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発達障がい学生のための就活準備講座
発達障がい学生のための就活準備講座
2025年7月3日配信

村山:みなさんこんにちは、マイナビTVをご視聴いただきありがとうございます。
司会の村山です。
「発達障がい学生のための就活準備講座」と題しまして発達障がいの種類のご紹介やご自身の特性と向き合いながら、今社会人として活躍している先輩社員の体験談などもお届けしてまいります。みなさんからの感想、ご質問なども受け付けています。
たくさんのチャットありがとうございます。この後もぜひチャットに感想やリアクションなどを送ってください。

では、マイナビTVの機能の紹介です。
今画面上にオレンジ色の出席を提出はこちらというバナーが出ているかと思います。
オレンジ色の『出席票提出はこちら』というバナーからぜひみなさん、出席票の提出忘れずにお願いいたします。
このセミナーを見た証になりますのでぜひ提出してください。そして、この後もチャットでは、感想やリアクションなどお待ちしています。また、質問は質問欄にお寄せください。
ぜひ皆さん積極的に参加をお願いいたします。お時間の関係上全てのご質問にお答えできない場合もあります。あらかじめご了承ください。

本日のメニューはこちらとなっています。
発達障がいの種類についてのご紹介の後、先輩社会人の体験談、まとめのお話、そして皆さんに活用していただけそうな機能などのお知らせがありまして、最後に質問コーナーとなります。ぜひ皆さん最後までご視聴をお願いいたします。

それでは、最初のコーナーに入ります最初は発達障がいの種類についてです。
株式会社マイナビパートナーズ代表取締役社長 藤本さんにお話をお聞きします。
よろしくお願いいたします。

藤本:今日はよろしくお願いします。みなさん初めまして。
株式会社マイナビパートナーズの藤本雄と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。
まず初めに簡単に私の自己紹介をさせてください。
私は今みなさんが利用されている就職情報サイトマイナビ2027を運営している株式会社マイナビで社員採用の責任者を7年間務めていました。その際に総勢5000人以上の社員の採用に関わりましたけれども、その中に200名を超える障がい者の方がおられました。その後、マイナビの特例子会社であるマイナビパートナーズの設立に携わり、現在代表取締役を務めています。
特例子会社とは、障がいのある方の雇用促進を目的に設立される、主に大手企業が設立するグループ子会社であり、障がいのある方が働きやすくなるよう、障がいに配慮した仕事内容、職場環境、人事制度、就業規則サポート体制などが一般企業よりも整備されていることが特徴の会社のことです。私の会社には現在311名の社員が在籍しておりまして、そのうち234名の方に何らかの障がいがあります。そのうち約6割の方が発達障がいの方です。

また、当社ではマイナビパートナーズ紹介という人材紹介サービスを展開しておりますけれども、障がいのある学生さんの就職支援も多数行っております。特に発達障がいのある学生さんを支援することが多いです。私はこれまでのこうした経験の中で、就職活動がうまくいかない学生さんにたくさんお会いしてきました。その中には実は発達障がいが理由であるというケースがたくさんあります。就職活動時までに既に発達障がいの診断を受けている人、さらには障害者手帳を取得されている人もいれば、もしかすると自分は発達障がいかもと疑っていたり、発達障がいであることに全く気づいてない人で、後に発達障がいであることがわかった人など様々なケースがありますけれども、発達障がいの特性を一つの理由として就職活動がうまくいかない学生さんがたくさんおられます。今日は当社の発達障がいのある社員が体験談を語ります。どういう経緯で自身が発達障害であると知ったか。知ってから、どんな行動をとったか知ったことでどんないいことがあったかを語ります。就職活動に関する経験談とアドバイスもありますのでお聞きください。

その前にまず私から発達障がいとその種類について、それから障がい者雇用での就職活動について説明をしておきます。まず、発達障がいについてです。
発達障がいとは生まれつき脳機能の発達のでこぼこが激しいこと、つまり脳の機能の発達が均一ではなく、得意な部分と苦手な部分があることを示しています。例えば、ある人は数学が得意だけれどもコミュニケーションが苦手だったり、逆にある人はコミュニケーションが得意だけど集中力が続かないことがあります。発達障がいはその特性や現れる事柄の困りごとによって大きく三つのタイプに分けられます。

一つ目は注意欠如・多動性症/注意欠如・多動性障がい。通称ADHDといわれるものです。
この障がいは年齢に比べて落ち着きがない、待てない、多動性衝動性があり、注意が持続しにくい作業にミスが多い、不注意が多いといった特性があります。具体的な症状でお伝えしますと、落ち着きがない、他人の会話に割り込む、学校での勉強でミスが多い、課題や遊びなどに集中し続けることができない、気が散りやすい、自分の話ばかりしてしまい止められない、極端に飽きっぽい、思ったことを口に出しすぎてしまう、忘れ物やなくし物が多い、計画的に物事を進められない自分勝手無遠慮と思われて友達ができない、いつも部屋が汚れていて片付けられない、出かけるまでの準備や服選びに時間がかかり遅刻を繰り返す。などが挙げられます。

次が自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障がい。通称ASDと呼ばれるものです。
こちらは、言葉や視線、表情身振りなどを用いて相互にやり取りをしたり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。また、特定のことに強い関心を持っていたり、こだわりが強かったりします。具体的に言うと、物の配置、物事の順番、勝敗、自分のやりがいやり方に強くこだわる、目を合わせない、人に関心を示さない、集団活動が苦手、かんしゃくを起こす、自分の興味あることばかりを話し相互に言葉のやり取りをすることが難しい、興味のあることには毎日何時間でも熱中することがある、初めてのことや決まっていたことが変更されることは苦手。などの症状が挙げられます。

三つ目は学習障がい。LDです。知的発達の遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算推論する能力のうち、一つ以上の習得活用に困難を示す生涯のことです。症状として例えば読むのであれば、行の読み飛ばしがある、読み違うことが多い、文末など適当に自分で変えて読んでしまう、読んでも意味が理解できない。書くであれば、文字が思い出せない、思い出すのに時間がかかる、書き取りや文章作文を書くことが苦手文字の辺漢字の偏と作りを間違う。計算するであれば、暗算ができない計算をするときに指を使わないとできない、
算数の繰り上がり繰り下がりが理解できない、九九を暗記しても計算に使えないなどが挙げられます。ここまで発達障がいの三つのタイプについて説明をしてきました。
発達障がいの方が医療機関で発達障がいの診断を受け、ご自身が発達障がいであると自覚する以前にはできないことだったり苦手なことを自分の能力不足、努力不足だと言われ、また自分でもそのように感じてしまって、ご自身を責められているケースがとても多いです。結果長く自己肯定感が低い状態の人がとても多い。また、親御さんがご自身の育て方や愛情の注ぎ方に問題があったのではないかとこちらもご自身を責めているケースがとても多いんですね。しかし、発達障がいには特製ゆえに困難なことがあります。それは能力不足でも努力不足でもありませんし、親御さんの育て方や愛情の注ぎ方は、発達障がいの発症とは関係がありません。仮に発達障がいであったとした場合ですね、正しい知識を身に付けて事故対処することで困りごと失敗は軽減されます。また、周囲に適切な配慮を相談する力を身につけて、環境整備することで、過ごしやすい場所を作ることができます。
この後の体験談でそのことは確認してください。

次に障害者手帳を取得して障がい者雇用での就職活動をする場合に必要となる知識についてお話します。新卒の採用には障がい者雇用と一般雇用があります。障がい者雇用とは、就職活動時点で障がいがあることを企業側に伝え、入社後は特性や症状に配慮を受けながら働くことのできるコースです。選考時に、障害者手帳の提出が必須となります。一般雇用とは、病気や障がいのない方たちと同じ条件で採用試験を受けるコース、一般雇用のみの企業も多いです。応募条件を満たしていれば誰でも応募することができます。

一つずつ、メリットとデメリットについて説明していきます。障がい者雇用のまずメリットですね、障がい者にとって働きやすい環境支援体制が整っている場合が多いです。通院など医療に必要な時間確保への配慮、障がい特性に配慮した作業内容、業務の進め方への配慮、支援スタッフの在籍、定期的な面談の実施などが挙げられます。また障がい者限定雇用であることから、選考倍率が低いケースが多く、一般雇用より採用されやすいといえます。ただしデメリットとしては、障がいに配慮し、難易度の高い業務はあまり課せられない傾向がある点。また一般雇用より求人が少なく、就活時に選択肢が選択幅が狭い点。一般雇用より給料が低かったり、また給与の伸び率が小さいケースが多いことが挙げられます。

次に一般雇用のメリットデメリットです。まずメリット。障がい者雇用よりも、求人数が多いので就職先の選択肢が広がります。業務範囲が広く様々な仕事に取り組むことができます。結果として障がい者雇用より給料が高かったり、キャリアアップが期待できる傾向があります。デメリットとしては選考倍率が高いので、障がい者雇用と比較して採用ハードルが高くなる傾向があること。後ほど説明します、合理的配慮を受けづらいこと。また、障がい者が障がい者雇用で就職した場合に比べると離職率が高いことなどが挙げられます。

次に、障がい者雇用での就活特有のキーワード、配慮事項についてお話します。障がい者雇用で就職した場合、合理的配慮を受けることができます。これは、障がいや病気によってできないことに対して必要かつ可能な範囲で配慮を受けることができるということです。そのため、面接では必ず入社後に希望される配慮事項は何ですかと聞かれます。希望する配慮事項を面接時に伝えることはミスマッチを防ぐ上でとても重要です。そして希望する配慮事項を適切に伝えるには、ご自身の障がい特性に対する理解が重要です。同じ障がいであっても特性の出方は人それぞれなので、特性が異なれば、必要な配慮も変わってきます。企業はより具体的な必要配慮を確認し、その配慮が対応可能なものかを判断した上で合否を決めたいというふうに考えてますので、ご自身の障がい特性をしっかりと理解した上で具体的な配慮を伝えることは求めている配慮に対応できる企業へ入社し、働きやすい環境を手に入れる近道になります。以上少し長くなりましたが、発達障がいとその種類について、また障がい者雇用で就職活動する場合に知ってほしいことについてお伝えしました。

村山:はい、ありがとうございます。内定がゴールではなくて自分に合う会社に入って活躍していくってことが就職の目的だと思うので、自分がどういう環境だったら頑張れるんだろうっていうのをしっかりと向き合うことって大事ですね。

藤本:そうですね。そのためにそこに向けて自分ができることそれとして欲しいことをきちんと伝えるってことが大事だと思います。

村山:ありがとうございます。ではここからはしっかりと自分に向き合ってそして、今まさに活躍している社会人の先輩たちにお話を聞いていければなと思います。今日はAさんとYさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。はい、今まさに藤本さんの会社で活躍している、藤本さんが期待している若手ということでしょうか。

藤本:はいそうです。新入社員と2年目の社員です。

村山:ありがとうございます。どんな発表が聞けるんでしょうか、楽しみにしております。
では順番にお話いただければなと思います。まずは、Aさんからお願いいたします。

A:はい。それでは自分から「障がいと向き合うということ」についてお話をさせてください。まず目次です。簡単な自己紹介と、経歴紹介の後、大学時代にさかのぼって現在に至るまでの体験談をお話できたらと思います。

まずは自己紹介から。自分は注意欠陥が他のADHD発達障がいと診断を受けています。特性としては優先順位をつけることが苦手、物忘れやケアレスミスが多く、過集中になったり、逆に集中できなかったりと集中力のコントロールが難しいなどがあります。そんな中、現在は特例子会社であるマイナビパートナーズにて、合理的配慮をいただきながら、働いています。この合理的配慮とは、障がい者の困り事とその対象を企業に伝えることで安心して働ける、そして安心して雇用できるための配慮です。またプライベートではイラストを書いたり創作活動を楽しんでます。あとは友人とゲームをしたり、たまにキャンプに行ったりと自由時間を楽しんでいます。そんな自分なんですが行きやすい働き方に出会うまでに紆余曲折の道を歩んでいきました。

ちょっと複雑な経歴を簡単に説明させていただきます。4年制の大学を何とか卒業し一般コースで新卒入社します。ただ、約1年で退職をすることになります。その後、フリーターでフラフラとやりたいことを探しつつ、映像イラストの道を歩もうとします。学校や学び直しをしに行くも徐々に体調が悪化し結果として退学をします。社会復帰のため就労移行支援事業所という就職を支援してくれる施設を利用し、そこでマイナビパートナーズに出会い、現在に至ります。この紆余曲折を重ねた背景には全て発達障がいというキーワードが共通しているかなと思います。今回のお話では、自分の経歴を元に障がいと向き合うことについてお話できればと思います。

それでは大学時代からお話をさせてください。当時は自分が障がいを抱えているとは思っていませんでした。一方で、どうやら他の人とは違うらしいという違和感やそれによる生きづらさがあったことは自覚していました。

