「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

流通・小売業界

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)の業界地図

日曜大工用品や日用品などさまざまな商品を扱うホームセンターは、堅調に推移している。ただ競争激化で、差別化が求められる。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

ホームセンター

DCMホールディングス

100%出資

30.9%出資

4.1%出資

アレンザホールディングス

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)業界に関係する企業情報

百貨店・スーパー・コンビニ(ホームセンター)業界の「現在」と「未来」

2022年度の売上高は2年連続減。巣ごもり需要の反動続く

日本DIY・ホームセンター協会によると、2022年度のホームセンターの売上高は、前年度比1.5%減の4兆150億円と、2年連続で減少したと推計している。巣ごもり需要の反動が続いているが、4兆円台を確保した。店舗数は前年度より30店増の4,920店。

ホームセンターは1970年代に初めて出店され、幹線道路沿いの大型店で日曜大工(DIY)、園芸、家庭・日用品などの品ぞろえで成長してきた。経済産業省の商業動態統計によると、ホームセンターの商品別販売額は、DIY用具、家庭用品・日用品、園芸・エクステリア用品の3分野で約6割を占める。

ネット通販などとの競争激化。プロ向けなど新業態も開拓

ただ、ホームセンター専業の店舗過剰感により、新規出店は抑制傾向にある。ネット通販やドラッグストア、ショッピングモールなどとの顧客獲得競争も激化しており、環境は厳しくなっている。価格競争で優位に立つため、規模拡大を求めた業界再編も相次いでいる。商品展開では、PB(プライベートブランド)商品の拡充に加え、建築や農業関連のプロ向け商品販売の拡大、キャンプ向けの専門店出店など新業態の開拓も進めて差別化を図る動きが活発化している。

データで見る業界のポイント

年間総売上高と店舗数推移(推計値)

年間総売上高と店舗数推移(推計値)
「ホームセンター売上高」(日本DIY・ホームセンター協会)2023年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2023年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

業界地図

就活準備コンテンツ

ページTOPへ