学生相談員さんに、定期的な相談や相談先を紹介していただいた
・大学のキャリアセンターとか、さっきも出てましたがハローワーク、弊社でもやってますが、就職のエージェントサービスみたいなもので個別に相談をした
・就職課を活用した
といった声がありました。
やはり外部の機関とか自分以外の方に相談をしてこのあたりの不安を解消してましたよっていう方が非常に多くいらっしゃいました。あとはご自身で頑張ってましたよっていう方も多くいらっしゃいましたね。弊社でやってます、「マイナビチャレンジドセッション障がいのある方向けのインターンシップの合同説明会」なんですけれどもそこに参加をしたよという方もいらっしゃいましたし、そういった合同説明会に参加をして、興味を持った企業に片っ端からエントリーはしてましたという方もいらっしゃいます。
あとは我々のような外部の企業だけではなくて大学で企業説明会をやっていることも多いと思いますのでそういったところに参加をしてみたり、特に考えずに一旦インターンシップに参加をするなど、思いついたことを片っ端からやってみたという方もいらっしゃいました。すごくいいと思います。学内のセミナーに参加をしたりWEBで自分の悩みを調べたりもしましたという方もいましたね。自己分析をしっかりご自身でやられていたと。あとはものすごく具体的になってくるんですが、自分史を文章化してキャリアセンターで添削を繰り返してもらったっていう方もいらっしゃったりします。この辺りはもう早期から就活準備やられてた方もいらっしゃるのかなと思いました。あとは説明会に参加したり、学内外問わずいろいろなものに参加しました。とか。就職の情報サイト、マイナビみたいなものなんですけれどもこういったものに登録をしてもらって、なるべく情報がたくさん入るようにしたという方もいらっしゃいました。
まとめますと、
・先輩たちの不安解消の動き、一つは外部に相談をする先輩の方とか、キャリアセンター、エージェントみたいなところに参加をして相談をするという方も多くいらっしゃいましたし、あとは自分で頑張る自ら動くということで、ナビサイトみたいなものに登録をしてもらったりとか、合説、インターンシップへの参加を自ら動いてやってみるという方も多くいらっしゃいました。
今回は冒頭に福田さんからもありましたが、このインターンシップの効果はどうなのみたいな部分をもう少し詳しくお話しできればと思っております。テーマであるインターンシップに参加した先輩たちのビフォーアフターみたいなものです。お話を掘り下げていきますのでぜひお聞きいただければなと思っております。
ここまで先輩に聞いてみたら、こんな不安がありましたということでお話をさせてもらいました。
ということでここからは長期のインターンシップに参加した学生さんの実体験、ビフォーアフターみたいなところを掘り下げてお話していければなと思っております。
お話の便宜上、文脈上、我々のインターンシップのご案内もさせていただければと思うんですけれども、このインターンシップは実際に学生さんに向き合うチューターというポジションとして日々運営をされている佐藤さんに少しお話を振ってもいいですか。
どんなインターンシップなんでしょうか。
佐藤:はい。私達が今実施しているインターンシップの特徴は大きく3つあります。
まずは、インターンシップなのでしっかりと業務体験、実務の実践業務を体験していただくことができます。それもインターンシップに参加してくれている皆さんのための業務ではなく、実際にマイナビパートナーズの社員がやっている業務と全く同じ業務に近い業務をやっていただく形になりますので実務が学べます。あとはそれだけではなくて皆さんにはしっかりと自分でキャリアを描いてほしい、掴んでほしいという思いがありますので、インターンシップの中で毎日研修というものを実施しております。最後に、先ほどキャリアとお伝えしたんですけれども、日々のフィードバックも実施して振り返りというものを丁寧にやっておりますので、ただ何かができるようになったというようなことだけではなく、ご自身が目指すキャリアを考えるところから一緒にやって、しっかりとそれを掴んでもらうということでキャリアデザインを考えられる、そしてそれを実現することを目指している。そんなインターンシップになっております。
大塚:はい、佐藤さんありがとうございます。非常に楽しそうなインターンシップですね。
僕らの宣伝ばかりでもあれなので、少し福田さんにも振ってみたいと思うんですが、この辺りの実践で学べるとか自己成長ができます、キャリアを考えられますよみたいなインターンシップは弊社以外でも結構マイナビチャレンジドなどに見られることはあるんですか。
福田:そうですね。ありがとうございます。
もちろんインターンシップ&キャリアも仕事体験も含めてオープンカンパニーなどいろんな企業がいろんなプログラムを用意していただいてますけれども、元々のそのインターンシップの趣旨がキャリアと向き合うとか自分の得意な領域を知るみたいなところにありますので、やはり実践で学ぶというのはどの企業さんも視点として持たれているかなと思います。ただ、守秘義務などその企業さんの規定としてなかなか実践には入らせてあげられないけれども近しいワークなどをご準備していただいている企業様もたくさんあるなという印象です。
大塚:ありがとうございます。弊社だけではなくて、こういった実践で学べたりとか、自己成長できるインターンシップ&キャリアっていうのはたくさんありますのでよろしければ弊社だけではなくていろいろな企業のインターンシップを探していただければなと思っております。今回はアンケートやインタビューをとっているということで弊社のインターンシップを例として上げていければなと思っております。
ということでここからは実際にインターンシップ生の方に聞いていきたいと思うんですけれども、まずはインターンシップに参加するにあたって応募するときにこんなことを重視してましたというのを少しご紹介させていただければと思います。
こちらです。まず1ページ目です。
・自分の思考と会う仕事かどうか、志望業界かどうか
・会社の雰囲気とか、その会社が何を重視しているのか
・自分のやりたいことがインターンシップとその先の仕事でできるか
・どのくらい成長できそうか
・結構具体的ですが、社会に出ても恥をかかないような人との接し方をこのインターンシップで学べるか
・家と学校から通える範囲であることですとか、条件面ですね
・オンラインとか、参加方式が自身に合うか、この辺りも条件面ですね
・自分にとって必要な経験が積めそうか。学業や生活と両立できるか
ということでこの辺りはどちらかというと、一旦自分自身に矢印を向けみて、こんなところを重視してますよというお話かなと思います。
もう1ページ見ていきたいと思うんですけれども、続いてがこちらですね
・障がい配慮が充実しているかどうか
・早期選考に参加ができる会社か
・なるべく有名な企業、少なくとも自分が知っている企業
・先輩の社員、特に障がい当事者の方の先輩社員と対話する機会があるか
・あとはブラックではないこと、まずは行ってみる
みたいなお声もありましたが、今度はご自身ではなくて実際に参加をしてみたい企業側にちょっと矢印を向けてみてこんな重視したポイントがありましたよ。という皆さんからの声でございました。
ここまでインターンシップの応募時に重視したポイントということでお話をさせてもらいましたが、ここからはこんな気持ちを抱えながら参加したインターンシップ生さんたちだったんですけれども、これをビフォーとしたときに、アフターで実際どんなことを学べたのかなっていうのもお話をしていければなと思ってます。
当社のインターンシップで学んだことということで、ここはすごくありがたいのでちょっと順不同でいろいろ書かせてもらいました。
・粘り強く諦めない大切さ
・周囲との連携の重要性
・会社としてのセキュリティ面
なかなか学生のうちはわからないところもあると思うんですが、このあたりは会社としてこういうところに気をつけてるんだ。とかこういう体制があるんだ。みたいなものを知りましたというお話ですとか、特に学生から社会人で変わってくるところで言うと、
・報連相ですね。一緒に働いてる社員の人に対して報告連絡相談をするというのがポイントになってくると思うんですが、そのあたりのやり方に気づきました。学びがありましたっていう方もいらっしゃいました。
・自分の能力は社会に適正があるか
ということで何か具体的なスキルを学んだとかではなくて、そもそも自分の能力が、この社会で適応できるのかどうかやっていけるのかどうかみたいなところも学べましたよという方もいらっしゃいました。
・自分の力が、社会でどうなのかなっていうお話でいくと意外と自分は管理業務できるなみたいなところに気づいたりですとか、
・やりたいことじゃなくてもできることを見つけて取り組んでいけるんだな
みたいな自分のモチベーションがないとうまく働けないんじゃないかと思ってた方が、そうではなくても、何かできることを見つけて働いていけるんだなっていう気づきがあったり、先ほど冒頭ではお悩みの中で「どういうスケジュールで就活したらいいかわからない」などスケジュール感に悩みを抱えている方もいらっしゃったと思うんですが、
・自分のペースで就活していいんだな
と気づきを持たれた方もいらっしゃいました。
報連相にちょっと似てきますけれども、
・職場の礼儀みたいなところ
・誰かと協力して業務内容の分担をすること
・進捗表があるのでそういったものの大切さ
みたいなことにも気づかれた方も多くいらっしゃったようです。
・社会人としてメリハリをつけて働くこと
我々のインターンシップでもすごく大事にしているんですけれども
・謙虚さとか、誠実さ、
あと我々は素直さも大事ですよってお話をしているんですが、こういった概念に気づけたっていう方も多くいらっしゃいました。
うまくコミュニケーションがとれない方に関しても、
・困り事を共有することはすごく大切なんだなっていうのに気づいた方も多くいらっしゃったかなと思います。
いろいろ書いていただいてるんですがあとはやはり自分がここまでできるんだっていう気づきを書いてくれている方も多くて、
・自分が長期間対面で通い続けられることに驚いた
という方もいらっしゃいました。
インターンシップを始めたての頃は週に頑張って週3いけるかなみたいな方もいらっしゃるんですが、僕らのインターンシップ長いんですけど1年間のインターンシップを通じて気づけばこの週2日3日頑張ってたところが、何とか週3日4日になって、週5で来られるときも1週間2週間あるかなぐらいのところまで成長されるという方もいらっしいますので、通われている自分に驚いたみたいな方もいらっしゃいました。
・短期間で反復しながら覚えるのが自分に合ってるんじゃないか
ということに気づいたという方もいらっしゃったりいろいろ気づきはあるようです。
最後にもう1ページだけお話ししますが、
・いろいろな方と接触があるのがインターンシップのポイントかなと思いますので、いろんな人と話しながら学びがありました、相手にわかりやすい伝え方を心がける習慣が芽生えた。いう方もいらっしゃいましたし、
・いろいろなツールを使うのでそのツールを使いながら自分がどこまで事務作業ができるのか把握できたという方もいらっしゃいました。
ということでいろいろとお話をいただいていたように思いますが、この辺りも少しまとめをさせていただきますと、
インターンシップで学んだことなんですが、まずは自分の可能性みたいなものですね、もしかしたらその障がいがあって、アルバイトも受からない、先ほどチャットにもありましたけれども、なかなかインターンシップが受からないっていう中でどういったことができそうかっていうのを確かめる場が今まではなかったという方が、このインターンシップに通っていただくことで、ここまではできるんだな、逆にできないんだな、でもいいんですけれども自分の可能性っていうのを確かめることができたっていう方が非常に多くいらっしゃいました。あとは一旦ご自身は置いておいて、社会人としてとか個人としてこんな価値観、大切なことがわかりました。ということで、先ほどの謙虚さのお話ですとかいろいろな概念を知っていただいたという方が多数いらっしゃったかなと思います。
いずれにしてもこういったことを自分で理解することによって自信をつけて次の就活に臨めるようになっているなと私達も思っておりますので、これはマイナビパートナーズのインターンシップの例なんですが、どういったインターンシップに参加していただいても、その期間しっかり勤め上げていただくことによって自信をつけて就活に臨めるんじゃないかなと個人的には思ってます。
何かこのあたりいろいろとお声としていただいたんですが、佐藤さん他に何かインターンシップ生の方から、こんなことがよかったとか言われたことありますか。
佐藤:そうですね。いろんなことを振り返ってくれるメンバーがたくさんいるので人それぞれ学びを得てくれてるなとは思っていますが、やはり大きいのは、大学に通ってる自分とインターンシップで就業体験してみてでは環境で全く違うので、その中での気づきが多かったようで、違う環境に行ってみるっていうことは気づきがたくさんあるんじゃないかなというふうには思っています。
大塚:ありがとうございます。ということで本当に日々ポジティブなご回答ですとか、お声というのを今インターンシップに通っている方からはもらっておりますので、ぜひいろいろなインターンシップを見てもらってまずは参加してもらうということが大事かなというお話をさせていただきました。ここまで長期インターンシップ参加者の実体験とビフォーアフターということでお話をさせてもらいました。
続いてなんですけれどもここからは冒頭に学生さんのお悩みということで少しお話をさせてもらいましたが、こういったよくある悩みに対してキャリアコンサルタントというライセンスもお持ちの佐藤さんに来てもらっておりますので、ぜひ日々キャリアの支援をしていただいている佐藤さんの方からこういった悩みに関しての対処法ということでお話をさせていただければと思います。
お話の途中で先輩たちの不安を大きく3つまとめさせてもらいましたが、これについてですね学生さんからこうしてますよっていうお話はさせてもらいましたが、一旦客観的に佐藤さんの方から見てどういったあたりに対処法があるのかとうのを一つ一つお話伺っていければなと思ってます。
ということでまずは1つ目なんですが「何を始めたらいいのか、誰を頼っていいのかわからないという不安」に対しては、どういった対処法とか、どうしたらいいのかとかってありますか。
佐藤:はい。ありきたりといいますが、言われたことあると思う方もいるかもしれないですが、まずは本当に誰でもいいので、喋りやすいと思う人に喋ってみるというのが一番かなと思っています。誰がどんな情報を持っているかわからないですし、皆さん自身がどこで今止まっているのかっていうのもそれぞれ違いますので、一概にこの人に絶対答えがあるという状態はないかなと思ってます。ですので、自分がまず喋りやすい人に喋れることが一番大事かと思ってます。私達はチューターと呼ばれておりまして、インターンシップで日々学生さんと向き合っているんですけれども、ありがたいことにたくさん相談をもらいます。たくさんもらえるんですけれども、私達ももちろんアドバイスできることもありますが、例えばこの人に聞いてみたら?っていうような繋ぎ方をすることもあります。ただそれも一つ、一歩進んだっていうことと言えるのかなと思っていますので、自分の中にとどめるのではなく、どこか発しやすい場所に発してみる。それがすごく大事なことなんじゃないかなと私は思っております。
大塚:ありがとうございます。さっき学生さんが実際聞いてた中にはなかったんですけど、何か身近なところでいうと、ご家族とかでもいいんですか。
佐藤:もちろん家族もありだと思います。もちろん親御さんが勤めてらっしゃる会社のことであったりとか、社会に出ていらっしゃるので学生という立場ではわからない社会の話とかも聞けると思いますので、親御さんやご家族の方が話しやすいのであれば、ご家族というところもありかなと思います。昨日ちょうど大塚さんとも別の場所で学生さんの前でお話をする場所があったんですけども、ごきょうだいをきっかけに就活考え始めましたみたいな方もいらっしゃいましたのでもちろんごきょうだいがお話しやすければ、年上のきょうだいの方にお話されるっていうのも一方、何か得られるきっかけになるんじゃないかなとは思います。
大塚:ありがとうございます。確かに一番身近にいる社会人といったら多くの方はもしかしたら保護者の方とかきょうだい、お兄さん・お姉さんかもしれないのでまずはそこら辺、誰かに聞いてみる声をかけてみるっていうところから始めるのがいいということですね。ありがとうございます。
では次にいきたいと思うんですがこちらです。「一般採用と障がい者採用があるなかで、このあたりどうすればいいのかわかりません」という声もチャットでもいただいてましたこのあたりどうですか。
佐藤:冷たく聞こえないで欲しいんですが、調べるしかないと思います。調べ方もたくさんありますが、身近のネットで調べてみるとかあると思うんですけれども、まず情報はたくさん落ちてると思います。何が違うのかっていうところから知るというところがスタートかなと思いますので、調べられるだけ調べてみるっていうのが必要かなと思います。ただ良いのか悪いのかですけれども一言で一般採用といっても、そして障がい者採用といっても企業様ごとに条件や環境が本当に変わるんですね。ですので調べた後、もう少し気になるということがあれば聞いてみる。みたいなことのステップに進んでいけるのかなと思いますので、まずは一般的な知識みたいなところから調べていただいて、気になることは解決してくれる方法、人を探していくっていうのでどんどん深めていけるといいんじゃないかなと思います。
大塚:ありがとうございます。福田さんこの辺りはチャレンジドナビの中とかでもコンテンツがありますか。
福田:はい、ありがとうございます。もちろんあります。マイナビ2027ではチャレンジドというサイトに特集タブからリンクがあります。ご覧になりましたかね。7月3日に行ったこのマイナビTV編集部チャンネルで発達障がい学生のための就活準備講座ですとか、障がいのある学生のための就活準備講座基礎編なんていうのも4月にやってまして、そのアーカイブなども載っています。その中で一般採用と障がい者採用の違いですとか、実際に発達障がい学生のための講座の方では実際に発達障がいのある方で今、マイナビパートナーズで働かれている先輩社員が実際にどちらの採用で一般採用と障がい者採用どちらで就活をしたのかとか、そこに行き着くまでにどうしてそちらで就活したのかっていうところの思いとか葛藤なんかも話してくださったりしているのでその辺ぜひ見ていただけたらいいかなと思いました。
