「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

メーカー業界

機械(機械設計)の業界地図

製造業の技術開発コスト低減のために成長してきた機械設計業界。IT 化の進展により、今後も安定した市場が見込める。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

機械設計

メイテックグループホールディングス

機械(機械設計)業界の「現在」と「未来」

機械中心に幅広い分野で活躍。アウトソーシングの需要が増える

経済産業省の特定サービス産業動態調査によると、2023年度の機械設計業の売上高は前年度比10.3%増の2,671億円だ。内訳は、詳細設計が1,138億円、計画設計が777億円、基本設計が705億円。

機械設計とは文字どおり、機械類を設計すること。技術者は一般機械から電気機械、自動車、プラント、さらには医薬品など幅広い分野で活躍する。

技術者は基本設計から詳細設計、生産設計までを担うケースが多く、機械工学などの専門的な知識が必要だ。

製造業の人手不足に加え、自社の技術系社員の育成には時間がかかり、教育コストも必要なことから、実際の機械設計業務では外部に委託するケースが増えており、派遣会社などが成長している。

登録型と紹介予定に分かれる。IT関連の需要が高まる

技術者派遣の場合、登録型と紹介予定に分かれる。登録型は技術者と派遣会社が契約して企業に派遣される。紹介予定は派遣先の企業が派遣スタッフを直接雇用することが前提だ。いずれも製造業の自動化・省人化要請に加え、AIやロボットなど最新の技術にも強い技術者の需要が高まっている。

データで見る業界のポイント

機械設計業の売上高の推移

機械設計業の売上高の推移
「特定サービス産業動態調査」(経済産業省)2024年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

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