宅配便は2桁の伸び。非対面の受け取り増える
国土交通省の自動車輸送統計年報によると、2020年度の貨物輸送量は、前年度比8%減の37億8,699万トンだった。貨物輸送には内航海運、鉄道も含まれるが、輸送量ベースでは9割以上がトラック輸送。小回りが効くため素早い配送が可能だ。代表例が宅配便で、20年度の取扱個数は同11.6 % 増の47億5,155万個と伸びた。コロナ禍の巣ごもり需要により、ネット通販などが増えた。運送効率向上のため非対面の荷物受け取りが増えたものの、再配達という非効率さも指摘される。