大塚:ありがとうございます。我々のメディアの中でもいろいろとお話はさせてもらっておりますし、今チャットにURLを流していただきましたけれども、こういったサイトの中で得られる情報などたくさんあるかなと思いますのでまずはご自身で知ってもらうっていうことがすごく大事かなというお話でございました。一般論でお話をすると、障がい者採用に関してはチャットでも流れておりましたが合理的配慮を企業の方と求職者の方、皆さんの方で結ばせていただいて、それに基づいて配慮というのを企業の方でさせていただくというのが大きな違いかなと思いますが、このあたりも別に企業側の方で障がい者枠みたいなものを意図的に用意している企業さんというのはそんなに多くはなかったりもしますし、一度まずは各企業の気になった企業があれば自分で調べてみるというのが確かに佐藤さんおっしゃる通りベターかなと思いました。ありがとうございます。
最後に、「障がいとの向き合い方とか理解特性による体力面、などに不安があるんですがこの辺りどうしたらいいですか」というご質問ですがどうでしょうか。
佐藤:はい。もうこれは、経験してみるしかないかなと思う部分が多いです。向き合い方といっても授業を受ける中でご自身の特性とどう向き合うかっていうのと、仕事をする中でご自身の特性とどう向き合うかっていうのも全く違うんですね。今実際にインターンシップに来てくれている学生さんとも私達も合理的配慮の締結はしているんですけれども、最初に授業を受ける中で受けている配慮事項というのを聞くと出てくるものもあるんですが、やはりそれだけじゃないよね。というものだったりだとか、仕事においては多分それいらないよねみたいなことで取捨選択みたいな形かもしれないですがもちろん合ったものって環境によって違うかなと思います。ですので、ご自身でもちろん向き合っていただくというのもすごく大事なんですけれども、環境によってどう向き合うべきかっていうところも変わってくるかなと思いますのでどう向き合えばいいか、どう理解すればいいかを仕事において悩んでいる状態であればちょうどインターンシップと言っているので例えばインターンシップみたいな形で働くとはどういうことなのかなっていうのをご自身で経験していただくのが一番なんじゃないかなと思っております。
大塚:ありがとうございます。結構うちのインターンシップに来る学生さんでもアルバイト経験はないです。インターンシップに参加するのも初めてです。ですけど、障がいの理解は完璧です大丈夫ですっていう方もいらっしゃったりはするんですが、どうですか実際一緒に働いてみて、完璧ではないですか。
佐藤:そうですね。最初にやはり何名かは配慮してほしいことはないですとおっしゃってインターンシップを希望してくれていたりはするんですけれども、ご自身らしく活躍してもらうためには、1ヶ月2ヶ月経ってみると「やはりこれは伝えておきたいかも」みたいなことっていうのは、後で出てくるケースは決して珍しくはないかなと思います。
大塚:ありがとうございます。やはり実際やってみないとわからないことの方が多いよ、といえそうですね。わかりました。ありがとうございます。
ということでここまでいろいろ佐藤さんにお伺いをしてきましたけれども、悩みに対しての対処法をまとめます。
まずは本当に誰でもいいので話すことから始めてみましょう。そして、一般採用と障がい者採用のどちらが合うかっていうのは本当に人によってもしくは会社によって異なってくるのでまずは調べてみましょう。というのが今お伝えできることかなと思います。そしてご自身のこと、既にいろいろ自己分析とやってる方もいらっしゃるかもしれないんですが、やはり働く環境を実際に体験してそこでわかってくることの方がたくさんあるかなと思いますので、こういったインターンシップ、弊社でなくても全然結構ですので働く体験をしてみてその中で自分を改めて知ろうというアドバイスをいただきました。
はい。ということでここまでよくある悩みと対処法ということで佐藤さんからお話をいただきました。
福田:ありがとうございます。実際に参加されている学生さんの生の声、その学生さんと毎日向き合っている大塚さん佐藤さんの話っていうところで皆さんすごく参考になったものが、あったんじゃないかなと思いながら私も聞いておりました。次のアジェンダを進めていきたいと思います。
私の方から皆さんにおすすめする就活準備サポートツールのご紹介をさせていただきます。まず1つ目は皆さんも既にご利用いただいているかと思います、マイナビ2027インターンシップ&キャリア検索の機能です。今日の講座もこちらのサイトからご予約いただいたかと思いますけれども、マイナビのインターンシップ情報サイトです。企業名での検索はもちろん条件を様々掛け合わせて検索することが可能です。皆さんが気になっている業種ですとか、この地域で働きたいと考えてるとか、ご実家から通えるところで見てみたいなっていう場合は地域ですとか、もちろんWEBで開催されているものもありますので、そういった条件で検索をいただくことが可能です。もしくはインターンシップのプログラムだけではなくて企業さんの情報をとりあえず知りたいな、なんていうときには企業検索の窓などもあります。そちらで前年のその企業さんの採用データを調べることもできるんですけれども、その中で募集の特徴というところにですね「障がい者向けのコースあり」というチェック項目があるので、ここも一度覗いてみていただけると、たくさんの企業さんの障がい者向けの情報なんかも出てくるかなと思いますので、ぜひご参考にしてください。また、自分の大学の学校の先輩がどんな企業にエントリーをしているのかというランキング情報も集めていますので、ぜひ自分ではもうちょっとどこから手をつけていいかわからないっていう方は、自分の学校の先輩の動きなんていうのも少し参考にしてみてもいいんじゃないかなと思います。検索軸を掛け合わせることで自分に合ったプログラムを探すことができます。そして、自分の学校の先輩、学部の先輩がエントリーしたランキングを見ることで活動の軸の参考にしてもらえるんじゃないかなと思ってご紹介をいたしました。
続いてこちらはマイナビ2027の中にあります「障がいのある学生のためのサイトチャレンジド」です。こちらでは障がいというキーワードに特化した独自の検索軸もご用意しています。
例えば、障がいへの配慮をどんなものがあるのかなという検索軸や過去の雇用実績です。どんな障がいのある方を雇用されたことがあるのかなというところで検索をいただくことも可能ですので、ぜひチャレンジドナビも使ってみてください。
そして続いてはイベントです。10月にも「チャレンジドセッション」という障がいのある学生のためのイベントが開催予定となっております。10月の4日と5日、土日です。WEBで開催をします。完全に無料で入退場も自由になっていますのでご自宅やお出かけ先の移動中なんかにちょっと覗いてみようなんていうことも大丈夫です。ぜひ予約をして参加してもらえたらなと思っております。初日がライブ配信、2日目はそのアーカイブ配信となっておりますので、気になる企業様に直接質問したいなっていう方はぜひ初日に参加していただけたら嬉しいです。見逃してしまって、でもいろんな企業の話を聞きたいという方は、5日にアーカイブ配信やっておりますのでぜひこちらも見てみてください。参加予約はチャレンジドサイトもしくはこちら画面のQRコードなどから行っていただけますので、ぜひ皆さん積極的に参加してみてください。
先ほどチャットや質問のところでも少しいただいていますが、「自分がその会社に入りたいっていうわけじゃないんだけれどもまず、とりあえずエントリーした方がいいんですか」というご質問もいただいておりました。私達の回答としては、ぜひ気になる企業にはまずエントリーしてみてください。というのがおすすめの行動です。エントリーっていうのはその企業のインターンシップに参加しますっていうものではなくて、まずは情報収集のための作業と思っていただくといいかなと思います。エントリーするとその企業から今後の流れであったり日時の詳細、選考がある場合は選考に関するご案内なんかを受け取れますので、最終的に参加するかどうかはエントリー後に届く詳細の連絡などを見て判断していただけたらいいのかなと思っておりますので、ぜひ気になる企業にはまずはエントリーと覚えていただけたら嬉しいです。
続いて先ほども少しご紹介がありましたけれども、改めましてマイナビパートナーズの長期インターンシップのご紹介をお願いします。
佐藤:はい。私からご紹介させていただきます。先ほどお話しましたように実務を経験していただくだけではなくて研修や就活準備をしていく中でのサポートも含んでいるコンテンツになってます。それだけ含んでおりまして期間は1年間と長期のインターンシップにはなっているんですけれども、しっかりと皆さんを短期的にではなくて長期的にサポートしていきたいなと思っておりますので、ぜひ何をやっていいかわからないとか、何ができるかわからない、そんな方がまず入口としてたくさん声を聞くことが多いんですけれどもしっかり1年間一緒に頑張っているプログラムになりますのでご興味があれば見ていただければと思います。ただとはいえ、何やってるのかわからないと怖い。みたいな方であれば実はこのインターンシップの詳細を皆様向けに説明するような説明会や研修の見学会みたいなものをオンラインで実施をしておりますので、ちょっと覗いてみたいっていう方もいろんなコンテンツを準備しておりますので、ぜひ何かでご一緒できればと思っておりますのでナビサイトを見てもらえればと思います。
福田:はい、ありがとうございます。以上おすすめのサポートツールのご紹介でした。
では、本日最後のコンテンツです。質問コーナーに参りたいと思います。もう既にいくつか質問いただいてるんですけれども、皆さん画面の「質問する」というリンクもしくは質問箱からどしどしお寄せいただけたらと思います。大塚さん、既にいただいている質問ですね、「インターンシップに参加するからといってその企業に入社するわけではないので障がいを伝えるかどうか悩ましいです」といただいております。これに関しては、何かアドバイスありますか。
大塚:ありがとうございます。これについては、ぜひできる限りお伝えをしてほしいなというふうには思ってます。その会社に入るかどうかっていうのがわからない、決まったわけではないですということであれば、一度なおさらお話をしていただきたくて、障がいについてできる限りいろいろお話をしていただくと、インターンシップであっても我々もそうなんですが、企業の方と合理的配慮というのを結ばせていただくことになると思います。その中で最初は障がいの合理的配慮を考えるっていうのが学生さんの中でも難しいこともあると思うんですけれども、できればこのインターンシップの中で一度チャレンジじゃないですけれどもお試しで、こういった障がいには、こういった合理的配慮があるんだなっていうのを実感していただくためにもしっかり障がいについてはお伝えをいただいてインターンシップに臨んでいただければなと思います。
福田:はい、ありがとうございます。
こちらも回答いただけたらなと思うものが来ております。「合理的配慮とわがままの区別が大事。ということが重要だとはわかってるんですが具体的にどういう違いがあるのか知りたいです」といただいておりますこちらは大塚さん佐藤さんいかがですか。
大塚:はいここもすいません私の方からお伝えできればと思うんですが、合理的配慮を考える上でやはり一番大事なのがまずその障がい当事者の方がどういった障がいがあるのかっていう事実と、その障がいから「ちょっとこういうことがその仕事を行う上では、難しいです・困り事です」っていうこの二つの事実をしっかり前提として企業との合理的配慮があるかどうかっていうのがポイントになると思います。
この二つがあった上でかつ自分の中では、この困りごとに対してここまでできますと。ただ企業側の方で、ここはちょっと難しいので、合理的配慮として結んでくれませんか。といった形であれば合理的配慮として結ぶことができるかなと思うんですが、こういった背景がないままにちょっとこれをやってほしいこれをやってほしい、とくに理由はちょっとうまく伝えられないです。となってしまうと、本来はわがままではなくて配慮事項なのかもしれないですが、企業側としても何がお困り事かわからないので、わがままと捉えられてしまう可能性もあるのかなと思います。なのでご自身の障がいがどういうものか、プラスそこからお困りごとがどういうものなのかっていうのをお伝えいただいた上で、この合理的配慮っていうのを考えてもらうのがいいかなと思います。
福田:はい、ありがとうございます。まずは事実を伝えるというのが大事というお話をいただきました。確かに何もね、自分のことを伝えないままにあれして欲しいこれしてほしいだけ言ってしまうと少し企業としては難しいのかもしれないですね。
はい、続々と質問をいただいております。今ちょっと新しくいただいておりますが、「障がい者採用としてはやはり身体障がいの方の方が有利なんでしょうか。自分は精神障がいを持っているので不安です」といただいております。日々障がい者採用やインターンシップ生の受け入れなんかで先行などもやられてる思いますが、佐藤さんいかがですか。
佐藤:もうこれは断言できます。全く関係ないですね。特性によっての有利不利っていうところは全くないです。ただ私達も就活を支援させていただく中で一番大事かなと思うのはご自身がご自身の特性のことを理解しているか、どうかもそこが一番だと思います。どの特性であってもですね、そこかなと思いますので、ご自身がそれを理解していて、先ほどの合理的配慮じゃないですけれども伝えることができたらどの特性であっても有利不利ということは本当に全く関係ないです。そこはご自身のことはご自身らしく企業に伝えていただければいいんじゃないかなと思います。
福田:はい、ありがとうございます。一つ前に大塚さんに回答いただいた合理的配慮とわがままの違いみたいなところにもありましたけれども、ご自身のことを棚卸していただくっていうのがすごく大事なんだなっていうのを私も聞いていて感じました。
やっぱり、ご自身のことを棚卸するっていうのは難しいんですかね。どうなんでしょう。
佐藤:そうですね、難しいと思います。自分で自分のことを深く考え続けるとか、別の視点で考えるみたいなことってやっぱり1人ではできないと思っているので、私達も支援をしていく中ではやはりそういった面談というのは、複数のメンバー状況に応じてかわるがわる入ってみたりとか、何回も時間をかけてやったりみたいなこともするので、自分と向き合っていただくっていうことは、もしかしたら一番時間をかけているかもしれないです。
福田:そうですよね。やはり冒頭のコンテンツの中にもお話がありましたが、誰かに相談する、人と話すっていうのがとても大事なのかもしれないですね。
佐藤:そうですね。本当にインターンシップもほぼそんな感じですよね。
大塚:多いですね。毎日フィードバックの時間もありますし、ご自身と向き合ってもらう時間というのは意識して多く設けているかもしれません。
福田:ありがとうございます。
今フィードバックの時間をすごくしっかり取られてるっていう話ありましたけど、フィードバックの場がある、誰かにアドバイスをもらう時間があるっていうのも一つプログラムを探すポイントかもしれないですね。
佐藤:そうですね。やりっぱなしだけではそれこそ自分で感想を書いて終わり、ってなってくると気づきって限られてるかなとは思いますので、いろんな他者視点がもらえるかどうかっていうのはもしかすると一つポイントとして見ていただいてもいいんじゃないかなとは思います。
福田:はい、ありがとうございます。続々とチャットですとか質問箱の方にもいただいておりまして、ちょっと今日は時間内で回答ができなかった者に対しては社内で改めて拝見をして、またご予約いただいたときの昨日のご登録のメールアドレス宛にお返しできればなと思っておりますので、時間内にこれも聞きたいっていうものがある方はぜひどしどしとお寄せいただけたらと思います。
残り時間があと5分ほどになって参りましたので、少しエンディングに向かわせていただけたらなと思います。
最後にご視聴の皆さんへのメッセージということでいただいております。大塚さん佐藤さんお願いします。
大塚:はい、ありがとうございます。いつもですとマイナビTVの出演者の方から、いろいろとメッセージをお伝えできればと思うんですが、今回は私達のインターンシップに参加してる学生さんの方からいろいろとエールをもらいましたので、せっかくなのでここでお伝えできればなと思ってます。
代読をさせてもらいます。たくさんの業界や業種を体験することや、社会人の方たちと会話することは今の自分の価値観に大きな影響をもたらします。人との出会いに感謝しつつ、楽しんで活動しましょう。
早めの情報収集、インターンシップの参加を心がけて、自分のやりたいことはためらわなくていいよ。
こういったメッセージをいただいています。
とにかく今、必死にできることを全力で努力し続けること。困ったら、周りの人を頼ってみてください。自分ってこんなものというイメージはこれからの行動次第できっと変えられます。ぜひ視野を広げて、様々なことにチャレンジしてみてください。納得した選択ができるよう応援しています。
まずは一歩を踏み出すこと、そしてのんびりはしない。でも、着実に就職活動を進めること。まだまだ私も就職活動はこれからというところですが、就職活動は成長してきた自分の活動だと思います。絶望することもありますがインターンシップを通して成長する自分が大好きです。一緒に頑張りましょう。
ということでお声をいただきました。
福田:ありがとうございます。読み上げを聞いているだけでこちらも感動してしまうような。これが今実際に参加されてる学生の方の声ということなのでこれだけですね、一歩を踏み出してみると、それだけ成長があったとか、誰かにこうアドバイスじゃないですけどエールを送れるぐらい、成長ができるっていうことなんだなっていうのを私もまじまじと、このテキストからですが感じることができました。参加されてる皆様にも実際の参加学生さんインターンシップがインターン生の声が届いていると嬉しいなと思います。