発達障がいというキーワード自体は大学の講義を通じて知っていました。思い当たる節はあるなと思いつつも、まさかね、くらいの認識でいました。しかし一方で連絡無精による交友関係のもつれで悩み始めます。連絡無精を具体的にいうと、なぜかLINEが返せないです。今にして思えばですが、遠まわしにしてしまうという特性が起因としてあったかなと思います。そんな中、大学内のカウンセリングに相談しに行きますが結果として具体的な解決には至らず数回の利用で終わってしまいました。このとき発達障がいを疑っているということを話せたら、もしかしたら未来が変わっていたかなと思います。

そんな悩みを抱えつつも就職活動は何とか頑張りました。この当時の就活の軸としては二つ。アルバイト経験が生かせること、何より興味があること、これに絞って就職活動をしていました。結果として一番行きたい企業に内定をいただくことができました。当時は無難に成功したというふうに成功体験をかみしめていました。

ただし、その就職活動も振り返ってみると失敗ばかりでした。履歴書が準備できない、スケジュール管理ができず、面接がダブルブッキングしてしまう、就活対策サークルに参加するも迷惑をかける形で離脱するなど、数々のやらかしがありました。しかし就活成功したし、いっか。くらいの感覚になってしまっていました。結果として障がいの発見が遅れる一因になったかなというふうに今では思っております。

そんなやらかしはありつつも晴れて希望の会社に就職をします。

入社した会社は映像コンテンツの配信会社で、アマプラとかネトフリみたいな会社を想像していただければと思います。そこでは配信設定やデータ集計、キャプション執筆など様々なことを任されていました。しかし、ここでケアレスミスが頻発します。特に配信設定のミスは先方に謝罪しに行くなどの事態にまで発展しました。その後もやらかしは止まらず、だんだんと出社が怖くなっていきます。

そんな中信頼していた先輩が突然うつで休職をしてしまいます。このときに糸が切れたような感覚になり頑張れなくなってしまいました。もしかしたら自分も病気なのかも、このときうつ病を疑って病院へ行きました。しかしそこで診断されたのは、うつ病ではなく発達障がい、生まれ持った特性だと診断されました。

この診断結果を受けて自分はショックを受けました。病気とは違って先天性の障がいであるということで治る先がないことへの絶望感がありました。自己肯定感を失っていた当時は、会社にいるべきではないという自己否定的な気持ちが強くなっていました。そんな自分を心配した上司が面談をしてくれるのですが、ここで障がいのことをカミングアウトします。言った瞬間後悔をしました。これをきっかけに色眼鏡をかけられる特別扱いを受ける。そんな怖さがありました。結局障がいを受容することはできず、そのまま退職をしてしまいます。同時に、通院をやめてしまいました。障がいから目を背けてしまいました。

数ヶ月無職をした後生活のためにアルバイトを始めます。書店員として週5日フルタイムで働き始めました。ここでは人間関係に恵まれ楽しく働くことができました。しかし一方でやはり相変わらずケアレスミスは頻発します。これといって対処するでもなく、ADHDだから仕方ないと開き直っていました。そんな中自由時間を生かして、かねてより興味のあった創作活動に没頭し始めます。同人誌を制作してイベントで販売したり、SNSでの活動に精を出したり、それなりの手応えを感じていました。普通に働いても失敗するなら、「クリエイターの道を志そう」となるわけです。そこで美術を学べる専門学校に学び直しに行きます。

専門学校ではやりたいことを好きなだけやろうと意気込んで入学をします。

しかし、ここでもやはりADHDらしいやらかしを経験します。完璧主義のあまり、ほとんど完成しているのにも関わらず、課題を提出できない、遅刻や欠席を繰り返してしまうなど、また、当時コロナ禍にちょうど見舞われ、満足に授業を受けることができず、精神的にも参ってしまいます。だんだんと再びふさぎ込むようになり就職活動ができない、卒業が危ういという状況に追い込まれます。このとき何から動き出せばいいのかわからないという状況に陥っていました。

そんな中、当時のパートナーの存在をきっかけに今一度自分を見つめ直そうと決意をします。これまでの経験を振り返って障がいについて、自分について知る必要があると考えて、動き出せない状態から脱するため、やるべきことの整理をしました。目的は働くためです。

そのために通院の再会障害者手帳の取得、「就労移行支援事業所」の利用に絞って動き始めます。この就労移行支援事業所とは障がいのある人の就職活動を支援してくれる施設のことをいいます。施設の利用条件に当たって「学生では利用できない」ということを知り支援員の方と相談の上、自主退学を選択しました。前に進むための選択だ、と思いこのときは迷いを捨てました。

就労移行支援事業所は、様々な障がいや背景のある方たちが、自身と向き合いながら前に進もうと頑張る、そんな場所でした。頑張る彼らの存在によって、自分自身の障がいをだんだんと受容できるようになっていきます。これまでADHDだから仕方ないと開き直っていた思考が「どう対処ししていこうか」という思考へと変わったのが一番大きいです。通院と服薬によるADHDの根本的な対策と並行して障がいの特性の対策を深めていきました。具体的な対策としては、当たり前を徹底するということを実践しました。優先順位がつけられない、物忘れが多いの対策のためにメモを取るようにすること、これは当たり前の話であるのですがこのメモを取ること自体を忘れてしまうので、メモをストラップにぶら下げて携帯するようにすること、つまり対策の対策を徹底するということです。こういった当たり前の徹底が自分には何より必要でした。こうした障がいと向き合えているという事実によって自己肯定感も回復していきます。働くことや就職活動に対して前向きになっていきました。具体的にどう働いていきたいかと考えたときに障がいを隠すのではなく、堂々と向き合って成長していきたいと考えます。つまり障がいを会社にオープンにした上で働くという選択を取ることにしたのです。

就職活動はできることを望む生活が叶う待遇の二つの軸で始めます。マストとしていたのは、障がいを受け入れつつも挑戦ができる成長ができる環境であることです。障がいコースを後ろ向きに捉えず、前向きに捉えている企業がいいなと考えていたので、とにかくいろんな企業に訪問したり会社説明会に赴きました。一方で障がい者コースの厳しさも同時に知りました。障がい者の雇用を前向きに捉えているようで待遇は厳しい。あるいは、待遇は良くても障害に理解がなさそうという企業も多い印象でした。そんな中「配慮するが、遠慮しない」というコピーの求人が目に留まります。

それが現在在籍しているマイナビパートナーズです。

マイナビパートナーズでは、クリエイティブな実務内容に加え、ステップアップできるキャリアイメージがあり、求人のコピーより障がい者コースに対して前向きな姿勢があると強く感じました。選考を進めていくうちともに障がいについて理解を深めて成長していこうという言葉が聞けたことがきっかけとなり入社を決めました。

現在マイナビパートナーズでは主にライティング業務を担当しています。求人原稿の作成や取材活動や、原稿執筆などライティングに関わる様々な業務を任せていただいています。数年ぶりの就労生活となるので、入社してしばらくは勤怠安定を第一に考えていました。1年目の後半には賃貸が安定しできる仕事も増えていき、楽しいと思えるようになりました。おかげで社内表彰で半期賞をいただくことができました。賞をいただけるまでに成長できたのも、見てくれている人がいる、気軽に相談できる環境があったこと、そして何より何事も挙手すれば挑戦させてもらえる環境があったからだと思っています。少し話がそれますが、今ここでお話させていただく機会もぜひやりたいと手を挙げました。結果としてこうやって挑戦させていただいています。こうやって自分ができることを増やしていきながら現在楽しく働くことができています。プライベートでも趣味の充実に励んでいます。
数年前と比べるとずいぶんと生きやすくなったなと思ってます。

さてここまで長くなりましたが、現在に至るまでの経歴をお話させていただきました。最後に伝えたいことをお話させてください。

自分は障がいの診断を受けてから、受容するまでにずいぶんと寄り道をしてきました。これを見ている方の中にはきっと自分と同じように、自身と向き合う準備がまだできていない方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。発達障がいと診断を受ける人の反応は大きく二つに分けられると思っています。生きづらさの正体に気づき安心する人と、障がいという事実に落ち込む人、少なくとも自分の場合は後者で、自分が発達障がいだと認めること、そして向き合うことは簡単なものではありませんでした。なぜ認めることが簡単ではなかったのかそれは障がいを持つことへの恐れがあったからです。障がいを認めてしまうと、本来あったはずの自分の可能性が閉ざされてしまうのではないか。そんな怖さがあったのです。

今にして思えばですが、これは全く逆で、障がいを受容し、対策をすることは、自分の可能性を広げていくことに繋がります。自分の障がいの特性を知ったならどう適応していくか手段を講じることができるわけです。このことに気づくまでに自分はずいぶんと遠回りをしましたが、結果としていま、生きやすい場所を見つけています。

自分と向き合うこと、自分の立ち位置を確認することは、障がいに関係なく勇気のいる行為だと思います。ただ向き合ったその先にあるのは、これまで見えていなかった多くの選択肢があるはずです。もし自分と向き合うことに踏みとどまっている方がいるのなら、どうか、今一度自分の可能性と未来を信じてあげてください。向き合うことで、きっと多くの可能性が開かれるはずです。みなさんは学生ですからいろんなことに挑戦できるチャンスが待っているはずです。みなさんの次のステップが明るい未来に繋がるようにと、陰ながら応援させていただきます。ご清聴ありがとうございました。

村山:ありがとうございました。印象的な言葉もたくさんあって素晴らしい発表でした。開き直るのではなくて自分としっかりと向き合ったってお話ありましたけれども、それはきっとそのできないことに目を向けるんじゃなくて、自分ができることを伸ばしていこうという思いがあったってことですよね。

A:そうですね。できないことに対しても、どう対処していくかっていう。やはり嫌なことも見つつ自分のできることも信じてっていうふうな二つの軸で見ていたかなと思います。

村山:素晴らしい。藤本さん、お話の中で「配慮はするが遠慮はしない」ということがありましたが、それも社員の方のできないことだけを見つめるのではなくて、できることをどんどん伸ばしてあげたい、活躍してもらいたいという思いがあるということですね。

藤本:そうですね。障がい者雇用の場合はいわゆる合理的配慮と言われるその方の障がい特性に合わせた配慮の提供が必要になりますけれども、それはものすごく丁寧に話し合って決めていきます。ただ、障がい者雇用だから成果を出さなくていいというのは言いたくないし言われたくないと思うので、配慮を丁寧に提供しますよ。そのうえで遠慮なく成果を求めますよということで、配慮するけど遠慮しないっていうのを、会社立ち上げのときからのポリシーにしてるんですね。たまたまAさんはそのコピーを見て反応してくれてうちに入ってくれました。

村山:成果が出れば自分もモチベーション上がってどんどん成長にも繋がりますしね。ありがとうございます、印象的な発表でした。では続きましてYさんの発表です。よろしくお願いします。

Y:よろしくお願いします。私からは、「障がい需要で掴んだ幸せ」というテーマでお話させていただきます。

全体を大きく四つに分けてお話します。まず最初に一番目の自己紹介からさせていただきます。

私は2025年4月1日に、オフィスセンター事業部に新卒で入社しました。出身は北海道札幌市です。マイナビパートナーズ入社に伴って上京しました。趣味はお出かけ、野球観戦、美味しいものを食べることも大好きです。

障がいについてですが、障がい名は、自閉スペクトラム症、通称ASDです。現在の症状は雰囲気で状況を察することが苦手、コミュニケーションに苦手意識が強い。イレギュラー時に混乱しやすいなどがあります。

次に、手帳取得までの経緯についてお話します。

このような三つの流れでお話させていただきます。私は大学に入学してから、自ら病院に行き、手帳取得を自分で決めました。それが大きな転機となっています。

まず初めに、生まれてから小学校5年生までのありのままの私についてお話します。当時の状況としては、周囲とのコミュニケーションがとれない、自分の思い通りにならないと何時間でも泣きわめく。こだわりの強さや、感覚過敏などもありました。物心がつく前は非常に天真爛漫で明るく人懐っこい子供でした。しかし、コミュニケーションの仕方がわからずに困っているように見えたそうです。幼稚園に入ると、毎日写真のように頭の上でツインテールをしなければ気が済まないというこだわりもありました。

当時は小学校2年生の頃に初めて児童精神科に行きました。しかし、発達障がい等の診断はつきませんでした。10歳になる頃に、別の児童精神科医からアスペルガー症候群の疑い、現在のASDの疑いの指摘を受けましたが、ここでも正式な診断などはつきませんでした。

次に、小学校5年生のときに、私にとって大きな転機が起きます。私は小学校5年生のとき、親と一緒に児童相談所に行きました。そこで、私は個人的にとても怖い思いをしました。
そこで私は障がいを隠すようになります。

