映画の興行収入は3年連続で増加。 音楽のストリーミング配信が伸びる
映画産業は、制作、配給、興行に分かれ、大手はいずれも手掛けている。日本映画製作者連盟によると、2023年の映画興行収入は、前年比3.9%増の2,214億円と、3年連続で伸びた。ヒットの目安とされる興行収入10億円以上が34本を数えたが、コロナ禍前の19年比ではまだ15%減の水準だ。日本レコード協会によると、23年の生産・音楽配信売上実績合計は、前年比110%の3,372億円。このうち、音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオ)の合計は2,207億円。音楽配信は1,164億円と、10年連続で増えた。音楽配信のうち、ストリーミングは1,056億円と、配信の約9割を占める。