「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

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鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)の業界地図

金属鉱物などの開発から精錬までを担う鉱業。国は安定供給策を打ち出した。一方、純国産資源である石灰石の採掘は安定的だ。

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炭鉱

三井松島ホールディングス

住石ホールディングス

釧路コールマイン

石炭資源開発

鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)業界に関係する企業情報

鉄鋼・金属・鉱業(鉱業)業界の「現在」と「未来」

海外の鉱山開発が盛ん。国内は経済安全保障法で支援する

鉄鉱石や銅鉱石などは大手企業が海外の鉱山開発・自主開発に乗り出し、国内で精錬する体制を築いている。ただ、これらの資源は、産出国のナショナリズムや新興国との競争、優良鉱山の減少などで開発の困難さが増している。加えて、先端技術製品などに使われるレアアース(希少金属)などは安定供給が不可欠。政府は2022年5月に経済安全保障推進法を公布し、鉱業関連ではマンガン、ニッケル、コバルト、レアアースなど35種を特定重要物資に指定。探鉱から鉱山開発、精錬、

純国産資源の石灰石。全国に200以上の鉱山

国産率100%の資源が石灰石だ。方解石という鉱物でできている岩石で、セメント原料やコンクリート骨材、製鉄向けなど用途は広い。鉱山は北海道から沖縄まで全国に200以上ある。石灰石鉱業協会によると、2022年度の生産量は前年度比4.5%減の1億2,668万トンで、23年度は同0.3%増の1億2,680万トンを見通している。石灰石と似たドロマイト、ベントナイトの採掘も行われている。

データで見る業界のポイント

石灰石の生産量推移

石灰石の生産量推移
「石灰石の需給見通し」(石灰石鉱業協会)2023年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2023年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

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