結婚式場の売上高約32%増。業界団体設立で新スタイルを開拓
経済産業省の特定サービス産業動態統計によると、2022年度の結婚式場業の売上高は前年度比32.9%増の2,398億円 と2年連続で増えた。コロナ禍による大幅減から回復傾向。ただ、中長期的に見れば少子化により婚姻組数の伸びは期待できない。厚生労働省の人口動態統計によると、2022年の婚姻件数は前年比0.7%増の約50.5万組と微増だったが、ピーク時(1972年)の半分以下 。結婚式自体も簡素化が進む。業界は22年9月に業界団体「未来ウエディングJAPAN」を設立。業界内や周辺企業とも連携して、新しいスタイルの結婚観を切り開いていく方針だ。