日本経済新聞 連動特集 新卒採用広告特集 企業から学生へのメッセージ

経営者インタビュー

コンピュータ黎明期からの知見を土台に
次代のICTスタンダードをリードしていく

(株)昭和システムエンジニアリング【東証スタンダード市場上場】

(株)昭和システムエンジニアリング【東証スタンダード市場上場】

東京都

  • ソフトウエア

代表取締役社長

尾崎 裕一さん

当社が設立された1966年、日本はコンピュータ導入黎明期で、まだインターネットもソフトウェアも存在せず、大型コンピュータで企業の給与計算等を代行するのが主要業務でした。その後、80年代後半から90年代にかけて状況が一変、多くの企業が事業の成長や業務効率化のためにICT活用に乗り出すなか、当社は早い段階から様々なシステムやソフトウェアを開発し、顧客企業をサポートしてきました。
当社の強みはこの長い歴史にあります。売上の70%から80%を占める金融業界の他、物流業界、エンタメ業界等、複数の業界の変遷の渦中で多くの企業と接してきたので、各業界のニーズやルールを熟知しているのです。だから単にソフトウェアやシステムを構築するだけでなく、各社の事業内容や課題を念頭に置いて最適なシステムを提案したり、事業の方向性や業務の現場に沿ったソフトウェアの活用について継続的にサポートしたり、といったコンサルティングを行うことができます。
こうした知識と経験の蓄積を土台として、私たちは常に次代を見据えたチャレンジを続けています。ICT業界では新しい技術がつぎつぎと台頭してきてトレンドが入れ替わり、その先行きを予測するのは困難です。とくに昨今では、人手不足を背景にDXが叫ばれ、AI技術の発展で様々なサービスの可能性が取り沙汰されるなか、従来の知識や常識にとらわれずに“次のスタンダード”を模索し、顧客企業のニーズに応えていかねばなりません。
求めているのは当然、この変化に受け身にならず、新しい世界に挑戦する気概を持った人材です。ただ、意外に思うかもしれませんが、当社SEの7割は文系出身で、学生時代からICTの専門知識を習得していた人はほとんどいません。テクニカルなスキルは新人研修の他、個々の案件を通じて身につけていきます。それ以上に重視しているのがコミュニケーションスキルです。システムを作るのも使うのも人間。社員やお客様、ビジネスパートナー等様々な人と一緒にプロジェクトを円滑に遂行するには、日々のコミュニケーションが欠かせません。そして「この人とまた一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるような人間的魅力を備えることが大事です。実際、当社では「顧客満足度向上の追求」と「社会への貢献」とともに、「魅力ある人間の育成」を経営理念として掲げており、テクニカル、コミュニケーション両面でのスキルアップにつながる人材育成体制が整っています。就職面接等の場面では、ぜひ「魅力ある人間」の一端、何かしら光るものを見せてください。そして共にその魅力を磨き上げながら、次代のICTスタンダードをつくっていきましょう。

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