ペーパーレス化で印刷は減少傾向。デジタル印刷機が増加
経済産業省の生産動態統計によると、2023年の印刷業の生産額(従業員100人以上の事業所、印刷部門のみ)は前年比1.5%増の3,568億円。印刷業は、雑誌・書籍などの出版印刷、チラシ・カタログなどの商業印刷、はがき・帳票などの事務用印刷、ラベル・パッケージなどの包装印刷に分けられ、包装印刷を除き市場は縮小傾向。大手は印刷技術を生かしたIT関連などに多角化。印刷機も、デジタルデータから紙やフィルムなどに直接印刷できるデジタル印刷機が増えている。