最後に少し告知になりますが、次回の就活準備講座のご案内です。9月26日金曜日に自己分析編です。チャットや質問等でも自己分析どうやったらいいのかわかりませんとか、いつやったらいいですかっていうお話をいただいておりましたが、9月に自己分析編の準備講座を用意をしております。内容は基本的な自己分析のやり方やスケジュール、あとは障がいのある学生のための障がい特性との向き合い方なんていうところもお話ができればなと思っておりますので、こちらご興味がおありであればぜひ予約して参加してみてください。
私達も皆さんの参加をお待ちしております。
では、本日終了時刻も迫ってまいりましたので、本日の講座はこちらで終了とさせていただこうかなと思います。皆さん最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
最後に手を振ってお別れしたいと思います。
ありがとうございました。
- 発達障がい学生のための就活準備講座
- 2025年7月3日配信
村山:みなさんこんにちは、マイナビTVをご視聴いただきありがとうございます。
司会の村山です。
「発達障がい学生のための就活準備講座」と題しまして発達障がいの種類のご紹介やご自身の特性と向き合いながら、今社会人として活躍している先輩社員の体験談などもお届けしてまいります。みなさんからの感想、ご質問なども受け付けています。
たくさんのチャットありがとうございます。この後もぜひチャットに感想やリアクションなどを送ってください。
では、マイナビTVの機能の紹介です。
今画面上にオレンジ色の出席を提出はこちらというバナーが出ているかと思います。
オレンジ色の『出席票提出はこちら』というバナーからぜひみなさん、出席票の提出忘れずにお願いいたします。
このセミナーを見た証になりますのでぜひ提出してください。そして、この後もチャットでは、感想やリアクションなどお待ちしています。また、質問は質問欄にお寄せください。
ぜひ皆さん積極的に参加をお願いいたします。お時間の関係上全てのご質問にお答えできない場合もあります。あらかじめご了承ください。
本日のメニューはこちらとなっています。
発達障がいの種類についてのご紹介の後、先輩社会人の体験談、まとめのお話、そして皆さんに活用していただけそうな機能などのお知らせがありまして、最後に質問コーナーとなります。ぜひ皆さん最後までご視聴をお願いいたします。
それでは、最初のコーナーに入ります最初は発達障がいの種類についてです。
株式会社マイナビパートナーズ代表取締役社長 藤本さんにお話をお聞きします。
よろしくお願いいたします。
藤本:今日はよろしくお願いします。みなさん初めまして。
株式会社マイナビパートナーズの藤本雄と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。
まず初めに簡単に私の自己紹介をさせてください。
私は今みなさんが利用されている就職情報サイトマイナビ2027を運営している株式会社マイナビで社員採用の責任者を7年間務めていました。その際に総勢5000人以上の社員の採用に関わりましたけれども、その中に200名を超える障がい者の方がおられました。その後、マイナビの特例子会社であるマイナビパートナーズの設立に携わり、現在代表取締役を務めています。
特例子会社とは、障がいのある方の雇用促進を目的に設立される、主に大手企業が設立するグループ子会社であり、障がいのある方が働きやすくなるよう、障がいに配慮した仕事内容、職場環境、人事制度、就業規則サポート体制などが一般企業よりも整備されていることが特徴の会社のことです。私の会社には現在311名の社員が在籍しておりまして、そのうち234名の方に何らかの障がいがあります。そのうち約6割の方が発達障がいの方です。
また、当社ではマイナビパートナーズ紹介という人材紹介サービスを展開しておりますけれども、障がいのある学生さんの就職支援も多数行っております。特に発達障がいのある学生さんを支援することが多いです。私はこれまでのこうした経験の中で、就職活動がうまくいかない学生さんにたくさんお会いしてきました。その中には実は発達障がいが理由であるというケースがたくさんあります。就職活動時までに既に発達障がいの診断を受けている人、さらには障害者手帳を取得されている人もいれば、もしかすると自分は発達障がいかもと疑っていたり、発達障がいであることに全く気づいてない人で、後に発達障がいであることがわかった人など様々なケースがありますけれども、発達障がいの特性を一つの理由として就職活動がうまくいかない学生さんがたくさんおられます。今日は当社の発達障がいのある社員が体験談を語ります。どういう経緯で自身が発達障害であると知ったか。知ってから、どんな行動をとったか知ったことでどんないいことがあったかを語ります。就職活動に関する経験談とアドバイスもありますのでお聞きください。
その前にまず私から発達障がいとその種類について、それから障がい者雇用での就職活動について説明をしておきます。まず、発達障がいについてです。
発達障がいとは生まれつき脳機能の発達のでこぼこが激しいこと、つまり脳の機能の発達が均一ではなく、得意な部分と苦手な部分があることを示しています。例えば、ある人は数学が得意だけれどもコミュニケーションが苦手だったり、逆にある人はコミュニケーションが得意だけど集中力が続かないことがあります。発達障がいはその特性や現れる事柄の困りごとによって大きく三つのタイプに分けられます。
一つ目は注意欠如・多動性症/注意欠如・多動性障がい。通称ADHDといわれるものです。
この障がいは年齢に比べて落ち着きがない、待てない、多動性衝動性があり、注意が持続しにくい作業にミスが多い、不注意が多いといった特性があります。具体的な症状でお伝えしますと、落ち着きがない、他人の会話に割り込む、学校での勉強でミスが多い、課題や遊びなどに集中し続けることができない、気が散りやすい、自分の話ばかりしてしまい止められない、極端に飽きっぽい、思ったことを口に出しすぎてしまう、忘れ物やなくし物が多い、計画的に物事を進められない自分勝手無遠慮と思われて友達ができない、いつも部屋が汚れていて片付けられない、出かけるまでの準備や服選びに時間がかかり遅刻を繰り返す。などが挙げられます。
次が自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障がい。通称ASDと呼ばれるものです。
こちらは、言葉や視線、表情身振りなどを用いて相互にやり取りをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心を持っていたり、こだわりが強かったりします。具体的に言うと、物の配置、物事の順番、勝敗、自分のやりがいやり方に強くこだわる、目を合わせない、人に関心を示さない、集団活動が苦手、かんしゃくを起こす、自分の興味あることばかりを話し相互に言葉のやり取りをすることが難しい、興味のあることには毎日何時間でも熱中することがある、初めてのことや決まっていたことが変更されることは苦手。などの症状が挙げられます。
三つ目は学習障がい。LDです。知的発達の遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算推論する能力のうち、一つ以上の習得活用に困難を示す生涯のことです。症状として例えば読むのであれば、行の読み飛ばしがある、読み違うことが多い、文末など適当に自分で変えて読んでしまう、読んでも意味が理解できない。書くであれば、文字が思い出せない、思い出すのに時間がかかる、書き取りや文章作文を書くことが苦手文字の辺漢字の偏と作りを間違う。計算するであれば、暗算ができない計算をするときに指を使わないとできない、
算数の繰り上がり繰り下がりが理解できない、九九を暗記しても計算に使えないなどが挙げられます。ここまで発達障がいの三つのタイプについて説明をしてきました。
発達障がいの方が医療機関で発達障がいの診断を受け、ご自身が発達障がいであると自覚する以前にはできないことだったり苦手なことを自分の能力不足、努力不足だと言われ、また自分でもそのように感じてしまって、ご自身を責められているケースがとても多いです。結果長く自己肯定感が低い状態の人がとても多い。また、親御さんがご自身の育て方や愛情の注ぎ方に問題があったのではないかとこちらもご自身を責めているケースがとても多いんですね。しかし、発達障がいには特製ゆえに困難なことがあります。それは能力不足でも努力不足でもありませんし、親御さんの育て方や愛情の注ぎ方は、発達障がいの発症とは関係がありません。仮に発達障がいであったとした場合ですね、正しい知識を身に付けて事故対処することで困りごと失敗は軽減されます。また、周囲に適切な配慮を相談する力を身につけて、環境整備することで、過ごしやすい場所を作ることができます。
この後の体験談でそのことは確認してください。
次に障害者手帳を取得して障がい者雇用での就職活動をする場合に必要となる知識についてお話します。新卒の採用には障がい者雇用と一般雇用があります。障がい者雇用とは、就職活動時点で障がいがあることを企業側に伝え、入社後は特性や症状に配慮を受けながら働くことのできるコースです。選考時に、障害者手帳の提出が必須となります。一般雇用とは、病気や障がいのない方たちと同じ条件で採用試験を受けるコース、一般雇用のみの企業も多いです。応募条件を満たしていれば誰でも応募することができます。
一つずつ、メリットとデメリットについて説明していきます。障がい者雇用のまずメリットですね、障がい者にとって働きやすい環境支援体制が整っている場合が多いです。通院など医療に必要な時間確保への配慮、障がい特性に配慮した作業内容、業務の進め方への配慮、支援スタッフの在籍、定期的な面談の実施などが挙げられます。また障がい者限定雇用であることから、選考倍率が低いケースが多く、一般雇用より採用されやすいといえます。ただしデメリットとしては、障がいに配慮し、難易度の高い業務はあまり課せられない傾向がある点。また一般雇用より求人が少なく、就活時に選択肢が選択幅が狭い点。一般雇用より給料が低かったり、また給与の伸び率が小さいケースが多いことが挙げられます。
次に一般雇用のメリットデメリットです。まずメリット。障がい者雇用よりも、求人数が多いので就職先の選択肢が広がります。業務範囲が広く様々な仕事に取り組むことができます。結果として障がい者雇用より給料が高かったり、キャリアアップが期待できる傾向があります。デメリットとしては選考倍率が高いので、障がい者雇用と比較して採用ハードルが高くなる傾向があること。後ほど説明します、合理的配慮を受けづらいこと。また、障がい者が障がい者雇用で就職した場合に比べると離職率が高いことなどが挙げられます。
次に、障がい者雇用での就活特有のキーワード、配慮事項についてお話します。障がい者雇用で就職した場合、合理的配慮を受けることができます。これは、障がいや病気によってできないことに対して必要かつ可能な範囲で配慮を受けることができるということです。そのため、面接では必ず入社後に希望される配慮事項は何ですかと聞かれます。希望する配慮事項を面接時に伝えることはミスマッチを防ぐ上でとても重要です。そして希望する配慮事項を適切に伝えるには、ご自身の障がい特性に対する理解が重要です。同じ障がいであっても特性の出方は人それぞれなので、特性が異なれば、必要な配慮も変わってきます。企業はより具体的な必要配慮を確認し、その配慮が対応可能なものかを判断した上で合否を決めたいというふうに考えてますので、ご自身の障がい特性をしっかりと理解した上で具体的な配慮を伝えることは求めている配慮に対応できる企業へ入社し、働きやすい環境を手に入れる近道になります。以上少し長くなりましたが、発達障がいとその種類について、また障がい者雇用で就職活動する場合に知ってほしいことについてお伝えしました。
村山:はい、ありがとうございます。内定がゴールではなくて自分に合う会社に入って活躍していくってことが就職の目的だと思うので、自分がどういう環境だったら頑張れるんだろうっていうのをしっかりと向き合うことって大事ですね。
藤本:そうですね。そのためにそこに向けて自分ができることそれとして欲しいことをきちんと伝えるってことが大事だと思います。
村山:ありがとうございます。ではここからはしっかりと自分に向き合ってそして、今まさに活躍している社会人の先輩たちにお話を聞いていければなと思います。今日はAさんとYさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。はい、今まさに藤本さんの会社で活躍している、藤本さんが期待している若手ということでしょうか。
藤本:はいそうです。新入社員と2年目の社員です。
村山:ありがとうございます。どんな発表が聞けるんでしょうか、楽しみにしております。
では順番にお話いただければなと思います。まずは、Aさんからお願いいたします。
A:はい。それでは自分から「障がいと向き合うということ」についてお話をさせてください。まず目次です。簡単な自己紹介と、経歴紹介の後、大学時代にさかのぼって現在に至るまでの体験談をお話できたらと思います。
まずは自己紹介から。自分は注意欠陥が他のADHD発達障がいと診断を受けています。特性としては優先順位をつけることが苦手、物忘れやケアレスミスが多く、過集中になったり、逆に集中できなかったりと集中力のコントロールが難しいなどがあります。そんな中、現在は特例子会社であるマイナビパートナーズにて、合理的配慮をいただきながら、働いています。この合理的配慮とは、障がい者の困り事とその対象を企業に伝えることで安心して働ける、そして安心して雇用できるための配慮です。またプライベートではイラストを書いたり創作活動を楽しんでます。あとは友人とゲームをしたり、たまにキャンプに行ったりと自由時間を楽しんでいます。そんな自分なんですが行きやすい働き方に出会うまでに紆余曲折の道を歩んでいきました。
ちょっと複雑な経歴を簡単に説明させていただきます。4年制の大学を何とか卒業し一般コースで新卒入社します。ただ、約1年で退職をすることになります。その後、フリーターでフラフラとやりたいことを探しつつ、映像イラストの道を歩もうとします。学校や学び直しをしに行くも徐々に体調が悪化し結果として退学をします。社会復帰のため就労移行支援事業所という就職を支援してくれる施設を利用し、そこでマイナビパートナーズに出会い、現在に至ります。この紆余曲折を重ねた背景には全て発達障がいというキーワードが共通しているかなと思います。今回のお話では、自分の経歴を元に障がいと向き合うことについてお話できればと思います。
それでは大学時代からお話をさせてください。当時は自分が障がいを抱えているとは思っていませんでした。一方で、どうやら他の人とは違うらしいという違和感やそれによる生きづらさがあったことは自覚していました。
発達障がいというキーワード自体は大学の講義を通じて知っていました。思い当たる節はあるなと思いつつも、まさかね、くらいの認識でいました。しかし一方で連絡無精による交友関係のもつれで悩み始めます。連絡無精を具体的にいうと、なぜかLINEが返せないです。今にして思えばですが、遠まわしにしてしまうという特性が起因としてあったかなと思います。そんな中、大学内のカウンセリングに相談しに行きますが結果として具体的な解決には至らず数回の利用で終わってしまいました。このとき発達障がいを疑っているということを話せたら、もしかしたら未来が変わっていたかなと思います。
そんな悩みを抱えつつも就職活動は何とか頑張りました。この当時の就活の軸としては二つ。アルバイト経験が生かせること、何より興味があること、これに絞って就職活動をしていました。結果として一番行きたい企業に内定をいただくことができました。当時は無難に成功したというふうに成功体験をかみしめていました。
ただし、その就職活動も振り返ってみると失敗ばかりでした。履歴書が準備できない、スケジュール管理ができず、面接がダブルブッキングしてしまう、就活対策サークルに参加するも迷惑をかける形で離脱するなど、数々のやらかしがありました。しかし就活成功したし、いっか。くらいの感覚になってしまっていました。結果として障がいの発見が遅れる一因になったかなというふうに今では思っております。
そんなやらかしはありつつも晴れて希望の会社に就職をします。
入社した会社は映像コンテンツの配信会社で、アマプラとかネトフリみたいな会社を想像していただければと思います。そこでは配信設定やデータ集計、キャプション執筆など様々なことを任されていました。しかし、ここでケアレスミスが頻発します。特に配信設定のミスは先方に謝罪しに行くなどの事態にまで発展しました。その後もやらかしは止まらず、だんだんと出社が怖くなっていきます。
そんな中信頼していた先輩が突然うつで休職をしてしまいます。このときに糸が切れたような感覚になり頑張れなくなってしまいました。もしかしたら自分も病気なのかも、このときうつ病を疑って病院へ行きました。しかしそこで診断されたのは、うつ病ではなく発達障がい、生まれ持った特性だと診断されました。
この診断結果を受けて自分はショックを受けました。病気とは違って先天性の障がいであるということで治る先がないことへの絶望感がありました。自己肯定感を失っていた当時は、会社にいるべきではないという自己否定的な気持ちが強くなっていました。そんな自分を心配した上司が面談をしてくれるのですが、ここで障がいのことをカミングアウトします。言った瞬間後悔をしました。これをきっかけに色眼鏡をかけられる特別扱いを受ける。そんな怖さがありました。結局障がいを受容することはできず、そのまま退職をしてしまいます。同時に、通院をやめてしまいました。障がいから目を背けてしまいました。
数ヶ月無職をした後生活のためにアルバイトを始めます。書店員として週5日フルタイムで働き始めました。ここでは人間関係に恵まれ楽しく働くことができました。しかし一方でやはり相変わらずケアレスミスは頻発します。これといって対処するでもなく、ADHDだから仕方ないと開き直っていました。そんな中自由時間を生かして、かねてより興味のあった創作活動に没頭し始めます。同人誌を制作してイベントで販売したり、SNSでの活動に精を出したり、それなりの手応えを感じていました。普通に働いても失敗するなら、「クリエイターの道を志そう」となるわけです。そこで美術を学べる専門学校に学び直しに行きます。
