金融業界
クレジットカード業界は、キャッシュレス決済の高まりにより成長を続けそうだ。ただ、ビッグデータ活用などが今後の課題となる。
※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。
ジェーシービー
日本発の国際ブランド。国内外で約3,600万店舗が加盟
三井住友カード
クレジットカードがメイン。スマホ決済に注力
100%出資
20%出資
三菱UFJニコス
「MUFG」「DC」カードなどを発行。地銀との連携強化
オリエントコーポレーション
信販業界の老舗。自動車ローンに強い
49.2%出資
1.9%出資
16.3%出資
SMBCファイナンスサービス
約300社と提携クレジットカードを発行
ジャックス
自動車ローンに強い。東南アジアにも進出
20.2%出資
アプラス
新生銀行グループの信販会社。モバイル決済に注力
ポケットカード
ファミリーマートと共同のカード発行。融資事業も展開
34%出資
楽天カード
年会費無料で成長。ポイント付与サービスに注力
クレディセゾン
流通系カードのトップ。住宅ローンなども扱う
50%出資
イオンクレジットサービス
クレジットのほか、電子マネーサービスなどを展開
エポスカード
入会金、年会費無料が特徴。丸井グループの傘下
エムアイカード
各種の提携カードを発行。三越伊勢丹の子会社
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス
法人向けファイナンス、個人向けクレジットを展開
84.9%出資
15.1%出資
トヨタファイナンス
自動車販売金融、クレジットカード事業などを展開
ビューカード
JR東日本グループ。「Suica」一体型カードを発行
日産フィナンシャルサービス
クレジット、リースなどを展開。日産自動車グループ
出光クレジット
石油会社系唯一のカード会社。ガソリン代値引きの特典
クレジット・信販・リース・その他金融(クレジット・信販)業界の企業情報
クレジットカード発行企業は、信販系、銀行系、メーカー系、流通系などさまざまな業界が参入し、市場を拡大している。 日本クレジット協会のクレジット関連統計によると、2020年のクレジットカードショッピング信用供与額は、前年比1.4%増の74兆4,576億円、カード契約数は前年比1.0%増の2億6,577万枚と、コロナ禍でもプラス成長した。 ネット通販やスマホ決済、フリマアプリなどの普及がカード決済の追い風になっている。
店舗の手数料が安いスマホ決済の拡大は、カード会社にとって少額取引の増加による単価の低下や手数料の下げ圧力となっている。 さらに、カード会社は顧客の購買履歴というビッグデータを活用し、マーケティングなどに活用するサービスを求められている一方で、カード会社を介さないキャッシュレスも増えている。経済産業省はこれらを踏まえ、金融機関と外部のIT事業者が連携する接続仕様であるオープンAPIの活用をカード会社にも促し、新たなサービス開発を求めている。
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