楽器製造は海外が中心。宝飾は販売手法が多様化
総務省の23年経済構造実態調査によると、楽器製造業の売上額は前年比10.0%増の2,195億円。主力のピアノは日本企業の国際競争力が高いが、海外生産へのシフトが進んでいる。電子楽器でもピアノやキーボードなどで日本メーカーが強みを持つ。
一方、23年経済構造実態調査によると、貴金属・宝石製品製造業の売上高は同1.8%増の2,261億円。
生活必需品ではないため景気動向に左右されやすく、婚姻数減少など環境は厳しい。そこでネット販売の強化や、毎月一定額を支払ってレンタルで利用するサブスクリプションサービスも登場している。