2023年の売上高は最高更新。店舗数は新規出店抑制で減少
日本フランチャイズチェーン協会によると、2023年のコンビニ正会員7社の売上高は、前年比4.3%増の11兆6,593億円と3年連続で増加し、過去最高を更新した。行動制限の緩和などで、来店客数は同3.0%増、客単価も同1.3%増の720.5円と好調だ。ただ、23年12月末の店舗数は5万5,713店で、前年同期比で125店の減少。各社とも大量出店から転換し、不採算店の整理や既存店の売上高増にかじを切っていることが背景にある。
一方で、プライベート商品の開発、デリバリーの拡充、電子決済の拡大など、新たなサービスで顧客獲得を図っている。