我慢をして、周囲と合わせる日々を送っていました。自分から湧き上がってくる感情全てをシャットアウトして、常に周りからどう見えるかだけを考えて生きていました。どこにでもいるような普通の子供になりたいという願望がとても強く、昔はおしゃれなどにも無頓着で、こだわりも強く、感覚過敏もあったため、毎日同じような格好をしていましたが、クラスの人たちの目を気にしておしゃれに気を使うようになり、周りの女の子たちと似たような格好をするようになりました。人並みに友達もいて、パートナーもいる自分でいられることに安心していました。しかし、大学に入ると、障がいを隠すだけでは通用しなくなってしまいました。

大学に入学するとそれまでと比べて、パターン化できないことばかりが起きるようになり、臨機応変に、変化に対応することが非常に難しかったです。例を挙げますと、教授の評価方法が曖昧であること。時間割が日によってバラバラであること。アルバイトはシフト制が多く、土日や祝日の区別がつきづらくなることなどに強い困難さを感じていました。

また、アルバイトや課外活動なども積極的に行いました。今まで周りと合わせすぎて何ものでもない不安感が漠然とありました。自分探しをしたかったという背景も大いにあります。
ときにスーツを着て、飛び込み営業をしたこともあります。毎回、人間関係やイレギュラー時の対応などでつまづいていました。

そういったこともあり、自ら病院に行き、ASDの診断を受けました。結論から言いますと、非常にほっとした気持ちで、つらいとか、受け入れがたいとか、そういったネガティブな気持ちは全くありませんでした。理由は昔から発達障がいの疑いがあったため、やっぱりそうだったのかと納得した気持ちが強かったのです。当時、正直周りと合わせることに、とても疲弊している自分がいました。合わせるために頑張っていながらも、心の奥底で、もっと楽に生きさせてくれと悲鳴を上げているような状態でした。当時から心も体も疲弊していて、限界を迎えていました。たくさんつらい思いをしてきた地元は、もはやその土地が、私にとってトラウマそのものでした。ここではない、地元ではないどこかでもっと楽に生きられたらいいのにと漠然と思うようになっていました。大学までの進路決定は、様々な事情があり、自分のみの判断で決めることはなかなか難しい場合も多いと思います。しかし、就活は、ある程度自分の判断で決められる部分が大きいと思いました。苦しい日々から抜け出すために、徐々に障がいをオープンにした働き方を模索するようになります。同時に、徐々に障がいとともに生きる決意も固めるようになりました。

次に、流れの3番目、障がいをオープンにした就活についてお話します。

なぜ障がいをオープンにした就活をしようかと思ったかといいますと、業務内容的には適性があると思われる仕事でも、人間関係や曖昧さの理解などでつまづいていたからです。努力すれば、障がいをオープンにせずとも適用できたかもしれません。しかし、社会人になって、毎日長時間そのようなことをしていたら、ストレスでいっぱいになって、すぐに身がもたなくなるだろうと思いました。自分らしく働ける環境を選択した方が、自分のためではと思い、このような就活方法を選択しました。

就活の具体的な内容について、このように五つに分けてお話します。まず初めに、就活の軸を決めました。私の就活の軸は、東京近郊での就職と、事務系のお仕事を選ぶことです。なぜ東京近郊で就職したかったかといいますと親元を離れ、自立したかったからという理由も大いにありますが、たくさんの選択肢と似たような経験を持つ人たちとの出会いが欲しかったからという部分も大きいです。事務系の仕事を選んだ理由としましては、様々なアルバイトをする中で、事務のアルバイトが一番得意だと感じたからです。

次に、得意不得意を言語化しました。なぜ、得意不得意を言語化しようかと思ったかといいますと、障がいをオープンにした働き方について、自ら情報収集をしていくうちに、重要なのは、自己理解であるということを多く見聞きしたからです。当時、自分は得意不得意を言語化することができていませんでした。そのため、まずは地域の就労移行支援事業所に行きますが、地元では大学に在学していると使えないことがわかりました。そのため、私は地域にある障がい者職業センターというところに行きました。この就労移行支援事業所も、障がい者職業センターも、どちらも別の機関ではあるものの、障がいや難病のある方を対象に、就職や復職を支援するサービスを行っている機関です。私は、この障がい者職業センターで、大学3年生の夏休みに、職業準備支援という訓練を行いました。具体的には、軽作業やパソコン作業などの作業訓練ですとか、報告・連絡・相談の仕方や、メモの取り方をグループワークで学びました。また、担当職員の方と面談をし、得意不得意の洗い出しを行い、大学3年生の夏休みが終わる頃には言語化することに成功しました。ここで私の特性について理解できた例を挙げますと、慣れない環境だと、イレギュラー時に対応することが難しい部分も大きいこと、苦手さを隠しすぎてしまう、あまり自分ではとてもつらい思いをしていても周囲になかなかわかってもらえにくいこと、を言語化することができました。

次に、エージェントに登録しました。大学3年生の9月に、エージェントA社というところに登録しました。A社に紹介された面接会や説明会に参加しました。とにかく自分から動き続けることを意識しました。エージェントとは専任のキャリアアドバイザーさんがついて、求人紹介や、先行のサポートを行っているサービスのことです。大学3年生の1月には他のエージェントB社というところにも登録しました。エージェントは、複数同時に利用することができるので、ぜひ自分に合わせた使い方を検討してみることをおすすめします。

次に、「社会資源の情報収集」を行いました。安定就労の観点で考えると、生まれてからずっと過ごしてきた北海道から東京に転居し、かつ就職するということは、難易度がとても高いと思いました。そのため、世の中にあるサービスや制度、すなわち、社会資源の利用について考えました。私が現在利用している社会資源は、障がい者就業・生活支援センター、”通称なかぽつ”や、食事が平日は毎日2食付く管理者 夫妻常駐の学生会館に住んでいます。調べてみると、他にもたくさんあると思います。ぜひ調べていただき、自分にあったものを選んでいただくことをおすすめします。

次に成功体験を積みました。なぜその必要性があるのかと思ったかといいますと、私は今まで失敗ばかりをしてきて、自分でこれが得意ですとアピールできるものが自分の中で、なかなか思いつかなかったからというのがあります。なので今から作ろうと思い、このようなことをしました。具体的には、当時行っていた事務作業のアルバイト先で障がい者職業センターで学んだことを実践し、整理した特性を説明しました。例としては、職場では自信がなくても堂々と話すことで、好感度や信頼感をアップさせることができました。また、自分の特性を説明できたことで、お互いのコミュニケーションをスムーズにさせることができるようになりました。その結果、お互いに気持ちよく働きやすくなり、卒業まで続けることができました。

次に、選考を受け内定をいただきました。今までの紆余曲折でたどり着いた、障がいとともに生きる決意と、アルバイトでの成功体験にボリュームを置いて偽ることなくありのままの自分をアピールしました。転居先でも安定就労するために準備していることもしっかりとアピールしました。その結果、マイナビパートナーズに内定をいただき、入社することとなりました。

最後に、皆さんにお伝えしたいことがあります。

私は今、とても「生きている」という実感を持って幸せな日々を過ごしています。地元にいた頃は、自分を隠しすぎてしまい、心から笑うこともなかなかできていなかったと思います。しかし、東京に来てこの人といると自分らしくいられるかもと思わせてくれる出会いも本当にたくさんありました。少しずつですが、心から笑えているかもと思えることも増えています。全て障がいと向き合い、もがいたからこそつかみ取った今の幸せだと思っています。皆さんも自分と向き合うことは、大きな痛みを伴うことだと思いますが、そこは諦めずに、ぜひ向き合っていただいて、自分の納得した進路を自分で決めていただけることを私からも心から願っております。

ご清聴ありがとうございました。

村山:ありがとうございました。素晴らしい情報収集力と行動力ですよね。就職活動は自分を偽って入りたい会社に入りたいという方もいるのかもしれないですけど、偽り続けることって難しいですし、そこでミスマッチが起きてしまいますしね。しっかりと自分に合うところを見つけるためにも皆さんも情報収集を続けてください。
さあ、ではですね、藤本さんにまとめのお話をしていただいてもよろしいでしょうか。

藤本:2人の話を聞いてくださってる学生のみなさんはどういう感想を持たれましたでしょうか。2人は発達障がいってことがわかった後に自分の特性ですよね苦手なこと得意なことを、しっかりと理解して苦手に対する対処できる力を身につけて、周囲に自分の特性をわかりやすく伝えることもできますし、適切なサポートを受けながら今うちの会社で活躍されてるわけですよね。自分自身で今のお話聞いていただいてわかる通り、自分自身の頭でちゃんと考えて行動して障がいを受け入れてそれぞれの道を通って、自分らしくいられる場所を今見つけて生き生きと働いて生きてってことをしてるので、これをご覧になっている学生さんの中で発達障がいであるということが既にわかっている、あるいは発達障がいかもと疑ってる学生さんがおられたとしたら、2人の体験談が有意義な情報になっていれば嬉しいなと思います。本日はご視聴ありがとうございました。

村山:はい、ありがとうございます。悩みとか不安に向き合うのは疲れるじゃないですか。だから先延ばしにしがちなんですけれども、考えた方が、実は周りに助けてくれる人もいるってことに気付けたりとかするんですよね。

藤本:そうですね。考えて実際に動いてみてですね。

村山:はい。ぜひみなさんも周りに頼るってことも大事だと思うので、ぜひこれからご紹介するサイトなども活用していただければと思っております。

ここで一旦お知らせをさせてください。いろいろなサイトがありまして、まずはマイナビパートナーズのご紹介でございます。マイナビパートナーズ紹介は障がいのある大学生や社会人のキャリア支援に特化した人材紹介サービス転職エージェントとなっています。障がい当事者と一緒に働く経験をしているマイナビパートナーズだからこそ、カウンセリングの中で実践的なアドバイスやご本人に寄り添ったサポートが可能です。今後のキャリアを考える上で、ぜひマイナビパートナーズ紹介にご相談ください。

そしてこちらは障がいのある学生のためのサイト、「チャレンジド」をご紹介していきます。コンテンツが充実しています。先輩たちの就活体験談志望動機の作り方などなどありますし、さらに障がいの配慮に合わせて検索をすることも可能です。そして、障がいの内容による雇用実績もチェックしていただくことができますので、ぜひ安心していただくためにもいろいろ検索してみてください。

障がい者の就職活動に役立つ情報を受け取ろうということで、ぜひ希望者の方チェックを入れてください。マイナビ2027アプリのオプションを選択し、会員情報変更を選択、さらに利用サービス欄で障がいに関する情報修正を行うことで情報を漏らさずにチェックすることができますので、お願いいたします。

そして、WEBセミナーチャレンジドサイトございましてハウツー動画ですとかいろいろありますのでぜひ皆さん録画版も活用していただければなと思います。就職活動のお悩みなどに寄り添ったWEBセミナーですとか、あとは企業の録画版もありますので、ぜひ皆さんこちらもチェックをお願いいたします。

そしてWEB版の障がい者のためのチャレンジドセッション10月4日と5日に開催です。昨年はご覧のような出展企業が登場しております。いろいろ質問ももしかしたら受け付けてくださる企業もありますかね。ライブ配信ではもしかしたらあるかもしれませんけれどもぜひ皆さんこちらも積極的に参加いただけたらなと思います。こちらのQRコードまた今画面上にバナーが出ているかと思いますのでそちらからぜひご予約をお願いいたします。

そして次回は就活準備講座自己分析編です。しっかり自分に向き合うのが大事というお話もありましたけれども、どうやって自己分析すればいいかわからないっていう方いらっしゃると思いますのでぜひこちらで学んでいただけたらなと思います。スライドにありますQRコードもしくは今画面上にバナーをお出ししていますので、そちらからぜひご予約の上ご参加をお願いいたします。

ではここからは質問コーナーとさせていただければと思います。たくさん質問をいただいているんですけれども、より多くの方に関するような質問に答えていただこうかなと思いますので、よくある質問にまず回答いただけたらなと思います。ではお2人から回答していただけたらと思うんですが、この質問はよく学生さんからあります。

「障がい者採用面接でよく聞かれる質問はなんでしょうか?」
まずAさんにお聞きしてよろしいですか。

A:はい、そうですね。障がいの特性とその対処方法についてはよく聞かれるかなと思います。どういった障がい特性で困っていてどういう配慮が必要なのかという確認であると同時に、障がいについてきちんと受容できてますかっていうところを見ている質問かなと思います。自分についてきちんと理解し説明できるようになると良いかなと思います。それこそ今日お話させていただいた障がいと向き合うということ、という話に繋がってくるかなと思います。

村山:はい、ありがとうございます。人と比べてではなくて自分の中で向き合って、考えればいいんですよね。

A:そうですね。自分自身と向き合うっていうのはなかなか大変なことだと思うんですけれども、そこが言語化できるようになるとより企業とのミスマッチも減るかなとは思います。

