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- 朝日新聞社
- 新聞
- 2024年6月8日配信
【大井田】
こんにちは、朝日新聞社です。
本日はご視聴いただき、ありがとうございます。
今、東京、築地にある東京本社の中にあるスタジオからお届けしています。
今日は皆さん、リラックスしてご参加いただければと思います。
まず私達の自己紹介をします。
私は人事部の大井田裕美と申します。記者として入社をしました。
その後、奈良、埼玉、名古屋、東京、と転勤をして、東京本社で朝日新聞デジタルやWEBメディアの編集に携わりました。
今は人事部で、障がいのある社員のサポートですとか、あとはキャリア支援などを担当しています。よろしくお願いいたします。
【菅澤】
はい。人事部の菅澤百恵と申します。
記者として入社をしました。
滋賀県や高知県で記者をしまして、東京で編集者もしておりました。朝日新聞デジタルの編集や朝日新聞の誌面の編集者も担当していました。
また、朝日新聞ポッドキャストの配信だったり、編成だったり、司会なども担当していました。現在は、記者部門の新卒採用の担当をしています。
よろしくお願いします。
朝日新聞は、どんな会社かについてご紹介します。
朝日新聞社は、1879年創刊です。
時代やライフスタイルが変わる中、145年間、ずっとニュースを届け続けてきました。
朝日新聞社、本社は、東京本社が東京都築地にあります。大阪本社は中之島にございます。
東京本社、大阪本社ともに、駅にほぼ直結です。アクセスは大変良いです。
他にも、名古屋本社、西武本社、福岡本部、札幌支社もございます。
全都道府県に取材拠点がございます。
朝日新聞社、主に、紙の朝日新聞と、ニュースサイト朝日新聞デジタルでニュースを伝えています。
朝刊が350万部、朝日新聞デジタルは1ヶ月に1.8億PVページビューを記録しています。
現場に足を運んで、確かな情報を伝える。デジタル化が進んでいても、仕事は変わりません。
その方法は、紙の新聞が以前は中心でしたが、現在はデジタルに力を入れています。
朝日新聞デジタルだけではなく、皆さんがよく使っている、yahooだったり、LINEなどにも記事を配信しています。伝えるテーマは様々です。
政治経済、国際、事件、事故、スポーツ、教育、文化、芸能、衣食住、子育て、介護、ジェンダーなど多岐に渡ります。世の中で起きている全ての出来事がニュースの種になります。
表現方法も様々あります。今、もう文字や写真だけではありません。
伝える場がデジタルに移ったことで、ニュースの表現方法も多彩になりました。
ビジュアルを駆使したり、映像ドキュメンタリーで伝えたり、音声で伝えたり、WEBや対面イベント、記者サロンというイベントがございますが、そういったイベントもやっております。
音声で伝える、朝日新聞ポッドキャスト、私も配信や編成などに携わっておりました。
ヒップホップアーティストとコラボした企画など、ユニークな取り組みもあります。
無料ですので、ぜひ聞いていただきたいと思います。
また、ユーザーの操作に応じて、コンテンツが動く、インタラクティブなコンテンツもあります。今年はパリ五輪があります。過去30年のニュースを交えて、バスケットボールの歴史をまとめたコンテンツ、今、資料でお見せしています。面白いのでぜひご覧ください。
朝日新聞デジタルは、幅広いジャンルのニュースを伝えるサイトです。
他にも朝日新聞社は、たくさんのWEBメディアを展開しています。ウェブメディアは30以上あります。Re:Ron、言論・対話の場、withPlanet、途上国の課題を伝えるサイトです。
好書好日、本が好きな人へ送るものです。sippo、犬や猫と幸せになる空間を提供するものになります。
他にも就活や大学スポーツ、SDGs、ライフスタイル、相続、認知症、エッセイ投稿など、様々、多岐にわたります。他の企業様と組んだ、保護犬猫の写真展や渡譲会など、sippo、
貢献しています。
社会の課題解決に、ニュースとして伝える、という以外のアプローチが生まれています。
大井田さんもWEBメディアの編集をやられてましたよね。
【大井田】
そうですね。私はandというサイトを担当しておりました。企画を立てたりですとか、いろいろ実際に取材に立ち会ったりですとか、してきました。
先ほどの自己紹介でお伝えしたように、元々は記者として入社しているんですけれども、私の場合は、デジタルに関わることで、ビジネスの視点からビジネス、デジタルに関わりたい、という思いがあったので、途中からビジネス部門に異動をして、こういったサイトの運営に携わるということをしてきました。他のいろいろな媒体ごとに違いがあるので、なかなか面白かったなと思っています。
【菅澤】
朝日新聞社。デジタルの時代になっても私達の役目は変わりません。
権力を見る、政治がフェアに行われているか、小さな声を拾う、私達の権利や尊厳が守られているか、議論のきっかけをつくる、よりよい社会をつくるために、社会に議論のきっかけを提示できているか。報道機関として、日々取り組んでいます。
朝日新聞社は、幅広い事業展開をしています。資料で真ん中にお見せしているのが、ニュース発信です。それ以外にも、SNS、朝日新聞ポッドキャスト、教育事業、不動産運営、文化・スポーツイベントなど、ジャンルは多岐にわたります。
例えば広告。いろいろな媒体、チャンネルを持っていることは、企業の課題解決への貢献という面でも強みになっています。
他にも展覧会、イベント事業もしております。
歴史的に、朝日新聞社が展覧会を主催してきました。他の新聞社さんも展覧会などされていますね。写真でお見せしているのは、東京の国立科学博物館で開催中の『大哺乳類展3』です。6月16日までやっています。他にも、各地で開催中の展覧会がたくさんあります。
美術や博物だけではなく、絵本やアニメ、食、●●など、テーマも様々です。
高校野球をやっていた人、応援していた人はいませんか?
夏は朝日新聞社が主催です。1915年の第1回から主催しています。ライブ配信のサービス、『バーチャル高校野球』も誕生しました。地方大会から全試合をWEBでライブ配信しています。
吹奏楽をやっていた人、合唱部だった人、いませんか?
全日本吹奏楽コンクール、全日本合唱コンクールも朝日新聞社の主催です。全日本吹奏楽コンクールは、1940年から主催しています。そこから生まれたのが、個人練というオンラインレッスンカリキュラムです。プロの演奏を手本に学ぶことができます。
先ほど、WEBメディアやサービスをいっぱい展開してるというお話をしました。
その裏にはたくさんの優秀なエンジニアがいます。朝日新聞デジタルを、より使いやすいサイトにするため、機能やシステムの設計、開発、運用などに携わっています。生まれた技術もたくさんあります。
今、資料でお見せしているのが、Typoless タイポレスと言うものになります。
Typolessは、長年の校閲の知見と、早くから着手した生成AIの研究の、両方が組み合わさった成果です。メディア研究開発センターというR&D組織で、若手社員がプロジェクトリーダーを務めました。
誤字脱字はないか、差別や人を傷つける表現はないかなど、人が見落としたときなども指摘してくれます。
次に、朝日新聞社の仕事について、どんな仕事があるかについてご紹介します。
採用の入口は3つにわかれています。記者部門、ビジネス部門、技術部門の3つがございます。記者部門が約1800人、ビジネス部門が1700人、技術部門が約500人位おります。
まず、記者部門についてご紹介します。
記者部門、取材記者、企画やリサーチ、取材、撮影、原稿執筆、校閲などを担当します。
テーマは様々です。事件、災害、選挙、街の話題、スポーツなど、多岐にわたります。
映像報道記者、よく皆さんがカメラマンといって想像するような仕事になりますかね。
写真や動画撮影、取材記者に同行したり、自ら企画をすることもあります。
ヘリコプターやジェット機から、空から撮影したり、ドローンで撮影することもあります。
校閲記者。誤字脱字など、言葉の間違い、事実関係の確認などを行います。
誰かを傷つける表現になっていないかなどもチェックします。
デザイナーは、ニュースをわかりやすくビジュアル化する仕事です。
現在は表現方法も様々で、インフォグラフィックやアニメーションなどを使うこともあります。
ビジネス部門の仕事についてご紹介します。
幅広い分野で活躍する方を一括で採用しています。
選考時に、初期配属のある8職域への関心を伺います。面接や選考で適性を確かめながら配属を決めていきます。
販売、朝デジ事業、コーポレートの管理、財務、アカウントソリューション、プランニング、イベント、ビジネス開発、といった職種があります。
アカウントソリューション、プランニング、イベントビジネス開発は、メディア事業領域の職域になります。
販売の仕事について、まずご紹介します。新聞販売店、ASAの経営支援や経営の効率化など、所長さんの相談とかアドバイスに、ときに応じたりすることがあります。
高校野球や吹奏楽、教育関連などの販促イベントなども行います。
朝デジ事業、朝日新聞デジタルを、もっと読まれるツールにするために機能の改善だったりとか、開発UIUXの改善などを行っています。キャンペーン施策や、マーケティング調査・分析なども行います。
コーポレート、管理と財務、2つあります。管理が働きやすい職場作り、企業を人の面から支えます。休養制度だったり、研修、キャリア支援、福利厚生、メンタルサポートなど多岐にわたります。また法的リスクの洗い出しや訴訟対応など、法務部などが行っています。
コーポレートの財務、経理や、予算・月次決算、各部門の収益状況の確認などを行います。
また予算の立案だったり、投資計画、資金計画なども担当しています。
メディア事業領域の職域についてご紹介します。
アカウントソリューション。商品やサービスを宣伝するメディアプランを顧客に提案する仕事になります。広告会社、クライアントの課題解決のために働きます。
最初に、クライアントの方と窓口になるような仕事になります。
次にプランニングをご紹介します。顧客の課題を受けて、メディアプランの構想やマーケティングリサーチをする仕事です。提案資料や企画書を作成して、顧客の課題を解決するのに最適な仕事や、最適なプランについてご提案しています。
イベント。幅広い分野の展覧会をプロデュースしています。収支管理や、会場や作家との交渉、グッズや図録制作など、オープニングから展覧会の成功まで、全て一括して携わることができるのも魅力になっています。
ビジネス開発を紹介します。デジタル領域の事業やサービスを運営しています。
また新規事業やグループ企業との事業開発、グロースなども担当しています。
エンジニア、技術部門の仕事についてご紹介します。
朝日新聞デジタルの仕事。こちら朝日新聞でしたら使いやすく、もっと読まれるものにするために、新機能の実装だったり、課金システムの構築、アプリ開発や、ユーザーデータ分析などを行う仕事です。
新聞の仕事。紙の新聞が読者のもとに届くには、たくさんの工程を経て読者のもとに届いています。システムの開発だったり、保守・運用なども行っています。
メディア事業領域の仕事についてご紹介します。サービス、基盤開発・改修・運用などを行います。またCDPやCMSの開発・運用なども担当しています。新規ビジネスの開発やグロースなども担当しています。
R&D/研究開発。自然言語処理や、画像認識、記事自動生成やデータジャーナリズムなど様々です。
障がい者採用の働き方やサポートについてご紹介します。
【大井田】
では、ここからは私が働き方ですとか、サポートについてお伝えしたいと思います。
まず朝日新聞社では、仕事やキャリアパスは、障がいの有無に関わらず、基本的に他の社員と同じです。給与や待遇は、障がいの有無での区別はありません。もちろん、必要な配慮は行います。入社前から、人事部や職場とコミュニケーションをとりながら、働きやすい環境を一緒に考えます。
具体的なサポート例を挙げたいと思います。
年107日の公休や、27日の年休に加えて、定期的な通院や障がい者手帳の更新などに使える有給休暇を月2日まで取ることができます。
半日単位で取ることができますので、例えば午前に病院に行って、午後から出社という場合は、月4回まで使っていただくことができます。
また、全部門で今、在宅勤務を導入しています。
キャリアのサポートでは、障がいのあるなしに関わらず、年に2回、キャリア申告があります。今までこのような仕事をしてきて、これからこんな仕事をしてみたい!という希望を伝える機会になっています。また、入社が少し上の先輩に相談できる、メンター制度もあります。それに加えて、東京本社の中には診療所があり、産業医や保健師が常駐していますので、何かあればお話していただくことができます。
私達、人事部とも定期的に面談をして、困っていることがないかですとか、ご相談いただけます。
先ほどもありましたが、東京本社は、地下鉄大江戸線の築地市場駅からほぼ直結というアクセスの良い立地になっています。
オフィス環境のご紹介です。
左上の写真は、東京本社玄関のスロープになっています。その下、左下は休憩室です。
リクライニングシートがカーテンで仕切られていて、ちょっと横になって体を休めたいときにお使いいただけます。
右の写真は集中スペースです。個室のブースになっています。
業務に集中したいときや、オンライン会議などでお使いいただけます。
あとは社員食堂やコンビニ、焼きたてパンや淹れたてコーヒーが買えるカフェもあります。
私はこのカフェをほぼ毎日使って、コーヒーを楽しみにしているんですけれど、菅澤さんは何か社内で好きな場所ってありますか?
【菅澤】
そうですね、今私達が働いてるオフィスは基本的にフリーアドレスで、好きな場所に座ることができるんですが、レインボーブリッジが見える個室空間みたいな1人の席がありまして、椅子もソファーみたいにすごい柔らかくて心地がいい椅子なので、ちょっと1人で仕事に集中したいときとかは、そちらの1人用の席に入って個室感を楽しんだりすることもありますね。
【大井田】
そうですよね。フリーアドレスというのは、決まった席がないので、割とその日の気分などで、ちょっと座る場所を変えてみたりとか、結構、これまで席がいろいろ変わることで、話したことのない人と話せたりということもあります。
一人になりたいというときは、今、菅澤さんが言ったように、一人で集中したいというスペースもあります。そんな状況で仕事をしています。
では、どのようなサポートで先輩たちが仕事をしているかという一例です。
障がいは、本当に人によって様々ですので、個別にお話を聞いて、その方がそのときに必要としているサポートをしています。
例えば、聴覚障がいのある社員の場合は、電話の対応を免除したり、あとは社内の会議はオンラインがほとんどになっています。Teamsを使うことが多いんですけれども、そのときに字幕を利用したり、あとは、会社用のスマートフォンに音声文字変換アプリやUDトークを導入しています。
他には希望される場合ですけれども、これまでのご自身の障がいについて、部内の他の人にも知ってほしい、自分はこういうときに困るので、こういうときはこうしてほしい、というような、部内のレクチャーをしてほしいというご希望ありましたので、そういったときは、一緒にお話をしたりということもありました。
他には、車椅子を使っている社員の場合は、配属先の総局に、車椅子用のエレベーターやトイレを新設したこともあります。
精神障がいの社員の場合は、ジョブコーチを使われてる方もいますし、あとは勤務時間の配慮ですとか、通院時間の確保ということをしています。
このスライドにはありませんが、視覚障がいのある社員には、貸与されているパソコンにスクリーンリーダーを搭載したり、エレベーターに点字の設置などをしました。
実際にどのような仕事をしていますか?という質問もよくいただきます。
ビジネス、技術、記者、全ての部門で、障がいのある社員が仕事をしています。
例えばですけれども、ビジネス部門の場合は、そうですね、デジタル分野でコンテンツを作ったり、経理を担当したり、あとは通販事業で、バイヤーとして活躍した先輩もいます。
外勤といって会社の外へ出て、広告の営業をする人もいれば、内勤といって、社内でのデスクワークが主な人もいて、営業の人がクライアントに提案するためのデータを分析したりですとか、資料を作成したり、という人もいます。
他にも、展覧会や美術展の企画運営、朝日新聞デジタルの普及施策に携わる人、経理や予算といった財務を担当する人、契約書のチェックといった法務の仕事に携わる人もいます。
技術部門では、ウェブサイトの開発、回収、社内システムのメンテナンスなど、エンジニアとして活躍されています。
記者部門でも、取材記者、校閲記者、デザイナーもいます。
このように多くの分野で活躍しています。
【菅澤】
イベントについて情報をお伝えします。
イベント情報、夏休み期間中に、大きなイベントを多数ご用意しています。
障がいがある学生向け1day、こちら9月3日(火)に東京本社で対面開催します。
大阪本社では、9月17日(火)に、対面開催を予定しています。
変更はございません。エントリーはマイページから受け付けています。
大井田さん、どういったことをやられるんですか?
【大井田】
そうですね。せっかくの対面で開催予定の、そういった場ですので、実際に皆さんに会社にお越しいただいて、働くオフィスをご覧いただきたいと思っています。
どのような雰囲気なのかですとか、どんな人が働いているのか、というところ、ちょっと気になるかなと思いますし、実際に足を運んでいただくことで感じていただけることもあるんじゃないかなと思っています。
もちろん先輩がどのように仕事をしているかというところをお伝えしたりですとか、あと、実際の仕事をイメージしていただけるように、個人でできるようなワークも予定しています。
希望される方には個別相談もありますので、ご自身の、こういうとき、どうしてますか?ですとか、何かのご相談や、聞きたいことがあれば、ぜひぜひお聞きできればと思っています。
【菅澤】
他にもジャーナリストコース3daysです。
こちらは記者の仕事について知ることができる、体験することができる催しになっています。
8月6日(火)~8日(木)、8月20日(火)~22日(木)、この2つの日程は、東京本社で行います。大阪本社は8月27日(火)~29日(木)に対面開催で行います。
エントリーシートの提出が必要です。締切は7月5日(金)を予定しています。
ビジネスコース5days。8月26日(月)~30日(金)、9月9日(月)~9月13日(金)にオンラインと東京本社での対面開催、両方併用で行います。
これは5日間のうち、一部の日程をオンラインで、一部の日程を、東京本社での対面開催で行うという内容になっています。ビジネス部門はたくさんの仕事がありますので、それぞれの仕事の内容だったり、魅力というものを実体験していただけるものになっています。
エンジニアコース1day。技術部門のエンジニアの仕事について体験できる内容になっています。8月24日(土)に東京本社で、8月31日(土)に大阪本社で行います。
こちらもビジネスコースとともに、エントリーシートの提出が必要です。
ビジネスコースのエントリーシート締切は7月3日(水)で、エンジニアコースは8月8日(木)になっています。WEB質問会もイベントとして予定しています。
大井田さん、どういう内容になるんですか。
【大井田】
こちらは、例えば、大勢の人がいるところではちょっと聞きづらい、ですとか、こういったこと聞いていいのかな、というような、どんな疑問でもお答えできればと思って開催しているものです。
日程は、今、決まっているものですと、6月18日(火)と7月16日(火)があって、どちらの会も12:30~13:00までです。短い時間ですし、他の、例えば1時から授業があるという場合は、途中退室していただいて全く問題ありません。働き方ですとか、サポート体制ですとか、何でもお聞きいただければと思います。
もっと詳しく知りたいですとか、相談したいです、という疑問にお答えできるように、今後もWEB説明会や質問会を開いていきたいと思っているんですが、今、お伝えしたWEB質問会は障がい者手帳をお持ちの方や、取得予定の方が対象になっています。
予約はマイページからお願いしています。少人数での開催です。
今日は一部しかご説明できませんでしたので、お気軽に何でも聞いていただければと思います。
【菅澤】
他にもイベントをご用意しています。
「会いたくなるES」講座。これは人事部員がエントリーシートの書き方とか、ポイントとか、コツなどをご紹介するような講座になっています。オンライン開催ですので、皆さんお気軽にご参加ください。これもマイページから予約受け付けています。
他にもイベントを予定していますので、ぜひマイページご登録いただいて確認いただけたらなと思います。
朝日新聞社、私達はポリシーを持っています。インターンシップやイベントなどの開催にあたって、ポリシーを掲げているものがございます。字幕機能やUDフォント、視認性の高い色の使用など、情報保障に努めています。バリアフリーな採用を目指しています。
イベントはできるだけ授業のないときに設定します。学業の妨げにならないように配慮をしています。遠くからお越しの方には、社の規定に基づいて交通費を補助しています。
ハラスメント防止を徹底しています。皆さんと対等な立場でお話しています。
服装は、評価の対象としていません。服装自由を、朝日新聞社はずっと掲げています。
社員もラフな格好で参加しますので、本当にお気軽に楽な格好でご参加いただけたらなと思います。心配なことや気になることは、お気軽にご相談いただけたらと思います。
【大井田】
本当にいつでも個別面談ですとか、事前の相談を受け付けています。
その場合、今こちらに書いてありますアドレスにメールでご連絡ください。
皆様がやってみたいですとか、働きたい、というところをサポートさせていただきたいと思います。
それでは、本日はこちらで終了になります。
皆さん、今日はどうもありがとうございました。
- アドヴィックス
- 自動車・自動車部品
- 2024年6月8日配信
【八田】
皆さん、こんにちは。
私、株式会社アドヴィックスで、障がい者採用を担当しております、人事部八田と申します。
今日は司会を担当させていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は約30分間という非常に短いお時間ではございますけれども、最後までどうぞお付き合いいただければ、というふうに思います。
本日ですけれども、このような流れで、大きく4つのパートに分けてお話を進めていきたいと思っております。
皆さんは、まだまだ就職活動を始めたばかりかな、というふうに思っておりますが、アドヴィックスという社名を、聞いたことある方の方が少ないんじゃないかなというふうに思っています。
ぜひ、今日は皆さんにアドヴィックスの魅力を存分にお伝えできる、そんな時間にしていければと思います。
まず、アドヴィックスの会社説明に入る前に、ちょっと皆さんに考えていただきたいことがあります。
突然ですが、24秒という数字が今、出ておりますけれども、これ、何を表す数字か、皆さんちょっと考えてみてください。このように考えているうちにも24秒というのは、あっという間に過ぎてしまう数字だと思います。実は、この24秒という数字ですけれども、実は交通事故死者数の、そういった数字になっています。
現在、世界では24秒にお一人の方が、交通事故で残念ながら亡くなってしまっています。
年間でいうと、今現在では135万人が、残念ながら交通事故で亡くなられている、と言われています。
我々アドヴィックスは、そんな中でも、自動車のブレーキを作っている、人の命に直結する製品を作っている、そういう会社になります。
実は、車が進歩していくことによって、残念ながら発生してしまっている交通事故を救うことができると、言われています。
135万人、交通事故で亡くなられてる方がいる、と先ほどご説明をしましたが、そのうちの約9割近くはドライバーの過失や法令違反によるもの、というふうに言われており、技術の進歩でそれは防ぐことができると言われています。
実際に、今、世の中を走っている車の中にも、衝突被害軽減をするようなブレーキが普及されていっていますが、そちらが普及されていくことによって、この8年間で約55%も交通事故を低減させてきたという実績も出ています。
繰り返しになりますが、私達アドヴィックスは、自動車のブレーキという技術、製品を通じて、アドヴィックスの力で交通事故死ゼロの社会の実現に少しでも近づいていければ、と考えて努力を続けている、まずはそういうことを掲げている会社だということを、皆さんにお伝えをしておきたいと思っています。
この後、いろいろとお話を進めていきますが、ぜひ、今日、ここアドヴィックスの使命、「交通事故死ゼロの社会を目指している」ということだけでも覚えて帰っていただけたらと思っているキーワードです。
アドヴィックスは、具体的にどんな会社なの?というお話を今から進めてまいります。
私達アドヴィックスは、ちょっと変わった成り立ちをしている会社です。
ゼロからできた会社ではなく、ここにもある通り、2001年にアイシン、デンソー、住友電気工業、トヨタ自動車、この4社の、元々あったブレーキ事業、それをアドヴィックスという一つの会社に集約することで誕生しています。
何でわざわざそんなことしたんだろう?と皆さん思われると思いますが、その背景としては、この①番、②番、③番、それぞれ書いてある、このような時代の背景流れの中で、世界と戦っていける、そういうブレーキの会社を作ろう、ということで誕生した、そのときから、世界で戦うことを想定し、目指して作られた会社、というのが我々アドヴィックスになります。
アドヴィックスは一言で言うと、自動車のブレーキを作っている会社ということにはなりますが、実は、このアドヴィックスという会社、1社で車1台分に必要なブレーキシステム全てを手がけることのできる、そういう会社として誕生しております。
今こちらをご覧いただいている皆さんはどうでしょう。普段、車には乗られますか?
運転免許を既に持っている、という方もいらっしゃれば、ご家族であったり、公共交通機関のバスですとか、タクシー、そういったものを使うという方もいらっしゃるかなと思いますが、どうでしょうね。ブレーキと聞いて思い浮かぶものって何かありますか?
よくあるのは、足元に付いているフットブレーキというものですとか、最近ですと、足でかけるものもありますが、手で引いたりするタイプも含め、パーキングブレーキ。こういったものが非常にイメージしやすいところかなと思いますが、自動車のブレーキと一言で言っても、この図示しているように、車一台分に必要なものというのは、様々な技術の領域、製品が存在しています。これらが一台の車にきちんと配置されて、初めて車は安全に停車することができるようになります。
ブレーキというには、いろんな技術、製品がある、というのは何となくわかったけれども、どんな技術があるのかというお話も少しさせていただこうと思います。
今、話題になっているようなところで、ピックアップしてご説明をさせていただこうと思いますが、例えば電動化というところで言いますと、回生協調ブレーキシステムというものがあります。
名前が難しいと思うので、皆さん覚えられないかと思いますが、例えばハイブリッド車というふうに聞いたらいかがですか、皆さん、聞いたことがあるキーワードじゃないかと思いますが、ハイブリッド車というのは非常に燃費の良い車、というのは皆さんご認識があるんじゃないかなと思います。その燃費の良さはどういうところから来てるかというと、車に入れたガソリンと、車が止まるときのエネルギーを使って発生させた電気のエネルギーを使って走行をするので、従来よりも燃費がいい、そういう車になります。
実は自動車のブレーキが、「燃費」というところに貢献していたり、「電動化」というところに対応している、というのがまず一つです。
それからよく皆さんには、最近身近になってきているかなと思いますが、「自動化」というところですね。
自動運転につながる技術の一つだったりするのですが、CMなんかでも、こういうのは見たことがあるんじゃないでしょうか。急に人が飛び出してきて、車が自動でブレーキをかけてくれることによって衝突を回避することができる、そういったものも、実はブレーキの技術の一つというところになってきています。
こういう形で、車一台分のブレーキを手がけるアドヴィックスだからこそ、その領域の広さを武器に、車の価値向上に貢献をしている、という技術が様々ございます。
それはどれぐらい皆さんに使われてるかなということですね。少し触れていきたいと思いますが、まず事業の規模ですが、売上高、社員数ともに2001年~2022年度末まででいうと、このような形で推移をしてきています。
急成長、という言葉がぴったりかなというふうに思いますが、それぐらい皆さん、快適に車を乗ることや、安全に車に乗ることに非常に価値が高まり、ニーズが広がってきているということが、この勢いというところから感じていただけるような数字になっているのでは、と我々も自負しております。
また、なかなか数字で言われてもわかりにくい、ということがあると思います。こんなふうにお伝えすると身近に感じていただけるんじゃないかと思っていますが、私達のブレーキ製品は、約2台に1台以上は国内です。海外で見ていきますと、10台に1台以上は、実はアドヴィックスのブレーキの使われた車が世の中に出ていっています。
なかなかこの就職活動始めるまで、アドヴィックスという社名を聞いたこともなかったし、ブレーキなんて注目したこともなかったという方がほとんどなんじゃないかなと思いますが、実は、皆さんの身近にアドヴィックスの製品は結構あるんだよというところが感じていただけるような、規模ですとか、数字といったところになっているのではないかなと思ってます。
続きまして、国内の拠点につきまして、私達アドヴィックスは全国に営業所や、生産をする子会社というのも含めるとありますが、開発や、製造の本拠地というところは、ほとんど全て愛知県の刈谷市にあります。
今まさに、私がこの配信をしているのも、この左上の本社、テクニカルセンターというところからです。全国に拠点が多数ある会社さんも本当に多いですので、転居は転勤といったリスクといったところも気になる、そういう方も多いんじゃないかなと思います。
弊社の場合ですと、愛知県の刈谷市、ないし愛知県内が8割ぐらいの勤務地になりますので、そういった面でもとても安心感があるではないかと思っています。
海外では11カ国30拠点ということで、グローバルに展開をしております。
もしかして、ご縁あって入社いただいた後に、日本にいながら海外の拠点とやり取りをする、というようなこともありうるかもしれませんね。
少し話を変えまして、ここでちょっと皆さんに聞いてみたいと思うのですが、皆さんは、自動車部品サプライヤー、ないしメーカーと聞いて、どんなイメージをお持ちになりますか?
ここに書いてあるように、ただ部品作ってるだけなのかな、とか自動車メーカーの下請けなのかな、とかポジティブに考えると一つの領域に対してしっかり突き詰めていけそう、プロフェッショナルになれそう、そんなことを思ったりする方もいらっしゃるかなと思います。ここでぜひ、私達サプライヤーの立場が考える、サプライヤーで働くことの醍醐味といったことをちょっとお伝えしたいなと思います。
私達サプライヤーは、どこか一つのメーカーにとらわれることなく、世界中のカーメーカーさんとお仕事をすることができます。それだけグローバルな活躍とか、与えられた大きな影響力が世界に対して発揮できる、そういう部分が、完成車メーカーさんとの大きな違いになってくるんじゃないかなと思っています。
そんな中でも、アドヴィックスという目線で考えたときに、私達は、自動車業界のお客様のもとに商品が届くまでの商流というのが、素材メーカーさんから始まってユーザーのところまで、このような一本の道で表現をすることができますが、そんな中でも、自動車部品メーカーの中の一次サプライヤーというところに位置しておりますので、下請けという形ではなく、私達が独自で開発した技術や製品というところを、完成車メーカーさんに対して、アドヴィックスならこんなことできますよ、と直接提案したり、車作りにも一緒に加わっていくことが可能な立ち位置にあります。
そういった意味でも、非常に幅広い影響力を発揮できるというのが、サプライヤーとして働いていて面白いところなんじゃないかなと私達は考えています。
ここまで、今現在のアドヴィックスについてお伝えしてきましたが、これから先、アドヴィックスはどんなことを目指していくのか、というお話をしたいと思います。
私達アドヴィックスは、ADVICS VISION 2030ということで、メカ、エレキ、ソフトの技術を集結し、車両運動システムの核となる世界一お客様に喜ばれるブレーキ屋集団を目指して頑張っている真っ最中、という企業になります。
具体的にどういうことを目指してるのかというと、こちらは、私達アドヴィックスが所属をしているアイシングループの親会社であるアイシンが、中長期事業戦略説明会の中で、皆様にご説明を差し上げているものですが、そのアイシングループの中でも、我々アドヴィックスが担っている、ブレーキという領域が非常に伸びていくというふうに言われていますし、私達がグループの主軸となって、より売り上げを拡大していくというところを目標に掲げています。2030年には1兆円超えというところを具体的に目指して、事業の展開を行っている真っ最中です。
まだまだ広がりを見せるこのブレーキ事業の中で、皆さんは仲間になっていただける、一緒に世界一を目指していける、というところが、アドヴィックスの面白いところの一つになってるんのではないかと私達は考えています。
ここまでお話をしてきましたが、まとめさせていただくと、主にこの3つになっていくのかなと思います。
まず一つは、サプライヤー。ただただ、部品を作る会社というわけではなくて、それを超えた価値の提供というところを目指して調整をし続けるということ、そして自動化や電動化というところで、今日の技術を中心としながらそれを牽引する立場になっていきたい。
そして最後は新しい価値の創造に向けた新しい製品や技術の開発といったところにも注力していきたい。ということで具体的に1兆円を目指して、皆さんと一緒に、この3本柱を実現していきたい、というふうに考えています。
ここまでアドヴィックスについてお伝えをしてまいりましたが、いかがでしょうか。
少しアドヴィックスの中で働くということに興味を持っていただけているといいなと思います。
ここからは、障がい者採用という目線でお話を少しさせていただきたいと思います。
当社で働いている、障がいをお持ちの先輩社員の皆さんですが、約100名ほどの障害のある社員の方が、それぞれの強みを生かして活躍をいただいています。
勤務地についてですが、刈谷工場、本社、半田工場、その他、とありますが、ぱっと数字を見ると、刈谷工場、半田工場が60名程度を占めていて非常に多いなと思われるかもしれませんが、今日、この説明を聞いてくださっている大卒の皆さんは、基本的に、ほぼこの本社に該当すると思って聞いていただければと思います。
この工場には、私達アドヴィックスは、生産拠点も持っていますので、高校を卒業して働いている方が、この刈谷と半田の工場にいると思っていただけるといいと思います。
そして障がいの内容は様々ありますけれども、ここでお伝えしたいと思っているのは、この障がいが特に多いとか、著しく少ないとかというわけではなく、まんべんなく一通りのある程度の障がいの種類をお持ちの方が、アドヴィックスの中でご活躍をいただいていると考えていただけたらと思います。
実際にどんなお仕事をしているのかというところなんですが、一例ですが、少しご紹介させていただきます。
例えば、聴覚障がいのAさんで言いますと、生産管理部といって、モノをつくるときの旗振り役をしてるような、計画を立てて、予定通りにちゃんとそれぞれの部署の皆さんが動けているかな、といった旗振りをしていくような役割を担っている部署になりますが、そちらでスペシャリストとして活躍をいただいたり、同じく聴覚障害ですと、人事部、実際、私達の同じ部署の中にも聴覚障害の方が2名おられますが、全社員の雇用状態がどうなっているかというところを調べたり、管理したり、登録をしてくださったりということをお仕事として活躍されています。
心臓障がいD さんとありますが、調達部という、バイヤーの仕事をする部署になりますが、モノづくりをするのに必要な部品や資材の買い付けをしたり、実際に仕入れ先さんに足を運んだりというような形で活躍をされている先輩社員もいます。
この部署にしか障がいをお持ちの方がいないというわけではなく、私達としては、皆さんお一人おひとりの障がいの内容や程度、またその配慮事項といったことを面談やインターンシップを通じて確認させていただく中で、お力を発揮いただけるところに配属をさせていただくことができれば、ということで、幅広く活躍いただいております。
入社後の配慮といったところに関してですが、主に内容として、身体の障がいと精神の障がいということで分けさせていただいております。細かいところは、ぜひご覧いただければというふうに思います。当社の特徴としましては、この左上にある通り、体調面、もしくは精神面の不安がある際に、各拠点には産業医や保健師といった方たちが常に常駐をしていますので、助けてほしいな、相談したいな、というときは頼っていただくということが可能になっています。
また、入社前もそうなんですが、入社後も、ご入社いただいた方には、定期的に入社後、定着の面談ということで、アドヴィックスとしては、障がい者窓口担当と、私達、障がい者採用担当と、ご本人と部署という形で、最近はどうですか?というような、定期面談というのも実施をしております。
そういったところから、入口のところだけフォローするというわけではなく、皆さんに長く安心して働いていただくためにどうしたらいいか、ということを常に考えて、このような配慮ですとか、フォローというのも、こちらとしてもご用意をさせていただいています。そこが最大のポイントなんじゃないかなと思っております。
こういった、障がい者採用への配慮というところだけではなくて、会社として、福利厚生、そういったこともしっかりとご用意させていただいております。
いろいろと書いてありますので、詳しく気になった方は、弊社のホームページや、今後、開催していく予定のインターンシップなんかで、ぜひ確かめていただければというふうに思っておりますが、一つお伝えできることがあるとすれば、こういった働き方をしたいんですが、そもそも制度がないので、できない、ということは、実はアドヴィックスにおいてはあまりありません。
こういう働き方、こういう配慮をしてほしいんだけれども、この会社にある制度ですとか、サポートの中でどれを使って実現させようか、というような具体的なお話をすることができるくらい、こういった制度面というのは、当社しっかりとご用意をしていますし、親会社であるアイシンですとか、このトヨタグループといったところの水準をしっかりと満たしたような職場環境をご用意させていただけておりますので、そういうところも皆様にとってはひとつ、ご安心いただける材料になっているんじゃないかなと考えております。
今日、このお話を聞いていただき、少しでも当社に興味を持っていただけましたら、ぜひマイナビのエントリーから、私達アドヴィックスのことをもっと知っていただくイベントのご案内もマイページでさせていただいておりますので、ぜひエントリーをお願いできればと思っております。
皆様のエントリーをとても楽しみにお待ちしております。
今日は約30分という、非常に短いお時間で、なかなかお伝えしきれなかったところ、説明がつたなかったところ、多々あったかと思いますが、最後までご清聴いただきまして、誠にありがとうございます。
リアルのイベント、インターンシップ等でお会いできることを、今から大変楽しみにしております。
それでは、ありがとうございました。
失礼いたします。
- NHK(日本放送協会)
- 放送
- 2024年6月8日配信
【鵜飼】
こんにちは。
今日はNHKの説明動画を見てもらってありがとうございます。
クリックはしたものの、テレビってオワコンじゃないの?って思ってる人、いるかもしれません。
でも、私達は、NHKにはまだまだ使命があって、公共メディアとしての役割は求められていると思っています。
なぜそう思うのか、どういう仕事をしているのかということを、今日はお伝えできたらいいなと思っています。
今日のメニューは、画面下です。
国営放送でも民放でもない、公共メディアというNHKの使命とビジョンは、どんなものかをお伝えします。
NHKの使命とビジョンを支えているのは、とても多様なプロフェッショナルたちです。
個性的なプロフェッショナルが、多様なコンテンツを作っていることについてお話します。
そのプロフェッショナルの中には、障害のある職員も多数います。
どんなふうに活躍しているのか、お伝えします。
最後に、興味を持ってくれた人のために、インターンシップやオンラインカレッジなど、リアルに実際に働いている職員の話を聞く機会について、イベントについてもご案内したいと思っています。
そういう説明をしているお前は何者だ?ということで自己紹介です。
私は、NHKの人事局の鵜飼俊介といいます。
今、採用の統括をしていて、皆さんのような新卒で入ってこられる方の説明をしたり、そういうことをいろいろやっています。
マイページというのに登録していただいた人には、右のところ、見えますかね。
~採用担当・ウカイのホンネ~という、NHKの採用面接はこんなふうにやってます、とか、就活のときにこういうことを軸として伝えたらいいんじゃないですか、みたいなアドバイスであったりとか、そういうのを書いている、中の人をやっています。
人事に来たのはここに書いてあるように2023年の7月、去年の夏からで、それまでは番組制作のディレクターをやっていました。
左端、朝の情報番組「あさイチ」という番組のディレクターをずっとやっていて、その「あさイチ」のデスクや、プロデューサー、後輩を指導したり、番組の責任者のような役割もやってきました。その途中、途中で大阪や、和歌山という地域の放送局にも行きました。
NHKのディレクターは、東京にいると、ドラマや、情報番組、それぞれの専門性ごとに分かれて番組を作っているんですが、地域に行くと、その地域のネタであれば何をやってもいいので、割と企画を出したもの勝ち、みたいなところがあって、私は和歌山にいるときに、パンダの子育てに密着するドキュメンタリーを作ったりしました。おかげさまで、この番組は、評判が良かったので、画面右下にある本にもなりましたし、DVDになって販売もされました。海外でも放送してもらうことができました。
2000年から考えてみたら、皆さんが生まれる前から、NHKで番組を作り続けてきていますが、その間、退屈することなく、ハラハラドキドキ、番組作りを楽しんできました。
こんな私が今日はお話したいと思います。
本題に戻りまして、何でNHKがオワコンじゃないのか、というお話をさせてください。
それはまず、第一に使命があって、その使命は、命を守る放送です。
大きな地震が起きたら、とりあえずNHKをつけるというご家庭は多いのではないでしょうか。
画面左上は、1月1日の能登半島地震のニュースを放送している、まさにその瞬間のニュースセンターです。
ニュースセンターという場所は、24時間、365日、アナウンサーが常にスタンバイしていて、いつでもニュースが出せる状態になっています。
1月1日は、NHKの職員も休みの人が多かったんですけれども、多くの人が自発的に駆けつけました。
この地震のときのアナウンサーの呼びかけが話題になったので、ご存知の方も多いかもしれません。
「テレビを見ていないで今すぐ避難!東日本大震災を思い出して!」とても強い口調で呼びかけていました。
あの呼びかけは、東日本大震災のときに、もっと救えた命があったのではないかという、私達の反省から生まれたものです。
アナウンサーや記者、ディレクター、多くの人たちが議論を重ねて、ああいう呼びかけを今度、大きな地震があったらしよう、ということを決めて、あの地震のときが初めて、放送になった。今まで東日本大震災から議論を重ねてきたものが、ついに形になったのが、1月1日の地震のときの呼びかけでした。
そういう議論をずっと重ねてきたことからもわかるように、「命と安全を守る」というのは、この下にも書きましたけれども、NHKの最重要使命です。
能登半島地震のときには、もう一つの重要な使命も浮かび上がりました。
それはフェイク情報。あのときも、これは人工地震であるとか、外国人の窃盗団が集まっているぞ、という偽情報がたくさん出回りました。
それは能登半島地震のときだけではなくて、コロナ禍のときにもフェイク情報が飛び交いました。
今、とても難しいなと思うのは、言葉だけではなく、写真であったり、動画が偽造されて、本当に最もらしさが、私達もちょっと騙されてしまうというか、見破れない巧妙さというのが今の特徴だと思います。
元々、行動にはファクトチェックをするという役割はあり、求められてきていたんですけれども、より一層、重要になっているなというのを、あの能登半島地震のときに私達は感じました。
その巧妙になっていくファクトチェックに対して、報道する側も進化していかなければいけないので、例えばAIなどを活用して、SNSに変な噂みたいなものが飛び交ったときに、アラートを鳴らす仕組みであったり、その画像を、AIを使って、ここが怪しいよ、ということを、肉眼だけではなく、AIの力も借りて、真偽を見破るような仕組み作りにも、今、私達は取り組んでいます。
もう一つ、まだ重要な使命はあるんですけども、世界各国、日本各地の今を公平公正に、政府からも企業からも独立して伝えるということです。
それは、ロシアによるウクライナ侵攻が、同時代に起きている今、ますます重要になっていると考えます。
放送法においても、放送が健全な民主主義の発達に資するということを求めています。
だから私達は、世界29の放送拠点、日本全国54の放送局、このネットワークを生かして、信頼できる基本的な情報や、民主主義の多角的な視点、この2つを皆さんに提供できるように頑張っています。
もちろんファクトとか、報道も大事なんですけれども、感動や楽しさというのも大事だと思っています。
触れた人の人生を豊かにする、多彩なコンテンツを作るということも、公共メディアの重要な使命です。
連続テレビ小説や大河ドラマだからこそ描ける世界観は、きっとあると思います。
「おかあさんといっしょ」は、もう60年以上放送しているそうですが、ずっと小さなお子さんがいるご家庭で愛されてきました。
NHKだからといって、取材を受けてくださる方というのは本当にたくさんいらっしゃいます。
そういう方たちの協力のおかげで、他では見ることのできないニュースやドキュメンタリーが生まれています。
さらにまだ使命はあって、NHKが大切にしているのは、「すべての人に必要な情報を」ということです。
他人と同じように障害が得られない人や、得られない状況があります。
例えば、聴覚障害のある人のために「手話ニュース」というものを昔から放送しています。
この手話ニュースというのは、このロゴの下、これよくできてるんですが、リアルな人間ではなくてCGです。今開発中の手話CGです。
手話通訳の人がいない深夜の地震のときなどにも、この手話CGというのがあったら、すぐに手話で必要な情報を出すことができます。
画面の真ん中のところは、英語で書いてある防災についての情報なんですけれども、日本に暮らす外国の人など、日本語が不自由な人に向けての多言語の放送、今、見せているのは英語ですが、他にも中国語であったり、ベトナム語であったり、そういう情報のバリアフリーにも取り組んでいます。
あと、この能登半島地震のときに、画面の目立つ場所に、「つなみ、にげて!」とひらがなで書いてあったのに気がつきましたでしょうか。
避難警報とか勧告とか、漢字で書かれてもわからないけれども、やさしい日本語ならわかるという人は結構多いらしいんです。
そういう人たちのために、「つなみ、にげて!」というやさしい日本語で伝えるというのも、情報のバリアフリーの一つです。
この画面最後、右端は災害のとき、能登半島地震のときのNHKのスマホ用に向けて出していたサイトなのですが、避難所などではテレビがないことが多く、スマホを持って行っても充電できる環境かどうかというのがわからないので、あえてこのシンプルなデザインにして、データ容量を減らして、バッテリーを節約してもらいながら、情報が得られるように、こういう形で情報を提供していました。
どんなときでも必要とする情報を、取り残されることがないように届けていくということも、NHKのとても大きな使命です。
NHKの多様なコンテンツで、その重要な使命を果たすために、本当に多種多様な職員がいるんです。画面の左端、別にザリガニを獲っているわけではありません。
写っているのは、音で番組を演出する音響デザインの職員です。
これは沖縄を舞台にしたドラマの制作のときに、やんばるの森の、自然の音を求めて歩き回って、録音をしていたときの状況だそうです。
画面の真ん中の3人の女性のうちの真ん中、この人がNHKの職員で、今度2年生になる記者なんですけれども、大学時代にデフテニス、聴覚に障害がある人のテニスの世界チャンピオンに輝きました。
大学生のときには自分が取材される側だったけれども、そこから取材するメディアというものに興味を持って、今では記者になって、その障害者を巡る課題など、幅広く取材をしています。
次にこの画面の右側に行って、このヘルメットをかぶっている女性が、メディアエンジニアの中でも、建築を専門とする職員です。
NHKには建築を専門とする職員がいて、放送局を作るのは、その職員が設計をしたりしています。
彼女の代表作がこの上にある写真で、新しくできた島根県の松江放送局です。
私の代表作は松江放送局です、という職員がいるんだ、と、私もちょっとびっくりしたんですけれども、そういう人がいるというのがこのNHKで、たまたま今、3人ご紹介しましたが、ほんの一例で、本当にキャラの立った面白い人がたくさんいます。
多種多様なプロフェショナルでちょっと紹介しきれないので、ぜひ見てくださいというので、ホームページに掲載しています。まず、この左側、このQRコードを読み取っていただいたらいけるんですが、NHKのHPには、まだ途中かもしれませんが、最終的には50人以上の職員のインタビューが載ることになっています。いろんな仕事をしている人たちが自分の仕事であったり、就活のときの試行錯誤などを、インタビューで語っているのがテキストで読むことができます。
この画面の右側、NHK広報局です、と書いてありますが、noteというテキスト記事のメディアでここには本当にいろんな番組の裏話であったりとか、小さく書いてありますが、アナウンサーの仕事と書いてあるみたいに、それぞれの職種ごとに、仕事であったり、自分が努力していることを紹介している記事がたくさん載っているので、これもぜひスマホでも見れますので、電車の中などで見ていただけると、結構読み物としても面白く書かれているので、こういうのを見ていただけるとNHKの仕事というのがイメージできるんじゃないかなというふうに思っています。
QRコード見られますか。もしこれ、写真が撮れなかった人は「NHK広報局note」や、「NHK採用」というHPで検索していただくと見ることができます。
どんな職種があるのかということを、ご紹介させていただこうと思います。
2025年度は、9つのカテゴリーで募集しました。
まずニュースを作るのに、3つの職種があります。
情報を収集して、原稿を書く記者。記者は、その人の話を聞くのがもちろん基本なんですけれども、近年では、ビッグデータから情報を得たり、ネット世界のファクトチェックなども重要性を増しています。独自の取材に基づく調査報道も重要な仕事になっています。
映像取材は、ニュースのカメラマンが現場に行き、視聴者に伝えるための映像を、自らの感性で聞いております。
ドキュメンタリーなど、番組の取材を行うこともあります。
また、潜水カメラマンや、山岳カメラマンなど、特別な場所に行く、専門性を持った人たちもいます。
映像制作は、映像取材のカメラマンが撮影してきた情報や映像を編集する編集マンです。
映像編集のプロフェッショナル。取材が追い込んできても、放送間に合いません、というわけにはいかないので、必要な情報を的確に取捨選択する、そういう沈着冷静、胆力のある人が求められています。
続いてが、私もそうなんですけれども、番組を作るディレクターです。
ドラマやエンターテイメント番組、スポーツ中継、ドキュメンタリーなど、様々なジャンルの番組を作ります。
NHKの場合、ディレクターで採用されると、ADではなくて、一年生からディレクターになります。
「提案」と呼ばれる、自分の企画を、入って1年目から求められます。
多くの場合は、地域の情報を伝える短いレポートから始まって、だんだん長い番組を作っていくようになります。
続いては、デザインを担う2つの職種。映像デザインは、美術セットやグラフィック表現を駆使してコンセプトメッセージを、ビジュアルコンセプトやメッセージをビジュアルで伝えます。公共メディアとして誰もが見やすくわかりやすいユニバーサルデザインの促進にも取り組んでいます。
音響デザインは、音楽や効果音など、あらゆる音を駆使して、コンテンツの魅力を引き出し、的確にメッセージを届けます。
続いてはアナウンサー。
用意された原稿を読むだけではなく、自身も取材し、番組制作に携わるのがNHKのアナウンサーです。共感力を持って、視聴者に寄り添い、正しい情報や感動を自身の表現を通して届け切る。そういう姿勢が求められています。
続いて、メディアエンジニア。テクノロジーでNHKを牽引して支えます。
撮影、音声、照明、映像などの制作。放送を的確にコントロールする番組創出、電波で放送を視聴者に届け切る送受信、放送やネットシステムの開発、整備、メディアの未来をつくる研究、ネットサービスの開発と運用、放送設備の建築など、活躍の場は多岐にわたっています。
最後に経営管理・営業。
多彩なクリエイター、スペシャリストたちを擁するNHKという組織全体を見渡し、営業や経営管理部門の幅広い役割を担います。
視聴者に信頼される、組織運営を実現するためのかじ取り役であり、原動力であるような存在です。
ここまでご紹介した全ての職種で、障害のある職員が活躍しています。
業務上必要な配慮やサポートはありますが、業務内容については、障害がある人、ない人で違いはありません。
公共メディアNHKの業務に携わり、誰かの役に立ちたい、社会に貢献したい、地域の課題を解決したい、そんな熱い気持ちを持った人を待っています。
選考も、障害のある人だけを対象にした特別なものではなく、どの業務も応募することができます。
それぞれの事情に合わせ、個別に必要な配慮を相談しながら、選考の過程で一緒に考えていきます。
ここまでお話したことは、NHKのホームページに持って載っていますので、そちらもぜひご覧ください。そのホームページの中の、右上の赤いボタンからマイページ登録をしてもらうと、今後の様々なイベントの案内が届きます。
ここからはどんなイベントがあるのっていうことでイベント、大きく3つに分かれています。
まずオンラインカレッジで、これだけ日程が決まっていて6月27日(木)、10月11日(金)、1月30日(木)とあります。全部内容は違います。
オンラインなので、申し込んだら必ず参加できます。
これまで紹介した、個性豊かなプロフェッショナルが登壇して本音で語ります。
質問はチャットで受け付けているので、何でも聞いてくれたら、時間の限りお答えします。カメラオフ、マイクオフのイベントなので、いきなり当てたりはしないのでご安心ください。
続いてが、インターンシップです。
NHKはインターンシップにとても力を入れて本当にガチでやっています。
夏と冬の2回行う予定です。
この写真は前回のものですが、見てもらったらわかるように、本当にスタジオとか機材を使って、NHKの職業体験をリアルにやってもらいます。
あの先生役もNHKの一線で働いている現場の職員です。
そのカリキュラムの中には、ちょっとプレゼンをやってみたりとか、グループディスカッションがあったり、模擬面接があったり、なので、最終的にはそのメディアじゃない業種に行く場合であっても、何か役に立つような、そういうカリキュラムにしようと思っています。
イベントの最後が、障害のある学生「NHK1DAY体験」という、去年までは年に1回だったんですが、今年は希望者が多いということで、夏もやります。
ですので、夏の8月と、冬の1月の2回やります。
詳細はこれから考えるんですけれども、リアルで開催する予定です。
障害のある先輩職員が大いに語る場にしたいと思っています。
今、写真にあるのは、今年の1月に話してくれた左側の男性が、山形局の営業の飯沼くん、ラーメンが大好きという彼は、上肢と下肢に障害があります。
右側、どーもくん、しゅと犬くんを握っているのはディレクターの高松さんで、普段は首都圏向けの朝や夕方のニュース企画を作っているのですが、アニメ好きの彼女は、視覚に障害があります。
今年も誰か職員に登壇してもらおうと思っています。今、有力候補としてはアナウンサーで聴覚障害のある後藤佑季さんが、パリのパラリンピックにリポーターとして行く、という話を風の噂で聞いているので、現地で世界の、パラスポーツや、それを報道する、きっと障害のある職員というのはいたはずなので、そういう世界がどうなっているのかというのを報告してもらえないかなと思って、今、交渉しているところです。
だいぶ時間が、いい感じになってきたので、終盤戦ですが、よく質問されることからお答えしていきたいと思います。
働き方について、テレビ局ってブラックなんじゃないですか?と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
お休みはしっかりとれます。
リモートワークっていうのは、もう普通に多くの人が使っています。クリエイティブ休暇というのは、これNHK独自のシステムで、1年に1回、9連休以上休めるというのが、これを取らないと、その人ではなくて上司が怒られるので、まだ取ってないの?みたいな感じで、必ず9連休というのは取ります。
育児休職というのも、法律よりも上乗せして長く取れるようにしているし、病気とか、介護、子育てのために休んだり、短時間の勤務にするという制度も整っています。
LGBTQとか、多様な性のあり方についても、勉強会をしたり、ハンドブックをしたり、相談窓口を設けたりしながら、いろんな人が、お互いを認め合いながら仕事ができる環境を作ろうと、取り組んでいます。
NHKといえば、異動、転勤ということが気になると思います。NHKはその地域の放送局に行くことによって、私が和歌山にいたときに、パンダのドキュメンタリーを作ったみたいに、いろんな種類の仕事に挑戦することができて、そこで自分の専門性とか可能性を広げていくということができます。
ただ一方で、介護であったり、育児であったり、そういう異動ができない事情があるときもきっとあると思います。そういうときは上司と面談が毎年あって、そこで、今、異動できないんですけど、みたいなことを共有しながら、それぞれのワークとライフを両立させるような異動をする、というような形になっています。
地域職員という働き方もあって、私はもうこの県のディレクターになります。みたいな、そういう働き方も、今はあります。ただ、その場合もその県だけにいるわけではなくて、近隣のエリアでの異動はあります。
そうしないといろんな仕事が経験できないので。というやり方が仕事の仕方になっています。
ちょっと早口でいろいろ説明してきたのでわからないよ、という人は、さっきお伝えしたこのホームページに書いてありますので、もし興味があるところがあったらぜひ見てください。オンラインカレッジとか、インターシップとか、ぜひそういうイベントに来てもらって、必ず質問の時間をとっているので、何か気になったことなどを聞いてもらえれば、と思います。
今日は、お付き合いいただいてありがとうございました。
皆さんと、どこかでお目にかかれることを楽しみにしています。
- エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ【NTTアドバンステクノロジ】
- 情報処理
- 2024年6月8日配信
それではこの時間からは、NTTアドバンステクノロジの会社説明と、この夏に実施するインターンシップの紹介をさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
まず最初に、皆様の画面の左下、もしくは上にオレンジ色のバナーが出ていると思います。
こちら出席票といいまして、こちらを提出いただきますと、今回のイベントの出席を確認できます。とともに、今後、弊社の方で提供する様々なイベントなどの情報をご案内できるようになります。ご興味ある方は、ぜひまずはバナーをクリックしていただきますよう、よろしくお願いいたします。
本日は30分ほどお時間をいただく中で、NTTアドバンステクノロジという会社について、また我々のやっている事業について、働く環境について、そしてこの夏に行うインターンシップイベントについて、それぞれお話させていただきたいと思います。
まずNTTアドバンステクノロジという会社について、我々の会社はIT分野に身を置いている会社でございます。その高い技術力と幅広い事業領域を持って、未来を開いていく会社だと我々は自負しております。
実際に、ITの分野に身を置いてると一言で言いましても、実際は様々な事業があるんじゃないかとお思いの方もいらっしゃると思います。
実際、ITと呼ばれる事業の中でも、非常に手広くやっているというところが、我々の会社の大きな特徴の一つでして、この後、もう少し詳しく説明させていただきたいと思います。
まずは、ちょっと会社概要から説明させていただきたいと思います。
NTTアドバンステクノロジ株式会社と申しまして、設立年月日は1976年になりますので、歴史のある会社なのかなと思います。
頭に3文字あるところからも、おわかりかと思いますが、我々はNTTグループの一員でして、日本電信電話株式会社、いわゆるNTTの100%子会社になります。
売上高や社員数の数字を見ていただければ、比較的大きめな会社なのかなと思いつつも、知名度はグループの中では正直そこまででもないのかな、とも思っております。