専門学校ではやりたいことを好きなだけやろうと意気込んで入学をします。
しかし、ここでもやはりADHDらしいやらかしを経験します。完璧主義のあまり、ほとんど完成しているのにも関わらず、課題を提出できない、遅刻や欠席を繰り返してしまうなど、また、当時コロナ禍にちょうど見舞われ、満足に授業を受けることができず、精神的にも参ってしまいます。だんだんと再びふさぎ込むようになり就職活動ができない、卒業が危ういという状況に追い込まれます。このとき何から動き出せばいいのかわからないという状況に陥っていました。
そんな中、当時のパートナーの存在をきっかけに今一度自分を見つめ直そうと決意をします。これまでの経験を振り返って障がいについて、自分について知る必要があると考えて、動き出せない状態から脱するため、やるべきことの整理をしました。目的は働くためです。
そのために通院の再会障害者手帳の取得、「就労移行支援事業所」の利用に絞って動き始めます。この就労移行支援事業所とは障がいのある人の就職活動を支援してくれる施設のことをいいます。施設の利用条件に当たって「学生では利用できない」ということを知り支援員の方と相談の上、自主退学を選択しました。前に進むための選択だ、と思いこのときは迷いを捨てました。
就労移行支援事業所は、様々な障がいや背景のある方たちが、自身と向き合いながら前に進もうと頑張る、そんな場所でした。頑張る彼らの存在によって、自分自身の障がいをだんだんと受容できるようになっていきます。これまでADHDだから仕方ないと開き直っていた思考が「どう対処ししていこうか」という思考へと変わったのが一番大きいです。通院と服薬によるADHDの根本的な対策と並行して障がいの特性の対策を深めていきました。具体的な対策としては、当たり前を徹底するということを実践しました。優先順位がつけられない、物忘れが多いの対策のためにメモを取るようにすること、これは当たり前の話であるのですがこのメモを取ること自体を忘れてしまうので、メモをストラップにぶら下げて携帯するようにすること、つまり対策の対策を徹底するということです。こういった当たり前の徹底が自分には何より必要でした。こうした障がいと向き合えているという事実によって自己肯定感も回復していきます。働くことや就職活動に対して前向きになっていきました。具体的にどう働いていきたいかと考えたときに障がいを隠すのではなく、堂々と向き合って成長していきたいと考えます。つまり障がいを会社にオープンにした上で働くという選択を取ることにしたのです。
就職活動はできることを望む生活が叶う待遇の二つの軸で始めます。マストとしていたのは、障がいを受け入れつつも挑戦ができる成長ができる環境であることです。障がいコースを後ろ向きに捉えず、前向きに捉えている企業がいいなと考えていたので、とにかくいろんな企業に訪問したり会社説明会に赴きました。一方で障がい者コースの厳しさも同時に知りました。障がい者の雇用を前向きに捉えているようで待遇は厳しい。あるいは、待遇は良くても障害に理解がなさそうという企業も多い印象でした。そんな中「配慮するが、遠慮しない」というコピーの求人が目に留まります。
それが現在在籍しているマイナビパートナーズです。
マイナビパートナーズでは、クリエイティブな実務内容に加え、ステップアップできるキャリアイメージがあり、求人のコピーより障がい者コースに対して前向きな姿勢があると強く感じました。選考を進めていくうちともに障がいについて理解を深めて成長していこうという言葉が聞けたことがきっかけとなり入社を決めました。
現在マイナビパートナーズでは主にライティング業務を担当しています。求人原稿の作成や取材活動や、原稿執筆などライティングに関わる様々な業務を任せていただいています。数年ぶりの就労生活となるので、入社してしばらくは勤怠安定を第一に考えていました。1年目の後半には賃貸が安定しできる仕事も増えていき、楽しいと思えるようになりました。おかげで社内表彰で半期賞をいただくことができました。賞をいただけるまでに成長できたのも、見てくれている人がいる、気軽に相談できる環境があったこと、そして何より何事も挙手すれば挑戦させてもらえる環境があったからだと思っています。少し話がそれますが、今ここでお話させていただく機会もぜひやりたいと手を挙げました。結果としてこうやって挑戦させていただいています。こうやって自分ができることを増やしていきながら現在楽しく働くことができています。プライベートでも趣味の充実に励んでいます。
数年前と比べるとずいぶんと生きやすくなったなと思ってます。
さてここまで長くなりましたが、現在に至るまでの経歴をお話させていただきました。最後に伝えたいことをお話させてください。
自分は障がいの診断を受けてから、受容するまでにずいぶんと寄り道をしてきました。これを見ている方の中にはきっと自分と同じように、自身と向き合う準備がまだできていない方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。発達障がいと診断を受ける人の反応は大きく二つに分けられると思っています。生きづらさの正体に気づき安心する人と、障がいという事実に落ち込む人、少なくとも自分の場合は後者で、自分が発達障がいだと認めること、そして向き合うことは簡単なものではありませんでした。なぜ認めることが簡単ではなかったのかそれは障がいを持つことへの恐れがあったからです。障がいを認めてしまうと、本来あったはずの自分の可能性が閉ざされてしまうのではないか。そんな怖さがあったのです。
今にして思えばですが、これは全く逆で、障がいを受容し、対策をすることは、自分の可能性を広げていくことに繋がります。自分の障がいの特性を知ったならどう適応していくか手段を講じることができるわけです。このことに気づくまでに自分はずいぶんと遠回りをしましたが、結果としていま、生きやすい場所を見つけています。
自分と向き合うこと、自分の立ち位置を確認することは、障がいに関係なく勇気のいる行為だと思います。ただ向き合ったその先にあるのは、これまで見えていなかった多くの選択肢があるはずです。もし自分と向き合うことに踏みとどまっている方がいるのなら、どうか、今一度自分の可能性と未来を信じてあげてください。向き合うことで、きっと多くの可能性が開かれるはずです。みなさんは学生ですからいろんなことに挑戦できるチャンスが待っているはずです。みなさんの次のステップが明るい未来に繋がるようにと、陰ながら応援させていただきます。ご清聴ありがとうございました。
村山:ありがとうございました。印象的な言葉もたくさんあって素晴らしい発表でした。開き直るのではなくて自分としっかりと向き合ったってお話ありましたけれども、それはきっとそのできないことに目を向けるんじゃなくて、自分ができることを伸ばしていこうという思いがあったってことですよね。
A:そうですね。できないことに対しても、どう対処していくかっていう。やはり嫌なことも見つつ自分のできることも信じてっていうふうな二つの軸で見ていたかなと思います。
村山:素晴らしい。藤本さん、お話の中で「配慮はするが遠慮はしない」ということがありましたが、それも社員の方のできないことだけを見つめるのではなくて、できることをどんどん伸ばしてあげたい、活躍してもらいたいという思いがあるということですね。
藤本:そうですね。障がい者雇用の場合はいわゆる合理的配慮と言われるその方の障がい特性に合わせた配慮の提供が必要になりますけれども、それはものすごく丁寧に話し合って決めていきます。ただ、障がい者雇用だから成果を出さなくていいというのは言いたくないし言われたくないと思うので、配慮を丁寧に提供しますよ。そのうえで遠慮なく成果を求めますよということで、配慮するけど遠慮しないっていうのを、会社立ち上げのときからのポリシーにしてるんですね。たまたまAさんはそのコピーを見て反応してくれてうちに入ってくれました。
村山:成果が出れば自分もモチベーション上がってどんどん成長にも繋がりますしね。ありがとうございます、印象的な発表でした。では続きましてYさんの発表です。よろしくお願いします。
Y:よろしくお願いします。私からは、「障がい需要で掴んだ幸せ」というテーマでお話させていただきます。
全体を大きく四つに分けてお話します。まず最初に一番目の自己紹介からさせていただきます。
私は2025年4月1日に、オフィスセンター事業部に新卒で入社しました。出身は北海道札幌市です。マイナビパートナーズ入社に伴って上京しました。趣味はお出かけ、野球観戦、美味しいものを食べることも大好きです。
障がいについてですが、障がい名は、自閉スペクトラム症、通称ASDです。現在の症状は雰囲気で状況を察することが苦手、コミュニケーションに苦手意識が強い。イレギュラー時に混乱しやすいなどがあります。
次に、手帳取得までの経緯についてお話します。
このような三つの流れでお話させていただきます。私は大学に入学してから、自ら病院に行き、手帳取得を自分で決めました。それが大きな転機となっています。
まず初めに、生まれてから小学校5年生までのありのままの私についてお話します。当時の状況としては、周囲とのコミュニケーションがとれない、自分の思い通りにならないと何時間でも泣きわめく。こだわりの強さや、感覚過敏などもありました。物心がつく前は非常に天真爛漫で明るく人懐っこい子供でした。しかし、コミュニケーションの仕方がわからずに困っているように見えたそうです。幼稚園に入ると、毎日写真のように頭の上でツインテールをしなければ気が済まないというこだわりもありました。
当時は小学校2年生の頃に初めて児童精神科に行きました。しかし、発達障がい等の診断はつきませんでした。10歳になる頃に、別の児童精神科医からアスペルガー症候群の疑い、現在のASDの疑いの指摘を受けましたが、ここでも正式な診断などはつきませんでした。
次に、小学校5年生のときに、私にとって大きな転機が起きます。私は小学校5年生のとき、親と一緒に児童相談所に行きました。そこで、私は個人的にとても怖い思いをしました。
そこで私は障がいを隠すようになります。
我慢をして、周囲と合わせる日々を送っていました。自分から湧き上がってくる感情全てをシャットアウトして、常に周りからどう見えるかだけを考えて生きていました。どこにでもいるような普通の子供になりたいという願望がとても強く、昔はおしゃれなどにも無頓着で、こだわりも強く、感覚過敏もあったため、毎日同じような格好をしていましたが、クラスの人たちの目を気にしておしゃれに気を使うようになり、周りの女の子たちと似たような格好をするようになりました。人並みに友達もいて、パートナーもいる自分でいられることに安心していました。しかし、大学に入ると、障がいを隠すだけでは通用しなくなってしまいました。
大学に入学するとそれまでと比べて、パターン化できないことばかりが起きるようになり、臨機応変に、変化に対応することが非常に難しかったです。例を挙げますと、教授の評価方法が曖昧であること。時間割が日によってバラバラであること。アルバイトはシフト制が多く、土日や祝日の区別がつきづらくなることなどに強い困難さを感じていました。
また、アルバイトや課外活動なども積極的に行いました。今まで周りと合わせすぎて何ものでもない不安感が漠然とありました。自分探しをしたかったという背景も大いにあります。
ときにスーツを着て、飛び込み営業をしたこともあります。毎回、人間関係やイレギュラー時の対応などでつまづいていました。
そういったこともあり、自ら病院に行き、ASDの診断を受けました。結論から言いますと、非常にほっとした気持ちで、つらいとか、受け入れがたいとか、そういったネガティブな気持ちは全くありませんでした。理由は昔から発達障がいの疑いがあったため、やっぱりそうだったのかと納得した気持ちが強かったのです。当時、正直周りと合わせることに、とても疲弊している自分がいました。合わせるために頑張っていながらも、心の奥底で、もっと楽に生きさせてくれと悲鳴を上げているような状態でした。当時から心も体も疲弊していて、限界を迎えていました。たくさんつらい思いをしてきた地元は、もはやその土地が、私にとってトラウマそのものでした。ここではない、地元ではないどこかでもっと楽に生きられたらいいのにと漠然と思うようになっていました。大学までの進路決定は、様々な事情があり、自分のみの判断で決めることはなかなか難しい場合も多いと思います。しかし、就活は、ある程度自分の判断で決められる部分が大きいと思いました。苦しい日々から抜け出すために、徐々に障がいをオープンにした働き方を模索するようになります。同時に、徐々に障がいとともに生きる決意も固めるようになりました。
次に、流れの3番目、障がいをオープンにした就活についてお話します。
なぜ障がいをオープンにした就活をしようかと思ったかといいますと、業務内容的には適性があると思われる仕事でも、人間関係や曖昧さの理解などでつまづいていたからです。努力すれば、障がいをオープンにせずとも適用できたかもしれません。しかし、社会人になって、毎日長時間そのようなことをしていたら、ストレスでいっぱいになって、すぐに身がもたなくなるだろうと思いました。自分らしく働ける環境を選択した方が、自分のためではと思い、このような就活方法を選択しました。
就活の具体的な内容について、このように五つに分けてお話します。まず初めに、就活の軸を決めました。私の就活の軸は、東京近郊での就職と、事務系のお仕事を選ぶことです。なぜ東京近郊で就職したかったかといいますと親元を離れ、自立したかったからという理由も大いにありますが、たくさんの選択肢と似たような経験を持つ人たちとの出会いが欲しかったからという部分も大きいです。事務系の仕事を選んだ理由としましては、様々なアルバイトをする中で、事務のアルバイトが一番得意だと感じたからです。
次に、得意不得意を言語化しました。なぜ、得意不得意を言語化しようかと思ったかといいますと、障がいをオープンにした働き方について、自ら情報収集をしていくうちに、重要なのは、自己理解であるということを多く見聞きしたからです。当時、自分は得意不得意を言語化することができていませんでした。そのため、まずは地域の就労移行支援事業所に行きますが、地元では大学に在学していると使えないことがわかりました。そのため、私は地域にある障がい者職業センターというところに行きました。この就労移行支援事業所も、障がい者職業センターも、どちらも別の機関ではあるものの、障がいや難病のある方を対象に、就職や復職を支援するサービスを行っている機関です。私は、この障がい者職業センターで、大学3年生の夏休みに、職業準備支援という訓練を行いました。具体的には、軽作業やパソコン作業などの作業訓練ですとか、報告・連絡・相談の仕方や、メモの取り方をグループワークで学びました。また、担当職員の方と面談をし、得意不得意の洗い出しを行い、大学3年生の夏休みが終わる頃には言語化することに成功しました。ここで私の特性について理解できた例を挙げますと、慣れない環境だと、イレギュラー時に対応することが難しい部分も大きいこと、苦手さを隠しすぎてしまう、あまり自分ではとてもつらい思いをしていても周囲になかなかわかってもらえにくいこと、を言語化することができました。
次に、エージェントに登録しました。大学3年生の9月に、エージェントA社というところに登録しました。A社に紹介された面接会や説明会に参加しました。とにかく自分から動き続けることを意識しました。エージェントとは専任のキャリアアドバイザーさんがついて、求人紹介や、先行のサポートを行っているサービスのことです。大学3年生の1月には他のエージェントB社というところにも登録しました。エージェントは、複数同時に利用することができるので、ぜひ自分に合わせた使い方を検討してみることをおすすめします。
次に、「社会資源の情報収集」を行いました。安定就労の観点で考えると、生まれてからずっと過ごしてきた北海道から東京に転居し、かつ就職するということは、難易度がとても高いと思いました。そのため、世の中にあるサービスや制度、すなわち、社会資源の利用について考えました。私が現在利用している社会資源は、障がい者就業・生活支援センター、”通称なかぽつ”や、食事が平日は毎日2食付く管理者 夫妻常駐の学生会館に住んでいます。調べてみると、他にもたくさんあると思います。ぜひ調べていただき、自分にあったものを選んでいただくことをおすすめします。
次に成功体験を積みました。なぜその必要性があるのかと思ったかといいますと、私は今まで失敗ばかりをしてきて、自分でこれが得意ですとアピールできるものが自分の中で、なかなか思いつかなかったからというのがあります。なので今から作ろうと思い、このようなことをしました。具体的には、当時行っていた事務作業のアルバイト先で障がい者職業センターで学んだことを実践し、整理した特性を説明しました。例としては、職場では自信がなくても堂々と話すことで、好感度や信頼感をアップさせることができました。また、自分の特性を説明できたことで、お互いのコミュニケーションをスムーズにさせることができるようになりました。その結果、お互いに気持ちよく働きやすくなり、卒業まで続けることができました。
次に、選考を受け内定をいただきました。今までの紆余曲折でたどり着いた、障がいとともに生きる決意と、アルバイトでの成功体験にボリュームを置いて偽ることなくありのままの自分をアピールしました。転居先でも安定就労するために準備していることもしっかりとアピールしました。その結果、マイナビパートナーズに内定をいただき、入社することとなりました。
最後に、皆さんにお伝えしたいことがあります。
私は今、とても「生きている」という実感を持って幸せな日々を過ごしています。地元にいた頃は、自分を隠しすぎてしまい、心から笑うこともなかなかできていなかったと思います。しかし、東京に来てこの人といると自分らしくいられるかもと思わせてくれる出会いも本当にたくさんありました。少しずつですが、心から笑えているかもと思えることも増えています。全て障がいと向き合い、もがいたからこそつかみ取った今の幸せだと思っています。皆さんも自分と向き合うことは、大きな痛みを伴うことだと思いますが、そこは諦めずに、ぜひ向き合っていただいて、自分の納得した進路を自分で決めていただけることを私からも心から願っております。
ご清聴ありがとうございました。