村山:はいありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。

Y:そうですね。私は主に新卒での障がい者枠で選考を受けたんですけど、身体障がい者を主に採用していると思われるような企業と、精神障がい者をこちらの会社のような企業の選考では、アプローチの方法が全く違うなっていうふうに個人的には感じていて、私は身体障がい者を多く採用しているんだろうなと思われる企業と、精神障がい者を多く採用している企業どちらも受けたんですけど、身体障がい者を多く採用していると思われる企業では、身体的なものではない事柄については、障がいがない人と同等の水準を求められるような印象を私は感じていて、そもそも私がコミュニケーションや臨機応変な対応が苦手だっていうふうに話すと、それだと困るなっていうふうな反応をされてしまったこともありました。なんですけど精神障がい者を多く採用しているような企業の面接では、障がいがそういう身体的なものではないとしても、それ自体は全く否定されなくて、むしろどう向き合っているかやどう前に進みたいかっていうことを聞いて評価していただけてるなと感じたので、そういった違いがあるのかなと私は思いました。

村山:先ほどご紹介したチャレンジのサイトだと、どういう障がいがあるの雇用実績があるのかっていうところでも調べられるのでそういったとこでも参考になるのかなと思いますね。
あと採用側として、面接で注意するべきポイントみたいなものが何かあれば教えてください。

藤本:今お話に出たようにその方がご自身の障がいを理由に何ができて何ができないのか。どこまで自分の工夫でできて、どこからは会社に寄り添ってほしいのか。そこははっきりお聞きしたいです。それをしっかりと理解した上でお互いどうやって協力して、いい成果が出せるようにできるのかっていうのを企業は面接の中で探っていきたいと思ってると思うので、しっかりとご自身なりの自分の障がいの特性。そのために苦手なこと、得意なこと、苦手なことに関してはご自身ではどんな努力ができて、足りない部分をどういう協力を求めてこられるのかというところを確認したいですね。

村山:ありがとうございます。就職活動の不安って学生さんはきっと情報不足なのかなと思うんですね、働いたことがないから。でも企業側もきっと面接でしか知る由がないんですね。情報が少ないとなかなか取りづらいっていうのあるんですかね。

藤本:そうですね。もう綺麗な言葉で言えなくてもいいです。その人らしい言葉で正直に自分のことを話してくださればそれでいいと思います。

村山:ありがとうございます。
あとはですね、「働く中で成長したと感じる点、仕事が楽しいと感じるときはどんなときでしょうか。」これもまずAさんから聞かせてください。

A:そうですね。自分はマイナビパートナーズに出会うまで、「仕事はつらいものを耐え忍ぶもの」という印象がずっとあったんですけれども、この会社に入ってからは、次はこうしたいだとか、こういうことに挑戦したいだとか、そういったことを考えられるようになったっていうのを自覚したときに、自分が成長してるなというふうに感じるかなと思っていて、仕事を楽しいと感じられているときに一番成長してるなというふうには感じます。

村山:自分の理解が進むと仕事も楽しいと感じるんですかね。

A:そうですね。理解が進んで自分の得意なことがはっきりしたときが何かすごくこれを試そうとか次これやりたいっていうのがどんどん出てくるので、それが何か今までの仕事じゃなかったなっていうふうにありがとうございます。

村山:ありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。

Y:そうですね。私は自分の困っていることを素直に発信できるようになったことが成長したことかなって思っていて、最初入社当初は困ってることとか悩んでいることを発信しなきゃって思っても、なかなか難しい部分も結構多かったんですけれども、色々な方々がが否定せずに私の話を受け止めてくれるような環境で働かせていただいていて、少しずつなんですけど、その自分の困ってることとか、そういう悩んでいることも発信できるようになって一緒に考えていただいて、その前に進めるようになったことがすごく増えたなっていうところにすごく成長したなと自分では感じています。


村山:ありがとうございます。周りを頼るって実は勇気がいりますし、人を信用しないといけないっていうのもありますしね。
質問スペースに「障がいがあることによって不当な評価や、もしくは過剰な配慮をもらうことに不安があります」というコメントがあるんですけれども、しっかりと評価をしてもらってるからこそ自分のモチベーションにも繋がるっていうのはあるんですかね。どうですか。しっかり自分がやりたいことがあった場合に声をあげることってできたりしてますか。

Y:そうですね。私もこのプレゼンをさせていただけるっていうお話をいただいたときに、元々私もその障がい者コースで働くっていうのに関して、なんかあんまり先輩社員の意見が聞きにくいところがあったんで。私がもうどんどん発信していきたいという気持ちが強くてお話いただいたときに、ぜひやりたいですって言ったんですけど、上司の方とか、先輩の方とかも応援してくれたり、サポートしてくれたり、本当に私の挑戦したいことを応援していただけてるなって思ってすごく嬉しかったです。

村山:それはまさに合理的配慮はあるけども遠慮しない、やりたいことはしっかりやってもらいたいということですよね。

藤本:そうですね。今回2人とも立候補です。

村山:素晴らしい。多くの方に届くことは嬉しいですね。ありがとうございます。
あと、今日この質問が多いのですが、「社会に出るのがそもそも不安。働くことが不安」という方が多いと思うので、仕事を選ぶ上でのアドバイスをお2人からいただけたらなと思います。まずAさんお願いします。

A:これも気持ちはすごくわかります。本当に働くことって不安なことばかりかなと思うんですけれども、あくまで自分の場合なんですけれども、不安になる背景ってどうせうまくいかないっていう自信のなさがあるからかなと思っていて、これに対するアドバイスとしては自分ができること、得意なことを見つけることなんですけれども、それができたら苦労はしないとは思うんですよ。

どうしても苦手なことばかり目に目がいってしまってポジティブなことをちょっと打ち消してしてしまう傾向があるかなと思います。自分自身もそうだったので。なのでそういったときは、苦手を段階分けしてください。これは絶対に無理っていう苦手、これはちょっと避けたいっていうことをまず見つけて、その上でこれだったら対処できるっていうのを次に見つけてください。そうすることで企業とのミスマッチを防げるかなというふうに思います。結果として自分らしく働ける場所が見つけられるかなと思うんで、ちょっと苦手を段階分けするということを意識してみてください。

村山:すごい、論理的ですね。ありがとうございます。Yさんいかがでしょうか。

Y:私はできれば事前にその会社である程度自分が親しく関われそうな人ができやすそうな雰囲気かなっていうことを確認できたら確認していただけることをおすすめします。なぜかというと結構仕事って、どんなに自分が働きやすいと思える環境でも、やっぱり心細さとか、うまくいかないなってことは必ずあると思うんです。けどそういったときに、自分のちょっとした愚痴を話せたりとか、この人は何があっても私の味方でいてくれそうだなっていう人が1人でも2人でもいると、本当に心の支えになると思うので。実際私もここに入社して、同期の子ですとか、同じ新卒で入った先輩社員ともの方とも仲良くなることができて、本当にそういった方の存在に支えられている部分が大きいので、そういった見方になれるような方、なかなかどこの部署で自分が働くかっていうのはわからないと思うんですけど、説明会とかホームページとかである程度こういう人が集まりやすいそうだな、みたいな雰囲気はある程度わかったりする場合もあると思うのでぜひ確認してみていただけることをおすすめします。

村山:はい、ありがとうございます。その会社ならではの社風みたいなものもあったりしますもんね。最後に藤本さんからも何かアドバイスありますか。

藤本:やっぱり「周りを頼る」っていうことですかね。やっぱりちょっとうまくいかないことを多く経験されてると何か人に迷惑かけることが嫌だ、もう失敗したくない、自分がやったことで、否定的に捉えられたら嫌だ、みたいな形でどうしても抱え込むタイプの方がやはりそのメンタルの何らか障がいがあると抱え込むタイプの方が多くてそれで自滅してしまうんですよね。なるべくあの発信していくことを心がけるということと、発信を受け止めてくれる人が1人でもいる環境を作るっていうのが大事かなと思いますね、

村山:ありがとうございます。Aさんからも自分と向き合うことが大事ってお話ありましたし、Yさんね周りを頼るっていうのをぜひやってみてほしいなんて話がありましたのでぜひ皆さん参考にしていただけたらなと思います。たくさん質問いただいたんですけれども皆さんの質問にお答えする時間が取れませんでした。申し訳ございません。出席票を出していただいた方には後日、マイナビのメッセージを通して回答をさせていただきます。ぜひ出席票の提出も忘れずにお願いいたします。それでは、本日のWEBセミナーは以上とさせていただきます。最後に手を振ってお別れしましょう。ありがとうございました。

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障がいのある学生のための就活準備講座!~基礎編~
障がいのある学生のための就活準備講座!~基礎編~
2025年4月22日配信

村山:みなさんこんにちは。
「障がいのある学生のための就活準備講座!~キホンをおさえる60分~」です。
司会の村山千代です。よろしくお願いいたします。皆さんもぜひ質問などを送ってください。
使い方をご紹介します。皆さんの画面上にオレンジ色の「出席票提出はこちら」というバナーが出ていますでしょうか。このセミナーを見たというあかしになりますので、オレンジのバナーから出席票の提出を忘れずにお願いします。
チャットへの書き込みありがとうございます。この後も皆さんとコミュニケーションを取りながら進めていきたいと思います。ぜひチャットに感想、リアクションなどを送ってください。また質問もお待ちしています。質問はぜひ質問スペースにお寄せください。続々とチャットへの書き込みが増えてきました。ありがとうございます。

本日お話いただくのは上床(うわとこ)さんと守屋(もりや)さんです。自己紹介をしてもらいます。まずは上床さんです。

上床:はい、マイナビキャリアサポーターの上床と申します。
2015年にマイナビ入社しまして、関東圏の大学を中心にマイナビの広報担当としてあちこち回っておりました。もしかしたら皆さんの大学にもお邪魔したことがあるかもしれません。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

村山:はい、お願いします。続いて守屋さんお願いします。

守屋:学生の皆さんこんにちは。
マイナビパートナーズから参りました、守屋と申します。
私は2009年にマイナビに新入社員として入社してからずっと新卒採用のお手伝いをするという法人営業を担当していました。今はマイナビパートナーズに出向しておりまして、こちらで新卒紹介、そして中途の人材紹介エージェント、これは障害者手帳を持つ方専門のエージェントサービスですね、こちらを担当しており、長期の有給のインターンシップなども運営しています。本日は企業の視点から皆さんにいろいろとお伝えできればと思いますので、よろしくお願いいたします。

村山:はい、お願いいたします。
さあ、では内容に入る前に、ここで皆さんにチャットを活用していただけたらなと思います。チャットタイムです。就職活動に関して不安なことや気になることをチャットで教えてください。皆さんどんなことに悩んでいますでしょうか。
ちなみに上床さんはよく学生さんにもお悩み相談を受け付けると思うんですけれども、どんなお悩みがこの時期多いですか?