基本的にはBtoBの業務が、ほぼ100%でして、一般の消費者の方たち向けに、我々が直接サービスや製品をお届けすることというのはなかなかないのですが、その広い事業領域を持って幅広い顧客層を持っている、非常に多角的に経営をしている会社でもあります。
先ほど、IT業界と一言で言っても、いろいろな事業領域があるね、という話をしましたが、それを図示しているのがこちらのスライドとなります。
実際にWebサービスであるとか、情報通信、インフラを提供しているような方たちもいると思いますし、またアプリを開発している会社、ハードウェア、モノ作りをしている会社、またシステム全体を支えているシステムインテグレーター、研究機関、本当に様々な会社が、実際にはIT業界の中にいるんですが、我々が、今挙げたうちのかなりの領域を実はカバーしており、幅広で様々なIT技術に触れる機会がある、そんな会社だと思っていただければと思います。
どうしてそんなに幅広でやっている会社なのか?というところの話をしようとしたときに、今スライドで表示しているNTTグループにおける、我々の位置づけの話に繋がってくるのですが、日本電信電話株式会社、いわゆるNTTさんは自前で研究所を持っておりまして、ここでは、インターネットとか通信のことに限らず、様々なことを研究しているんですね。
ここの研究所とNTTグループの中でも、特に繋がりの強い会社というのが3社ありまして、それが我々、NTTアドバンステクノロジと、NTTテクノクロスさんと、NTTイノベーティブデバイスさんの3社になります。
この研究予算の強いつながりから、我々ミッションとして、先端技術開発事業という事業を担っております。
どういうことかといいますと、NTTの研究所で生み出される様々な研究成果がありますが、この研究成果、これはすごいものなんですが、これそのものは、その時点では、例えば論文であったり、特許であったりというもので、これを世の中の役に立たせるためには、これを製品であったり、ソリューションという形に落とし込んでいく必要があるわけなんですね。
そこを、我々NTTアドバンステクノロジが、一緒にやらせていただいているというところで、それを先端技術開発事業と呼んでおります。
そういったわけで、NTT研究所さんとの強い繋がりから、そういう事業になっておりまして、また研究所さんが、本当に非常に幅広で、様々な技術の開発を行っておりますので、必然的に、我々の会社も、様々な幅広い分野で事業を展開しているというところでございます。
実際に、我々NTTアドバンステクノロジが単独で、何か製品やソリューションを作り上げて提供するというよりは、NTTグループの各社さん、皆様も名前をよく聞いたことあるような各社さんが、実際に展開しているサービスであるとか、製品というところを、我々NTTアドバンステクノロジの名前は出ないのですが、様々な場面で、その技術の検証であるとか、開発であるとか、運用であるというところで、一緒にやらせていただいているというところになります。
また、我々が、そういったNTTグループの動きの中で身につけた、高い技術力を持って、我々も、独自に広く、一般市場向けに製品やソリューションを提供している。そういう会社だと思っていただければと思います。
事業についても、できるだけ詳しく説明していきたいと思います。
できるだけと申し上げましたのは、本当に幅広にやっている会社でして、この限られた時間の中で全ての事業を説明するのは、ちょっと難しいと思っておりまして。何とか、かいつまんで、この動画を視聴されている皆様にお伝えできればな、というふうに思っております。
ソリューション、スマートコミュニティ、セキュリティ、AI&データ分析、クラウド・IoT、ネットワーク・IOWN、DX&GX、本当に非常に様々な分野での、特にシステムに近いところで提供してるようなソリューションもありますし、マテリアル&ナノテクノロジーなんて右側に書いてありますが、ハードウェア系の開発提供、というところも得意とするところでございまして、幅広でやっております。
いくつか具体例を交えながら、皆様にその一部にはなりますが、紹介させていただきたいと思います。
お客様にソリューションを提供するというところが、我々の最も得意とするところの一つなのかなとは思っております。
お客様に対しての、課題に対して、システムを提案、構築による解決を図るとともに、運用、支援まで行っていくというところと、お客様にトータルでソリューションを提供して、お客様のサービスの品質の向上であったりというところに、お手伝いさせていただく、というところも、我々の得意とするところです。
また、スマートコミュニティの分野では、例えば、災害時に住民の情報を届けるようなシステムの提供を行っています。
ここでは @InfoCanalという、我々の会社のシステムを紹介させていただいておりますが、実際に、例えば災害時、住民の方たちに対して、自治体の方たちが情報を配信することができるサービスなんですが、ただ配信できるというだけではなく、逆に住民の方たちからの情報を吸い上げていけるような、安否確認であるとか、位置情報、そういった双方向の通信ができるようなシステム、こういった提供も行っております。
また、セキュリティの分野では、我々はそこに高い技術力がある、長年のノウハウがありまして、お客様を、本当に上流から下流まで、様々なサービス領域でサポートしていく、というようなサービスも行っております。
例えば、右下に書いてありますのは、セキュリティ診断で、経験豊富な技術者、いわゆる「ホワイトハッカー」と呼ばれるような形が我々の会社の中におりまして、そういった形がお客様との契約に基づいて、ネットワークがアプリケーションに対して擬似的にアタックを仕掛けることで、そのセキュリティ上の脆弱性を調査、報告して診断をする。そしてその対策のコンサルも行うような、そういったサービスも行っております。
また、AIデータ分析の分野でも、我々は非常に高い技術力を有していまして、最近、流行りの大規模言語モデルに関する導入コンサル、みたいなところも、もちろんやっておりますし、データ分析をコンサルしてお客様のデータを価値化していく、というようなことも我々の得意とするところです。
また、クラウドとIoTを組み合わせたようなトータルソリューションの提供というところもやっております。
クラウド型のサービスの提供、アプリの開発、構築、運用保守といったことをトータルでサポートするようなこともございますし、またIoTのセンシングセンサーでとか、そういった機器類とネットワークを組み合わせた、ソリューションの提供ということも行っております。
またネットワークは、我々が最も得意とするところの一つとなりますが、ネットワークに関するあらゆる部分を我々が担いまして、トータルでお客様のネットワークや、システムのオペレーションを行うということもやっております。
また左下に書いてあります、IOWN構想って聞いたことある方もいらっしゃいますかね。光を中心としたネットワークの構築というのは、今現在、皆様も使われているネットワークのことを指しておりますが、これを、次世代向けのインフラの構築を行っていこうということを、NTTが中心となって今、行っております。
本当に今使っているネットワークも非常に便利なんですが、皆さん、今、この配信をネットワークを通じて見ていたりというところからもわかる通り、大容量の動画の配信といったこと、ますます機会が増えていっていて、そういった大量のデータを処理するにあたって、データセンター側では、ものすごい量の電力を今、消費しているんですね。
そういったところのネットワークの利便性を損なわずに、いかに社会課題を解決していくのかというようなところを、新しい技術をもって解決していきましょう、ということで、今、様々な技術の検証を行っておりまして、我々NTTアドバンステクノロジも、そのグループの技術屋として、一緒にやらせていただいているというところです。
また、DXというような言葉も、だいぶ一般化したと思います。様々な企業が課題を抱える中で、そのDX化していくというところの支援を行うソリューションというのも、我々が提供しているサービスの一つとなります。
また、ラビット開発センタ。これは我々の会社の中での、社内の一部署のことになるんですが、実際に、会社の様々な諸部ソリューションであるとか、開発の案件に対して、ラビット開発センタという、この会社の中にいる集団は、その開発の部分を一手に引き受けて、お客様のニーズに合致したシステムを実現していこうというようなところで、非常に会社の中で効率的に開発を行っていくような集団となっております。
またこの舞台は単に開発を海外に行ってるだけではなく、将来、必要となるであろう先端技術とか、そういったところの実証実験とか、戦略的に、我々NTTアドバンステクノロジが会社として技術をどう蓄積していくのか、どうアドバンスしていくのかというところを担っている集団でもございます。
また、我々の会社は、ハードウェアの開発も行っておりまして、これはマテリアル&ナノテクノロジー、なんて書いてありますが、本当に、様々な機能性材料であるとか、EMC関連のこと、また光通信ナノエレクトロニクス関係で、様々な製品、ハードウェアの開発、製造、販売を行っております。
右下では、例えばということで、EUVミラーというのが出ております。
簡単にかいつまんで説明すると、EUV、つまり極紫外線を反射するミラーのことを、ここでは言っております。X線に近い波長の紫外線のことで、その光の特性から、非常に細かいナノレベルでの光の制御を行うことに長けている波長でして、そこを行う上で、その制御をする上では、本当にその原子レベルでの極厚の制御が必要となるような精密な鏡が必要となり、そういったところの製造を弊社で行っていたりもしております。
他にも、そういったソフトウェア、ハードウェア両面での開発、ソリューション提供というところではなくて、知的財産の管理みたいなところとか、あとは、もちろん会社を支えていく上で、総務系、財務系といった業務系の職種も大事なところになっております。
あとは、働く環境について紹介させていただきたいと思います。
国内外に、非常に多くの拠点がありますが、社員の9割方は、英語の国内拠点の一番上の行、新宿本社、川崎、三鷹、大阪、横浜に勤務していると思ってください。
一部の業務が、NTTの研究予算に併設されたロケーションで実施しておりまして、各研究所さんの中にも、我々NTTアドバンステクノロジのオフィスがございます。
またその他にも、各地に営業拠点、また、海外にもいくつか営業拠点がございます。
オフィスは、若手中心のワーキンググループで、ここ2年ぐらい前に、改造をいたしました。新しいコンセプトで、非常に椅子と椅子との間のゆとりもあって、働きやすい環境でオフィスで働いております。
現状、3年前に世の中が一変して、一回、会社網で働いてる人たちのほとんどが、在宅勤務を余儀なくされたんですが、その後、世の中もだいぶ緩和しまして、出社をしている方たちも多くいるんですが、我々の会社としては、引き続き、在宅を中心とした働き方をしていこうというところで、大分、要するに、全員分の席を用意する必要はない、と会社で判断しまして、基本的にはフリーアドレスにしまして、医師の数も減らして、その分、ゆとりのあるオフィスを実現いたしました。
実際、数字としては6割強の社員の方たちがリモートワークを中心とした働き方をしております。
他にも、働き方というところで、様々な働き方ができるようになっております。
現状では、いわゆるフレックス制を導入している組織も多くありますし、またフレックス制を導入していない、提携の時間で勤務している組織であっても、勤務の時間を6:30~10:00の間で、30分単位で開始時間、始業時間を選ぶことができたり、勤務の途中で分断を行うことによって、例えば、ちょっと2時間だけ病院に行ってくる必要があるので、行ってきて、帰ってきたら、また仕事の続きを行う、みたいなことが、年休を消費せずに可能であったりもする。そういったところで、かなり働きやすい環境が整っているのかなと思います。
あとは研修制度が、すごくいろいろ書いてありますが、本当に、階層を別に、普通にその人のレベルに合った、また会社からこういう期待をしているんだ、というような研修もございますし、スキルの向上を目的として、社内外への研修であるとか、資格を取得するにあたっても、受験費用を会社が負担する、そういった仕組みもございます。
今、スライドを表示しているのは、会社にいる一般的な社員の方のキャリアモデルを表していると思ってください。
最初は、入社してすぐには直接指導者という方がつきまして、まずは、つきっきりでOJTで仕事を覚えさせてくれます。そこで、指導責任者、指導、直接指導者の方たちの背中を見ながら、まずは基本的な仕事の進め方を覚えていただきながら、レベルを上げていって、徐々に高案件も任されるようになる。最初は小規模な案件からと思いますが、やっていくうちに、その小規模な案件でも、リーダーを任されるようになったり、また大規模なメンバーにアサインされたり、というようなことが増えていくと思います。
年次を重ねていったときに、そのまま、その道のプロフェッショナルを目指していく、高いレベルの技術者を目指していくということもありえますし、また一方で、一つの技術にこだわらず、複数の技術分野でのプロフェッショナルを目指していく、というところも我々の会社で用意できる選択肢の一つなのかなと思います。
あとは、女性社員の活躍ということで、育児休職制度や、育児短時間勤務制度、また時間外の制限であったり、ライフサポート休暇であるとか、ライフイベントに合わせて、決して離職することなく、しっかりと生活と仕事の両立ができるような働き方で活躍ができるような制度、仕組みを整えております。
実際に、そういった制度が社外の認証機関から評価をされておりまして、「プラチナくるみんプラス」であるとか、「えるぼし認定」といった認定もいただけております。
あとは、障がい者雇用に関しまして、我々の会社では、障がい者雇用枠という区分はございませんので、いわゆる健常者の社員の方と、肩を並べて挑戦できる環境だと思っております。もちろん、障がいの内容に応じまして、必要な配慮は当然行います。
また、健常者と肩を並べて働くことになりますので、成果に応じた承認昇格も当然ございます。
現在、30名程度の様々な障がい者の方が、我々の会社でも活躍しております。
では、最後にインターンシップについて、紹介させていただきたいと思います。
この夏は、ワークショップ型のインターンシップで、SEの仕事が疑似体験していただける、そんな内容のインターンシップを8月、9月で用意しております。
実際に、今画面に表示しているのは、システム開発の流れをデフォルメしたものになりますが、本当にお客様にお困りごと、課題をヒアリングして、それに対して課題の解決策を提案する。
その上で、お客様と、具体的に何をどこまでやっていくのかというところの要件を定義して、定義した内容に沿って基本設計、詳細設計、システム構成図の作成などを行いまして、実際に開発/構築も、あくまで、これ0から全部皆さんだけでやってもらうということではなくて、我々の方で用意しているワークショップの一環として、課題を解決していくような形で、順番に取り組んでいただくような形になります。納品は本当にお客さんを用意するわけではないので、ここは書いてあるだけですが、実際にシステムの導入ができるところまで、一連の流れを疑似体験してもらえるような、インターシップになります。
とてもこれは、半日とか、一日ではちょっと終わらないので、3日間と5日間、それぞれのプログラムを用意しておりますが、プログラムの一連の中身は基本的には変わりはないと思ってください。
5日間の方は、特にプログラミングとか開発の部分で、より詳しく、時間を取ってやっていく、というところになりまして、この一連の流れが体験できるという部分では、3日間も5日間も、基本的には変わりません。それぞれ8月と9月に、オンラインと対面で、それぞれ用意させていただきます。
今、この動画を見ていらっしゃるタイミングでは、既に申し込みできるような状態にしておりますので、ぜひぜひご応募いただければと思います。
応募の方法としましては、まさに出席票をご提出いただいて、そこから我々のURLに飛んでいただければ、というところもありますし、既に、マイページを作られている方がいらっしゃいましたら、そこからぜひページを確認いただければと思います。
いずれかの会に、抽選申し込み可能となっております。
では最後に、今回イベントにご参加いただいた皆さん、本当にどうもありがとうございました。我々はこういったイベントを通じて、仲間探しをしていると考えております。
どんなプロジェクトでも、どんな業務でも、我々の会社にある業務において、社員一人で全ての作業を完結させるような業務、というのは基本的にはないんです。
必ず、複数メンバーでチームを組んで、そのチームでプロジェクトに当たる、する作業を協力しながら行っていく、という形になります。その中には、やっぱりいろんなメンバーがいますので、自分と同じ意見を持つメンバーもいれば、違う意見を持つメンバーも、これまた、きっといます。自分の考えを肯定する、あるいは否定して、そういった意見をぶつけ合わせないと本当にいいものというのは作り上げられないと、我々は思っております。その上で、相手の意見を否定するというのは、相手を信頼していないと、なかなかできないものなんですよね。
そういう意味で、その真に付加価値があるもの、お客様に喜んでもらえるような技術を提供できるようなプロ集団であるためには、もちろん、技術力というところも必要なんですけど、一方で、我々、社員同士でも本音でちゃんとぶつかり合える、相手のことをちゃんと否定できる仲間が必要だと思っております。
長々と言いましたが、まずはイベントに、ぜひご参加いただきまして、お会いできればと思います。その中で、我々、採用担当だけではなくて、実際に現場で働いている先輩社員の皆さんも、イベントには必ず連れてまいりますので、ぜひ、そういった機会で先輩社員の方と話していただいたりとか、そういうところを通して、会社の雰囲気というところを知っていただければと思います。
改めまして、リーダーシップのイベント、ご応募、お待ちしております。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
それでは皆様、時間になりましたので、以上とさせていただきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。
- 大塚商会【障がい者コース】
- 情報処理
- 2024年6月8日配信
【鮫島】
皆さん、こんにちは。
今日は、大塚商会の配信をお聞きくださいまして、本当にありがとうございます。
今日は、大塚商会の今後のイベントについてご案内させていただきたいなと思っています。
障がい採用の中でも、インターンシップだったりとか、あとは今日は会社の説明みたいなところも少しさせていただければと思っていますので、30分弱という短い時間にはなりますが、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
今日、司会を務めるのは、大塚商会でご障がいをお持ちの方の採用を担当している鮫島といいます。今日は皆さん、よろしくお願いします。
私は普段、障がい者採用の領域の中でも、主に新卒採用を担当していまして、こういったセミナーですとか、あとは時期によっては、先行だったりも、担当させてもらっています。
大塚商会の障がい者採用の中でも、特徴なのが、入社後のフォローも、しっかりと人事が主管になってやっていくというところで、そこの面談等々も担当しておりますので、入社前後で関わりを持たせていただきますので、ぜひ、今日は顔と名前を覚えて帰っていただけたら嬉しいです。
今日、私からは、大きく4つのテーマでお話させていただきます。
皆さん、大塚商会はどんな会社かご存知でしょうか。どんなイメージがありますでしょうか。この大塚商会とは、というところから、最後のイベントのご案内まで説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
では、早速、大塚商会とは、ということで、皆さんに話をしていきたいのですが、改めてになりますが、皆さん、大塚商会と聞いて思い浮かべるものは何になりますでしょうか。
ぜひ少し考えてください。
皆さん、ここら辺の内容が頭に浮かんだ方も多いんじゃないでしょうか。
このスライドの左下に、何が記載されているかというと、「たのめーる」という記載があります。これはテレビCMでもおなじみかと思いますが、大塚商会のネット通販サービスがこの「たのめーる」になります。
学生の皆さんですと、大塚商会から何かを買う、というのは基本的にないと思いますので、この、大塚商会=たのめーる、のイメージが強いかなと思うんですが、実際、大塚商会は、企業法人のお客様向けのビジネスを展開していまして、そういった社会に出ると、「オフィス丸ごと大塚商会」ですとか、あとは今、テレビCMでも流している「あなたのためのDXでありたい」というような、DX関連の事業ですとか、あとは「ITで日本を元気にする」というミッションも掲げておりますので、社会に出ると、大塚商会=IT企業、ということで認知をしていただいています。ですので、皆さん、今日に関してはまず、大塚商会はたのめーるだけではなくて、IT企業だよ、それから、今、話題のDXの分野で、売り上げをしっかりと右肩上がりに成長している会社だよ、というところを、ぜひ今日知っていただけたら嬉しいです。
大塚商会のことを2つ、大きなポイントを絞って説明させていただきます。
まず一つ目は、大塚商会はどんな会社なの?っていうと、ITを使って日本を元気にする会社です。
日本をどうやって元気にするの?というところなんですが、大塚商会は、BtoB、企業法人のお客様向けの事業を展開しており、そのお客様の中身に関してはお客様を選ばない、というところが大塚商会の特徴です。
具体的に言うと、大塚商会は、お客様企業の業界、それから業種問わず、いろんなお客様のオフィスを丸ごと提案することで、ITを通じて日本を元気にしたい、もっと言うと、盛り上げたい、というふうに考えている、そんな会社です。
2つ目が、大塚商会は創業以来、右肩上がりで成長を続けさせていただいている企業で、ひと言で言うと、成長企業だよ、ということが言えるのかなと思います。
今、スライドに記載させていただいてるのが、2023年末時点の売上高になるんですが、9773億円、これが、大塚商会グループの売上高です。
この1年前、2022年時点ではどれぐらいだったかというと、大体、8600億ぐらいの規模感だったので、この1年で、1000億近く成長させていただいています。このことからも、比較的、学生の皆さんからも、大手企業だね、と言われる機会も多くなってきましたが、大手の中でも、しっかりと右肩上がりに成長を続けている会社だよ、というところは、皆さんにお伝えできる部分かなと思いますので、ぜひ、皆さんの中には、将来性のある会社がいいとか、成長企業がいいとか、いろんな軸があると思いますが、大塚商会は、まさに成長を続けている、そんな会社です。
少し会社のプロフィールをお伝えしておきます。
まず、創業が1961年7月です。IT業界の会社になるのですが、比較的、老舗の部類に入る、そんな会社です。
東証プライム市場という、日本で一番大きなマーケットに上場しています。グループ会社も4つございます。大塚商会グループ全体で力を合わせて、お客様の課題をITで解決する、ということをやっています。
事業拠点なのですが、今日もオンラインセミナーということで全国各地から、多くの学生の皆さんに今日は参加いただいてると思います。事業拠点としましては、北は札幌、南は九州、福岡と、幅広く全国各地に支店がございますので、障がい者採用で入っていただける方に関しては、できるだけご意向に沿った事業拠点のところでご案内できればいいな、というふうに思っています。首都圏を中心に全国展開している会社になりますので、そういったところはぜひ覚えておいてください。
そして事業内容は、大きく2つです。1つが、システムインテグレーション事業ということで、いろんなITをお客様に合った形で組み合わせて販売する、お客様に提供する、ということをまず1つ目のビジネスとしてやってます。
そして大塚商会の特徴でもあるんですが、売るだけではなく、売った後のアフターフォローまで幅広く、常にお客様をサポートするという事業体制をとっています。
2つ目の事業が、サービス&サポート事業ということで、IT販売した後のアフターフォローを、このサービス&サポート事業を通して行っているという、そんな会社です。
次に、数字で大塚商会の特徴をまとめてみました。まず左上に記載のある売上高のところですが、2023年時点で9773億円というふうになっています。
今後もしっかりと成長を続けて、2024年、今年にかけて、1兆円企業になるぞ、ということで今、社員一同頑張っている、そんな会社です。
従業員数に関しては、9421名、グループ全体で社員がおります。
特徴としては、社員をかなり増やしながら売り上げを伸ばしていくというよりは、社員数をできるだけ増やさずに、売り上げを上げるにはどうしたらいいのか、ということに関して取り組んできた会社です。その成果も徐々に出てきています。
まさに自社の中でまずはDX化、IT化を実験場として進めていって、その出た成果をもとにお客様に対して根拠を持ってITソリューションを提供できるというところは大塚商会の強みと言っていいのかなと思います。
そういった強みを生かして経営しているのですが、右上のところ、大塚商会が所属しているITサービス企業、業界2位の会社です。そういった業界2位というところも、ぜひキーワードとして覚えておいてほしいなと思います。
最後に取引者数130万社以上ということで、日本国内には300万社~400万社ぐらい法人企業があると言われていますが、そのうちの130万社のお客様と何かしらのお取引をさせていただいています。
日本国内の3社に1社、4社に1社ぐらいの割合で、何らかの形でお取引をさせていただいている会社になりますので、そういった意味では皆さんにも大塚商会の規模感みたいなところが伝わると嬉しいなと思います。
大塚商会が所属している業界のことを、簡単にご説明させていただくと、大塚商会はIT業界に入っている会社です。IT業界は、大きく5つに分類されます。
ハードウェア、通信業界、ソフトウェア業界、インターネットWEB業界、そして大塚商会が所属している、情報処理サービス業界ということで、ちょっと難しい言葉にするとSierですね。この情報処理サービス業界というところに、大塚商会が所属してビジネスをしています。このSIerなんですが、システムインテグレーターとか、システムインテグレーション業界とかという言い方をしますが、大きく4つに分類されます。
向かって右側のスライドに記載があるのですが、SIerの種類としては、独立系、ユーザー系、メーカー系、商社系です。
何が違うの?というと、独立系のSIerに関しては、親会社を持ちません。ユーザー系、メーカー系、商社系、に関しては親会社があるということで、親会社のあるなしで、大きく、SIerの種類というのは分類されます。
その中で、大塚商会は、親会社を持たない、独立系SIerになりますので、独立系SIerの強みを活かして、ある意味、親会社の制限がなく、顧客先や、取り扱う商品などの自由度の高さを活かして、今、お客様にいろんなソリューションを売っている、そんな会社です。独立系SIerとしては業界1位の会社になりますので、そういったところもぜひ覚えておいていただければと思います。
そして大塚商会のビジネスモデルなのですが、大きく2つございます。1つが、ソリューションプロバイダということで、大塚商会が売りたいものを売るということよりは、お客様企業の要望課題、いわゆるお客様がどうなりたいか、目指す姿に応じて、その実現のために、現状と目指す姿のギャップを埋めるための解決策を提供する、ということをやっているのが大塚商会のビジネスです。
その解決策というのはハードだったり、ソフトだったり、コンサルセキュリティ、今でいうとAIだったりということで、とにかく、この解決策が多種多様なメーカーから調達でき、かつ幅広い商材を取り扱っているということを生かして、お客様に提供して、選んでいただいています。
このソリューションプロバイダー、解決策を幅広く提供することに加えて、大塚商会はそういったソリューションをワンストップで提供できるというところも、大塚商会の売りの一つです。ワンストップソリューションという戦略でお客様にソリューションを提供させていただいています。
お客様からすると、大塚商会が窓口になって、ITの販売、導入、開発、そして導入後のサポートと、全て1社で窓口になってやることができますので、お客さんを丸ごとサポートできますので、お客さんからすると、何かあったら大塚商会に頼めばいいということで、非常に利便性を感じていただけるような、そんな仕組みになっています。
こういったビジネスモデルを通して、お客様の課題に合わせて、解決策を提供してサポートすることができている、というのが大塚商会のビジネスの仕組みになるというところです。
それから、大塚商会の3つの強み、要は同業他社と比べたときの差別化を図っているポイントについて、ここで少し話しておきたいと思います。
一つが、安定、挑戦の経営、それから幅広い業界の顧客、社会貢献性。この3つの軸で話をさせていただきます。
ここが大塚商会の強みになっていまして、まず、安定、挑戦の経営、ということで、堅実な財務状況というところが皆さんにお伝えできるかなと思います。
具体的に言うと、ストックビジネスにも注力しています。それから、自己資本比率というところも6割を超えています。6割を超えるとでかなり優秀と言われるのですが、そういった堅実な財務状況だったり、大塚商会で言うと、市場ニーズを捉えて商品サービスを広げてきたという歴史がありますので、今、お客さんにとって何が最先端のお悩みなのか、みたいなところに合わせて、ソリューションを調達して適切に届けていくということもできる、そんな会社です。
2つ目が幅広い業界のお客様ということで、冒頭でもお伝えしたように、お客様を選ばないので、ビジネスチャンスも多いです。さらに言うと、多種多様な業界・業種のお客様をITソリューションを通してサポートできますので、日本国内の企業を幅広くIT化することで、やはり日本を盛り上げたい、という思いをしっかりと形にしている、そんな会社と言えるかなと思います。
3つ目は、社会貢献性ということで、今、日本の社会問題でもある働き方改革とかDX化とか、あとは2030年問題、少子高齢化問題、労働人口の減少みたいな問題にも、大塚商会はITを通じて貢献できる、そんな会社、フィールドになっていますので、社会貢献性の観点からみても意義のある事業をやっている会社ということを、皆さんにはお伝えさせていただきます。こういった強みを、ぜひ、この後ご案内するイベントを通して感じていただけたら嬉しいなと思っていますので、楽しみにしておいてください。
そして仕事内容も少し触れておきたいと思います。
大塚商会の、まず仕事の流れでいうと、お客様の情報を集めて、ニーズを把握して、提案をする。そして契約した後に、ハードを調達したり、システム案件でのシステムを開発して運用、保守、サポートという流れでビジネスの流れは進んでいきます。
この一連の流れを、営業職、技術職、スタッフ職、それぞれが役割分担して適切にお客様のサポートを行っていく仕組みで動いていますので、今日皆さんに知っておいていただきたいのは、この3つの職種があって、それぞれ役割分担しているよというところをぜひ知っていただければと思います。
詳しい話はイベントでまたできればなと思っていますので、楽しみにしていてください。
それから働く環境、今後、皆さんがインターンシップでしたり、イベントを通して会社を見る中で、自分に合ってるのかなというところは一つ、重要な観点かなと思いますので、そこを考える上で、大塚商会はどんな会社なの?というところを少しご案内したいと思います。
大塚商会で働くとは、一言で言うと、どんな会社を目指してるのかというところなのですが、社員に喜ばれ、社員が誇りとし、社員の家族から感謝される会社を作る、ということで創業者の大塚稔が作った会社です。
ここの思い、理念を実現するために、例えば2000年頭から、ITを活用して生産性向上を実現してきたという歴史がございます。2000年当初では1人当たりの売上高は5000万だったのが、現在でいうと1億突破して、倍以上になっているというところと、あとはポイントになるのは、この休日数ですね。稼働数が増えて売り上げが伸びるというのは、何となく皆さんもイメージできると思うんですが、大塚商会はここが違います。
休日数は当時より増えています。116日→124日、8日ほど増えているのですが、その上で一人当たりの生産性、売上高が伸びているというところで、倍以上になっているというところでいうと、このITを活用して生産性向上が、会社の中である程度進んでいるということは言えるかなと思います。先取りしてやってきたことを今、お客様に、説得力を持って提案できるというところも強みです。
それからもう一つ、ライフイベントと仕事の両立を応援する、ということで、社員の皆さんを含めて、この後、学生の皆さんもいろんなライフイベントというのはこれから出てくると思います。大塚商会で妊活も含めて育児、介護、いろんな場面で仕事との両立ができるように、休日を通して、それから費用の補助みたいなところを通して、会社としてバックアップをしています。
それから、大塚商会で言うと、教育研修。ここは、力を入れている部分です。
会社としても成長していくために、まずはやっぱり社員の成長が大事だよね、というところ、この会社の成長、社員の成長、投資、やっぱりお客様と一緒に成長していきたいな、というところで、そのためにはまず社員の成長ということで、こういった研修制度を組んでいます。
大きく4つ、研修の中身に関してありまして、部門別の研修、職種別の研修、それから階層別の研修、全社共通研修、ということで、この4種類からなっています。この中でも、今、話を聞いていただいてる皆さんに、一番身近なところで言うと、階層別の研修の内定者研修かなと思います。
ここで、学生から社会人への切り替えとか、仕事をする上で必要な基礎的なスキルみたいなところは、もう内定者の段階でしっかりと、会社として皆さんに知識スキルの後、学ぶ環境をご準備していますので、今少しITは難しそうだな、と思っていても、全然そこは心配しないでください。学ぶ環境はございますので、そこは安心していただければと思います。常に大塚商会にいる間は学ぶ環境がありますので、そういったところもぜひ知っておいてください。
最後、イベントの案内をして終了とさせていただきたいと思います。
まず大塚商会が求める人物像ということで、3つお伝えしていきます。
1つが主体的な人、成長を求める人、素直な人、ということです。この3つ、私持ってるな、という方はぜひ、イベントに参加していただきたいと思います。内定とか、ご縁があるかどうかというのもマッチングなので、大塚商会でいうと、しっかりと皆さんに大塚商会のことも知っていただいた上で選んでいただきたいなというのがありますので、イベント中では、やりがいも大変さも含めて、しっかり正直に伝えていこうと思っています。なので皆さんも、今後イベントに参加していただいたり、選考みたいなところもあると思いますが、飾らずに、ありのままの皆さんを見せていただけたら嬉しいです。
最後、イベントのご案内をさせていただきます。皆さん向けのイベント、1Dayインターンシップを、大塚商会ではご準備しています。
栄えある第1弾として、2024年7月25日(木)、これはオンラインのイベントです。
8月にも8月21日(水)のオンラインのイベントをやらせていただいて、8月24日(土)に関してはリアルのイベントになります。時間帯としては、14:00~16:30、これは基本的にオンラインもリアルも変わりません。中身に関しては若干違います。
リアルインターンシップに関しては、ビジネス体感セミナーということで、IT業界のビジネスをちょっとゲームライクに、ワーク形式で体感していただける、そんな内容です。
リアルに関しては、会場のキャパシティの問題などもあるので、抽選制とさせていただいています。このあたりは、実際に申し込みができる段階で情報はご提供させていただきます。抽選制だよ、というところはぜひ覚えておいてください。
オンラインの方なんですが、こちらは業界研究をメインのテーマにおいて、大塚商会の所属する業界、それからその業界何してるの?というところを、皆さんと一緒に考えていく、知っていただく、そんな内容です。
オンラインの内容に関しては、情報保障をしっかりとアプリを通して行いますので、そのあたりも、ご心配しないでください。
基本的にはどちらかに参加いただければ大丈夫です。どっちに参加した方がいい、悪い、そういうことも全くありませんので、スケジュールを見ていただいて、都合のつく内容にぜひご参加いただければと思います。
ということで、ここまでいろいろと話をさせていただきましたが、今日皆さんにお伝えしたかった内容は、以上になります。
ぜひ、今日の説明を聞いていただいて、大塚商会のことを、少しでもいいなとか、大塚商会の理念や、共感できるなと思うところがあればぜひ、イベントへのご参加を、皆さんお待ちしております。
私もイベントを担当する回があると思いますので、ぜひ、イベント会場で見かけたら声をかけてくれたら嬉しいです。
では、今日はご清聴いただき、ありがとうございました。
またイベントでお会いしましょう。
- KDDI
- 通信・インフラ
- 2024年6月8日配信
【山手】皆さんこんにちは。
本日はKDDI株式会社、会社説明をご視聴いただきありがとうございます。
皆さん、ぜひ左下のバナーから出席登録もお願いいたします。また、会社説明の最後には質疑応答の時間も設けようと思っております。質問は、質問箱のほうから送っていただければと思います。
それでは会社説明に入る前に、まずは私達の自己紹介からさせていただきます。
まず私の自己紹介からさせていただきます。
KDDIの人事本部人材開発部新卒採用グループにおります山手と申します。
私は2021年の4月に入社しましたので現在3年目の社員となります。
大学での就職活動がちょうどコロナ禍とかぶってしまい、オンラインでの選考も経験しております。
入社後は、まずは新入社員の研修、これは対面とオンラインのハイブリッド型で行われましたが、それに2週間参加して、その後すぐに新卒採用グループに本配属となりました。
現在は新卒採用のイベントや、内定者の皆さんの入社までのサポート等を主に行っております。また、現在部内の副業にて、グループ会社の支援プロジェクトにも挑戦しております。
それでは続いて森野さんお願いいたします。
【森野】KDDIの森野修平と申します。
私は2016年入社で、今8年目になります。人事本部人事企画部構成グループというところで、DE&Iの推進と企画に携わっております。2016年に入社後、最初はauショップ向けのコンシューマー営業に約6年間携わっておりました。その6年のうちの最初の4年半ほどは大阪で勤務し、その後東京に異動して2年間業務に従事しました。2023年の1月に、人事企画部に来て、DE&Iの企画推進を担当しております。先ほど山手さんも言っておりましたが、私も彼女同様、人事戦略策定に関わる業務を、自らの知見も広げながら副業という形で対応しております。以上でございます。
【山手】ありがとうございます。
それでは早速会社説明のほうに入っていきたいと思いますが、まず皆さん、KDDIと聞いてどのようなイメージをされますでしょうか。
まずはau、UQ、 povoといった携帯のブランドをイメージされる方もいらっしゃるかと思いますし、通信会社といったイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思います。また、そもそもあまりイメージがないといった方もいるかなと思います。
KDDIという会社は、まずは通信事業を基盤として、24時間365日安定的に通信を提供することはもちろん、それ以外にも先進的な、わくわくすることにチャレンジしております。
その事例を、こちらのスライドでも表していますが、DXやLX、金融、地域共創、あとはエネルギーといったさまざまなところにも挑戦をしております。本日はぜひKDDIの意外な一面についても、皆さんに知っていただきたく思います。
まずはこちらのスライドに「at a glance」と書いてありますが、本日お伝えしたいことのサマリーとなっております。
一番上には企業理念、真ん中の段はKDDIの会社の規模が書かれています。
売上高、営業利益といった数字、東証プライムの市場で第5位にランクインしているという実績や、世界60都市に100拠点以上の海外拠点数があるといった現状などから、KDDI という会社の事業規模の大きさ、収益基盤の安定性、成長性、そして社会的な影響力や社会貢献度の高さ等も読み取っていただけるのではないかと思います。
また、会社の特徴として、お客様に身近なサービスを提供しているところ、ともに創る共創、そして競い合う競争のパートナーシップで未来社会を創造しているところ、また新人事制度も取り入れ人材ファースト企業を目指しているというところなども挙げられます。
そんなわれわれKDDIの事業の一例がこちらのスライドです。
まずは左下の日本の携帯電話の事業、こちらがイメージしやすいかと思いますが、KDDIは国内外問わず、生活をより豊かにする事業を展開しております。国内ではメタバース、アパレルDXなど、新たな価値体験、サービスを提供しております。さらに海を越えて、海外でも、効率的かつ安全に使用できるようにテレワークの環境を整えたり、自動運転のサービスを提供したりしております。
続いてKDDIでは、2030年に向けたビジョンとして「つなぐチカラ」を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくるということを掲げております。
今、既にある、自分たちの強みである「つなぐチカラ」をさらに進化させ、「命」「暮らし」「心」をつないで、誰もが思いを実現できる社会にKDDIがしていこうというのが私たちの2030年のビジョンです。
次のスライドからはその実現のための具体的な取り組みを紹介していきます。
こちらはKDDIの事業戦略で、現在KDDIの事業戦略として掲げているのが、サテライトグロース戦略です。
この戦略は、5 G通信を核として、共創そして長年培ってきた運用ノウハウによって、注力領域を中心に拡大していくというものです。
注力領域がこのスライドの通信の周りにあるDXやLX、エネルギーといった領域になっております。
まず初めにKDDIの基盤となる通信についてご紹介します。
KDDIでは、au、UQ、 povoなどさまざまなブランドを展開して、皆様の生活にあって当たり前の通信を提供しています。
またその中でも決済や金融、エネルギーなどの非通信事業も強化しており、KDDIがワンストップでサービスを提供できるように実現しております。
また国内だけではなくて国際的にも通信サービスを提供しており、ミャンマーやモンゴルなどの通信サービスの基盤を整えるという部分の事業も行ってきました。
このように、KDDIでは5 Gの通信事業をしっかりと整えてきて、その通信の軸を生かしてさまざまなサービスで価値提供を行っております。
その一つがメタバースやWeb 3です。
メタバースは、最近よく聞く言葉にもなってきているかと思いますが、KDDIでは、国内では先駆的なメタバースサービスであるバーチャル渋谷、こちらをベンチャー企業様と一緒に、サービス実現させてきました。
またKDDIはこのメタバース上でバーチャルショッピングや3 Dライブを体験できるようなWeb 3の新サービス「αU」も開始しております。
このようにKDDIは新たなサービスを生み出して体験する場ではなくて、発信し、そして生活の一部として身近なものになるように、価値提供も行っております。
さらにご紹介したい事例としてはスマートドローンの事例がございます。
KDDIでは、通信サービスを生かしてドローンの自動運転を実現しております。
その事例の一つが高所作業の自動点検です。
左の写真のような風力発電の点検には、通常、高いところに作業員が実際に上って点検するという非常に危険を伴う作業を行ってきました。これをKDDIの通信とドローンのオートフライト機能を用いて、高所に上らずに点検できるサービスを提供しております。
またこのドローンによる物資の配送も行っており、これによって過疎地域への物流問題も解決するなど、地域共創にも貢献をしております。
続いて人材ファースト企業への変革といったところで、「人」に焦点を当ててお話していきたいと思います。
まずKDDIでは、人材ファースト企業への変革のために三つのことを進めております。新人事制度の浸透、KDDI版ジョブ型人事制度によるプロ人材の育成、そして社員のエンゲージメント向上です。
次のスライドでは、具体的に、特に学生の皆さんにメリットになる部分をご紹介していきます。
こちら、入社前と入社後に分けて記載されていますが、入社前を例にお話しいたしますと、KDDIでは入社前に、初期配属領域を確約するwillコース、確約しないオープンコースの二つのコースで採用を行っております。willコースで入社された方は対象の業務領域での初期配属が確約されます。
willコースは、入社後、自身のキャリアに応じて、同じ領域を深めていくことも他の領域に挑戦することも可能となっております。また、成果と挑戦を軸とした評価制度「1on1(ワンオンワン)」によって、成果プロセスそしてチャレンジ行動に加え360度評価を加えることで、人間力を評価に加えるKDDI版独自の評価制度があります。社内副業については、就業時間の最大20%を活用して、グループ会社を含む本業以外の業務への挑戦が可能となっております。
このように「個」を生かすことのできるメリットがございます。
続いてKDDIの給与についても、少しご紹介させていただきます。
KDDIの給与の特徴としては、まず初任給一律が撤廃されております。ベースは、27万円からとなっておりますが、スキルによっては、28万円から30万円ぐらいと段階的に初任給が決定していきます。
年功序列でもなくて、自身の成果・挑戦によって昇給率が決まりますので、若手でも、活躍すると、市場の相場よりも高い昇給をしていくという制度になっております。
キャリアが上がっていくにつれて昇給率も上がっていきますが、さらに上の経営基幹職になるとステップアップする、そのような制度になっております。
また、この後隣りにいる森野からもお話いたしますが、KDDIでは、DE&Iの推進のためにさまざまなことに取り組んでおります。
例えば、女性活躍支援のために「30%Club Japan」に加盟し、かつ、女性のキャリア支援、経営基幹職の支援を推進しております。
その他にも、男女関係なく育休の取りやすい風土を醸成していたり、同性ファミリーシップの申請もいち早く導入しております。
そして新しい働き方を後押しできるように、オフィスも新しく整えております。通常の執務室エリアだけではなくて、集中ブースやクリエイティブエリア、サテライトスペースなどさまざまな業務支援に合わせてオフィスを活用しております。
また2025年には本社も高輪ゲートウェイに移転予定です。
続いて職種の紹介です。
今表示しているのは、技術系の職種で、八つのコース、技術領域があります。皆さんのスキルを生かす場が多くあります。
続いてこちらは業務系の業務領域の紹介スライドです。
一つの企業にいながら、多くの領域に携われる環境となっております。
今は、少しスライドを映しただけですが、KDDIのホームページにアクセスいただきますと、こちらの業務領域が実際にどういうことをしているのかという説明や、ここで働いている社員のインタビュー記事などもありますので、ぜひそちらでゆっくりチェックしていただければと思います。
それでは、ここから、障がい者雇用について、森野からお話しいたします。
【森野】はい、障がい者雇用について森野のほうから説明させていただきます。
障がい者雇用に取り組む上で、KDDIはダイバーシティが基本のフィロソフィーの考えのもと、DE&Iの推進で、誰もが思いを実現できる環境風土を構築しております。
元々2005年から、D&Iという考え方はありましたが、そこに今年度からD&I に「E=Equity」、公平性を追加してD&Iのフェーズアップを図っております。
左の図で表しておりますが、DE&Iの取り組みをベースに、新しい価値の創出や、多様なお客様ニーズなどについて、事業戦略への貢献として、最終的には社会の持続的成長、企業価値の向上というところに取り組んでおります。DE&IのEのエクイティについて、右の図の下の部分で表しておりますが、一人ひとりに合わせた高さの台を公平に用意して、手を伸ばせば誰もが確実に届くというような風刺画になっております。
社員の方一人ひとりに合わせた高さの違う土台のようなものを環境として捉えて、皆さんの働き方を最大限に発揮できるようにサポートしているという状況でございます。
続きまして、DE&Iのキャッチコピーを示します。このキャッチコピーは社外にも公表しており、2030年、真のDE&Iの実現に向けて、目指したい未来というものと価値観についてキャッチコピーとして出しております。目指したい未来については「なりたい私が、KDDIにいる」、価値観については「私に先入観はない、という先入観を捨てよう」と打ち出しております。
この「私に先入観はない、という先入観を捨てよう」というキャッチコピーは、私も業務の中で、DE&Iの企画推進を行っておりますので、非常に大切にしている言葉でございます。
続きまして、障がい者雇用の考え方について記載させていただいております。KDDIでは、障がいのある社員も、勤務上、生活上の配慮のもと、障がいのない社員と区別せず、同じフィールドで活躍していただいております。
具体的に三つ、記載しておりますが、総合職としての勤務、勤務上、生活上の合理的配慮についてはもちろん、先ほど山手からもお話ししましたとおり、成果・挑戦・能力に応じての評価についても障がいのない社員と同じように対応しております。
今回、ちょっと抽象的な説明になってしまっておりますので、ご不明点、ご相談については、ホームページからエントリーいただいて、マイページより、ぜひお問い合わせいただければと思います。私達が真摯にお答えいたしますので、何でもご相談ください。
続きまして、障がいのある社員がどれだけ働いているかということについてグラフと図で表しております。
実際にKDDI本体で働いている社員の方は、177名おります。障がいの種別についての細かいところは今回口頭では触れませんが、グラフで表している通り、多種多様な障がいをお持ちのほうが、今、働いているという状況でございます。
続きまして障がいのある社員の方へのサポートの説明もいたしたいと思います。障がいのある社員の皆さんが働きやすいように、日々サポート体制というのを整えております。
今回は三つほど紹介いたします。
一つ目はアンケートとカウンセラーでございます。
障がいのある方に向けて、お困りごとの有無や要望などについてのアンケートを毎年実施しております。皆さんからいただいたお声を、施策や環境などに反映するよう、日々の企画推進をしております。
続きましてカウンセラーです。
こちらは障がいのあるなしに関わらず、KDDIでは半年に1回、年2回必ずカウンセラーの方との面談を必須として行っております。当然守秘義務もありますので、なかなか上長に相談できないということについても、カウンセラーの方に相談できるような環境が整っております。
二つ目は、ガイドブックでございます。障がいのない社員は、障がいのある社員の方への接し方がなかなかわからないということがあるのが、残念ながら現状として見受けられます。
KDDIでは、上長を対象にした、障がいのある社員の方との接し方を記載したガイドブックを配布して、少しでも現状を改善していこうと鋭意取り組んでおりますので、安心して入社に向けて考えていただければと思っております。
最後、三つ目は情報保障についてです。
KDDIは、手話通訳や要約筆記の派遣についても全面的にサポートしております。手話通訳のプロの方をお呼びしたいという声が上がった際には、実際にKDDI全額負担で、派遣等を対応しております。
また、音声をリアルタイムで文字に反映するUDトークの端末についても、全額KDDI負担で聴覚障がいのある方に配布しております。
障がい者雇用につきましては、簡単ですが、以上で説明を終わらせていただきます。山手さん、お返しいたします。
【山手】はい、ありがとうございます。KDDIの会社説明は以上です。
これからは、残りの時間を質疑応答の時間としたいと思っております。皆さん、ぜひ質問等ありましたら、質問箱のほうにお送りください。
二人でいろいろと答えていきたいと思っております。
多分まだ皆さんキーボードを打つ時間なども必要かと思いますので、その間少し2人でお喋りしたいと思います。森野さん、実際、KDDIで活躍されている方ってどんな方だと思いますか。
【森野】先ほどもグラフでご覧いただきましたが、本当に多種多様な方が働いていると思っております。
多分皆さんの中には、自分に働けるのかなと不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、そういった方はぜひ面接の場などでお話いただければ、皆さんの力を最大限発揮できるように、こちらもサポートしていきますので、ご心配なく応募していただければと思っております。
【山手】上長との面談のように、話す機会を結構設けているというのも。
【森野】そうですね。当然人事側にもそういったスキームがありますので、相談ごとなどありましたら、ぜひいただければと思います。
【山手】はい、ありがとうございます。
質問が来ているので、ちょっとこちら読み上げます。社員の方がどれくらい在宅勤務をしていますかというご質問をいただいております。ありがとうございます。
社員とか部署によって変わってくるところはあるかと思いますが、例えば私が所属している新卒採用グループでは、週2回ぐらいテレワークしている方が多いという印象がありますが、森野さんのところはいかがですか。
【森野】私達のところも週2から3ぐらいはテレワークにして、臨機応変にフレキシブルに働いているっていうイメージですね。
【山手】そうですね。結構、もう週4ぐらいで在宅をしている方もいらっしゃるっていう話も聞きますし、フレックス制度といった働き方などもありますので、上長と相談などもしながらだとは思いますが、結構自由な働き方ができると思います。ご質問ありがとうございます。続いてのご質問です。勤務地についてもご質問いただいております。
主な勤務は東京と大阪になるのでしょうか、といただいております。確かに、初期配属の勤務地となると、東京、大阪、あとは名古屋あたりがあるかと思いますが、そこから先はKDDIは全国に事業所がございますので、そちらに勤務になる可能性もあるという感じです。ありがとうございます。
続いて、「自動車の運転を避けたいと考えており、職種にもよるかもしれませんが、業務上自動車を運転することありますでしょうか」というご質問です。
そうですね。職種によっては運転の必要があるところもあるでしょうが、内定者時代に、一人ひとりと面談をいたしまして、その際に、運転レベルなどについてもおうかがいいたします。もしも運転を避けたいというご希望があれば、そういったことを配慮しての配属も考えますので、そちらはご安心ください。
その他、「勤務地の選択は可能でしょうか」というご質問をいただいています。皆さんのほうから希望を出していただいての選択ということになると、ちょっと難しいところもあるかもしれません。皆さんの適性を見させていただきながら最終的に配属先を決めることになるので、そのときに、東京以外の場所に配属されることもあります。なので、ご質問のお答えとしては、自由には選択できないということになります。
まだお時間もありますので、ご質問をどんどん送っていただければと思います。
「障がい者手帳を持っていないけれど障がいのある人の採用について、どのような状況ですか」というご質問があるんですが、実際、今まで入られてきている方はいらっしゃいますよね。
【森野】そうですね。一般的には総合職として皆さん入社していただきますが、その中で申告しないという方は当然社内にもいらっしゃるかなと思ってます。
【山手】ありがとうございます。次、技術系の職種でプログラミング、文系未経験でも採用されますかとご質問いただいております。
文系の方でも技術系の職種を受けていただくことは可能ですが、やはりプログラミングの経験のある人や、基礎知識をもう大学などの学校で勉強してきた人が一緒に入ってくることになるので、もし可能であれば、そういう勉強も進めながら受けていただくのがいいかなとは思います。もちろん、入社後に研修といった形でのサポートはいたしますが、仕事に必要な知識が最初からあるに越したことはないので、そういった職種をご希望であれば、その方面の勉強にもチャレンジしていただけるといいと思います。
【森野】2016年入社の私の同期にも、本来は文系だったけれど技術職のところに配属になった方が実際にいました。彼も、持っている資格をアピールして、配属されました。
【山手】そうですね。やはり、そういった経験も少し積んでいただいて、頑張ったところなども実際にお伝えいただけるといいのではないかなと思います。
次のご質問で、「障がいの状態が悪くなったり、障がい等級が上がってしまったり、逆によくなって手帳がいらなくなったりした場合に、配慮や働き方などで何か変わるところがありますか」と来ておりますが、こちらいかがでしょうか。
【森野】そうですね。結論はご本人の一番の働きたい形がベストかなと思っておりますのでそういったところは上長や人事のほうにご相談いただくのがいいと思っています。ただ、そこの中で何かが変わるということはないかと思います。
【山手】あと、「KDDIが欲しい人材はどのような人材でしょうか」と、コメントのほうにいただいております。
本当に多様な方が働いているので一概に言えないといったところもありますが、仕事をチームで行うところが多いので、周りの方々と協力しながら一つの目標に向かっていける方や、チームの中でご自身の役割をしっかりと発揮できる方、そういった方にぜひ来ていただきたいなとは思っております。
その他、選考のオープン時期について。こちらについては、別途マイページなどからご連絡いたしますが、例年12月頃から選考はオープンいたしますので、ぜひ引き続きマイページなどから、KDDIからの情報をチェックしていただきたいと思います。
後はどうでしょう。大体お答えできたかなと思うのですが、まだもしもご質問ある方いらっしゃいましたら、送付いただければと思います。
【森野】ここで質問しづらい方とかは、ぜひ、問い合わせとかご相談いただければなと思っています。
【山手】では、そろそろお時間も迫ってきましたので、最後に森野さんから、学生の皆さんにメッセージをお願いします。
【森野】KDDIは、先ほど私からもお伝えした通りDE&Iの考えのもと、皆さんがお力を最大限発揮できるようにサポートしてまいります。いつか一緒に働ける日を楽しみにしておりますので、ぜひ応募ください。
【山手】KDDIでは、引き続き会社説明も含めたさまざまなイベントを行っていきますので、興味を持っていただいた方は、ぜひそちらにもご参加いただければと思います。
それでは、本日は皆さんご参加いただきましてありがとうございました。
また皆さんとどこかでお会いできることを楽しみにしておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、本日はどうもありがとうございました。
【森野】ありがとうございました。
- コーエーテクモグループ
- ゲームソフト
- 2024年6月8日配信
【大八木】
皆さん、こんにちは。
私、コーエーテクモホールディングス、人事部採用担当の大八木と申します。
本日は、当社のWebセッションに、皆さん、ご視聴いただきましてありがとうございます。30分程度と短い時間ではありますが、当社の説明であったり、今年の夏に行う予定のインターンシップであったり、そういったご説明を差し上げようと思っておりますので、ご興味のある方はぜひ最後までご覧になってください。
よろしくお願いいたします。
説明を始める前に、皆さん、出席票の方、ご提出をお願いいたします。出席票をご提出いただいた方には、当社のインターンシップに関する情報など限定でご案内いたしますので、ぜひぜひ皆さん、こちらぽちっとご提出をお願いいたします。
早速、会社説明に入るんですが、その前にコーエーテクモグループという会社がいる、ゲームコンテンツ市場が、今、どういう状態なのかというところを説明したいと思います。ゲームコンテンツ市場というのは、ありがたいことに2000年代ぐらいからずっと右肩上がりを続けておりまして、未だに成長産業と言われるような分野になっております。
こちら記載の通り、ゲームコンテンツ市場規模というのはずっと右肩上がりを続けております。
ただ左側の棒グラフ、こちらの赤い棒グラフは、海外を含めた世界市場の規模になっております。世界市場というのは、2015年から比べると、もう3倍以上となっているのですが、黄色の棒グラフ、これは国内市場ですね。日本の市場というのはどうしても人口の減少に伴って頭打ち感が出てきてしまっているところがあります。ですのでこちらに書いてある通り、今後の更なる成長の鍵は海外にある、ということで、今後はいかに海外に面白くて新しいゲームを売っていくか、また国内の方にも楽しんでいただけるというところも目指しながら、そういうところを見据えていくというのがゲーム市場全体の動きになっております。
では、コーエーテクモグループの説明に入らせていただきます。
まずコーエーテクモグループは、ゲーム開発をしてる会社なんだろうということは皆さんご存知だと思いますが、具体的にどういうタイトルを開発してるのかというところを、いくつか説明したいと思います。
まず一番有名なのは、『信長の野望シリーズ』ですね。ここからコーエーが始まったと言っても過言ではないというようなタイトルになっております。
それから『戦国無双』とか『三国無双』に代表される『無双シリーズ』と言われるようなアクションゲーム。あとは真ん中ですね。『WOLONG』、こちら昨年の3月に発売になりましたが、ちょっとダークな世界観とハードなアクションの「死にゲー」と言われるようなジャンルですね。
これも今、結構世界で人気が出ているところです。
