「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

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自動車・輸送用機器(輸送用機器【船舶・航空・宇宙関連など】)の業界地図

航空・宇宙産業とも、将来の成長期待が高まっている。一方、二輪車の世界需要は底堅く、日本メーカーの競争力が高い。

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自動車・輸送用機器(輸送用機器【船舶・航空・宇宙関連など】業界に関係する企業情報

自動車・輸送用機器(輸送用機器【船舶・航空・宇宙関連など】)業界の「現在」と「未来」

2023年度の航空機生産額は約20%増。宇宙戦略基金がスタート

日本航空宇宙工業会によると、2023年度の航空機生産額は前年度比19.7%増の1兆6,868億円と、2桁の伸び。日本航空機開発協会は、ジェット旅客機の世界運航数が2023年末の2万5,360機から、20年後には約4万機に増えると予測しており、今後も成長が続きそうだ。

一方、22年度の宇宙機器生産額は同15.6%増の3,980億円。政府は宇宙ビジネスを成長分野と捉え、24年度から10年間で約1兆円を投入。JAXA(宇宙航空研究開発機構)を通じて民間企業の技術開発や商業化を支援する宇宙戦略基金をスタートさせた。

輸出船契約は約12%の減少。二輪車は海外生産が主流

日本船舶輸出組合によると、23年度の日本の輸出船契約は、同11.8%減の1,169万総トンと、2年連続で減少した。造船は世界シェアの90%をアジア3カ国が独占。中国、韓国に次ぎ日本は3番目だが、高付加価値船や地球環境対策などで国際的に評価されている。一方、日本自動車工業会によると、23年の二輪車国内生産は前年比1.7%減の68万2,828台。世界的に競争力が高い日本メーカーによる23年の海外生産台数は同0.7%減の2,518万台と、高水準を維持している。

データで見る業界のポイント

航空宇宙工業生産高の推移

航空宇宙工業生産高の推移
「航空宇宙産業データベース」(日本航空宇宙工業会)2024年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

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