「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

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ゴム・ガラス・セラミックス(セメント)の業界地図

土木や建築工事などに不可欠なセメントは、国内需要が底堅く推移する。一方で、二酸化炭素(CO₂)排出削減への技術開発も進む。

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ゴム・ガラス・セラミックス(セメント)業界に関係する企業情報

ゴム・ガラス・セラミックス(セメント)業界の「現在」と「未来」

売上金額は約4.2兆円。輸出は燃料高騰で減少

セメントは石灰石を主原料として焼成して製造する。総務省・経済産業省の2022年経済構造実態調査によると、セメント・同製品製造業の売上金額は、前回調査比10.4%増の4兆1,912億円。セメントメーカーは国内に16社と変わりないが、セメント製品製造業の調査対象企業が約400社増え3,690社となったことが要因だ。セメント協会によると、2022年度の生産量は前年度比7.6 % 減の5,148万トン。内需が同5.6%減の4,730万トン、輸出は同25.7%減の418万トンと大幅に減少した。原燃料である石炭の価格高騰が響いた。内需は都市再開発などの需要が堅調。

原料の半分は廃棄物を利用。CO₂原料のコンクリートも開発

セメントは原料を約1,450℃の高温で焼成するため、原料や熱エネルギー源として汚泥や建設発生土、廃プラスチックなどを利用。セメント1トンを製造するのに、22年度で485キログラムと半分近い量の廃棄物を活用する。ただ、石灰石燃焼時にCO₂を排出する。セメント協会は22年に排出削減の長期ビジョンで、CO₂原料のコンクリート材料の開発などを推進するという。

データで見る業界のポイント

セメントの生産量推移

セメントの生産量推移
「セメントハンドブック2020年度版」(一般社団法人日本セメント協会)2023年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
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  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

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