2021年度の輸出入は回復見込む。非資源部門を強化
日本貿易会によると、2020年度の日本の輸出額は前年度比10.9%減の67兆6,120億円、輸入は同14.4%減の66兆920億円と、コロナ禍の影響で輸出入とも減少した。21年度は輸出が8.5%増、輸入は6.5%増と回復を見込む。総合商社大手7社で国内外に約5,000社を経営し、40万人を雇用している。大手7社の21年3月期決算は、純利益ベースで増益・減益が錯綜した。資源価格が高止まりしたほか、情報、金融、小売りなど非資源部門は好調だった。今後は価格変動が激しい資源から、非資源部門を強化する傾向だ。