2022年度の信託財産約1,540兆円。協会会員は88社
信託銀行とは、預金や貸付など通常の銀行業務のほか、企業の株主名簿管理、不動産売買の仲介、遺言の保管・執行など個人や法人の財産を管理・運営する。信託協会によると、2022年度末の資金量は245兆4,896億円だ。内訳は、預金が74兆8,657億円、信託資金が170兆6,239億円。同年度の信託財産総額は約1,547兆8,000億円にのぼる。業界はメガバンク系のほか、2004年の信託業法改正により銀行以外の事業会社も信託業への参入が可能となり、信託協会の会員は88社だ。