直近だと、今年の3月に『Rise of the Ronin』というゲームを発売しておりますので、そちらも同じようなジャンルになっています。
それから、『ライザのアトリエ』に代表される『アトリエシリーズ』。かわいらしいキャラクターがいっぱい出てくるRPGという感じですね。一番右の『アンジェリーク』ですが、こちらは女性向けのゲームになっております。実は、世界で初めて女性向けゲームというジャンルを作ったのは、コーエーテクモというか、旧コーエーと言われておりまして、今から30~40年ほど前、ゲームの黎明期は、ゲームをプレイする方は、ほとんど100%に近いぐらい男性でした。男性向けの市場だったんですけれども、人口の半分は女性なんだから、女性がプレイするゲームがあってもいいじゃないかということで、初めてそのときのコーエーが作ったのが『アンジェリック』という、恋愛シミュレーションゲーム、それが結構、当時の女性にヒットして、そこから女性もゲームマーケットというところに入ってくるようになりました。ですので今に至るまで、パイオニア的な存在として、女性向けゲームというところも新作等を出し続けているという状態です。
下段は、スマホタイトルになります。当社は、今、スマホにも力を入れていまして、最初に、今後の更なる成長のカギは海外にある、というお話をしましたが、スマートフォンゲームというのは、非常にグローバル市場と相性の良いゲームになっていまして、ハードなどの流行り廃りに左右されず、スマートフォン一つあれば世界のどこでもプレイできるといったところから、非常に汎用性が高くて、世界に向けたゲームというところを開発しやすい市場になっています。
こちらにあるような『三国志覇道』とか、『信長の野望』といった覇道シリーズとか、『モンスターファーム』とか、右側の『信長の野望出陣』というゲームなんですが、こちらは去年、サービス開始をしています。コーエーテクモ初の位置情報ゲームということで、先駆者で言うと、他社さんのゲームなんですが、『ポケモGO』とか、そういったゲームありますよね。コーエーテクモでは、初めてその位置情報を使うゲームというのを、去年リリースしました。
後は、こちらに載っていないんですが、あの『レスレリアーナのアトリエ』と言って、アトリエシリーズの中のスマホタイトル版というのも最近出しております。もしこの中でご興味あるものがあれば、ぜひ皆さん遊んでみてください。
という宣伝を挟ませていただいたところで、コーエーテクモグループという企業グループのご説明をさしあげたいと思います。
コーエーテクモグループは、こういう作りになっていまして、一番上が親会社にあたる、持ち株会社のコーエーテクモホールディングス、こちらは管理本部と言って、我々みたいな人事とか、総務、財務、法務、秘書、そういった部署が所属しておりまして、グループ全体の統括とか管理などを担当しているような会社になっています。その下にずらっと子会社とか孫会社というところが続いているんですが、子会社の中で一番大きいのが、コーエーテクモゲームスとなっています。
こちらはいわゆるゲームを作っているところで、社員は1000人を超えています。
エンターテイメント事業だったり、開発支援、直接ゲームを開発するわけではなくて、それを支援するような部署とか、あとはマーケティング販売とか、プロモなどを担当するようなところですね。こちらがコーエーテクモゲームスに含まれています。その下にコーエーテクモクオリティアシュアランスと続いていますが、こちらは名前の通り、品質管理を一番のミッションとしています。ゲームを世に出すにあたって、一定のクオリティを担保するというのは非常に重要なお仕事になっていまして、やはりどんなに面白いゲームであっても、動作が正常に動かないとか、バグが多いゲームというのは、どうしても評価が低くなりがちですので、そういったところを管理するというところで、非常に要となる存在かなと思っています。
それからローカライズプロニュースというのは、日本向けに作られた日本語のゲームを、海外に向けて作り変える、翻訳とか、一部作り直したりというとこもありますが、そういった感じで海外向けに作り直すようなお仕事ですね。
それから、コーエーテクモウェーブですが、こちらはスロット・パチンコ事業を一手に担っています。コーエーテクモをご存知ない方が多いのですが、実はスロットパチンコもやっておりまして、液晶の開発とか、そういったところもしていますので、それを担当しております。
アミューズメント施設運営事業というのは、いわゆるゲームセンターですね。コーエーテクモは、「てくもぴあ」というゲームセンターを全国に持っておりまして、そこの管理とか運営を行っているところが、コーエーテクモウェーブになっております。
続きまして、コーエーテクモネットですね。
こちらはゲームソフトの流通などに関わるようなお仕事になります。営業職の方とかがいらっしゃいますね。
Eコマース事業というのは、通信販売、オンラインショップのことを指しています。
一番下ですが、海外開発・販売子会社ということで、海外にも全部で8つの子会社、拠点を持っています。実際にゲームを開発している拠点が4ヶ所、中国の北京と天津、シンガポール、ベトナムというところにございます。ゲームを作りはしないのですが、その地域に売るための販売子会社として、アメリカ、イギリス、台湾、中国の上海というところに拠点4つ持っています。国内の会社からこちらに赴任という感じで、出向で働いている日本人の社員もたくさんおります。
ではコーエーテクモゲームスの開発体制というところを、ざっくりお話したいと思います。
コーエーテクモゲームスは、ゲームを作っている中核となる会社なんですけれども、エンターテイメント事業部というところが一番ゲームを作っているところになります。
ここは6ブランド性と言って、6つのブランドを持っています。それぞれに強みとか個性があって、それを生かしながら同時並行でゲームを作っているという感じですね。
例えば、『シブサワ・コウ』は歴史物だったり、シミュレーションゲーム『ウイニングポスト』もここですね、そういったところを得意としてますし、『ω₋Force(オメガフォース)』は無双シリーズに代表される、比較的カジュアルなアクションゲーム、みんなで楽しめるアクションゲーム、というところを得意としていますし、チームにブランドは、最近人気の死にゲーとか、派手な格闘アクションなどが入るようなアクションゲーム、こちらを得意としています。
ガストブランドは、アトリエシリーズに代表されるJRPG、ルビーパーティーブランドは女性向け、『Midas』ブランドはスマホタイトルといった感じで、それぞれがノウハウを生かしながらゲームを作っているというような感じですね。
コーエーテクモのゲームというと結構、幅広い、いろんな色のゲームがあるんですけれども、それには、ブランドごとの色というのが存在しているからです、という話になります。
右側エンターテイメント制作本部というところは、直接ゲームを作るわけではないけれども、ゲームの開発を支援するような部署になります。
この技術研究の専門部署、FUTURE TECH BASEだったり、あとはCG部、サウンド制作部、シナリオ制作部、といった感じで、それぞれ専門知識とか、スキルを持っている方たちがゲームの開発に携わるところですね。
欄外になりますが、マーケティング本部とか、IP事業部、ライセンスなどを管理するようなところもコーエーテクモゲームスに含まれています。
ブランドのところに、2024年3月27日に発表されたのは、と書いてありますが、こちらは、トリプルエー(AAAスタジオ)のお話になります。
今まで当社は、先ほど書いていた6ブランドというところを中心に、ゲーム開発を進めていたんですが、次世代のタイトルに向けた取り組みということで、新規大型タイトル開発のために、既存のブランドとは全く独立したプロジェクトとして、AAAスタジオというものを今年の4月から新設しております。
今、何を作ってるかとか、そういったことはちょっと機密の関係で、皆様にお伝えできないんですが、ぜひ今後の活躍を楽しみにしていただければなと思っております。
では、ここからコーエーテクモの強みをお話させていただきます。
コーエーテクモは3つの強みというところを柱にして開発力を高めていこう、というようなことをしています。
まず、開発力、技術力、それから重層的な収益構造、3つ目が、人材育成、福利厚生ですね。順番に説明させていただきます。
まず、開発力、技術力ですね。こちらは自社ゲームエンジンの話になります。
ゲーム開発にちょっとでも興味を持ったことがある方だったら、ゲームエンジンとしては、Unreal Engineとか、Unityとか、いわゆるゲームエンジンを作ることを仕事としている会社さんの製品としてのゲームエンジンというところを思い浮かべると思うんですが、当社は完全に自社製でゲームエンジンを持っているというところですね。
この、KATANA ENGINEという、左下のロゴマークも、皆さん、今日覚えて帰ってほしいぐらいなんですが、こちらが当社が持っているゲームエンジンになります。
これを作っている、開発を保守しているのが、技術研究の専門部署、FUTURE TECH BASEというところですね。後ほど、インターンの話にも関わってくるので、FUTURE TECH BASEもぜひ覚えておいてください。自社ゲームエンジンを活用しているので、社内でのノウハウの蓄積などもできまして、クオリティの高いゲーム制作というのを実現できております。他社さんとかプレイヤーの皆さんからも、技術面では高い信頼を得ているかなというふうに思っています。
それから2つ目の柱で、重層的な収益構造ですね。ゲーム業界というのは、エンタメ全般ですが、どうしても浮き沈みの激しい業界にありまして、一つ何かがすごく売れたからといって、次から全然売れなかったらトータルで大赤字です、ということもよくあります。
ただそうやって業績が乱高下していると、社員も安心して働けないだろうということで、常にお金が入ってくる、多少の波では揺らがないようなビジネスモデルというのを作ろう、というのが、こういうものになっています。
図を下から説明していきますと、まず新規ですね。当社は新規で面白いゲームを作る、売れるゲームを世に出す、ということを常に目標にしています。
例えば全世界で500万本、200万本売れるようなゲームとか、あとスマホゲームで言ったら、月商20億円とか、複数月商10億円とか、そういったゲーム、ポテンシャルを持つゲームというものを、世の中にまず出します。頑張って出します。
その後、それが売れました、ヒットしました、となったら、シリーズ化を考えます。
例えば、派生タイトルを作ってみたり、出す媒体を変えてみたり、『ライザのアトリエ』みたいに1、2、3と続きもので出してみたり、そういった感じで既存のファンの方に楽しんでいただきながら、しっかり利益も生み出すというところですね。
その後はコラボレーションですね。
これは他社さんの、グローバルで有力なIPと協業するという段階になります。
例えば、ここにある『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』とか、『ゼルダ無双』とか、無双系が結構多かったりするんですけど、そうやって他社さんのIPを借りて面白いゲームを作ることで、他社さんのファンにコーエーテクモのゲームを遊んでもらう、コーエーテクモ製のゲームを遊んでもらう、で、「面白いじゃん!」と思ったら、当社のファンにもなってくれるかもしれない、ということで、他社さんのファンにも当社の魅力をしっかり知っていただくというところで、非常に有効なビジネスかなと思っています。
最後、一番上の、IP許諾ということで、今度は逆に当社が長年培ったIP 資産を活用するという段階です。
例えば、『三国志』とか、『信長の野望』という名前とか、ノウハウというのを、他社さんにお貸しして、そちらでゲームを作ってもらって世の中に出してもらいます。
その利益が出たら、その何%をコーエーテクモにくださいね、という契約を結ぶことで、もちろんこちらも監修したり、多少作業することはあるんですけれども、一から作らなくていいので、非常に採算性の高いビジネスになっている、効率の良いビジネスになる感じです。
これを左側の図のように、それぞれの利益をそれぞれの段階に、ぐるぐるぐるぐる循環し続けることで、全体的に肩上がりになればいいよね、というのが、こちらの図になっています。
その結果として、会社業績としては、創業以来、40年以上、黒字経営を継続しております。エンタメ業界としては、なかなか達成しにくいことを頑張ってるな、というような印象なんですけれども、持続的で安定した高い収益性を実現しておりまして、売上高は過去最高を達成しておりますし、一番最初に、今後は海外が大事とお話したと思うんですが、それも数年前から取り組んでおりまして、今やコーエーテクモに入ってくるお金の半分以上は海外からのお金というような状態になっています。
3つ目の柱ですね。人材育成、福利厚生ということで、大切にしている考え方として、「“人”こそが最大の財産」というワードがあります。ということで、当社は研修とか、キャリアとか、福利厚生、そういったところに力を入れておりまして、社員の皆さんに働きやすいような環境を提供しております。
例えば新入社員研修というところを例に挙げると、新入社員研修。入社前からこういう課題とか、懇親会とか始まってはいるんですけれども、実際に入社後、一般的な会社さんでやるようなビジネスマナー研修とかも当然やりますし、ゲーム会社っぽいところで言ったら、シナリオとかプログラミング、企画立案、著作権、こういったものを皆さんにきっちり学んでいただいてから現場の配属となります。
一ヶ月半ぐらい研修したあと、5月半ばぐらいに配属になりますが、そこで始まるのがブラザー制度というものです。
こちらは、結構、当社のアピールポイントになっておりまして、新入社員一人に対してブラザーと呼ばれる先輩社員1人が、マンツーマンで一年間つくような制度ですね。他社さんだと、メンター制度みたいな名前で似たようなことをされているところもあります。
その人に何でも仕事のことから会社のことから、一人暮らし初めてだったら生活のことからとか、何でも聞いていいよ、というような頼れる存在を作ることで、新入社員をバックアップするということですね。ブラザーと新入社員は、月に一回面談してもらって、そこで先月の振り返りをしながら次の目標というのを立ててもらっています。
それを一ヶ月スパンでやることで、先月こういうことができたね、これができなかったね、来月はこういうことを目標にしよう、というなことを、短期スパンで回していくことで、大きい成長が見込めている、実際、当社の新入社員も一年間で非常に大きな成長を見せてもらっているというようなところになります。2年目以降はブラザーは外れますが、こういったいろいろな研修がありますよ、というような感じですね。
続いて、キャリアパスについてです。
開発職と言われるような、プログラマー、プランナーというところを、わかりやすく例に出していますが、最初の数年は、現場の作業者として、自分の腕を磨いていただく機会になりますので、そこでしっかりリーダーとかの指示を得ながら、確実な成果を出していく、というところが求められます。
そこで成果を出して頭角をメキメキと現わしてきた方は、次にリーダー的な存在を自分が担うことになります。
例えばリードプランナーとか、リードプログラマー、メインプランナーメインプログラマーといった感じで、多分、皆さんもゲームのスタッフロールとか見てると、リードプランナー、メインプログラマーみたいな肩書きが出てきたりすると思うんですね。そういった、ちょっとリーダー的な役割というところに就いて、ゲームの中核になっていくことになります。
さらに、そこでも成果を出していけるようになったら、次にディレクターとか、プロジェクトマネージャー、テクニカルディレクターといったところに進んでいきます。
皆さんも結構、自分の好きなゲームとかで、○○Pとかプロデューサーですね、○○Dとかディレクターですけれども、そういったスタッフの名前とか聞くこともあると思うんですけれども、やっぱりファンの方とかに認知され始めるのは、この辺の階層からになります。
最終的にプロデューサーということで、ゲーム全体の面白さとか、納期とか、そういうのを全部管理するようなお仕事にまで進んでいくような方もいらっしゃいます。ということで、こんな感じでキャリアとしては進んでいきますね。
福利厚生の話もちょっとさせていただきます。当社は非常に力を入れているところでありまして、例えば独身寮だと、通勤の便のいいところに345部屋、現在、保有してます。お家賃とかも非常に格安というか、リーズナブルになっておりまして、新入社員とかには非常に人気の制度になっています。
出産祝い金ですね。こちらも第一子、10万円代、第二子、20万円、第3子以降、200万円というような制度がありまして、お子様というのは元々やっぱりゲーム業界の主要なお客様でもありますので、社員の家庭はしっかり応援しようということで、社員の妊娠、出産、育児、そういったトピックに関しては非常に力を入れております。
それからリフレッシュ休暇ですね。勤続5年ごとに、5日間が有給休暇とは別に付与されます。
会社についてざっくり説明させていただいたところで、今年の夏に行う予定のインターンシップのご紹介をさせていただきたいと思います。開催するインターンシップは2パターンあります。
一つ目が、ゲームエンジン開発インターンシップ、2つ目がゲーム企画インターンシップでいうことですね。
一つ目のゲームエンジン開発インターンシップは、技術面でゲームの開発に興味ある方、主にそのプログラミングなどに興味がある方におすすめのインターンシップとなっております。
先ほどご紹介した、自社ゲームエンジン『KATANA ENGINE』の演習などができますので、ぜひ、技術に興味ある方はお願いいたします。
2つ目ですね。ゲーム企画インターンシップ。こちらはゲームプランナーのお仕事を体験してみようというようなインターンシップになっています。
開発責任者からの企画立案講座というのが最初にありまして、それを元に皆さんでゲーム企画を作っていただくというような課題ですね。
こういった2通りのゲーム機、インターンシップを開催いたしますので、ご興味ある方はぜひご応募いただければと思います。
ゲームエンジン開発インターンシップの概要についてです。
開催日はこの3日程となっております。どれか1つに参加する形ですね。今のところ集合は初日と最終日のみを予定しております。その間は、ご自身でその課題に取り組む期間ということですね。
概要としては、先ほどもちょっと出てきましたが、技術研究の専門部署『フューチャーテックベース』の社員から最新技術とか、『KATANA ENGINE』等のご紹介をいただいた後に、各自でプログラミングの課題に取り組んでいただいて、その結果について、社員からフィードバックをいただけるという感じになります。
こちらは任意参加なのですが、インターンシップ後に、希望者は社員との座談会に参加いただくこともできます。
形式としては、対面とオンラインの2パターンあります。これは後で説明するんですけれども、どちらかご都合の良い方に応募いただければと思います。
参加方法ですが、エントリーシートによる先行実施予定です。来たいと言ってくださってる皆さんにお席を準備できればいいのですが、どうしてもキャパシティの問題で、それが難しく、エントリーシートを出していただいて選考することになります。
オンラインと対面の違いですね。すみません、さっきの3日程のうちの、最初の1回が全てオンライン、あとの2回が、初日だけ対面、最終日がオンラインといった形になります。
オンラインと対面の違いなんですが、オンラインは『Katana Engine』は映像で紹介して当日の練習内容もプログラミング演習、その課題を皆さんにお配りしてやっていただくというものになります。
対面の場合は、『Katana Engine』に実際に触れていただくことができます。当社のビルに来ていただいてパソコンに触れてもらうことができるので、そこで『Katana Engine』に触れるということですね。
当日の内容も、『Katana Engine』の演習で実際に触っていただくことになります。
最終日は、いずれもオンラインで実施予定です。
グループごとに課題を発表しますので、課題を発表していただいて、それに対して社員からフィードバックという形です。
ゲームエンジン開発インターンシップの流れですが、こちらに書いてある通り、先ほど説明した内容と大体一緒なんですが、初日は技術の紹介だったり、『Katana Engine』を紹介したり、触ってみたりすることです。課題を発表します。2週間は個人で課題に取り組んでいただきます。
最終日は、小さいグループに分かれていただいて、その中で全員に成果を発表していただきます。その中で、代表者を決めてもらって、代表者は全体にプレゼンしていただきます。フィードバックについては、現役社員から全員一人ひとりにフィードバックいたしますのでご安心ください。
2週間の課題演習期間は、社員にチャットで質問することができますので、随時サポートとかアドバイスとかを受けながら、成果をより高めていくことができます。
本当は、最終日はグループに分かれて課題の発表を行いますので、そこに同席した社員から一人ひとり、丁寧なフィードバックを実施いたします。
続きまして、ゲーム企画インターンシップの概要ですね。
こちら、開催日は4日程となっております。こちらはゲームエンジン開発と違って、初日も最終日も全てオンラインとなっております。
概要としては、企画立案講座を、最初に開発社員からいただいて、最終日に、皆さんの企画を発表していただくという形です。
社員からのフィードバック、質疑応答ももちろんございます。インターンシップ後に、希望者は社員との座談会あり、というのも、ゲームエンジン開発の方と一緒です。
形式は、全てオンライン。参加方法はエントリーシートによる選考を実施いたします。
ゲーム企画インターンシップの流れですが、初日に開発責任者ディレクタークラスの方から企画立案講座をいただきます。
それに質疑応答などをいただいた上で、課題を発表します。1週間、個人で課題に取り組んでいただいて、最終日には、また小さいグループに分かれていただいて、その中で全員に発表していただきます。
そこには、先輩社員が1人ずつ同席しておりますので、そこでフィードバックとか質疑応答を受けることができます。企画立案講座をもとに、課題に取り組むので、ゲーム企画未経験の方でもスキルアップできます。というか、大学生の時点でゲーム企画をやったことがある人は、なかなかいないので、そこは全く未経験でもご安心ください。開発責任者とか、若手社員からのフィードバックを受けることができますので、貴重な機会となっております。ぜひ皆さん、ご応募ください。
よくある質問として、参加条件ありますか?というのがありますが、ゲームエンジン開発の方はどうしてもプログラミングの知識とか技術を必要とするので、プログラミング経験のある方というのが求められます。C++入門書前半レベル、というところを一つ基準にしています。その詳しい基準については、マイページにご案内しておりますので、ぜひそちらご確認ください。あとは環境的にWindows PCがある方じゃないと課題ができない可能性があるので、Windows PCをお持ちの方、というところに絞らせていただきます。
ゲーム企画のインターンシップの方は全く条件ございません。
文系でも応募できますか?ということで、文理、全く不問です。プログラミングの経験がある方であればゲームエンジン開発の方にご応募いただくことも可能です。
エントリーシートの提出期限ですね。エントリーシート、マイページからご提出いただいております。一次締切は、6月24日(月)、締め切りは7月18日(木)ということで、2回、締切を設けているんですけれども、早めに出していただくことを推奨しております。
こちらはマイページから出していただくので、既にマイページをお持ちの方は、多分もういろいろわかってらっしゃると思うんですけれども、もしマイページって何?聞いたことないよ、今初めて聞いたよ、みたいな方がいらっしゃいましたら、今日出していただいたバナーから出していただける出席票の情報をもとに、こちらで後日マイページ登録して、あなたのマイページはこれですよ、ということをメールでご案内させていただきますので、その後にエントリーシートのご提出をぜひお願いいたします。ということで皆さん、バナーからの出席票のごをお忘れなく、ということでリマインドさせていただきました。
では、短い時間になりますが、こちらで会社紹介とインターンシップの紹介を終わらせていただきたいと思います。
皆さんにインターンシップでお会いできるのをすごく心待ちにしておりますので、ぜひ、どしどしエントリーシートをご応募、お願いいたします。
では、本日、コーエーテクモグループのWebセッションをご視聴いただきまして、ありがとうございました。
エントリーシート待っています。
- JTBグループ
- 旅行・観光
- 2024年6月8日配信
【山本】
皆さんこんにちは。
JTBグループのセミナーをご視聴いただき、ありがとうございます。約30分間のお時間を通して、当グループの事業説明、また障害者向け仕事体験の情報について、皆さんにお伝えしてまいりたいと思います。
本セミナーを通してJTBグループの魅力を知っていただければと思います。
私はJTBグループ、障害者求人事務局の山本と申します。
2013年に株式会社JTBに入社をいたしまして、企業、学校、自治体の法人の営業を担当してまいりました。
本日は、皆さんにしっかり魅力をお伝えできるように努めますので、よろしくお願いいたします。
まず皆さんに質問をさせていただきます。
JTBは何をしている会社だと思いますか?
おそらく多くの方が、JTBは旅行の企画、販売の会社、と想像しているかと思います。
理由としては、JTBの看板を掲げた店舗や、『るるぶ』など、皆さんの身近にJTBのサービスがあるからではないでしょうか。ですが、実際は異なります。
JTBは、様々な分野で交流を創造することで、新しい価値を生み出す企業なのです。
例えば、個人のお客様に向けたBtoC領域では、旅前、旅中、旅後に至るまで、一人ひとりのカスタマージャーニーに寄り添った“実感価値”を提供しています。
また、法人のお客様に向けたBtoB領域では、産、官、学の法人のお客様に向けたビジネスやグローバルに展開するビジネスなど、地球を舞台に、様々な事業を展開しています。
「産」は企業、「官」は自治体や行政、「学」は学校や教育機関のことを指しています。
JTBの仕事は、実は一言ではお伝えできないほど領域が広く、皆さんが想像もしていない価値を提供しています。旅行の企画や販売だけをしている会社ではない、ということを、旅はあくまでもお客様の課題を解決するための手段であるということを、今日は皆さんに知っていただけたらと思います。
それでは、そんな幅広い領域の中で、実際にJTBが行っている事業の一部をご紹介いたします。
例えば、アプリによる旅のサポートです。JTB公式「旅行検索・予約確認アプリ」は、旅前の検索や予約はもちろん、旅中のサポートも充実したアプリを開発、提供しています。
続いて、地域観光のマーケティング支援です。
観光客の予約動向やWebサイトから得られるデータ、または公開されているビッグデータを統合し、一人ひとりの旅行者に対して求める情報を的確に届けるOne To Oneマーケティングに貢献をしています。
続いて、交流拠点のプロデュースです。
地域の公共文化施設や芸術施設、スポーツ施設、観光案内所など全国60ヶ所以上を交流拠点としてプロデュースしています。
交流拠点の戦略設計から実行支援、また管理運営までのトータルソリューションを提供しています。
他にも、多彩なビジネスイベントの運営も行っています。あらゆる企業が顧客との交流を深めるために、重要となるビジネスイベントの企画から運営、また事後検証までをワンストップで手がけています。
皆さんいかがでしょうか。
今、ご紹介した事例はたくさんある事例のほんの一例ですが、JTBがあらゆるフィールドで様々な価値創造を行っているということを知っていただけたかと思います。
そして、そんなJTBだからこそ経験できる魅力があります。関わるフィールドはとても幅広いです。つまり、旅行や教育、デジタル、スポーツ、地域創生、そしてグローバルと、あらゆる業界に携わることができるということです。皆さんの興味のある分野が一つでも見つかりましたでしょうか。
では続きまして、JTBが目指すものについてお伝えをいたします。
冒頭でお伝えした通り、JTBは交流を創造する企業です。
私達は、自社の事業を交流創造事業と呼び、地球を舞台に、あらゆる交流を創造することで、お客様にとっての実感価値を創造していくことを目指しています。
届けたいのは旅そのものではなく、その「効果」であるということを前提として、皆さんにもこの言葉を覚えていただけたらと思います。
JTBグループの価値創造の源泉は、「つなぐ」、「つなげる」です。
私達は、交流創造事業の事業範囲の中で、「ツーリズム」、「エリアソリューション」、「ビジネスソリューション」という3つの事業戦略を定めています。
まずは「ツーリズム」です。3つの事業の基盤となる部分になります。
個人と法人のお客様へ旅行や地域交流事業を提供し、お客様、旅行者の実感価値の向上、そして地域を活性化させることが役割です。旅の力を通じて、お客様や地域の感動や、満足課題解決に貢献することをミッションとしています。
次に「エリアソリューション」です。
自治体や観光関連業など、ツーリズムで培ってきたステークホルダーの皆様とともに、地域の魅力向上にコミットをし、多くの人流を創出し続ける持続的なビジネスモデルに挑戦をしています。人流に依存するのではなく、交流人口や関係人口そのものを創出する、ストック型ビジネスモデルとして事業を拡大させています。
3つ目はビジネスソリューションです。
お客様は、皆さんも必ず知っているであろう、大手企業がメインです。
法人のお客様との関係性をこれまで以上に深め、複雑化する様々な課題をともに解決し、お客様の持続的な発展に貢献をしています。
JTBグループは、これら3つの事業戦略に、交流の力を掛け合わせることで、旅行者や地域、そして企業など、それぞれのお客様を「つなぐ」、「つなげる」ことで、お客様の実感価値創造や課題解決へと繋げています。
JTBの事業の舞台は、地球の全てです。
交流創造事業の名のもとに、グローバルに展開する、JTBグループのあらゆるリソースネットワークソリューションを駆使して、世界中でお客様の感動と共感を呼び起こしております。
ではここからJTBの仕事についてお伝えをしてまいります。
ここまでご説明をさせていただいた通り、JTBには幅広いソリューションがあります。
だからこそ、仕事についても、法人営業をメインに、マーケティングや企画、編集、デジタル戦略やIT情報サービスまで、ご覧の通り、多種多様な仕事があります。
社会課題を解決し、世の中へ貢献したい、グローバルなフィールドでキャリアを築きたい、若手のうちから、あらゆる場面でチャレンジしたい、など、皆さんの、「こんな仕事がしてみたい」に応えられる環境がJTBにはあります。
またJTBでは、社員が生き生きと働き、活躍、成長できるために様々な制度を設けています。
例えば、柔軟に働くための制度として、場所を柔軟にするための、「ふるさとワーク」や「テレワーク制度」、働く日数を柔軟にするための「勤務日数短縮制度」。
他にも時間を柔軟に活用するための「フレックスタイム制度」などがあります。
また、ライフイベントと仕事の両立の実現については、「短時間勤務制度」や、配偶者の転勤などに対応できる「グループキャリアサポート制度」、戻る場所がある「安心再雇用制度」などを設けています。
キャリアや成長についても同様です。若手の時期に限ってお伝えいたしますと、4年目までフォロー研修を整備しており、振り返りと実践を繰り返して成長することができる環境も整えております。また、集合研修、オンライン研修もとても充実しています。
旅行の知識に限らず、ITやDX、語学など、他にもマーケティング、営業スキルなど、あらゆる分野でのeラーニング学習を提供する「プラットフォームJキャンパス」。
他にも様々なテーマに基づいた学びを共有できる「学びのサマーフェスティバル」というイベント。
社員の自発的な学びを支援する制度、自立創造型人材を支援するためのキャリア開発制度など、成長したいという社員の思いに応える制度が満載となっております。
また、イノベーション創発プロジェクト「nextender(ネクステンダー)」、こちらもJTBならではの特徴的な取り組みです。
挑戦を後押しする場であるネクステンダーナレッジ実践の場である「nextender(ネクステンダー)チャレンジ」を設けており、グループのイノベーション創発の最大化と推進に向き合っています。「ネクステンダー」とインターネットで検索をいただくと、どんな取り組みなのかを具体的にご紹介しておりますので、ぜひ皆さん検索してみてください。
最後に、幅広い事業を手がけるJTBグループならではの取り組みもご紹介いたします。
JTBグループ人材交流共通制度は、グループだからこそ広げることができるキャリアの可能性を実現するための制度となっています。
グループ内での転籍や、出向、異動などのチャレンジを可能にしたり、ライフステージの変化のタイミングでグループ内でのキャリア継続をサポートしたりなど、グループの人材交流を活性化させることで、企業の最大の資産である人材力の強化と人材基盤構築を図っています。
ではここからはJTBグループの障害者雇用についてお伝えをいたします。
皆さん、まず、こちらの「DEIB」という言葉はご存知でしょうか。JTBグループが大切にしている考え方です。
まずDは「Diversity(多様性)」。年齢や性別など、人々が様々に持つ特徴のことを指し、JTBではそれを個性として尊重しています。「E」は、「Equity(公平性)」です。平等という言葉は全ての人が同じ情報や機会を得られる情報のことを指しますが、公平という言葉は、それぞれの立場や属性に合わせて、ふさわしい情報や機会が得られる状況のことを指しています。そして「I」は「Inclusion(包括性)」です。様々な特徴を持つ人が排除されない、ということを意味し、それぞれが持つ多様な個性が相互作用をもたらしながら活躍している状態のことを指しています。そして「B」は「Belonging(帰属性)」です。心理的安全性が確保されたい場所がある、ということを指しています。
帰属性のある居場所の中で、人々が互いに切磋琢磨し合いながら輝く状態のことを指しています。
まとめますと、多様な知識や経験、価値観を持つ人材が、働きがいと働きやすさを実感しながら、一人ひとりがその力を組織で発揮することで新たな価値を作り出していけるような環境作りや組織作りを、JTBグループでは目指しております。
具体的にはこのDEIBの中に5つの取り組みがございます。
1つ目は「組織開発支援」、2つ目は「ワークスタイル変革推進」。そして3つ目が「キャリア開発支援」。そして4つ目が「障害者雇用と活躍支援」、5つ目が「ジェンダー平等」です。その中でもこの4番、「障害者雇用と活躍支援」について、ご紹介をしてまいります。
まず初めに、JTBグループがどのような思いで障害者雇用を行っているのかをお伝えいたします。
私達は多様性を企業の強みとする、DEIBの観点から障害者雇用を推進しております。
そして社員には3つの約束を通して、雇用理念の実現に向けた取り組みを行っています。
まず1つ目は、会社の約束です。
障害の有無よりも、社員の意欲や能力を重んじて、JTBグループが目指す「自立創造型人財」へ教育とチャレンジの機会を提供する。
2つ目は、障害のある社員との約束です。
障害のある社員は自身に必要となる支援を自ら発信し、周囲の理解を得られるように働きかける。障害のある社員は、受身の姿勢だけではなく、自らもこうしてほしいといった、希望を周りに呼びかけていくことで、相互理解を図っていただくことを約束していただいてます。
同じ障害種別でも、障害の程度や感じ方などは人それぞれかと思います。必要な合理的配慮も人それぞれです。
だからこそ、自ら発信をいただき、周囲の理解を得られるよう、主体的に行動をしていただくことが大事だと思っております。
3つ目の約束は、全社員との約束です。
全ての社員は、障害は様々であるということを認識し、対話を尊重しながら働きがいのある職場を総合構築する。障害のある社員と、その周囲で働く社員との対話を大事にして、働きやすい職場だけではなく、働きがいのある職場を一緒に作っていくことを約束してもらっています。
以上、3つの約束についてご説明をいたしましたが、JTBグループでは、この約束を通して、障害のある社員も、そうでない社員も生き生きと働きがいを持って働いていただくための、この約束を設定しています。
ちなみにJTBグループでは、全国で約270名の障害のある社員が在籍をしています。
ご覧の通り、聴覚障害の方が、約40%と多く、続いて、精神障害、内部障害、下肢障害と続きますが、様々な障害をお持ちの方が、北は北海道から南は九州まで全国で活躍をしていただいてます。
よく発達障害の方はどこに含まれますか?とご質問いただきますが、発達障害の方は精神または知的の手帳をお持ちだと思いますので、この円グラフでは、精神または知的障害に含まれております。
続いて、様々な場所で活躍をしている社員が、どのような仕事をしているか、ご紹介をいたします。
まず前提として、JTBグループでは、障害のある社員のための仕事というのはありません。障害のない社員同様、本人の意向と適性を含めて、仕事内容や職種を決めています。
具体的な仕事内容はご覧の通りですが、こちらはあくまでも一部となります。
例えば、お客様のもとに自ら出向いて商談、そして企画を提案するような営業のお仕事。他にも、店頭でお客様をお迎えし、旅行の提案や予約をする仕事。
その他、総務や会計、データ入力など、多様なフィールドで活躍をいただいております。
こちらは障害種別による在籍社員の業務内容についてです。ご自身と同じ障害種別の先輩社員がどの業務で活躍してるのか、よろしければご参考にいただければと思います。
ここからはサポート体制についてご紹介をしてまいります。
左側がご自身の状況に応じてサポートいただく体制、そして右側がJTBグループとしてのサポート体制となります。この右側の部分について詳しくお伝えをいたします。
まず、障害の有無に関わらず、新入社員が配属される箇所については、業務のことを教えてくれる指導社員がつきます。さらに、業務のことだけではなく、日頃の悩みや身近な相談に乗ってもらえる、比較的年齢が近いメンター社員という社員も一人つきます。
皆さんが安心して仕事ができるようにサポートをしています。
ただ、指導社員やメンター社員だけではなく、上司や同僚、先輩や後輩など、場所全体で必要な合理的配慮ができるようにサポートをしています。そして、所属箇所と会社の定着支援窓口が連携をしています。
この右側の定着支援窓口について2つご紹介をいたします。
まず、グループ各社ごとに所属箇所とは別に、「定着支援担当者」という社員がいます。障害のある社員が、所属箇所とうまく関係を築けているか、悩み事がないか、などを見ています。
もう一つは特例子会社であるJTBデータサービスによる支援です。
障害者支援会社として、障害者職業生活相談員や手話通訳が在籍をしておりまして、JTBグループの障害のある社員の定着支援を行っています。
また、JTBグループ各社の、障害のある社員を対象にアンケートを行い、希望者には定期的に面談も行っております。配属箇所の支援にとどまらず、組織全体で、障害のある社員が安心して働ける環境を整えているのが、JTBグループのサポート体制の特徴です。
続いて、研修での支援もご紹介いたします。こちらは研修での事前ヒアリングシートです。
先ほど3つの約束の、会社の約束でもお話をいたしましたが、JTBグループの社員には、教育とチャレンジの機会が多数与えられております。
対面式の研修やオンラインでのウェビナーの研修、他にもeラーニングなど、様々な形式の研修があり、種類は約90種類、そして数としては800本ほどございます。
研修に参加する際には、こちらのヒアリングシートに、事前に必要な配慮の記入をいただき、スムーズに受講いただけるように準備をしております。
記入いただいた内容に応じて、例えばこのように研修に手話通訳がついたり、UDトークを利用したり、文字情報を積極的に利用したりしています。
また宿泊を伴う研修においては、JTBグループの研修宿泊所にご宿泊をいただくこともありますが、バリアフリールームや、連絡用の赤いランプが灯るお部屋もご案内することが可能です。障害の有無に関わらず、公平に研修を受講いただき、成長いただきたいと思っております。
JTBグループでは、入社前に働く上での必要な配慮をお伺いさせていただきます。
一人ひとり、必要な配慮は異なりますので、コミュニケーションをしっかりと取りながら一人ひとりの社員に活躍いただける環境作りを行ってまいります。
そして続いて、今回皆さんにご用意している、インターンシップ仕事体験についてもご紹介をさせていただきます。
JTBグループの、障害者向け仕事体験は、2種類ございます。
1つ目は、初めての方におすすめのオンラインでの開催は、「1Day仕事体験」です。
就職活動に役立つ自己分析、他にもJTBグループの営業連携業務にスポットを当てた体験型のプログラムです。
2つ目は、リアル開催の「2Days仕事体験」です。対面式のリアル開催となるため、会社や社員の雰囲気を体感いただける貴重な機会となっております。
体験型のプログラムに加えて、現場で活躍する先輩社員との座談会も開催予定となっております。ここでしか聞けない、体感できない、充実したプログラムをご案内する予定でございますので、ぜひ楽しみにしていてください。
また、この両プログラムプログラムともに選考がございます。
開催日程やプログラムの更なる詳細については、6月中にJTBグループのインターンシップサイトで公開予定となっております。ぜひ皆さん、ご覧をいただければと思います。
そして最後に告知をさせていただきます。
6月17日(月)14~18時に「JTB Web Summit」を開催いたします。
仕事内容、最新のインターシップ情報、社風が1日でわかるんですね。4時間のプログラムとなっております。
パネルディスカッションでは、JTBグループの各社の人事担当者が登壇し、ここでしか聞けない生の声をお届けいたします。
JTBグループ14社による最大イベントとなっておりまして、生配信となりますので、ぜひ、お見逃しなくお願いいたします。
内容については、JTBグループの各社の人事担当者が登壇をして、JTBグループの今とこれからについてパネルディスカッションを行います。
またJTBグループの各社の魅力や特徴など、必見の内容をお届けしてまいります。
また、パネルディスカッションの終了後は、各社ごとのセミナーも実施させていただいておりますので、ぜひご参加をお願いいたします。
途中、入退室自由で、カメラオフでのご参加も可能でございますので、皆さんぜひ気軽にご参加をいただければと思います。
視聴の予約は「マイナビ2026」のサイトにてお願いをいたします。
それでは、約30分間を通して、JTBグループの魅力をお伝えして参りましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。
皆さんの「好き」が一つでも見つかっていれば、とても嬉しく思います。
セミナーは以上で終了となります。
皆さん、30分間、お付き合いをいただき、ありがとうございました。
- ソニーグループ
- 家電・AV機器
- 2024年6月8日配信
【森】
皆さん、こんにちは。
ソニーグループの森と申します。よろしくお願いいたします。
皆さんは今、就職活動を始めたばかりという方々も多いですし、既にたくさんの就活を始めています、という方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、ソニーグループのお話も聞いていただいた上で、皆さんの就活に役に立つような話をぜひ、させていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
ソニーグループの話に入っていきますけれども、今ここに写っているのは、創業者の井深と森田、この2人が腕相撲をしてる写真と、設立趣意書という、ソニーが出来上がったときに書かれた「ソニーはこうありたい」ということを書いたものになります。
その中に、ソニーは、「技術の力を用いて人々の生活を豊かにしたい」という思いが記されております。
人々の生活を豊かにするために、会社を強くしていく、ということや、新しいアイディア、イノベーション、こういったものを作っていきたい、というのが井深の考え方なんですが、そのときにお話した言葉が2つあります。
「企業もお城と同じようなもの。強い石垣はいろいろな形の石をうまくかみ合わせることによってできる」と。皆さん、石垣を見たことがあると思いますけれども、本当に大小様々な石が組み合わさって、強い石が気になっているということになっていますが、企業もこれと同じように、本当に様々な、個性のある方が集まって、一つの強い企業になっていくということを言っていますし、「常識と非常識がぶつかったときにイノベーションが産まれる」。常識と非常識というと、言葉に語弊があるかもしれませんが、つまりは、様々な個性、そして価値観、こういったものをうまく融合させたときに、イノベーションが生まれるんだ、というふうに井深は言っていたと。
ソニーができたのは1946年ですので、当時からこういう言葉があります。言葉は今で言うところのダイバーシティだったり、インクルージョンだったり、そういったことに繋がっているんじゃないかな、と私達は思っています。
それが形として、存在意義として挙げているのが、今、ここに映っている「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」と、いう言葉になります。
ソニーは様々な事業がたくさんあります。その様々な事業が、クリエイティビティと技術の力、これが組み合わせることによって、世界を感動で満たしていきたい。
ソニーは何屋さんですか?と聞かれることがよくあるのですが、昔はソニーは電気製品を作っていました、という話が出てきましたが、今では、本当に多様な事業がありますので、何屋さんですか?と言われても、なかなか難しいんですが、ソニーは世界を感動で満たしたいと思ってる会社です、というのが、今言えるソニーの存在意義なんじゃないかなと思います。
様々な事業があります、というお話をしましたけれども、先ほど話をした、電気製品を作っているエンターテイメント・テクノロジー&サービスという、テレビやヘッドホンだったり、こういったものを作っているところですね。これが一つ。
2つ目が、イメージング&センシングソリューションということで、半導体と言われるところなんですけれど、これはあまり目に触れるところにはないんですけれど、皆さんスマホをお持ちですよね。スマホのカメラの目に当たる部分、ここが、イメージング&センシングソリューションの半導体の技術が詰まっているところです。
それ以外にも、タッチセンサーと言われるような形で、触ったことに反応してくれるようなもの、こういうセンサーを作っていたりというのが、この半導体の事業ということになります。
3つ目が、ゲーム&ネットワークサービスということで、このあたりに来ると、皆さん、徐々に馴染みが出てくるところかなと思います。プレイステーション5、皆さんゲームやってますか?やってる方、やってない方、いらっしゃるかもしれませんけど、最近、私がやったゲームで、一番面白かったのは、ちょっと古いですけど、『Ghost of Tsushima』ですね。
最近、PC版というのも出て面白かったんですが、こういうゲームをやっている会社があります。
その次が音楽です。
音楽は皆さん、よく聞かれる方もいると思いますが、ソニーミュージックという名前を聞いたことがあると思います。ここに所属しているアーティスト、例えばYOASOBIだったり、緑黄色社会、であったりとか、あとはKing Gnuとか、この辺りもソニーミュージックに所属していますが、こちらでは、アニメーションもやってるんですね。
例えば、『鬼滅の刃』、皆さん見たことある方、たくさんいらっしゃると思います。
こういったアニメーションの事業なんかも、この音楽のところでやっていますし、映画で言えば、『スパイダーマン』の映画を見た方がいらっしゃるかなと思います。
スパイダーマンの映画も、ソニー・ピクチャーズの配給であったりとか、それにまつわるスパイダーマン・ユニバースですね、こういったものがたくさん出てきています。
それから金融事業、こちらは、もしかしたらCMなどで、皆さん、見たことがあるかもしれません。
ソニー損保であったり、ソニー銀行、このあたりは、テレビのCMが結構流れています。
先ほど、いろいろな個性、価値観、こういったものを組み合わせて、新しい感動を生み出す、というのがソニーの考え方です。という話をしましたが、この多様な事業があるというのも、ひとつ、ソニーの強みなんですね。
皆さん、最近、電車に乗るときに、切符買いますか? 切符好きで買う人もいるかもしれないですが、切符ではなくて、スマホだったり、スマートウォッチだったり、こういったもので電車に乗るということも多くなってるかなと思います。
これは、ソニーの金融決済の感覚、考え方とエレクトロニクスが融合して、Suicaというものが生まれたりしたんですね。
これでタッチ・アンド・ゴーということで、電車に乗ると。これは新しい感動体験ですよね。昔は切符買って、切ってもらってから入らないといけなかったんですけど、ピッと入っていけちゃう。こういったことが、多様な事業があればこそできること。こういったものがたくさん、ソニーの中にはあります。
たくさんの事業があると、たくさんの人が集まってきます。ここにSpecial You、Diverse Sony、というふうに書いてありますけれども、ダイバーズソニー、多様な職場であったりとか、多様な業種、多様な場がある、というのがソニーの一つの強みです。この多様な場で、一人ひとりの個、Special Youですね。一人ひとりの個が、しっかりキャリアを作って、自由闊達に未来を切り開いていくこと。こういったことができるのが、ソニーの人材の基本理念ということになっています。
「個を求む」、「個を伸ばす」、「個を生かす」
こういったことが、ソニーの人材の基本的な人事戦略の軸になっておりますので、ぜひソニーという多様な場で、自分のキャリアを積極的に作っていきたい、自分の個性を伸ばしていきたい、そういう方にソニーにエントリーしていただけたらいいのかなと、思っています。
そういう、個を大切にしていたソニーだからこそ、この障がい者雇用の基本理念というところも考えられているのかなと思います。
今日、聞いている皆さんは、障がいがあるという方、ないという方も聞いてるかもしれませんけれども、障がいの有無に関わらず、ソニーはしっかりとした製品を作っていきたいと思っていますので、ここに書いてある「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」障がいのある方も積極的にキャリアを作っていただきたいと思っています。
この言葉ができたのが1978年ですので、皆さんまだ生まれてない人も多いのかな、もしくは、みんな生まれてないかなと思いますけど、この当時、障がいのある方が働く場というのがどんなだったのかというと、本当に簡単な仕事、そして賃金も安く、というような環境でした。
そういう環境だから、あまりスキルがなかったり、あまり会社に対しての、今で言うところの、ビロンギングという言い方をするんですけど、そういったものがなかったりという方もいらっしゃいましたが、ソニーの井深は、障がいのある人もない人も、しっかりキャリアを作ってほしいし、一人前の人として、ソニーの製品に携わってほしいという思いを持っていました。ですので、障がい者だから、という特権、こういったものではなくて、健常者の仕事よりも優れたものをやって、ソニーという良い製品に携わり、そして自分自身のキャリアも築いていってほしい。そういう思いからこの言葉を発していました。
先ほどお話ししたように、当時の障がいのある方々は、簡単な仕事だったり、あまりすごいなというような仕事というのをさせてもらえない時代でした。
こういう時代に、一人の人として、個として、1978年に、井深はこの言葉を残していますので、当時の障がいのある方々は、初めて人としての尊厳を与えられたという形で、しっかりとソニーの製品作りに携わっていく、ということになります。
これを追求していくために、ソニーとしては、障がいがゆえに本人が努力してもできない部分、これは会社ができる範囲で、配慮や工夫をしていきます。
一方で、障がいのある方本人も、甘えることなく、自分でできることは自分でやってほしいと思っています。
真ん中の図を簡単に説明すると、ここに写ってる3人は、この本棚の一番上から適切な本を取る、というのが仕事だと思ってください。そして会社の配慮がこの台を皆さんに配ることだと思ってください。そうすると、台を平等に配っていたら、一番背の低い人は一番上の本棚に届かないんですね。これだと仕事ができない、ということになります。
ですので、一番右側の人のように台を2つもらって、一番上の本を取れるようにする。
これがソニーとしての配慮のやり方です。自分の努力としては、適切な本を取る。つまり適切な本はどれか?と選ぶのは、自分自身で考えて努力をしていくこと。こういう考え方でソニーとして、障がい者はこれをやっているということになります。
この考え方は、今で言うところの、合理的配慮のやり方とほぼイコールかな、というふうに思っております。そんな環境を作るために、ソニーの中では、ユニバーサルデザインのオフィスであったりとか、周囲の意識、考え方、こういったものを学ぶような研修だったり、セミナー、それから、一人ひとりの個を見て、一人ひとりの個に合った対応、配慮の対応というものを考えていく、という仕組みを作って、皆さん一人ひとりがアクセシブルな環境の中で成長していただきたいというふうに思っています。
この辺りが、多分どの企業も同じようなことを、もしかしたら言ってるかもしれませんけど、先輩社員は、実際働いてる人はどういうふうに思ってるんだというところを、2人ほど紹介をさせていただきます。
一人目が、入社2年目の内部障がいの人の話です。この方、法学部で勉強していた方ですね。今はこの採用の、採用ブランディングということで活動、仕事をしていただいていますが、この方に、働く環境としてソニーの魅力とか雰囲気はどうですか?と聞いたところ、多様性の理解というのがすごく進んでいる、と言ってくれています。
これはすごくありがたいですね。我々もこの辺をしっかり関係を作りたいと思っていますので、すごくありがたいことを言ってくれてます。
行き過ぎた配慮というのはされないし、いい意味で、あんまり障がいを意識されないというふうに感じている、ということなので、いわゆる障がいの有無に関わらず、活躍してくれているのかな、というふうに思いました。
職場に入ってからの配慮ですが、これは一番下のところに書いてあると思いますけど、「この近くだと〇〇病院があるよ」とか、「体調悪いときは、言ってくれたらいつでも車出すよ」というような、本当に優しいというか、当たり前というか、配属先の皆さんにすごく配慮してもらっている、ということです。
ただし仕事というものに関しては、甘えてやるということではなくて、しっかり採用ブランディングの仕事をしていただいているので、とてもいい感じで働いていただけているのかなと思います。
2人目が、皆さんが入社して、もうちょっと経った頃の5年目の先輩です。この先輩は聴覚障がいがあります。大学では、工学、電子情報、こういう勉強をされていた方です。
今は、先ほどご紹介した半導体のところ、ここで機械学習のネットワーク設計をしています。この方もソニーの雰囲気のところで、多様性がある、多様性の塊、という言い方をしていますが、こういったことを言ってくれていたり、やりたいことをやらせてくれるということで、自分でやりたいキャリアを築くことができているというところかな、と思います。
ソニーを選んだ理由として、キャリアにチャレンジできるところを感じ取っていただけた、と思います。
配慮としては、耳が聞こえないということがありますので、会議などは、音声認識による情報保障をしていたりとか、テキストベースで情報をもらったり、というような形でやっていますが、自分からしっかり困っていることを意思表示しておけば助けてくれる、ということで、こちらも、障がいをきっちり開示した上で、配慮いただいているという形になりますので、2人とも障がいに関しては、しっかり自己開示をしていたのかな、というふうに思います。
ということで、2人の先輩の働き方の紹介をしましたが、自分なりの働き方を、ぜひ見つけていただきたい、というのが今日のメッセージになります。
なかなか自分の働き方というのは難しいかもしれませんけれども、皆さん、多分、障がい者枠というところが気になると思います。障がい者枠はありますか?とか、障がい者枠はないです、とか、いろいろ聞くと思いますけれども、この障がい者枠という定義は、実は会社によって全然違うんですね。会社によっては、この障がい者枠っていうのが、採用する枠のことを言っている会社もあれば、採用してからも、障がい者枠ということで、障がいのある方向けの仕事をしていただく、というようなこともあります。
ですので、自分がどちらの働き方をしたいかということが、すごく大切になります。
真ん中に「どう働きたい?」と書いてありますが、自分の働きたい働き方、これをしっかりと考えておかないと、障がい者枠があるかないか、だけでは判断しにくいような状況が、今、就活の中では出てくると思います。
なので障がい者枠がありますか?ありませんか?ではなくて、どういった障がい者枠なのか?どういう働き方ができるのか?そういったことが大事になってくるかなと思います。
ですので、就活の中では、3つのポイントを考えてくださいということを、ソニーではよく言っています。
なぜ働くのかを考える。どこで何をしたいのかを考える、自分なりの働き方を考える。
この3つを深掘りして考えていきましょう、というのが、ソニーの就活アドバイスでよくするんですけど、これはもしかしたら、もう少し経ってからいろんなイベントでお話できればなと思います。今、皆さんにお伝えしたいこととしては、想像力を全力で働かせてほしいな、というふうに思っています。
多分、まだ企業情報だったり、どんな企業で、どんな人が働いてるかだったり、この辺りは、まだ皆さんの中であまり情報が集まってきていない時期なのかなと思います。
ですが、例えば、あの先輩はどんなふうに働いてんだろう?なんで働いているんだ?
私と同じ障がいのある人はどういうふうに働いているんだろうか?どういう配慮を受けてるんだろうか?自分自身が働いている姿を想像して、笑顔で働いているのか、つらそうに働いてるのか、そういったことも含めて、想像力を全力で働かせて、働くということをどんどん想像してほしいなと思っています。
ただし、この想像だけで判断はしないでほしいなと思ってます。
想像はあくまでも想像なので、それは本当なのかな?とか、実際どうなんだろう?というところを、これからの就活、それからインターンシップ、情報収集の中で、自分の想像してきたことと、どこが違って、どこが合っているのか。
こういったことを検証していくのが、終活の一つのポイントだと思いますので、今できることとしては、全力で想像力を働かせていただいて、その後に、想像だけで判断しないように、いろんな情報を集めていくということかなと思います。
最後になりますけれども、ソニーから、障がいのある方に対して、いつもこのメッセージを贈らせていただいています。
10年以上、ずっとソニーはこういうメッセージを出していますけれども、まず一番最初が、先ほどお話しした通り、想像力、思い。皆さんの思いに障がいは関係ないということです。
もしかすると障がいがあるということで、あれがやりたいなとか、こういうことをしてみたい、こういうふうに働いてみたい。そういう思いがあったとしても、きっとできないだろうなと諦めてしまうことがあるかもしれません。だけどそこで諦めるのではなくて、思ったこと、想像したことに対して、どうアタックしていけばそれが実現できるのかということを、ぜひ考えてほしいなと思うんですね。
この想い、これをやりたい、あれがやりたい、こういう思いに、どうやったらできるのかを考えて行動すること。これを行動することで次の世代に繋がっていくんですね。そして新しい価値にも繋がっていくんです。
一つ例を挙げれば、聴覚障がいで、耳が不自由です、というときに、喋ってることが字になればいいな、と思った人がいます。
今も字幕が出てると思いますが、昔はこういう技術はなかったんですね。
だけど、字が出てたらいいな、という思いに対して、例えばいろんなところに働きかけをしたりとか、音声認識ソフト、生成AI、いろんなものあると思いますけど、こういったもので文字情報が出るような時代になってきています。これはそういう思いを持った先輩がいたから、こういう状況になってきた、というふうにとらえることができると思います。
ですので、皆さんも、思い、創造、こういったことをしっかりと働かせた上で、じゃあどうやったら自分でできるんだろう、ということを考えていただけると、就活にとても役に立つんじゃないかなと思います。
ということで、前半、ソニーの話をして、後半は、いろいろな就活に対するアドバイスをさせていただきましたが、これから先、本番にどんどんなっていくと思いますので、ぜひ引き続き頑張って就職活動をしていただければと思います。
ソニーの話は、以上で終わります。
ありがとうございました。
- ソフトバンク
- 通信・インフラ
- 2024年6月8日配信
【伊藤】
皆さん、こんにちは。本日はご視聴いただきありがとうございます。
ソフトバンク株式会社、障がい者採用担当の伊藤です。これからソフトバンク株式会社についてお話します。最後に夏のインターンシップについてご案内いたします。
どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、皆さん、今日知りたい情報は何でしょうか?
社風ですか? 業務内容ですか? 職場の雰囲気でしょうか?