上床:はい、ありがとうございます。今ですと、もしかしたら皆さんも同じように思ってるかもしれないですが、やっぱりインターンシップ&キャリアについてのご質問が多いかなと思います。「参加した方がいいのかな」とか「参加するならどういうふうに見つけたらいいのかな」とか、そういうところのご質問が多いかなと思っております。ですのでチャットの方でも今日ご案内しようかなとは思ってますけども、ぜひご自身が思ってらっしゃる疑問に思ってることとか不安なこととか、ぜひぜひお寄せいただければなと思ってます。

村山:はい、ありがとうございます。質問スペースに質問いただいていまして。「出席を最後に提出した時間がマイナビ記録に残るのでしょうか。」といただいたんですけど、今日セミナーに出席してもらって1回出してもらえば大丈夫ですよね?
上床:一度ご提出いただければ問題ないと思いますので、そちらでご対応いただければと思います。

村山:はい、皆さん、チャットへの書き込みも増えてきていますね。ありがとうございます。
「海外の企業に興味を持ち、それに向けて就活をする学生はいるのでしょうか。」
どうでしょうね。

上床:はい、実際にいるかなと思います。今やはり日本国内だけじゃなくてグローバルに視野を広げてっていう会社ももちろん増えておりますし、学生さんもそういう傾向があるのかなと思いますので。全然いらっしゃるし、それに向けてご準備を進めている方もいらっしゃるってことだと思いますので、ぜひご質問いただいたFumiさんかな、ぜひそういう感じで準備っていうところもコツコツ進めていただけたらいいなと思いました。

村山:ありがとうございます。
あと、「面接ではどのように話せば良いでしょうか?」だったり「大学何年生の何月頃から何から始めたらよいか教えてください」なんていう書き込みもいただいてるんですけど、この辺りはお話ありますよね?ぜひ楽しみに待っていてください。
あと、手帳のお悩みだったりとかこの時期どんなことをしたらいいのかだったりとか、あとは教師採用試験を受けようと思って併願をお悩みの方もいらっしゃったりとか、このあたりまた、質問時間のときにも回答していただけたらなと思いますので、皆さんまだまだ質問スペースへの質問をお待ちしています。

さあではですね。お悩みもたくさん書いていただきましたけれども、この辺りの回答にもなるかと思います。
本日お話いただく内容はこちらとなります。ご紹介していきます。
まずは障がい者の就職採用環境についてデータなどもあわせてご紹介いただきます。
そして先輩たちの疑問から探る企業の視点ということで企業がどういったことを考えているのかポイントを守屋さんに回答していただきます。
そして企業の探し方、インターンシップ&キャリア参加の流れということで、今後の活動に対して役立つ情報についてのご案内もあります。
最後、質問コーナーとなりますのでぜひ皆さん、質問もまだまだ送っていただけたらと思います。


では、最初のコーナーです。障がい者の就職・採用環境について上床さんにご紹介いただきます。お願いします。

上床:はい、ではこれから私の方でですね障がい者の就職・採用環境ということでお話を進めてまいります。
その前に一般的なところの全体のスケジュールから整理をしていきましょう。
ちょうど今日はまだ4月22日ということで、4月1日からマイナビ2027でインターンシップ&キャリアのエントリーというのが始まりました。皆様こちらのエントリーでは進めていただいていますでしょうか。ちょうどエントリーが始まったところですので、ぜひその波にまずは乗っていただいて、エントリーというところをしてインターンシップ&キャリアに参加っていうところを、まずはステップとして進めていただければと思います。
それと併せて、2番目と3番目、自己分析や仕事研究のあたりもぜひ一緒に進めていただければと思っております。
今日ちょっとそのあたりの話もちらほら出てくるかなというふうには思うんですけれども、ぜひ、これはご自身でやっぱり頭と手を動かしながら実施していただかないと、なかなかこうかなっていうような答えを導き出していくってことは難しいかなと思っておりますので、ぜひとおもいます。インターンシップのキャリアのエントリーというところと合わせて、自分でどういうことが得意なのかな、とか、この得意なことを活かせそうな仕事ってどんな企業かな、どんな仕事があるのかな、そんなことをぜひ考えていくっていうところで進めていただければと思ってます。

そしてこれが、準備期って言われてるこの4月~2月ぐらい、ちょっと1年ぐらいありますけどこの期間のことを指しています。
そして、活動期と書いております。
来年の3月1日、に、企業の採用情報が公開となりますので、ここに向けて準備としまして今お話したインターンシップのキャリアのご参加や、自己分析・仕事研究を進めていただけるといいかなと思っておりますので、ぜひこの辺を少し意識をしながら、今日の講座を聞いてください。

ここが全体のお話だったんですけれども、改めて、ここからのパートで障がいのある先輩の就活の準備の傾向っていうところをアンケートをもとに話していきたいなと思っております。自分自身のこのスケジュールと照らし合わせながら、自分だったらどこができそうかなとか、ここだったらちょっとチャレンジしてみれるかなとか、そういうことを考えながら聞いていただけたら嬉しいです。

では早速なんですけども、先ほどお話した通り、ちょうど4月1日、今月にインターンシップ&キャリアへのエントリーが開始されました。先輩たちって本当にインターンシップのキャリアに参加していたのって言うところからお話を進めていきます。
ここはおそらく何となく思ってらっしゃるかなと思うんですけども、参加状況としまして、2024年の8月なのでちょうど1年前ぐらいですかね、一つ上の先輩方々を中心にとったアンケートによると、約8割の方がインターンシップ&キャリアに参加していました。つまり、行くのがもうスタンダードな状況になってきている、というところをご認識いただければと思います。
ちなみに障がいのある学生、先輩たちっていう形でくくってはいたんですけども、いわゆる「一般コース」と言われる学生さんも、同じ3ヶ月8割程度っていう形になっていますので、先ほどお話したように、参加するのがスタンダードっていうような状況だということはご認識いただきたいと思います。
インターンシップ&キャリアに参加している方々が多いというところは、今ご認識いただけたのかなと思いますが、じゃ、いつ参加したらいいの、いつ参加してたのっていうところをお話しに行きましょう。
先ほどチャットの方でも「何から始めればいいの」みたいなお話だったと思うので、まさにここかなと思っていました。

特に3年生の先輩たち。皆さんと同じ学年の方が多いかなと思うんですけれども、いつ参加したのかというと、ちょうど今の4月に参加したというのが割合としては比較的高かったです。ですけれども、ポイントとなってくるのは見ていただいたらわかる通りで、4月に山はありながら7月・8月っていう夏休み期間にも山がある。そしてもう一つのポイントは、年間通して、ずっと参加の経験があるっていうところかなと思っています。
もちろんご自身の活動やスケジュールとかで行ける・行けないとか、ご体調で行ける・行けないっていうところはあるとは思うんですけれども、そのあたりは一旦置いておいて、年間通して先輩方っていうところはインターンシップ&キャリアっていうものに参加しているっていうところを皆さんの方でご認識いただいて、、ご自身のタイミングに合わせてご参加するといいと思います。

例えばこちらのいつっていうところの回答としては、早い方はちょうど本当に今ぐらいから参加を始めているよ、と。もう一つピークっていうところがやっぱり夏休み期間というところですね。この辺のところは押さえておいていただくといいと思います。
ここまでで何となく早いうちから、皆さん動いていたんだなっていうことと、参加してる方多いんだなっていうところはご認識いただけたのかなと思うんですけど、実際どれくらい動いていたの、どれぐらい参加していたのって言うところがもう一つ気になるポイントかなと思いますので、そこのお話をしてみようかなと思います。

こちらも先ほどと同じデータアンケートになるんですけれども、参加した期間ですと見ていただいたらわかる通り、1週間程度と比較的長いプログラムに参加している学生さんが多かったです。
このあたりやっぱりじっくりと参加をしてご自身の適性を見極めたいっていうところのご要望がこういうところに繋がっているのかなと思います。、ぜひ皆さんの方でも少しハードル高いなって思われるかもしれないですが、やっぱりただ参加して終わりじゃなくって参加することで「合っている・合っていない」、「自分ができる・できない」っていうところを判断できるかなと思います。、ぜひこの辺も後押しになったら嬉しいなと思っております。
そしてプラスアルファ、右側の方ですね。参加した企業数も一定数というところもあるんですけれども、一つはポイントとなるのはやっぱり複数社参加している方が圧倒的に多いっていうところかなと思っています。
先ほどお話したように1週間程度の長いプログラムでその会社に合うのかどうかっていうところを見極めつつ、複数参加をして、A社とB社の会社、仕事を比べて私はA社の方が良さそう。B社の方が良さそう。B社の中でもこの仕事の方が良さそう。と適性を見極めていく方が多いと思いました。ちょっと勇気がいることかもしれないですけれども、この先ずっと働く先を見つけていくっていう意味で、今ちょっと勇気を出していただいて参加をして合ってる・合ってない、ここよりもここがいい、そういうご判断をしていただけるっていうのはいいかなと思いますので、ぜひ考えてみてください。

総括です。じっくりと企業のことを知ったり、あとは複数体験をしている先輩が多いところが皆さんの後押しになればなと思いますので、一つ覚えておいていただけたらと思います。
あとはチャットにもちらほら来ておりましたけれども、障がい者コースと一般コース。そのあたりどうやって使っていこうみたいなところも思われてる方もいらっしゃるかなと思いますので、ここで少しご説明をさせていただきます。

一般コース、障がい者コース。この違いを簡単にはなりますが、ご説明させていただきたいと思います。
一般コース。いわゆる一般募集と言われているものは、障がい者の手帳の有無に関わらず全ての学生さんを対象としたコースになっているので、同じ条件で採用試験を受けるということです。一般コースで受けようと思っているよ、ということあれば、合理的な配慮をしていただかないと難しい部分があるっていうこともあり得るかなと思いますので、一般コースで受ける、インターンシップ参加するってなったとしても一応担当者の方に一言、事前に伝えておいていただいた方が、皆さんも快適に過ごせるかと思いますので、ぜひその辺も少し意識していただきたいと思っております。
そしてもう一つが障がい者コースと言われているようなもので、活動の時点で障がいがあるっていうことを事前に伝えておいて、配慮を受けながら働いていくことができるものになっています。チャットの方でどうやってコンタクトを取ればいいですかみたいな話もありましたけれども、これはこのコースとして設けている企業さんもあったりしますのでそのあたりとですね。
後で進めていただくのがもしかしたら一番スムーズかもなと思ったりもしますので、ぜひその辺りの情報を得られるようにしておいてください。
ざっくりしたお話なんですけども、受けるときに手帳を使うのか使わないのかが大きな違いですが、実際先輩方はどうちらで応募したのか。結果としてはこんな感じでした。

簡単に言いますと、一般コースも障がい者コースも共に受けていたよという割合が圧倒的に多いです。例えば、A社は一般コースで受ける、B社は、障がい者コースで受ける。のような形で一律で決めずにこの会社だったらこっちが良さそう。配慮も受けられるし良さそう、のようにご自身の中でコントロール、調整をしていくのも選択肢にあるのかなと思いますので、ぜひこのあたりも一つ知識として知っておいてください。

はい、ここまでで、改めてなんですけども、併用した先輩方が半数以上いるところも一つ押さえておいていただいて、先ほどお話したように、会社によってコースを設けているっていう可能性もあると思いますので、上手くご自身の中で情報を集めていただいてどうするのか。
というところを考えてみて、そして行動に移してみてください。

ざっとお話をさせていただきましたが、就職・採用環境というところのまとめです。

ポイントまず一つ目は、一番初めにお話しました、8割ぐらいの学生さんがインターンシップのキャリアに参加しているというのが事実。行っているのがスタンダードっていうような状況なので、ぜひその辺りを意識していただきまして皆さんの方でもチャレンジしてみていただけたら嬉しいです。
そして、皆さんの中でやっぱり実際の業務っていうところが見えなくて、見えないからこそ不安を抱えているっていうことがあるのかなと思いますので、ぜひ、インターンシップ&キャリアに参加をしていただいて、実際の業務を体験していただいて自分でできるかな、そういう環境が整っているかな、そういう業務なのかな。そういうところを知れるのがこのインターンシップのキャリアのメリットかなと思っておりますので、ぜひそのあたりも意識してみてください。
そして最後、直近でお話しましたけども、一般コース、障がい者コースどちらの活用もOKとなっておりますので、ぜひ会社によって、業務によって仕事によって使い分けっていうところも意識してみてください。ということで一番初めのパートはいったん以上とさせていただきます。

村山:はい、上床さんありがとうございました。チャットへのお悩みにも回答いただきながら進めてもらいました。公務員試験と併用して併願して目指してるって方もいらっしゃると思うんですけれども、先ほどチャットにも、「いま3年生で来年教師採用試験を受けようと思うのですが、時間があればインターンシップもやった方がいいでしょうか」という質問いただきましたどうですか。

上床:はい、ありがとうございます。そうですね、これはもうぜひおすすめをしております。というのも教員採用試験がもちろん本命だと思うんですけれども、いざ自分自身が教師として働いて学生さんの相談を受けるときに、社会でどういうことが行われてどんな仕事があるのかということを知らずに相談乗るのって皆さんも怖いと思うんですよね。
なので、将来のことを見据えたうえでも一度インターンシップ&キャリアというもので、一般的に働く社会人を疑似体験しておくことがきっといつかの何かの役に絶対立つんじゃないかなと思ってますので、時間があればで構いません。先ほど一週間ぐらいのインターンシップ&キャリアに参加されてる方が多いよ。とお話しましたけれども、一週間じゃなくてもいいのかもないですね。時間があれば例えば1日とか比較的時間が短いものでもいいと思いますので、一度経験をしてみてください。

村山:はい、情報収集をしっかりとして選択肢の多い中から選んだ方が後悔はないかもしれないですね。後ほど情報収集の仕方などご紹介していただく予定です。

では、ここからは守屋さんから先輩たちの疑問から探る企業の視点ということでお話しいただきます。皆さんからの質問にも答えていただきながら進めていけたらと思いますので、守屋さん回答お願いします。