村山:ありがとうございました。素晴らしい情報収集力と行動力ですよね。就職活動は自分を偽って入りたい会社に入りたいという方もいるのかもしれないですけど、偽り続けることって難しいですし、そこでミスマッチが起きてしまいますしね。しっかりと自分に合うところを見つけるためにも皆さんも情報収集を続けてください。
さあ、ではですね、藤本さんにまとめのお話をしていただいてもよろしいでしょうか。
藤本:2人の話を聞いてくださってる学生のみなさんはどういう感想を持たれましたでしょうか。2人は発達障がいってことがわかった後に自分の特性ですよね苦手なこと得意なことを、しっかりと理解して苦手に対する対処できる力を身につけて、周囲に自分の特性をわかりやすく伝えることもできますし、適切なサポートを受けながら今うちの会社で活躍されてるわけですよね。自分自身で今のお話聞いていただいてわかる通り、自分自身の頭でちゃんと考えて行動して障がいを受け入れてそれぞれの道を通って、自分らしくいられる場所を今見つけて生き生きと働いて生きてってことをしてるので、これをご覧になっている学生さんの中で発達障がいであるということが既にわかっている、あるいは発達障がいかもと疑ってる学生さんがおられたとしたら、2人の体験談が有意義な情報になっていれば嬉しいなと思います。本日はご視聴ありがとうございました。
村山:はい、ありがとうございます。悩みとか不安に向き合うのは疲れるじゃないですか。だから先延ばしにしがちなんですけれども、考えた方が、実は周りに助けてくれる人もいるってことに気付けたりとかするんですよね。
藤本:そうですね。考えて実際に動いてみてですね。
村山:はい。ぜひみなさんも周りに頼るってことも大事だと思うので、ぜひこれからご紹介するサイトなども活用していただければと思っております。
ここで一旦お知らせをさせてください。いろいろなサイトがありまして、まずはマイナビパートナーズのご紹介でございます。マイナビパートナーズ紹介は障がいのある大学生や社会人のキャリア支援に特化した人材紹介サービス転職エージェントとなっています。障がい当事者と一緒に働く経験をしているマイナビパートナーズだからこそ、カウンセリングの中で実践的なアドバイスやご本人に寄り添ったサポートが可能です。今後のキャリアを考える上で、ぜひマイナビパートナーズ紹介にご相談ください。
そしてこちらは障がいのある学生のためのサイト、「チャレンジド」をご紹介していきます。コンテンツが充実しています。先輩たちの就活体験談志望動機の作り方などなどありますし、さらに障がいの配慮に合わせて検索をすることも可能です。そして、障がいの内容による雇用実績もチェックしていただくことができますので、ぜひ安心していただくためにもいろいろ検索してみてください。
障がい者の就職活動に役立つ情報を受け取ろうということで、ぜひ希望者の方チェックを入れてください。マイナビ2027アプリのオプションを選択し、会員情報変更を選択、さらに利用サービス欄で障がいに関する情報修正を行うことで情報を漏らさずにチェックすることができますので、お願いいたします。
そして、WEBセミナーチャレンジドサイトございましてハウツー動画ですとかいろいろありますのでぜひ皆さん録画版も活用していただければなと思います。就職活動のお悩みなどに寄り添ったWEBセミナーですとか、あとは企業の録画版もありますので、ぜひ皆さんこちらもチェックをお願いいたします。
そしてWEB版の障がい者のためのチャレンジドセッション10月4日と5日に開催です。昨年はご覧のような出展企業が登場しております。いろいろ質問ももしかしたら受け付けてくださる企業もありますかね。ライブ配信ではもしかしたらあるかもしれませんけれどもぜひ皆さんこちらも積極的に参加いただけたらなと思います。こちらのQRコードまた今画面上にバナーが出ているかと思いますのでそちらからぜひご予約をお願いいたします。
そして次回は就活準備講座自己分析編です。しっかり自分に向き合うのが大事というお話もありましたけれども、どうやって自己分析すればいいかわからないっていう方いらっしゃると思いますのでぜひこちらで学んでいただけたらなと思います。スライドにありますQRコードもしくは今画面上にバナーをお出ししていますので、そちらからぜひご予約の上ご参加をお願いいたします。
ではここからは質問コーナーとさせていただければと思います。たくさん質問をいただいているんですけれども、より多くの方に関するような質問に答えていただこうかなと思いますので、よくある質問にまず回答いただけたらなと思います。ではお2人から回答していただけたらと思うんですが、この質問はよく学生さんからあります。
「障がい者採用面接でよく聞かれる質問はなんでしょうか?」
まずAさんにお聞きしてよろしいですか。
A:はい、そうですね。障がいの特性とその対処方法についてはよく聞かれるかなと思います。どういった障がい特性で困っていてどういう配慮が必要なのかという確認であると同時に、障がいについてきちんと受容できてますかっていうところを見ている質問かなと思います。自分についてきちんと理解し説明できるようになると良いかなと思います。それこそ今日お話させていただいた障がいと向き合うということ、という話に繋がってくるかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。人と比べてではなくて自分の中で向き合って、考えればいいんですよね。
A:そうですね。自分自身と向き合うっていうのはなかなか大変なことだと思うんですけれども、そこが言語化できるようになるとより企業とのミスマッチも減るかなとは思います。
村山:はいありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。
Y:そうですね。私は主に新卒での障がい者枠で選考を受けたんですけど、身体障がい者を主に採用していると思われるような企業と、精神障がい者をこちらの会社のような企業の選考では、アプローチの方法が全く違うなっていうふうに個人的には感じていて、私は身体障がい者を多く採用しているんだろうなと思われる企業と、精神障がい者を多く採用している企業どちらも受けたんですけど、身体障がい者を多く採用していると思われる企業では、身体的なものではない事柄については、障がいがない人と同等の水準を求められるような印象を私は感じていて、そもそも私がコミュニケーションや臨機応変な対応が苦手だっていうふうに話すと、それだと困るなっていうふうな反応をされてしまったこともありました。なんですけど精神障がい者を多く採用しているような企業の面接では、障がいがそういう身体的なものではないとしても、それ自体は全く否定されなくて、むしろどう向き合っているかやどう前に進みたいかっていうことを聞いて評価していただけてるなと感じたので、そういった違いがあるのかなと私は思いました。
村山:先ほどご紹介したチャレンジのサイトだと、どういう障がいがあるの雇用実績があるのかっていうところでも調べられるのでそういったとこでも参考になるのかなと思いますね。
あと採用側として、面接で注意するべきポイントみたいなものが何かあれば教えてください。
藤本:今お話に出たようにその方がご自身の障がいを理由に何ができて何ができないのか。どこまで自分の工夫でできて、どこからは会社に寄り添ってほしいのか。そこははっきりお聞きしたいです。それをしっかりと理解した上でお互いどうやって協力して、いい成果が出せるようにできるのかっていうのを企業は面接の中で探っていきたいと思ってると思うので、しっかりとご自身なりの自分の障がいの特性。そのために苦手なこと、得意なこと、苦手なことに関してはご自身ではどんな努力ができて、足りない部分をどういう協力を求めてこられるのかというところを確認したいですね。
村山:ありがとうございます。就職活動の不安って学生さんはきっと情報不足なのかなと思うんですね、働いたことがないから。でも企業側もきっと面接でしか知る由がないんですね。情報が少ないとなかなか取りづらいっていうのあるんですかね。
藤本:そうですね。もう綺麗な言葉で言えなくてもいいです。その人らしい言葉で正直に自分のことを話してくださればそれでいいと思います。
村山:ありがとうございます。
あとはですね、「働く中で成長したと感じる点、仕事が楽しいと感じるときはどんなときでしょうか。」これもまずAさんから聞かせてください。
A:そうですね。自分はマイナビパートナーズに出会うまで、「仕事はつらいものを耐え忍ぶもの」という印象がずっとあったんですけれども、この会社に入ってからは、次はこうしたいだとか、こういうことに挑戦したいだとか、そういったことを考えられるようになったっていうのを自覚したときに、自分が成長してるなというふうに感じるかなと思っていて、仕事を楽しいと感じられているときに一番成長してるなというふうには感じます。
村山:自分の理解が進むと仕事も楽しいと感じるんですかね。
A:そうですね。理解が進んで自分の得意なことがはっきりしたときが何かすごくこれを試そうとか次これやりたいっていうのがどんどん出てくるので、それが何か今までの仕事じゃなかったなっていうふうにありがとうございます。
村山:ありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。
Y:そうですね。私は自分の困っていることを素直に発信できるようになったことが成長したことかなって思っていて、最初入社当初は困ってることとか悩んでいることを発信しなきゃって思っても、なかなか難しい部分も結構多かったんですけれども、色々な方々がが否定せずに私の話を受け止めてくれるような環境で働かせていただいていて、少しずつなんですけど、その自分の困ってることとか、そういう悩んでいることも発信できるようになって一緒に考えていただいて、その前に進めるようになったことがすごく増えたなっていうところにすごく成長したなと自分では感じています。
村山:ありがとうございます。周りを頼るって実は勇気がいりますし、人を信用しないといけないっていうのもありますしね。
質問スペースに「障がいがあることによって不当な評価や、もしくは過剰な配慮をもらうことに不安があります」というコメントがあるんですけれども、しっかりと評価をしてもらってるからこそ自分のモチベーションにも繋がるっていうのはあるんですかね。どうですか。しっかり自分がやりたいことがあった場合に声をあげることってできたりしてますか。
Y:そうですね。私もこのプレゼンをさせていただけるっていうお話をいただいたときに、元々私もその障がい者コースで働くっていうのに関して、なんかあんまり先輩社員の意見が聞きにくいところがあったんで。私がもうどんどん発信していきたいという気持ちが強くてお話いただいたときに、ぜひやりたいですって言ったんですけど、上司の方とか、先輩の方とかも応援してくれたり、サポートしてくれたり、本当に私の挑戦したいことを応援していただけてるなって思ってすごく嬉しかったです。
村山:それはまさに合理的配慮はあるけども遠慮しない、やりたいことはしっかりやってもらいたいということですよね。
藤本:そうですね。今回2人とも立候補です。
村山:素晴らしい。多くの方に届くことは嬉しいですね。ありがとうございます。
あと、今日この質問が多いのですが、「社会に出るのがそもそも不安。働くことが不安」という方が多いと思うので、仕事を選ぶ上でのアドバイスをお2人からいただけたらなと思います。まずAさんお願いします。
A:これも気持ちはすごくわかります。本当に働くことって不安なことばかりかなと思うんですけれども、あくまで自分の場合なんですけれども、不安になる背景ってどうせうまくいかないっていう自信のなさがあるからかなと思っていて、これに対するアドバイスとしては自分ができること、得意なことを見つけることなんですけれども、それができたら苦労はしないとは思うんですよ。
どうしても苦手なことばかり目に目がいってしまってポジティブなことをちょっと打ち消してしてしまう傾向があるかなと思います。自分自身もそうだったので。なのでそういったときは、苦手を段階分けしてください。これは絶対に無理っていう苦手、これはちょっと避けたいっていうことをまず見つけて、その上でこれだったら対処できるっていうのを次に見つけてください。そうすることで企業とのミスマッチを防げるかなというふうに思います。結果として自分らしく働ける場所が見つけられるかなと思うんで、ちょっと苦手を段階分けするということを意識してみてください。
村山:すごい、論理的ですね。ありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。
Y:私はできれば事前にその会社である程度自分が親しく関われそうな人ができやすそうな雰囲気かなっていうことを確認できたら確認していただけることをおすすめします。なぜかというと結構仕事って、どんなに自分が働きやすいと思える環境でも、やっぱり心細さとか、うまくいかないなってことは必ずあると思うんです。けどそういったときに、自分のちょっとした愚痴を話せたりとか、この人は何があっても私の味方でいてくれそうだなっていう人が1人でも2人でもいると、本当に心の支えになると思うので。実際私もここに入社して、同期の子ですとか、同じ新卒で入った先輩社員ともの方とも仲良くなることができて、本当にそういった方の存在に支えられている部分が大きいので、そういった見方になれるような方、なかなかどこの部署で自分が働くかっていうのはわからないと思うんですけど、説明会とかホームページとかである程度こういう人が集まりやすいそうだな、みたいな雰囲気はある程度わかったりする場合もあると思うのでぜひ確認してみていただけることをおすすめします。
村山:はい、ありがとうございます。その会社ならではの社風みたいなものもあったりしますもんね。最後に藤本さんからも何かアドバイスありますか。
藤本:やっぱり「周りを頼る」っていうことですかね。やっぱりちょっとうまくいかないことを多く経験されてると何か人に迷惑かけることが嫌だ、もう失敗したくない、自分がやったことで、否定的に捉えられたら嫌だ、みたいな形でどうしても抱え込むタイプの方がやはりそのメンタルの何らか障がいがあると抱え込むタイプの方が多くてそれで自滅してしまうんですよね。なるべくあの発信していくことを心がけるということと、発信を受け止めてくれる人が1人でもいる環境を作るっていうのが大事かなと思いますね、
村山:ありがとうございます。Aさんからも自分と向き合うことが大事ってお話ありましたし、Yさんね周りを頼るっていうのをぜひやってみてほしいなんて話がありましたのでぜひ皆さん参考にしていただけたらなと思います。たくさん質問いただいたんですけれども皆さんの質問にお答えする時間が取れませんでした。申し訳ございません。出席票を出していただいた方には後日、マイナビのメッセージを通して回答をさせていただきます。ぜひ出席票の提出も忘れずにお願いいたします。それでは、本日のWEBセミナーは以上とさせていただきます。最後に手を振ってお別れしましょう。ありがとうございました。
- 障がいのある学生のための就活準備講座!~基礎編~
- 2025年4月22日配信
村山:みなさんこんにちは。
「障がいのある学生のための就活準備講座!~キホンをおさえる60分~」です。
司会の村山千代です。よろしくお願いいたします。皆さんもぜひ質問などを送ってください。
使い方をご紹介します。皆さんの画面上にオレンジ色の「出席票提出はこちら」というバナーが出ていますでしょうか。このセミナーを見たというあかしになりますので、オレンジのバナーから出席票の提出を忘れずにお願いします。
チャットへの書き込みありがとうございます。この後も皆さんとコミュニケーションを取りながら進めていきたいと思います。ぜひチャットに感想、リアクションなどを送ってください。また質問もお待ちしています。質問はぜひ質問スペースにお寄せください。続々とチャットへの書き込みが増えてきました。ありがとうございます。
本日お話いただくのは上床(うわとこ)さんと守屋(もりや)さんです。自己紹介をしてもらいます。まずは上床さんです。
上床:はい、マイナビキャリアサポーターの上床と申します。
2015年にマイナビ入社しまして、関東圏の大学を中心にマイナビの広報担当としてあちこち回っておりました。もしかしたら皆さんの大学にもお邪魔したことがあるかもしれません。今日はどうぞよろしくお願いいたします。
村山:はい、お願いします。続いて守屋さんお願いします。
守屋:学生の皆さんこんにちは。
マイナビパートナーズから参りました、守屋と申します。
私は2009年にマイナビに新入社員として入社してからずっと新卒採用のお手伝いをするという法人営業を担当していました。今はマイナビパートナーズに出向しておりまして、こちらで新卒紹介、そして中途の人材紹介エージェント、これは障害者手帳を持つ方専門のエージェントサービスですね、こちらを担当しており、長期の有給のインターンシップなども運営しています。本日は企業の視点から皆さんにいろいろとお伝えできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
村山:はい、お願いいたします。
さあ、では内容に入る前に、ここで皆さんにチャットを活用していただけたらなと思います。チャットタイムです。就職活動に関して不安なことや気になることをチャットで教えてください。皆さんどんなことに悩んでいますでしょうか。
ちなみに上床さんはよく学生さんにもお悩み相談を受け付けると思うんですけれども、どんなお悩みがこの時期多いですか?
上床:はい、ありがとうございます。今ですと、もしかしたら皆さんも同じように思ってるかもしれないですが、やっぱりインターンシップ&キャリアについてのご質問が多いかなと思います。「参加した方がいいのかな」とか「参加するならどういうふうに見つけたらいいのかな」とか、そういうところのご質問が多いかなと思っております。ですのでチャットの方でも今日ご案内しようかなとは思ってますけども、ぜひご自身が思ってらっしゃる疑問に思ってることとか不安なこととか、ぜひぜひお寄せいただければなと思ってます。
村山:はい、ありがとうございます。質問スペースに質問いただいていまして。「出席を最後に提出した時間がマイナビ記録に残るのでしょうか。」といただいたんですけど、今日セミナーに出席してもらって1回出してもらえば大丈夫ですよね?
