2023年度の航空機生産額は約20%増。宇宙戦略基金がスタート
日本航空宇宙工業会によると、2023年度の航空機生産額は前年度比19.7%増の1兆6,868億円と、2桁の伸び。日本航空機開発協会は、ジェット旅客機の世界運航数が2023年末の2万5,360機から、20年後には約4万機に増えると予測しており、今後も成長が続きそうだ。
一方、22年度の宇宙機器生産額は同15.6%増の3,980億円。政府は宇宙ビジネスを成長分野と捉え、24年度から10年間で約1兆円を投入。JAXA(宇宙航空研究開発機構)を通じて民間企業の技術開発や商業化を支援する宇宙戦略基金をスタートさせた。