では一つ目のよくある質問はこちらです。
「一般コースと障がい者コースでは、スケジュールは異なるのでしょうか」
ご回答お願いします。

守屋:はい、ありがとうございます。一般コースと障がい者コースがあると先ほど上床さんの方からも説明がありましたね。スケジュールですけれども、基本的には概ね同様のスケジュールということになっていましてこれは、インターンシップの開催、説明会の日程、エントリーシートを締め切り、面接、このあたりも、特に障害者手帳をお持ちの方だからといって、スケジュールが思いっきり後ろ倒しになるとかそういったことは基本的にはないと聞いています。これはただ、各社によってかなり差があるので、例えば例としては障害者手帳お持ちの方向けのインターンシップは冬のみ開催、こういうケースも実際にあります。ですので、いったん2027年卒のスケジュールが各社のサイトに掲載されていることがありますので、ぜひ見に行っていただいて、各社どんなスケジュールでいくのかなと見ていただければと思います。
ただ、まだ掲載されてなかったり情報が足りない場合は、1個上の先輩の2026卒向けのインターンシップや採用のスケジュールをちょっと覗いてみましょう。そうするとおそらくそれと同じようなスケジュールで今年も動くかなとイメージがつくと思いますので、ぜひそういった確認をしていただければと思います。
実は、インターンシップはかなり企業さんの方で開催の日程とか機会がそもそも増えていたりします。ですのでもしかしたら昨年よりも多くなっている可能性も今年に関してはあるかもしれません。なのでそんなつもりでですね、逐一マイナビのサイトを含め確認をいただければと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
一般コースと障がい者コースで迷ってるっていう方もいらっしゃると思います。
チャットに「オープン就労でインターンシップに参加し、同じ会社にクローズ就労で面接応募することは可能でしょうか」と質問が来たんですけれどもいかがでしょうか。

守屋:はい、ありがとうございます。前提として、私はいつも自社で運営している長期のインターンシップで学生をトレーニングしてるんですけども、そこでも必ずお伝えするのがこのクローズ、つまり手帳や障がい診断があるのにも関わらず、それを企業に伏せて就職活動するということは、基本的にはあまりおすすめしていません。なので、例えば障害者手帳を明確にお持ちの方向けの募集、あるいは、特に何も書いてない一般向けに障害者手帳がある人も含めたオープンな募集、それを一般の募集というふうに先ほど言葉では言ってましたけれども、このどちらであったとしても、ご自身の障がいがあること、そして手帳を持っていること、これに関してはぜひ、プレエントリーというような段階やエントリーシートの段階で自己開示いただく準備をしていただくのが大事かと思います。このあたりの話はまた別の講座でもですね、お伝えして参りたいと思うんですけれども結論はそのように思っております。

村山:はい、ありがとうございます。では二つ目のよくある質問です。
「企業の雇用実績を確認すると、私の障がいの雇用実績がなかったため、エントリーを行うことが不安になりました。インターンシップ&キャリアへエントリーは参加しても大丈夫なのでしょうか」

守屋:はい、ありがとうございます。まず前提として、雇用実績を見たいですよね。そのときにご自身の障がい診断名と同じ名前がもし雇用実績にないとエントリーにして大丈夫かと不安になる学生の方々の声を毎年耳にします。ですがご安心いただければと思います。もちろん応募していただいて大丈夫です。雇用実績に記載がなかったとしても皆さんが入社をするときに改めて具体的にどんな配慮が可能で、どんな環境で働けるのかを皆さん自身が確認していくことがすごく大事だと思います。
いま時代の流れもありまして、多くの障害者手帳を持った大学生の採用というのを企業は今加速している最中でございます。なので、これまで採用してこなかった障がい種別の方々の採用、障がい診断名で今までは迎えてこなかった方の採用、こういったことが当然のように行われていくわけです。ですので、もしかしたら少し勇気がいるかもしれませんね。ですが勇気を持って応募していただいて大丈夫かなと思いますのでご安心いただければと思います。

村山:ありがとうございます。
「障がいの相談を企業の方にしたいのですがどうやってコンタクトを取ればいいですか」
という質問をいただいているんですけれども、インターンシップ&キャリアに参加する前に関することというのは可能なんでしょうか。

守屋:ありがとうございます。もちろん可能です。その企業の問い合わせフォーム、あるいはマイページをお持ちの企業さんの場合では、学生の方から何かしら発信するスペースがある可能性があります。お問い合わせフォームみたいなところですね。そういったところで一度ぜひお話を聞いてほしい、ご相談にのってほしいみたいなことを発信いただく分には全く問題がないかなと思います。
「カジュアル面談」という言葉を聞いたことありますか?面接ではなくて「カジュアル面談」って言葉自体がちょっと難しい理解なんですけれども、「面接」という形ではなくてフランクにお互いの疑問とか不安を解消するために、少し短い時間で(面接より短いことが多いんですが)話すみたいな機会、そういったものが実はあるんです。
ですのでもしそういった機会がある企業におかれましてはぜひその「カジュアル面談」に応募してみていただくのを強くおすすめします。

村山:ありがとうございます。企業によっても違うのかもしれないんですけれども「カジュアル面談では選考はされているんですか?」

守屋:いえ、基本的には「カジュアル面談」なので面接ではありません。言葉遊びみたいでちょっと不安になりますよね。なんですけど大丈夫です。面談なので、あくまでもお互いの不安解消の場というふうに受け止めていただければと思います。

村山:ありがとうございます。
では続いてのよくある質問です。
「障がい者コースのインターンシップ&キャリア情報や募集要項がありませんでした。この場合は一般コースに応募すればよいでしょうか。それとも、応募を諦めた方がよいのでしょうか。」

守屋:はい、ありがとうございます。
障害者手帳をお持ちの方を明確に募集していますという文言がないケース、実はこちらの方が多いんです。障害者手帳をお持ちの方を募集しますと銘打っているケースの方が実はまだまだ少ないと思ってください。ですので、そのまま応募いただいて全く問題ありません。企業の問い合わせフォームや代表アドレスにも直接連絡もしてみてください。
先ほどのカジュアル面談も同様なんですけれども、直接企業さんの方に問い合わせいただいて全く問題がないですということを改めてお伝えします。
企業によっては一般のコース、そして障がい者コースをあえて分けずに採用活動をしているとそんなケースが実は非常に多くあります。ちょっと勇気がいる話ですけれども、もし皆さんも可能であれば、企業の問い合わせフォームに障害者手帳がある旨、並びに配慮事項について事前に会社に伝えておいていただくと非常にスムーズにその後の理解が進むかなと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
手帳取得するかどうするかも迷ってる方もいるのかなと思うんですけど、
「うつ病で手帳を持っていないのですが、それを理由にインターンなどを断られることはありますか。」

守屋:ありがとうございます。
先ほどチャットで質問がありましたね。障がいのことをオープンにすると不利になるんじゃないかっていう声も毎年のようにたくさんの学生さんから質問を受けるんですけれども、結論として、現在、合理的配慮というのが義務づけられていますので、基本的にそのような雇用機会の差別みたいなものがあることは許されないような状況になっています。、なので、うつ病があるから企業の方で落とす、あるいは不利な選考判定になる、こういったことは基本的にはあってはならないというのが前提になりますので、その点もご理解いただければと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
「障がいの特性上、インターンシップや選考でグループワークがある企業が多いので不安です。企業の方に参加前に障がいがある旨伝えた方が良いでしょうか。伝える適切なタイミングがあれば知りたいです。」

守屋:はい、ありがとうございます。
こちらもよく聞かれる質問で、どのタイミングで自分の障がいのことを開示すればいいのか。ということだと思うのですが、エントリーシートを出すときやそのインターンシップに行きたいという意思を表明するときに何かしら履歴書やエントリーシートあるいは登録フォームにご自身の気持ちや志望した理由などを登録することがあります。そのタイミングでもしよければ、フリーテキストの部分にこういった障がいがあって、こういった特徴があって、こういった配慮があると助かるということを記載いただければと思います。
そして実際のグループワークの配慮ということでグループワークの中での文字起こしであるとかあるいは、メモを取らせてもらえるとか、いろいろ配慮いただくこともありますし、面接選考の切り替えみたいなことを検討いただける余地も企業によってはあります。
ですのでこちらも繰り返し勇気が要る話じゃないんですけれども各社によって状況はかなり異なります。なので、自ら自己開示して申し出る準備をしていただくのが大事かと思っております。

村山:ありがとうございます。
「自分の障がいの説明を行うために、具体的にどんな準備が必要でしょうか。また企業の方に伝える際に注意した方が良いことがあれば知りたいです。」

守屋:はいこちらもご質問をよくいただく内容になるんですけれども、結論として自己分析を徹底的に、ご自身の障がいについて知っていただく必要があるかなと思っております。
一つ目が「ご自身の障がいの特徴と詳細」です。これは皆さんにとっては日々当たり前だと思っている方もいらっしゃれば、最近障がいと向き合って障がいと付き合っていくことになった方など様々だと思いますけれども、ご自身の中で起こっていることは周りの人は全くわかりません。
同じ障がい診断名でも人によって全く異なることからも、ぜひご自身の障がいの特徴、そして詳細については、具体的にわかりやすく説明できるような自己分析をしていただくのが大事です。
二つ目、その上で「どのような配慮があると助かるか」。こちら皆さん働いたことがない方もいらっしゃるわけなので、なかなか想像でしか話せない部分であるかもしれないんですけれども、なるべく自己分析そしてこれまでの生活や活動を振り返っていただいて、こんな配慮があった方が助かりそうだ、こんなことを自己分析していただく、あるいは、ご友人であるとか先生ご家族いろんな方々からもアドバイスをもらうといいと思います。このあたりが非常に大事なポイントになってくるわけです。

そして質問の後半でもあった注意点ですけれども、「配慮とわがまま」これがごちゃ混ぜになることがあります。配慮とわがままこれがごちゃ混ぜにならないようにするのがコツなんですけれども、これが非常に難しいです。ポイントとしてはわがままは一方的に求めることになります。配慮はご自身が自己対処できることと、企業の方に配慮してもらいたいことがセットでの話になりますので、配慮というのはあくまでも自身で自己対処できるのはこういったことです、企業さんの方に求めたいのはこういったこと、まで配慮いただけるとパフォーマンスを発揮することができる。と、こんな説明の順番にしていただくのがポイントになります。

村山:はい、ありがとうございます。
あくまでその方がこの会社に入ってどんな活躍をしてくれるのかなっていう具体的なイメージが湧くような説明が必要だということですかね。

守屋:おっしゃる通りだと思います。
なかなか配慮だけを並べただけで、結局その配慮をすると何がその会社にとってメリットとして持たれるかっていうのが最後まで伝わりきらずに終わってしまう勿体ないパターンもあると思ってますので、ぜひそこまで伝えていただけると良いかなと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
では続きましてはこちらです。
「手帳には書いていない障がいがあります。この場合も企業の方にお伝えした方がよいでしょうか。」

守屋:はい、ありがとうございます。
こちらもあのケースによっては非常に回答しづらい内容ではあるんですけれども、個人的には可能な限りお伝えした方が良いと考えてます。あくまでもこれはお医者様から診断された場合の話ですね。企業としては事前にその障がい診断名に対して配慮できるものとできないものがあります。それを企業として皆さん受け入れていく上で、真剣に検討したいと思っています。企業には安全配慮義務といって従業員の雇用、健康を守る義務がありますので、企業の方で対応しきれないものがないかっていうことはとても厳しく真剣に向き合ってくれますので、ぜひ手帳には書いてない障がい診断をされているケースがあれば、ぜひその旨も面接で伝えていただくことをおすすめします。

村山:はい、ありがとうございます。
今チャットにいただいたもので、「パニック障がいで座席の配慮を就活や仕事の場で必要としているのですが、座席の配慮が認められたことはあるのでしょうか。」といただきました。まず具体的に書かれてること、どういう場でこの方は仕事がしやすいのかっていうのがわかっていいですね。

守屋:はい。チャットでいただいているこの件ですけれども。そうですね。座席の配慮というのが具体的にどのような配慮を指しているのかにもよるかなと思いますので、なかなかコメントしづらいところではあるんですけれども、例えばですけど、説明会において「対面の場で一番前に座るのがすごく緊張します」とか、あるいはそのどうしても「閉塞された空間が苦手で出口が近い席に座らせてもらう方が安心して説明を聞ける」とかそういったご事情がある方もいらっしゃいます。そういった方のために席の位置の配慮をするぐらいのことであれば、企業としてはそこまで大きな負荷にならないですよね。
なのでそういった場合は認めることがあると思いますので、ぜひその点を申し出ていただければと思います。企業としても安心して説明とか聞いてもらいたいと思うので、その場合の席の配慮はしてくれる気がします。

村山:はい、確かにそこまで具体的に言ってもらうと企業の方が対応しやすいですね。

守屋:そうですね。どれぐらいその配慮に自社のコストがかかるのかとか、どれぐらい手間がかかるのかっていうところが、ある程度想定できると配慮しやすかったりするかと思います。

村山:対応できないというよりもわからないから悩んでしまうということは企業の方にあるのかもしれないですね。

屋::そうですね。
具体的に配慮をどこまでできるのか、あるいは、やり切れるのか、責任を取れるのかみたいなことまで企業としては考えると思いますので、その辺りの具体性がわかると非常に助かるかなと思います。