上床:一度ご提出いただければ問題ないと思いますので、そちらでご対応いただければと思います。
村山:はい、皆さん、チャットへの書き込みも増えてきていますね。ありがとうございます。
「海外の企業に興味を持ち、それに向けて就活をする学生はいるのでしょうか。」
どうでしょうね。
上床:はい、実際にいるかなと思います。今やはり日本国内だけじゃなくてグローバルに視野を広げてっていう会社ももちろん増えておりますし、学生さんもそういう傾向があるのかなと思いますので。全然いらっしゃるし、それに向けてご準備を進めている方もいらっしゃるってことだと思いますので、ぜひご質問いただいたFumiさんかな、ぜひそういう感じで準備っていうところもコツコツ進めていただけたらいいなと思いました。
村山:ありがとうございます。
あと、「面接ではどのように話せば良いでしょうか?」だったり「大学何年生の何月頃から何から始めたらよいか教えてください」なんていう書き込みもいただいてるんですけど、この辺りはお話ありますよね?ぜひ楽しみに待っていてください。
あと、手帳のお悩みだったりとかこの時期どんなことをしたらいいのかだったりとか、あとは教師採用試験を受けようと思って併願をお悩みの方もいらっしゃったりとか、このあたりまた、質問時間のときにも回答していただけたらなと思いますので、皆さんまだまだ質問スペースへの質問をお待ちしています。
さあではですね。お悩みもたくさん書いていただきましたけれども、この辺りの回答にもなるかと思います。
本日お話いただく内容はこちらとなります。ご紹介していきます。
まずは障がい者の就職採用環境についてデータなどもあわせてご紹介いただきます。
そして先輩たちの疑問から探る企業の視点ということで企業がどういったことを考えているのかポイントを守屋さんに回答していただきます。
そして企業の探し方、インターンシップ&キャリア参加の流れということで、今後の活動に対して役立つ情報についてのご案内もあります。
最後、質問コーナーとなりますのでぜひ皆さん、質問もまだまだ送っていただけたらと思います。
では、最初のコーナーです。障がい者の就職・採用環境について上床さんにご紹介いただきます。お願いします。
上床:はい、ではこれから私の方でですね障がい者の就職・採用環境ということでお話を進めてまいります。
その前に一般的なところの全体のスケジュールから整理をしていきましょう。
ちょうど今日はまだ4月22日ということで、4月1日からマイナビ2027でインターンシップ&キャリアのエントリーというのが始まりました。皆様こちらのエントリーでは進めていただいていますでしょうか。ちょうどエントリーが始まったところですので、ぜひその波にまずは乗っていただいて、エントリーというところをしてインターンシップ&キャリアに参加っていうところを、まずはステップとして進めていただければと思います。
それと併せて、2番目と3番目、自己分析や仕事研究のあたりもぜひ一緒に進めていただければと思っております。
今日ちょっとそのあたりの話もちらほら出てくるかなというふうには思うんですけれども、ぜひ、これはご自身でやっぱり頭と手を動かしながら実施していただかないと、なかなかこうかなっていうような答えを導き出していくってことは難しいかなと思っておりますので、ぜひとおもいます。インターンシップのキャリアのエントリーというところと合わせて、自分でどういうことが得意なのかな、とか、この得意なことを活かせそうな仕事ってどんな企業かな、どんな仕事があるのかな、そんなことをぜひ考えていくっていうところで進めていただければと思ってます。
そしてこれが、準備期って言われてるこの4月~2月ぐらい、ちょっと1年ぐらいありますけどこの期間のことを指しています。
そして、活動期と書いております。
来年の3月1日、に、企業の採用情報が公開となりますので、ここに向けて準備としまして今お話したインターンシップのキャリアのご参加や、自己分析・仕事研究を進めていただけるといいかなと思っておりますので、ぜひこの辺を少し意識をしながら、今日の講座を聞いてください。
ここが全体のお話だったんですけれども、改めて、ここからのパートで障がいのある先輩の就活の準備の傾向っていうところをアンケートをもとに話していきたいなと思っております。自分自身のこのスケジュールと照らし合わせながら、自分だったらどこができそうかなとか、ここだったらちょっとチャレンジしてみれるかなとか、そういうことを考えながら聞いていただけたら嬉しいです。
では早速なんですけども、先ほどお話した通り、ちょうど4月1日、今月にインターンシップ&キャリアへのエントリーが開始されました。先輩たちって本当にインターンシップのキャリアに参加していたのって言うところからお話を進めていきます。
ここはおそらく何となく思ってらっしゃるかなと思うんですけども、参加状況としまして、2024年の8月なのでちょうど1年前ぐらいですかね、一つ上の先輩方々を中心にとったアンケートによると、約8割の方がインターンシップ&キャリアに参加していました。つまり、行くのがもうスタンダードな状況になってきている、というところをご認識いただければと思います。
ちなみに障がいのある学生、先輩たちっていう形でくくってはいたんですけども、いわゆる「一般コース」と言われる学生さんも、同じ3ヶ月8割程度っていう形になっていますので、先ほどお話したように、参加するのがスタンダードっていうような状況だということはご認識いただきたいと思います。
インターンシップ&キャリアに参加している方々が多いというところは、今ご認識いただけたのかなと思いますが、じゃ、いつ参加したらいいの、いつ参加してたのっていうところをお話しに行きましょう。
先ほどチャットの方でも「何から始めればいいの」みたいなお話だったと思うので、まさにここかなと思っていました。
特に3年生の先輩たち。皆さんと同じ学年の方が多いかなと思うんですけれども、いつ参加したのかというと、ちょうど今の4月に参加したというのが割合としては比較的高かったです。ですけれども、ポイントとなってくるのは見ていただいたらわかる通りで、4月に山はありながら7月・8月っていう夏休み期間にも山がある。そしてもう一つのポイントは、年間通して、ずっと参加の経験があるっていうところかなと思っています。
もちろんご自身の活動やスケジュールとかで行ける・行けないとか、ご体調で行ける・行けないっていうところはあるとは思うんですけれども、そのあたりは一旦置いておいて、年間通して先輩方っていうところはインターンシップ&キャリアっていうものに参加しているっていうところを皆さんの方でご認識いただいて、、ご自身のタイミングに合わせてご参加するといいと思います。
例えばこちらのいつっていうところの回答としては、早い方はちょうど本当に今ぐらいから参加を始めているよ、と。もう一つピークっていうところがやっぱり夏休み期間というところですね。この辺のところは押さえておいていただくといいと思います。
ここまでで何となく早いうちから、皆さん動いていたんだなっていうことと、参加してる方多いんだなっていうところはご認識いただけたのかなと思うんですけど、実際どれくらい動いていたの、どれぐらい参加していたのって言うところがもう一つ気になるポイントかなと思いますので、そこのお話をしてみようかなと思います。
こちらも先ほどと同じデータアンケートになるんですけれども、参加した期間ですと見ていただいたらわかる通り、1週間程度と比較的長いプログラムに参加している学生さんが多かったです。
このあたりやっぱりじっくりと参加をしてご自身の適性を見極めたいっていうところのご要望がこういうところに繋がっているのかなと思います。、ぜひ皆さんの方でも少しハードル高いなって思われるかもしれないですが、やっぱりただ参加して終わりじゃなくって参加することで「合っている・合っていない」、「自分ができる・できない」っていうところを判断できるかなと思います。、ぜひこの辺も後押しになったら嬉しいなと思っております。
そしてプラスアルファ、右側の方ですね。参加した企業数も一定数というところもあるんですけれども、一つはポイントとなるのはやっぱり複数社参加している方が圧倒的に多いっていうところかなと思っています。
先ほどお話したように1週間程度の長いプログラムでその会社に合うのかどうかっていうところを見極めつつ、複数参加をして、A社とB社の会社、仕事を比べて私はA社の方が良さそう。B社の方が良さそう。B社の中でもこの仕事の方が良さそう。と適性を見極めていく方が多いと思いました。ちょっと勇気がいることかもしれないですけれども、この先ずっと働く先を見つけていくっていう意味で、今ちょっと勇気を出していただいて参加をして合ってる・合ってない、ここよりもここがいい、そういうご判断をしていただけるっていうのはいいかなと思いますので、ぜひ考えてみてください。
総括です。じっくりと企業のことを知ったり、あとは複数体験をしている先輩が多いところが皆さんの後押しになればなと思いますので、一つ覚えておいていただけたらと思います。
あとはチャットにもちらほら来ておりましたけれども、障がい者コースと一般コース。そのあたりどうやって使っていこうみたいなところも思われてる方もいらっしゃるかなと思いますので、ここで少しご説明をさせていただきます。
一般コース、障がい者コース。この違いを簡単にはなりますが、ご説明させていただきたいと思います。
一般コース。いわゆる一般募集と言われているものは、障がい者の手帳の有無に関わらず全ての学生さんを対象としたコースになっているので、同じ条件で採用試験を受けるということです。一般コースで受けようと思っているよ、ということあれば、合理的な配慮をしていただかないと難しい部分があるっていうこともあり得るかなと思いますので、一般コースで受ける、インターンシップ参加するってなったとしても一応担当者の方に一言、事前に伝えておいていただいた方が、皆さんも快適に過ごせるかと思いますので、ぜひその辺も少し意識していただきたいと思っております。
そしてもう一つが障がい者コースと言われているようなもので、活動の時点で障がいがあるっていうことを事前に伝えておいて、配慮を受けながら働いていくことができるものになっています。チャットの方でどうやってコンタクトを取ればいいですかみたいな話もありましたけれども、これはこのコースとして設けている企業さんもあったりしますのでそのあたりとですね。
後で進めていただくのがもしかしたら一番スムーズかもなと思ったりもしますので、ぜひその辺りの情報を得られるようにしておいてください。
ざっくりしたお話なんですけども、受けるときに手帳を使うのか使わないのかが大きな違いですが、実際先輩方はどうちらで応募したのか。結果としてはこんな感じでした。
簡単に言いますと、一般コースも障がい者コースも共に受けていたよという割合が圧倒的に多いです。例えば、A社は一般コースで受ける、B社は、障がい者コースで受ける。のような形で一律で決めずにこの会社だったらこっちが良さそう。配慮も受けられるし良さそう、のようにご自身の中でコントロール、調整をしていくのも選択肢にあるのかなと思いますので、ぜひこのあたりも一つ知識として知っておいてください。
はい、ここまでで、改めてなんですけども、併用した先輩方が半数以上いるところも一つ押さえておいていただいて、先ほどお話したように、会社によってコースを設けているっていう可能性もあると思いますので、上手くご自身の中で情報を集めていただいてどうするのか。
というところを考えてみて、そして行動に移してみてください。
ざっとお話をさせていただきましたが、就職・採用環境というところのまとめです。
ポイントまず一つ目は、一番初めにお話しました、8割ぐらいの学生さんがインターンシップのキャリアに参加しているというのが事実。行っているのがスタンダードっていうような状況なので、ぜひその辺りを意識していただきまして皆さんの方でもチャレンジしてみていただけたら嬉しいです。
そして、皆さんの中でやっぱり実際の業務っていうところが見えなくて、見えないからこそ不安を抱えているっていうことがあるのかなと思いますので、ぜひ、インターンシップ&キャリアに参加をしていただいて、実際の業務を体験していただいて自分でできるかな、そういう環境が整っているかな、そういう業務なのかな。そういうところを知れるのがこのインターンシップのキャリアのメリットかなと思っておりますので、ぜひそのあたりも意識してみてください。
そして最後、直近でお話しましたけども、一般コース、障がい者コースどちらの活用もOKとなっておりますので、ぜひ会社によって、業務によって仕事によって使い分けっていうところも意識してみてください。ということで一番初めのパートはいったん以上とさせていただきます。
村山:はい、上床さんありがとうございました。チャットへのお悩みにも回答いただきながら進めてもらいました。公務員試験と併用して併願して目指してるって方もいらっしゃると思うんですけれども、先ほどチャットにも、「いま3年生で来年教師採用試験を受けようと思うのですが、時間があればインターンシップもやった方がいいでしょうか」という質問いただきましたどうですか。
上床:はい、ありがとうございます。そうですね、これはもうぜひおすすめをしております。というのも教員採用試験がもちろん本命だと思うんですけれども、いざ自分自身が教師として働いて学生さんの相談を受けるときに、社会でどういうことが行われてどんな仕事があるのかということを知らずに相談乗るのって皆さんも怖いと思うんですよね。
なので、将来のことを見据えたうえでも一度インターンシップ&キャリアというもので、一般的に働く社会人を疑似体験しておくことがきっといつかの何かの役に絶対立つんじゃないかなと思ってますので、時間があればで構いません。先ほど一週間ぐらいのインターンシップ&キャリアに参加されてる方が多いよ。とお話しましたけれども、一週間じゃなくてもいいのかもないですね。時間があれば例えば1日とか比較的時間が短いものでもいいと思いますので、一度経験をしてみてください。
村山:はい、情報収集をしっかりとして選択肢の多い中から選んだ方が後悔はないかもしれないですね。後ほど情報収集の仕方などご紹介していただく予定です。
では、ここからは守屋さんから先輩たちの疑問から探る企業の視点ということでお話しいただきます。皆さんからの質問にも答えていただきながら進めていけたらと思いますので、守屋さん回答お願いします。
では一つ目のよくある質問はこちらです。
「一般コースと障がい者コースでは、スケジュールは異なるのでしょうか」
ご回答お願いします。
守屋:はい、ありがとうございます。一般コースと障がい者コースがあると先ほど上床さんの方からも説明がありましたね。スケジュールですけれども、基本的には概ね同様のスケジュールということになっていましてこれは、インターンシップの開催、説明会の日程、エントリーシートを締め切り、面接、このあたりも、特に障害者手帳をお持ちの方だからといって、スケジュールが思いっきり後ろ倒しになるとかそういったことは基本的にはないと聞いています。これはただ、各社によってかなり差があるので、例えば例としては障害者手帳お持ちの方向けのインターンシップは冬のみ開催、こういうケースも実際にあります。ですので、いったん2027年卒のスケジュールが各社のサイトに掲載されていることがありますので、ぜひ見に行っていただいて、各社どんなスケジュールでいくのかなと見ていただければと思います。
ただ、まだ掲載されてなかったり情報が足りない場合は、1個上の先輩の2026卒向けのインターンシップや採用のスケジュールをちょっと覗いてみましょう。そうするとおそらくそれと同じようなスケジュールで今年も動くかなとイメージがつくと思いますので、ぜひそういった確認をしていただければと思います。
実は、インターンシップはかなり企業さんの方で開催の日程とか機会がそもそも増えていたりします。ですのでもしかしたら昨年よりも多くなっている可能性も今年に関してはあるかもしれません。なのでそんなつもりでですね、逐一マイナビのサイトを含め確認をいただければと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
一般コースと障がい者コースで迷ってるっていう方もいらっしゃると思います。
チャットに「オープン就労でインターンシップに参加し、同じ会社にクローズ就労で面接応募することは可能でしょうか」と質問が来たんですけれどもいかがでしょうか。
守屋:はい、ありがとうございます。前提として、私はいつも自社で運営している長期のインターンシップで学生をトレーニングしてるんですけども、そこでも必ずお伝えするのがこのクローズ、つまり手帳や障がい診断があるのにも関わらず、それを企業に伏せて就職活動するということは、基本的にはあまりおすすめしていません。なので、例えば障害者手帳を明確にお持ちの方向けの募集、あるいは、特に何も書いてない一般向けに障害者手帳がある人も含めたオープンな募集、それを一般の募集というふうに先ほど言葉では言ってましたけれども、このどちらであったとしても、ご自身の障がいがあること、そして手帳を持っていること、これに関してはぜひ、プレエントリーというような段階やエントリーシートの段階で自己開示いただく準備をしていただくのが大事かと思います。このあたりの話はまた別の講座でもですね、お伝えして参りたいと思うんですけれども結論はそのように思っております。
村山:はい、ありがとうございます。では二つ目のよくある質問です。
「企業の雇用実績を確認すると、私の障がいの雇用実績がなかったため、エントリーを行うことが不安になりました。インターンシップ&キャリアへエントリーは参加しても大丈夫なのでしょうか」
守屋:はい、ありがとうございます。まず前提として、雇用実績を見たいですよね。そのときにご自身の障がい診断名と同じ名前がもし雇用実績にないとエントリーにして大丈夫かと不安になる学生の方々の声を毎年耳にします。ですがご安心いただければと思います。もちろん応募していただいて大丈夫です。雇用実績に記載がなかったとしても皆さんが入社をするときに改めて具体的にどんな配慮が可能で、どんな環境で働けるのかを皆さん自身が確認していくことがすごく大事だと思います。
いま時代の流れもありまして、多くの障害者手帳を持った大学生の採用というのを企業は今加速している最中でございます。なので、これまで採用してこなかった障がい種別の方々の採用、障がい診断名で今までは迎えてこなかった方の採用、こういったことが当然のように行われていくわけです。ですので、もしかしたら少し勇気がいるかもしれませんね。ですが勇気を持って応募していただいて大丈夫かなと思いますのでご安心いただければと思います。
村山:ありがとうございます。
「障がいの相談を企業の方にしたいのですがどうやってコンタクトを取ればいいですか」
という質問をいただいているんですけれども、インターンシップ&キャリアに参加する前に関することというのは可能なんでしょうか。