いろいろあると思いますが、皆さんが知りたい情報は、経営理念、ビジョン、戦略というものが根幹にあり、その理念やビジョンに基づいてソフトバンクの事業や社風というものが作られています。
そこで、まずはこの理念やビジョンに自分が共感できるかどうか、という観点で、これからのお話を聞いてみてください。
ソフトバンクというと、既に皆さんの中にイメージされるものがあると思いますが、ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」。これを創業時代から変わらず経営理念として掲げ、この実現のために、どんなことにもチャレンジする会社です。
またその思いは、地球の裏側にいるソフトバンクを知らないような小さな女の子にまで届けたいと考えております。国内にとどまらず、世界にも目を向けています。企業は30年経つと衰退していくと言われています。だからこそ、我々は世界で最も必要とされる企業、300年以上成長し続ける企業になる、と新30年ビジョンで掲げ、その時々の時代に求められる事業へ挑戦を続けています。
また、その経営理念やビジョン達成に向けて、ソフトバンクとしては、こういった価値観を大切にし、日々アクションを行っています。
そんなソフトバンクは、1981年にソフトウェアの卸売業として始まりました。
2000年に入り、インターネット時代の到来を予見して、当時まだ世界一遅くて値段も高かった日本のインターネット改革を目指し、通信事業に参入。次に、インターネットはモバイルで行う時代が必ず来る、と考え、モバイル事業に参入し、スティーブ・ジョブスに掛け合って、日本で一番最初にiPhoneの販売をするなど、時代の一歩先を見据え、事業を立ち上げ、また成功させるために、どんなことでも挑戦してきました。
そして近年では、Beyond Carrier、つまり通信を基盤に、通信キャリアを超えた事業へ次々と挑戦しています。
QRコード決済サービスのPayPayや、モビリティサービス会社を立ち上げたり、グループ会社であるLINE、ヤフーと協力してサービスを展開したりと、今後も時代を先読みして事業展開を行っていきます。
現在のソフトバンクは、代表取締役に、テクノロジー部隊出身の宮川を据え、従業員数、約2万人弱の会社となっております。
数字で見ると大きな会社ではありますが、実際に働いてみると、プロジェクトもスピード感があり、社員同士も非常にフラットな関係で、ベンチャー気質の良いところも感じることができます。
また、そのソフトバンクですが、こちらファミリーのようにたくさんの会社が集まったソフトバンクグループの中の一つの会社となります。
ソフトバンクグループ株式会社は、投資を含めたグループ全体の戦略や舵取りを担う、戦略的持ち株会社になり、本日皆さんが会社説明を聞いているソフトバンク株式会社は、そのグループの中で実際に事業を展開する事業会社になります。
ソフトバンクの特徴であり、最大の強みと言えるのは、ユーザーとの接点の多さです。
どれも日本で最大級のもので、それらを合わせると、サービスを通して、膨大な人々との接点が持てているということがわかります。
そのため、顧客にリーチすることもできるし、顧客のデータを集めることもできます。
ではここから、ご覧の順にさらに詳しくお話をしていきます。
一つ目に、ソフトバンクの成長戦略についてお話します。ソフトバンクが今目指すものは、次世代の社会インフラとなることです。ソフトバンクはこれまで人と人、人とインターネットを繋ぐコミュニケーションを中心としたインフラを提供してきました。
これからは間違いなくAIが時代の中心となります。2030年に向かって、これまでのコミュニケーション向けに構築したインフラの技術経験を生かし、超デジタル化社会の成長に必要不可欠な、次世代社会インフラを、根本的に作り直していきたいと考えています。
少し歴史をさかのぼると、260年ほど前に始まった産業革命も、技術の進化とともに社会を発展し、人々の生活も大きく変化してきました。今、我々の日常生活の中で当たり前になっていることは、当時の当たり前ではなく、技術進化の積み重ねによって作られたものです。
そして、今、まさに第4次産業革命が到来していると言われていますが、その中心となる技術はAIです。ChatGPTを初めとする生成AIは驚異的な進化を遂げています。
第4次産業革命では、AIが産業、社会全体を自律的に最適化する時代と言われていて、生成AIを始め、空飛ぶタクシーや、ロボット、工場の自律化など、ChatGPTの登場で、この変化は一気に加速しています。
このようにAIが日常となる、第4次産業革命がもたらす社会が到来すると、その裏側では膨大なデータが生成され、大量のデータ処理が必要となります。
そのように世の中が大きく変化していく中で、ソフトバンクが次世代社会インフラを担うためにどのような取り組みをしているか、ご紹介します。
一つ目としては、国産の生成AIを開発する新企業、エスビーインテュイッションズの設立です。
現在、生成AIは、オープンAIを初めとした海外発祥のものになりますが、他国や他社に依存することなく、日本語に特化した大規模言語モデルの研究開発に力を入れています。
また、AIが、加速的に進化する社会を支えるために、急増するデータ処理や、データ処理に必要な電力の需要に対応できる、次世代社会インフラの構築が必要と考えています。
ソフトバンクでは既に地方自治体と連携して、大規模なデータセンターを北海道苫小牧に構築し、2026年の開業を予定しています。現在はこれらが都市部に集中しているため、大型拠点を北海道に設け、地域で分散できるよう、取り組んでいます。
さらに次世代社会インフラに、それを実現するために何が必要か?基礎技術を見極めるために、先端技術研究所を新設し、通信の領域だけでなく、ここに載っているような様々な分野の先端技術の研究開発に取り組み続けています。
このように未来を見据え、通信の枠を超えて、様々な分野に対してアプローチしているのが今のソフトバンクの成長戦略です。
続いて、このような戦略を進める上で、どのような事業や職種があるかについてご説明します。ソフトバンクでは、生活のデジタル化を実現するためのコンシューマー事業と産業のデジタル化を実現するための、対企業向けの法人事業、また、それらに包括できない、その他の事業の、大きく3つの事業を展開しています。
まず、コンシューマー事業についてです。
コンシューマー事業では、携帯電話だけでなく、様々なコンシューマー向けサービスを、皆さんのような個人のお客様に提案し、人々の生活をより便利に、より豊かにしていくことを目指しています。コンシューマー事業にある職種の代表例として、コンシューマー営業と企画マーケティング職があります。
コンシューマー営業は、携帯販売をするのかな、と思うかもしれませんが、実際の販売は販売代理店が行うことが多く、コンシューマー営業の仕事は、代理店と協力してどのように販売を拡大していくのか、戦略を立案、実行する、コンサルティング的な仕事をしています。
企画マーケティング職は、メーカーとの共同で、拡販施策の立案をする仕事や広告代理店とともに、CMや様々な形態を駆使してプロモーション推進する仕事があります。
次に、法人事業です。法人事業では、売上高1000億円以上となる、日本の大企業の約95%以上と取引を行っていて、DXで産業や企業の抱える課題解決を目指すことをミッションとしています。通信という武器だけでなく、3000を超えるソリューションで企業の抱える課題に対してアプローチしています。
例えば売上拡大を目指すのであれば、サービスの認知が足りていないのか、店舗の所在地が悪いのか、それともユーザーの分析ができていないのか、様々。
ソフトバンクのもと、膨大なデータをもとに出店計画を提案することもあれば、ヤフーデータとお客様のデータを統合し、ユーザー分析ツールを提案することもあります。
他にも課題によって通信だけでなく、クラウドサービス、AIコミュニケーションツール、業務の自動化ツールであるRPAなど、課題によって打ち手を変えていきます。
法人事業では、法人ソリューション営業や、ソリューションエンジニアという職種があります。法人ソリューション営業では、お客様の課題に寄り添い、多様なサービスや商材から最適な解決策を提案する仕事です。
ソリューションエンジニアは、営業とタッグを組み、技術的な観点から、お客様の課題解決のための提案をしたり、社内外の関係部署と連携をして、設計、構築、導入、運用までの業務に携わることができます。
最後に、それ以外の事業です。世界でインターネットにアクセスできる人は、まだ6割程度です。世界の情報格差をなくすべく、成層圏に基地局を飛ばして、世界中から圏外をなくそうというビジネスにもチャレンジしております。そして、これをソフトバンク単体で行うのではなく、300社以上ある子会社、関連会社と、共同や連携をしながら取り組んでいます。先ほどいくつか職種をご紹介しましたが、あくまで一例です。簡単に全てプロットすると、このような形になります。
では、ここから人事施策についてお話します。
人事施策では、大きく分けてこの2点をお話します。まずソフトバンクの働き方です。
ソフトバンクでは、出社と在宅はベストミックス、という考え方を持っています。
出社時は、チームビルディングを、在宅時には移動時間短縮によるパフォーマンス最大化を目的としております。
2021年には、本社を竹芝エリアに移転しており、社員同士の繋がりや、偶発的なコミュニケーションを満たせるよう、工夫されたオフィスデザインとなっております。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、お茶などはフリーで飲めるようになっていて、カフェのような音楽も流れている、リフレッシュできる空間も各フロアにあります。
また、ビルそのものもスマートビルディングになっており、お掃除ロボットが活躍していたり、顔認証で入館後、それがビルのエレベーターと連携しており、自分が勤務するフロアに一番早く着くエレベーターが自動で降りてきたりと、ビル全体が最適化されています。
他にも、スーパーフレックスなど、柔軟な働き方ができる制度があります。
仕事と育児の両立支援では、工程を上回る育児休業期間や短時間勤務制度があり、安心して仕事と子育てができる環境が、ご用意されております。
近年は男性育休も60%を超え、1ヶ月や2ヶ月、またそれ以上取得される社員もどんどん増えてきています。そういった取り組みが継続して評価され、2023年には外部機関から、日本で一社しかもらえない働き方ナンバーワンの賞をいただくこともできました。
2024年も人材活用力部門での受賞をしています。日経スマートワークの賞は、これで4年連続受賞をしております。
続いて、スキル開発についてです。ソフトバンクでは、様々な研修制度を段階ごとにご用意しております。内定者向けには、内定者に期間中にeラーニングのアカウントを付与し、希望者は気になる研修にオンラインで参加をすることが可能です。
続いて新入社員研修です。ご覧になっていただいているのは、エンジニア向けの例です。
新卒全体で参加する全体研修から、エンジニアのみの技術研修、職種に応じての部門研修、と段階的に研修を用意しています。新卒研修後も様々な研修制度があり、自己成長の環境は豊富に用意されています。
オンライン、オフラインで様々な研修が受けられ、Udemyも活用できるSoftBank Universityや視覚支援の制度、さらには専門領域で際立ったスキルを持っている方向けに、社内認定講師や、テクニカルマイスター制度まで、豊富に用意されています。
こういった人事制度には、ソフトバンクの共通の考え方として、手を挙げた人には機会を。という考え方があり、新しいことを前向きにやってみたいと考える方は、チャンスがたくさんある会社です。
キャリアの面では、自身で興味を持った部署やグループ会社に手を挙げて、キャリアを自分で作っていくことができます。累計約2000名が異動を実現している実態を伴った制度になります。
皆さん、ここまで説明を聞いて感じた方も多いと思いますが、ソフトバンクは世の中やニーズの変化に合わせて変わってきた企業です。これからもその部分は変わらず、我々が世の中に変化をもたらす、そんな企業になっていきたいと考えています。働いてみるとよくわかりますが、非常にスピード感にあふれ、変化に富んだ環境でビジネスをしています。
だからこそ、そういった変化を楽しみ、何事もチャンスと捉え、挑戦していける方々と一緒に仕事がしたいと考えております。もしこの思いに共感してくれる方がいれば、ぜひ選考にエントリーしてもらえればと思います。
ソフトバンクのまとめですが、ソフトバンクは、ベンチャーマインドと、安定的な社会インフラの両面を持つ企業になります。社会インフラというと、ビジネスモデルとしては安定的であるものの、保守的であったり、ベンチャー気質の企業だと、チャレンジングな風土ではあるものの、安定性に欠けるなど、それぞれ難しさを持ち合わせておりますが、ソフトバンクは、それぞれのいいとこ取りができる企業になります。
それでは、障がい者雇用についてお話します。障がい者雇用をご説明する前に、まずソフトバンクのD&Iについてご説明させていただきます。
レポートで、ソフトバンクの通信事業での挑戦や、通信事業者を越えた挑戦のお話をしましたが、それはいろいろな会社との合併統合を経て実現してきました。
過ごしてきた会社の文化自体も大きく違う社員と一緒に働く経験をしてきております。
入社の経路も新卒だけでなく、中途、お話した合併統合で加わった社員が、それぞれ3分の1程度ずつ在籍しており、その観点からも、いろいろな人が存在する、均一化されていない環境をご想像いただけるのではないかと思います。そのため、いろいろな違いを超えてシナジーを生み出すことは、日々の仕事の中で行ってきており、違いに対して寛容であり、受け入れられやすいバックグラウンドを持っております。
職種や性別、年齢、国籍といったものはもちろんですが、障がいについても、その違いの一つに過ぎません。このような環境です。様々な違いがある環境だからこそ、ソフトバンクはD&Iにも積極的に取り組んでおり、誰もが活躍できる職場をつくることが重要だと考えています。
様々な新しい事業分野に挑戦し、継続的な事業成長を続けるために、個人と組織の可能性が最大限に引き出され、より多様な人材が挑戦、活躍できる企業を目指しています。
ソフトバンクで働く障がいのある社員に、ソフトバンクに入社を決めた理由を聞くと、挑戦を応援してくれる環境に惹かれた、ここでなら自分を高めていけると感じた、障がいがあることで特別扱いされない、いろんな先輩社員と話をする中で、生き生きと働ける姿を感じた、という声を多く聞きます。
ここまでお話してきたソフトバンクの挑戦する姿勢や、これからお話する障がい者雇用のスタンスへの共感が理由になっています。
ソフトバンクでは、障がいの有無に関わらず、同じフィールドで活躍していただいております。雇用形態は正社員、給与も昇進昇格の条件、評価基準も同一です。
そのような環境で働くからこそ、障がい上、難しいことやできないことについては、会社でできる限りの配慮を行い、同じフィールドで立っていただくことをポリシーとしています。障がいがあることで、キャリアが制限されることはありません。
このようなポリシーで、障がい者雇用を行っているソフトバンクですが、実際に働いている人数と内訳はご覧の通りです。昨年6月1日に、国に届け出を行った数字ですが、雇用率は2.74%、在籍人数は466名となっております。内訳は肢体不自由の方が一番多いのですが、次に多いのが聴覚障がい、次に内部障がいと続きます。障がいのある社員の配属先に関してですが、ソフトバンクには障がいのある方を集めた部署や、切り出した仕事はありません。どのように配属を決めているかというと、大学時代に何を学んできたか、例えばエンジニアは、その内容が職種に直結します。
どのような業務を希望しているか、どのようなスキルを持っているか、会社が考える適正があると思われる業務、これらを踏まえて、配属を決定していきます。そのため、様々な部署で働いていただいております。
それでは、障がい配慮の事例をご紹介します。こちらは本社の執務室の写真です。
フラットでスペースが広いため、車椅子の方も安心して移動できます。本社にはウェルネスセンターがあり、産業医、保健師、カウンセラーが常駐しています。医療とのつながりが深い障がいの方も安心して働けます。通院に使用できる休暇もあり、通院頻度の高い社員は有効活用しています。
また、通勤経路は、通常は会社が指定する中から選択しますが、障害のある社員は通勤しやすいという観点が最も重要ですので、指定経路以外にも、希望経路を検討し、承認する対応を行っております。こちらは竹芝本社の多目的トイレです。かなり広く、オストメイトも完備し、一フロアに一ヶ所設置されております。
よく上肢障がい者の方から、タイピング速度に関する不安をお聞きするのですが、社内には様々な業務があり、必ずしもスピードを必要としない業務もたくさんありますので、心配は要りません。職種やアサイン内容で対応可能です。聴覚障がいの方には、写真の筆談に使用できるボードをお渡ししておりますので、日々の筆談に使用いただいております。
その他、音声認識ソフトを使用した情報保障などを行っております。音声認識アプリはUDトークを使用しており、ソフトバンクはナンバーワンのヘビーユーザーと聞いております。
今お話したものはあくまでも一例です。同じ障がいであっても、状況は一人ひとり異なりますので、一人ひとり丁寧にお話を伺って、どのように対応するのか検討しております。
面接や面談の場で、率直にお話ください。
最後に、夏のインターンシップのご案内をいたします。
ソフトバンクでは、夏休みに合わせて、RealJobセミナーというイベントを開催する予定です。
毎年開催しており、参加学生さんの満足度が100%となっているイベントです。
障がい学生として就職活動をする上で、知っておいてほしいことを、障がい学生の就職支援を行っている、障がい当事者の方からお話をいただいております。
この中で、障がい配慮をどのように伝えるか、というワークもありますので、就職活動の準備に最適です。
その他、障がいのある先輩社員と交流ができる座談会や、障がい学生同士だけの交流の機会も設けます。昨年も仲良くなって、その後の就職活動の情報交換や、励まし合える繋がりができたと、とても好評でした。
大学内で障害のある友人がいない、という声もよく聞きますので、つながり作りのきっかけになれば嬉しいです。
はい、いろいろお話した内容も実際に見ていただけますので、ぜひご参加いただきたいなと思います。
こちらに関しては、Webと対面での、両方の開催会を設けております。
マイナビからエントリーできますので、ぜひご参加ください。
ぜひ一緒に、情報革命で人々を幸せにしていきましょう。
皆様のエントリーをお待ちしております。
それでは、ソフトバンク株式会社の説明は、以上とさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。
- ダイキン工業
- 機械
- 2024年6月8日配信
【西川】
はい、皆さんこんにちは。ダイキンの採用担当、西川と申します。
本日は最近のことを紹介させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
改めて自己紹介をさせていただきます。
私はダイキンの採用担当の西川徹と申します。
2015年に、ダイキンに新卒入社をした、入社10年目の社員となります。
今は、採用担当の仕事をしておりますけども、入社後3年間は技術系の研究開発職として、テクノロジー・イノベーションセンターに勤務して、空調機の開発をするシミュレーションツールの開発、そして部門展開を行っておりました。
入社以降、4年目から現在にかけて、人事本部の採用グループにて、主には新卒採用を中心に、障がい者採用にも関わっております。私自身、メーカー、商社に就職活動を絞りながら実施をしておりましたが、グローバルトップ、そしてモノ作りというものを就活の軸に置きながら、いろんな企業を探していました。
その中でも、空気に価値を加えていくようなチャレンジングな姿勢、そしてある種、温かくも厳しい、そんな社員さんの雰囲気が入社の決め手となりました。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
はい、改めてダイキンの概要を紹介させていただきます。
ダイキンは、売上高、グローバル№1の空調メーカーとして、グローバルに事業展開をしております。
その中でも、ダイキンならではの特徴としては、空調機の中を流れる冷媒ガスの開発から機器の生産、販売、そしてアフターサービスまで自社展開をする、世界でも唯一の空調総合メーカーとしてグローバル№1の事業を手がけております。
主に空調事業の中では、皆さんにイメージがつきやすいかなと思います。家庭で使っていただく家庭用空調機であったり、オフィスや学校、飲食店さんなんかでも使っていただくような業務用空調機、こういったようなハードウェアを販売し、稼いでいく。そういったところが多くを占めておりますけども、そのハードを繋ぎ合わせてIoT技術を活用して、ソリューションを展開していくような、ソリューション事業、また冷やすものを、人だけではなくて、例えば食品だったり、データサーバー、そういったものを冷やしていくような冷凍冷蔵器、こういったものも取り揃えております。
実は、フッ素化学事業というところも展開をしており、グローバルな規模で展開をしております。
また、油器・特機・電子システム、こういったものも合わせながら、2023年度の売上高は4兆3953億円、こういった形で、売り上げを上げる、そんな企業になっております。
そんなダイキンの特徴として、業績が右肩上がりに大きく伸びている、こういったところも皆さんにお伝えできたらと思います。
2000年代以降、グローバル戦略を大きく舵を切っていきました。
その結果、21世紀以降の売上高としては、およそ8倍程度伸びている。そんな成長企業ということで、4兆円を超える成長企業、非常に珍しいキーワードじゃないかなと思います。
そんなダイキンの特徴は、海外事業比率は84%。こういったところに特徴があるかなと思いますので、次のスライドでも詳しくご紹介をさせていただきます。
当社、空調に絞って、まずはご説明をさせていただきますが、事業展開は175カ国、そして生産拠点は世界225拠点を持っております。
この中でもダイキンの特徴は、市場最寄化生産というふうに記載をしておりますけども、主要の各地域に生産拠点を置きながら、需要に応じた柔軟な生産調整、そしてリードタイムの短縮を実現させております。
右側の円グラフが、地域別の売上高比率ということで、日本、米州、欧州、アジア、オセアニア、そして中国、またその他のところに、アフリカ、そういったところも入ってきますが、これを合わせて4兆約4000億円規模の事業を展開しております。
そんなダイキンが有する、空調機のラインナップとしては、住宅用から、商業用、産業用というふうに書いてありますが、グローバル全地域、そして全領域の多様なニーズに対応するような豊富なラインナップを取り揃えております。
どういうことか、ご説明をさせていただくと、冷やす、または温める広さによって、空調機器の大きさを変えながら、皆さんに価値を提供しております。
例えば住宅用エアコンなどでは1部屋に、いわゆるルームエアコンで使うようなものが1台入っていますけれども、業務用エアコンなどですと、大きな空間を1台、または複数台で冷やすようなもの、また、アプライド空調がありますが、一番右側にあるような機械ですね。こちらは複数1台でも非常に大きな空間を冷やしたり温めたりすることができるものになります。
このターボ冷凍機なんかは、私の背丈よりも遥かに大きな空調機になっておりまして、例えば空港とか、ショッピングセンター、または、キャッチなところだと、サッカースタジアムを冷やしたりする。こういったところで活用いただいております。
こうした空調製品のラインナップをしっかりと取り揃えているからこそ、世界の空調市場において価値を発揮することができています。
実は空調というのは、国や地域ごとに気候や住宅様式、顧客の嗜好が異なる、そういった地域の特性に応じて、開発、生産、サービス、そして販売体制の構築を行っております。
ある種当たり前なんじゃないかというふうに思うかもしれませんが、実は、こういうところがこの空調ビジネスの面白さや、難しさになってくるのかなと思います。
この世界の空調市場ですけれども、例えば日本ですと、1部屋に1台、空調機があり、そこを冷やす、温めるということで価値を届けておりますが、例えば中国なんかですと、高級住宅向けということで、ある種、デザイン性というのも派手な色を使ったりします。
日本だと、白くて目立たない、そして風は直接来ないような、そんなデザインが好まれたりしますが、真っ赤なというところで、所有欲をそそるような、そんなものを求めるような方々もいらっしゃる。そうしたところに価値を届けています。
また、アジアだと、暑い地域なので、冷房だけで暖房がいらないのかな、ということまでは予測できるかと思いますが、本当に暑い地域もあり、ある種、静かで風が当たらない、ではなく、エアコンが効いているんだな、というのが実感できるような、ゴーッというような、日本人からするとうるさいと感じるような音や、風が直接当たるようなことを好まれる、そういう文化的な背景もございます。
またアメリカですと、ダクト式の全館空調と言われるような、1台で大きな空間を一気に冷やしたり温めたりするような空調方式が一般的になっております。
このアメリカですけれども、例えば日本だと、使う部屋はエアコンをオンにする、使わない部屋はオフにする、こういったところが当たり前になってきますが、アメリカの家はある種、24時間、365日、人がいるところもいないところも、空調をしっかりと効かせていく。こういったところが彼らの空調文化だよ、ということに、日本と世界の違いを感じていただくようなキーワードになったんじゃないかと思います。
その中でダイキンがグローバルで、どうビジネスを展開しているのか。こうしたところを少し補いながらご説明いたします。
ダイキンの空調機、このグローバルでの開発を行っておりますが、日本、そしてグローバルというところは、ある種、位置づけを変えながら事業展開を行っております。
日本、ある種ビジネスの、そして技術開発のグローバルマザーとして、基盤となる空調商品であれば、技術開発に集中しながら、ベースモデルというものに搭載できる要素部品を開発していきます。
日本だけではなくて、この世界で標準化を一定にできるところをしていくことで、コスト競争力の向上、そして省エネ、差別化技術というものをグローバルに水平展開していくことを意識しております。
こういったベースモデルというものを、グローバル拠点に展開していくことで、各地域にある開発センターが、それぞれのニーズに合った商品をアレンジ設計していくことで、グローバルに、全体にスピーディーに展開をしていくことが可能となります。
各地域で求められるニーズ、これをキャッチしていくような役割の方もいれば、その価値をしっかりと製品の形に落とし込んで、空調機として販売をしていく、ある種、事務系と言われるような方々、そして技術系と言われるような方々、双方に大活躍をいただくようなフィールドをお約束いたします。
化学事業についても、少し簡単にはなりますが、ご紹介させていただきます。
ダイキンのフッ素化学領域で、こちらで世界シェア2位をとっております。
この空調機というところが展開するビジネスの中で、この蛍石という原材料から冷媒画素を取っていったり、副産物として樹脂、ゴム、化成品、こういったものを展開しています。
このフッ素は、非常に個性的な特徴があって、耐熱性、難燃性と言われるような、熱に強いこと、また、耐薬品性と言われるような、薬剤、溶剤に耐えられること、こういった、石油化学などと比較をしても非常に強みを持った、スペシャリティケミカルになっています。
こんなダイキン、社会でもいろんな評価をいただいてます、というところを簡単にご紹介させていただきます。
日本経済新聞社さんが、毎年実施をされるスマートワーク経営調査、こういう調査で、2022年度に、大賞、日本ナンバーワンを受賞することができました。
主には、イノベーション力というところを評価いただいたり、市場開拓、そして人材育成、こういったところを全方向から評価をいただけたということで、非常に名誉ある賞をいただきました。
また経済産業省、そして東京証券取引所さん、こちらがタッグを組みながら、SX銘柄、DX銘柄というものを選定されておりますけども、ダイキンはそれぞれ、最新のSX銘柄、DX銘柄に選んでいただいたということで、経済市場、そして株式市場なんかでも、投資家さんからも非常に価値ある企業じゃないかというところで評価をいただいております。
そんなダイキンの、これまでどんなビジネスをしてるんだろうかということを、ここまで述べさせていただきました。
ここからは簡単に、今後の空調ビジネスの広がりについてご紹介をしたいと思います。
日本にいると、空調というものは、世界に既に行き渡っていて、これからの伸びしろはどれだけあるだろうな、ということを気になさる方もいらっしゃると思います。
こちらの図は、各国の家庭用冷房の普及率、2018年という少し古いデータにはなりますが、こちらをご紹介させていただきます。
日本は91%と、非常に空調は一定、普及をしていると見ていただけるかと思います。
一方、インド、インドネシア、アフリカ地域、メキシコ、ブラジル、こういう中南米と言われる領域。こういったところは1桁台だったり、10%台というところが非常に多いかなと思います。
挙げている地域、いずれも暑さというところが目立つ地域にはなりますが、空調が、実は本当に必要な地域にまだまだ届けられていないよ、というのが世界を見渡したときの現状となります。
そんな空調機需要というのは、先ほどのような、地域の人口増加、そして経済発展の影響で、世界の空調需要は2050年までに約3倍になると言われております。
これからも伸びていく、そんな空調市場において、やはりエアコンの重要度というのは非常に高いものとなっております。
どんなことだろうというと、こちらを見ていただいてもわかるように、一般的な商業ビルの電力消費量、こちらを算出した結果、冷暖房と言われるようなエアコンが4割以上占めていたということになります。
省エネはもちろん、カーボンニュートラルといった形で、非常にこの環境貢献というものが求められてくる中で、必要不可欠、欠かせないこの冷房、暖房、こういったエアコンが果たすべき役割というのは、非常に大きなものを占めている、ということになります。
こちらも見ていただけたらと思いますが、世界の空調需要というのは今後も伸びていく。
そんな中で、グローバルトップを走ってるダイキンは、今後の伸びしろもあるよね、というのをお感じいただけたかと思いますが、一方で電力消費というのは単純に増えていくよね、ということ、こちらも併せて懸念は持っております。
CO 2排出量が増えること、そして、地球温暖化への悪影響が出てしまうのではないか。
こうしたところから、2050年といったようなカーボンニュートラル達成に向けて、私達自身、ライフサイクルに応じた温室効果ガス排出の削減に取り組んでいく。こういったところを、FUSION 25、また今後の中期経営計画なんかでも中心に据えながら、事業展開を行っております。
そんな私達の挑戦の一つ、カーボンニュートラルへの挑戦、ここは、ダイキンのカーボンニュートラルは、私達が頑張ってる、と言ってるだけではなく、外部の方からも非常に期待を持っていただいているところになります。ポール・ホーケンさんという方が出されたベストセラーになります『ドローダウン』という本によると、カーボンニュートラルに効果のある現実的な施策として、ダイキンの事業ドメインが、多数ランクインをしていたという実績になります。
地球温暖化の解決策、今、いろんな世界のプレイヤーが、考えながらビジネス展開しておりますが、実は、自動車を電気自動車に切り替えるよりも、遥かに大きな影響を与えるんじゃないかということで、空調機の中を流れるこの冷媒ガスの回収、破壊というものにしっかりと取り組むことが、実質的な現実的な施策としてナンバーワンに位置付けていただきました。
他にもダイキンが取り組む、事業ドメイン3位に食料廃棄の削減、27位に地域冷暖房、こういった形で、ノミネートをいただいてる、世界で見ても非常に期待を寄せていただいてるところを感じていただけるんじゃないかなと思います。
実際どんなことをやっていくのかというと、この冷媒の回収、再生、破壊というものになります。簡単に言うと、使ったエアコンの冷媒、こちらをしっかりとリサイクルしていこうよ、というところがキーワードになります。
冷媒の使用量なんかも、グローバルでコントロールしながら、世界でサステナブルな空調環境というところをしっかり作っていこうとしておりますけれども、この冷媒の回収、そして再生というところも一つのキーワードとなっています。
日本の非常に強みでもある、こういったリサイクル、こういう考え方を、日本国内で、環境先進のヨーロッパで、しっかりとビジネスに成り立つように、事業モデルを構築していこうというチャレンジを今、双方で行っております。
また、ヒートポンプ普及の土台作りということで展開をしております。
ヒートポンプ技術。これは、空気中の熱を汲み上げて移動させることでエネルギーとする、ある種、環境技術として評価をいただいています。
空調機のコア技術と言っていいような、基本的な原理原則に基づくような、このヒートポンプ技術ですが、実は冷房ももちろんですが、今、ヨーロッパをはじめ、寒い地域での暖房をヒートポンプ式に切り替えていこうじゃないか、こうした動きが、ヨーロッパ、そしてアメリカで進んでいます。
燃焼、対比するのが燃焼暖房と言われるような、一般的にあるガス給湯器でお湯を沸かす、こういった方式が一般的ですが、電気を使うことで、エネルギー効率、そして非常に効果の高いものになっていくということで、普及が進んでいっています。
冒頭、イノベーション力という評価もいただいておりましたが、支えていくのはダイキンのユーザー参加型のイノベーション・プラットフォームということで、『DAIKIN LAUNCH X』というプロジェクトもご紹介させていただきます。
私達メーカーは、やっぱり品質をしっかりと命として扱っていておりますが、実はこうした『DAIKIN LAUNCH X』というプロジェクトだと、開発中で、こういったことを考えてるよ、こういったものは、皆さんにとって価値がありますか?みたいなところを、いろんなユーザーさんから答えをいただいていくことで、私達としては売れるんじゃないか、と思ったものにフィードバックだったり、実はそうじゃないのかな、ここが意外に話題になるんだ、みたいなことを、ユーザーの方々とコミュニケーションを取らせていただくことで、非常に多くの学びを得ております。
そうしたユーザーのニーズに、ある種、寄り添いながら、商品開発を行いながら、用途、使われ方の変化に合わせて、さらに改良していくような、『アジャイル方式』と言われるような、そんな商品開発を目指して取り組んでおります。
最後になりますけれども、またシェアオフィスを通じたデータプラットフォームの活用、こうした事例もご紹介させていただきたいと思います。
2018年に、空調データの協創プラットフォーム『CRESNECT』というものをダイキンが発起人となって設立をいたしました。
こちらは、いわゆるデータ活用プラットフォームを公開していこうじゃないか、ということで、空調機というものは、いわゆる天井だったり、見晴らしのいい場所に付いていますので、いろんなデータのハブになっていく、そういうところが可能な商材になります。
それはもちろん、ダイキンも活用していきますが、他にもそういうものと組み合わせながら活用していくことで、例えば、今回シェアオフィスをモデル事業としておりますが、働く人の生産性アップ、快適性、そして健康、こういったものに関わるサービス、データを収集しながら、コンテンツの高度化を図って、さらに新しい価値やサービスの創出を目指していく。そんなトライアンドエラーを、我々としてもしっかりと加速しながら取り組みを強化しています。
こうした、私達だけで取り組む自前主義ではなくて、しっかりとこのオープンイノベーションの創出を目指しながら、技術開発、そしてビジネス開発を行っております。
いかがだったでしょうか。
そんなダイキンの事業をご紹介させていただきましたが、ここからは簡単に私達の会社、ダイバーシティマネジメントについてもご紹介させていただきたいと思います。
ダイキンのダイバーシティ推進を、私達は、課題が起こったから取り組む、ではなくて、経営戦略の一つに位置づけながら、一番昔のものだと、1970年に展開をしていくような、こうしたベテラン、女性、外国籍、LGBT、その中にもしっかりと中心にこの障がい者雇用促進課、こういったことを据えております。
私達の障がい者雇用の考え方について、ご紹介させていただきます。
人を基軸に置く経営、と標榜しながらビジネスを行っておりますが、
『一人ひとりの成長の総和が、企業の発展に繋がる』
こういった信念のもと、人の持つ無限の可能性を信じて、障がいの有無や程度に関わらず、全ての人が能力を最大限に発揮いただき、意欲と誇りを持って働き続けられるグループを目指していく。こうしたところは私達の考え方の大原則となっております。
そんなダイキンは、1993年に、特例子会社のダイキンサンライズ摂津(DSS)、こちらを設立いたしました。ここでは、本当にあらゆる障がいを持つ社員、その社員自身が主体となって、やりがいを持って働くことができる、そしてしっかりとビジネスとして稼いでいくようなこと、こちらを実現いただくような職場関係の実現。そして事業の黒字化を両立していきました。
最近よくある言葉ですけれども、「配慮はしても遠慮はしない」、だったり、「障がいがあっても仕事に障がいはない」。こういったキーワード、これは、DSS、こちらで大切にされている考え方となります。
こういった特例子会社BSSで大切にしてきたこの考え方、ノウハウ、こちらを生かしながらダイキン工業としても様々な障がいを持った方や、やりがいを持って自分の能力を発揮できる職場環境作りというものを目指しております。
私達ダイキン工業株式会社では、障がいの有無に関わらず総合職、そして正社員として皆様、活躍をいただいております。
とはいえ、障がいというものについてはしっかりと入社に向けて、そして入社後もサポートをしていきます。
障がいの、この内容や程度、こちらも必要な配慮も人によって様々です。
ですので、何々障がいだからこういう障がいがあればいい、配慮があればいい、ではなくて、しっかりと一人ひとりと対話を重ねながら、本人、職場、人事、この3者で、必要な配慮について相談をしながら、会社生活をスムーズに始められるようにサポートしております。
視覚障害者の方だと、本人の専用のPCやi-Padを手配する、だったり、会議なんかで使用する資料はあらかじめデータで提供して、PC、 i-Padでも活用できるようにしていく。
こういった取り組みを進めていたり、聴覚障害をお持ちの方ですと、UDトークと言われるものを全社で導入をし、こちらを完了しております。
それに加えて、本人専用のロジャーという、言われる機械でPCやi-Pad、キーボードなどを手配して、できる限り説明内容も含めて、事前に情報を提供していく。こうしたことで、情報格差が生まれないようにしっかりとサポートしております。
直近数年間の入社者の実績ということで身体障がい、そして精神障がいの方にも複数、購入者をいただいております。
最後に、インターンシップのご案内をさせていただいて、以上としたいと思います。
ダイキンは、2024年の夏にサマーインターンシップとして、選抜型インターンシップACTION、そしてテーマの体験型のOJTと言われる長期インターンシップ、この2本立てで展開をしていきたいと思います。
選抜型インターンシップ、そして長期のインターンシップ、この両方とも皆さん自身の成長、そして、働くってどんなことなんだろうか、とか、実は面白いことがたくさんあるんだな、こうしたところに気づいていただくような、そんなプログラムにしていきたいと思います。
マイページでエントリーシートの募集をさせていただきますので、後ほど、マイページでアカウントを開設いただき、ご応募いただけましたら大変嬉しいなと思っております。
ざっとご説明をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。ちらっと聞いたことがあるかもというようなダイキンが、国内、そして世界で目指していること、取り組んでいるチャレンジということについて知っていただけたんじゃないかと思います。
ご興味持っていただけましたら、ぜひご応募いただけたらと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。
- 東芝
- 総合電機
- 2024年6月8日配信
【花岡】
皆さん、こんにちは。
私は、東芝、人事総務部採用グループの花岡と申します。
本日は東芝の動画を視聴いただきまして、どうもありがとうございます。
今日は、皆さんに会社説明ということで、東芝がどういうことをやっている会社か、ですとか、どういった職種で応募しているか、などをご紹介できればと思っておりますので、ぜひ聞いていただければと思います。
今日、東芝グループということで、東芝と4つの事業会社の5社のご説明をしていきたいと思いますので、そちらもご承知おきいただければと思います。
それではまず、東芝って、何やってる会社?ということで、東芝という名前は聞いたことがある方が多いかと思います。
例えば、冷蔵庫、テレビ、掃除機みたいな、いわゆる白物家電というものをイメージされる方が多いかなと思います。
もしかしたら皆さんの家にも一つぐらいは東芝の製品があるんじゃないかなと思います。
では実際、東芝は何をやっている会社かというと、こちらに記載の通り、社会や産業を支えるBtoBメーカーということで、実は、先ほど言ったような家電事業は、もうこの東芝本体ではやっていない事業になっております。
こちらでBtoB事業と呼んでいるものが、後ほどご紹介いたしますが、エネルギーやインフラ、電子デバイスなどを扱っている会社になります。
ですので、先ほど言った家電のようなBtoC、いわゆる私達のような一般消費者が、お店とかスーパーとかで手にするものではなくて、皆さんの生活に溶け込んでいるような、そういった製品やサービスを提供している会社になります。
では、背景のところも少しお話したいと思います。
今、BtoB事業をメインに行っている、とお伝えしたんですけれども、それを行っている背景として、まず2つの問題を、東芝としては社会課題として捉えています。
まず一つ目が、「地球温暖化による気候変動」、ということで、こちらは皆さんも普段の生活の中で実感されているところもあるかと思いますが、一方で世界に目を向けてみますと、例えば、今まで雨が降っていた地域で、全く雨が降らなくなってしまって、干ばつの被害だったりとか、農作物が作れないみたいな問題があったりします。
もう一つが、「インフラの老朽化」という問題になります。
私達は、毎日水を使ったり、電気、ガスを使ったりしていると思いますが、それらを供給しているインフラのシステムだったり、設備というのがどんどん古くなっているという状況にあります。
というのも今使っている設備やシステムは、高度経済成長期と言われるような、いわゆる40年前、50年前に作られたものが多いですので、それらを計画的にメンテナンスしたり、増設していくような必要がございます。
で、今言ったような2つの社会課題を、東芝はどういうふうに解決していくかというお話に移りたいと思います。ここでのキーワードは、「×デジタル」ということで、あまり東芝に、データとかデジタルのイメージじゃないかなと思います。
ちょっとご説明していきたいんですが、まず、家電に始まるような、我々、ものづくり、メーカーとしての幅広い知見、実績というのがございます。
それがこのスライドでいう、フィジカルに当たる分野になります。デジタルやデータというところでいうと、実は東芝は、今よく耳にするAIとかIoTとか、そういったデジタルの技術やソリューションというのも持っていますので、このサイバーの分野と、あとフィジカルの分野を掛け合わせて、社会課題を解決していこうというふうに考えております。
今、ちょっと大きなところの話をしましたが、会社の概要についてもご紹介したいと思います。
まず東芝の歴史です。東芝は1875年に創設した会社になります。ですので、皆さんだけではなくて、お母さん世代とか、もしかしたら、おじいちゃん、おばあちゃん世代も、東芝という名前はご存知の方も多いんじゃないかなと思います。もう約150年ぐらい歴史がある会社になります。
東芝は、珍しくて、創立者が2人おります。
ひとりが、田中久重という人で、この人は、芝浦製作所という会社を作りました。
もうひとりが、藤尾市助。この人は東京電機という会社、いわゆる白熱電球に始まるような電気系の会社を立ち上げました。
この2つの会社が1つになって、今の総合電機メーカーとしての始まりになっております。
この2つの会社が、後に1939年に、東京芝浦電気というふうに名前を変えまして、今の東芝につながっているということになります。
この2人の創業者の0から1を生み出すという精神を基にですね、今まで東芝は日本発、世界初の商品やサービスを世に提供してきたという歴史になります。
ここにはほんの一部しか掲載していないんですが、例えば、皆さんの身近なものでいうと、1930年に日本初の電気洗濯機や電気冷蔵庫を完成させています。
もう一つ例を挙げますと、真ん中らへんに、1967年のところですが、世界初の郵便物自動処理装置というものも完成させています。
この時代は、ちょうど高度経済成長期の時代になりまして、世の中の情報が一気に増えていったというような時代背景がございました。
ただ、当時は、今みたいにパソコンですとか、インターネット、もちろん携帯電話もありませんので、情報交換をする主なツールというのが手紙だったり、はがきといったような郵便物になりました。それらの郵便物に書いてある住所や郵便番号を自動的に読み取って、これは東京、これは大阪、というように割り振っていくような装置になります。
今みたいにAIとか画像処理という言葉はなかったんですけれども、この頃から、AIの走りになるような技術にも着手しておりましたので、いわゆるものづくり、先ほど言ったフィジカルの分野については、もう150年ぐらい歴史がありますし、一方で、サイバーに当たる分野についても、50年以上の歴史があるということで、今、東芝はこの2つを軸に事業を行っております。
東芝の過去の話をしましたが、今の東芝はどうなんですか?という話もしたいと思います。
年間の売上高が大体3兆3000億円ぐらい、従業員の数が10万6000人となっております。本社が東京都港区芝浦というところにございます。
下に2つ、円グラフがございます。左下が、セグメント別の売上高の比率になります。
売上高が3兆円ぐらいありますが、それらをどういった事業で売り上げを上げているか、というものを示しております。
右上から、エネルギー、社会インフラ、電子デバイス、デジタルソリューションと色がついていますが、この4つのBtoBの事業が今、東芝がメインで行っている事業になっています。見ていただいてわかる通り、どれも20%弱ぐらいというところで、何か1つが突出して多いというわけではなくて、それぞれの事業がきちんと売り上げを上げているというところが特徴になります。
一方で、デジタルソリューションが7%と、ちょっと低いなと思われるかもしれませんが、3兆円の7%ですので、年間で2000億円ぐらいは売り上げがありますので、それなりの規模感があるなというふうに思っていただけるかなと思います。
次に右下ですね。こちらが地域別の売上高の比率になります。
ざっくり国内と海外、半々ぐらいのイメージになりますので、アジア、北米、欧州を含めてグローバルに事業を展開している会社になります。
ただ、こちらは東芝グループ全体での比率になりますので、左側の事業によって少し海外の比率も異なってまいります。
例えば、左側のピンク色の電子デバイスの分野で言いますと、海外の売り上げが7割、8割を占めるような事業になっておりますので、事業によって少し毛色が違いますよ、というところも押さえておいていただければと思います。
東芝の組織のご紹介もしていきます。
冒頭、東芝と4つの事業会社のご説明、と申し上げたんですが、左側の「コーポレート部門」と書いているところが、株式会社東芝になります。右側に「事業」と書いてありますが、エネルギー、社会インフラ、電子デバイス、デジタルソリューション、それぞれの4つの事業に会社が存在しているというようなイメージになっています。
どうしても、右側の4つの事業会社が東芝の子会社みたいに思われるかもしれないんですが、この4つの事業会社は、元々、左側の東芝の中にありまして、数年前に分社化したという背景があります。ですので、この5社は、例えば人事処遇制度だったり、福利厚生、労働条件といったものは全て同じになっております。
この5社の間で、人の異動だったり、何かプロジェクトをオーダーしてやっていく、みたいなものもありますので、5社で1つの東芝というふうに思っていただければと思います。
採用活動ですとか、インターンシップについても、5社共同で実施していきますので、例えばエネルギーに興味があるよ、ということであっても、まずは東芝の方にエントリーをいただければと思います。
では主な事業所ということで、もし皆さんがご入社いただくと、こういったところで働く可能性があります、というような場所のご紹介になります。
東芝の本社は、東京は浜松町というところにございます。
本社が東京にあるということもありまして、ものを作っている事業所ですとか、工場は東京や神奈川を中心とした関東圏にあるというところが東芝の特徴になります。
府中ですとか、小向、横浜、川崎といったところにあります。事業所とか工場というと、すごく都心から離れているとか、辺鄙なところにあるというイメージをお持ちかもしれませんが、比較的、都心からアクセスしやすくて、駅からも近いところにあるというのも特徴になっております。
もちろん、関東圏だけではなくて、関西圏ですと、姫路ですとか、あと加賀とか、柏崎といったところにも全国に拠点がございます。
もちろん国内だけではなくて、海外にも拠点がありますので、いろいろなところで働いていただけるフィールドがあるかなと思います。
では、ここから事業のご紹介に移っていきます。
先ほどお伝えした通り、4つの事業がございますので、それぞれの事業でどういうことをやっているか、簡単にご紹介していきたいと思います。
まず、エネルギー事業になります。
こちらでは、主に電気、発電に関わる領域になっております。電気は毎日皆さん使われていると思いますが、電気を使うためには4つのフェーズがございます。
まず、電気を「つくる」、「おくる」、「ためる」、「かしこくつかう」、この4つのフェーズを、東芝はサポートしているというところが特徴になります。
まず、「つくる」というところでは、今の発電の主力を占めている原子力、火力といったところから、再生可能エネルギーということで、太陽光ですとか、風力、水力といったところも幅広く扱っております。作った電気を、皆さんの家庭や施設に送っていく技術ということで、送配電のシステムですとか、あと変圧器といったものも扱っております。
作った電気をすぐ使うものもあれば、将来的に貯めておきたいとか、何か災害があったときのために貯めておきたい、という需要もあるかと思いますので、そういったときのために蓄電池ですとか、電気を水素の形に貯めておくような技術も開発をしております。
最後、使うところですが、ただ使うだけではなくて、「かしこく」、というところがポイントになります。無駄なく、効率的に電気を使うために、VPP、これバーチャルパワープラントの略になりますが、このシステムを使って仮想空間で、一つ、発電所を作って、全国に散らばっている発電所でどれくらいの電気が作られているか、いつ作られるかといった情報を管理して、無駄なエネルギーは作らないというような運用を実現させております。ですので、電気に関わるところをトータルでサポートしているのがこちらの事業になっております。
では2つ目が、社会インフラ事業になります。
社会インフラと言っていますので、我々の生活、暮らしに非常に身近な領域になっております。
例えば、左側の「公共インフラ」というところでいくと、水環境ソリューションとありますが、皆さんは、毎日水を使っていると思いますが、皆さんの蛇口から出る水は、浄水場で水を綺麗にしています。その水を綺麗にするシステム、というのを東芝作っておりまして、こちらは国内シェアナンバーワンを持っている事業になっております。
あとは駅の中で言いますと、自動改札機なんかも、東芝は作っております。
東海道新幹線の自動改札機は、全て東芝製のものになっております。
真ん中の、鉄道・産業システムというところでいうと、鉄道、車両ですね。電車そのものは作っていないんですが、その中に入っている通信システムや、モーター、インバーターとか、そういったものを納めております。
家電のように東芝というロゴが大々的に見えるわけではないので、なかなか気づきづらいんですが、実は我々の暮らしを身近にサポートしているというような事業になっております。
では3つ目、電子デバイス事業領域になります。こちらの領域では、主に2つの製品を扱っております。
まず一つ目が、左下に書いてある半導体デバイスになります。こちらは電力を供給したり、制御したりするようなデバイスになりますが、皆さんも昨今のニュースで、半導体不足で車が作れないとか、パソコンの納期が遅れているというような話を聞いたことがあるかなと思います。いわゆる、電気をやり取りしている、電気を通すような電子機器には必ず入っている小さな部品になっております。
これからどんどん実用化に向けて、電気自動車なんかも増えていくと思いますが、電気自動車には、半導体が数千個単位で使われておりますので、そういった自動車の電動化や省電力化といったところにも貢献をするデバイスになります。
もう一つが、ハードディスクドライブになります。こちらはデータを保存する用途で使われております。
主なところで言いますと、データセンターといって、皆さんが普段、SNSを使ってメッセージをやり取りしたり、動画写真をクラウドにアップしたりすると思いますが、それらの保存先であるデータセンター向けに、大容量のハードディスクを納めているところがメインの製品になっております。
4つ目がデジタルソリューション事業になっております。
こちらは、今までご紹介してきた3つの事業とは異なりまして、唯一、ものづくりをしていない事業になっております。冒頭、フィジカルとサイバーというお話をしましたが、サイバーに当たる事業になります。
ですので、我々が持っているいろんなAIやIoTのデジタルの技術やソリューションを使って、お客様の課題を解決していくことを一緒に考えていくような、少しコンサルっぽい要素がある事業になっております。
ですので、お客様は多岐にわたっておりまして、製造業から物流、金融機関、メディア、官公庁、自治体と、大変多岐にわたっております。
皆さんも、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんが、量子暗号通信といって、セキュアな通信をサポートするようなところも、もう20年以上、研究開発を行っておりまして、医療の分野なので、実用化に向けて今も行っております。
ここから東芝のDEIBへの取り組みについてもご紹介していきたいと思います。
DEIBという言葉は、もしかしたら皆さん、聞かれたことがあるかもしれませんが、後ほどご紹介しますが、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)、Belonging(帰属性)の略になっております。
東芝グループの企業理念が、『人と、地球の、明日のために。』という理念になっておりまして、こちらを実現するために、皆さん、多様な価値観や考えを尊重して、それを価値創造につなげていこう、というふうに思ってこの方針を打ち立てております。
実はこの方針は、元々、ダイバーシティ&インクルージョンということは、数年前から東芝として謳っていたんですけれども、この24年3月からこのDEIB方針というのを新しく打ち出しているといます。
では、どういった方針かというところを、簡単にご紹介します。
先ほど言った通り、Dはダイバーシティ、こちらは多様性の意味ですね。皆さんのいろんな個性や違いを意味しています。Eのところは、イクイティということで公平性となります。
こちらは、皆さん一人ひとりに、公正な形で挑戦、活躍の機会を提供するというところになります。これは、ただみんなに同じものを与える、というわけではなくて、それぞれの違いや事情を考慮した上で支援をしていく、というようなことを大切にしている考え方になります。Iがインクルージョンですね。こちらは個性や違いを組織の中で生かし合うことを意味しています。で、もう一つ、Bというのがビロンギングというのがを意味しています。こちらは帰属意識という意味になりますが、一人ひとりが、組織の一員として自分を生かせる居場所があると感じること、を指しています。こちらは、強制ではなくて自然と感じる、というところがポイントになります。
ロイヤリティや忠誠心とは異なりまして、自然と皆さんの居場所があるというふうに思える、というところが一つ、ポイントになっております。
DEIB方針の重点領域、ということで、4つのことを打ち出しております。
まず一つ目が、「多文化共生」。様々なバックグラウンドを持つ人たちが強みにできる、
互いの違いを受け入れて、強みにしていくような状態を目指しています。
あとは「ジェンダーギャップの解消」、こちらは性別に関わらず、全ての人が活躍できる仕組み作りというところを目指します。
もう一つが「LGBT+とアライ」になります。
皆さんが差別を受けることなく、安心して働くことができる環境作りを推進していきます。
最後4つ目。こちらが「障がいのあるメンバーの活躍」ということで、皆さんも個性と能力を生かして持続的に活躍いただける職場作りを目指しております。
障がい者雇用について、ここでは少しフォーカスしております。こちらで障がい者雇用率の推移、というものを示しておりますが、2018年~2023年までを示しておりまして、一番直近の2023年6月では2.6%ということで、法定雇用率をきちんと達成をしております。
ここは引き続き強化していきたいと思っておりますので、皆さんもぜひ、参画いただければと思います。
ではここから仕事の流れと職種についてもご紹介していきます。
東芝は、インターンシップについても職種別の募集になっておりますので、皆さんが興味のある職種をご自身で選んでいただく形になっております。
東芝はメーカーですので、研究開発から製造、販売まで全て行っておりますので、それぞれに職種が存在しているようなイメージになります。
まず、薄い水色で、エンジニア系、と書いてあるところが技術系の職種になりますので、理系の方が多く活躍いただいているフィールドになります。
濃い青のところが、営業スタッフ系、と書いてありますが、こちらが事務系の職種になりますので、文系の方が多く活躍いただいているフィールドになります。
薄い水色のエンジニア系は、いわゆる技術系の職種が多いんですけれども、文系の職種ももちろんございますので、文系理系問わず、ぜひご興味を持っていただければ、と思います。
ではここから、夏のインターンシップのご紹介も少ししたいと思います。
先ほど申し上げた通り、東芝では文理問わず、募集を行っております。
実習期間が8月26日(月)~9月13日(金)になっております。
1週間、2週間コースがございますので、皆さんのご予定に合わせて選んでいただければと思います。
募集人数が、営業スタッフ系、いわゆる事務系の職種は20名程度、エンジニア系、技術系の職種は200名程度ということで、募集を行っております。
先ほど言った通り、東芝職種別、かつ、さっきご紹介した事業ですね。
事業ごとということで、かなり細かくテーマを分けて募集をしておりますので、もしこのテーマ、こういうことをやりたいんだけど、どのテーマを選んだらいいかわからないな、とか、そういうことがありましたら、我々の方にぜひ、ご相談していただければと思います。
そのテーマごとに、実施の方法も異なっておりまして、対面でやるものもあれば、オンラインで実施をするものもありますし、対面とオンライン、ハイブリッドでやるものもございますので、ぜひそちらもご確認いただければと思います。
東芝のインターンシップの特徴ということで、今申し上げた通り、2日とか3日とか、そんな少ない日数ではなく、一週間以上、職場を体験いただきますので、業務のことはもちろんですが、実際に働いている社員の雰囲気だったり、社風といったものも深く知っていただくことができるかなと思います。
もう一つが、社員からフィードバックを受けていただくことができますので、今後の就職活動にぜひ生かしていただければと思います。
先ほど申し上げた通り、対面でやるものもございますが、もちろん来ていただく際の交通費や、宿泊が必要な場合は、宿泊先の手配もこちらでさせていただきますので、遠方からも安心してご参加いただけるかなと思います。
あともう一つが、優勝者の一部は、早期選考、こちら技術系のみになりますが、早期選考を進められたりですとか、事務系ですと、一次面談を免除する、といったような優遇措置もございますので、ぜひ参加してみていただければと思います。
実際の応募についてですが、今表示しているQRコードから応募のサイトに行っていただくこともできますし、東芝インターンシップというふうに検索いただくとすぐに出てくるかと思いますので、そこからまずはエントリーをお願いできればと思います。
募集期間は、6月1日(土)~6月24日(月)となっておりますので、期間内にぜひよろしくお願いいたします。
もちろん、留学生の方ですとか、障害をお持ちの方もご応募いただけますので、ご興味があれば、まずはエントリーをお願いできればと思います。
さっき言った通り、テーマが多岐にわたっておりますが、どういったところを選べばいいかわからないとか、テーマに迷われる方は事務局までご相談いただきたいということと、あとは今日、授業とか職種の紹介は、かなり大雑把にしかお話ができていませんので、6月上旬から、それぞれの職種や部門別のセミナーを逐次開催しておりますので、そちらの方で、ぜひ理解を深めていただければと思います。
募集を締め切った後は、書類選考して、面接会をして、合格になった方に参加いただく流れになっております。この面接会については7月の中下旬を考えておりますが、わざわざ来社いただく必要はございません。
Webや電話で面談をさせていただきますので、遠方からのエントリーも、ぜひお待ちしております。
では、こちらでは最後、東芝のHPのご紹介ということで、皆さん、学生さん向けのいろんなコンテンツ、動画、含めて用意しておりますので、もしご興味あればぜひ見てみていただければと思います。
では、東芝の企業理念、改めてにはなりますが、『人と、地球の、明日のために。』ということで、社会貢献したい、ですとか、我々の生活を良くしたい、というふうに思っていただける方には、事務系、技術系問わず、活躍いただけるかなと思いますので、ぜひ、ご興味持っていただければと思います。
それでは、今日は長い時間、ご清聴いただきまして、どうもありがとうございました。
- 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京【NEXCO中日本グループ】
- 建設コンサルタント
- 2024年6月8日配信
【林】
皆さんこんにちは。
中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京で、採用担当しております、林と申します。
本日はよろしくお願いいたします。
本日、私達からお伝えしたいことは3点ございます。まず私達についてと、私達の事業についてと、最後に1day仕事体験について、お伝えをさせていただきます。
最初に、私達についてご説明をさせていただきます。
高速道路の役割を、皆様ご存知でしょうか。日本の貨物輸送を支える、というところで大きな役割を持っております。日本をつなぐ高速道路は、現在、約9400キロほどございます。そんな中で、大型車が1日約30万台ほど利用しております。
物流に関しまして、高速道路はなくてはならない、そういった役割を持っております。
続いて、地域経済の活性化についても高速道路は大きな役割を持っております。
一般道の渋滞緩和や生活における快適性の向上、観光地への需要、こういったものの増加に、高速道路は大きな役割を担っております。
また3点目に、大規模災害時、こちらでの高速道路の利用というところも大きな役割を持っております。緊急車両の交通ネットワークの確保というところで、大きな災害があると、インフラが全て止まってしまうんですが、高速道路はいち早く緊急車両が通行できるように、という形で確保されていると、高速道路は、日本の経済、国民の生活を支える上で欠かせないインフラとして機能しております。
そんな中、我々、NEXCO中日本グループは、どういった仕事をしているかというところなんですが、大きく分けると、こちらの4点が仕事としてございます。
まず、「高速道路を創る」という役割です。こちらは読んで字のごとく、新しい高速道路を建設していく、そういった事業になります。
2つ目が、「高速道路を守る」という仕事になります。
高速道路はインフラになりますので、作ったら終わり、というわけにはいきません。その後、維持管理していく。そういった仕事になってきます。
3点目が、「高速道路で癒しを提供する」というところで、サービスエリアやパーキングエリア、こういったところで癒しを提供する。そういった事業をやっております。サービスエリアもかなり観光地化してきているところがあります。
また、新たなサービスを提供するというところで、ETCとかですね、高速道路を利用している関係でクレジットカードの発行事業であったり、様々なサービスの提供というところをやっております。
そんな中で当社、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京は、何をやってるかというと、高速道路を守る、という仕事を主に行っている会社になります。
会社の概要になります。
会社名、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社、という非常に長い名前になっておりますので、ぜひ当社のことは、エンジニアリングのエンジと、地名の東京を取って、「エンジ東京」で覚えていただけると非常に覚えやすいかなと思います。
インターネットなどで検索をかけるときも、「エンジ東京」と検索をかけていただくと、当社一番上に出てきますので、かなり親しまれた名前になっております。
創立は1972年になりますので、もう半世紀以上経っている。そういった企業になっております。
社員数に関しましては、現在1200名弱おります。そんな中でも、土木系、施設系と言われる技術系の社員が約9割、事務系の社員が1割と、そういう割合で仕事をしている形になっております。本社の場所に関しましては、東京の新宿区にございます。新宿駅を出て、徒歩5、6分ぐらいのところに本社がある、といった形になっております。
続きまして、事業エリアと事務所の方のご紹介をさせていただきます。
当社が管轄して管理している高速道路は、大きく分けると3つございます。東名高速道路というものと、新東名高速道路、また中央自動車道と言われるこの3つの大きな路線、こちらを管理しております。