村山:はい、ありがとうございますまだまだたくさん質問いただいているので後ほど質疑応答の時間で回答してもらいます。

さあではここからは企業の探し方インターンシップのキャリア参加の流れというテーマで、上床さんにお話いただきますお願いします。

上床:はい、また戻って参りました私の方からお話を進めていければと思います。
企業の探し方インターンシップ&キャリア参加の流れという形なんですけども、一番初めにぜひ意識していただきたいこととして書かせていただきました。
今ちょうど守屋さんの方からお話もありましたが、やはり自己理解というところ、これはもう切っても切れないですしぜひ考えていただきたいなと思っております。
一言、「自分のことを知る」って書かせていただきましたけれども、おそらく皆さん、適性みたいなものだったりだとか、あとは先ほどありました配慮の部分ですね、こういうことをしてもらった方が安心して過ごせるとか、ここはちょっとマストでお願いしたいとか、きっとあると思います。
そのことをちゃんとご自身の中で言語化して相手に伝えていく必要がありますので、ぜひ、自己理解というところは進めておいてください。
そしてもう一つ、仕事理解。こちらの方も簡単に書かせていただいておりますが、冒頭少しお話した通りどんな企業があって、どんな仕事があって、その企業や仕事にはどんな能力が求められているんだろう、どんな特性があったらいいんだろう。そんなことを考えていただく、調べていくっていうことが非常に重要かなと思っております。
そして何よりも忘れておいて欲しくない絶対に意識していただきたいことが、この自己理解と仕事理解。これをともにしていただいた後に、すり合わせです。マッチングをしていくっていうこと、これをぜひ押さえておいていただきたいんですね。そうすると、下に書いてますけども企業選びだったりだとか、何度もチャットの方で面接の質問もただいておりますけれども、その選考対策っていうことに必ず繋がっていきます。
少し具体的にお話しますと、私はこういうことが得意だ、ということがわかっていた。その得意なことが活かせる仕事って何なんだろう。A社のこの仕事かな。B社のこの仕事かな。A社よりもB社の方が良さそうだ。こういうふうに考えるのが、いわゆるすり合わせ、マッチングということになっていきます。なので、自身の特性、適性っていうところをちゃんとしていくこともそうだし、仕事のことも知っていくこともそうです。そしてそれで終わらせずに必ずすり合わせ、マッチングをしていって一番自分にとって安心安全に働けるのってどこだろうっていうことを考えていくっていうことが非常に重要になっている行きますので、ぜひ自己理解仕事を理解していただきながら、必ずすり合わせここをするっていうことを押さえておいていただきたいなと思っております。
何でこの話をしたのかっていうと、私はここに至るまでにもちろん就職活動というのをやっておりまして、自己理解をそれなりにやったつもりでした。仕事理解もそれなりにやったつもりでした。ただ、このすり合わせをするっていうことは正直知らなくて、私ってこういうことがあるんだ、この会社にはこんな仕事があるんだ、で終わらせちゃってたんですよね。となってくると迷うのが自分にとって合う仕事って結局何なんだろうとか、運よくエントリーシート通ったとしても、面接のときになんでうちの仕事、うちの会社でこういうことをやりたいと思ったのとか、なんでこのインターンシップのキャリア参加したいと思ったのって言われたときに、回答に困ったんですね。ていうよりも答えられなかったんですよ。なんでだろうなって考えたら絶対このすり合わせというのを行わなかったからだって今となって思います。
ですので、私みたいな失敗をして欲しくないですし、今これを知っていただいたからにはちょっと頭の片隅に置いていただいて、いわゆる自己理解みたいなものをしていただきながら、仕事理解っていうものをしていただき、じゃあ、今からすり合せの時間をちょっと設けてみよう、やりたいって思えるかな、自分らしく働けるかな、自分の特性ここ活きるかな、そんなことを考える時間というところをぜひ設けていただければ、ぜひ皆さんの中でその不安の解消にもなるし、ですミスマッチみたいなものを防げる可能性もぐんと高まるかなと思います。、ので、ぜひこの時理解仕事理解これをですねぜひしっかりと行っていただきたいなと思っております。この自己理解・仕事理解やってねって言って紙に書き出す。ぜひやっていただきたいです。調べていただきたいです。
ですけれども、やっぱりこの二つを手っ取り早く効率よくやるために何がいいのかっていうと、今日話にあがっておりました、インターンシップのキャリアかなと思います。
冒頭にも少しお話したんですけど、このインターンシップ&キャリアに複数参加することでより自分自身が向いていることとか、適性が活きる場所みたいなものが見えてくるはずなんですよね。実際にやっぱり体験してみないことにはわからないことってすごくたくさんあるし、もっと言えば私、若い人も10年近くやってるんですけども、今この社会人10年目になってインターンシップ他の企業の物参加できるかっていうと残念ながらやっぱりいけないんですよね。これはもう本当に学生の皆さんの特権だなと思っておりますし、これだけ多くの会社が多くの仕事でインターンシップ&キャリアの受け入れをしているっていうところをぜひチャンスだと思っていただいて参加していただいた中で、自分にとって本当に何がいいんだろうっていうことをぜひ考えてみていただけたら嬉しいなと思います。
ピンクの部分が先ほどお話した自己理解っていうものに紐づいているし、ブルーの部分が仕事理解っていうものに紐づいておりますので、ぜひちょっとスライドも確認していただきながら自己理解ってこういうところでインターンシップ&キャリアに活きるんだなとか、仕事理解ってこういうふうに繋がるんだなみたいな。そのことをですね少し考えていただけたら嬉しいなと思っております。
ここまで何となくインターンシップ&キャリアに参加して、自己理解仕事理解するんだなってことをご理解いただけたかなと思うんですけども、その参加する企業を、どうやって見つけるのっていうところの話はここから入っていこうかなと思います。
一応企業探しの使い分けとしてこんな感じでお持ちさせていただきました。今のタイミング的には下にある向かって左側の候補を増やしていくようなフェーズかなと思います。
なんといっても4月1日インターンシップ&キャリアエントリー開始してまだ2週間・3週間ですので、まだまだ候補を増やしていく時期かなと思っております。、今日は主に左側のですね、このサイトを使ったもの、あとはイベントっていうものをこのあたりを使って企業探しっていうものをやっていきましょう。っていうところの話をここからさせていただきたいなと思っております。もしかしたらもうマイナビ2027でエントリーしたことあるよっていう方とか、イベントというものに参加して企業からお話を聞いたことあるよっていう方もいらっしゃるかなと思うんですけれども、改めてこのサイトやイベントを活用していくっていうところの操作のお話も少しさせていただきたいなと思っております。

まずはマイナビで探す方法なんですけれどもこんな感じです。もし今皆さん、パソコンとかで見られていて、お手元にスマートフォンあるようだったらマイナビ2027広げていただければというふうに思いますが、インターンシップ&キャリアの検索っていうところが気軽にできるようになっております。もちろん、行きたい会社があればそのまま企業名をこの検索の窓に入れていただいて検索かけていただければと思うんですけれどもおすすめは、この検索軸を使った方法となります。この検索軸って何っていうと先ほどですね少しお話にもあったんですけれどもちょっと物理的に変えようとかっていうことが難しいとかであればもしかしたらWEBで実施しているものを検索した方がいいかもしれないですし、選考っていうものに少し不安を抱えていらっしゃるようであれば、選考がないインターンシップ&キャリアのプログラムを探していくっていうこともできますよね。
あとは先程WEBのお話をしましたけれども、ご自宅から通える範囲で公共交通機関を使いながら身近で行けるところだったら参加できそうということであれば、例えば都道府県で絞ってみるとか。そういう形で、おそらくご自身の特性に合わせてもしかしたら検索軸でチェックできるものっていうところもあるかなと思いますので、その辺りっていうところをぜひ検索のここに反映していただいて、検索していくのがいいかなと思っております。先ほど守屋さんからお話ありましたけれども、障がい者コースがない場合でもまずはエントリーをしていただいて意思表示をしてください。御社のこのプログラムに興味があるんだよっていうことをエントリーしてアピールしていただくのがまず第1かなと。
その後、先ほどお話ありましたけれども、マイページや個別のメッセージとかでやり取りできるような感じになるのかなと思いますので、その際に、配慮事項を伝えていくみたいなフローがおそらく一番スムーズに話が進むかなと思いますので、ぜひちょっと尻込みしてしまう気持ちもわかるんですけれども、勇気を出していただいて、ご自身のご配慮事項とかに合わせた検索とかを使っていただいて、一歩エントリで踏み出していただくっていうことをしていただけたらと思っております。
この検索軸のお話させていただいたんですけども、ここですぐ出てこないよっていうことであれば向かって右側の先輩が1人したランキングっていうものもあります。こういうものも使っていただくのも一つかなと思っておりますので、今チャットの方に私の方からもお送りさせていただきましたけれども、こんな感じで使っていただいて、先輩はどんなところエントリーしてたんだろうっていうところをね確認いただけます。これが学部による話なので、ご自身が今学ばれていることに比較的近いようなプログラムが出る可能性が高いのかなと思っております。ぜひこの辺りを使っていただけたら嬉しいなと思います。
ちょうど質問箱の方に理系就職を目指してますよみたいな話あったと思うんですけど、そういう場合はもしかしたらプログラム的に言うとこの先輩のランキングとかから見ていただいたら先ほどお話したみたいにこの学部の傾向に近いプログラムとかが出る可能性高いかなと思いますので、ぜひそのあたりも確認してみてください。
チャットで「エントリー何社ぐらいするものなの。」と質問がきました。ありがとうございます。先ほどちょっとね複数参加しようねってお話したんですけども、障がいのある学生っていうとこのデータではないんですが、一般コースを受ける学生の去年の平均が、確か夏のインターンシップぐらいまでで5.1社が平均の参加でした。なので、5.1社参加しようと思うと、当然ながら5.1社以上エントリーをしなければ参加っていうものにはならないかなと思いますので、そんな5社も行くのちょっと大変だなっていうことであれば、そこまでやっていただく必要はないかなと思うんですけれども、ぜひご自身のスケジュールに合わせて、もしかしたら選考というものがあって、参加できないっていう可能性もゼロではないかなと思いますので、複数参加したいということであるならば少しバッファーを持ってゆとりを持って複数エントリーっていうことをしていただく方がご自身にとっても参加の可能性がぐっと高まるかなと思いますので、ぜひそのあたりも確認してみてください。
ご質問ありがとうございました。


はい。という感じでマイナビの中でもいろいろ検索っていうことができますし、コンテンツで今お話ししましたランキングみたいなものから検索して考えて参加していくっていうこともできると思いますので、うまくマイナビ使っていただけたら嬉しいです。

あわせて、先ほどチャットに運営事務局の方から送りましたけれども、6月になったらマイナビチャレンジドというページを設けておりまして、障がいの配慮や雇用の実績とかを確認していただきながら、エントリーまで繋がるようなものになりますので、ぜひこちらを確認してみてください。
今もチャレンジドのページがありますのでご確認いただいて、ご自身に合った情報を確認をしてみてください。おすすめとしてはこの配慮の検索は6月からあるのでもちろんぜひ使っていただきたいなと思うんですけども、チャレンジドの中でもコンテンツが充実しておりまして、自分自身の障がいや特性をどうやって伝えていったらいいんだろうみたいなところをここで確認できたりしますので、その辺りももしかしたら皆さんの参考になるかなと思いますのでぜひのぞいてみていただけたら嬉しいです。

一応コメントしてこんな感じですよっていうところもお見せしておきます。先ほどお話したように6月からぜひ独自の検索軸を用意しておりますので、ご自身の障害者手帳に書いてあるようなことをチョイスいただいて、検索に進んでいただくと、実際に先ほど質問でちょっと雇用の実績がないから不安だみたいな皆さんが思ってらっしゃるところかなと思いますので、その辺りっていうところは一つクリアになったりするのかなとも思いますので、ぜひこのあたりを覚えておいてください。ということで、今はまだチャレンジドを覗いていただいてこの検索っていうもの自体はないんですけども、マイナビ2027では先ほどお話したように検索軸をうまく使って、インターンシップ&キャリアのエントリーというところができますので、ぜひ積極的に使っていただけたら嬉しいなというふうに思っております。

先ほど少しお話しましたけども、候補を増やすために、ナビサイトも使っていただきたいし、もう一つがイベントです。ぜひこちらも探していただく方法の一つとしては、結構便利かなと思っております。WEBで今みたいな形で企業担当が登壇していて皆さんがカメラをオフ、マイクをオフで聞くものもありますし、対面のイベントも用意しております。下に書いてますけども、こんな感じで一度参加いただいたら、複数の会社のお話を聞けるっていうのは、このイベントの何よりのメリットだと思っております。皆さんは配慮をどこまでしてもらえるのかみたいなところは絶対確認したいことだと思うんですよね。そのあたりはこのWEBのイベントだったり対面のイベントだったりで全社に同じ質問をするっていうのもいいかなと思ってます。自分自身はこういうことが配慮事項として必要だと思ってるんだけれども、可能なのかどうか。とか、実際に先ほど雇用の実績がないから不安だみたいなお話だったと思うんですけども、その辺をそのままストレートにぶつけてみると企業はおそらく返していただけるかなと思いますので、皆さんの中での参考の情報になり得るかなと思っています。ぜひこういうイベントに参加してきちんとその会社の担当の方から回答をいただくことも意識して取り組んでみてください。