守屋:ありがとうございます。もちろん可能です。その企業の問い合わせフォーム、あるいはマイページをお持ちの企業さんの場合では、学生の方から何かしら発信するスペースがある可能性があります。お問い合わせフォームみたいなところですね。そういったところで一度ぜひお話を聞いてほしい、ご相談にのってほしいみたいなことを発信いただく分には全く問題がないかなと思います。
「カジュアル面談」という言葉を聞いたことありますか?面接ではなくて「カジュアル面談」って言葉自体がちょっと難しい理解なんですけれども、「面接」という形ではなくてフランクにお互いの疑問とか不安を解消するために、少し短い時間で(面接より短いことが多いんですが)話すみたいな機会、そういったものが実はあるんです。
ですのでもしそういった機会がある企業におかれましてはぜひその「カジュアル面談」に応募してみていただくのを強くおすすめします。
村山:ありがとうございます。企業によっても違うのかもしれないんですけれども「カジュアル面談では選考はされているんですか?」
守屋:いえ、基本的には「カジュアル面談」なので面接ではありません。言葉遊びみたいでちょっと不安になりますよね。なんですけど大丈夫です。面談なので、あくまでもお互いの不安解消の場というふうに受け止めていただければと思います。
村山:ありがとうございます。
では続いてのよくある質問です。
「障がい者コースのインターンシップ&キャリア情報や募集要項がありませんでした。この場合は一般コースに応募すればよいでしょうか。それとも、応募を諦めた方がよいのでしょうか。」
守屋:はい、ありがとうございます。
障害者手帳をお持ちの方を明確に募集していますという文言がないケース、実はこちらの方が多いんです。障害者手帳をお持ちの方を募集しますと銘打っているケースの方が実はまだまだ少ないと思ってください。ですので、そのまま応募いただいて全く問題ありません。企業の問い合わせフォームや代表アドレスにも直接連絡もしてみてください。
先ほどのカジュアル面談も同様なんですけれども、直接企業さんの方に問い合わせいただいて全く問題がないですということを改めてお伝えします。
企業によっては一般のコース、そして障がい者コースをあえて分けずに採用活動をしているとそんなケースが実は非常に多くあります。ちょっと勇気がいる話ですけれども、もし皆さんも可能であれば、企業の問い合わせフォームに障害者手帳がある旨、並びに配慮事項について事前に会社に伝えておいていただくと非常にスムーズにその後の理解が進むかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
手帳取得するかどうするかも迷ってる方もいるのかなと思うんですけど、
「うつ病で手帳を持っていないのですが、それを理由にインターンなどを断られることはありますか。」
守屋:ありがとうございます。
先ほどチャットで質問がありましたね。障がいのことをオープンにすると不利になるんじゃないかっていう声も毎年のようにたくさんの学生さんから質問を受けるんですけれども、結論として、現在、合理的配慮というのが義務づけられていますので、基本的にそのような雇用機会の差別みたいなものがあることは許されないような状況になっています。、なので、うつ病があるから企業の方で落とす、あるいは不利な選考判定になる、こういったことは基本的にはあってはならないというのが前提になりますので、その点もご理解いただければと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
「障がいの特性上、インターンシップや選考でグループワークがある企業が多いので不安です。企業の方に参加前に障がいがある旨伝えた方が良いでしょうか。伝える適切なタイミングがあれば知りたいです。」
守屋:はい、ありがとうございます。
こちらもよく聞かれる質問で、どのタイミングで自分の障がいのことを開示すればいいのか。ということだと思うのですが、エントリーシートを出すときやそのインターンシップに行きたいという意思を表明するときに何かしら履歴書やエントリーシートあるいは登録フォームにご自身の気持ちや志望した理由などを登録することがあります。そのタイミングでもしよければ、フリーテキストの部分にこういった障がいがあって、こういった特徴があって、こういった配慮があると助かるということを記載いただければと思います。
そして実際のグループワークの配慮ということでグループワークの中での文字起こしであるとかあるいは、メモを取らせてもらえるとか、いろいろ配慮いただくこともありますし、面接選考の切り替えみたいなことを検討いただける余地も企業によってはあります。
ですのでこちらも繰り返し勇気が要る話じゃないんですけれども各社によって状況はかなり異なります。なので、自ら自己開示して申し出る準備をしていただくのが大事かと思っております。
村山:ありがとうございます。
「自分の障がいの説明を行うために、具体的にどんな準備が必要でしょうか。また企業の方に伝える際に注意した方が良いことがあれば知りたいです。」
守屋:はいこちらもご質問をよくいただく内容になるんですけれども、結論として自己分析を徹底的に、ご自身の障がいについて知っていただく必要があるかなと思っております。
一つ目が「ご自身の障がいの特徴と詳細」です。これは皆さんにとっては日々当たり前だと思っている方もいらっしゃれば、最近障がいと向き合って障がいと付き合っていくことになった方など様々だと思いますけれども、ご自身の中で起こっていることは周りの人は全くわかりません。
同じ障がい診断名でも人によって全く異なることからも、ぜひご自身の障がいの特徴、そして詳細については、具体的にわかりやすく説明できるような自己分析をしていただくのが大事です。
二つ目、その上で「どのような配慮があると助かるか」。こちら皆さん働いたことがない方もいらっしゃるわけなので、なかなか想像でしか話せない部分であるかもしれないんですけれども、なるべく自己分析そしてこれまでの生活や活動を振り返っていただいて、こんな配慮があった方が助かりそうだ、こんなことを自己分析していただく、あるいは、ご友人であるとか先生ご家族いろんな方々からもアドバイスをもらうといいと思います。このあたりが非常に大事なポイントになってくるわけです。
そして質問の後半でもあった注意点ですけれども、「配慮とわがまま」これがごちゃ混ぜになることがあります。配慮とわがままこれがごちゃ混ぜにならないようにするのがコツなんですけれども、これが非常に難しいです。ポイントとしてはわがままは一方的に求めることになります。配慮はご自身が自己対処できることと、企業の方に配慮してもらいたいことがセットでの話になりますので、配慮というのはあくまでも自身で自己対処できるのはこういったことです、企業さんの方に求めたいのはこういったこと、まで配慮いただけるとパフォーマンスを発揮することができる。と、こんな説明の順番にしていただくのがポイントになります。
村山:はい、ありがとうございます。
あくまでその方がこの会社に入ってどんな活躍をしてくれるのかなっていう具体的なイメージが湧くような説明が必要だということですかね。
守屋:おっしゃる通りだと思います。
なかなか配慮だけを並べただけで、結局その配慮をすると何がその会社にとってメリットとして持たれるかっていうのが最後まで伝わりきらずに終わってしまう勿体ないパターンもあると思ってますので、ぜひそこまで伝えていただけると良いかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
では続きましてはこちらです。
「手帳には書いていない障がいがあります。この場合も企業の方にお伝えした方がよいでしょうか。」
守屋:はい、ありがとうございます。
こちらもあのケースによっては非常に回答しづらい内容ではあるんですけれども、個人的には可能な限りお伝えした方が良いと考えてます。あくまでもこれはお医者様から診断された場合の話ですね。企業としては事前にその障がい診断名に対して配慮できるものとできないものがあります。それを企業として皆さん受け入れていく上で、真剣に検討したいと思っています。企業には安全配慮義務といって従業員の雇用、健康を守る義務がありますので、企業の方で対応しきれないものがないかっていうことはとても厳しく真剣に向き合ってくれますので、ぜひ手帳には書いてない障がい診断をされているケースがあれば、ぜひその旨も面接で伝えていただくことをおすすめします。
村山:はい、ありがとうございます。
今チャットにいただいたもので、「パニック障がいで座席の配慮を就活や仕事の場で必要としているのですが、座席の配慮が認められたことはあるのでしょうか。」といただきました。まず具体的に書かれてること、どういう場でこの方は仕事がしやすいのかっていうのがわかっていいですね。
守屋:はい。チャットでいただいているこの件ですけれども。そうですね。座席の配慮というのが具体的にどのような配慮を指しているのかにもよるかなと思いますので、なかなかコメントしづらいところではあるんですけれども、例えばですけど、説明会において「対面の場で一番前に座るのがすごく緊張します」とか、あるいはそのどうしても「閉塞された空間が苦手で出口が近い席に座らせてもらう方が安心して説明を聞ける」とかそういったご事情がある方もいらっしゃいます。そういった方のために席の位置の配慮をするぐらいのことであれば、企業としてはそこまで大きな負荷にならないですよね。
なのでそういった場合は認めることがあると思いますので、ぜひその点を申し出ていただければと思います。企業としても安心して説明とか聞いてもらいたいと思うので、その場合の席の配慮はしてくれる気がします。
村山:はい、確かにそこまで具体的に言ってもらうと企業の方が対応しやすいですね。
守屋:そうですね。どれぐらいその配慮に自社のコストがかかるのかとか、どれぐらい手間がかかるのかっていうところが、ある程度想定できると配慮しやすかったりするかと思います。
村山:対応できないというよりもわからないから悩んでしまうということは企業の方にあるのかもしれないですね。
屋::そうですね。
具体的に配慮をどこまでできるのか、あるいは、やり切れるのか、責任を取れるのかみたいなことまで企業としては考えると思いますので、その辺りの具体性がわかると非常に助かるかなと思います。
村山:はい、ありがとうございますまだまだたくさん質問いただいているので後ほど質疑応答の時間で回答してもらいます。
さあではここからは企業の探し方インターンシップのキャリア参加の流れというテーマで、上床さんにお話いただきますお願いします。
上床:はい、また戻って参りました私の方からお話を進めていければと思います。
企業の探し方インターンシップ&キャリア参加の流れという形なんですけども、一番初めにぜひ意識していただきたいこととして書かせていただきました。
今ちょうど守屋さんの方からお話もありましたが、やはり自己理解というところ、これはもう切っても切れないですしぜひ考えていただきたいなと思っております。
一言、「自分のことを知る」って書かせていただきましたけれども、おそらく皆さん、適性みたいなものだったりだとか、あとは先ほどありました配慮の部分ですね、こういうことをしてもらった方が安心して過ごせるとか、ここはちょっとマストでお願いしたいとか、きっとあると思います。
そのことをちゃんとご自身の中で言語化して相手に伝えていく必要がありますので、ぜひ、自己理解というところは進めておいてください。
そしてもう一つ、仕事理解。こちらの方も簡単に書かせていただいておりますが、冒頭少しお話した通りどんな企業があって、どんな仕事があって、その企業や仕事にはどんな能力が求められているんだろう、どんな特性があったらいいんだろう。そんなことを考えていただく、調べていくっていうことが非常に重要かなと思っております。
そして何よりも忘れておいて欲しくない絶対に意識していただきたいことが、この自己理解と仕事理解。これをともにしていただいた後に、すり合わせです。マッチングをしていくっていうこと、これをぜひ押さえておいていただきたいんですね。そうすると、下に書いてますけども企業選びだったりだとか、何度もチャットの方で面接の質問もただいておりますけれども、その選考対策っていうことに必ず繋がっていきます。
少し具体的にお話しますと、私はこういうことが得意だ、ということがわかっていた。その得意なことが活かせる仕事って何なんだろう。A社のこの仕事かな。B社のこの仕事かな。A社よりもB社の方が良さそうだ。こういうふうに考えるのが、いわゆるすり合わせ、マッチングということになっていきます。なので、自身の特性、適性っていうところをちゃんとしていくこともそうだし、仕事のことも知っていくこともそうです。そしてそれで終わらせずに必ずすり合わせ、マッチングをしていって一番自分にとって安心安全に働けるのってどこだろうっていうことを考えていくっていうことが非常に重要になっている行きますので、ぜひ自己理解仕事を理解していただきながら、必ずすり合わせここをするっていうことを押さえておいていただきたいなと思っております。
何でこの話をしたのかっていうと、私はここに至るまでにもちろん就職活動というのをやっておりまして、自己理解をそれなりにやったつもりでした。仕事理解もそれなりにやったつもりでした。ただ、このすり合わせをするっていうことは正直知らなくて、私ってこういうことがあるんだ、この会社にはこんな仕事があるんだ、で終わらせちゃってたんですよね。となってくると迷うのが自分にとって合う仕事って結局何なんだろうとか、運よくエントリーシート通ったとしても、面接のときになんでうちの仕事、うちの会社でこういうことをやりたいと思ったのとか、なんでこのインターンシップのキャリア参加したいと思ったのって言われたときに、回答に困ったんですね。ていうよりも答えられなかったんですよ。なんでだろうなって考えたら絶対このすり合わせというのを行わなかったからだって今となって思います。
ですので、私みたいな失敗をして欲しくないですし、今これを知っていただいたからにはちょっと頭の片隅に置いていただいて、いわゆる自己理解みたいなものをしていただきながら、仕事理解っていうものをしていただき、じゃあ、今からすり合せの時間をちょっと設けてみよう、やりたいって思えるかな、自分らしく働けるかな、自分の特性ここ活きるかな、そんなことを考える時間というところをぜひ設けていただければ、ぜひ皆さんの中でその不安の解消にもなるし、ですミスマッチみたいなものを防げる可能性もぐんと高まるかなと思います。、ので、ぜひこの時理解仕事理解これをですねぜひしっかりと行っていただきたいなと思っております。この自己理解・仕事理解やってねって言って紙に書き出す。ぜひやっていただきたいです。調べていただきたいです。
ですけれども、やっぱりこの二つを手っ取り早く効率よくやるために何がいいのかっていうと、今日話にあがっておりました、インターンシップのキャリアかなと思います。
冒頭にも少しお話したんですけど、このインターンシップ&キャリアに複数参加することでより自分自身が向いていることとか、適性が活きる場所みたいなものが見えてくるはずなんですよね。実際にやっぱり体験してみないことにはわからないことってすごくたくさんあるし、もっと言えば私、若い人も10年近くやってるんですけども、今この社会人10年目になってインターンシップ他の企業の物参加できるかっていうと残念ながらやっぱりいけないんですよね。これはもう本当に学生の皆さんの特権だなと思っておりますし、これだけ多くの会社が多くの仕事でインターンシップ&キャリアの受け入れをしているっていうところをぜひチャンスだと思っていただいて参加していただいた中で、自分にとって本当に何がいいんだろうっていうことをぜひ考えてみていただけたら嬉しいなと思います。
ピンクの部分が先ほどお話した自己理解っていうものに紐づいているし、ブルーの部分が仕事理解っていうものに紐づいておりますので、ぜひちょっとスライドも確認していただきながら自己理解ってこういうところでインターンシップ&キャリアに活きるんだなとか、仕事理解ってこういうふうに繋がるんだなみたいな。そのことをですね少し考えていただけたら嬉しいなと思っております。
ここまで何となくインターンシップ&キャリアに参加して、自己理解仕事理解するんだなってことをご理解いただけたかなと思うんですけども、その参加する企業を、どうやって見つけるのっていうところの話はここから入っていこうかなと思います。
一応企業探しの使い分けとしてこんな感じでお持ちさせていただきました。今のタイミング的には下にある向かって左側の候補を増やしていくようなフェーズかなと思います。
なんといっても4月1日インターンシップ&キャリアエントリー開始してまだ2週間・3週間ですので、まだまだ候補を増やしていく時期かなと思っております。、今日は主に左側のですね、このサイトを使ったもの、あとはイベントっていうものをこのあたりを使って企業探しっていうものをやっていきましょう。っていうところの話をここからさせていただきたいなと思っております。もしかしたらもうマイナビ2027でエントリーしたことあるよっていう方とか、イベントというものに参加して企業からお話を聞いたことあるよっていう方もいらっしゃるかなと思うんですけれども、改めてこのサイトやイベントを活用していくっていうところの操作のお話も少しさせていただきたいなと思っております。
まずはマイナビで探す方法なんですけれどもこんな感じです。もし今皆さん、パソコンとかで見られていて、お手元にスマートフォンあるようだったらマイナビ2027広げていただければというふうに思いますが、インターンシップ&キャリアの検索っていうところが気軽にできるようになっております。もちろん、行きたい会社があればそのまま企業名をこの検索の窓に入れていただいて検索かけていただければと思うんですけれどもおすすめは、この検索軸を使った方法となります。この検索軸って何っていうと先ほどですね少しお話にもあったんですけれどもちょっと物理的に変えようとかっていうことが難しいとかであればもしかしたらWEBで実施しているものを検索した方がいいかもしれないですし、選考っていうものに少し不安を抱えていらっしゃるようであれば、選考がないインターンシップ&キャリアのプログラムを探していくっていうこともできますよね。
あとは先程WEBのお話をしましたけれども、ご自宅から通える範囲で公共交通機関を使いながら身近で行けるところだったら参加できそうということであれば、例えば都道府県で絞ってみるとか。そういう形で、おそらくご自身の特性に合わせてもしかしたら検索軸でチェックできるものっていうところもあるかなと思いますので、その辺りっていうところをぜひ検索のここに反映していただいて、検索していくのがいいかなと思っております。先ほど守屋さんからお話ありましたけれども、障がい者コースがない場合でもまずはエントリーをしていただいて意思表示をしてください。御社のこのプログラムに興味があるんだよっていうことをエントリーしてアピールしていただくのがまず第1かなと。