本社の新宿から全ての高速道路を見ていくのは不可能なので、それぞれの拠点に道路事務所というものが設けられております。
東名、新東名でいきますと、横浜からスタートして、浜松の方まで事務所がございます。
中央道でいきますと、八王子からスタートして、松本の方まで道路事務所がありまして、それぞれの拠点に社員がいる、そういう形になっております。
続きまして、私達の事業についてご紹介をさせていただきます。
当社、先ほどお話した通り、技術系の社員が9割といった形になっておりますが、その中でも土木系、施設系という形で分かれております。またその中で、土木、施設がそれぞれの職種がございまして、まず最初に紹介させていただくのが、土木職という職種になります。
こちら、橋梁とか、トンネル舗装なんかの高速道路の骨格ともいえる構造物、こういったものを日々点検をしているのがこの土木職の仕事になります。
2つ目が、こちらも土木系の社員になります。造園職という職種になります。サービスエリア、パーキングエリア、また、のり面なんかで、草木が生えているかと思いますが、そういった植栽、植生の管理を行っているのが、この造園職という形になりますので、サービスエリア、パーキングエリアのお花とか、そういったものも管理を行っております。
続いてここから施設職になります。
まず、機械職になります。消火栓やトンネル非常用設備なんかの、高速道路にある機器・設備の保守保全、こちらを担当していただくのがこの機械職という職種になります。
大きいものでいくと、ジェットファンなんかがトンネルについておりますが、そういったものを担当していただく、そういった職種になっております。
続いて、電気職になります。今の世の中、電気がないと何もできない世の中になっておりますが、高速道路も同じように、照明や情報板、こういった電気設備が、各種いろいろございます。そういった電気に関わるものを維持、管理していただくのが、この電気職という職種になっております。
続いて、通信職になります。高速道路ETCや非常電話、情報ターミナルなんかの通信を使う設備が様々ございます。そういった全ての通信に関わるものを担当していただくのがこの通信職という形になっております。
ETCなど、今、各インターに設置されておりますので、かなりの台数があるというところになってきますので、通信職も仕事がたくさん出てきているといった形になっています。
続いて建築職になります。サービスエリア、パーキングエリアなんかのお手洗い等、商業施設等、と言われる建物。こちらを担当していただくのがこの建築職という職種になります。また料金所であったり、自分たちが働いてる事務所等、そういったものも管理をしていただくという形になりますので、高速道路上のあらゆる建物、こちらを受け、当社の建築職が担当している、そういった形になっております。
最後に、関連学部、関連学科という形でご紹介をさせていただきます。
こちら卒業されているOBの方が多い学部、学科を載せさせていただいておりますが、今、大学でも様々な学部、学科がありますので、ご自分がどのような勉強をされてきたか、そういったところで職種を決めていただくといった形になります。当社の場合、会社からあなたはこの職種という形で決めるわけではなく、ご自分で、どの職種で仕事をしていきたいかというところを選んでいただく、そういった形になっております。
最後に1割ほどいる事務職というのをご紹介させていただきましたが、事務職に関しましても、各道路事務所に大体3~4人ぐらいの体制で仕事をしております。
また、本社のコーポレート部門と呼ばれる、様々な部署がございますが、そういったところで事務職の方が仕事をしているといった形になっております。ただ、このコーポレート部門に関しましては、技術職の方たちしかできないような仕事も多種多様にございますので、技術職の社員として入社されても、こういったコーポレート部門、こちらに配属されるということはございます。
わかりやすいところでいくと、技術開発をやってる開発課というところがあるんですが、開発事業というところにも、当社力を入れておりまして、こういったのは事務職だとなかなかできない分野になってきますので、技術職の社員が、まかなっているといった形になります。こういったコーポレート部門、こういったところで技術職の社員も仕事をしているといった形になっております。
ここから、現場事務所の仕事の流れを、一般的なところでご紹介をさせていただきます。
当社、維持管理を行っている会社になりますので、最初は皆、点検からスタートになります。その後、測定・調査・検証、データ分析・評価、補修計画・設計、施工管理/工事という流れで進んでいきます。
少し具体的にお話をさせていただきますと、まず点検が、どの職種も必ずスタートは点検からになります。道路の現状を的確に把握して、将来、起こりうる損傷を予測、改善・予防を提案していく、といった形になります。昔ですと、壊れているところを探すのが点検という形で思われてる方もいらっしゃるかと思いますが、高速道路そういうわけにはいきません。
今、壊れる前に、もう少ししたら壊れそうだ、そういったところを見つけていく点検を行っていますので、壊れていないところに関しましても、将来を予測して点検をする、そういった形になっております。
続きまして、測定・調査・検証になります。点検に関しましては、人の目とか手を使って行いますが、それを正確なデータで用いないといけませんので、特殊な機械などを用いて正確なデータというところを調査を行います。
吸い上げたデータに関しましては、最初は、ただの生データになってしまいますので、それをデータ分析・評価というところで、道路の現状を維持、改善するために、構造物、設備の老朽化を予測、将来の予測を図るといったところになってきます。
それが終わりますと、補修計画・設計という形になってきます。今までと同じように直していたのでは、また同じような現象が起こってしまい、すぐ駄目になってしまう可能性がありますので、どういった形で直すのがいいのか、とか、渋滞をしているところであれば、こういうふうにすれば渋滞は起こらないんじゃないか、みたいな渋滞対策の検討、こういったことも行っているのが、補修計画・設計というところになります。
工事が始まりますと、施工管理という形で、工事に携わっていただきます。当社の施工管理に関しましては、発注者様がNEXCO中日本になるんですが、その発注者支援という形で工事に入ります。
ですので、工事を請け負うゼネコンさんですとか、メーカーさん、こういったところも、全て含めて管理していただくのが、当社の施工管理という形になりますので、発注者という立場で、施工管理を行っていただきますので、工事全体の管理が必要になってくるという形になっております。
実際の工事で、当社の土木局に関しましては、工事はございません。
発注を行ったゼネコンさん、メーカーさん等が、工事自体は行いますので、施工管理という立場で工事現場に入っていただくことはございますが、工事自体を自分たちの手でやることはありません。ただ、施設の社員に関しましては、事故復旧なんかがございます。
交通事故なんかで電気の配線が切られてしまった、通信の配線が切られてしまった、みたいなことがあると、そういった事故の応急復旧ということを、自分たちでやらなければいけませんので、そういうことで、施設職に関しましては、工事が入ってくるといった流れになっています。
今お話させていただいた、壊れたから直す、というわけではなく、予想される経年変化を事前に予測して修繕を行うことを、当社としてはやっています。対処療法的な「事後保全」「計画保全」へ、という形で、常に先を見て仕事をしていく、壊れる前に直す、そういった形で仕事をしております。
この点検からスタートしまして、測定・調査・検証、データ分析・評価、補修計画・設計、施工管理/工事、この一連の流れをぐるぐる回していくのが当社の仕事の流れとなります。
こちら、紹介したものを全て1人で自分でやるのかというと、そうではございません。
各セクションに各担当者がいて、それぞれがそれぞれの仕事を担当していただく、そういった流れになっております。
また、ジョブローテーションということもありますので、数年に1回、担当している業務が変わる、といったこともございますので、自分が何に向いてるのかというのは、担当してやってみて初めてわかるところもあるか、とは思いますので、様々な仕事を担当していただく、経験していただくということが可能なのが当社の仕事になっております。
最後に、私達が心がけていること、というところで、「安全で安心・快適な高速道路を提供する」というのが、当社の仕事になります。高速道路、インフラになりますので、普通に使えるのが当たり前。そういったのがインフラの事業になります。
おうちに帰れば、スイッチ押せば電気がつくのも当たり前かとは思いますが、あれも電気会社さんが日々守っていただいてるので、そういったことが可能になっていると。
高速道路も同じように、毎日普通に走れるのが当たり前。この当たり前を守っていく。そういった事業になっておりますので、非常に公共性の高い事業になっております。
ここから1day仕事体験についてご案内をさせていただきたいと思います。
開催の概要になります。
下の方に載っている学部、学科の方が、基本的には対象になりますが、特に文系だから、とか、そういったところでお申し込みいただけない、そういったことは一切ございませんので、全ての方がお申し込みしていただける環境となっております。
ただちょっと専門的な部分もあったりはしますので、わからないな、みたいなことが出てくるところだけはご了承いただければ幸いです。
ただ、どんな方でもお越しいただけるという形にはしておりますので、ぜひお越しいただければと思います。
場所に関しましては、対面で行う場合は、東京都の新宿の本社で開催を予定しております。駅から5分ぐらいですので、誰でも来やすいかなというふうに思っておりますので、ぜひお越しください。
またどうしても遠くからで行けない方がいらっしゃるかと思いますので、Webでの開催も行います。こちらはZOOMを利用して開催を行わせていただきますので、インターネット環境だけあれば、気軽にご参加いただけるかなというふうに思います。
内容に関しましては、会社の、今日説明した概要ですとか、業界説明、事業紹介っていうところを、より深くご紹介をさせていただきます。
また本日ご紹介できませんでしたが、福利厚生なんかについても、詳しくご紹介させていただきます。当社、福利厚生に関しましても、かなり力を入れておりますので、ぜひお聞きいただければ幸いです。
またグループワークの方も準備しておりますので、皆様で、高速道路の事業、そういったことについて考えていただくと、そういう時間も設けさせていただければと思っております。
最後に、人事との座談会という形で、どのようなご質問でもお受けしておりますので、就職活動についてちょっと聞きたいなとか、当社のこと以外のことでも、様々なご質問をお受けしています。気軽にどんなことでも聞いていただければと思います。ぜひお気軽にご応募いただければと思います。もし配慮事項等、個別にございましたら、人事担当までご連絡いただけましたら、個別に調整をさせていただきますので、特に気にせず、気軽にご連絡いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
開催日時についてご案内をさせていただきます。
最初、6月の末からスタートをさせていただきます。
まず6月27日(木)に開催させていただきます。
その後、7月に4回、開催をさせていただいて、8月も4回、開催を予定しております。
最後に9月4日(水)ですね。
こちらが対面での最後という形にはなりますので、ぜひこの期間でご都合が合うようであれば、お気軽にご参加ください。もし、ちょっと行けないということであれば、ウェブの方も、開催を7月、8月、9月と1回ずつ行う予定をしておりますので、Webの方でのご参加でも全く問題ございません。
もうちょっと会社のこと知りたいなとか、業界のこと知りたいなとかいうことがございましたら、お気軽にご参加いただければ、というふうに思います。
申し込み方法についてお伝えさせていただきます。
マイナビの、当社のページからエントリーをしていただきまして、その後、メールアドレス宛にご案内をいたします。
その後、マイページログイン後、希望日程を決定して、ご予約をしてください。
エントリー後に関しましては、マイページの方からご案内をさせていただくのと、公式LINEを通じてご案内をしておりますので、もしLINEをやってる方がいらっしゃれば、公式LINEのお友達追加、こちらもしていただけると、ご案内ができるかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日のご説明を終了とさせていただきます。
本日はご清聴いただきまして、ありがとうございました。
- 日本イーライリリー
- 薬品
- 2024年6月8日配信
【国沢】
皆さん、こんにちは。
本日は、日本イーライリリーのWeb説明会をご視聴いただき、ありがとうございます。
人事本部の国沢と申します。
もしかしたら、今日、この会社の名前を初めて聞くという方もいらっしゃるかなと思いますが、日本イーライリリーは米国に本社を持つグローバル製薬企業、イーライリリーカンパニーの日本法人になります。ぜひ、今日覚えて帰っていただければなと思います。
本日は、皆さんに、9月に行う、3daysビジネスキャンプのご紹介と、障がいを持つ社員のリリーヒストリーについて、最初の15分ほどでお話させていただきます。
こちらがメインでお伝えしたいことになりますので、ここまで見ていただいて、途中でご退出いただいても構いません。
そして残り10分ほどで、会社全体の紹介ができればと思いますので、興味のある方は続けてご視聴ください。
さて、日本イーライリリーでは、現在、医薬品開発、営業のMR、マーケティング、人事、情報技術、ファイナンスなど、様々な職種で、障がいを持った社員が専門性を持って活躍しています。リリーでは、これらの職種への理解を深めていただくため、この夏、3daysビジネスキャンプを開催いたします。日時は、9月4日(水)~9月6日(金)の3日間です。
リリーの本社がある神戸にて対面で実施をいたします。応募締め切りは7月31日(水)です。
製薬業界の医薬品開発のお仕事に興味のある方、また、マーケティング、ファイナンス、情報技術の専門性が高いキャリアに興味のある方、または、英語が日々のやり取りで飛び交うようなグローバルな環境下で働いてみたいという方、ぜひ、神戸本社の3日間を通じて、リリー社員のグローバルに通用するキャリアを体験してみませんか。
こちらが昨年、実際にビジネスキャンプで行ったプロジェクト内容の例になります。
今年度は、異なる内容を行う可能性もございますが、いずれの部門も過去から現在、実際に起きている業務上での課題をテーマに、ミニプロジェクトに取り組んでいただきます。
社員からのフィードバックを受けながら、プロジェクトに取り組み、最終的にご自身の提案を作ってプレゼンしていただくという、リリーの実際の仕事に近い体験をしていただきます。
昨年は、その他にも、障がいを持って働く社員との座談会、また各部門で専門性を持って活躍している社員との座談会を実施していました。
実際に、障がいを持って働く上で、大変なこと、もしくはやりがい、専門職の仕事の内容など、直接話を聞いていただけるかなと思います。
こちらがビジネスキャンプで実際に来ていただくオフィスの紹介になります。
身体障がい、精神発達障がいを持つ方を含め、社員全体が働きやすい環境を整えるため、バリアフリーを初めとしたオフィスの工夫をしております。
去年は、実際にオフィスツアーで、オフィスの机に座ってみたり、カフェで社員と同じようにお昼ご飯を食べたり、フロアーは自由に歩き、会議室なども使っていただくことで、実際にどんなオフィス環境で働けるのかということを体験していただきました。
ぜひご興味のある方は、右下のマイナビQRコードからエントリーください。
エントリーいただけた方には、応募フォームやエントリーシート内容について、マイナビのメッセージにて、ご連絡をいたします。
さて、皆さん、障がいを持ちながら就活準備を始められて、障がいを持ってどう働けばいいんだろう、障がいを開示するかどうか悩む、など、いろいろな不安をお持ちなんじゃないかなと思います。
ここからは、障がいを持つ社会人の就活準備、実際に入社した後の働き方として、私自身のお話をさせていただきます。
改めて自己紹介になりますが、私自身、実は小さい頃から聴覚障がいを持っており、普段から補聴器を使って生活をしています。
2021年に就活をしていて、2022年、2年前に新卒で日本イーライリリーの人事として入社をしました。
まず、私の就活準備ヒストリーについてお話をします。
最初に就活をスタートしたとき、実は、障がいをクローズにして、一般採用に応募していました。
というのも障がいがあることを言ってしまったら、やりたい仕事や責任のある仕事は任せてもらえないのではないか、という不安があった、というのが大きな理由になります。
私自身、障がいによって、どうしても一人で難しい仕事、特に聴覚障がいなどでコミュニケーション関連があります。
それを隠しながら働くべきなのか、というふうに想像すると、とても怖く、社会人として働くことに不安を感じていました。
その後、そんなビクビクした気持ちで、人生の長い時間を過ごすであろう職場にはいたくないな、という気持ちが強くなりました。そして、障がいを隠すことなく、ありのままの自分でいられるような環境で、無理をしないことを大事にしよう。その上で、やりたいことや、責任のある仕事を任せてもらえるような会社を探そう、と決意をしました。
障がいをオープンにして就職活動を再開し、リリーで働くことを決め、現在は、新卒の障がい者新卒採用担当として、仕事を日々行っております。
さて、障がい者の採用を行っている会社というのは、世の中にたくさんあるかと思いますが、その中でもリリーで働くことを決めたきっかけとなる●●について、ご紹介をさせてください。
世界中には、様々な病気で苦しむ人たちが多くいます。
リリーでは、がんと診断された方や、そのご家族、ご友人を対象とした絵画、写真、絵手紙コンテストを毎年行っております。
これは、關根満理奈さんという大学生が書いた受賞作品です。
私は高校の在学中に上咽頭がんを発症しました。初めて診断を受けた日も、その後の通院も、母は仕事を休み、落ち込む私にずっと付き添い、支えてくれました。
入院前、治療は長くなるだろうからと、私の好物を作ってくれたり、美味しいごちそうを食べさせてくれたりして、闘病に挑む私を励ましてくれました。
その年の冬頃、本当は自分もみんなと修学旅行に行きたかったのだと、私が急に怒り出して、喧嘩をした翌日も、母は私に会いに来てくれました。
病室のテーブルに置いてあるペットボトルのラベルに、黒いマーカーで、もうちょっとだよ、と母の字で書き残してあったことも覚えています。
その翌年に転移があり、背中が痛むようになってから、学校への通学も困難になりました。
そんな私を少しでも多く高校へ出席させたいと、母は思い立って車を買い、一生懸命運転の練習をしてくれました。
19歳になり、幸いにも症状が落ち着くと、私は社会復帰をするために、生まれて初めてアルバイトを経験しました。この花束は、そのお給料で買った母の日のプレゼントです。
小さい頃から、母は好きだと言ってくれた私の絵で、長年にわたる母への感謝の気持ちを表しました。
母への感謝の気持ちや、支えてもらった思い出とともに、忘れることがないように、朽ちることのないようにと、思いを込めて描きました。
今も通院での治療は続いていますが、発症から7年経った去年、私は当時の同級生たちよりも、うんと遅れて大学に入学することができました。
お母さんありがとう。
いかがでしょうか。病気によって日常がどう変わってしまうのか、患者さんを取り巻く環境と、その家族の思いというのを感じていただけたのではないでしょうか。
これこそが、私が医薬品業界、ひいてはリリーを選んだ理由の一つです。
今、見ていただいた通り、薬を通じて、患者さんの体の症状だけではなく、その人の生活や考え方、感情、周りでサポートする家族、そして何よりもその人の人生に大きな影響を与えられることがわかっていただけたのではないかなと思います。
個人的には、これは、他の多くの業界にはない、医薬品業界ならではの大きな特徴だと感じています。
そして、私自身、特に障がいをクローズにして就活をしているとき、障がいのせいで、自分の人生がうまくいかないと、マイナスな状態だったように思います。
障がいと病気という点で、ちょっと違えど、同じように体の症状だけではない、心の苦しみを持つ患者さんを、マイナスからプラスにすることに、少しでも貢献できているというふうに思うと、今、私の働く大きなエネルギーになっています。
さて、患者さんのマイナスをプラスにできることが、医薬品業界の魅力とお話をしました。
日本イーライリリーは、2025年までに2350万人もの患者さんのマイナスをプラスに変えたいと思っています。そのために、リリーは大前提として、多様性のある社員がいること、そして全ての社員が最大限に能力を発揮できる環境が必要と考えています。
そして、これを経営計画の柱の一つに設定をしています。
多様性というのは、障がいに関わらず、性別、属性、経験など幅広い社員を含んでいます。それぞれが100%の力を発揮することで、より、日本イーライリリー全体としてパフォーマンスの向上、ひいては患者さんへの貢献に繋がると考えています。
そして、D&Iを掲げているだけではなく、日々の取り組みで実践を実際にしております。
こちらに示しているように、様々な制度があるのですが、今日はEnableという社員リソースグループをご紹介させてください。
こちらは、障がいを持つ社員がその能力を最大限発揮するためのバリアを取り除く活動を主に行っており、社員が主体でリードをしています。
リリー社員であれば、誰でも参加ができ、業務時間内に活用ができるなど、会社を挙げてこちらの活動を支援しています。
最後になりますが、私が思うリリーの魅力についてお話をさせてください。
先ほど、就活のとき、障がいを伝えたら、やりたい仕事、責任のある仕事はできないのではないかという不安があったとお話しました。
リリーは、ジョブレベル、私自身はプロフェッショナルパス、人事の専門職というジョブレベルなのですが、これによって仕事の期待値が明確に定まっています。
障がいを持つ人や、持たない人、もしくは性別、年齢など、仕事のパフォーマンス以外の要因で仕事の期待値が左右されることはありません。
私自身、実際に働いていても、仕事の期待値や給料、待遇など本当に差がなく、障がいの配慮はあれど、仕事の結果やパフォーマンスに関しては遠慮のない会社じゃないかなと思っています。今回の3daysビジネスキャンプでも、プロフェッショナルパス、各部門の専門職の方というのを想定して、仕事を体験していただく予定です。
次に、仕事/キャリアにおいて、自分で考えて判断し、行動することを求められるような会社です。リリーではどんなに新入社員、経験の浅い社員でも、そのプロジェクトの第一人者として扱ってくれるという特徴があります。
私も入社して半年後から、一つのプロジェクトの主担当者を任されていました。
上司や先輩に助けてもらいながら、責任を持って自分の考えた戦略やアイディアが反映された仕事ができるというのは、やはりやりがいを感じるような瞬間でした。
また、自分の実力よりも少しだけバーを上げた仕事を任せて、サポートしながらも、その分、成長を促すような環境というのもリリーの中にはありますので、若手からビジネスのスキルを早く身に付けたいという方にはぴったりな環境なんじゃないかなと思います。
最後に、自主性を持って判断をして、仕事やキャリアにおいて行動するためには、まず自分がどうしたいと思うのか、という自己理解がとても大事なんじゃないかなと思っています。
特にキャリアについては、入社した後も、実際にいろいろな働き方をしている方のお話を聞いたり、仕事や環境を自分が実際に体験してみないと、そもそもいいと思うのか、悪いと思うのか、という意見を持つことすら難しいんじゃないかなと思っています。
ぜひ、リリーの今回の3daysビジネスキャンプの体験を通じて、自分がどう働きたいのかという自己理解を進めていただければなと思います。
さて、ここまでが、今日メインでお伝えしたかったことですので、こちらでご退出いただいても構いません。
また6月6日(木)、6月8日(土)ですね。同日で開催している対面の東京会場にもリリーは出展をしております。
障がいを持って働くマーケティングや、ファイナンスや人事の社員がいます。
ぜひブースに直接お越しいただいて、社員それぞれのリリーヒストリーや、ビジネスキャンプの詳細についてお話できればと思います。ぜひご興味のある方、こちらの3daysビジネスキャンプをエントリーください。
それでは、ここからは会社紹介になります。
興味のある方は、続けてご視聴ください。
まずは、米国本社のイーライリリー・アンド・カンパニーをご紹介いたします。
イーライリリー・アンド・カンパニーは、147年にわたり、100近くの医薬品を生み出してきました。
私達の医薬品を通じて、世界中の人々の生活を、より良くすることが私達の願いです。
米国本社はインディアナポリスにあり、全世界に4万人近い社員が働くグローバル製薬企業です。
特筆すべき特徴として、リリーは売り上げの25%以上を研究開発に充てています。
薬を待つ患者さんに、次なる革新的な医薬品を届けるため、巨額の投資を行っております。
次に日本法人である、日本イーライリリーを見てみましょう。
こちらは、イーライリリー・アンド・カンパニーの世界最大の支社で、今年で設立49年目、本社は神戸にあります。
リリーは、今から140年以上前、1876年に、イーライリリー大佐により創立されました。
当時、糖尿病を患う人々を受容し、その命を救うため、世界で初めてインスリン製剤の商業化に成功しました。
今は糖尿病治療といえば、インスリンというイメージがあるかと思いますが、これは初めてリリーが薬品として世に出したものです。
その後も、イーライリリー・アンド・カンパニーは、多くの革新的医薬品を創出し、医学の進歩の先駆けとなってきました。
私達がここまで歩んできた原動力は、「OUR PURPOSE(使命)とValues(価値基準)」にあります。
創業当時から147年間、決して変わっておらず、リリーのDNAともいえるものです。
世界中の人々の、より豊かな人生のために、革新的医薬品に思いやりを込めて、これが私達の切なる願いであり、使命になります。
この使命を達成するため、「誠実さ」、「卓越性の追求」、「人の尊重」という3つの価値基準に基づいて、社員が考え、行動しています。
次に、医薬品の種類についてご紹介します。
医薬品には、病院やクリニックで処方される医療用医薬品と、ドラッグストア等で買える一般医薬品があります。
医療用医薬品には先発医薬品、いわゆる新薬と呼ばれるお薬と、後発医薬品、いわゆるジェネリックがあります。
私達、リリーは、先発医薬品、つまり新薬の製造販売を行っております。
つまり、まだ治療法がなかったり、治療法があっても治療満足度の低い疾患を持つ患者さんにとって、人生を変えるような選択肢となる、新しい薬品を作っているのがリリーの特徴です。
実際に、先発医薬品、新薬としてどんなお薬を作っているでしょうか。
糖尿病、がん、神経変性疾患、自己免疫疾患、疼痛など5つの疾患領域の薬に主に注力をしています。
特に認知症領域での新薬の開発というのは、製薬業界で話題になっているので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
こちらのグラフでは、縦軸に日本国内で市場トップ20の製薬会社、横軸に直近6年間の平均成長率を示しています。
日本リリーは2位と健闘し、成長し続けている、安定した会社と言えるかなと思います。
このトップクラスにある理由は、私達の開発力にあると考えています。
リリーは新薬開発パイプラインがとても豊富です。
野球に例えますと、ベンチメンバーとして控えている優れた選手たち、つまり、まだ発売されていない薬の元の数が多く、その選手たちがマウンドに上がるのを、今か今かと待っているような状態です。
それらのベンチメンバーをいかに早く、効率的に医薬品として患者さんに届けられる状態にするか、ということに全力を注いでいます。
従来は、グローバルで既に発売された薬を、支社の日本で発売するという方法がとられていましたが、これでは日本の患者さんに届くのが遅くなってしまいます。
そのため、現在はグローバルと同時に、共同して薬の世界同時開発を行っております。
その結果、日本が、全世界のイーライリリー支社の中で、一番早く世界初の薬を世の中に出すことができた、という例もあります。
さて、会社説明はこれで以上となります。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
この話を聞いて、少しでもリリーでのキャリアをスタートすることに興味を持っていただけた方は、こちらの3daysビジネスキャンプに、ぜひエントリーしてください。
本日は、どうもありがとうございました。
- パナソニックグループ
- 総合電機
- 2024年6月8日配信
【髙尾】
皆さん、こんにちは。
パナソニックグループのセミナーをご視聴いただき、誠にありがとうございます。
皆さんの左下に、出席表提出はこちら、というオレンジのバナーがございますので、忘れずに提出をお願いいたします。
早速ですが、本日のプレゼンターを紹介いたします。
金子さん、お願いします。
【金子】
改めまして皆さん、今日はご視聴いただいてありがとうございます。
私はパナソニックで、グループの採用業務を担当している金子と申します。
今日はどうぞよろしくお願いします。
【髙尾】
同じく、グループの採用を担当している髙尾と申します。よろしくお願いいたします。
本日のアジェンダはこのようになっております。
まず、パナソニックグループの授業や働き方についてお伝えし、実際に活躍している先輩社員についてもご紹介いたします。
最後はイベントについてもご案内いたしますので、ぜひ最後までご視聴ください。
まず、パナソニックグループについて金子さんからお願いします。
【金子】
はい、パナソニックグループについて説明させていただきますが、最初に質問から入らせていただきます。「あなたにとって働くって何ですか?」というご質問です。
皆さんは、これからいよいよ就職活動とか、企業選びについて本格的に考え始める時期だと思います。それぞれの会社の具体的な業務内容とか、職場の環境、また労働条件とか、処遇の水準など、考えなければいけない要素がたくさんあって、何から手をつけていいか思い悩んでる方もいらっしゃるかなと思います。
そんなときには、一歩引いて、この質問、「自分にとっての働くことの意味」、これを考えてみると、少し焦点が定まってくることもあるのではないかなと思っています。
これから、パナソニックの会社説明をさせていただきますが、その中で一つの事例として、皆さんが働くということについての考えを深めていただくきっかけになれば、嬉しく思います。
パナソニックグループで働くということについて、私達はこの3点を考えております。
1つが、幸せの力になれる。
2つ目が、多様な挑戦の機会がある。
3つ目が、人作りの風土がある。
ということでございます。
順番に説明をさせていただきます。
まず、幸せの力になれる、からお話をさせていただきます。こちらがパナソニックの年表ふうに説明させていただいたものになります。
パナソニックは松下電器として創業してから100年以上の歴史がある会社です。
この中では、当然いろんな歩みがありましたが、一貫して志していたことは、その時代、時代の社会や暮らしの課題に向き合って、それを解決する商品やサービスを提供する。
このことを通じて、人々の暮らしを、より便利で豊かなものにする、ということです。
左端にあるのが、二股ソケットという、当社の最初のヒット商品の一つなのですが、当時の一般的な家庭にある、電源が一つしかなくて、夜は明かりを灯すと、他の電気製品が使えなくなっているというのが普通だったそうなのですが、この商品を使うと、夜でも伝統以外の電気製品が使えるようになったと。そんな商品でございます。
また戦後になりまして、まだ家事のほとんどが手作業だったころ、洗濯とか炊事などの家事も大変な重労働だったそうですが、そんなところに、様々な家電製品を展開することで、家事の負担を軽減していくということに取り組みました。
週休2日制とか、そういったことも日本企業としては他社に先駆けてスタートをしておりまして、従業員の働き方の改革にも積極的に取り組んできた会社です。
近年ではサステナブルな社会の実現ということを目指して、まちづくりにも取り組んでいるというところです。
このように、私達は変化する世界の中で、一貫して、人々の幸せを生み出す力でありたい、と考えて事業を行ってまいりました。それを表す言葉として、こちらの「幸せの、チカラに。」をブランドスローガンとして、理想の社会の実現に向けたお役立ち、これを目指して取り組んでいる会社でございます。
続いて2点目の、「多様な挑戦の機会がある」。こちらについてご説明させていただきます。
また質問で恐縮なのですが、皆様は、パナソニックと聞いて、どんなイメージがあるでしょうか?
私達は、多くの学生さんにこの質問を聞いているんですが、やはり「ご家庭で利用いただいている家電製品のイメージがあります」とお答えいただくことが圧倒的に多いです。
こちらは、弊社のグループの売上高の比率になりますが、右上の赤い部分が、いわゆる家電商品、家電事業ということになりますが、もちろん家電製品は、当社の大事な事業として、力を入れて取り組んでいるのですが、その他にも、様々な事業分野に取り組んでいる会社だということを、今日は話していければと思っております。
パナソニックは、家庭電化製品から始まって、家全体、街全体というふうに事業を広げてまいりまして、今では、世界中の様々な分野が私達の事業領域、ということで仕事をさせていただいてる会社です。
こちらがさらに事業領域と職種についてプロットしてるものなのですが、幅広くて、多岐に渡る事業を展開してるパナソニックグループだからこそ、様々な職種があるということをご紹介させていただいてます。
この、事業領域と、職種の掛け算、この数だけ、社内に仕事がございます。
皆様にとっても、皆さんの専門分野を生かしていただける、また興味を持っていただける仕事がパナソニックグループにはあるんではないかなというふうに考えております。
続きまして、人作りの風土がある。について説明をさせていただきます。
こちらがパナソニック弊社の創業者、松下幸之助なのですが、この人が、ある時、年若い社員に、こういったことを話したというエピソードがございます。
お客様のところに行って、「松下電器というのはなにをつくってる会社か?」と尋ねられたら、「松下電器は人をつくるところでございます」と、そういうふうに答えよと、そういったエピソードが残っています。
パナソニックは、今でもこの話を社内では、大事に語り継いでおりまして、「物をつくる前に人をつくる」ということで、こういった人づくりの風土が、各職場に文化として根付いている会社かな、というふうに考えております。
その一つの事例として、近年一生懸命取り組んでることの一つが、こちらの職種の確約型の採用、ということです。大切な社会人のキャリアのスタートですね。
学生時代に思い描いて目指していた、ということからスタートできると、こういうことを確約することで、自立したキャリア形成を後押ししたい。
そのような考えで、こういった比較を行っております。
また、入社後も、自らキャリアを作っていくための、様々なキャリア成長支援の制度を持っております。人づくりの文化が根付いているパナソニックグループでは、このような制度をただ作るだけではなくて、積極的に活用できるということを行っております。
例えば、自ら手を挙げて、事業とか、職種を超えた仕事にチャレンジできる社内公募制度。また、本業を持ったまま、別の仕事にもトライできる社内副業制度など、入社後もより一人ひとりが、自らキャリアを作っていける制度、仕組みがこのように準備されています。
以上3点、『幸せのチカラになれる。』、『多様な挑戦の機会がある。』、『人づくりの風土がある。』、この3点が私達の考える、パナソニックグループで働く、ということで、ご説明をさせていただきました。
パナソニックには、先ほどお伝えした3点の、こちらの写真にあるように、パナソニックには、誰かの幸せのために、真面目に真摯に志を持って挑戦している社員がたくさんおります。このように働くこと、私達は『誰かの幸せのために、まっすぐはたらく』というメッセージを込めて、皆様にご紹介をさせていただいているところです。この言葉に、少しでも興味、共感をいただける方は、ぜひパナソニックという会社に、より興味を持って調べていただければ、というふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
では、具体的な事業内容について、髙尾さんから説明をお願いいたします。
【髙尾】
先ほど、金子さんから、幸せの力に、という新しいブランドスローガンについてご紹介いただきました。この立ち上げと同時に、新たに事業会社制、という体制をスタートいたしました。元は、一つのパナソニック株式会社だったんですが、これを事業領域ごとに9つに分けて、それぞれを法人として独立させました。
今までは1人だった社長が9人になることで、意思決定が、より早くなったり、同業他社に負けないような技術力や提案力を、より磨いていくというところを目的に、こういった体制をとっております。
ということで、ここからは、この9社について簡単にご紹介させていただきます。
まずはパナソニック株式会社です。
皆さんにとって身近な家庭用の家電だけではなく、例えばサッカースタジアムや駅など、公共空間の照明や空調設備など、BtoB向けの商品も取り扱っております。「人」を起点にした様々な商品を世に送り出している会社です。
続いてご紹介するのが、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社です。
こちらの写真の通り、車に関連するもの、例えばカーナビやETC車載器、安全システムなど、こういった製品を取り扱っております。『CASE』と表される自動車業界の未来に向けて、グローバルに挑戦を続けている会社です。
そして3社目にご紹介するのが、パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社です。テレビやカメラ、イヤホンなど、黒物家電と呼ばれるものを中心に取り扱っております。ただ商品を提供するというところだけが、この事業の目的ではなく、お客様に感動や安らぎを届けたい、というところをミッションにしております。
続いてご紹介するのが、パナソニックハウジングソリューションズ株式会社です。
住宅設備、建材製品など、この会社の名前の通り、住宅に関連するものを取り扱っております。人だけではなく、環境にも優しいようなSDGsに繋がる持続的な社会作りというところに貢献していくことを目指しております。
続いてパナソニックコネクト株式会社です。サプライチェーン、公共サービス、生活インフラなど、幅広い領域のビジネスの現場にICTソリューションを提供しております。
例えば、空港の顔認証システムや決済端末など、パナソニックグループにおけるBtoB事業の中心を担っている会社になります。
続いてご紹介するのが、パナソニックインダストリー株式会社です。
ここまで様々な商品をご紹介させていただいたのですが、この全ての商品を支えるような電子部品やメカトロ、制御デバイスなど、こういったものを取り扱っております。
こちらは家電のように、目に見えるような、わかりやすい商品ではないのですが、実はグローバルシェアナンバーワンの商品も多数持っているところが特徴です。
続いてご紹介するのが、パナソニックエナジー株式会社です。
オール電化や電気自動車など、身の回りのものが電気化しているような、現代におきまして、電池の活躍できるフィールドというのは飛躍的に広がっております。
特にこの会社は、ベンチャー精神にあふれるような企業文化が特徴でして、環境問題解決に向けてグループを牽引している会社になります。
ということで、ここまで7社をご紹介させていただいたのですが、この7社含め、グループ全体を支える本社機能を担っているのが、ここからご紹介する2社になります。
まずはパナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社です。
全ての事業法人を支えるような本社機能として経理や人事、知的財産など、バックオフィス系の管理部門を中心に、専門集団としてパナソニックグループ全社を支えている会社になります。
そしてもう一社が、パナソニックホールディングス株式会社です。
グループ全体の戦略企画だったり、最先端技術の研究開発部門が置かれております。
企業価値向上のために、将来を見据えた新しい技術や事業を推進していく会社です。
このように、最後にご紹介しました2つの会社が幹となりまして、各事業会社が、それぞれの領域で成長を続けていくことで、日本だけではなく、世界中の人々の幸せの力になるというところを目指しております。
ここから、働く環境について金子さんにお願いします。
【金子】
はい、ありがとうございます。
もうたくさんの会社があって、それぞれ魅力的な会社だと思いますので、また詳細についてはお話いただく機会を設けたいと思います。
少し、グループ共通の働く環境についてご紹介をさせていただきたいと思います。
まず最初に、写真でイメージを感じていただければと思いますが、社会人生活スタート、肝心の住環境に困らないように、こういった独身寮、いろんなところに設けております。
それからメリハリをつけて働ける環境ということで、数字のご紹介になります。左上、有給取得平均日数ということで、有給休暇は毎年25日ぐらい、付与されるのですが、実際に平均で、これぐらいの日数を社員は消化している、というご紹介です。
年間休日、上の真ん中にある通り、お正月とかゴールデンウィーク、お盆休み、こういった長期休暇を含めて、年間126日程度の休暇があるということでございます。
下の方、左から時短勤務、これは育児とか介護とか、そういった事情のある方、時短勤務を活用してる方がこれぐらいいらっしゃるということと、フレックス勤務は、ほとんどの部署に行き渡ってますので、社員が普通に活用しています。
右下、リモートワーク制度、これは在宅勤務等を中心としたものになりますが、コロナ禍もありまして、一気に、こういったリモートワークができるインフラ等も整備されましたので、私達も普通にこういったタイプのリモートワーク制度を活用させていただいております。
もう一つが、ワークライフマネジメントを支える制度の例、ということでご紹介をさせていただきます。
出産とか、先ほどの介護とか、子育て、そういった長い人生の中ではいろんなライフイベントがありますが、そういったときに、キャリアの中断なく、仕事が無理なく続けられるような休暇制度を中心とした制度が整っております。
右の方に、育児休業の取得率を出していますが、女性は当然なのですが、男性も今、お子さんが生まれたら基本的には育児休業を取るということで、もう少し数字を上げていくように取り組んでいるところでございます。
続いて、障がいのある方の働き方については、髙尾さんからご紹介をお願いいたします。
【髙尾】
ありがとうございます。続いて障がいのある社員の働き方についてです。
まず昨年の6月時点で、グループ全体で871名の障がいのある社員が活躍をしております。
こちら、種別で見ると身体障がいの方の割合が多いんですが、精神、発達障がいの方も年々増加傾向にございます。
学生の皆さんからは、よくこの障がいだと、どの職種に就けますか?という質問をいただくのですが、パナソニックグループの場合は、障がいの有無によって配属先や職種というのを区別しておりません。ですので、こちらは一事例として、ぜひご覧いただければなと思います。
皆さんの得意なことだったり、ご希望の職種や挑戦してみたいことなど、そういったことをお伺いしまして、マッチする職場に配属をしております。
もちろん、今ここに記載をしていないような職種にもチャレンジもしていただけます。
このようにパナソニックグループでは、障がいのある社員へのサポートとして、何か特別な制度などを設けているわけではございません。
全ての社員が気持ちよく働けるように、様々な制度や取り組みを行っております。
ということで、パナソニックグループにおける障がい者雇用の考え方なのですが、先ほどお伝えしました通り、パナソニックグループでは、障がい者採用枠という特別な雇用制度などは設けておりません。障がいの有無に関わらず、仕事内容や職場、程度など、他の社員と全て同じになります。もちろん、必要なサポートについては個別に丁寧にお伺いをした上で対応しております。ですので、まずはご自身の思いや考え、挑戦したいことなど、しっかりと発信をしていただくようにお願いしております。
では続いて、先輩社員のご紹介を、金子さんお願いします。
【金子】
ここから先輩社員の方、今日スタジオに実際には来ていただいていないのですが、4名の方を、私の方から紹介をさせていただきます。
最初はまず、知的財産部門で業務を行っていただいています上田さんです。
上田さんは、いろいろメッセージいただいてますが、右の方、上に書いています。就職活動のときに、どんな観点で会社を選んだかということ、この3つを挙げていただいています。一つが業務内容、事業分野、ワークライフバランスということで選んだということでいただいています。左下は、パナソニックを就職先に選んでいただいた理由、こちらについては、先ほどの仕事選びの基準と一致したということ。それから、障がい者雇用の実績がある会社であること。そして今も担当いただいてる知的財産、知財ならパナソニックというふうに感じた、ということで入社をいただきました。
上田さんは内臓の方に疾患があるということですが、本当に普通の社員に混じって確約をいただいています。仕事をする上で大切にしていることは「聞くは一時の恥、聞かぬは一緒の恥」ということで、わからないことは積極的に質問する、ということで仕事に取り組んでいただいている方です。
続きまして、総務で仕事をしていただいてる、お名前、本名は伏せたいというご希望で、こういった形でイニシャルだけ紹介させていただいています。この方は発達障がいがあるということで、総務の仕事に就いていただいている方になります。右の方、就活のときの会社選びの基準につきましては、まず一つが、経営理念、2つ目が、障がいがある方も含めて、誰もが働きやすい会社かどうか、そして従業員の人柄や雰囲気ということで選んでいただいた、ということです。
パナソニックについては、先ほどの基準に当てはまるということで、年齢、障がい、性別、人種にとらわれずに幅広い方にお役立ちできる会社で働きたい、ということでこの会社に入社いただきました。
大切にしている言葉もいただきましたが、「一期一会」、「一視同仁」ということで少し難しい言葉ですが、こういった言葉を大切に仕事に取り組んでいらっしゃる方になります。
3人目が、人事で仕事をしていただいてる小川さんになります。
小川さんも発達障がいがあるということで、出ていただいております。右の方、会社・仕事選びの基準については、小川さんも、社会に貢献できること、そして多様性推進に力を入れている企業ということで、会社選びをされました。パナソニックを選んでいただいた理由については、人が魅力的だったため、ということで挙げていただいています。
大切にしている言葉ですね。松下幸之助創業者の言葉でもあるんですが、『人間はダイヤモンドの原石』ということで、この言葉を大事に、人事の業務に取り組んでいただいています。
そして最後、営業を担当いただいてる松村さんになります。松村さんは、上肢の方に障がいがあるということですが、学生時代は、スポーツや留学も含めて、いろんなことに取り組まれていた方になります。就活の会社選びの基準は、まず最初に、海外事業、こちらの方にぜひ携わりたいということ、それから会社、人の雰囲気、そして社会貢献性、ということで、営業選びをされた方になります。パナソニックを選んだ理由ということでは、社風とか、社員の方に魅力を感じていただいたということと、一番目の海外駐在、こちらのチャンスが多い会社ということで選んでいただいたということです。
大切にしていることは、これも創業者の言葉なのですが、「素直な心」ということで仕事に取り組んでいただいています。
ということで、先輩の実際のフラットを見ていただけるようなイベントも用意していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
最後に、髙尾さんからイベント情報についてご紹介をお願いいたします。
【髙尾】
はい、ありがとうございます。
先ほど4名の先輩社員について、ご紹介させていただいたのですが、この他にもたくさんの先輩社員の記事を掲載しておりますので、ぜひ「パナソニックの人」で検索をしてみてください。
ここからイベントについてのご案内です。
パナソニックグループでは、障がいのある方を対象とする3つのイベントをご用意しております。まずは、仕事と働き方を知るオンラインセミナー。
こちらは8月以降、順次開催予定でして、実際の、先ほどご紹介した先輩社員も登壇するような、視聴型のオンラインイベントとなっております。
実際に先輩社員にも質問もすることもできますので、ぜひこちらもご参加ください。
次にビジネスワークショップです。
9月6日(金)もしくは9月7日(土)の、どちらかご希望の日程でご参加いただくような、1DAYのオンラインワークショップになります。
デザイン思考というものを活用して、まちの課題を見つけていただき、最後は、まちづくりの提案というところまでしていただきます。
通常のビジネスワークショップは、2日間のワークショップとなっているのですが、障がいのある方のみを対象とするこちらのワークショップは、1日のみのワークショップとなっております。
そして3つ目が、約1週間から2週間、実際に職場に入っていただいて社員と一緒に働くような、リアルな職場体験をしていただくOJTのインターンシップです。
400テーマ以上を取り揃えておりますので、皆さんの専門分野や興味のあるテーマに応募をお願いします。
その中でも障がいのある方だけを対象とするコースもございますので、詳しくはホームページ等をご確認ください。この他にも様々なイベントをご用意しております。
まずはこちらのQRコードより、ぜひマイページ登録をお願いいたします。
皆さん、本日は最後までご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。
皆様とお会いできることを楽しみにお待ちしております。
ありがとうございました。
【金子】
皆さん、ぜひこれからの活動頑張ってください。
どうもありがとうございました。
- 富士通グループ
- 情報処理
- 2024年6月8日配信
【瀧谷】
皆さんこんにちは。
この度はマイナビチャレンジドセッションへご参加いただきまして、誠にありがとうございます。これより、富士通グループのご紹介をさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、まずは、会社のご紹介をさせていただく前に、私の自己紹介をさせていただければと思います。
私、富士通株式会社、人材採用センターの瀧谷実と申します。
経歴的なところから少しお話をさせていただきますと、2017年に新卒で富士通に入社をしまして、入社直後は、富士通の特例子会社である、富士通ハーモニーという会社に所属をしまして、その中では、主に総務や人事の業務を中心に担当をしていました。
その後、2019年6月に、現在の人材採用センターに異動してきまして、そこからは、これまで一貫して、障がい者採用、およびキャリア採用の業務に携わっています。
そして私自身、脳性麻痺という病気により、足が不自由でして、身体障がい者手帳の2級を所持しています。日々の業務の中で、障がいに対して配慮が必要な部分については、周りのメンバーの方々にサポートをいただきながら、それ以外の、例えば業務内容であるとか、例えば評価だったり、処遇といったようなところについては、障がいがあるからといって、業務の内容の幅を狭められたりとか、障がいがあるからといって、評価や処遇が低いといったようなことはなく、そういった部分は、健常者と全く変わらない内容で日々業務をしています。
そういった中で、本日この場を借りて、皆様に富士通グループのご紹介をできることを、とても嬉しく思います。
改めまして、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
では、富士通グループについてご紹介をさせていただきます。
いきなりではありますが、皆さんは富士通と聞いて、この会社にどのようなイメージを持たれていますでしょうか。パソコンを作っている会社、エアコンを作っている会社、また富岳のようなスーパーコンピューターを作っている会社、そういったメーカーとしてのイメージを持たれている方が多いかもしれません。
そういったビジネスも、もちろん富士通グループは行ってはいるんですけれども、それがメインのビジネスか?と言われると、そうではありません。
富士通グループが持っているテクノロジー、そしてそこに不足をしている、社員が持つ様々なアイディア、またお客様とともに創り上げていく競争力なんかも駆使していきながら、様々なお客様の課題を解決し、人々が生活やビジネスを支え、より便利に、というところで、これから先の社会、また世界を形づくる仕事、そういったところをメインのビジネスにしています。
そういったビジネスの内容を、少し数字でも見ていきたいと思います。
事業セグメント別、売上収益というところで、冒頭ご紹介させていただいた、パソコンなどの売り上げによる収益というのは、この中ではユビキタスソリューションというものになりますが、収益の割合から見ると、わずか7.3%ほどしかありません。
それに対して、先ほどご紹介させていただいたサービスソリューションというのが、メインのビジネスのところになってきますが、割合として56.9%、半分以上というところで、こういった収益のグラフから見ても、メインのビジネスがサービスソリューションにあるんだな、というところがご認識いただけるかなというふうに思います。
また、それ以外のところも少し数字でご紹介をさせていただければと思いますけれども、まず初めにITサービス市場シェアというところでは、国内ではプラス、また世界でも7位のシェアを獲得しています。
また日本国内だけではなく、世界50カ国以上の国と地域に拠点があるというところでグローバルな企業でもあります。
また設立から90年近くというところで、長きにわたり、様々なテクノロジーを世の中に生み出し、社会やお客様の課題解決や発展に取り組んできました。
というところで、グローバルで歴史の長い企業なんだなというところも、この中ではご認識いただければな、というふうに思います。
そういった富士通を企業理念からも紐解いていきたいと思います。
私達のパーパスは、イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくことです。これは富士通のパーパスになります。
富士通が社会に対して、どのようにあるべきなのか、また何をすべきなのかを考え、会社や全社員が掲げている大きな目標になります。
社内、または社外の様々な人と競争をして、テクノロジーによる変革を起こすことで、人々の暮らしに安心や信頼を届け、世界中の人々にとって、持続可能な世界を実現させようと本気で考えています。
ただ単にシステムや製品を届けていくというだけではなくて、テクノロジーを通して信頼できる世の中を実現させる、そういった会社です。
そういったことを、社員一人ひとりが自分ごととして捉えて、先ほどの会社のパーパスだけではなく、自らのパーパスとも重ね合わせながら日々取り組んでいます。
もし皆さんが富士通に入社をしたとするのであれば、例えば誰かがいつでも信頼して使えるサービスを支えたり、皆さんの生活をより快適にしたり、また次の世代の新しい当たり前を生み出したりというところで、テクノロジーで人を幸せにすることに貢献できる会社になります。
ここからは、今までと少し毛色が異なりますけれども、皆さんDXという言葉をご存知でしょうか。これはデジタルトランスフォーメーションという言葉の略でして、データとデジタル技術を活用して、お客様や社会が求めていることを基に、製品やサービス、またビジネスモデルを変革させるということを指します。
それによって、例えばお客様がより働きやすい環境になるとか、会社としてより成長する、また新たなサービスを社会に提供できるようになるなど、業務プロセスや組織、企業文化、風土などを根本的な部分から変えていくことを意味しています。
富士通はそういったDXを進める企業として、幅広いお客様、業種のお客様に価値を提供しています。
例えば、国のインフラを支えている公共の領域であったり、皆さんの暮らしに欠かすことができない流通や金融の領域、または宇宙探査にも携わっていたりなど、私達の生活の身近なところから、意外なところまで、様々なところで、富士通の技術があり、それをどのように活用するかという社員のアイディアでも支えています。
そういった中で2021年にFujitsu uvanceというものも発表しました。社会課題を起点として、クロスインダストリーでお客様の成長に貢献できるデジタルサービスを提供というところで、この中で何を申し上げたいかというところについてなんですけれども、一つ前のスライドに戻りますが、これまで例えば、製造の業界のお客様への価値提供というところであれば、そういった製造専門の部署が行う。また、公共領域のお客様の価値提供であれば、公共専門の部署が行う。
そういったように、お客様の業種・業界ごとに縦割りのような形で、それぞれビジネスを行っていたというところが、今までのメインになっていたのですが、社会が変化、また複雑化していく中で、それだけではなくて、こういった業種・業界、横にも繋がりを持ってクロスインダストリーの形でビジネスを提供していく、そういった意味や願いを込めて、こういったFujitsu uvanceというものを発表しました。
そういったDXであるとか、Fujitsu uvance を進める中で、富士通グループ、多様な職種がございます。
まず初めに、富士通と富士通Japanの職種について、ご紹介をさせていただければと思います。
まず一つ目の職種ですけれども、ビジネスプロデューサーというものです。これは旧来、営業という職種でしたが、富士通グループが大きく変革をしていく中で、お客様への営業活動だけではなくて、よりお客様に寄り添う形で、ビジネスをプロデュースしていくんだという動き方をしていく、そういった意味を込めて、ビジネスプロデューサーという名称へと変化しました。
そして2つ目、ソリューションエンジニアやSEの職種ですね。
またデータサイエンティスト、研究開発、また、我々、人事が所属しているような、コーポレートの職種などがございます。
次に、富士通グループの職種についてです。これは富士通グループ全ての会社に、ここに投影させていただいている全ての職種があるわけではないので、ご参考的に見ていただければ、というふうに思っていますが、基本的には、先ほどご紹介をさせていただきました、富士通と富士通Japanの職種と同じような形になっています。
そこに追加するような形で、リリース後の運用サポートに関わる職種であったり、インサイドセールスの職種といったようなものがあるという形になっています。
そういった多様な職種が、一丸となって富士通グループ、ビジネスを進めているといったような状況になっています。
ではここからは富士通グループの対象企業についてご説明をさせていただければと思います。
対象企業はご覧の通りになっています。まず、富士通&採用出向会社というところで、富士通、富士通Japan、富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ、の3社ございます。
そして富士通グループ合同採用というところで、今年の4月に新設をしました、エフサステクノロジーをはじめとして、グループ各社ございます。
こういった各社、どういった違いや特徴があるのか、というところも少しお話をさせていただければと思います。
まず初めに、富士通と富士通Japanの違い、特徴についてですけれども、これについては、これまでご紹介をさせていただいたような、多種多様なお客様にビジネスを展開していく、というところは、2社共通としてあるんですけども、そのビジネスを行うフィールドに違いがあります。
まず初めに、富士通のビジネスフィールドですけれども、これは日本+海外というところで、グローバルにビジネスを行っている。それに対して、富士通Japanはその通りではあるんですけれども、日本国内に特化をしてビジネスを行っている、そういったような違いが主にあったりします。
それ以外のグループ会社については、例えば富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティであれば、防衛系に特化をしてビジネスを行っているなど、富士通や富士通Japanが対してお客様に、といったようなところに対して、こういったグループ会社、どこか特定の領域だったり、分野に特化をしてビジネスを行っている、そういった違いがあります。
そういった中で、例えばいろいろな経験やスキルを身に付けたいというところであれば、富士通や富士通Japanが適しているかもしれませんし、そうではなくて、逆に特定の領域に特化をして、経験やスキルを積みたいという方であれば、グループ会社が適しているかもしれないということで、自身のキャリアプランに応じても、こういった会社を選択できるようになっています。
そういったところも踏まえて、富士通での働き方についてもお話をさせていただければと思います。
どんな働き方をしているの?というところで、まず初めに、出勤率とフレックス勤務制度活用状況、この2つを見ていきたいと思います。
新型コロナウイルスの流行を機に、どちらもパーセンテージとしては高まっているような状況ではありますが、出勤率でいうと、現在は約2割程度となっていまして、残りの8割はテレワークというような状況になっています。
そして、フレックス勤務についても、9割以上の社員の方々に、コアタイムなしのフレックス制度を活用いただいている、そういった状況になっています。
こういった働く場所であるとか、時間について、もう少し詳細に見ていきたいと思います。
まず働く場所についてです。これは従来であれば、毎日、事業所に出社をして働くというのが主流になっていましたけれども、テレワークがどんどん推進される中で、そうではなくなり、現在では、例えば自宅とか、あとはここに投影させていただいているサテライトオフィスとか、シェアードオフィスといったようなところや、あとは私がたまに活用するのは、出張に行ったときのホテルとか、カフェだったり、パソコンとネットワークさえあれば、場所を問わず、その日の予定とか、都合に応じて働く場所を決められるようになっています。
また働く時間についても、これはある一例のタイムスケジュールになりますが、先ほどご紹介をさせていただいたように、コアタイムなしのフレックス、多くの社員の方々に活用いただいています。
この、コアタイムなしのフレックスがどのようなものかということを、初めに、少しお話をさせていただければと思いますが、コアタイムなし、というのは、フレックス勤務で働く上で、何時から何時までは必ず業務をしていなさいよ、という、そういったルールがコアタイムになります。コアタイムなし、というのはその名の通り、そういったコアタイムがなく、よりフレキシブルに働くことができる、といったものになっています。
そして次、フレックスというものについては、一ヶ月の間に、定められた勤務時間を満たせば、一日の標準勤務時間帯、富士通グループでいうと、8:30~17:30というふうに定められているんですが、そこに縛られることなく、例えば、今日は通院があるから遅めに業務を始めますとか、あとは夕方予定があるので、今日は早めに業務を終わります、といったようなこととか、あとは遅めに、開始早めに、終了だけではなくて業務の合間に中断、再開もできたり、というところで、働く時間も、一ヶ月の勤務時間を満たせば、個人の予定だったり、そこに応じて決められるようになっています、というのが、コアタイムなしのフレックスになります。
そこも踏まえて、タイムスケジュール見ていきたいと思いますけれども、ここで言いたいことは、従来であれば、毎日事業所に出社をして、仕事が終わるまでは帰ることなく、ずっと仕事をしている、というような形だったんですけれども、今はそうではなくて、ここにある通り、一日の仕事の流れの中で、ワークだけではなくて、ライフも織り込めるような形になっています。
この中では、例えば、18時に仕事を中断して、子供の宿題のチェックであるとか、習い事の送り迎え、夕食、お風呂なんかを挟んで、仕事を再開するといったような働き方もできますし、先ほどの働く場所も、同じように自由度が高く、個人の都合だったりというところに応じて、働く時間も決められる、といったようになっています。
そういった働き方の自由度の高さだけではなくて、キャリア形成についても、いろいろな取り組みが行われています。
キャリア形成をしていく上で、重要なステップが3つあるというふうに思っています。
まず初めに、どんな人材になりたいかというところを明確化する、というところです。
これについては、この中では1on1ミーティングがそれに当たるかな、というふうに思っていますが、上司と月に一回を目処に、一対一で面談をする場が制度としてあります。
この中で、どういった人材になりたいかというところを、上司と一緒に明確化していく、という形で、対応ができるようになっています。
この1on1ミーティングの中では、そういったキャリアについてだけではなくて、日々の業務のことであるとか、あとはプライベートなこと、障がいに対する配慮のことなんかについても、自由にお話できるようになっているので、そういったところで、疑問なども解消していきながら、働くことができるようになっています。
そういったところで、どういった人材になりたいんだ、というところを明確化した後は、次のステップ、学習をする、というところがあると思っています。
ここではFujitsu Learning Experience がそれに当たります。
従来であれば、会社に言われた研修を受講する、というような形が主流という状況ではありましたが、現在はそうではなくて、自分のなりたい人材像に応じて、様々な研修が用意されていて、自分でその研修の内容を決めて、自由に受けることができる、そういったものがこのFujitsu Learning Experience になっています。
そういうところで、自分でどういう学習をしたいかを決めて、自由度が高く、学習をした後は、実際に3つ目、チャレンジをしていく、というところで、グループワイドポスティングがそれに当たります。
このグループワイドポスティングが何かというと、富士通グループの社内のサイトに求人が公開されているホームページがあります。
例えば、今、私は富士通株式会社のコーポレートですけれども、例えばこれからは、富士通、もしくは富士通グループのSEになりたいんだ、ということであれば、その求人に申し込んで、その申し込んだ後は、書類選考や面接といったようなことはありますが、選考に合格をすれば、実際に求人を出している部署に異動することができる、ということで、職種だけではなく、会社も飛び越えて、自分自身で異動についてチャレンジしていける制度があったりします。