もうご存じかなと思うんですけども、5月24日と25日にチャレンジドセッションというものを行います。ぜひこちらに参加していただいて企業にぜひ今思っている不安をぶつけてみましょう。そうするとおそらくその疑問点というところが解消する可能性って絶対にあると思うんですよね。そうするとまたモチベーションにも繋がるし、逆にこのイベントに参加することで、A社とB社の比較をしてみた結果、A社が良いからA社の方のインターンシップにちょっとチャレンジしてみようっていう形にもなり得るかなと思っておりますので、ぜひこのあたりうまく使ってみてください。
5月24日はWEB開催もありますので、東京の対面イベントも実施予定です。東京近郊の方のご参加になるかなというふうに思うんですけれども、ぜひこの辺りも使ってみてください。
詳細はこのQRコードをご確認ください。
併せて、今下にチャレンジドセッションと書かれたバナーが出てるかなと思います。こちらからも詳細の情報を見れますし、ここから予約もできますので、ぜひ進めてみてください。基本的にこの予約をお願いしております。かつサポート体制も整えておりますので、ご不安なところがありましたら一度こちらのページの方にアクセスいただきまして、どういうところをサポートとして受けられるのかっていうところの確認もしてみてください。
先ほどお話ししましたけれども、参加することで企業から直接お話が聞けるって本当にメリットだと思うんですよね。自分自身に合う合わないとか、この人いいなって思うきっかけももちろんそうだし、会社としてどういうことに力を入れているのかとか、どんな配慮が受けられそうかとか、自分自身の特性が活かせそうかとか、そういうところを一気にこの1日である程度の会社から複数話を聞けるっていうのはまたとない機会かなと思いますので、ぜひこのあたりうまく使っていただけたら嬉しいなと思っております。

はいということですねちょっとざっとお話しましたけどもマイナビを使った方法やイベントを使ってぜひですねその企業っていうところを探していくっていうところを意識してみていただけたら嬉しいなと思っております。いずれにせよ、インターンシップ&キャリアっていうものに参加しようと思うと絶対にこのエントリーというのはしていただかないといけないんですよね。ですのでこのエントリーっていうものは情報収集をするための作業というふうにとらえていただきまして、エントリーをしたら絶対マストでそのインターンシップ&キャリアに参加しなきゃいけないっていうものも数としては多くはないですので、詳細の情報を受け取るためにまずはエントリーというところを押していただいて企業から情報を受け取れる環境をしっかりと作っていくっていうところも意識してみてください。
先ほど、何社ぐらいって話ありましたけれども、これは複数していただいてももちろんOKですので、複数していただきまして、インターンシップ&キャリアの参加っていうところをね準備進めてください。
一応参加の流れについてお話をさせていただきたいと思います。情報収集みたいな形でマイナビやイベントなどでこのあたりで情報集めていただきまして、興味のあるプログラムだったりだとか、仕事だったりだとか、その辺が見つかりましたらぜひエントリーをしてください。先ほど少しお話するの忘れちゃったなって思ったのが、このエントリーって企業によって締切日がバラバラなんですよね。早いところだったらもうゴールデンウィーク明けぐらいに閉め切っちゃいますっていう企業もあるし、中にはもうちょっとね夏のインターンシップに向けて、もう少し猶予を持ってエントリー受け付けてますよっていう企業もあったりします。ですけれどももしかしたら中には先着順みたいな形で受け入れの人数が50人だったら50人、いっぱいになったらもう締め切り日まで時間はあったけど、早めに締め切っちゃいますよっていう可能性も0ではありませんので、ご興味があるところっていうところがあれば、なるべく早いタイミングでエントリーっていうところを押していただければ嬉しいなというふうに思っております。中には選考みたいなものがあって最後参加いただくっていう流れになっておりますので、ぜひ今のうちからですねこの4月ぐらいのタイミングから情報収集そしてエントリーを進めてください。

村山:はい、ありがとうございます。
インターンシップ&キャリアの選考で緊張するなっていう方もいらっしゃると思うんですけれども、本番になって緊張するより、言っちゃ悪いかもしれないですけど、練習がてら参加するのがいいかもしれないですよね。

上床:それは確かにいい考えですね。きっといつかその3月の企業さんの採用情報が公開となったタイミングできっと皆さん、履歴書の提出だったりだとか、面接だったりとかって多分経験されると思うので、いま一度どういうものかっていうものをねためしじゃないですけどね経験していただくっていうのも良い考えだと思いました。

村山:ありがとうございます。
ではここからは質問コーナーとさせていただきます。
質問スペースにもいただいていますチャットにも届いていますね、これどうでしょうか。
「面接で障がいについてよく聞かれることや答えられるようにしておいた方がよいことはありますか。」
守屋さんはどうでしょうか。

守屋:ありがとうございます。
先ほどもお伝えしてるかもしれないんですけれども、やはりご自身の障がいの理解特徴というところになるんですけれども、ご自身の障がいが起因してポジティブに働くときと、どうしてもネガティブに働いてしまうことってあると思うんですけど、その辺りの事前にどれだけ自分の障がいのコンディションが悪くなるかっていうところのサインやそういったものまでご理解いただいてお話できるような、具体性があると非常に良いかなと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
わがままと配慮は違うなんてお話がありましたけれども、これができない。これをしたくない。っていうよりも、これを配慮してもらったらこういう活躍ができますよ。っていうポジティブの方がいいっていうことですかね。

守屋:おっしゃる通りですね。
何かができないっていう話よりも、できるためにこの配慮があった方がいい。こういう自己対処をさせてほしい。みたいなメッセージの方が組み立ての方が良いと思います。

村山:ありがとうございます。
「障がいのある学生は一般の健常者のガクチカなど似たような感じで就活の準備を進めていくのでしょうか。」といただきましたけれども。

守屋:まずはありがとうございます。
そうですねこれも最初にチャットの方でいただいた質問ですよね。ありがとうございます。
一般のというのが何をさしていただいているのかにもよるんですけれども、基本的には先ほど上床さんの方からご自身の自己理解みたいな話がありましたね。基本的には障害者手帳があろうとなかろうとやり方に関しては一緒だと思いますし、ガクチカかといってもがガクチカ自体が企業も聞きたいわけじゃないんですね。ガクチカでも何でも良いんですけれども、その活動を通じてその方が、皆さんがどんな方なのか、どんなところが強みで、どんなところに弱みがあってどんなことがしたいのか、そういった皆さんのことを深く知りたいと思ってたくさん質問をしているだけですので、あまり深く考えずにご自身の事をフラットに強み弱み好きなこと嫌いなことできることできないことの自己分析をしてみていただければと思います。繰り返すんですけど、お1人で、机の上で全部進めようと思わなくてもいいと思います。ご友人であるとかご家族へ先制いろんなステークホルダーが皆さんの周りもいらっしゃると思うのでそういった方々にぜひ聞いてみてください多分自分には気づかない自分の姿を知っている方もたくさんいらっしゃる、いらっしゃると思いますので、ぜひ聞いてみていただくといいのかなと思います。

村山:ありがとうございますあと画面が固まってしまうという方がいらっしゃったんですけれども一度画面を閉じて入り直していただくと解消する場合がありますのでお試しください。
あとは、質問スペースの質問をピックアップさせてもらいます。
「具体的に配慮を求めた方が良いとおっしゃっていましたが、実際に働いてみないとわからない部分が多い点はどう考えるのがいいでしょうか。また、配慮を必要としない障がいの場合、障がい者枠でのエントリーは可能ですか。」

守屋:はい、ありがとうございます。
二つの質問をいただいてるかなと思ってまして、まずは実際に働いてみないとわからないじゃないか。っていうとこなんですけどまさにおっしゃる通りだと思いますですので、アルバイトの経験、あるいはサークル活動であるとか学内のゼミの活動かもしれませんし、活動内容は正直何でもいいと思うんですけれども、誰かとチームで働くみたいな経験をぜひしてみていただければと思います。その中でもしかしたら困りごとと出会うことがあるかもしれません。その困りごとはもしかしたら社会に出てもっと大きな困り事になることもあるかもしれないですよね。そういった意味ではぜひいろんな方々と交流をできるようなチームで働くような経験をしていただくと、見えてくる可能性があります。
ただ完璧である必要はありません。もちろん働いたことがないので、企業側もそれはわかっています。なのでこういう活動を通してきっとこういった配慮があると良いだろう、こんな自己対処ができるだろうというあくまでも想像で構いませんので検討していただけるといいと思います。
そしてもう一つ、「配慮を必要としない障がいの場合、障がい者枠でエントリーは可能ですか。」はい。障がい者枠というものが現実にあるわけではまずないです。なので、障害者手帳があることをオープンにしてエントリーすることは障害者手帳をもしお持ちであれば、もちろんどの企業に対してもそれをオープンにして自己開示をしてエントリーしていただくことができます。配慮が必要ないという障がいに私自身もそこまで出会ったことがないわけなんですけれどももし、その中でも強いて言えばということがあれば、例えばそれは通院かもしれません。それが年に1回のものかもしれません。そういった些細なことでも言った方がいいです。よくあるのがあとは服薬とかですよね。そういったものなんかも含めて細かいことでも申告しておく方が、きっと働いた後に皆さんのことを助けてくれると思います。


村山:はいありがとうございます。
たくさん質問いただいてるんですけど時間が迫ってきてしまっていますので最後とさせてもらおうかなと思います。質問スペースにいただいたもので、「視野の障がいがある場合、お客さんと直接関わるお仕事は難しいのでしょうか。」といただきましたがどうでしょうか。

守屋:ありがとうございます。
「視野の障がいのある方の場合の接客という仕事ができるか。」という質問なんですけれども、他にも、「聴覚障がいだけどこの仕事はできるんですか。」「発達障がいですけどこの仕事ができますか。」などたくさんのご質問を日々いただくわけなんですけれども、
結論、やってみてないので多分わからないです。というのがやはり結論になると思いますので、このタイミングできないとも言えないと思いますが、逆にご自身の中でできるイメージがもし少しでも沸いているのであれば、どうすればよりできるのかというのを想像してみていただくのがいいかもしれません。決して視覚障がいがある方だからといって企業側も接客はさせないという判断にはならないと僕は思います。どちらかというと視覚に障がいがあったとしてもこのような配慮をして貰ってこういう自己対処すれば接客で成果を上げることができるお客様を笑顔にできるみたいな話があればですね、それが説得となってそういった仕事ができる可能性ってあると思います。ですのでこのタイミングでまだ諦める必要はないと思います。

村山:はい、ありがとうございます。
まだまだたくさん質問をいただいていて心苦しいんですけれども、お時間が来てしまいましたので以上にさせていただきます。
では最後にお2人から一言ずつメッセージを頂戴します。まず上床さんお願いします。

上床:ありがとうございます。
まずは60分ご参加いただきましてありがとうございました。
今日何度かお話させていただいた通り、まだまだ始まったばかりですので、焦らずじっくりとご自身のペースで進めていただければ嬉しいなというふうに思っております。
マイナビもそうですし、おそらく学校のキャリアセンター等々でも皆さんのサポートをやってるかなと思いますのでぜひこれからも一緒に頑張っていきましょう。

村山:はい、ありがとうございます。
守屋さんお願いします。

守屋:はい、本日はありがとうございました。
毎回このメッセージをお伝えしているわけなんですけれども、どうしても就職活動してるとですね、学生時代のままがいいとか、社会に出るのが怖い、とかそういったネガティブな声もたくさんいただくことがありますけれども、個人的にはたくさんの社会人とマイナビパートナーズで働いてるわけですけれども、社会人もすごく楽しいと思います。なので学生時代が最高でそっから社会人だと何か落ちていくようなイメージを持ってる方がたまにいるんですけどそんなことないです。社会人もめちゃくちゃ楽しいので、この就職活動を通して幸せな世界、楽しい世界が待ってるんだっていう期待とともに就職活動を楽しんでいただくぐらいの気持ちで臨んでください。本日はございましたありがとうございました。

村山:ぜひわくわくしてほしいですよね。
それでは本日の就活準備講座は以上となります。積極的にご参加いただきありがとうございました。出席表の提出がまだの方はオレンジのバナーから提出をお願いいたします。
では最後に手を打ってお別れしましょう。ありがとうございました。

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