その後、先ほどお話ありましたけれども、マイページや個別のメッセージとかでやり取りできるような感じになるのかなと思いますので、その際に、配慮事項を伝えていくみたいなフローがおそらく一番スムーズに話が進むかなと思いますので、ぜひちょっと尻込みしてしまう気持ちもわかるんですけれども、勇気を出していただいて、ご自身のご配慮事項とかに合わせた検索とかを使っていただいて、一歩エントリで踏み出していただくっていうことをしていただけたらと思っております。
この検索軸のお話させていただいたんですけども、ここですぐ出てこないよっていうことであれば向かって右側の先輩が1人したランキングっていうものもあります。こういうものも使っていただくのも一つかなと思っておりますので、今チャットの方に私の方からもお送りさせていただきましたけれども、こんな感じで使っていただいて、先輩はどんなところエントリーしてたんだろうっていうところをね確認いただけます。これが学部による話なので、ご自身が今学ばれていることに比較的近いようなプログラムが出る可能性が高いのかなと思っております。ぜひこの辺りを使っていただけたら嬉しいなと思います。
ちょうど質問箱の方に理系就職を目指してますよみたいな話あったと思うんですけど、そういう場合はもしかしたらプログラム的に言うとこの先輩のランキングとかから見ていただいたら先ほどお話したみたいにこの学部の傾向に近いプログラムとかが出る可能性高いかなと思いますので、ぜひそのあたりも確認してみてください。
チャットで「エントリー何社ぐらいするものなの。」と質問がきました。ありがとうございます。先ほどちょっとね複数参加しようねってお話したんですけども、障がいのある学生っていうとこのデータではないんですが、一般コースを受ける学生の去年の平均が、確か夏のインターンシップぐらいまでで5.1社が平均の参加でした。なので、5.1社参加しようと思うと、当然ながら5.1社以上エントリーをしなければ参加っていうものにはならないかなと思いますので、そんな5社も行くのちょっと大変だなっていうことであれば、そこまでやっていただく必要はないかなと思うんですけれども、ぜひご自身のスケジュールに合わせて、もしかしたら選考というものがあって、参加できないっていう可能性もゼロではないかなと思いますので、複数参加したいということであるならば少しバッファーを持ってゆとりを持って複数エントリーっていうことをしていただく方がご自身にとっても参加の可能性がぐっと高まるかなと思いますので、ぜひそのあたりも確認してみてください。
ご質問ありがとうございました。
はい。という感じでマイナビの中でもいろいろ検索っていうことができますし、コンテンツで今お話ししましたランキングみたいなものから検索して考えて参加していくっていうこともできると思いますので、うまくマイナビ使っていただけたら嬉しいです。
あわせて、先ほどチャットに運営事務局の方から送りましたけれども、6月になったらマイナビチャレンジドというページを設けておりまして、障がいの配慮や雇用の実績とかを確認していただきながら、エントリーまで繋がるようなものになりますので、ぜひこちらを確認してみてください。
今もチャレンジドのページがありますのでご確認いただいて、ご自身に合った情報を確認をしてみてください。おすすめとしてはこの配慮の検索は6月からあるのでもちろんぜひ使っていただきたいなと思うんですけども、チャレンジドの中でもコンテンツが充実しておりまして、自分自身の障がいや特性をどうやって伝えていったらいいんだろうみたいなところをここで確認できたりしますので、その辺りももしかしたら皆さんの参考になるかなと思いますのでぜひのぞいてみていただけたら嬉しいです。
一応コメントしてこんな感じですよっていうところもお見せしておきます。先ほどお話したように6月からぜひ独自の検索軸を用意しておりますので、ご自身の障害者手帳に書いてあるようなことをチョイスいただいて、検索に進んでいただくと、実際に先ほど質問でちょっと雇用の実績がないから不安だみたいな皆さんが思ってらっしゃるところかなと思いますので、その辺りっていうところは一つクリアになったりするのかなとも思いますので、ぜひこのあたりを覚えておいてください。ということで、今はまだチャレンジドを覗いていただいてこの検索っていうもの自体はないんですけども、マイナビ2027では先ほどお話したように検索軸をうまく使って、インターンシップ&キャリアのエントリーというところができますので、ぜひ積極的に使っていただけたら嬉しいなというふうに思っております。
先ほど少しお話しましたけども、候補を増やすために、ナビサイトも使っていただきたいし、もう一つがイベントです。ぜひこちらも探していただく方法の一つとしては、結構便利かなと思っております。WEBで今みたいな形で企業担当が登壇していて皆さんがカメラをオフ、マイクをオフで聞くものもありますし、対面のイベントも用意しております。下に書いてますけども、こんな感じで一度参加いただいたら、複数の会社のお話を聞けるっていうのは、このイベントの何よりのメリットだと思っております。皆さんは配慮をどこまでしてもらえるのかみたいなところは絶対確認したいことだと思うんですよね。そのあたりはこのWEBのイベントだったり対面のイベントだったりで全社に同じ質問をするっていうのもいいかなと思ってます。自分自身はこういうことが配慮事項として必要だと思ってるんだけれども、可能なのかどうか。とか、実際に先ほど雇用の実績がないから不安だみたいなお話だったと思うんですけども、その辺をそのままストレートにぶつけてみると企業はおそらく返していただけるかなと思いますので、皆さんの中での参考の情報になり得るかなと思っています。ぜひこういうイベントに参加してきちんとその会社の担当の方から回答をいただくことも意識して取り組んでみてください。
もうご存じかなと思うんですけども、5月24日と25日にチャレンジドセッションというものを行います。ぜひこちらに参加していただいて企業にぜひ今思っている不安をぶつけてみましょう。そうするとおそらくその疑問点というところが解消する可能性って絶対にあると思うんですよね。そうするとまたモチベーションにも繋がるし、逆にこのイベントに参加することで、A社とB社の比較をしてみた結果、A社が良いからA社の方のインターンシップにちょっとチャレンジしてみようっていう形にもなり得るかなと思っておりますので、ぜひこのあたりうまく使ってみてください。
5月24日はWEB開催もありますので、東京の対面イベントも実施予定です。東京近郊の方のご参加になるかなというふうに思うんですけれども、ぜひこの辺りも使ってみてください。
詳細はこのQRコードをご確認ください。
併せて、今下にチャレンジドセッションと書かれたバナーが出てるかなと思います。こちらからも詳細の情報を見れますし、ここから予約もできますので、ぜひ進めてみてください。基本的にこの予約をお願いしております。かつサポート体制も整えておりますので、ご不安なところがありましたら一度こちらのページの方にアクセスいただきまして、どういうところをサポートとして受けられるのかっていうところの確認もしてみてください。
先ほどお話ししましたけれども、参加することで企業から直接お話が聞けるって本当にメリットだと思うんですよね。自分自身に合う合わないとか、この人いいなって思うきっかけももちろんそうだし、会社としてどういうことに力を入れているのかとか、どんな配慮が受けられそうかとか、自分自身の特性が活かせそうかとか、そういうところを一気にこの1日である程度の会社から複数話を聞けるっていうのはまたとない機会かなと思いますので、ぜひこのあたりうまく使っていただけたら嬉しいなと思っております。
はいということですねちょっとざっとお話しましたけどもマイナビを使った方法やイベントを使ってぜひですねその企業っていうところを探していくっていうところを意識してみていただけたら嬉しいなと思っております。いずれにせよ、インターンシップ&キャリアっていうものに参加しようと思うと絶対にこのエントリーというのはしていただかないといけないんですよね。ですのでこのエントリーっていうものは情報収集をするための作業というふうにとらえていただきまして、エントリーをしたら絶対マストでそのインターンシップ&キャリアに参加しなきゃいけないっていうものも数としては多くはないですので、詳細の情報を受け取るためにまずはエントリーというところを押していただいて企業から情報を受け取れる環境をしっかりと作っていくっていうところも意識してみてください。
先ほど、何社ぐらいって話ありましたけれども、これは複数していただいてももちろんOKですので、複数していただきまして、インターンシップ&キャリアの参加っていうところをね準備進めてください。
一応参加の流れについてお話をさせていただきたいと思います。情報収集みたいな形でマイナビやイベントなどでこのあたりで情報集めていただきまして、興味のあるプログラムだったりだとか、仕事だったりだとか、その辺が見つかりましたらぜひエントリーをしてください。先ほど少しお話するの忘れちゃったなって思ったのが、このエントリーって企業によって締切日がバラバラなんですよね。早いところだったらもうゴールデンウィーク明けぐらいに閉め切っちゃいますっていう企業もあるし、中にはもうちょっとね夏のインターンシップに向けて、もう少し猶予を持ってエントリー受け付けてますよっていう企業もあったりします。ですけれどももしかしたら中には先着順みたいな形で受け入れの人数が50人だったら50人、いっぱいになったらもう締め切り日まで時間はあったけど、早めに締め切っちゃいますよっていう可能性も0ではありませんので、ご興味があるところっていうところがあれば、なるべく早いタイミングでエントリーっていうところを押していただければ嬉しいなというふうに思っております。中には選考みたいなものがあって最後参加いただくっていう流れになっておりますので、ぜひ今のうちからですねこの4月ぐらいのタイミングから情報収集そしてエントリーを進めてください。
村山:はい、ありがとうございます。
インターンシップ&キャリアの選考で緊張するなっていう方もいらっしゃると思うんですけれども、本番になって緊張するより、言っちゃ悪いかもしれないですけど、練習がてら参加するのがいいかもしれないですよね。
上床:それは確かにいい考えですね。きっといつかその3月の企業さんの採用情報が公開となったタイミングできっと皆さん、履歴書の提出だったりだとか、面接だったりとかって多分経験されると思うので、いま一度どういうものかっていうものをねためしじゃないですけどね経験していただくっていうのも良い考えだと思いました。
村山:ありがとうございます。
ではここからは質問コーナーとさせていただきます。
質問スペースにもいただいていますチャットにも届いていますね、これどうでしょうか。
「面接で障がいについてよく聞かれることや答えられるようにしておいた方がよいことはありますか。」
守屋さんはどうでしょうか。
守屋:ありがとうございます。
先ほどもお伝えしてるかもしれないんですけれども、やはりご自身の障がいの理解特徴というところになるんですけれども、ご自身の障がいが起因してポジティブに働くときと、どうしてもネガティブに働いてしまうことってあると思うんですけど、その辺りの事前にどれだけ自分の障がいのコンディションが悪くなるかっていうところのサインやそういったものまでご理解いただいてお話できるような、具体性があると非常に良いかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
わがままと配慮は違うなんてお話がありましたけれども、これができない。これをしたくない。っていうよりも、これを配慮してもらったらこういう活躍ができますよ。っていうポジティブの方がいいっていうことですかね。
守屋:おっしゃる通りですね。
何かができないっていう話よりも、できるためにこの配慮があった方がいい。こういう自己対処をさせてほしい。みたいなメッセージの方が組み立ての方が良いと思います。
村山:ありがとうございます。
「障がいのある学生は一般の健常者のガクチカなど似たような感じで就活の準備を進めていくのでしょうか。」といただきましたけれども。
守屋:まずはありがとうございます。
そうですねこれも最初にチャットの方でいただいた質問ですよね。ありがとうございます。
一般のというのが何をさしていただいているのかにもよるんですけれども、基本的には先ほど上床さんの方からご自身の自己理解みたいな話がありましたね。基本的には障害者手帳があろうとなかろうとやり方に関しては一緒だと思いますし、ガクチカかといってもがガクチカ自体が企業も聞きたいわけじゃないんですね。ガクチカでも何でも良いんですけれども、その活動を通じてその方が、皆さんがどんな方なのか、どんなところが強みで、どんなところに弱みがあってどんなことがしたいのか、そういった皆さんのことを深く知りたいと思ってたくさん質問をしているだけですので、あまり深く考えずにご自身の事をフラットに強み弱み好きなこと嫌いなことできることできないことの自己分析をしてみていただければと思います。繰り返すんですけど、お1人で、机の上で全部進めようと思わなくてもいいと思います。ご友人であるとかご家族へ先制いろんなステークホルダーが皆さんの周りもいらっしゃると思うのでそういった方々にぜひ聞いてみてください多分自分には気づかない自分の姿を知っている方もたくさんいらっしゃる、いらっしゃると思いますので、ぜひ聞いてみていただくといいのかなと思います。
村山:ありがとうございますあと画面が固まってしまうという方がいらっしゃったんですけれども一度画面を閉じて入り直していただくと解消する場合がありますのでお試しください。
あとは、質問スペースの質問をピックアップさせてもらいます。
「具体的に配慮を求めた方が良いとおっしゃっていましたが、実際に働いてみないとわからない部分が多い点はどう考えるのがいいでしょうか。また、配慮を必要としない障がいの場合、障がい者枠でのエントリーは可能ですか。」
守屋:はい、ありがとうございます。
二つの質問をいただいてるかなと思ってまして、まずは実際に働いてみないとわからないじゃないか。っていうとこなんですけどまさにおっしゃる通りだと思いますですので、アルバイトの経験、あるいはサークル活動であるとか学内のゼミの活動かもしれませんし、活動内容は正直何でもいいと思うんですけれども、誰かとチームで働くみたいな経験をぜひしてみていただければと思います。その中でもしかしたら困りごとと出会うことがあるかもしれません。その困りごとはもしかしたら社会に出てもっと大きな困り事になることもあるかもしれないですよね。そういった意味ではぜひいろんな方々と交流をできるようなチームで働くような経験をしていただくと、見えてくる可能性があります。
ただ完璧である必要はありません。もちろん働いたことがないので、企業側もそれはわかっています。なのでこういう活動を通してきっとこういった配慮があると良いだろう、こんな自己対処ができるだろうというあくまでも想像で構いませんので検討していただけるといいと思います。
そしてもう一つ、「配慮を必要としない障がいの場合、障がい者枠でエントリーは可能ですか。」はい。障がい者枠というものが現実にあるわけではまずないです。なので、障害者手帳があることをオープンにしてエントリーすることは障害者手帳をもしお持ちであれば、もちろんどの企業に対してもそれをオープンにして自己開示をしてエントリーしていただくことができます。配慮が必要ないという障がいに私自身もそこまで出会ったことがないわけなんですけれどももし、その中でも強いて言えばということがあれば、例えばそれは通院かもしれません。それが年に1回のものかもしれません。そういった些細なことでも言った方がいいです。よくあるのがあとは服薬とかですよね。そういったものなんかも含めて細かいことでも申告しておく方が、きっと働いた後に皆さんのことを助けてくれると思います。
村山:はいありがとうございます。
たくさん質問いただいてるんですけど時間が迫ってきてしまっていますので最後とさせてもらおうかなと思います。質問スペースにいただいたもので、「視野の障がいがある場合、お客さんと直接関わるお仕事は難しいのでしょうか。」といただきましたがどうでしょうか。
守屋:ありがとうございます。
「視野の障がいのある方の場合の接客という仕事ができるか。」という質問なんですけれども、他にも、「聴覚障がいだけどこの仕事はできるんですか。」「発達障がいですけどこの仕事ができますか。」などたくさんのご質問を日々いただくわけなんですけれども、
結論、やってみてないので多分わからないです。というのがやはり結論になると思いますので、このタイミングできないとも言えないと思いますが、逆にご自身の中でできるイメージがもし少しでも沸いているのであれば、どうすればよりできるのかというのを想像してみていただくのがいいかもしれません。決して視覚障がいがある方だからといって企業側も接客はさせないという判断にはならないと僕は思います。どちらかというと視覚に障がいがあったとしてもこのような配慮をして貰ってこういう自己対処すれば接客で成果を上げることができるお客様を笑顔にできるみたいな話があればですね、それが説得となってそういった仕事ができる可能性ってあると思います。ですのでこのタイミングでまだ諦める必要はないと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
まだまだたくさん質問をいただいていて心苦しいんですけれども、お時間が来てしまいましたので以上にさせていただきます。
では最後にお2人から一言ずつメッセージを頂戴します。まず上床さんお願いします。
上床:ありがとうございます。
まずは60分ご参加いただきましてありがとうございました。
今日何度かお話させていただいた通り、まだまだ始まったばかりですので、焦らずじっくりとご自身のペースで進めていただければ嬉しいなというふうに思っております。
マイナビもそうですし、おそらく学校のキャリアセンター等々でも皆さんのサポートをやってるかなと思いますのでぜひこれからも一緒に頑張っていきましょう。
村山:はい、ありがとうございます。
守屋さんお願いします。
守屋:はい、本日はありがとうございました。
毎回このメッセージをお伝えしているわけなんですけれども、どうしても就職活動してるとですね、学生時代のままがいいとか、社会に出るのが怖い、とかそういったネガティブな声もたくさんいただくことがありますけれども、個人的にはたくさんの社会人とマイナビパートナーズで働いてるわけですけれども、社会人もすごく楽しいと思います。なので学生時代が最高でそっから社会人だと何か落ちていくようなイメージを持ってる方がたまにいるんですけどそんなことないです。社会人もめちゃくちゃ楽しいので、この就職活動を通して幸せな世界、楽しい世界が待ってるんだっていう期待とともに就職活動を楽しんでいただくぐらいの気持ちで臨んでください。本日はございましたありがとうございました。
村山:ぜひわくわくしてほしいですよね。
それでは本日の就活準備講座は以上となります。積極的にご参加いただきありがとうございました。出席表の提出がまだの方はオレンジのバナーから提出をお願いいたします。
では最後に手を打ってお別れしましょう。ありがとうございました。