というところで、こういったところも、何度も申し上げる形にはなりますが、個人の自由度が高く、チャレンジできる、そういった制度も整っています。
では次に富士通グループの、障がい者雇用についても少しお話をさせていただきたいと思います。
コンセプトとして、「配慮はするが、遠慮はしない」といったものがあります。
私自身、例えば学生時代、特に就活をしていたときなんかを思い返してみると、障がいを持っている中で、やっぱり障がいがあるから活躍がなかなか難しい部分が多いんじゃないのかな、といったようなネガティブな気持ちを持つということが多かったです。ですが、やっぱりそうではないというところで、冒頭の自己紹介のところでもお話させていただいたように、富士通グループは、障がいがあるからといって、業務内容だったり、評価など、全く差はなく、このコンセプト通り、配慮はするが、遠慮はしない、といったところで、障がいのある方でも、どんどんチャレンジしていける環境だったり、制度というものがあります。そういった中で、障がいがあるからといって、ネガティブにならず、自分の可能性というものを大切にして、チャレンジする気持ちを持ってほしいと願って、このコンセプトを公開させていただいています。
そういった中で、富士通グループでは、700名以上の、障がいを持っている社員が多様な職種で活躍しています。
富士通の採用ホームページをご覧いただくと、こういった、障がいを持っている社員のインタビューページが公開されていますので、もしご興味があるようでしたら、調べてみていただけるといいかなと思います。
本当に、こういったインタビューのページをご覧いただくと、先ほどご紹介した、「配慮はするが、遠慮はしない」といったような社風を感じられるかな、と思うので、ぜひお願いできればと思います。
では最後に、イベントとインターンシップのご紹介をさせていただいて、今回のご紹介についてはクローズとさせていただきます。
まずイベントのご紹介についてです。
これには2つあります。まず1つ目、FUJITSU Career Compassということで、障がい者限定の1dayイベントになります。
オンライン開催、文理不問というところで、7月13日(土)1dayでの開催を予定しています。内容としては、富士通グループの紹介の他、就業体験ワークショップであったり、社員とのトークセッションを予定しています。
7月以降も複数回、開催予定です。
そして2つ目、FUJITSU Meetupというところで、社員交流のイベントになります。こちらもオンライン開催、文理不問でして、その名の通り、富士通グループの先輩社員との交流を予定しています。
日程については8月7日(水)13:00~16:00を予定しています。こちらについては、詳細が決まり次第、マイナビのサイトの方に掲載をさせていただきますので、掲載され次第、もしご興味があれば、エントリーをぜひお願いできればと思います。
そして最後、インターンについてのご紹介です。これには2つありまして、まず有償Internshipというところで、Professional Internshipというものについてです。
また無償のInternshipというところで、Seasonal Internship。この2種類、ご用意をさせていただいています。それぞれ、実施時期だったり、期間が異なるので、皆さんの志向に合わせて選択いただけるようになっています。
詳細については、こちらもマイナビのサイトの方に公開予定ですので、そちらの方をご覧いただければ、というふうに思います。
それでは富士通グループのご紹介を、これにて終了とさせていただきます。
これから、先ほどご紹介させていただいたようなイベントでも、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
本日は、どうもありがとうございました。
これからまた、引き続きよろしくお願いします。
- マイナビパートナーズ
- 各種ビジネスサービス・BPO
- 2024年6月8日配信
【井沢】
皆さん、こんにちは。
株式会社マイナビパートナーズ担当の井沢です。
【鈴木】
同じく担当の鈴木です。
【井沢】
本日は、マイナビチャレンジドセッション、株式会社マイナビパートナーズの会へご参加をいただき、ありがとうございます。この時間では、会社の紹介や仕事体験のご案内をさせていただきます。
まず最初に、本日お話をする内容はこちらの通りです。
1つ目。マイナビパートナーズとは。会社概要として、マイナビパートナーズが大切にしていることや、目指していること。それらを実現させるために、どのように歩んできたか。
現在はどのような業務を担当しているのかについてお話をさせていただきます。
また社員に聞いてみたインタビュー、ということで、現在働いている社員に、入社の決め手や、マイナビパートナーズのおすすめポイントなどを聞いてみましたので、その結果も一部、ご紹介をいたします。
そして2点目、この夏、実施予定の仕事体験のご案内、と続き、最後によくある質問のご紹介をさせていただきます。
最後まで、よろしくお願いいたします。
それでは、早速、1つ目のコンテンツ、「マイナビパートナーズとは」を進めていきます。
そもそもマイナビパートナーズとは、マイナビのグループ会社のうちの1つです。
そこで、まずは親会社であるマイナビについても簡単にご紹介をいたします。
マイナビは、今回、ご利用いただいております、マイナビチャレンジドや、マイナビ2026、といったサービスを始め、マイナビバイトやマイナビ転職、といった情報サイトの企画、運営や、マイナビエージェントなどの人材紹介事業のように、ユーザーのあらゆる人生の転機を支えるための様々なサービスを運営しています。
現在、マイナビグループが展開しているサービスは50を超え、こちらのスライドでは、その一部のサービスロゴを抜粋してみました。皆さんが目にしたことがある、もしくは使っていただいたことのあるサービスもおありでしょうか。
このような、様々なサービスを展開しているマイナビの各事業部から、日々、事務業務を受託しているのが、私達、マイナビパートナーズです。
続いて、マイナビグループ全体の存在意義であるパーパスをご紹介します。
「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界を作る」これがマイナビグループ全体としてのパーパスです。
では、ここからは、私達マイナビパートナーズについて、詳しくご紹介をさせていただきます。
マイナビパートナーズが2016年6月に設立をされた、株式会社マイナビの特例子会社です。「特例子会社」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらはご障がいのある方の雇用を促進、また、安定した就業を目的に、雇用に当たって特別な配慮をしている子会社のことです。一般の事業会社と比較をすると、ご障がいのある方の雇用実績が多く、ノウハウがあること、また、サポートも比較的柔軟に対応できるということが特徴です。
弊社は2014年に、株式会社マイナビの中に、事務業務を行う、オフィスセンターという部署が立ち上げられたことが前身となっており、2016年6月に特例子会社として分社化をいたしました。現在、東京、名古屋、大阪に合計5つのオフィスを構えており、従業員数は266名、そのうち障がい者手帳を取得して勤務している社員は206名おります。
続いて、マイナビパートナーズのミッションとバリュー図のご紹介です。
まず、会社として目指していく目標、達成すべき使命であると考えているミッションは、「誰もが活躍するための道を拓き、未来への道標となる」です。
そして、このミッションを達成するために大切にしているバリューズがこちらです。
先駆者意識、結果にこだわる、自ら考え行動する、アンコンシャスバイアスの自覚、ちなみにアンコンシャスバイアスというのは、例えば、障がい者はこうだよねとか、男性はこう、女性はこう、というように、私達が無意識に決めつけたり、思い込んだりしてしまうことです。そして5つ目、感謝と敬意。以上の5つが、私達が大切にしている価値観となります。
さらに、ミッションとバリューズをわかりやすくまとめたものがこちらのスライドです。
障がい者雇用だと、単純作業や、同じルーティン業務を任せた方が、障がい者自身のためになるだろう、というような考え方が、まだまだ残っていることも多いようですが、マイナビパートナーズは、障がいの有無に関わらず、成長したい人がしっかり成長していける環境を整えて、能力を十分に生かして活躍できる場所を提供し、社員全員が戦力として活躍をする。そのことで障がいのある方が戦力となることを、私達が証明する。そして、それが障がい者雇用の当たり前になるように、私達が実績を作って、先駆者として世の中に発信をしていくこと。誰もが活躍できるような、障がい者雇用の未来を変える道標となること。これこそが、私達マイナビパートナーズの使命である、と考えています。
次に、会社として大切にしている方針のご紹介です。
それは「配慮するが遠慮はしない」
障がいへの配慮があることと、スキルアップ、ステップアップができる環境を両立することで、働くことを通じて社会に貢献することの実現を目指しております。
それでは、ここからはマイナビパートナーズの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。
先ほども軽くご説明をしましたが、マイナビパートナーズの前身であるオフィスセンターは、2014年に、株式会社マイナビ内の事務所として誕生いたしました。当時は、郵便物の仕分け業務やファイリングなどの軽作業が主な業務でした。
そして、特例子会社として分社化をしたのが2016年でございますので、現在、設立8年目の、まだまだ若い会社です。
分社化をした際に、パソコンでのデータ入力やデータ集計といった業務を専門に行うチームを発足し、パソコンを使用した業務が徐々に増えていきました。翌年の2017年には、新宿オフィス、大阪支社、名古屋支社もできました。
そして2019年には、Webデザインや制作、印刷業務を専門的に行うクリエイティブ部署や、プログラミングで事務業務の自動化を行うシステム開発の部署もできました。
さらに、2021年にはマイナビの求人や、情報メディアの原稿制作を行う、ライティングチームもできた他、事務業務では、集計したデータの分析や業務効率化など、より高度なパソコン業務が増えていきました。
2022年には、総合職へキャリアアップをした社員も生まれました。総合職になると、組織をマネジメントする役割を担っていくことになります。
さらに、昨年2023年の4月には、新たに5名が、今年2024年には、新たに1名の総合職転換が実現いたしました。
このように、まだ若く、歴史の浅い会社ではございますが、目指していることの実現に向けて、少しずつ着実に歩みを進めております。
【鈴木】
簡単に歴史を紹介したところで、次は詳しい業務内容についてもご説明をいたします。
お時間の都合上、本日は事務業務に絞ってお話をさせていただきます。事務業務をざっくりとジャンル分けすると、表示をしております、黒丸3つの業務に分類ができます。
まずはPC業務です。アンケート入力、各種資料の元データ作成、求人サイトのチェック、記事タイトルの作成、自動化、プログラミングなどです。データ入力といって思い浮かぶデータを転記など、単純入力の業務はマイナビパートナーズでは少なくて、代わりに育成の関数を使用したデータ集計ですとか、資料作成といった業務が多いです。業務幅が広く、多くのスキルを身に付けることができます。スキルアップをして、マクロやVBAを組んで、業務効率化に貢献をする社員もあります。
続いて、軽作業です。ファイリング、封入、発送作業などです。ファイリングの他にも、具体的な業務例として、新入社員の入社に合わせて、研修資料やノートPC、iPhoneなどをひとまとめにしたセットの作成といった業務があります。
4月には多くの新入社員が入社しますので、どうすれば効率よく進められるか、チームで協力をし合いながら業務を行っています。
最後に郵便業務ですね。マイナビ宛に到着した郵便、宅配便の受け取り、各事業部ごとに仕分け、配達、集荷対応。日によって量は異なりますが、数多くの事業部がありますので、膨大な数に仕分けが必要になります。
また補足ですが、事務業務をメインに行う部署でも、PCでWebメディアに掲載をする、簡単な画像の加工ですとか、バナー作成、原稿ライティング業務などを行う場合があります。皆さんの特性やスキルを考慮して、幅広い業務をおまかせしています。
ここまでのご説明で、幅広く業務が展開されていることは伝わったかなと思います。
続いて、これらの業務を、どのように担当してマイナビパートナーズの社員がどんな1日を過ごしているのか、ある部署の実際の1日の業務スケジュール表をご紹介いたします。
各部署、このように、1日ごとのスケジュールを立てて業務をこなしています。
左から右に向かって、朝から夕方のスケジュールになっているのですが、特徴としましては、業務が重なる時間がなくて、マルチタスクになっていないこと、業務の見える化がされていることなどがわかると思います。
マイナビパートナーズに在籍する社員の中には、仕事の優先順位付けが苦手だったり、複数のことを同時並行で行うマルチタスクが苦手、といった障がい特性のある社員が多く就業しておりますため、シングルタスクで、この時間はこの業務をする、と、あらかじめ決めた上で業務を行っています。ちなみにこちらは色ごとで業務が分けられているのですが、1日の中だけでも、多種多様な業務に携わっていることがわかると思います。
はい、では続いて、社員に聞いてみた、というコンテンツです。
実際に、現在マイナビパートナーズで働いている社員に聞いたアンケートの回答をご紹介いたします。
まずは1問目。マイナビパートナーズへの入社の決め手は何ですか?といった質問です。
たくさん意見が挙がったのですが、特に多く挙がった意見を抜粋してみました。
まず、上の青い吹き出しですね。精神発達障がいの障がい者の割合が非常に高いというものです。
後ほどご紹介しますが、弊社では、手帳取得者の約8割が精神手帳を保持している社員となりますので、精神手帳を有している方の雇用実績が高く、サポートのノウハウがある点が特徴です。そういった環境に安心感を持って入社を決断した社員が多くおりました。
また、下の黄色い吹き出しですね、障がいへの理解、配慮等の環境が整っており、働きやすく、スキルアップ、ステップアップの機会がある、という回答や、他にも、未経験でも新しい分野に挑戦できる環境風土がある、という回答もありました。
どちらも挑戦やスキルアップについての回答ですね。
「配慮はするが遠慮はしない」の通り、様々なことに挑戦できる機会が多い環境に魅力を感じて入社を決めていただいた方も多くおりました。
続いて2問目です。
マイナビパートナーズのここがいい、ということで、弊社のおすすめポイントについて聞いてみました。
まず上のピンクの吹き出しですね。いろいろなことに挑戦できる!改善提案等、自ら発信すれば「やってみようか!」と調整の場を設けてくれる、などですね、先ほどの入社の決め手というところで、挑戦を後押ししてもらえる環境が良い、という声が多く聞かれました。入社前も良いと思っていたけれども、入社してからも変わらず良かった、という意見でした。また社員同士、管理者と距離が近いこと、優しい人が多い、という意見ですが、私も同感です。障がいの有無に関わらず、しっかりと個々と向き合ってくれる社員が多いと感じています。そういった社員が多いので、何かあったときに相談がしやすい、といった声が聞かれています。
続いて3つ目の部門が、現在の目標を教えてください!という質問です。
まずは一人で案件をこなせるようになること、という意見から、リーダーや総合職を目指したい!という声、ライティング業務を極めたい、といったスキル面での目標も見受けられました。
アンケートには本当に多くの目標が上がってきまして、このように、何かしらの目標を持って、前向きに業務に取り組んでいる社員が多いことは、私達の自慢でもあります。
以上でアンケートの紹介は終わりです。社員の生の声、聞いてみていかがでしたでしょうか。少しでもマイナビパートナーズの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
ではここで、マイナビパートナーズ、仕事体験のご案内です。
この夏、マイナビパートナーズが、「障がいをオープンにしてキャリアを築く未来」を考えるプログラム、を開催いたします。本コンテンツでは、そもそも障がいをオープンに働くことは、ということや、自己理解、障がい理解の進め方について、特例子会社で働く私達と一緒に考える機会があります。さらにはマイナビパートナーズのお仕事の一部を体験できるコンテンツもご用意しております。今後の進路を考える上で大切になる内容になっておりますので、ぜひご参加ください。日程は、随時追加されていきますが、直近の日程は既に公開をしておりますので、マイナビ2026をご確認いただき、ご予約いただければと思います。
では最後に、学生の皆さんによく聞かれる質問と回答をご紹介いたします。
まず一つ目ですね。同じ障がいのある方はどれぐらいいますか?というご質問です。
障がい者手帳を取得して勤務している社員の障がい種別としましては、このような割合となっております。
発達障がいが最も多く、60%程度、次いで精神障がいのある方が24%程度、身体障がいのある方が15%、それから知的障がいのある社員も一緒に働いています。
そして、さらに身体手帳、精神手帳を取得している社員の、具体的なご障がいの種別の内訳としましては、表示をしております2つの円グラフをご覧ください。
まず左側、青い色のグラフになるんですけれども、身体手帳を取得している社員のグラフですね。そのうちの約3割の方が内部障がい、心臓や内臓系にご障がいがある方となります。次いで、視覚障がいのある方が3割弱おりまして、聴覚障がいのある方、上肢下肢、手足に障がいのある方もおります。そして右側、オレンジ色のグラフですね。
精神手帳を取得されている方の内訳につきましては、ASD、ADHDといった発達障がいのある方が約3割ずつ、そして多いところから申しますと、気分系のご障がいですね。
鬱のご障がいのある方が15%程度、双極性障がいのある方が9%程度、となっておりまして、その他1~3%の割合になるんですが、てんかんや強迫性障がい、社会不安障がい、といった、ご障がいの内訳となっております。
それから、私と同じ障がいのある人がどのように活躍をしていますか?という質問です。
要するに、ご障がいによって業務の内容が限定されたり、分けられたりしているのか?といったご質問ですね。
合理的配慮の部と、マイナビパートナーズでは、障がいの種別や等級によって、配属や業務を決めるといったことはしておりません。障がいのあるなしに関わらず、皆さん様々な業務で活躍をしています。
続いて、活躍している社員部長はありますか?といった質問ですね。こちらもよくいただく質問です。
はい、どんなアドバイスも、まずは素直に受け止めて吸収できる方や、目標を持って自発的に行動ができる方、自己理解を深めることで体調管理がうまくできている方が、長期的に活躍をしている印象があります。
以上でよくあるご質問のご紹介でした。
マイナビパートナーズのコンテンツとしては、以上となります。
ぜひ、出席票をご提出ください。出席票を提出いただいた方には、仕事体験についてのご案内をお送りさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。
- マイナビパートナーズ【障がい者向け長期有給型インターン窓口】
- 人材派遣・人材紹介
- 2024年6月8日配信
【田中】
皆さん、こんにちは。
本日は、マイナビチャレンジド、Webセッションにご参加いただき、ありがとうございます。今年の2月からスタートした長期有給インターンシップ、Career Create Programですが、大盛況につき、一期生を絶賛募集することになりました。
今回のWebセッションを通じて、Career Create Programの魅力が存分に伝われば嬉しいです。
まずは簡単な自己紹介からさせていただきます。
株式会社マイナビ、パートナーズDEIソリューション事業部 DEIデザイン部 東京キャリアデザイン課の田中です。前職では、就労移行支援事業所の支援員をしておりました。
その中で福祉「けでなくて、障がい者雇用の仕事に携わりたいという思いで面接をし、中途入社いたしました。
【羽根石】
同じく東京キャリアデザイン課の羽根石です。
前職では、発達障がいやコミュニケーション、勉強に不安がある方向けの学習塾の運営に携わり、教室長やエリアリーダーとして勤務していました。
その中で、就職活動の壁にぶつかる生徒を多く目の当たりにし、就職活動を行う大学生の力になりたい、自分らしく働くために、社会に出る前の準備をしながら、実務経験を積んでほしい。そんな思いから転職を決め、中途入社いたしました。
【田中】
それでは早速ですが、始めていきます。
本日のアジェンダを共有させていただきますので、ご覧ください。
本日の流れとしましては、弊社マイナビパートナーズについて概要を説明させていただき、その後、長期有給インターンシップCareer Create Programについて、最後に、募集要項についても触れていきたいと思っております。
【羽根石】
それでは、弊社マイナビパートナーズについて説明していきます。
親会社である株式会社マイナビでは、マイナビ2026や、マイナビバイトなどの求人情報サービス、そしてマイナビニュースなどの生活情報サイトの企画運営をしており、マイナビパートナーズでは、人材ビジネスを中心に幅広く事業を展開している、マイナビグループの会社の一つです。またマイナビパートナーズは、2016年6月に設立された株式会社マイナビの特例子会社です。
特例子会社という言葉を初めて聞く方もいるかもしれませんが、こちらは、障がいのある方の雇用を促進、また安定した就業を目的に、雇用に当たっての必要な配慮をする子会社のことです。
障がいのある方が多く働かれているので、ノウハウがあること、また、サポートも比較的柔軟に対応できるというところが特徴です。2014年に株式会社マイナビの中に、事務業務を行う、オフィスセンターという部署が立ち上げられたことが前身となっており、2016年6月に特例子会社として分社化しました。現在では、東京、名古屋、大阪に合計5つのオフィスを構えています。
それでは、本社で働く従業員について説明していきます。まず、従業員数として、全体で266名の社員が働いています。うち約8割に当たる206名の方が、障がい者手帳を取得して勤務しています。障がい者手帳を取得して勤務している社員の手帳の種別は、約8割が精神手帳を取得しており、次いで身体手帳を取得している方が16%、また、療育手帳を取得している社員も一緒に働いています。
それで、障がいの内訳ですね。左側のグラフを見ていただきますと、身体手帳を取得している社員の方が約3割ほど、その中で内部障がい、視覚障がいのある方が約3割程度おり、聴覚障がいがある方や、手足に障がいがある方もいらっしゃいます。
右側のグラフを見ていただきますと、精神手帳を取得している社員については、ASDやADHDといった、発達障がいの方が約7割程度で、うつや双極性障がい、精神障がいのある方は3割ほど勤務しております。
こちらのスライドを見ていただきたいのですが、弊社が大事にしている方針になります。ズバリ、「配慮はするが遠慮はしない」になります。もしかしたら、遠慮はしないと聞いて不安を感じてしまう方もいるかもしれませんが、安心してください。もちろん、障がいへの配慮はありつつ、スキルアップ、セットアップができる環境を作ることで、「働くことを通じて社会に貢献する」ことの実現を目標としています。
例えば、長期有給インターンシップでも、社会に出て活躍するために伝えるべきことはしっかりと伝えるようにしています。
次にマイナビパートナーズの事業についてお話ししていきます。
マイナビパートナーズはパートナー雇用開発事業部とDIソリューション事業部の2つに分かれています。パートナー雇用開発事業部は、事業の根幹であるオフィスセンターの運営業務を行っていて、マイナビグループから受注する様々な事務業務に携わっています。
そして、マイナビ社員が利用できるマッサージルームの運営も行っています。
また、私達が所属する、DEIソリューション事業部では、障がいのある方向けの人材紹介業、障がい者採用、雇用の法人向けコンサルティング業務、そして、障がい学生育成事業を行っています。
まずは、パートナー雇用開発事業部について説明していきます。
全体の約9割強の社員が働くパートナー雇用開発事業部は、通称オフィスセンターとも呼ばれており、親会社であるマイナビの各事業部や、マイナビグループ各社から様々な業務を受託しており、案件内容も多岐にわたります。
事務業務をジャンル分けすると、ざっくりと、この3つに分けられます。
総務系業務と、軽作業業務、PC業務です。
次に、クリエイティブ系の業務についてです。
皆さんが見ていただいているマイナビのサービスの中に、パートナーズの社員が制作したものも多くあります。
そして次に原本を作成するライティング業務についてですね。「マイナビバイト」や、「マイナビおすすめナビ」という各事業部のサイトに掲載する原稿の多くを受注し、記事の作成も行っています。
最後に、システム開発業務です。入社前から知識を持っている方もいらっしゃいますが、多くが入社後にプログラミングを学習し、習得しています。
はい、ここまでがパートナー雇用開発事業部の業務の内容を説明してきました。
ここからが、私達が所属しているDEIソリューションズ業務部の内容を説明していきたいと思います。田中さんお願いします。
【田中】
はい、お願いします。
実は、DEIソリューション事業部は、2020年から障がい者に特化した人材紹介サービスを行っています。
また、学生向けのカウンセリングも行っており、新卒紹介のサービスも担っておりますので、多くの大学生の方のキャリア相談や、学生の皆さんを市場にご紹介させていただく他の仕事もしています。
人材紹介の簡単な全体像、仕組みですね。こちらをお伝えいたします。
人材紹介は、人材を雇用したいと思っている企業と、仕事を探している学生の皆さんのマッチング~採用決定までを支援するサービスになります。
主に、この事業には2つの役割が存在しています。
企業を担当するリクルーティングアドバイザーは、その企業が必要とする優秀な人材を見つけて採用を支援することが主な役割になります。
もう1つは、学生の皆さんを担当するキャリアアドバイザーです。こちらは、学生の皆さんに対して、その人の志向、持ち味が活きる企業を見つけて、転職活動をサポートすることが役割になります。
キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが力を合わせて、マッチングを成功させて、学生の皆さんにとって素晴らしい就職先が見つけられるようなサポートをしています。
人材紹介事業の強みとしては、大学生の皆さんを含む、若いユーザーの就職のサポートができるというところが、非常に大きな強みになっています。
また、マイナビグループの総力を活かした求人数ですね。
マイナビグループにとって、たくさんのお客様、法人様との接点を持っていますので、皆さんに紹介できる企業の幅も広く持っていると思っています。
最後に、私達は特例子会社ですので、今回、当事者の方々を最大限に理解して、定着のためのノウハウを持っていると見る観点が我々の強みになると思っています。
また、人材紹介事業の他に、障がい者雇用の法人向けコンサルティング事業も行っています。例えば、研修サービスのご提案や、他社でのインターンシップを作る仕事なども業務の一環として行っています。
マイナビパートナーズが2つの大きな事業をやっているとお話させていただきましたが、どちらの部署においても目指していることがあります。
それは、マイナビグループからの受託業務を超えた外部からの業務受託をどんどん増やしていこうということ。そして2つ目が、特例子会社なので、親会社のお仕事だけをやっていればいいという考え方もあるかもしれませんが、株式会社ですので、ポジティブな意味で、黒字経営であることを目指していきたいと思っています。
最後に障がいのある社員の中から、経営陣に加わる人材を輩出すること。実際、これがなかなか実現化しづらい世の中にあるというのが課題だな、というふうに私達も感じております。障がい者の方が経営に関わるということが当たり前、という状況を目指していきたいなというふうに考えています。
ここまでがマイナビパートナーズの2つの事業、そして具体的にどんなことをやっているか、という説明でした。
そんなマイナビパートナーズが今回新たに取り組んでいる、長期有給インターンシップ、Career Create Programについて、詳細を、田中さんから説明していただきます。
【田中】
弊社が、今年の2月から取り組んでいるCareer Create Programの目的ですが、学生が社会人になるための「ビジネス基礎」と「セルフケアスキル」を獲得し、自信を持って活躍できるキャリアビジョンを、学生の皆さんに描いていただこうというものになります。
現在、2月入社のインターン生に、4月入社のインターン生が加わり、さらにパワーアップして日々奮闘しています。概要は以下の3点です。
Career Create Programということで、以下、キャリプロ、と略しています。
まず、このプログラムは、障がい者手帳を持っている、あるいは申請中の大学生、大学院生、卒業3年以内の方を対象とした育成施策となります。
インターンシップという働き方で、ビジネスの基礎スキルを身に付けられるプログラムです。
次に、キャリプロは、社会人に求められるビジネスマナー、ビジネスにおけるコミュニケーションのスキル、そして基礎的なPCスキルですね。こういったビジネスの基礎に、12カ月間触れていくプログラムになります。
最後に、インターンの期間中は、「マイナビパートナーズ紹介」のキャリアカウンセラーや、リクルーティングアドバイザーから自己分析であったり、業界研究のレクチャー、キャリア相談の機会を通じて、学生がキャリアデザインを得やすいような環境を作っています
キャリプロの特徴としては、シフト制のため、学業、就活準備、と両立がしやすい柔軟なプログラムであるということが魅力です。繰り返しになりますが、12カ月という長期間なので、じっくり学んでもらい、体験し、自己理解を深めることで、企業で働く自信をつけていきます。
実際に、2月に入社したインターン生の中にも、課題として、自分の気持ちを伝えること、また、ご自身の●●だった方も、他のインターン生との業務だったり、研修での関わりの中で繰り返し練習をすることで、フィードバックの際に、「自分の思っていることをしっかり伝えることができました」と明るい表情で教えてくれる、そんな場面もあり、とても嬉しい気持ちになりました。そして最後に、プログラム内で就職活動を一人ひとりに合わせた手厚いサポートを受けることができる、というのも特徴になります。
就業体験内容は、事務、アシスト業務のような事務作業に携わっていただきます。
また、世界で活躍することを見据えた、ヘルスケアスキルを身に付けるトレーニングも用意をしています。
さらに、このような特性をお持ちの方でもチャレンジできるように、インターンシップ期間中は、可能な限り私達にて、障がいの配慮や情報保障も積極的に提供していきたいと考えています。
最後に、今回インターンシップということで、アルバイトの違いとしては、私達チュータースタッフに毎回フィードバックを行うことで、学生にビジネススキル、セルフケアスキルの向上を応援していきます。
実際にフィードバックをする中で、アシストの業務のポイントを知りたい、自分に合う仕事を知りたいと相談があったり、自分の就活の●を一緒に探す、そのようなこともありました。
業務以外に相談できる場所や人がいることが、インターン生にとって安心なのかなと感じています。私も就活をするときに、このような機会があったらなあと、インターン生と関わる中で強く思っています。
こちらが12カ月の全体像です。
細かい部分の説明は少し省かせていただきますが、最初の3カ月間は、『知る』というところです。勤務日程や社会人ルール、マナーを知ってもらう。「社会人としての必要な基礎能力って何だろう?」みたいなところを知るところからスタートします。その後の3カ月間では、実際にその得たものを実践していく、試していく。そして、後半の6カ月間は、その力を磨いたり、得意なものを伸ばしたり、そういうプログラムをご用意しています。
現状としては、4月入社の方は、『知る』『試す』期間が終了し、ここまで学んできたことを実践する期間に入っています。9月入社の方も、数カ月、延滞ということで、これまで自分たちが教えてもらった業務をレクチャーしたり、職場のルールを教えてあげたり、そんな様子も見られています。
1日の仕事の流れのイメージですね。3パターン、ご紹介します。
まずは学期中に、午前から仕事をする際は、こんな感じになります。1日のスケジュール、連絡時間の確認、変更チェックを行ってから、業務を開始していきます。具体的には、アンケート入力、掲載内容チェック、そして軽作業と、大体、3切れほど取り組んでもらい、最後に1日の振り返りをします。
ざっくりとこんな感じの1日になることも想定されますし、あるいは、午後からの場合だと、例えば午後1時からスタートし、夕方5時で終わるというパターンです。
このような形で、授業が午前中だったり、午後であったりと、その日によっても違うと思うので、そのあたりは授業の状況によってご相談をさせていただければと思っています。
逆に、春休みや、夏休みですが、社会人基礎力を深めていただくための●●の機会ということで、朝から夕方4時までのパターンも支援しています。この場合は、お昼休憩がこのように繋がっており、朝9時半に来てもらった後、業務を行い、夕食後は、週によっては社会人マナー研修も実施しています。
2月から最近まで行った研修では、例えばエクセル基礎研修や、社会人基礎力チェック、報告連絡相談研修などです。研修が終わった後は、またジャンルに戻ってもらい、チューターからフィードバックで1日の仕事の出来栄えや振り返りを行って終了。そんな形で、長期休みや学校がない1日をメリハリのある1日にしてもらえるといいなと考えています。
こちらからシフト例になります。
先輩インターンシップ生は、自分の●●状況などにより、相談をしながら、シフトを調整しています。
インターンシップの場所ですが、神保町のオフィスに来ていただくような形になります。
この写真は、まさに神保町の写真です。このような感じの円卓で、好きな場所を自由に選べる、ADW形式で学生のPCを1人1台用意させていただいて、ここで事務作業を行っています。
【羽根石】
はい、続きまして、募集要項についてです。
繰り返しになりますが、実施場所は東京の神保町オフィスになります。神保町駅からほぼ1分、水道橋駅から徒歩10分の場所にあります。
平日のみの実施で、12カ月間来ていただくようなプログラムになっていて、開催時間は1日4時間以上の勤務を予定しております。学期中は授業のスケジュールを考慮し、フレキシブルに相談させていただければと思っております。
ただ、週3以上、1日あたり4時間以上の勤務というところを目安にしていきたいなと考えています。時給は1200円で、2期生の参加学生は10名の募集を予定しております。
続きまして参加条件です。1つ目が、大学、大学院に在学中の方、あるいは既卒3年以内の方。2つ目は障がい者手帳をお持ちの方で、こちら取得予定、申請中の方も含みます。
3つ目が、目安として週3以上の参加ができ、1日4時間以上の時間確保が可能な方。
4つ目、原則、介助者なしで実施場所の神保町まで通うことができて、プログラムへの参加が可能な方、もちろん個別配慮は行っていきたいと思っています。
5つ目、会社のガイドや、研修内容を踏まえて、PCを使って作業ができる方。
6つ目、12カ月間って結構長いですよね。ただ、12カ月の長期のプログラムを通じて成長したい、という思いを持っている方、長期間でも途中でギブアップしないぞ!という思いを持って、自分のキャリアをデザインするぞ!社会人になる準備をしたい、という思いがある方を歓迎したいと思っています。
なお、このプログラムは、大学1年生、2年生の方も積極的に受け入れる長期のプログラムになっています。
そしてエントリーの流れについて説明をしていきます。
現在は、マイナビ2026と、マイナビチャレンジドの両方に掲載をしており、エントリーを受け付けております。
まず、マイナビ上からプレエントリーをお願いします。その後はエントリーシートと手帳のコピーを、マイキャリアボックスという仕組みがマイナビにありますので、そちらからのご提出をお願いします。こちらはプレエントリーをした方にメールをご案内するようにしておりますので、下の段に、そこからご提出をお願いいたします。
こちらはプレエントリーした方にメールを送るのですが、STEP③に見ていただきますと、提出してもらったエントリーシートの書類選考をその後、行っていきます。
結果は7月11日以降に通知していきますので、通過された方は、対面で面接を行います。
面接の際に必要な配慮事項がありましたら、事前に訪問を通じて教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。また、オンラインでの面接をご希望の方は別途ご相談ください。面接の所要時間は、約30分ほど見込んでおりまして、面接前後でオフィス見学も行いたいと思っておりますので、ぜひお気軽にお越しください。
最終合格された方は、7月20日以降、マイナビ2026からメールにて結果を通知いたします。
はい、最後によくある質問です。
1dayインターンシップと、長期有給型インターンシップ、マイナビパートナーズでは2種類のインターンシップがございます。この2つのインターンシップの違いを説明させていただきます。
まず、このような質問が出てくるかなと思うんですけれども、2つあるインターンシップの中で、どちらか1つしか受けることができないんですかという質問に対しては、ズバリ、どちらのインターンシップも付けることが可能です。
1dayインターンシップは、大学3年生限定となりまして、長期有給型インターンシップは、3、4年生のみならず、2年生の参加も可能です。
もう1つ、2つのインターンの違いは何ですか?というところですが、1dayインターンシップのメリットはマイナビパートナーズの仕事に興味がある、詳しく聞いてみたい、実際の職場に入って、体験をしたいという方に説明をしています。
また、長期有給型インターンシップのメリットについては、まずは社会人になる前の土台作りをしっかりしたい方、インターンを通して自己理解、障がい理解、スキルアップに取り組みたい、という方にぴったりです。
弊社のインターンシップには、このような2つの違いがありますので、どちらが自分に合っているかを考えてみて、エントリーをしていただければと思います。
はい、以上で説明は終わります。
ここまで聞いていただき、キャリプロの魅力は変わりましたか?
日々、インターン生と関わる中で、嬉しいことも、大変なことも共有をして、お互い成長していると感じています。自分の気づけなかった一面に気づける、そんな場所です。
【羽根石】
うまくいかないことも、苦戦することも実際にあります。
しかし、そんな中でも、仲間や私達チュータースタッフがいます。一人ではなく、一緒に一歩を踏み出してみませんか。
ぜひ、キャリプロ第一期生と共に働きながら、セルフケアや、社会人に向けた準備を、一緒に行えることを楽しみにしています。
また皆様からのたくさんのエントリー、お待ち申し上げます。
【田中】
ありがとうございました。
【羽根石】
ありがとうございました。
- 三菱重工業【障がい者募集コース】
- 機械
- 2024年6月8日配信
【大滝】
皆さん、こんにちは。三菱重工の採用担当の大滝と申します。
今日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
今日は、当社の説明として、約30分程度、お時間をいただきまして会社の説明をさせていただきます。
まず、三菱重工グループの概要についてお話させてもらいます。皆さんは、三菱重工グループの製品をご覧なったことがありますか? 実は、皆さんの住む街にも存在しております。例えば、電気、ガスといったエネルギー、飛行機、電車、バス、船舶などの公共交通機関や輸送機関、それぞれを一般消費者に提供するのは、企業や事業者です。
三菱重工グループは、それらの企業、事業者、業界団体、国に対して製品や技術、ソリューションを提供するポジションにいます。一般家庭に電力を供給するのは電気事業者ですが、発電所や天然ガスを海外から輸入する際のLNG運搬船も納めております。また、公共交通機関にはゆりかもめのような、ゴムタイヤ式車両の交通システムを提供しております。このように、三菱重工グループは目に見えないところで、皆さんの暮らしを支えております。
次に、ビジネススケールについてご紹介します。
海外グループ会社と、国内グループ会社で働く社員を合わせると、全世界で8万人弱の社員が活躍しています。海外売上収益については、ご覧の通りですが、売り上げの約半分を占めております。多様な価値観と、豊富な技術を背景に、グループ全体で約4兆円の売上収益を生み出しています。
次に、三菱重工のグローバルネットワークをご覧ください。世界各地に工場や事務所などの拠点が設けられています。今後、ますますグローバルなネットワーク展開を加速して、世界とともに発展、成長していくことを目指しています。
続いてこちらは国内の拠点を示したものです。本社は東京丸の内と、横浜のみなとみらいにあります。三菱重工グループは、モノづくり企業ですので、多くの社員が事業所、つまり工場で勤務しています。
工場は関東から西側に集中していますので、勤務地も西日本配属となる可能性が高いと考えていただければと思います。
ではここからは、三菱重工グループの製品や事業について詳しく説明していきます。
三菱重工グループには、エネルギー・環境関連、基盤産業、航空機・防衛・宇宙事業の3つの事業領域があります。また、横断的な組織として、総合研究所やデジタルイノベーション本部、知的財産部といった部門があり、それぞれの事業を支えています。
それぞれの事業領域について、少しご紹介をいたします。まず、エナジードメインです。
エナジードメインでは、まさに地球を動かす心臓部とも言われるパワフルな部門です。
三菱重工グループが生み出すエネルギーが、あらゆる産業を支えて、人類の暮らしを豊かにするために貢献しています。
続いて、プラント・インフラドメインです。
このドメインでは、安心して暮らせる豊かな社会を創造する使命を担っています。
皆さんに馴染みの深い製品としては、真ん中に書いてありますが、東京のゆりかもめ、新交通システムであったり、商船ですね、こちらはフェリーですけれども、こういった製品が挙げられるんではないかと思います。
続いて物流・冷熱・ドライブシステムドメイン・機械システムセグメントです。
こちらの領域では、多種多様な製品を取り扱っております。皆さんに馴染み深いところで言いますと、左上の空調機があります。
他にも右側のエンジンであったり、交通システム、印刷機械、物流機器等、様々な製品を取り扱っているのがこの分野の特徴です。
続いて、防衛宇宙セグメント、民間機セグメントです。こちらは、国家プロジェクトレベルで社会に影響を与えることができる仕事になっています。
国内、いろんな会社を眺めてみても、こういったインパクトを与えることができる仕事というのは、そう多くはないんじゃないかなと思っています。他では味わえない感動だったり、達成感が得られる事業となっております。
ちなみに当社では、日本の宇宙開発の初期からロケット製造の中心的役割を担っていまして、ロケットの製造から打ち上げまで関わる、世界でも数少ない企業となっております。
真ん中に記載しておりますのが防衛省向けの製品です。陸、海、空、それぞれに対して製品を納めております。それと、右下のところですね、民間機事業では、皆さんご存知のボーイング社やボンバルディア社、エアバス社など、世界の航空機メーカーに対して部品を供給しています。
続いて、これまでは三菱重工の今の話をしてまいりましたけれども、少し目線を将来に向けた話をしたいと思います。
2040年カーボンニュートラルを実現する、一生ネットゼロです。ネットゼロ/カーボンニュートラルとは、皆さんご存知でしょうか。この意味は、大気中に排出される温室効果ガスと、大気中から除去される温室効果ガスが同量でバランスが取れている状態をいいます。
ネットゼロ/カーボンニュートラルの実現は、全世界のテーマとなっています。
実際、世界125カ国1地域が、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを表明しています。日本もその一員です。
ここで注目していただきたいのは、世界、そして日本が2050年の達成を求め、掲げているのに対して、三菱重工グループは、2040という数字を目指しているというところです。
世界の政府機関の目標よりも10年早いのはなぜかと申しますと、これは世界中で2050年までにカーボンニュートラルを実現するためには、当社グループのカーボンニュートラル技術を社会に実装する、リードタイムが必要になってきます。
そのためには、2040年までに、我々としては技術を確立しておかなければならないと考えています。世界のインフラを支えているからこそ、いち早く技術を進歩させて確かな実績を生み出すことが、当社グループには求められています。
続いて、当社の障がい者採用の取り組みについてご紹介します。
当社では、全体で約600名の障がい者の方に活躍いただいていますが、我々としては、ダイバーシティ、インクルージョンの観点から、それぞれの個性に合わせて柔軟に活躍できる環境作りを推進したいと考えています。
このことから、大きく分けて、こちらの3つのパターンで障がい者雇用を推進しています。
1つ目は、高い専門性を生かして業務遂行をいただく一般部門配属です。
2つ目は、一般部門に配属しつつも、職場の共通業務を中心に業務を遂行するケース。
3つ目は、HR部門、すなわち人事部門に配属されて、各部門から委託受けした共通業務等に従事するケースです。
それぞれのパターンについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず一般部門への配属についてです。こちらは理系職種について記載しているものです。
研究開発からサービスエンジニアまで、様々な役割が求められています。
当社は機械系のイメージが強いかもしれませんけれども、多岐にわたる当社ビジネスを支えるのは総合力となっておりまして、様々なバックグラウンドを持つ人材が広く活躍しています。
次に文系職種です。こちらに書いてあるのは、あくまで一例ではありますけれども、営業や資材調達、経理財務、人事・労務、総務、といった職種があります。
当社は理系の会社と思われがちなんですけれども、文系社員が活躍する場も数多くあることがおわかりいただけるかなと思います。
次に、一般部門に配属しつつ、職場の共通業務を中心に業務を遂行するケースです。
まず、職場配属を前提とする点は、先ほどの一般部門配属のケースと変わりありません。
一方で、業務内容については、配属部門内で、主に一般事務業務、具体的に言いますと、パソコンでのデータ入力、社内外での必要な書類作成、処理、整理であったり、郵便物の仕分け、発送業務、電話対応業務、来客対応等、に従事していただくイメージです。
業務の範囲を定めるというわけではありませんので、場合によっては、先ほどの一般部門配属のように、専門性の高い業務に携わる、という可能性もあります。
続いて、HR部門、人事部門配属について紹介します。
こちらは、各職場への配属ではなくて、各拠点、工場にある、業務チームという組織に配属をして、サポート役からの指示を受けながら仕事を進めていくというものです。
ご覧いただいています通り、各地区に業務チームが立ち上がっておりますが、まだ未設置の拠点もあります。
しかし、2025年度中には、全ての地区で業務チームが立ち上げられるよう、取り組んでいます。
業務内容について、また体制については、工場によって様々ですけれども、人事部門に配属して、サポーターが配置されているということで、比較的安心して仕事に取り組んでいただける環境は整っているのがポイントかなと思います。
最後に、当社で働く環境についてご紹介します。
当社では、社員が豊かな人生を楽しむことが組織を強くする、と考えています。
そのため、あらゆるところに人を想う伝統が息づいているのが特徴です。
例えば、ライフイベントからの早期復帰。キャリアを中断させない支援策として、育児休業や育児勤務はもちろんのこと、在宅勤務制度やフレックスタイム制度のコアタイムの廃止、配偶者の海外赴任に伴う休職制度なども充実しています。
また、豊かな人生の実現に向けて、寮社宅や住宅補助といった住居制度、財形貯蓄やクラブ活動といった福利厚生も充実しています。
こうした法定を上回る各種制度や、独自制度の拡充に努めてきた結果、当社は、女性活躍推進企業を評価する、「えるぼし」「くるみん」といった認定を取得しています。
多様な働き方の尊重という観点では、仕事と出産、育児、介護などの二者択一を迫られることなく働き続け、かつキャリアを形成できる環境整備を整えています。
ちなみに現在、育児休業取得後の復職率は98%となっています。
また具体的に、どんな働き方をしている社員がいるのかというのを見ていきましょう。
当社では、コロナ以前から在宅勤務制度がありましたが、コロナ期間中は特に出社と在宅勤務のハイブリッドスタイルが定着してきました。
昨年5月に新型コロナの感染症法上の位置づけが見直しとなりましたが、これを踏まえて、対面でのコミュニケーションを重視すべく、会社としては出社を原則とした働き方となりました。しかしながら、在宅勤務制度そのものが廃止となったわけではなく、今後もそれぞれの仕事だったり、ライフスタイルに応じて、フレックスタイム制度や在宅勤務を活用しながら、柔軟な勤務が可能です。
こちらは、子育て中のAさんの勤務の方法を紹介したものです。
続いて、長期休暇は存分に楽しむということです。
こちらは、リフレッシュ休暇という休暇制度を取得したBさんのケースです。
当社では、勤続10年から、5年おきに、通常の有給休暇に加えて、5日間のリフレッシュ休暇という休暇が付与されます。
Bさんは、10年目のリフレッシュ休暇を休日にくっつけることで、長期バケーションに出かけたそうです。日頃頑張っているご自身へのご褒美ですね。
最後に、障がい者スポーツへの取り組み支援についてご紹介していきます。
業務をしながら、障がい者スポーツの全国大会や、パラリンピック出場を目指している社員も、社内には活躍しています。社としても、こういった方に対して積極的にサポートをしている状況です。
以上で、会社概要の説明を終わります。
今日はお忙しい中、お越しいただきまして、ありがとうございました。
就活準備講座
- 障がいのある学生のための就活準備講座!~自己分析のやり方をおさえる60分~
- 2024年9月24日配信配信
全員:皆さんこんにちは。
守屋・上床:こんにちはこんにちは。
村山:マイナビTV編集部チャンネルです。司会の村山知洋です。
お2人には後ほど自己紹介をしていただきます。
今回は「障がいのある学生のための就活準備講座自己分析のやり方を抑える60分」となります。
まずは使い方のご紹介です。左下にオレンジのバナーが出ていると思います。「出席票はこちら」というところからぜひ出席表を忘れずに提出してください。
チャットありがとうございます。
気になることがある方はチャットに書き込みをお願いいたします。感想などもお待ちしております。質問は質問箱に書き込んでください。こちらもぜひ積極的に書いてくださいね。
お願いいたします。
そしてマイナビTVではプレゼントキャンペーンを実施中です。
キャンペーンにエントリーをしてもらいまして企業セミナーを5つ予約してください。
さらに、アンケートに回答いただきますと、選べるe-GIFT500円分をプレゼントいたします。ぜひ企業セミナーにも参加をいただけると嬉しいです。
そしてマイナビTVプレゼントキャンペーン、過去にもご覧のようなプレゼント例がございます。このあともぜひ企業セミナーをたくさん予定しておりますので参加をお願いいたします。
では、まずは本日お話いただく方に自己紹介をしてもらいます。
上床(うわとこ)さんからお願いします。
上床:本日参加させていただきますマイナビキャリアサポーターの上床と申します。
普段は大学やこういうマイナビTVなどで皆さん向けの情報を発信しております。
ぜひ皆さんのリアルな声とかお気持ちとか知りたいなと思いますのでチャットもそうですし質問箱をしっかりと使っていただきまして、皆さんの声を受けていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたしますお願いいたします。
村山:「うわとこ」さんですね。失礼いたしました。
上床:とんでもないよろしくお願いいたします。
村山:では、続いて守屋さんお願いします。
守屋:皆さんこんにちはマイナビパートナーズから参りました守屋と申します。私はこちらにも書いてあるんですけれども、2009年にマイナビに入社しまして、ずっと新卒採用の成功をしていただくための法人営業をずっとやっておりました。2022年からは、マイナビパートナーズに出向しておりまして、聞いたことあるかはわからないんですけど、「エージェントサービス」という新卒紹介や中途採用の人材紹介のビジネスの責任者をしています。ですので、今日は企業の視点で皆さんにいろいろと情報の提供ができればいいなと思って参りました。よろしくお願いいたします。
村山:はい。よろしくお願いいたします。
上床さんからは全体的なお話をしていただきまして、守屋さんからは障がいのある方にとってポイントとなる点などを教えていただきます。
さあでは本編に入る前に、チャットタイムです。
就職活動に関して不安なことや気になることを皆さんぜひチャットに書き込んでください。
どんなことでも構いませんので、お願いいたします。
自己分析も皆さんされていますでしょうかね。やり方を知りたいとか、こんなこと困ってますなんていうことがあれば書いてみてください。今始めたばかりという方もいれば、しばらく就職活動をしているよっていう方もいるかもしれませんけれども、どうでしょうか。
上床:ちょうど今だと、インターンシップ&キャリアにご参加されてる方やしようかなと思ってる方もいらっしゃるのかなと思ったりもします。やっぱりご参加する前とかご参加した後とか、ちょっと気になっていることとかあればぜひチャット入れただけたら嬉しいですね。
村山:はい早速いただきましたね。「自己分析」まさにですね。
「自己分析のやり方自己分析がうまくいかないです」
「自分の発達障がいを公開するべきか秘密にするべきか」
確かにこの辺りで悩んでることもあるかもしれません。
「病気のことをうまく伝えられるか不安です」
「自分のできることがわからないので、どうしたらいいでしょうか」
はい、できることがわからないという方もいればやりたいことが何なのか見つからないっていう方もいるかもしれませんね。
はい書き込みありがとうございます。チャットタイムと書かせていただきましたけれども、セミナー中全てがチャットタイムですので、ぜひ皆さん気になることがあればその都度書き込んでください。
「数ある企業の中でどこを選べばいいかわからない」という方もいらっしゃいますね。
皆さんありがとうございます。この後も積極的に参加をしていただきつつ、内容を進めさせていただければなと思います。
本日のアジェンダはこちらです。
1.障がいのある学生の就職活動について
2.自己分析~基本編~
3.自己分析~障がい特性の整理と伝え方~
4.質問コーナー
5.お知らせ
ぜひ最後までお付き合いください。
では、まず最初のパートは上床さんから説明していただきます。お願いします。
上床:はい、ありがとうございます。ではここから私の方で就職活動全般についてのお話を進めていければと思います。まずはスケジュールというところからいければと思います。ポイントは大きく二つあります。まず一つ目は赤い点線が見えますでしょうか。そちらにあります3月1日というこのタイミングですね。こちらもう皆さんご認識いただいている方も多いかなと思うんですけども、3月1日になりましたら企業の採用情報が公開となります。
具体的に言うと、こういう職種で、こういう条件で何名ぐらい採用しますよみたいな形でですね、より具体的なお話がこの3月1日ごろにはわかるよっていうものになります。
そして、もう一つのポイントというのがちょうど今皆さんが考えてらっしゃる方も多いのかなと思うんですけども、インターンシップ&キャリアというものですね。
①そして④のところにも書いてあるかなと思うんですけども、こちらがやはりこの3月1日の採用情報公開というところに向けて非常に大きなポイントとなってくるというものになっております。
具体的にこのインターンシップ&キャリアどういうものっていうところのお話をさせていただければと思うんですけども、もう皆さんお耳にされてる方も多くいらっしゃるかなと思いますが、まず、インターンシップというのは今だと2026年卒、主には大学3年生と、院の1年生の方を対象として、夏、冬、一般的には春休みと言われるような長期間に5日以上の就業体験を実施するもの、これをインターンシップと一般的に言われていますのでこの辺りがですねちょっとごっちゃになってる方もいらっしゃるかと思うんですが、そういう一応定義づけみたいなものがあるよっていうところはご認識いただいてもいいかもしれません。
ですので、今ちょうど実施しているものは夏のインターンシップとかねちょっとあと1週間ぐらいですかね。実施しているところがあるのかなっていうような状況かと思います。
一方、冬の次のインターンシップにいつ参加できるのっていうと冬の休みのタイミングとなりますので少し先になりますよね。
ただこれって油断はせずに、大体エントリーとか、詳細の情報っていうのがちょうど来月の初旬から中旬ぐらいにかけて、マイナビの中でも公開されていくと聞いておりますので、ぜひこちらの情報も漏らさずにチェックをいただければと思っております。
ただ、これも先ほど話した通り12月で少し先ですので、仕事体験やオープンカンパニー、キャリア教育等と書いてあります。
この辺りも積極的に活用いただけたらいいかなというふうに思っております。
下の方に一つ上の先輩の応募や参加状況を載せさせていただきました。
6月時点では8割ぐらいの学生が既にエントリー、応募を経験をしておりまして、ちょうど9月の今ぐらいのタイミングにはですね8割ぐらいの方が参加していたよ。をいうのが一つポイントとなってきているというところになります。
皆さん気になってるだろう障がいのある学生さんはどうなの?というと、次の資料になります。こちらご確認いただいたらわかる通り、実は障がいの有無は特に関係なく障がいがある学生さんも8割ぐらいの方がインターンシップ&キャリアに参加をしたっていうところがアンケートにありますので、ぜひこちらの方でご活用いただきまして、自分に合っているのか。とか、先ほどのちょっとチャットのですねとこにも書いておりました自己分析にも参加することで役立つことってあると思うんですよね。なのでそういった意味でうまくこのあたりも使っていただけたら嬉しいかなというふうに思っております。
もう少し詳しく見ていきますと、こちらのグラフになるんですが、参加の期間や企業数も合わせてアンケートをとっているものをお見せしました。ここでポイントになってくるのが実はこの期間というところが、やはりこの障がいの学生さんたちの特徴の一つかなというふうに思っております。
1週間程度という比較的長いと言われているインターンシップ&キャリアにご参加されている方が多くいらっしゃったっていうのが一つ大きなポイントかなというふうに感じております。こちらは先ほどから少しお話に挙がってますが本当に自分に合うのかなとか、実際にちゃんと働けるかなとか、無理なく自分らしく働けるかなとか、そういったところを確認する意味でもやはり1週間程度の比較的長いと言われているものにもご参加されている学生さんがやっぱり多いっていうのは一つ特徴かなと思っております。それに応じる形で企業数というところも1週間以上のものをたくさん行くというのはちょっと物理的に難しいので、2社3社ですね、結構厳正して、優先順位をつけてご参加されている学生さんが多いっていうのも一つ特徴として出てくるのかなと思います。ですのでこのあたり一つ皆さんの方に参考にしていただきながら、インターンシップ&キャリアっていうものにまずはエントリーをして、自分自身が合ってるかどうか確認していくみたいなものですねこれからも活動の一つの要素として持っていただけたら嬉しいかなと思っております。
ここから改めてのお話になるんですけれども、障がい者コースと一般コースをここで触れさせていただこうかなと思います。この辺りは先ほどチャットでも公表するかどうか秘密にするかどうかっていうチャットが届いていたんですけれども、このあたりが影響してくるところの一つかなと思っております。
もう皆さんも何となくご認識いただいてるかなとは思うんですけども、障がい者コースは採用の試験を受けるタイミングで既に自分自身の障がいを伝えたうえで配慮を受けながら働くことを選べるというものです。下線を引かせていただいてるんですけども、手帳の提出が基本的には必須となっておりますので、このあたりは皆さんの方でご認識いただくのがいいかなと思っております。ただ、企業によっては申請中のフェーズでも受け入れますよ。という企業もあると聞いてますので、ぜひそのあたりはご自身でご確認いただくっていうのがいいかなと思ってます。
プラスアルファで一般コースはもう皆さん想像しやすいかなと思うんですけども、いわゆる病気や障がいがない方々と同じ条件で採用試験を受けるいうものになっております。このあたりは書いている通りなんですが、合理的配慮を受けることも企業によっては可能ということなので、できれば事前に企業に相談という形でお話をいただいた方が皆さんにとっても企業にとってもプラスかなと思いますので、ぜひこのあたり、皆さんの方でまずはご認識いただくのがよろしいかと思っております。
先ほどのチャットにあった通りなんですけれども、
どちらで活動したらいいの?というところがこのアンケートをとったものも一つにはなるんですけれども、一つ上の先輩方の約6割は、一般コースと障がい者コースの両方で活動をしていたいうことになります。つまり、A社を受けるときは、一般コースで、B社を受けるときは障がい者コースという形で、と使い分けをしていたりとか、ご自身の中でうまくコントロールをしている方が多くいらっしゃったようですので、ぜひこの辺りもご自身の中で一つ、情報として持っていただけたら嬉しいかなと思っております。
では、具体的にどの会社は一般コースがよくて、どの会社は障がい者コースがよいのかとか、そのあたりご自身で情報を直接訪問して必要があるのかなと思いますので、そういうときは冒頭からお話してますインターンシップ&キャリアや、バナーに出ています10月の10日、13日で開催されます、WEBセッションと言われる障がいのある学生の皆さんのためのオンラインの合同説明会を開催予定ですので、こちらでぜひ皆さんから企業へ質問してみてください。
もちろん匿名ですし、皆さんがのことがどうこうということがわかることはありませんので安心していただきまして、今自分自身が悩んでいることとか、こういうことで悩んでるけど実際ちょっと御社だったらどうなのかみたいなところの確認で使っていただくのもいいかなと思っております。ぜひご予約をしていただいて、10月12日13日にご参加いただければと思います。特に12日の方はリアルタイムで企業に質問を投げかけることができる構成になってますので、ぜひこちらをご活用いただくのがいいかなと思っております。
ということでちょっと長めに話させていただきましたが、一番初めの就職活動についてというところのお話をここまでにしたいと思っております。今ちょうどチャットとかにも10月12日13日のイベントの詳細が出ていますのでご確認いただければと思います。
ここからはですね、自己分析の基本編というところでこのまま私の方でお話を進めさせていただければと思います。
いきなりですが、ここで皆さんに聞いてみようかなと思います。
どんな特徴を持っているでしょうか?とあるんですけれども、ちょっと一例を取りまして、ある活動をしているときのレギュラーだったAくんと補欠だったBくん。
この2人がどんな特徴を持っているのかとか、もっと言えば、一緒に働きたい人はどっちとかと言われたら、皆さんどういうふうに思われますでしょうか。
これ大体ですね先ほどちょっと自己紹介の話通り、いろんな大学さんでこういうお話させていただくときにはですね大体このお話をさせていただくんですけど、この情報だけでは、Aくんってどんな人とか、Bくんってこんな人だよねっていうことは、多分その人らしさみたいなものを多分伝わらないですよね。
つまり、皆さんがこれから先、自己分析って言うものをしていくときには私はこういうことを今までやってきました。という表面的なお話とか、タイトルみたいなそうですねだけではなくって、もっと具体的な、「例えばこんな感じ」というご自身がしっかり行ってきたことだったりだとか、そのときこういうふうに思ったよみたいなところを入れていく必要があります。
先ほどレギュラーだったよ。補欠だったよっていう概要みたいなところをお話しましたけども、この情報だけだったらレギュラーだったAくんなんか良さそうだなって思ったかもしれないですが、その後に続いてくる情報を確認していただければAくんBくん、どっちが仕事で活躍しそうかとか、どっちと働きたいかとかって言われたら多分変わってきますよね。
補欠だったBくんを見ていただければ、補欠だったけれども努力をずっと続けていましたよ。とか、率先して雑用をこなしてきましたよ。とか、多分、悔しかったと思うんですけどもそれでも仲間のために弱点を分析して共有しましたよ。とかすごく具体的にご自身がやったことっていうのはここで表現されてますよね。
一方、向かって左側のAくん、どうかなっていうと、レギュラーだったっていう事実は多分素晴らしいことだし、それなりにきっと努力は間違いなくしてるんですよ。
ただ、その努力の過程はレギュラーで3番4割7分打ってました。
17本ホームラン打ってますっていうこの事実だけではなかなか伝わらない今も現実かなと思います。
ですので、改めて皆様に考えていただきたいポイントとしましては、自分自身がどういう活動をしてきたのかっていう自分で起こした活動を具体的に何をしたのかっていうところだったりだとか、何をどうやって取り組んできたのか、どういう工夫をしたのか、その辺りをしっかりと表現をしていくっていうところを押さえておいていただければいいかなと思っております。この辺がなかなか難しいところだし、ちょっと避けがちなところだったりするんですけど、ここをしっかりと表現していくことで、あなたらしさみたいなものっていうのはしっかりと伝わるはずですので、ぜひ意識してみていただけたら嬉しいです。
改めてなんですけども就職活動の基本的なところのちょっとおさらいみたいなものをさせていただこうかなと思います。基本的には就職活動は自分と企業業界、職種、この辺りっていうところの二つをしっかりと考えていこうよ。というものが基本になります。
それぞれですね自分の特徴だったり企業の特徴だったり考えていく。
調べていくんですけども、ポイントは真ん中にあるところで「自分のこと」、「企業のこと」この二つをしっかりと精査していただいた上でマッチングをさせていくっていうことを意識してほしいなと思っています。
