リース取扱高は約4.6兆円。新車のリース事業が好調
リースは顧客に代わってリース会社が製品を購入し、一定期間貸し出すサービス。リース事業協会によると、2023年度のリース取扱高は、前年度比7.4%増の4兆6,299億円と、2年連続で増加。主力の情報通信機器が同6.5%増の1兆7,312億円、輸送用機器が同17.8%増の7,424億円と増えた。中でも自動車リースが好調。自動車リース協会連合会によると、2023年のリース契約台数は前年比6.9%増の181万3,015台、新車販売に占めるリース車比率は15.9%。初期費用を抑え、税金、諸費用込みの定額支払いが受けている。一方、経済産業省の特定サービス産業動態調査によると、23年度のレンタル業の売上高は、前年度比3.9%増の1兆9,040億円。