市場規模は約9兆円。人材派遣事業が最大
人材サービス産業協議会によると、業界は求人広告、人材紹介、人材派遣、請負の4種に分けられ、年間約801万件の求人を取り扱い、市場規模は売り上げベースで約9兆円としている。このうち、厚生労働省の労働者派遣事業報告書によると、2021年度の派遣事業の売上高は前年度比7.7%増の8兆2,363億円と、大半を占める。派遣労働者数は同10.4%増の約186万人だ。また、厚労省の職業紹介事業報告書によると、21年度の新規求人申込件数は同18.3%増の約1,974万件、手数料収入は同20.5%増の6,315億円。