このマッチングって非常に難しいんですけども、例えば、自分はこういうことをしたいと思っている。Aという会社ではこういうことが事業内容だから一致しそうだとか、自分自身はちょっとこういうところに配慮が必要だとかこういうことを大切にしていきたいと思っている。B社だったらこういうことを言っていたから、合うかもしれない。みたいな形で必ず自分のことだけではなくて、企業のことも考えて調べた上でマッチングするかどうかを見極めていくことを意識していただけたら嬉しいと思っております。
この企業の特徴をじゃどうやって知っていくのっていうと、マイナビやチャレンジドナビいう障がいのある学生さん向けのサイトもマイナビ運営しておりますのでそちらを確認いただいたりとか、先ほどお話しした10月のWEBセッションと言われるイベントに参加いただいたりとかですね、いろんな形で情報っていうのは仕入れることができるかなと思いますので移動などが難しいようであれば、ご自宅とか移動中とかにできるようなナビを使ったものとか、WEBセッションてオンラインですので、そういったものを使って情報を集めていくっていうことをぜひですね積極的にしていただけたら嬉しいなと思ってます。
プラスアルファ今日チャットにもありましたし、タイトルにもあります自己分析のところにお話ちょっと戻ろうかなと思うんですけれども、自分の特徴ってどういうふうに見ていったらいいのっていうと、ブルーのところですね。
まずは興味だったり、能力・特徴だったり価値観だったりこの三つの軸っていうところをしっかりとご自身の中で整理をして、あとおすすめは紙とかに書き出していくとおそらく頭の中の整理もなるし、目で見てですね理解というところもできるかなと思うので、ぜひそのあたりも進めてみていただけたら嬉しいなというふうに思います。
こういうことをしていただきながら、ぜひ事前準備、ゴールといいますか一つの目安としては、自分について理解をしていただいた上でちゃんと企業にちゃんと話せるようにしていくっていうところをぜひ目安にしていただけたら嬉しいなというふうに思います。
ちょっとバーっと流れるように言ったんですけど、ここの一番のポイントは電球のマークにあるところで「ご自身の経験と合わせて語れるように」っていうのが非常に重要ですので、ぜひ経験と合わせて話すぞっていうところはですね、押さえておいてください。
この経験というのがさっきレギュラーだったAくんと補欠だったBくんの話みたいな形でご自身がこれまでしてきたことを具体的に書き出していくっていうところに繋がっていきますので、ぜひご自身の経験をどうだったかなっていうところをしっかりと考えていくっていうところでいただけたら嬉しいなと思っております。
あとは進め方としてこんな感じで上げさせていただいたんですけれども、例えば今お話した経験みたいなところを掘り下げていくと多分次のですね、長所とか、短所とか、こういったところに繋がってくるのかなと思います。
あとは、したいことをしたくないことみたいなものも今の現状の価値観というものに繋がってくると思いますので、ぜひその辺りっていうところでクリアにしてみていただけたら嬉しいなと思ってます。
方法としましては振り返りだったりだとか、他者からの評価いわゆる第三者から見た自分でどんな自分みたいなところですね、考えていくっていうのも一ついいですし、あとはおすすめなのが結構この適性検査って言われてるようなものです。マイナビだと「適性診断MATCH plus」という適性検査があって人気のコンテンツなので無料ですし、ぜひ受けていただきたいなと思ってます。
これを受けていただいたらご自身のパーソナリティの特徴、ご自身で思う自分の特徴だけではなくて客観的な視点から見たら、ご自身の特徴みたいなものも見えてくるので、ぜひこの辺りを活用していただければいいかなと思っております。
はい、ということですねこれからが私のパートの最後の部分になるんですけども、自己PRの基本というところを合わせて最後にですねお伝えをさせていただきますと、自分をちゃんと伝えるためにはですね大きくステップが二つあるというふうに思います。
まずステップ一つ目、先ほどお話ししました自分を知るというところで、興味、能力特徴、価値観、この三つの軸をぜひご自身のことっていうところの理解っていうのを進めてください。
そしてステップ二つ目、ここが非常に難しいんですけれども、言語化ですね、ご自身のことを知っていただいて、何となく整理ができたら、じゃあどうやって相手に伝えていこうかっていう形でちょっとステップアップするイメージですね。こんな感じで進めてみていただけたら嬉しいなというふうに思います。はいってことは私の方からですね基本編っていうところでお話をさせていただきました。
村山:はいありがとうございます。
チャットにも企業をどうやって選べばいいかわからないという方もいらっしゃったんですけれども、自分のことを知らないとどんな会社で活躍できるのかっていうのもわからないっていうことですよね。
上床:そうですね。企業のことを調べるのって何がゴールでどのようにしていったらいいかわかんないみたいなことがあれば、まずは先ほど話した自分自身のことをちょっとずつ知っていくみたいなものからね、始めるのもいいかなと思います。
村山:はいありがとうございます。まずは基本編ということで伺いました。
ではここからは自己分析において障がいのある方にとってポイントとなる点など守屋さんに伺えればと思います。よろしくお願いします。
守屋:はい。よろしくお願いいたします。
このパートは私の方からご説明させていただければと思います。
今上床さんから自己分析の考え方だとか大事なポイントの解説があったかと思うんですけれども、一歩障がいというところに踏み込んだ各整理と特性の整理と伝え方みたいなところを私の方から説明したいと思います。
私から、では3点企業が確認したいと思っていることを企業目線での本音みたいなところをお話させていただいた後に自己分析のやり方に関しては先ほど上床さんから話がありましてですけれども、具体的なやり方のポイントとコツみたいなところへお話させていただければと思います。
では早速なんですけれども企業が確認したいことの本音みたいなところを、解説させていただければと思います。
私もこれまでたくさんの企業との商談やご相談にのってきておりますけれども。多くの場合ですね人事の皆さんが見ているポイントとして、障がい者採用の場合なんですけれども、その方、皆さんですね、と働くと、一体何が起きるのか。というところを事前にしっかりと、確認しておきたいし理解しておきたい受け止めておきたいというのがシンプルに思うということかなと思いました。
具体的には3点書いてあるんですけれども皆さんと、働く上で一体何が起こるかな、どんな困りごとが発生するかということを正しく理解したいと思ってると思います。
1個目のところがすごく大事でして、ここでちゃんと伝えなかったりすると後で入社したときに皆さんが本当に困ってること言わなかったために、正しい配慮がなされなかったりとかしたら困りますよね。ですので、やはり企業としては、働く上で何がまずその障がい特性において発生するのかってことをまず確認したいです。
それに対して、もう1個確認したいのが、皆さん自身で対応・対処できることってきっとありますよね。自分の中でセルフケアできること、これはこういう自己対象ができますってことがあれば、それは何なのか知りたいです。
最後に職場で、ここすごく大事なんですけれども、職場で会社として配慮できることを配慮してほしいことがもしあれば、事前に全て聞いておきたいと企業は思っていると思います。
皆さん働くと何が発生するのかってことを正しく理解したいというのが企業の本音なのかなと思います。
というのもですね、人事の皆さんですけれども、障がいに関して当然お医者さんとかではないのでプロフェッショナルではないです。障がいと皆さん自身も思われるかもしれませんけど同じ障がい診断名であっても、人によって全く違いますよね。同じ診断名の中でも本当に多様で広いと思ってますいろんな方がいると思います。一人ひとり違います。
ですので皆さんの場合は、あなたはどういう特性があるのか、どういう点が困るのか。
人と違いますからここを正しく具体的に企業には伝える必要があるかなとも思いますし、企業としてはそれをしっかりと受け止めたいと思っていると思います。
はい、これが企業の本音かなと思っています。
あわせてだからこそ自己分析を進めるメリットみたいなところもあわせてお話したいんですけれども、やはりどこまでいっても自分に合った配慮事項を言語化することで働きやすい環境で就労することができるというのが大きなメリットかなと思います。
これは実は皆さんのメリットだけじゃないんですね。
企業としても長く、その方に活躍してもらいたいという気持ちがありますから、長く勤めてもらうために必要な配慮をできる限りしたいというのが企業の本音でもありますので、そういったメリットがまずはあります。
加えて二つ目が結構、本当に本音ベースの話なんですけれども、障がい者募集においては実はこの「自己理解・障がい理解が進んでいる」ことそのものが、評価だったりします。
何でかっていうと、中途採用の場合は既にどこかの会社で働いた経験がありますので、それをベースにこういったことが困りますって結構はっきり言えるケースが多いですし、自己理解というのは中途採用の障がい者手帳をお持ちの方のマーケットの場合は大前提になるぐらい大事な項目になります。新卒採用の場合は皆さん働いたことないですよね。だからこそなかなかここで言語化するのが難しいです。基本的にはすごく難しいということは企業も理解してますたことがないので、何か困りそうかってわからないと思ってるんですけど、その中でも、これまでの学生生活、あるいはサークルや団体活動アルバイトいろんな活動を皆さんされてるかなと思うんですけど、その中で、ご自身が障がいの中でこういう特性がありますということが発生しますってことをどれだけ理解できてるかって、非常にそれだけでも心強いんですね。
ですのでぜひそういったメリットがあるということを理解していただいて自己分析を進めていければと思います。
では具体的なその整理の仕方と言語化のコツですね。
自己分析って結局自分のことを日本語にしていく、また言語にしていくという活動になりますので、そのあたりのポイントについて説明をしたいと思います。実は先ほど上床さんの説明でも似たような説明がありましてですけれども、やはりあの、こういった軸で自分のことを振り返って書き出していくのがいいと思います。
それは紙に書くでも良いと思いますし何かPCやスマートフォンタブレットに打ち込むでもいいと思うんですけれども、まず「Will」ですね。ご自身のやりたいこと、したいことをどんどん書き出してほしいと思います。それは将来の仕事についてであったりとか、皆さんの夢とか理想の姿で良いかなと思います。
次にここをすごく大事にしたいんですけど「できること・得意なこと」です。
先ほどチャットでも冒頭、どなたかありましたよね。できること得意なこと、みたいなところがわからないというコメントをチャットでいただきましてありがとうございました。
そうですよね。なかなかここで自分自身で書き出しにくいとこだと思いますので、こちらの記載があるんですけど好き嫌いや興味に関わらず、誰かに褒められたこととか誰かに任せてもらったことってきっとできると思ってるから任せてもらったり褒められてると思うんですね。そういった思い出を過去の記憶を思い出していただいて書き出しても良いと思います。
あるいはご自身が得意だと感じたり経験をたくさんしたなって思うことでも構いませんので書き出してみてください。最後にあのご自身の使命としてやるべきことを求められてることっていうところももし書けるようであれば書いていただきたいと思いますけれども、まずはこのやりたいこととできることみたいなところを描き出していただくのがよろしいかなと思います。おそらくなんですけどこの「Will ・Can・ Must」の重ね合う部分に自分と合う仕事っていうのがある仕事がある可能性が高いというふうに一般的には言われています。
でですね、ここからがさらに具体的な進め方のところの番外編みたいなところになるんですけれども、言語化するときのコツでなかなかさっきみたいにやりたいこととか、できることって書いてください。と言ってもなかなか数を書き出せないやりたいこととか、できることを書くのは苦手だけど、できないことが苦手なことがいっぱい浮かぶんですよねっていう学生の方もいらっしゃいますねその場合なんですけど、構いません。できないこと苦手なこともリスト化してみてください。
今こちらにですね障がいが起因としてできないことみたいなところをリストアップさせていただいてるんですけれども、障がいがあるないに関わらず、いったん書き出してみてほしいなと思います。
できないこと苦手なことも、一気に書き出していただいてそのあとでもしいける人は、
それが障がいが起因できないこと苦手なことなのか、あるいは障がい関係なくて自分のパーソナリティ、人間としてそれが苦手だと思ってるのかっていうふうに分けて見ていただくとより配慮相談を考えていく上で進むと思いますので、できないこと苦手なことをここにいっぱい書いてありますけど、書き出してみてください。
その上で、ステップ2なんですけれどもそれをですね 具体的に初めて見た人にもわかるような言葉にしてほしいんですね。例えば1個目。集中するのが苦手ですって書いてあります。これだと、具体的にどれぐらいの人が集中するのが苦手かわからないですよね。
一応丸で書いてあるんですけど、周囲がざわざわした環境では集中力を保ちにくいです。と書いてあります。実はこれでももう少し足りないなと思ってまして、例えばここに数字があるとわかりやすいですよね。
4名以上の会話の会話をするような場合だと、こうですああですとか数字が入ってくると何となくイメージがつきやすいので、何かここに数字を入れていただくとよりわかりやすくなるかなと思います。
二つ目の例も読み上げますけど、会議では口頭でのコミュニケーションが難しい。
こういったふうに言語化していただくのももちろん最初は構わないんですけどできればそれをもう少し具体的に会議では、音声認識ソフトを利用して音声が認識できるようにゆっくり話してもらうとコミュニケーションが可能ですとか。
ここまで言っていただくとどういう状態なのか、少し知らない相手にも理解できそうですよね。
このあたりがポイントになってきます。最後のフェーズとしてやっていただくといいのかなと思うのが、前向きな表現にしていただければと思います。
スライド一枚もどすんですけど、この状態だと結構できないことが残ってしまってるんですけれども、ぜひそれをポジティブな表現に変えていただければと思います。
せっかく自己分析して誰かに伝える場なのにネガティブに伝わってしまったらもったいないですよね。
例えば「長時間働けません」っていうふうな表現がありますけれども、これを「短時間であれば集中力を保って働くことができます」という表現に直すのもいいかなと思います。
これ言ってること同じことなんですけど、印象違いますよね。
ここが良い子が前向きに表現するとこのポイントかなと思います。
わかりやすい指示がないと失敗することが多いと書いてありますけどポジティブな言い方に変えると自分でもメモを取り、疑問点を質問すれば理解できることがあるというふうなポジティブな表現に変えていただくことが可能です。
ですので、最初はネガティブなところを自己分析を出してしまってもこのようにですね、具体的にしていただいた後に前向きな表現に変えるという工程を踏めばですね、自己分析の言語化みたいなところが進むんじゃないかなと思いますので参考にしてみていただければと思いました。
そして私のパート最後にというところで2点ですね、自己分析を進めた後の話を少し踏み込ませていただければと思いますがアドバイスを基に提案させていただければと思います。
まずチャットにも冒頭ありましたけれども、秘密にすべきなのかどうかみたいなところありましたよね。障がいについて、オープンにするかクローズにするかってどこまでいってもあの学生の皆さんが日々相談私も受けることが多いですけれども、
一貫してお伝えしているのは「配慮は要りません」はNGって書いてありますがなるべく避けた方がいいかなと思ってます。
いろんな多様性ダイバーシティっていう言葉なんかは、企業では当たり前に使われておりまして、いろんな方々ですね、もう国籍であったりとかジェンダーであるとか、障がいこういったものを関係なくいろんな人に活躍してもらう会社を作りたいと、多くの企業は思ってます。
なのも関わらずですねご自身のことをクローズして伝えなかったときに何か入社した後に、何か不運なことになってしまったりとか、なんか思ってたのと違ったりとかミスマッチがあってあってはお互いにとってもったいないですよね。
ですので、ぜひ配慮がいらないっていう言葉よりもご自身の自己分析を進めて、ぜひご自身の状態や配慮事項を企業に伝えて欲しいなと思います。
そうするとですね、真剣な企業がたくさん皆さんの前に現れて話をしっかり聞いてくれると思いますので、配慮は要りませんっていうことはなるべく使わずに自己分析たくさんしていただいて話せるようにしていただくのがいいかなと思いました。
これが最後ですね。よく配慮相談するとこういった罠に陥ることが、学生皆さんあるんですけれどもできないこと、苦手なことだけをひたすら羅列して伝えるみたいなことが面接で行うということがあります。配慮相談はできないことをただいうのが目的ではありません。
できるためですね、皆さんが活躍して、成果を出すために環境整備をしてもらうためのものになります。なので前提としては皆さんが活躍して、成果を出すための配慮相談であることを忘れないでいただければと思います。
はい、ちょっと、あの早口で駆け足になりましたけど以上になります。
村山:はいありがとうございます。
就職活動は会社探しというよりも仕事探しっていう面の方が強いと思うので、仕事について具体的に細かく細かく分析してイメージした方がもしかしたら仕事が見つかるのかもしれないです。
守屋:そうですね。そうだと思います。
村山:一般コースから障がい者コースか迷ってるとかっていう方非常に多いんですけれども、その会社ごとに考えるというよりも、仕事ごとに配慮が必要なのかどうなのかって細かく見ていった方が見つかるかもしれないですね。
守屋:そうですね。先ほどもお伝えした通りなんですけれども、ご自身のできることできないことは企業は話していただかないとわからないので、それを聞いた上で企業さんもしかしたらこういう仕事はできるかもね、ありかもねっていうことで逆のご提案とかポジションの検討みたいなところいただけると思いますので、そのあたりの仕事ベースでできることできないことっていうのは想定していたことできそうです出来なさそうですみたいなことは話していってもいいのかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
そのためにもご自身を振り返って自己分析することが、非常に重要になりますよね。
守屋:そうですね。
村山:チャットもいただきました。これまで配慮してくれる企業は少ないだろうから障がい者コースはしないつもりでしたが、今回の放送を聞いてオープンにしようと思います。
はい、気づきもいただきましてありがとうございます。
村山:それではここからは質問コーナーとさせてもらいます。たくさん質問欄にいただいていますのでここからまずはピックアップをさせてもらいますね。
「発達障がい者を採用しているインターンはどの企業がありますか。いくつか候補をお願いいたします。」
でもここで不確かなことを言うよりも、先ほど上床さんのおっしゃったWEBセッションで聞いてもらってもいいんじゃないですかね。
上床:はい、ありがとうございます。
そうですね、WEBセッションにご参加いただいている企業は基本的にはインターンシップ&キャリアに障がい者コースで受け入れる、一緒に働く仲間を探す意味でもですねご理解をいただき、自分の企業のことを知ってほしいみたいな意味も含めてご参加いただいてるかなと思いますので、ぜひそのあたりはですねご自身のご予定が合うようでしたらぜひご参加いただきたいなと思っております。
3連休の初日と2日目っていうことですね、ちょっとスケジュール合わないよっていう方も中にはいらっしゃるかなと思うんですが、その場合は先ほど少しお話しましたが、マイナビ2026の中に「チャレンジド」というサイトがあります。こちらですと実際にご出展いただいている企業がそこに掲載している企業は基本的に障者のコースで皆さんと接触したいよっていうふうに思ってくださっている企業かなと思いますので、ぜひそのあたりも確認いただければいいかなと思います。
ちなみにチャレンジドはご自身の障がいが検索軸にあったりしますので、
そこでチェックをいただいて検索をかけていただくのも一つかなと思いますので、ぜひWEBセッションを中心に考えていただきながら、マイナビも使っていただけたらいいかなというふうに思います。
村山:ありがとうございます
例えばこの方だったら発達障がいにチェックを入れるような欄があってそのような方を受け入れている企業一覧として出てくるってことですね。
上床:はい。雇用実績なので実際に同じ障がいのある先輩を雇用したことがあるよ。という企業なので、多分皆さんにとっても心強いと思うんです。
守屋さんの方からの説明で、必ずしも同じではないとありましたが、受け入れる土壌があるっていう証明にもなるかなと思いますので、ぜひその辺りご確認いただけたら嬉しいかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
あとはですねWEBセッションに関して「3連休はもう予定がなってしまっていて13日の録画は後日でも拝見できますか?」といただきました。
上床:ありがとうございます。現状ですねチャレンジドナビというところで後からご確認いただけるような仕様にですね、しようと我々は努力しておりますのでぜひお楽しみにという形ですが、やはり12日は先ほど話したようにリアルタイムで企業へ質問ができるっていうのは、またとないチャンスかなと思いますので、もしフルで1日ご参加いただかなくても全く問題ございません。
ご自身の中で一時間だけ参加できるから一時間だけ話し聞いてみようっていう形でも全然ウェルカムOKですので、ぜひですね気軽に参加いただいてもしその会社が興味ないよって思っていたとしてもですね聞くことでご自身の中で新しい情報だったりだとかいわゆる障がいの特性みたいなものが整理できるようなヒントをもらってたりとかねするかなと思うので、ぜひほんの少しでもいいのでご参加いただけたら嬉しいなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
いろいろ質問をいただいて、そうですねたくさん来てますね、ありがとうございます嬉しいです。
中等度難聴という聴覚障がいなのですが手帳を持っていない場合どのようになるのでしょうか。
守屋さんいかがでしょうか。
守屋:はいご質問ありがとうございます。
そうですね、手帳がなかったとしてもきっと中等度難聴ということであれば聞こえづらいタイミングとかシチュエーションがあるのではないかなと思いますので障がい者手帳を持っていないことと併せて企業に事前にお伝えをいただく方がいいと思います。
というのも、今WEB会議とかいろんな会議体もありますけれども、結構その対面でのお仕事なんかもあったりするときにどうしても聞こえづらかったりしたときに何かあってはいけないのでそういった意味ではお伝えしておく方がいいと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
チャットにもただいていますね。
12日予定が入って参加できない場合は13日に参加しても大丈夫でしょうか。
上床:もちろんです。13日だけでも大丈夫です。2日間やっているということはどちらかのいいタイミングでご参加いただければと思いますのでぜひご自身のご都合に合わせてご参加いただければと思います。
ただ13日はアーカイブという形なので、企業の直接的な質問が残念ながらお受けできないっていうことになりますのでそちらはご了承いただければと思います。
村山:ありがとうございます。
先ほど質問いただいた方ですね。当日は質問できませんが、企業選びの参考にしたいと思います。
上床:素晴らしいですね。
村山:こういう活用の仕方もいいですね。ウェルカムでございます。
あとはですねチャットにいただいたものをご紹介しましょうか。
障がい者枠の選考は夏の終わりから秋に多い傾向があると聞きました。一般枠と障がい者枠の両方に挑戦する方が多いということは、夏までに一般枠の企業の選考に参加しておくとよいのでしょうか。
スケジュール感って変わってくるものでしょうか。
守屋:ありがとうございます。そうですね。
ただ、障がい者募集の方が遅いとか早いとかはあまり聞いたことがないものですから、通常のインターンシップであると当然夏と冬が多いという先ほど上床さんの説明でもありましたよね。そこの時期とおおむね変わらないと思います。なのでまとめるといただいてご質問のところでいうと、当然一般も、障がい者募集のインターンも夏・秋というのは非常に多くなってると思いますので、何か一般枠の企業の選考に参加しておくとよいというよりはどちらもぜひ視野に入れて参加いただくと良いのかなと思います。
村山:ありがとうございます。
何度もご紹介して申し訳ないんですけども、WEBセッションではそのインターンのスケジュールなども紹介いただける機会があるんですよね。
守屋:もちろんです。今回のWEBセッションは企業説明会というよりはどんなインターンシップをこれからやりますよ。というインターンシップの説明なんかも非常に多く含まれているものになりますのでぜひその点も確認いただければいいかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
あとはですね一般コースで就活をする際は障がいについて、いつカミングアウトするといいですか。
守屋:はいありがとうございます。
こちらも私から回答するんですけれども、企業から聞いてくれるパターンもあるんですね。結構序盤で障がい者手帳をお持ちですかっていう質問が来た場合にはもうそのタイミングでお答えするといいと思います。もし何も聞かれずに選考や書類選考が進んでいく場合にはですね、面接の際あるいはエントリーシートを提出する際に、その旨を記載いただくのが良いかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。同じような質問をいただきました。
一般雇用で働くなら自分の発達障がいのことをいつ伝えたらいいですかと。
うん、これも今お答えいただいた通りですかね。
守屋:はい。
村山:手帳申請中でも障がい者枠の選考を受けられるかどうかという情報は企業ホームページのどの項目を見ればわかりますか。
守屋:ありがとうございます。
こちらも基本的な考え方として申請中であればどの企業でも障がい者手帳をこれから持つ予定ですってことを伝えていただくこと自体は問題はないです。なのでもし申請中という今状態なのであればそれは先ほどと同じようなエントリーシートであるとか最初の1回目の面接のときにお伝えいただくといいのかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
きっと学生さん不安でこれを伝えたら印象悪くなるんじゃないかとかそういう不安があるんじゃないかなと思うんですけれども、素直に不安に思うこととか疑問なことは企業に聞いてみてもいいものなんですかね。
守屋:そうですねもちろん聞いていただいて大丈夫だと思いますし、これもちょっと言及しておきたいですけれども、よくチャットでもいただいてましたですけれども障がい者手帳があることををオープンにすると、それだけで落ちてしまうんじゃないかとか不利になるんじゃないかっていうことはもう非常に多くの学生さんから聞きますし、相談を受けることが私も毎年多いんですけれども、
基本的にそれはないと思っていただいて良いと思います。それだけで何か不利になるってことは基本的にはあってはならないですし基本的にないという認識で大丈夫です。
村山:はい、ありがとうございます。そうですね、質問箱などもいただきましたね。
やっぱり障がいを公表することで知らないところで落とされたりしないか心配です。
企業説明会で障がいの質問してもマークされそう。こういうことはないってことですかね。
企業説明会、確かにそうですよね。企業の方がチェックしてそこで選考に繋がるっていうものよりは企業のことを知ってもらいたいっていう意味合いの方が大きいんでしょうね。
選考の場ではないですもんね。
守屋:そうです。選考の場ではないですしあくまでも説明会のような場なので、そうですねそれに関してははいその認識で合ってると思いますね。
村山:ありがとうございます。
あとはですね、障がい者雇用について質問です。
障がい者雇用をオープンにしていない企業の場合、障がい者雇用をしているかどうかはいつ聞けばいいですか。また障がい者雇用をしていないと就職しにくいですか。
守屋:ありがとうございます。
障がい者手帳をお持ちの方を募集してますって明確にうたっていない会社も障がい者手帳を持ってる方の募集って基本的に行っていると思って欲しいです。なので障がい者手帳をお持ちの方を募集してますと明確にうたってなかったとしても問題はありませんのでそのままエントリーいただいて先ほどお伝えしたようなタイミング、エントリーシートであるとか、1次面接のタイミングで必ず障がい者手帳をお持ちのことや、ご自身の自己分析したご自身の障がいの特性とか、その他にもご説明いただいて大丈夫です。
なので障がい者募集してますっていう企業がむしろ少ないので今現状だと。特に関係なく進んでいけますのでご安心ください。
村山:はい、ありがとうございます。
これもちょっと先ほどと似たような質問ですけれども一般雇用を目指していますがオープン就労でも大丈夫でしょうか。
守屋:そうですね。今いただいたご質問は、今お答えしたところと非常に近いと思うんですけれども、一般募集のインターンシップに特に障がい者手帳をお持ちの方を募集していると書いてなかったところも通常通りエントリーいただいて問題ありません。
村山:はい、ありがとうございます。
あと先ほど冒頭でチャットも書いていただいたので、皆さんの不安に思っているところも少し回答いただければなと思うんですけれども、
病気のことをうまく伝えられるか不安です。
こういう方はまずやはり自己分析をして、ご自身の病気がどういうものなのかってという特性を見極めるっていうことが大事ですかね。
守屋:そうですね。やはりそもそもそこと向き合うことが簡単ではなかったりする方もいらっしゃると思うんですけれども、ただ皆さんのことを全く知らない人が皆さんを採用するか、インターンシップに採用するかどうかを含めて判断していくと思うんですね。
そのときにやはりうまく伝えられるか不安だと思うんですけど、うまく伝えられるようになった方が、絶対皆さんにメリットがあります。
方法として、やはりご自身だけでは、言語化するのが難しいこともあると思いますので、先ほど書き出してほしいって言いましたけれども、ご自身だけで殻に閉じこもってやらなくても、例えばご家族やご友人や支援者の方々や、いろんな方々が周りにいらっしゃるのかなと思うので、そういった方々から見たご自身のできること、得意なこと、やってみたいなことを教えてもらうといいと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
自分のことを知ることで「できないな」って諦めていたことでも「こういう配慮があればできるんじゃないか」っていうプラス思考に変えることができるかもしれないですもんね。
守屋:まさにそうだと思います。自分だとなかなか自信がなくてできないだろうって思っていることって僕も含めてみんなあると思うんですね。周りとと比べたら全然自分なんかって思うかもしれないんですけど、それって周りの人があの褒めてくれて助かってたりすることもきっとあるはずなので、あまり決めつけ過ぎずに、自分が値打ちというか自分ができることに制限とか天井を設けずにいたフリーに考えてもらえたらいいのかなと思います。
村山:はいありがとうございます。
先ほど難聴という方もいらっしゃいましたけれども、
例えば静かな状況で音を聞く分にはできるけれども雑音が多いと難しいとか、もう人それぞれですもんね障がいの度合いなどもね。
守屋:おっしゃる通りですね。本当にそうだと思いますのでこういうケースの場合はいけるけどこういうケースの場合は難しいみたいなところってありますよね。そのあたりを、研究して自己分析していただくのが大事かなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
あとはこれは上床さんにはいてみようかな。自分のできることがわからないのでどうしたらいいでしょうか。
上床:ありがとうございます。めっちゃ気持ちがわかります。そうなんですよね、私も就職活動をしましたが、働いて10何年経つのでそんな過去の話をって感じかもしれないですけれども。改めて自分ができることできないこと苦手と思っていること、これまでの人生考えてきたかっていうと多分あんまり考えてこなかった方もいらっしゃるのかなって思うんですよね。
なのでスライドをお見せしようかなと思います。先程私がさっと飛ばしてしまったのでご理解も改めてちょっとここでお話させていただこうかなと思います。
自分の特徴と企業の特徴それぞれ考えてマッチングさせていこうねというお話させていただいたところになるんですが、この自分の特徴に書いております、興味、能力、特徴、価値観、この辺りを一つ一つお時間かかるかもしれないですけど向き合っていただくっていうのがいいのかなと思っております。
ここでさきほど守屋さんからお話ありましたけど、できないことを挙げてしまってもそれも一旦自分自身の自己認識としてはOKかなと思いますし、できないこととできることとか長所と短所って表裏一体ってよく言われますよね。できることがちょっと苦手な子に繋がったりとかその辺で裏を返せばこうかも?って考えることもできるかなと思いますので、ぜひこのタイミングでこのあたりの軸っていうところを一つ一つ考えてもらうっていうのがいいのかなと思っております。
あとは、できることできないことみたいなお話で、今とか過去とかその辺りをフォーカスして考えるのも自己分析で非常に重要です。またそれにプラスアルファして未来じゃないですけど、こういうことをできるようになりたいなとか、こういうふうになりたいな、みたいな形でそういうところを考えていただくとポジティブに考えることができたりするのかなと思うので、ぜひこの能力というところ。特にできることを自分の過去とかをしっかり聞き、見がちなんですけどもそれをしていただき、プラスアルファとして将来こういうことなりたいな、こういうふうに働きたいな、こういうことだったら、自分だったら誰かの役に立てるかもしれないみたいなふうに未来のお話をしていただくのももしかしたら皆さんにとってプラスになるのかなと思うので、ぜひそのあたりも少し意識していただけたら嬉しいかなと思います。
続きになりますが、このスライドもさっと飛ばしてしまったので改めてご案内をさせていただければと思いますが、こちらの文書に書いてあるところは仕事に繋がる、いわゆる自分と仕事のマッチングを行うときに考えてほしいなっていう事項を上げさせていただいているのでこういうものも参考にしていただきながら、ご自身ができることとか、こういうことに興味を持っている、こういうことをやりたいと思っている。こういうふうに働いていきたい、そういうところを考えていただくっていう意味ではもしかしたらお役に立てるかなと思いますので、ぜひこの辺りも確認いただきたいなと思ってますので、もしよければ今、スクリーンショットを撮るなり、メモを取るなりしていただけたら嬉しいかなと思います。
村山:ありがとうございます。
上床:すみません、いっぱい話しちゃいましたね。
村山:長所も短所も特徴でしかないですよね。
上床:本当にそうですね。
村山:私はマイナス思考が非常に自分の中でコンプレックスでしたて、反省をすごくしがちだったんですが、でもある人にはストイックですごいですね。って言われたんですよ。だからプラスに取る方もいるし、それが役に立つような場面もきっとあるんだろうなと思って、何か特徴だって思えば悲しむこともないですね。短所だと思ってたことも活かせるところももしかしたらあるかもしれないですしね。自己分析をしっかりしてみていただければと思います。
あとは、チャットにいただいたものなんですけれども、
父には障がいの公表はやめとけと猛反対されました。時代が変わったのでしょうか。父は50代です。私は軽度の発達障がいです。
でもこれね一般コース障がい者コースに関わらず、ご両親はねそのお子さんのことをよく知ってるので、こっちの方がいいんじゃないかっていういろんな心配の声があったりっていうのはよく聞きますけどどうですか守屋さん。
守屋:ありがとうございます。仕事柄ご両親からのご相談を受けたりすることがあるんですが、もちろん意見は意見として公表はやめといた方がいいって思ってる理由がきっとあると思うんですよね。なのでご両親がそう言ってきた際にはなぜそう言うのか、公表すると何がまずそうなのかってことをまず確認してみてください。
それがご自身の中で確かにそれであれば公表しない方がいいなって思うものもあれば、
「それって本当に今の時代に合ってるかな?」って疑問を持っときってありますよね。それでキャリアセンターの先生だとか我々のような人材領域に携わってるプロに相談してもらうとか、いろんな方法があると思うので、意見は意見としてぜひ聞いていただければと思うんですけど最後に判断するのは自分ですお父さんではないと思いますのでご自身で最後ご判断をしていただければと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
後は、これから始まる選考内容についての質問もありまして、上床さんどうでしょうか。
障がい者雇用でも筆記試験はあるのでしょうか。なんてありますけど、例えば面接があるのか筆記試験があるのかだったり教えてください。
上床:ありがとうございます。まず筆記試験っていうところでいくと、これは企業によって選考のフローが違いますので、そのあたりは企業ごとにご確認していただくのがいいと思います。あとは面接ってお話今いただきましたけど多分面接をしない企業はほぼないかなと、ほぼというか確実にないかなと思いますので今日お話させていただきました自己分析をもとに、相手にどうやったら伝えられるのかとか、配慮っていうところを適切に伝えるためにはどういう表現がいいのかとか、そのあたりもですねしっかりと時間をとって考えていただければ嬉しいかなと。そして準備をしていただければいいかなと思います。
村山:はい、ありがとうございます。
守屋:すごくいい質問があるので拾ってもいいですか。
「障がい者を雇用するメリットは企業に何がありますか。」
っていうすごいいい質問が来ていて。これ確かに皆さんからすると、障がい者手帳をお持ちの方を募集している会社ってあるじゃないですかインターンシップでも。それがどういうメリットがあるのかって気になりますよね。これ大きく二つあるかなと思ってます一つがまずは純粋に動力の確保です。今日本でどんどん働き手の数が減っていまして企業たちって働きてたくさん求めていて成長していかなきゃいけないんですけれども、そのときに障がい者手帳をお持ちの方で、まだなかなか働けていない方というのも、世の中にはたくさんデータでも示されているけどいらっしゃいますので、そういった方々も戦力に変えていきたいと企業は思っているのでそもそも労働力としてのメリットというのを非常に感じていただいている企業が多いです。今のが一つ目ですね。
二つ目が大事なんですけれども二つ目がダイバーシティマネジメント、ちょっと難しい言葉ですけど、ダイバーシティマネジメントのために必要という考えですこれは何かというと、ちょっと例を出すんですけど今日本で会い、ありとあらゆるものが右利きの人が使いやすいようにできてます。これは日本人の90%が右利きだからです。
右利きの人だけで話し合って作られたものって左利きの人からすると使いづらいものがたくさんあります。駅の改札であったりゴルフの練習場などいろいろあるんですけど、言いたいのが、いろんな人たちがお客さんでいますよね。右の人には左の人もいるし日本人外国人などいろんなジェンダーの人もたくさんいます。障がいも多彩です。
ですので、いろんな人たちと力を合わせて商品開発をしていろんな人たちが喜んでもらえる商品とかを作る方がいいですよね。
右利きの人たちだけが笑顔になるサービスってよくないですよね。左利きの人たちにも笑顔になってほしいと思ってるので、いろんな人たちが社内にいた方がいいんです。いろんな人たちの意見を聞いて商品開発やサービスを開発して世に出していきたいというのがこれからの企業に求められていることになりますので、障がい者手帳をお持ちの方は多いですか少ないですか、少ないですよね。そういった人たちの声を聞いてサービスを作っていきたいし組織を作っていきたいっていうのが今はトレンドになっているので、そういったメリットは企業にもありますというところは受け止めてほしいです。なので、手帳を持ってる人を排除するような採用選考をする企業は基本的には、今後の成長を考えたらありえないと僕は思っています。はい、以上です。
村山:ありがとうございます。皆さんの活躍に企業も期待しているし、私達も期待したいですよね。頑張ってもらいたいなって思いました。お話を聞いてくれてありがとうございます。
それではですね時間が来てしまいましたので質疑応答の時間は以上とさせてもらってここからお知らせです。上床さんお願いいたします。
上床:最後にお知らせということで私の方からまた改めてお話をさせていただきますと、何度かお話上がっております「チャレンジド」というサイトはこちらからご確認することできますのでぜひこの後でもいいので確認してみてください。コンテンツが充実と書いていますけれども、障がいのある先輩の就活体験のお話が載っていたり、今日かなりしっかりと質疑応答の時間を取ることできたので、大分その中で疑問が解消された、されてるといいなと思いますが、それだけではなくて改めて確認したいよっていう方向けにも自己分析のやり方やエントリーシート書くときの作成のポイントとか、Q&Aのコンテンツも用意しておりますので、ぜひ確認いただきまして少しでも疑問を解消の方向に持っていくお役立ちに使っていただけたら嬉しいなと思っております。
あとはお話ありましたけれども、障がいがある方々の雇用をどうやって調べればいいのとか、インターンシップのキャリアどうやって喋るのみたいなご質問もあったと思うんですけど、それはこのチャレンジドというページで、確認することできますので、ぜひここを確認ください。
あとは何度もお話に上がっておりますチャレンジドWEBセッションのお話です。
改めてお話をさせていただきますが、10月の12日、13日の2日間にわたって実施をさせていただきます12日はライブ配信ですので、何度も言っておりますが企業にぜひ皆さんの質問というのをぶつけてください。おすすめは同じ質問を違う企業にしていくっていうのは結構おすすめしております。それによってご自身の中で会うな合わないな、受け入れてもらえそう。ちょっと違うかもみたいなところがわかると思いますので、ぜひ1回聞いたからいいやではなくて、何度か何社か聞いていただきまして、本当に自分に合うのかどうかっていうとこの適正の確認っていうところを比較検討という形でしていただければ嬉しいなと思っております。
あとはインターンシップのキャリアの話を今日もお話触れましたけれども、こちらにご出展いただいてる企業の多くがインターンシップ&キャリアを皆さんの障がいのある方々向けで受け入れをしようというふうに前向きに考えてくださっている企業がほとんどですので、ぜひそういうところを情報収集という形でしていただけたら嬉しいです。
他にも12日13日に今日のような形で講座を実施をさせていただく予定になっております。
就活準備講座、これ私出ますのでね、またお会いできたら嬉しいなと思いますけども。
それ以外にも「特性の理解と伝え方」という形で、今日守屋さんや私からお話させていただいた内容をもっと濃くお話しできるようなものもご用意しておりますので、ぜひこの辺りもご参加いただけたら嬉しいなと思っております。
はい、ということでご確認いただき予約ボタンを押して忘れずに予約をお願いします。
村山:はい、ありがとうございます。
さあでは最後になりますがお二人からメッセージを一言ずついただければなと思います。まず上床さんからよろしいですか。
上床:はい、ありがとうございます。先ほどもお話した通りですが、10月12日13日にもまた私はお会いできる機会があるのがすごく楽しみですし、そちらでまた皆さんの疑問の解消に繋がればなと思っておりますので引き続きお願いいたします。
合わせて出席票のバナーが出てると思います。こちらの出席票の提出を最後に忘れずにお願いします。
村山:はい、ありがとうございます。良いコメントいただきましたね。「良いアドバイスが聞けました。今日参加してよかったです。確かに最後に判断するのは自分ですね」と。前向きになっていただいて良かったです。
では守屋さん、メッセージをお願いします。
守屋:はい。これ毎回こういうセミナーで言ってるんですけれども、就職活動とか、インターンシップの活動ってなんかすごい怖いし不安だし、なんか嫌だなって思う方がたくさんいるといつも不安の声を聞いてるんですけど、僕は社会人ってすごい思うんですけど社会人の方が学生時代より楽しいです。僕は。どんどん楽しくなっていってるなって認識があるのでそんな社会に出ることとかを怖がらないでいいんだよってことをいつもたくさん皆さんにお伝えしてます。社会人もめちゃくちゃ楽しいです。
なので、今からそういう楽しい世界に皆さん行くっていう前提で就職活動も合わせて楽しんでいただければいいなって思ってます。皆さんのインターンシップや就職活動を応援してます。
村山:はいありがとうございますそれでは本日のセミナーは以上となります。最後は手を振ってお別れしましょう。ありがとうございました。
- 障がいのある学生のための就活準備講座!~キホンをおさえる60分~
- 2024年5月22日配信
ムラヤマ:皆さん、こんにちは。「障がいのある学生のための就活準備講座・基本を押さえる60分」、ご視聴いただき、ありがとうございます。司会の村山千代です。
まずは使い方を紹介していきます。バナーが出ていますでしょうか。オレンジ色の「出席表の提出はこちら」というバナーなのですが、そちらから出席表の提出を忘れずにお願いします。そして、チャットにはぜひ感想などをお願いします。あいさつを入れていただいた方がいますね。質問は質問スペースにお願いします。
そして、マイナビTVではこちらのキャンペーンを実施しています。今は条件をクリアしますと選べるe-GIFT500円分を差し上げています。キャンペーンにエントリーをして、企業のセミナーを5つ予約してもらいます。さらにアンケートに回答していただきますと、プレゼントとなっています。エントリーもぜひ忘れずにお願いします。マイナビTVのプレゼントキャンペーンは随時開催していますので、来月のセミナーもぜひ予約、参加をお願いします。
チャットが増えてきました。ありがとうございます。この後も感想はチャットに、質問は質問スペースにお願いします。
皆さんからの質問に回答いただくのは、寺塚さんと守屋さんです。よろしくお願いします。
守屋:よろしくお願いします。
寺塚:よろしくお願いします。
ムラヤマ:では、寺塚さんから自己紹介をお願いします。
寺塚:ただ今、ご紹介にあずかりました株式会社マイナビのキャリアサポーターの寺塚と申します。私は普段、学校や、このようなウェブ講座などでお話をしています。この講座では主に一般的な就職活動の流れやスケジュールについてお話をします。どうぞよろしくお願いします。
ムラヤマ:お願いします。そして、守屋さん、お願いします。
守屋:学生の皆さん、こんにちは。マイナビパートナーズから参りました守屋と申します。本日はよろしくお願いします。私はこのスライドにあるとおり、2009年にマイナビに新入社員で入社して、ずっと営業をしてきていますので、今日は企業の視点でいろいろと皆さんにお伝えできればと思っています。
私は、今はマイナビからマイナビパートナーズに出向し、就職活動をしている学生の皆さんのカウンセリングなどをして、企業さんに実際に紹介をして、就職活動をサポートする新卒紹介の仕事をしています。今日はぜひお役に立てるお話ができればと思いますので、よろしくお願いします。
ムラヤマ:お願いします。
質問スペースに「出席表の提出の仕方が分かりません」という方がいますので、もう一度、こちらのスライドをお出しします。今、オレンジ色のバナーが画面左下に出ていると思いますので、そちらから提出をお願いします。何か使い方が分からない、不具合があるなどがありましたら、質問スペースにお願いします。
では、ここで皆さんにチャットを使っていただきたいと思います。チャットタイムです。就職活動に関して不安なことや気になることをチャットで教えてください。いかがでしょうか。
寺塚さんは学生さんと触れ合う機会も多いと思いますけれども、この時期は結構、お悩みは多いですか。
寺塚:多いです。今の時期は本当に最初が分からなくて、何から始めたらいいのだろうという方もいれば、この業界に入りたくて、どんなことをやればいいですかという方もいらっしゃったり、いろいろな方がいらっしゃるという印象があります。
ムラヤマ:ありがとうございます。何でもいいので、ぜひチャットに書いてみてください。
守屋さん、確かにスケジュールは企業によってもさまざまだと思いますし、皆さん、不安がありますよね。
守屋:スケジュールもどういうふうにするのか分からないという言葉を結構頂くので、今日は一般コースと障がい者枠のコースがあるのですが、その辺りもそれぞれどう違うかなども後ほど、お話しできればと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。ご質問を頂きました。これは障がい者雇用のお話でしょうか。障がい者雇用の年収や違いも気になる方ももしかしたら、いるかもしれないですね。いかがでしょうか。あとは、「相手にうまく説明できる自信がないです」「障がいがある状態で就職できるのか。その給料でやっていけるのか、不安です」「障がい者枠で就職した時、給料などは低くなるのか、不安です」。寺塚さん、条件面で不安な方は多いかもしれませんね。
寺塚:お給料面のところが結構。自分の障がいの内容を相手にうまく説明できるかというところは、後ほど守屋さんにご説明いただくと思うのですが。
ムラヤマ:守屋さん、どの枠で受けるのかも皆さんのお悩みかもしれませんね。
守屋:そうですね。その辺りも後ほど、ぜひ解説できればと思いました。
ムラヤマ:「そもそも障がい者枠があるのかどうか、どうすれば分かりますか」。
守屋:まさにこれも途中で出てきますので、少しお楽しみにしていただければと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。皆さんが今、書いていただいたようなお悩みを払拭できるようなお話が後であると思いますので、楽しみにしていてください。
頂きました。「一般雇用と障がい者雇用の違いを調べた上でどちらを選ぶのか。また、同時進行で就活するのか、考えています」と。ありがとうございます。こういう方も多いのかもしれません。ぜひ、内容を見ていただいた上で、さらに気になることがあれば質問をお寄せください。
今日は、ご覧のような流れで進めていきます。障がい者の就職、採用環境。先輩たちの疑問から探る企業の視点、企業の探し方、インターンシップ&キャリア参加の流れ、質問コーナーとなっています。
では、最初のパートは寺塚さんからお話しいただきます。お願いします。
寺塚:よろしくお願いします。すみません、少し声が。私からまず障がい者の就職、採用環境について、お話ししようと思います。
その前に一般的といわれる就活全体のスケジュールについて、少し解説します。たくさん書いてあるのでピックアップしてお伝えしたいのですが、まず大事になるのは来年の3月です。3月1日から一気に企業の採用情報が公開と書いてありますが、本当にここからエントリーや企業説明会、エントリーシート、筆記試験などが一斉に開始になる流れになっていますので、3月までにどれぐらい準備ができるのかです。できれば、年内までにどこまで準備ができるのかが結構重要になってきます。そのためにも今のうちから、自分がどのようなことに興味があるのかといった自己分析、あとはどのような仕事があるのだろう、どのような業界があるのだろうといった業界研究、仕事研究が非常に大事になってきます。
これが基礎的なことで、それを踏まえた上でエントリーシートを書き、面接の時に自己PRができるかの練習をさらに段階的に踏んでいく形になっています。下の4番にエントリーと書いてありますが、そのために一つ、効果的な方法としてインターンシップ&キャリア。よくインターンシップと言われますが、こちらに参加することが自己分析においても、業界、企業研究などにおいても有効な方法といわれています。
こちらはマイナビのお話にはなりますが、4月1日から既にインターンシップ&キャリアはエントリー開始となっています。実際に障がい者採用を行っている企業さんなどももう出ていたりします。後ほどまた、探し方などについてはお伝えしますので、探していただけるとうれしいです。
さて、本パートの目的とありますが、ここで軽く、障がいのある先輩にマイナビでアンケートをとっていまして、先輩たちがどのように就職活動を行っていたかというところの傾向をつかみながらお伝えしていきたいと思います。
まず、よくある質問ですが、実際に障がいがある先輩がインターンシップ&キャリアにどのぐらい参加していたかです。全体の平均でいうと9割以上がエントリーをして、8割5分、85%ほどが参加しています。障がいがある、なしに限らず、全体的な傾向となっています。そして、先輩たちはどうだったかというと、それでも約8割の先輩がインターンシップ&キャリアに参加している傾向になっていました。
もちろん、参加したからすごい、あるいは参加したから絶対内定をもらえるというわけではありません。ただ、参加することで、やはり企業に対する理解が深まったり、自分に対して、このような仕事をやってみたいんだという気付きを得ることもあったりはしますので、インターンシップに参加できるのであれば、ぜひ参加していただきたいと思います。
では、いつ参加すればいいのですかということですが、これも先輩たちの傾向が今、出ていますけれども、先輩たちに聞くと、傾向としては6、8、9月あたりが参加のピークとなっています。ただ、そうはいっても他の時期でも10%ずつぐらいはあるので、自分の体調や、恐らく学校などもあると思いますので、ここであれば授業を休まずに参加できるというところ、ゼミに入っている方はここの時間なら行けそうというところをうまく調整して、自分が参加できそうな期間に参加するのがいいと思います。その上で、長期休暇の夏休み期間に参加する方が結構多いということで、6、7月、特に7、8、9月あたりに参加する方が多くなっています。
その日に申し込み、次の日に参加できるということはないので、今のうちから6月、7月、8月。6月はすぐ近くになっていますし、7月、8月の夏休みに参加できるインターンシップも結構な量がマイナビ上にも掲載されていますので、ぜひ今からどのようなインターンシップがあるのか、探していってほしいと思います。
特に夏休みは旅行に行ったり課外活動があったりと既に予定を立て始めている方もいると思いますので、その中で、ここなら行けそう、ここなら調整をつけられそうという時期を今のうちにチェックしておいて、そういう期間からインターンシップを探すことも一つの手なので、ぜひマイナビで上手に検索していただけるとうれしいです。
そして、実際に参加するとなった時に何日ぐらいのインターンシップがいいのでしょうかということですが、1日のものから1カ月以上のものまで多種多様にあって、では、どれに参加すればいいのでしょう、なおかつ、何社参加すればいいのでしょうということも悩みどころかと思います。これも参考ではありますし、皆さんの状況や体調なども踏まえて、自分が参加できる適正な期間や社数は考えていただきたいですが、先輩方の平均で一番参加が多かったのは2~3日や1週間程度で、大体1週間未満の参加が多かったです。
実際、多くの企業さんでも1週間程度のものや1日のものもたくさんありますので、いきなり5日以上や1週間程度のものに参加するのは少し怖い、どうしようかという方はまず、1日のものから参加してみて、こういうことを説明してくれるのだな、このような感じなのだというのをつかんでから、2~3日や1週間以上のものに挑戦するのがいいと思います。
参加する企業ももちろん、1社だけでもいいですが、できれば複数社に参加したほうが、「この企業はこことここがこう違う」という気付きを得たり、「同じ仕事でもこういうふうに営業方法が違うんだな、売っているものが違うんだな」であったり、「同じだと思ったのに入ってみたら、実は全く雰囲気が違って、自分に合っているのはこの企業だな」などの自分はこう働きたいという気付きを得ることもできますので、可能であれば、複数社参加して比較して、より自分に合った企業や仕事を探るようしてみてください。
ただ、本当に人によって、キャパシティー的に2社一気に参加することが難しい人もいると思いますので、1社に参加してみて、それを消化して、もう1回参加するなどして、自分に合った方法を今の自分のキャパシティーや状況から考えていただければと思います。
質問の中でも一般雇用と障がい者雇用の違いを調べて、どちらにすれば? という話もありましたが、それについても実際にお話ししたいと思います。インターンシップにおいても障がい者向けコースと一般コースが分かれていることもあります。悩んでいる方はまず、こういう違いがあることを改めてお伝えしますので、そこから探していただければと思います。
まず、障がい者募集とも書かれている障がい者向けコースですが、下に書いてある説明は本選考の時、いわゆる採用選考の時のことが主になっていますので、インターンシップとは少しずれてしまいますけれども、障がい者向けコースに関しては、就職活動時点で障がいのことを伝えて、特性や症状に配慮を受けながら働くことができる採用や募集になっています。
ただ、その代わりに障がい雇用、障がい者募集で採用されると、障害者手帳の提出が必須となっています。そのため、現段階で手帳を持っていないけれども、障がい者向けコース、障がい者募集を受けたい方は今から障害者手帳の取得を視野に入れて動き出すのがいいと思います。
そして、一般コース、障害者手帳の有無にかかわらず、全ての学生を対象とした募集コースとなっています。ただ、一般募集のみの企業も多くて、障がい者雇用をやっています、実際に採用しましたという企業でも、募集に関しては一般募集のみの企業さんも結構いらっしゃいます。ただ、そうだとしても、実際に過去に採用している、これから採用しようということで「うちはこういうことが可能です、配慮ができます。」という合理的な配慮が可能なことも結構あります。どうしても受けたいけれども障がい者雇用、障がい者向けコースがない場合、インターンシップでもそういうコースがない場合は、ぜひ人事担当に相談してみてください。
先ほども「どちらにしようか悩んでいますが」と書いてありましたが、実際の本選考で先輩たちが一般募集と障がい者募集のどちらで応募したかもアンケートをとると、約5割の先輩がどちらも応募と回答しています。35%は一般募集枠のみで、一般募集を使っていた方は8割を超える結果にもなっています。できるだけ広く、視野を広げてみて、先ほど言ったように、一般募集とあっても合理的な配慮や相談に乗ってくれる企業もありますので、障がい者採用ではないと無理です、コースがないから駄目ですではなくて、まずは相談してみましょう。企業に相談するのが少し怖い場合は学校の担当の先生や職員の方に相談するところから始めてみるといいと思います。
一気にお話ししてしまいましたので、もし、分からないことなどがありましたら、チャットや質問箱に書いていただければうれしいですが、まず、ここでまとめます。インターンシップ&キャリアや就職活動のポイントは、多くの先輩がインターンシップ&キャリアに参加しています。まずはぜひどこか1社参加することから始めてみてください。1日のものでもいいですし、場合によっては半日のものもあります。ウェブで参加できるものもかなりの数がありますので、「気になるな、少し話を聞いてみたいな」というものから参加してみて、働くというのはこのような感じなのか、自分にこの企業は合っているのかなどを知ることから始めてみましょう。夏しかインターンシップをやっていない企業も結構ありますので、気になったらまずエントリーしてみて、参加してみるのがお勧めです。
そして、インターンシップ&キャリアはエントリーだけではなく、実際に業務をしてみて、できれば、実際に働いている社会人の話を聞いてみてください。働いた方の「自分はこういう思いで働いている」など、なかなか説明だけでは分からないこともあります。障がい者コースを設けているところであれば実際に障がいを持って働いている先輩にお話を聞ける機会もありますので、うちではこういう配慮が受けられるというお話も聞くことができます。自分ができる仕事、やりたい仕事は何だろう、また、どういう配慮があれば自分はうまく働けるのかなどの気付きを得るためにもぜひインターンシップ&キャリアに参加していただければと思います。
では、そういう先輩に会いたいから障がい者コースで探そうとなると、やはりどうしても数は少なくなっています。ですので、まずは気になる仕事や気になる企業という大きい枠で見た上で一般募集、障がい者募集に限らず探してみて、もし、その中で枠としてあれば応募し、なかったとしても、ぜひ企業担当の方にお問い合わせしてみてください。こういう事情があるのです、こういう障がいがあるのですが、こういうふうに参加したいです、こういう配慮をいただければ私はこういうふうにできますと、問い合わせてみてください。ないから駄目だと諦めて参加できないのはもったいないので、2パターンある募集をどちらも上手に活用した上で、インターンシップ&キャリア、そして、就職活動に取り組んでいただければと思います。ということで、まとめました。
ムラヤマ:寺塚さん、ありがとうございました。
皆さん、質問スペースに出席表のバナーについてのものを頂いていますが、出席表のバナーのリンク先が異なるセミナーになっていたようです。大変失礼しました。今、対応を検討していますので、皆さん、少々お待ちください。
インターンシップ&キャリア、身構えてしまう方ももしかするといるのではないかなと思います。きっと選考がある場合もあるでしょうし、もし、インターンシップ&キャリアの選考に落ちてしまった場合、本選考に進めなくなってしまうのではという方もいらっしゃるのではないですか。どうなのでしょうか。そこはやはり別物と考えていいのですか。
寺塚:別物です。やはりご質問として、「落ちてしまうと、もう本選考は受けてはいけないのですか」と聞かれるのですが、全くそのようなことはなくて、むしろ企業さんとしてはそこで会えなかった人たちにもきちんと企業のこと、自分たちのことを知ってほしいと思っています。むしろ実際に数字を聞いて、「へえ」と思ったのがインターンシップのほうが倍率が高い企業もあったりすることです。枠として、実際に就職する方よりもインターンシップで受け入れている人数は少ないので、そこに同じ人数が殺到するとインターンシップのほうが倍率は高いのです。そのため、落ちても意外と、その後にまたエントリーした方にご案内があったり、インターンシップではないけれども「説明会をやります」というご案内が来ることもありますので、そこで諦めずに、もし気になれば、企業研究をしたり、イベントがあれば参加したりしていただければいいと思います。
ムラヤマ:皆さん、きっと業界を絞る前にインターンシップの選考を受ける方が多いと思いますので、その分、募集も増えてしまうこともあるのかもしれないですね。では、皆さん、まだたくさんの疑問があると思いますので、ここからは守屋さんに皆さんがよく抱くであろう疑問にご回答いただく形で進めていきたいと思います。
では、守屋さん、まず1つ目ですが、よくある質問その1、「障がい者採用と一般採用ではスケジュールは異なるのでしょうか」。ご回答お願いします。
守屋:ありがとうございます。スライドも今、表示しているのですが、回答する前によく聞かれる質問の「一般コースと障がい者コースがなぜ存在しているのか」について少し触れたいと思います。
この4月から合理的配慮が義務化されて、企業としては障害者手帳をお持ちの方も多く採用して、合理的配慮をしていくと。これは障がい者コースも一般コースも関係ありません。入社する全ての人に合理的配慮をしていくことが今、義務化されて、それをしていきたいと企業は思っています。
ただ、一般コースだけで応募すると何が起こるかというと、学生の皆さんへの情報が少ないのです。今も質問が大変な状態です。皆さんには見えないかもしれませんが、質問ボックスには「一般枠のほうがいいのでしょうか」「障がい者枠だと不利なのではないでしょうか」など、いろいろな疑問があると思うのです。それは仕方がないのですが、はっきりとお伝えしたいのは障がい者コースをあえて企業が出している理由は手帳を持っていることをオープンにしてほしいからなのです。これがないと、オープンにしていいか分からない、オープンにしたら不利になるのではという勝手な偏見や思い込みから、自身が持っている手帳や障がいのことを言わないで就職活動をする学生が毎年います。そうすると、本当は配慮してもらいたいことがある、分かってもらいたいことがあるのにそれを言えないまま、もどかしく働き続けて、残念ながら離職になってしまうケースも実際にあります。
そのため、「障害者手帳を持っている方はぜひ言ってください、言っていいのです」という企業としてのメッセージが障がい者コースになります。そういうやり方をしていいのです、するべきですという企業さんはまだこれから増えている最中ですので、そういった理解をしてほしいと思っています。一般コースと書いてある企業さんは障害者手帳を持っている方を受け入れたくないと思っているわけではありません。
そのような前提の下に聞いてほしいのですが、障がい者採用と一般採用のスケジュールはおおむね同様のスケジュールです。企業の視点に立つと、実は新卒の学生の皆さんのインターンシップや採用活動をするのはすごく大変なのです。すごくエネルギーを使っています。従って、それぞれ分かれてやるというよりはインターン、説明会、エントリーシート、面接、こういったものもできる限り同じ時期に固めたいのが本音です。
ただ、これは各社で違います。例えば、障害者手帳をお持ちの方だけのインターンは冬にしか開催がない企業もあります。一般コースであれば、夏もあると。ただ、この場合、考えてほしいのは、自分は冬しか参加できないわけではなくて、夏にも参加していいですし、冬にも参加できるということです。ただ、障害者手帳を持った方々向けは冬だけというだけのことです。
2026年卒のスケジュールはもう各社のサイトに掲載されているケースも非常に多いのではと思いますので、もし、気になる会社さんがあれば、採用サイトやインターンシップサイトをご覧いただければいいかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。先ほど、出席表のバナーに関して、皆さんから質問をたくさん頂いていましたが、今、正しいリンク先を掲出しているバナーが出ていると思います。そちらからぜひ、提出をお願いします。失礼しました。
