2021年度医薬品売上高は17%増。ワクチン開発で強化戦略打ち出す
厚生労働省の医薬品・医療機器産業実態調査によると、2021年度の医薬品売上高(319社)は前年度比17.4%増の16兆6,530億円。このうち、医療機関向けの医療用医薬品は同11.6%増の12兆8,044億円と、全体の約3分の2を占める。コロナ関連の治療薬、診断薬が押し上げたとみられる。
新型コロナワクチンについては、政府は2022年6月、「ワクチン開発・生産体制強化戦略」を決定。研究機関の拡充や人材育成、薬事承認の迅速化などを打ち出した。