2022年度の航空機生産は約21%増。宇宙機器産業は倍増目指す
日本航空宇宙工業会によると、2022年度の航空機生産額は、前年度比21.9%増の1兆4,086億円と、コロナ禍による需要減から回復した。特にエンジン生産額は同51.7%増の6,898億円と高い伸び。宇宙機器は同11.9%減の3,032億円と減少した。ただ、宇宙ビジネスは特にデータ配信や小型ロケット打ち上げなどの衛星サービスで高い伸びを見込んでおり、政府は20年に改定した宇宙基本計画で、宇宙機器産業の市場を約3,500億円から、早期に倍増させる計画を打ち出している。