では、守屋さん。続いての疑問に移りたいと思います。よくある質問その2、「企業の雇用実績を確認すると、私の障がいの雇用実績がなかったため、エントリーを行うことが不安になりました。インターンシップ&キャリアやエントリーに参加しても大丈夫でしょうか」。
守屋:ありがとうございます。この質問に関しては、もちろん応募していただいて大丈夫というのがまず結論になります。雇用実績に記載がなかったとしても、皆さんが入社した際に具体的にどのような配慮が可能で、どのような環境で働けるのかといったところを企業は確認したいと思っていると思いますので、ご自身が配慮してもらいたいことなどを確実にお伝えできればいいと思います。
障がいといっても非常に多種多様ですし、同じ障がい診断名でも必要な配慮は本当に人によって全く違います。聴覚障がい一つとっても全然違いますし、全ての障がいが多様で多彩なので、企業としては、例えば聴覚障がいで雇用実績があるから、また聴覚がい害の方を完璧に受け入れられるかというと、そういうことではありません。そのため、全て個別性が非常に高いことからも、皆さんの障がい特性や特徴をまず把握いただいて、正しく企業に伝える練習などをしていっていただくのがまずは肝心かと思います。もちろん応募していただいて大丈夫ですので、興味がある企業さんには遠慮せずに積極的にエントリーしていっていただければいいと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。質問スペースには手帳に関しての質問もかなりありまして、例えば、「パニック障がいのような症状で、手帳の取得が難しい状態です。働く上でできない業務が出てくると思いますので、症状のことを伝えて働きたいのですが、どうすればいいでしょうか」。これもしっかり伝える必要があるということでしょうか。
守屋:ありがとうございます。今の場合はパニック障がいの例でしたけれども、パニック障がいの方であれば、例えば通勤です。満員の電車が難しい方も会ったことがありますが、そういう方の場合はそういう配慮をしてほしいとしっかり伝えたほうが長く勤まりそうですよね。伝えずに抱え込んでしまって、例えばですが、最悪の場合、ある日突然、倒れてしまったりなど、何かあった時に企業側も非常に心配すると思います。雇用している企業側も大丈夫かなと思うでしょうから、できる限りそういったところも企業さんに確実に伝えて働くほうがいいと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。もし、こういった症状の方が実際に企業で働いていたとしても、手帳を取得できる状態でないと、そういう方がいるのかどうかを確かめるのがなかなか難しいということですね。
守屋:手帳を取得できる方は、お医者さんが決めることですけれども、手帳を取得できるコンディションで、もし持っているのであれば、開示をすることで配慮相談もできると思います。手帳があってもなくても診断されているのであれば、その旨を人事担当の方に伝えていただくのがいいのではと思いました。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、続きまして、「障がい者向けのインターンシップ&キャリア情報や募集要項がありませんでした。この場合は一般募集、一般コースに応募すればよいでしょうか。それとも、応募を諦めたほうがよいのでしょうか」。
守屋:ありがとうございます。こちらはぜひ、応募を諦めないでいただきたいと思っていまして、そのまま応募いただいて問題はありません。もし、心配であれば企業の問い合わせのフォームや代表アドレスに直接連絡することもよろしいかと思います。
繰り返しの説明ですが、障がい者向けのコースをつくっている理由は、手帳をオープンにすることに遠慮がちな学生さんが毎年多いので、少しずつ企業さんがオープンにしていいのですよという意味合いで、あえてそういった表現をしていることが多いです。ひるがえせば、一般募集、一般コースの中には障害者手帳を持つ方の応募自体も非常にオープンに歓迎している企業さんが多いです。基本的には企業さんによりますけれども、一般募集と障がい者募集をあえて分けることをしないケースのほうが今のところは多いです。そのため、一本で採用活動をしている会社もありますので、通常どおり応募いただけます。どうしても不安という皆さんがいらっしゃいましたら、企業の問い合わせフォームなどに障害者手帳がある旨をお伝えいただいて、配慮事項を事前に企業に伝えて、調整していただくこともできると思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。この伝え方ですけれども、配慮などを申請する際はエントリーシートに記載すればよいのでしょうか。
守屋:ありがとうございます。エントリーシートに記載してもいいのですが、そもそも、その前段階で知りたい、エントリーシートを出す前に知りたい方もいると思いますので、その場合は各社の問い合わせのフォームなどの問い合わせ先が採用サイトやマイページなど、いろいろなところに出ているはずですので、そちらから遠慮なく問い合わせていただくのがいいかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。あとはチャットに「希望している就職先がインターンを開催していない場合は直接アポイントを取って行くのでしょうか。過去にそういったことをした人はいましたか」。
守屋:非常に積極的な方だと思いますが、素晴らしいです。インターンシップを開催していないということは恐らく、インターンシップは無いということになりますので、企業さんにもし問い合わせフォームがあれば、今後、どのような採用活動をされるのですかとそこから聞いていただくのは全くやぶさかではないと思います。今後のスケジュールや採用の予定などをぜひ、そこから聞いてもらえばいいと思います。
ムラヤマ:情報収集としてはインターンシップ&キャリア以外にどういったものがありますか。OB、OG訪問などですか。
守屋:その企業さんのOB、OGに会わせてください、といった問い合わせ方法ももちろん可能だと思います。情報収集としてはもちろん、採用サイトやマイナビチャレンジドのようなところに数多くの情報があります。2025卒以降の先輩のものはすでに今、動いているものもありますので、そういったものを見ていただいても結構いろいろなことが知れるのではないかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、続いて、こちらをお聞きします。「障がいの特性上、インターンシップや選考でグループワークがある企業が多いので不安です。企業の方に参加前に障がいがある旨、伝えたほうがいいでしょうか。伝える適切なタイミングがあれば知りたいです」。守屋さん、お願いします。
守屋:こちらのご質問、ありがとうございます。グループワークの選考が企業ではよくあるのですが、こちらに関してはエントリーをする時、あるいはエントリーシートを提出する時に障がいのある旨を伝えていただくとスムーズかと思っています。グループワーク内での配慮もできる企業も増えてきましたし、面接の選考に切り替えていただける余地のある企業もあると聞いています。これは各社で結構異なります。差があると思っていますので、事前にご自身で確認いただくのがよろしいと思います。
前提として、企業がなぜ、グループワークをやりたいかというと、恐らくチームで働くことが多い企業だと思いますので、仲間同士でどのようなコミュニケーション、気持ちのいいコミュニケーションが取れる人なのか、慎重な人なのか。その人の人となりやコミュニケーションのスタイルを確認したいというのが意図になります。ただ、それには例えば、先ほどから出ている発達障がいで聴覚過敏の方やコミュニケーションがなかなか難しい、目を合わせるのが苦手な方がいます。あるいは聴覚障がいがあるので手話がメインの言語になる方など、さまざまなコンディションの方がいますけれども、大切なのはコミュニケーションのスタイルを見たいというのが前提になりますので、皆さんのそれぞれの必要な配慮とコミュニケーションのスタイルのようなことが企業に伝われば良いというのがグループワークの選考です。特にグループワークに参加できないことが落ちる要因ではありませんので、そこはご認識おきください。
ムラヤマ:ありがとうございます。寺塚さん、グループワークは何を発言するかよりもチームワークのようなところが大事なのですか。
寺塚:かなり大事です。むしろ全員が全員、話していたら、話がまとまらずにきちんとしたチームワークが取れていないとなってしまうこともありますので、だからこそ、例えば、寡黙だったとしても大事なところでまとめてくれたり、いわゆる書記のように今までみんなが言っていたことの要点をまとめてくれたり、また傾聴力があり、その人自身は話さなくても聞く能力、「うん、うん」ときちんと聞いてくれていると相手に思わせる力があるなど、いろいろな人がいてチームは成り立ってはいるので、話せないからと思わなくても全く構わないのです。自分が友達といる時などにどのようなポジションにいるのかを少し振り返ると、グループワークも参加しやすいかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。
では、続いての質問に移りましょうか。「自分の障がいの説明を行うために、具体的にどのような準備が必要でしょうか。また、企業の方に伝える際に注意したほうがいいことがあれば知りたいです」。守屋さん、お願いします。
守屋:こちらもよく頂く質問ですけれども、今日は2点、お伝えできればと思います。1つ目ですけれども、ご自身の障がいの特徴や詳細について確実に伝えられるように準備いただくことが大切だと思います。今、チャットでもASDの診断を受けたという方からコメントを頂いていますけれども、それがご自身の特性なのかが分かりません。そうですよね。それが障がいであるASDに起因して出てきている特性なのか、自分の元々の性格なのかはなかなか分からないものです。まさに障害者手帳をお持ちの学生の皆さんの自己分析はここが肝です。それがご自身の特性なのか、パーソナリティーなのかという辺りは自分と生活を共にしている家族や友人、あるいはお医者さん、いろいろな方々に自分はどのような特性があって、どのような人間なのかといったことを聞いてみていただくのはすごく大切だと思います。そして、ご自身の人生を一度、振り返っていただくことは非常に重要です。
ご自身の障がいの特徴や詳細は恐らく、ご自身が一番分かるはずなのです。企業は面接や面談の時に全く分からない状態で、30分、40分という短い時間で皆さんのことを知らなければなりません。できる限り短く、分かりやすい言葉で、ご自身の障がいや特徴などを伝えられる準備をしておくと、非常に良いと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。
守屋:2つ目も答えます。どのような配慮があると助かるか、活躍できるかといったところも併せて非常に大事です。やはり障がいの特性があった時にその特性がすごくポジティブに動くこともあれば、ネガティブになってしまうシチュエーションもあると思います。それは状況によりますよね。その時にどのような配慮をしてもらえると自分は助かるか、100%の力を発揮できるかといったところをご説明できるところがさらに肝だと思います。しかし、ここで注意してほしいのは、これを配慮してほしい、あれを配慮してほしい、配慮してほしいことはこの30個ですというようになっていくと、それは本当に配慮なのか、わがままや自己都合で物事を進めようとしていないかなどと企業が釈然としない状態になってしまうことがあります。そのため、本当に必要な配慮なのか、少しわがままを言ってしまっているのではないかというような見極めはご自身の中でも非常に大事だと思います。
ムラヤマ:ありがとうございました。
ムラヤマ:伝え方で悩んでいる方もかなり多いですね。例えば、「発達障がいの傾向があり、手帳3級に該当していて、日常的な動作などが不器用でミスも多くなってしまうた め、やる気がないと思われてしまいます。そのようなことを説明するにはどうすればいいでしょうか」。
守屋:ありがとうございます。これもまさに今のような、実際にこういうことがありましたというエピソードがあると思うのですけれども、その辺りも面接や人事の担当の方に「こういうふうに思われたことがあります」ということを伝えていただくのがいいかと思っています。また、その時、別にやる気がなかったわけではないと思いますので、そういうことも併せて正直に伝えいただくことが大事だと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。実際に仕事をして、この方が活躍できるかどうなのかというイメージを企業の方が持ってもらえればいいということですよね。
守屋:おっしゃるとおりです。合理的配慮などの配慮という言葉の必要性は何かというと、企業はお金を稼ぐ場、利益を上げる場なので、その方が確実に利益を上げられる人物なのかどうか、活躍できる人かどうかを知るために面接をしています。その時の配慮は活躍とセットなのです。配慮をしてもらえるから私は活躍できますというメッセージになっていないと、少しずれてしまいます。
ムラヤマ:ありがとうございます。それは例えば、休学していた方でも、会社に出て仕事をする上でそれが影響するかどうかがきちんと伝えられればいいということなのですか。「適応障がいで手帳なしのため休学していました。その理由を聞かれた場合、どのようにどこまで説明したほうがいいでしょうか」。もう大丈夫ですということを確実に伝えるところが大事ですか。
守屋:そうですね。適応障がいの場合ですと、具体的には一定の期間を過ぎると、うつ病など別の障がい診断名になってしまうケースもあります。最初の初期診断で適応障がいと言われる障がいにしばしばなりますが、その後、寛解に向かい、今、働くことのできるコンディションかどうかはお医者さんが就職活動をしていい、まだしないほうがいいと言ってくれることが多いです。そのため、基本的にはご自身のやる気、就職活動がしたい、働きたいという気持ちと併せて「医者からはこういうふうに言われているので、今就職活動をしています。だから、大丈夫だと思ってください」とご説明いただくとより説得力があるかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、続いてこちらです。「手帳には書いていない障がいがあります。この場合も企業の方にお伝えしたほうがいいのでしょうか」。
守屋:ありがとうございます。こちらも可能な限り、お伝えいただいたほうが良いかと思います。これに思いますと書いているのは、かなり僕の個人的な思いでもありますが、もちろん開示するかどうかは皆さんにかかっているとは思いますけれども、企業も今、本当に障がい者コースというほど、障害者手帳を持っている方であれば隠さずにオープンにしてもらいたいと思っているのです。これはなぜでしょうか。恐らく分かると思いますが、活躍してもらいたいからなのです。そして、長く働いてもらいたいからです。従って、もし、お伝えしていない、手帳には書いていない障がいがある場合でも、ご自身が働く上で伝えておいたほうがいいだろう、配慮してもらえたほうがいいだろうともし少しでも思うようであれば、事前に伝えていただければと思います。
全ての企業が全て配慮できることではありませんので、企業側も配慮できないこともあります。ただ、ここまではできないけれども、ここまではサポートできるかもしれないということを企業は探してくれますので、配慮できるものとできないものを企業が判断する上でも、ぜひお伝えいただくのがよろしいかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。この質問はどうでしょうか。「一般募集で入社した場合、合理的配慮を受けるには手帳の取得は必要ですか」。
守屋:ありがとうございます。基本的に合理的配慮に関しては手帳がある、なしにかかわらず、企業で検討すべきものとなっていますので、手帳がなくても、そういった診断がなされているのであれば、その旨、お伝えいただければよいかと思います。あとはその企業個々の判断になろうかと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。この手帳を取得するかどうか、悩んでいる方がかなり多いようですね。
守屋:そうですね。その手帳を持つということで、自認といいますが、障害者手帳を持っているのだと自分で認識することになりますので、やはり、そこのハードルは一定数あると思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。プラス、何か伝えるべきことはしっかりと伝えていくことが大事ですね。
守屋:そうですね。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、情報収集がなかなか難しいという方もいましたので、ここからは寺塚さんにそのアドバイスも含めて、企業の探し方をご紹介いただきます。お願いします。
寺塚:よろしくお願いします。ここからは企業の探し方、インターンシップ&キャリア参加の流れということで、障がい者コース、一般コースに限らず、またお話をしたいと思います。気になることや「これはどうなの?」ということがあれば質問のところに書いていただきますと、最後に質問コーナーがありますので、そちらでできる限り回答していきたいと思います。
まず、改めて、先ほどもお伝えしたようにインターンシップ&キャリアはぜひ参加していただきたいです。先ほど質問でも「在宅でできるものはありますか」などもありましたが、ウェブ参加のものも1日のものから1週間以上のものまで本当に数多くありますので、ぜひ、自分のいろいろな状況に合わせて参加していただきたいと思いますが、やはり参加して、何かいいことがあったほうがいいですよね。
ということで、インターンシップに参加するといいことは何があるかというと、大きく分けると、自己理解が進むということと仕事理解が進むということになっています。まず、自己理解ですが、今、自分の強みは何だろう、弱みは何だろう、苦手なことや自分の障がいの特性がどのようなものかが漠然と分かっていて言葉ではうまく伝えられないかもしれません。ただ、参加したり、実際に人に「自分はどうですか」と聞いたりすることで、「自分の強みはこうなんだ」と分かります。インターンシップはフィードバックがあるものも結構ありますので、そこで企業の方に「ここが良かったです、あそこはもう少し力が伸ばせそうですね」のようなアドバイスをもらうことで、「自分の強みはここなんだ、弱みはここなんだ」ということに気付けます。また、実際にグループワークへの参加や業務の体験をすることで、こういう配慮があればこの仕事ができそうだという気付きを得て、本当に自己理解が進んだりします。逆に少しマイナスのほうで、この仕事は合っていないと思ったり、興味があるから参加したと思ったけれども実は違ったかもしれないと思ったりすることも非常に大事な自己理解になっています。やはり、入社してから違うと思うよりも体験してみて「これは違う」と気付いたほうが、その後、「では、どういう仕事がいいのだろう」という気付きなどにもつながりますので、ぜひ参加してみて、その上で「では、どのような仕事がいいのか、どのようなことを自分はやりたいのだろう」という気付きを得ていただきたいと思います。そして、当然なのですけれども、仕事体験なので仕事理解にもぜひ重点を置いていただきたいです。例えば、企業に関する知識です。特にマイナビや企業のホームページで得られる情報に関しては事前に情報を得ておくことをお勧めします。その上で、例えばどのような人がいるのだろうということや、文字で書いてある仕事内容はありますが、実際に働いてみるとどのような仕事なのだろうといった、文字だけでは分からないことを情報として重点的に取得することがお勧めです。
あとは、仕事に対するイメージを今の自分は持っていると思います。それに対する現実や、「もしかしたら、思ったよりもできるぞ」というものや意外と難しかったというギャップは絶対に何かしらあると思います。ですので、そういうイメージとギャップも参加して気付きを得てほしいと思います。そのためにもぜひ事前に情報は集めておいたほうがいいです。文字の情報ではいわゆるマイナビなどの情報サイトやイベント(合同企業説明会)です。この後に告知をするのでイベントを入れさせていただきましたが、今の段階でインターンシップ参加前に取得できる情報はぜひ早めに得ておいたほうがいいです。
例えば、マイナビ上ではインターンシップ&キャリア検索がインターンシップの探し方になっていますが、実はこれはかなり細かく探せます。もちろん企業名で直接入れて探すこともできますが、例えば、どのような仕事があるのか、ウェブで開催しているかどうか。また、さらに地域で狭めることも可能です。また、選考があるか、ないかです。先に選考で落ちて、「この企業を受けるのはちょっと」となるよりは、まずは選考がなくてカジュアルに参加できそうなものから参加するということも有りです。あとはフィードバックのところで、実際に参加してみたら、企業から評価をもらえる、いいところを教えてもらえるというフィードバックのあり、なしのところからも検索することができたりします。
もう一つ、お勧めのものとして、インターンシップ&キャリア検索とありますが、横に企業検索のタブもあります。こちらの下のほうに採用データのコマがあって、そちらを開けると、障がい者向けコースありの選択チェック欄があります。これは過去に障がい者向けコースで採用を行っていた企業さんの絞り込みができるようになっています。その上で、インターンシップありと検索すると、このインターンシップは一般コースと障がい者コースが全て一緒にはなっていますが、過去に障がい者向けコースで実際に採用を行っている、なおかつ今、インターンシップを募集している企業さんの絞り込みもできるようになっています。今日、調べてみると、180社ほどの社数が出ていましたので、現段階でコースを出している企業さんも結構多いです。
他にも自分の学校の先輩の企業ランキングということで、同じ学部の先輩たちがどのようなところにエントリーしたかもマイナビでまとめています。もし、現段階で興味ある企業さんがない、業界がないという方は皆さんと同じことを学んだ先輩たちが興味を持った企業ということで、同じ興味を持った人がどのようなところにエントリーしたのかを探してみるところから始めてみてはいかがでしょう。興味の軸が一緒だったりすると響く企業も出てくるかと思います。
そして、マイナビにチャレンジドのページがあります。細かい情報に関しては6月以降に出てくる予定になっているのですが、こちらがいわゆる障がい者採用に特化したページになっていますので、特集で実際の配慮の内容や障がいの雇用実績から企業を探すこともできます。今、出ているので、気になる方はスクリーンショットをしていただいても構いません。本当にいろいろな、実際の先輩のインタビューなども閲覧いただけます。
「チャレンジドサイトはこちらです」というチャットが流れましたが、もしよろしければ、6月以降により多くの情報が出てきますので、こちらからいろいろ探していただけるとうれしいです。特にこちらは障がい者採用をメインに置いて、本当にそのインターンシップをメインに扱っていますので、まずは障がい者コースから参加したい方はこちらから探してみてください。
他にもマイナビではイベントもたくさんあります。もちろん、ウェブイベントも対面イベントもあります。対面が少し恥ずかしい方はウェブからぜひ参加してください。
これは障がいのある皆さんに特化したイベントになっていますが、チャレンジドセッションを6月8日と9日の2日間で開催を予定しています。今回、東京、ウェブ同時開催ということで、もし、東京や周辺にお住まいの方はぜひ現地に行っていただきたいと思いますが、ウェブでも両日開催していますので、気になる方は今ここで予約していただけるとうれしいです。対面プラスウェブとウェブのみとがありますが、ウェブのみ参加の企業もありますので、時間がない方や30分だけなら見られるけれどもという方はウェブで、参加できそうな、いろいろな企業と直接お話ししたい方は対面で予約していただけるとうれしいです。
これはイベント情報のご案内になりますが、対面とウェブそれぞれにいいところがたくさんあります。今まで対面のイベントはマイナビでもあまり開催していなかったのですが、今回は開催ということで、せっかく対面ですので、直接会ってじっくり相談ができるよう企業ごとにブースを用意しています。実際にどのように働けるのかなど、社会人と直接話すことで、漠然とこういうふうに働くのかなというところが現地に来た方の特典で、ウェブよりも情報が得やすくなっています。もし、来られる方は対面で来ていただけるとうれしいです。もちろん、ウェブでも今日のようにチャットや質問などの同じようなシステムを使ってイベントを開催していますので、気になることは積極的に企業の方に直接聞いていただけるとうれしいです。時間などもうまく相談した上で参加してください。ぜひ早めにご予約いただけるとうれしいです。ページのほうにパンフレットも恐らくもう少しするとダウンロードできるように用意していますので、気になる方はそちらもダウンロードができるようになればダウンロードをして確認していただけるとうれしいです。
「ウェブの説明会ではスーツがいいのでしょうか。私服でもいいのでしょうか」とご質問がありますが、私服で大丈夫です。気になる方はオフィスカジュアルや、最近、少し暑くもなってきていますので、クールビズなど、あまりにも露出が激しかったり、ぼろぼろの格好だったりすると、「さすがにちょっと」となりますが、基本的に普段している格好で大丈夫です。大丈夫ですよね?
守屋:大丈夫だと思います。ウェブのほうは今回は録画配信になっていますし、対面に来られる方はぜひ楽な服装で来てもらって、企業さんにいろいろとご相談いただければと思います。なかなか当日に来られないコンディションの方々もいらっしゃるかもしれませんので、その場合にはぜひウェブのほうでご参加いただいて、好きなタイミングで企業の配信されている説明会の動画をいろいろと見て、気になるところがあれば、ぜひエントリーしていただければと思いました。
寺塚:失礼しました。ウェブのほうは録画ということでしたので、その後のインターンシップやお問い合わせ先はきちんとありますので、気になったことはそちらで質問などしていただければと思います。ただ気楽に、特にウェブのほうは録画なので、本当に寝ながら見ても大丈夫です。ただ、気になる企業を見つけたら、ぜひエントリーをお願いします。エントリー、情報収集のための作業をとありますが、エントリーをしないと企業の皆さんも採用担当の方もその後のお知らせができません。例えば、インターンシップの障がい者コースはこのような情報です、いつやります、そのためにこういう手続きや書類を提出していただく必要がありますといったご案内なども送れませんので、気になったら、まずエントリーをするようにしてください。先着などで早めに締め切られてしまうこともありますので、まずはエントリーをして、その上で最終的に参加するかどうかをご自分で判断いただければと思います。エントリーも別に日程がかぶっているものを複数エントリーしても大丈夫です。そこから最終的にこれに参加しようとなれば、その後に大体、応募やインターンシップ申し込みという形でもう一つ、ステップがあることが多いので、そこでここに参加しようというふうに手続きしていただければと思います。その上で、企業によっては選考があることなどもありますので、もし気になる企業に選考がある場合はご準備をしておいてください。自己PRや志望理由を聞かれることが多いです。書類のみであったり面接があったりなど、ここも企業によって違いますので、大体そこもマイナビや企業のページに書かれていることが多いですから、チェックをするようにしてください。
特に長期や複数日程のものに関しては夏休みに開催することも多いので、ぜひ、今のうちから準備をして、いろいろなインターンシップに参加してみてください。ウェブのものもたくさんありますので、例えば、家で受けたいという方はウェブでと絞り込みをすると、たくさん出てきます。ぜひ、うまくマイナビを活用していただければと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、ここからは質疑応答のコーナーです。質問スペースにたくさん頂いていまして、せっかくイベントの質問も結構来ているので、ご紹介いただきたいのですが、「6月8日の対面開催のものは障がい者の方が対象のイベントなのでしょうか」。
守屋:はい、そうです。こちらは障害者手帳をお持ちの方、障害者手帳の申請を検討している方が対象のイベントになります。
ムラヤマ:あとは「土曜と日曜で企業が変わるのでしょうか」。
守屋:ありがとうございます。基本的には対面のほうに出ている会社さんは基本的にウェブもありますので、ウェブで全ての企業の説明会を見ることができますが、ぜひ対面でもと思います。ご自身の個別の相談やどういう合理的配慮がされているか、また、どのようなお仕事があるかなど、具体的に聞きたいことは恐らくさまざまですよね。それをもし聞くのならば一方的な説明をウェブで聞くだけではなくて、実際に対面で聞いてみる経験を。また、周りには他の就活生も頑張ってインターンシップなどを探しに来たりしますので、ご自身の士気を高める上でも対面のイベントは非常にいい経験になると思います。ぜひ検討してみてください。
ムラヤマ:ありがとうございます。「透析でイベントを途中で抜けなくてはいけないのですが、大丈夫ですか」。
守屋:もちろん大丈夫です。出入りは自由になっていますので、ご自身の体調、コンディションに合わせてご参加ください。
寺塚:マイナビのイベントは基本的に途中での入退場自由になっています。
ムラヤマ:ありがとうございます。では、その他の質問としてはこれはどうでしょうか。「私は発達障がいの2級と診断されており、幼少期から物事を同時にできなかったり、不器用であったりします。また、できなかったりすると不安になり、過呼吸になったり倒れそうになったりします。そのことを伝えようとしてもうまく伝わらないのです」。守屋さん、これは上手な伝え方はありますか。マルチタスクがなかなか難しいということですかね。
守屋:そうですね。特性なのだと思いますけれども、もう少し具体的に細かく伝えたいと思います。苦手なことですけれども、今のお話ですと、恐らく同時に処理することが苦手だったりすると思うのですが、それはどの程度同時だと難しいのか、どこまでなら処理できるのかなど、もう少し具体的な例やご自身の成功体験、失敗体験を両方思い出していただきながら説明できるといいと思います。他の方でも、先ほども同じようなケースで、忘れ物が多い、なかなか短期記憶がなど、いろいろなことをおっしゃるのですが、それは皆さん、結構同じ言葉を使われるのですけれども、どの程度短期記憶が短いのか、また、忘れやすさがどの程度なのかというのはその人によりますので、例がないと分かりません。ですので、こつとしてはもう少し具体的に、人事担当の方がこのような感じかと妄想して想像が映像としてできるぐらいのレベルでお伝えいただけるといいと思います。
ムラヤマ:先ほど守屋さんから、企業の方は活躍してもらうために配慮してほしいことを伝えてもらいたいというお話でしたけれども、その配慮だけを伝えるのではなくて、こうしてもらえればできますというところまで伝える必要がありそうですね。
守屋:おっしゃるとおりです。したいのは配慮ではなくて、やはり活躍してもらいたいと思って企業は聞いているので、その配慮をどこまですればいいのかはご自身の具体的な実績から伝えていただくのがベストです。それをぜひ伝えてもらいたいと思っています。
ムラヤマ:「同時進行は難しいけれども、1つ、2つならできます」など、具体的にということが大事なのですね。
守屋:おっしゃるとおりです。
ムラヤマ:ありがとうございます。あとはこれはどうでしょうか。「大学の就職課から『企業はイメージアップや行政の補助を目的に障がい者を積極的に採用するが、実際に障がい者を理解しているかは見極めなければいけない』と言われました。実際どうなのでしょうか」。どの程度採用しているというのはホームページなどで出ていますけれども、実際にどういう方がどのような活躍をしているかはどうやったら調べられますか。
守屋:ありがとうございます。この大学の就職課の方もかなり踏み込んでいらっしゃると思いましたけれども、ご質問ありがとうございます。イメージアップや行政の補助などを目的に障がい者雇用を積極的に行っている会社があるか、ないかですが、もしかしたら、そういう会社もあるかもしれません。それは私にも分からないといいますか、いろいろな会社の考え方があると思っていますけれども、ただ、当然ですけれども、皆さん、障害者手帳をお持ちの方も含めて、労働力に変えていかなければいけないというのが今の日本の企業のコンディションです。労働力が枯渇していますので、1人でも多くの方に活躍してもらいたいと思っているのはみんな一緒なのです。その上で、イメージアップのためと言っている余裕はどの企業も実際のところ、ありません。その人が活躍するすべは何なのかを必死に目の前の学生と向き合って、模索して、それを自社が活躍させられるかどうかという話だけになりますので、見極める方法でいうと、どれぐらい真剣に皆さんの話を聞いてくれる人事担当だったかというところでいいかと思います。そのため、逆に皆さんは質問もたくさん考えていってもらいたいですし、先ほども言いましたね、ご自身のことを正しく伝えてください。「私はこういう特性があって、こういう特徴になってしまうのですが、こういうふうに御社で活躍したい。だから、この配慮を頂けませんか。そうすれば活躍できるかもしれません」という話を真剣にしてほしいと思っています。その時の人事担当の方がどのような感じで聞いてくれているかが一つの見極めになるのではと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。このチャレンジドのサイトは実際に活躍している先輩社員の実例、事例のようなものも出ていたりするのですか。
守屋:はい、出ています。6月以降にですが、ぜひ、チャレンジドの情報も見ていただければと思います。ただ、ここに出ているのは本当に一部の例です。同じ障がい診断名でもやはり違いますので、一つの参考にしていただいて、こういう方もいるのだというロールモデルとして受け止めた上で、ぜひ人事の方に「御社ではどのように皆さん、働いているのですか。どのような配慮を受けている方がいますか」など具体的な質問をしてみていただくといいのではと思いました。
ムラヤマ:ありがとうございます。あとは寺塚さん、「在宅で参加できるインターンシップはあるのでしょうか」。
寺塚:はい、たくさんあります。ウェブで開催ということで、先ほど言ったようにマイナビでも開催地域で絞り込みができますので、そこで「ウェブで開催」のところで絞り込みをするとインターンシップの一覧が出てきます。もし、在宅で働きたいという場合は企業検索のほうに「在宅で何日以上働けます」という絞り込みもありますので、そこから複数組み合わせて絞り込む方法もあります。私も全部は言えないほど細かく検索ができるようになっていますので、まずウェブで受けたい方は「ウェブで開催」にチェックをして、インターンシップを探すのがいいと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。結構多いのが「保護者の方の介助をお願いできるような会社はあるのでしょうか」という質問なのです。例えば、「車椅子で会社で仕事をする際、トイレなどで保護者が介助を行うことが可能な会社はあるのでしょうか」。
守屋:ありがとうございます。このタイプの質問は非常に多くて、介助者が会社に入って良いかというところですけれども、これは個別に会社に確認をしてみてほしいと思います。会社も今、セキュリティーが非常に厳重になっていまして、個人情報を扱う会社などもありますし、外部に情報が漏れてはいけないということで、非常に難しいところがありますので、特に工場などでも一般の方には見せられないものなども企業秘密でありますので、そういう事情の場合はどうしても難しくなります。企業の個別事情があって、この支社なら可能だなどといった話も実は同じような会社でもあったりしますので、個別に確認を絶対にしてほしいと思います。
ムラヤマ:ありがとうございます。質問でも「こういう場合、大丈夫ですか」「こういう時はどういうふうに伝えればいいですか」という質問をかなり頂いています。実際にイベントに参加して、企業の方に聞いてみるのも一つの方法かなと思いますので、先ほどご紹介いただいたイベントの参加もぜひ検討いただければと思います。たくさんの企業が出ますよね。ぜひ参考になさってください。
では、もう時間が来てしまいましたので、お2人から最後にメッセージを頂ければと思います。では、寺塚さんからよろしいですか。
寺塚:ここから3月まで結構、長丁場かなとは思います。途中で苦しくなってしまったりすることもあると思いますので、そういう時は休みましょう。そして、ぜひ周りの人に頼ってください。自分だけで抱え込むことではないですし、働くということもいろいろな人と関わるということですので、つらいことがあったり、大変だと思ったりした時はいろいろな人に相談をして、休める時は休んで、自分のペースで就職活動をしていただければと思います。その時はマイナビなども頼っていただけるとうれしいです。そういうわけで、皆さん、ぜひ、ここから適度に頑張っていただければと思います。よろしくお願いします。
ムラヤマ:ありがとうございます。守屋さん、お願いします。
守屋:本日は聞いていただいてありがとうございました。うちもインターンをやっていて、よくインターン生と話しています。先日もこのようなことをその子に言ったのですけれども、社会に出るのが怖い、就職活動が大変、社会人になるのが嫌だ、ネガティブだといったことを言う学生さんは結構多いと思いました。それはもちろん、ご自身の障がいのこともあると思いますけれども、個人的には社会人のほうが学生よりもはるかに面白いと思っています。社会人のほうが自由も利きますし、いろいろなことができます。決して社会という怖いところに今から行くのだという気持ちではなくて、学生よりも楽しい世界もあるのかもしれないくらいのの気持ちを持っていただければうれしいと思います。これから皆さんが幸せになっていくための活動ですので、ぜひ前向きに明るく、このインターンシップの活動も捉えていただければいいなと思います。本日はありがとうございます。
ムラヤマ:ありがとうございます。知らないから不安な部分も大きいでしょうね、たくさんお話を聞いてみていただければと思います。では、本日のセミナーは以上となります。出席表がまだの方はオレンジのバナーから提出をお願いします。では、手を振ってお別れです。ありがとうございました。
守屋:ありがとうございました。
寺塚:ありがとうございます。
- 就活生のための障がい者雇用まるわかり講座① 障がい者雇用ってなに?
- 2024年6月1日配信
■障がい者雇用ってなに?
皆さんこんにちは。就活生のための障がい者雇用まるわかり講座、第1回の今回は、障がい者雇用って何?っていうものを皆さんにお伝えしたいと思います。 講師を務めるのは一般社団法人プラスハンディキャップの代表を務めます佐々木 一成がお送りしたいと思います。よろしくお願いします。
早速ですが、皆さんは障がい者雇用というものはご存知でしょうか? 実は障がいのある人の中にも障がい者雇用のことをしっかりと知っている人もいれば全然知らない方もいらっしゃいます。 特に就活を前にした大学生の皆さんだとまだそういうこと知らないな、という方もいるのではないでしょうか。 障がい者雇用というのは企業に障がい者を雇う義務があるということに基づいた制度になっています。古い話をすれば障がいのある人がその障がいを理由になかなか就職することができなかったり、自分の望んでいる仕事を任されることができなかったりといった、そういう過去がありました。 そのままでは障がいのある人がなかなか自立した暮らしができないだったり、豊かな暮らしができないであったり、あるいは自己実現できないといったことがあり、現在は企業に法定雇用率という2.2%障がい者を雇わなければならないというルールを課した障がい者雇用という制度があります。 この障がい者雇用という制度に基づいて就職することができれば、自分自身の障がいをきちっと配慮してくれたり、職場環境を整えてくれたりといった、そういう環境の中で働くことができるようになります。それが障がい者雇用という制度になります。
ではここからはスライドに従って話を進めて行きたいと思います。
まず最初のスライドには合理的配慮って何?という言葉が書かれています。
合理的配慮というのは、障がいが原因で発生する困り事に対して、企業や職場が可能な範囲で配慮する事、これを合理的配慮と言います。先ほど話した障がい者雇用の制度に基づいて就職された方はこの合理的配慮を受ける事が出来ます。例えば、心や体に健康上の不安だったりだとか障がいがあるという事によって通院をしなければならないという人に対して、休暇を申請する事が出来たり、時差出勤する事が出来たり、これも合理的配慮の一つになります。また、例えば車いすに乗っているであったり義足をはいているという人たちが職場のレイアウトを変更するために改善提案する事も出来ますし、耳が不自由である、目が不自由であるといった人達が仕事をしやすい様に、例えばパソコンにソフトを新たにインストールするであったり、ホワイトボードなどを使ってコミュニケーションをとる為の準備をするっていった事も合理的配慮に含まれます。この合理的配慮というものは、企業側が入社する障がいのある人の障がいの内容であったり種類に合わせて準備する事もありますし、実際に働く皆さんが働いて行く中で、自分の障がいが原因で起こる困り事に対して職場に改善提案を求める事も出来れば、こういった工夫をして欲しい、こういった声掛けをして欲しいという様な、そういう様な改善提案をする事も出来ます。企業と障がいのある人の間で話し合う事によって生まれるものが合理的配慮となります。では、次のスライドに進みます。先ほど話した合理的配慮を受けるためには、就職活動するにあたって企業に対して自分自身の障がいをきちんと伝える必要があります。ただ、障がいを持っている方の中には自分自身の障がいについて相手に話したくないという方や、伝える事が難しいという方もいらっしゃいます。ですので、障がい者雇用の中にはオープンという考え方と、クローズという考え方の二つがあります。
オープンというのは、自分自身に障がいがあることを伝えて就職活動に臨むこと。これをオープンと言います。反対にクローズというのは、自分自身に障がいがあることを伝えずに就職活動に臨む。これがクローズというやり方になります。 オープンで就職活動を進めて行くか、クローズで就職活動を進めて行くか、これは各個人の判断、選択によるものなので、どちらが良い、どちらが悪いというものは一概に言えるものではありません。 ですのでここからはオープンで就職活動に臨んでいくこと、反対にクローズで就職活動に臨んでいくことのメリット、デメリットについてお伝えしていきたいと思います。 次のスライドにオープンで就職活動する場合のメリットとデメリットを記載しています。
まず、オープンで行く場合のメリットに関しては、障がい者雇用という枠で就職活動を進めることができる、というものがあります。企業の新卒採用、大学生を採用する、ということに関して言えば、一般的なルートの雇用の枠と、障がい者限定の障がい者雇用枠という二つがあります。障がい者雇用枠で言えば、実際に障がいのある人に対して、あなたがどういう障がいを抱えてるのですか? どういう配慮が必要なのですか? という様な質問であったり、面接を重ねていくことによって、障がいがあっても安心して入社できる、信頼して入社できるという、そういうような状態で入社することができる、これが障がい者雇用枠で就職活動を進めることができるメリットになります。
また、自分自身の障がいであったり、健康上の問題に関して、企業に対し配慮を求めることができるのもオープンのやり方で行うメリットになります。反対に、オープンの形でやる場合のデメリットで言えば、一つ目は障がい者雇用枠による制限が生まれる可能性があるということになります。企業側も障がい者を雇うというときに、例えばこの障がいで仕事を任せることができるのであろうかだったり、職場環境になじむことができるのだろうかと、企業側が不安に思うこともあります。ですので、障がい者雇用枠で入社される場合、例えば半年間の契約社員という形で入社をして、その後正社員になるというやり方だったり、あるいはマネジメント層になかなかいけることができないといった、障がい者に限定されたキャリアというものがあったりします。
ですので、障がい者雇用の枠によって入社をする場合、自分自身の働き方であったり自分自身のキャリアといったものに少し制限が生まれる場合があるということを覚えておいて頂けるといいかなと思います。 ただ、これはすべての会社であてはまるものではないので、説明会であったり、面接のときにいろいろと話を聞いて頂けるといいかなと思います。
また、オープンのデメリットの二つ目でいうと、自分自身が障がい者であるという認識が社内に広がります。例えば私で言えば、「あ、佐々木さんって障がいがあるのね」、っていうことが職場の中に知れ渡るので、配慮が生まれることはプラスですが、その分、例えば余計な気遣いが生まれてしまったり、ちょっと余計な一言が入ってしまったりということがないとは言えません。ですので、自分自身が障がい者であるということを周囲に告知することが全然問題ないですよ、という人の場合はこれはデメリットにならないかもしれませんが、何かしら懸念があったりとか、少し皆に知れ渡るのはいやだなと思う人の場合はデメリットとして挙げられると想定されます。ここまでがオープンのメリット、デメリットになります。
■クローズについて
次のスライドにはクローズのメリット、デメリットを記載しています。クローズ、自分自身が障がいがあることを伝えずに就職活動に臨んだ場合のメリットとしては、一つはすべての求人先に応募、エントリーすることができるということになります。要は、障がいを開示することなく就職活動を進めて行くので普通の大学生の普通の就職活動と全く同じです。ですので、どこにエントリーすることもできますし、自分自身が行きたい説明会や、選考に臨む事も可能です。
また、クローズの場合障がいを開示したくない、周囲に障がいがあることを伝えたくないという気持ちであったりとか、意識っていうものがあることも事実ですので、その要望を叶えられるということもクローズのメリットになります。ですので、周囲の人に自分が障がいがあるということだったり、そのイメージで見られたくない、っていう人の場合はクローズで就職活動することはおすすめできるかなと思います。
ただ、その反面クローズのデメリットで言えば、障がい者雇用で得られるメリット、企業や職場に対して合理的配慮を求めることができるというメリットが得られないことは挙げられます。もちろん、今の企業は障がいが有る無しにかかわらず、入社した人達に対してさまざまなケアを行ったり、配慮を行ったり、育てて行ったりということは当たり前に行われているので全く配慮がないということではありません。
ただ、障がい者雇用にある障がいのある人が自分自身に対して働きやすいように配慮を求める。これができなくなるというのは大きなデメリットの一つとして挙げられます。その結果としてデメリットの二つ目に書いてある障がいが原因で、発生する困り事や悩みを相談しづらい、ということが挙げられます。一緒に働く仲間からすればクローズで入社された方は障がいがない人、つまり健常者と同じ扱いをされるのでその人に障がいがあるであったり、病気を持っているっていうようなことはなかなか想像しづらいものです。
ですので、結果的に自分自身が、障がいが原因で発生した仕事上の困り事であったり、働いて行く上で抱えた悩みというものが中々相談しづらいというのも現実としてあります。
ここまでオープンとクローズそれぞれのメリット、デメリットをお伝えしましたけれども、このメリット、デメリットを見た上で皆さんがどちらを選択するかというのは、皆さんの自由になります。もちろん、最初は障がいを開示せずに就職活動を進めていたけれども、途中から障がいを開示するようになったという先輩方もたくさんいらっしゃいます。ですので、オープンで行く、クローズで行く、というものをたとえ決めたとしても途中で変更することは全く問題ないと思います。
■最後に
今、皆さんにお伝えしたメリット、デメリットを整理した上で自分自身がどのようなスタンスで就職活動に臨むのかということをまず考えて頂けると嬉しいなと思います。障がい者が働く上で自分自身が障がいを抱えているという事実を変えることはできません。ですのでこの自分自身が抱えている障がいとどう付き合っていくか、どう向き合っていくかというものは、ぜひ、就職活動を始める前に考えて頂きたいなと思います。 もしかすると自分自身の障がいが原因で本当はやりたいと思った仕事ができない場合もあるかもしれませんし、自分自身が入りたい企業に入れないこともあるかもしれません。ただそれをマイナスにとらえるのではなく次のチャンス次のチャンスという形で、ぜひ、多くの企業を見て頂いて、その上で自分自身にとって働きやすい会社を選んで欲しいなという風に思います。
やはり入社してからはどれだけ長く活躍することができるか、入社した企業に対してどれだけの価値を発揮することができるか、ということが求められます。実際そこに障がいが有る無しというものはほとんど関係がありません。 さらに言えば企業として合理的配慮を行っているという前提があれば、障がいに対する困り事というものは限りなく少なくなっているはずです。ここから先は皆さんが障がいというものを気にすることなくどれだけ企業で成果を発揮できるか、という世界になってきますので、ぜひその覚悟も就職活動の中で決めて頂けると嬉しいなと思います。
これで第1回の障がい者雇用って何? という講座は終了にしたいと思います。 ありがとうございました。
- 就活生のための障がい者雇用まるわかり講座② 自分の障がいマニュアルを つくろう
- 2024年6月1日配信
■自分の障がいマニュアルをつくろう
みなさん、こんにちは。就活生のための障がい者雇用まるわかり講座。第2回の今回は自分の障がいマニュアルをつくろうというものになります。 講師は第1回と一緒でプラスハンディキャップの代表理事 佐々木 一成がお送りします。 それではさっそく内容に入りましょう。
障がいを抱えている学生のみなさんが、就職活動を進めていく上で、まず就活を始める前にやっておくべきことがあります。 一般的な就職活動でいうと自己分析といわれてるものに当たるんですが、まず自分の障がいを振り返ること、これをぜひ、やっていただきたいなと思います。
自分自身の障がいを振り返ってみて、例えば他者に説明するときにどのような説明をするか、自分自身の日常でどういう困り事が発生するか、それに対してどういう配慮が必要かどうか。そういったことを過去を思い出しながら、自分自身の障がいというものを、ぜひ、振り返っていただきたいなと思います。そのうえで自分の障がいを説明できる準備をしておいて欲しい、それがまず就活前にみなさんやっていただきたいことになります。その理由として、障がい者雇用を進めていく上で企業側が知りたいことというものが二つあります。
一つ目はどのような障がいを持った人なのかどうか、二つ目がどのような配慮が必要なのかどうか。これを企業側は障がい者雇用という枠の中では知りたい情報になります。ですので、学生のみなさんはこれが説明できるように自分自身の障がいがどのようなものでどのような配慮が必要なのかということを伝えられるように、ぜひ、就職活動の前に準備をしていただきたいなと思います。ただ、なかなか自分自身の障がいを振り返ろう、どういうような配慮があるか考えようと思ってもなかなか時間を取ることが難しいと思うので、ぜひ今回この時間を使って、自分の障がいマニュアルというものを一緒につくっていくことができればと考えています。
画面のわきにワークシートをダウンロードできるリンクがあるので、ぜひ、そこからダウンロードしていただきたいなと思います。そこには障がいマニュアルということで四つの問いかけを用意しています。
一つ目が自分の障がいについて説明できるようにしよう。二つ目が日常で発生する困り事を洗い出そう。三つ目が仕事上で発生しそうな困り事を洗い出そう。四つ目が障がいが原因でできなさそうな仕事、あるいは障がいがあってもこの仕事はできるぞという仕事を洗い出そう、という四つになっています。それぞれマニュアルの所には、自分の障がいについてだったり、日常で発生する困り事というような形で記載されているので今お伝えした設問とは違うかもしれませんが一つ一つの問いに対して回答していただければと思います。それでは、ここから先はワークシートに沿って進めていきたいと思います。私の方からみなさんに問いを投げかけますので、是非、記載していただいたり、思い返していただくそういう様な時間を作っていただければと思います。実際に書き込むであったり、打ち込むという様な状態になれば、この画面を停止ボタンを押していただければと思いますのでみなさんのペースに合わせてここから先は進めていただければと思います。
ではさっそく一問目。 自分の障がいについて説明できるようにしようという所からスタートしたいと思います。
まず、この枠の中を埋めていくに当たって一番最初にやってほしいことがみなさんの持っている障がい者手帳であったり、診断書といったものにどのようにみなさんの障がいの名前が記載されているかということをまず書いていただきたいなと思います。 実は、私自身も右足に義足を履いていて左足に装具を履いていて、そして右手の中指がないというような身体障がい者です。私自身を例に出せば手帳に記載されている項目でいうと先天性疾患による両下肢機能障がい、右上肢機能障がいという風に記載されています。今お伝えしたように、自分自身の障がい者手帳にどのように書かれているかというものをまず書いていただきたいなと思います。そして、記載が終われば誰かに自分自身の障がいを説明するときにどのように説明するかという「どのように」を記載していただきたいなと思います。
例えば、私の場合でいうと右足に義足を履いていて左足に装具を履いている。そして右手の中指がない、というように書いていただけるといいかなと思います。もちろん障がいの種類や程度によっては今のようにシンプルにお伝えすることができるようなものもあれば、なかなか難しい、人に説明することが難しいという障がいもあると思います。ただ、いくら障がい者雇用の中で面接をしている人事の担当者であったとしても障がい一つ一つを詳しく知っているわけではありません。中には、初めて聞いたっていう障がいもあると思います。ですので、少し難しいかもしれませんけれども、初めて聞く相手に対しても分かりやすいように自分自身の障がいというものを具体的に説明していただけるといいかなと思います。
それをQ1の枠の中に、ぜひ書いてみてください。書く時には、実際に人事担当者の方にこのように説明するというような自分自身の言葉を書いていただけるといいかなと思います。もちろん箇条書きで書いていただいてもいいですけれども、それを読めば「あっ。このような障がいなんだ」ということが一度で分かるように具体的に文章で書いていただけるのがいいのではないのかなと思います。
■障がい者雇用の就職活動で求められること
では次にQ2にいきたいと思います。Q2は日常で発生する困りことを洗い出そうというものになります。私の場合は、生まれつきなのでみなさんと同じ年齢でいえば、20歳、21歳、22歳というようなタイミングまでの約20年間でどういったことで困ったかなというものを洗い出すことになります。
例えば一日立ちっぱなしになるのがつらいであったり、長時間長い距離を歩くことは難しいであったり、一般的な車を運転することができないというようなことが私自身の例ではあります。そういった形でみなさんも今まで日常で起こってきた困り事に何があったかなというものを、ぜひ思い出していただきたいなと思います。なかなか思い出すことが難しいという人は、例えば学校でどういうことに困ったか、普段の生活の中でどういうことに困っているか、対人関係、例えば友達の会話であったり、親との会話、学校の先生との会話といったものの中で困ったことがあったかどうか、ということを思い出していただけると分かりやすいのではないかなと思います。もちろんここで出たものだけではなく、就職活動をしていくに当たって思い出すこともあると思いますし、日常でふと思い出すこともあると思います。その場合はどんどん追加していってみてください。
では三つ目、次は仕事上で発生しそうな困り事を洗い出そうというものになります。まだみなさんは、実際に一般企業で正社員というような形で働いたことはないと思います。あったとしてもアルバイトで働いていたとかそういったことではないでしょうか。そのときに、障がいが原因でこういうことに困ったなということを、ぜひ思い出してみてください。もしかすると先ほどのQ2で書いた日常で発生した困り事と同じものもあるかもしれません。同じものは同じもので構わないので、ぜひ書き込んでみてください。
そして最後に四番目。障がいが原因でこの仕事はできないかもしれないな、障がいがあってもこの仕事はできるなっていうものを洗い出す枠になります。少し心苦しい言い方にもなるんですが、やはり障がいが原因でチャレンジしても難しい仕事というのはあります。例えば私でいえばアルバイトのときにティッシュ配りの仕事をしていたことがありますけれども、長時間立つことが難しいという状況の中で正直一日で辞めたという仕事になります。やはり自分がこういう仕事をやりたいなと思っても障がいが原因でなかなか難しい仕事というのもあります。もし今思いつくのであればその仕事というものを書いてみてください。逆に障がいがあったとしてもこの仕事はできるっていうものがあればそれも合わせて書いてみてください。例えば私自身足が不自由ということもあって、周囲からはそれこそ営業職とか難しいのではないかという風に言われてたこともありました。ただ私自身独立する前はずっと営業マンとして働いてたこともあるので、周囲が障がいが原因でこれはできないんじゃないかなと思っていたとしてもできる仕事というのはあります。ですので自分自身の障がいがあったとしても、この仕事にはチャレンジできるぞというものがあれば、ぜひその仕事も書いていただきたいなと思います。
今、Q1からQ4までそれぞれの問いについて説明をさせていただきました。これからの時間、ぜひみなさんの中で自分自身と向き合って自分自身の障がいを振り返ってこの障がいマニュアルを埋めていただければと思います。
これで第2回の講座を終えたいと思います。 ありがとうございました。
- 就活生のための障がい者雇用まるわかり講座③ 障がい者雇用ならではの就活の注意点
- 2024年6月1日配信
■障がい者雇用ならではの就活の注意点
第3回目の今回は、障がい者雇用ならではの就活の注意点というものをみなさんにお伝えしたいと思います。 講師は前回に引き続き、プラスハンディキャップ、佐々木 一成がお送りいたします。 ではさっそく内容に入っていきたいと思います。 今回、障がい者雇用ならではの就活の注意点ということで就職活動でいうと大きく4つのタイミングに合わせてみなさんに注意点をお伝えしたいなと思います。
1点目は企業選びのタイミングの情報収集というものになります。そして2点目。2点目は説明会などへの参加するときの注意。そして3つ目。3つ目は選考を受けるときの注意点。そして4つ目。4つ目は内定が出た後、入社をするまでにみなさんにやっていただきたい注意点。この計4つについて皆さんにお伝えしていきたいなと思います。
まず最初に、情報収集をするときにやっておきたいことについてみなさんに説明をしていきます。まず、大前提としてみなさんが興味を持った企業が障がい者雇用を進めているかどうかを確認してみてください。今回のマイナビチャレンジドというサービスをもし使うのであれば、そこに掲載されている企業はすべて障がい者雇用をやっている企業になります。ただ、掲載されていない企業の場合は、実際に障がい者雇用を進めているかどうか、というものはそれぞれの企業に確認しなければなりません。企業規模でいえば、大きい企業、例えば従業員数が千人を超えるような企業であったり、みなさんが知っているような名前の企業であれば、法定雇用率という障がい者雇用の制度があるので、ほぼすべての企業が障がい者雇用を進めていると思います。ただ、不安だな、本当にやっているのかな、という風に思った場合は、ぜひその企業に直接問い合わせてみてください。直接問い合わせた分だけ、その会社に対する興味があるというメッセージにもつながりますのでものすごくポジティブな結果が得られるのではないでしょうか。
そして2点目は、特例子会社という種類の企業があることをみなさん知っておいていただきたいなと思います。たくさんある企業の中でも特例子会社という、なかなか聞きなじみのない企業の種類があります。この特例子会社というのは障がいのある人を雇用することを目的とした企業になります。
例えば、みなさんが見ているこのマイナビというものにもマイナビという会社にはマイナビパートナーズという特例子会社があります。この特例子会社には障がいのある人が実際自分自身で仕事をやって、給料を稼いで、というような流れになります。ですので、障がいのある人の中で自分一人だけ職場の中に入っていくことが不安だなあ、障がいのある人が多い職場で働きたいなというときには、この特例子会社という選択肢を持っておくことも重要になります。情報収集時には今お伝えした2つのことをぜひ知っておいてやっていただければと思います。
■説明会で注意しておきたいこと
では、2つ目。説明会で注意しておきたいことについてみなさんにお伝えをしていきます。説明会で注意しておきたいことは4つと少し量が多いですので、ぜひ覚えておいていただきたいなと思います。
まず1つ目は会場までのアクセスを事前に調べて時間に余裕をもって行動してください。例えば、車いすに乗っている方であれば経験があるかもしれませんが、電車の乗り継ぎに対してすごく時間がかかったり、駅から説明会の会場という所に行くまでにもバリアがあったりといった形で、普段、普通の人が考えているよりも会場までの所要時間がかかることが想定されます。また、例えば東京であったり大阪であったりというような大都市圏になってくると、地下鉄の乗り継ぎであったり電車の乗り継ぎであったりといったことが発生します。精神的な部分で障がいをかかえている方にとったら、かなりのストレスになる可能性もありますので、ぜひ会場までのアクセスというものはきちんと事前に調べて、会場に15分、30分前に着くように段取りを組んでいただきたいなと思います。
2つ目は、障がい者雇用といえど一般採用と同じ説明会の場合があります。一般採用、それこそ健常者という言葉を使うのは少し苦しい部分でもあるのですが、一般的な大学生の採用説明会と合わせて障がい者雇用の説明会が実施されるパターンもあります。ですので、本当は個別に聞きたい、一対一で説明を受けたいという場合があるかもしれませんが、一般採用と同じ説明会の場合はそれが難しいこともありますので、そこはぜひ準備をしておいてください。それこそ、説明会に行った後に企業の人事担当の方に個別に質問をすること、個別に情報を聞き出すこともできますので、ぜひ一般採用と同じ説明会の場合は各自工夫をしていただけるといいかなと思います。
そして3点目、説明会などで情報が得づらい場合、例えば耳が不自由なことによって聞き取ることができないであったり、精神的な障がいや発達障がいといったものによって情報整理することが難しいといった場合があります。そのときには、事前に企業の担当者に相談しておくことも重要でしょう。企業の人事担当者の方に直接メールをする、直接問い合わせをするということもできると思いますし、マイナビといったツールを使ってアクセスすることもできると思います。自分自身の障がいというものを相手に伝えておくことによって説明会や選考の場面でも相手企業が準備、配慮をしてくれることもあります。ですので、なかなかちょっと不安だなあとか本当に情報を得ることができるのかなあという風に障がいが原因で不安に思うことがあればぜひ事前に企業担当者に相談しておくことが望ましいことになります。
そして最後、これは説明会でぜひ聞いておいていただきたいのが、その企業の障がい者雇用の実績であったり、障がいを持った先輩社員の働きぶりといったものを確認してください。 やはり、先輩社員が活躍をしている障がい者雇用の現場であれば自分自身が働くときにも、ものすごくチャンスが生まれます。ですので、説明会のときにぜひ障がい者雇用の実績といったものを確認していただけるといいかなと思います。
それでは次のスライド、次のスライドは3点目と4点目合わせて書かせていただいています。まず、選考で注意しておきたいことからお伝えすると、これは自分の障がいについて素直に正直に話してくださいということになります。障がい者雇用の中で、オープンという形式で就職活動を進めている場合は自分自身の障がいについて話すことができます。 そのときに、正直に素直に話すことによって企業側も配慮、準備、工夫といったものが実際にしてもらえます。本当は自分の中で不安に思っていることであったり、本当はできないことがあったら、それは素直に人事の担当者に話してください。ここで自分自身を取り繕ったり、それこそ嘘をついてしまったりするともったいない結果になってしまいます。ですので、素直に正直に話すということは、絶対に選考のときにやっておいてほしいことになります。
■選考~内々定~入社前に注意しておきたいこと
そして最後、内定後から入社前に注意しておきたいことというのは2点あります。
1つ目は、複数社から内定を獲得した場合。もちろん、みなさんの中でやりたい仕事がある、やりたいキャリア、目指したいキャリアがあるという場合もあるかもしれませんけれども、障がい者雇用の場合は、自分自身の障がいと働きやすさという観点から企業を判断することも大事です。自分自身が住んでいる家から会社まで近いであったり、バリアがない、そういったことも入社の決め手の一つになるのが障がい者雇用です。もちろん、自分自身がやりたい仕事に挑戦するという気持ちを否定するつもりはありませんけれども、自分自身にとっての働きやすい環境、通勤しやすい環境というものも、ぜひどの会社に入社するかという判断をする場合に選択肢の一つとして考えていただけるといいかなと思います。
そして最後に、入社前には職場見学であったり、先輩社員とのヒアリングといったものもぜひお願いしていただけるといいかなと思います。入社してから、バリアだらけだった、働きづらかったとわかるのはすごく惜しいこと、もったいないことです。障がい者雇用の場合は、入社する障がいのある社員の方々がどれだけ働きやすいかというものを前提に人事の方は準備してくれます。ですので、軽い気持ちでも構いません。職場見学だったり、先輩社員とのヒアリングというものもぜひお願いしていただけるといいかなと思います。
就職活動を進めていくと、やはり内定を獲得することが目的になる人が非常に多いと思います。ただ実際には内定した後、入社をしてみなさんがどれだけ長く働けるか、どれだけ職場で価値を発揮できるかということが大事になってきます。ですので、内定を目的にするのではなくて、入社後、自分自身がどれだけ働きやすいか、どれだけストレスなく働くことができるかということを考えて就職活動を進めていただければと思います。
これで、第3回の講座を終了させていただきたいと思います。 ありがとうございました。