短大生の就職事情は?
短大生を取り巻く就職環境や、卒業後の進路選択など、あなたが知りたい情報をデータをもとに詳しく紹介します。
短大生の就職率
2024年3月に卒業した短大生の就職率は97.4%〈「令和5年度大学等卒業者の就職状況調査」(文部科学省・厚生労働省)より2024年4月1日現在〉。前年同期比より0.7ポイント低下しているものの、希望するほとんどの学生が就職しているといってよい状況となっています。
自分の将来像や生き方の
可能性を探ろう
最近は短大生に限定して採用枠を設定する企業が減る傾向にある一方、一般職だけでなく総合職を希望する短大生も増えてきています。つまり、4大生と短大生が同じ条件のもとで就職活動を行うケースが多くなっているわけです。
入学して1年もたたないうちに就職のことを考えなければならないのは大変なことです。しかし、就職とは、自分の将来を左右する大きな選択であり、これからの自分のライフスタイルそのものを考えることでもあります。
自分の将来像や生き方の可能性についてここでしっかりと探っておきましょう。
就職活動で重要なこと
就職活動を進めるうえで避けて通れないのは「自己分析」です。自己分析と聞くと、難しいもののように感じられますが、つまりは「自分を知る」ことです。学校生活やこれまでの人生を振り返ることで、自分の興味や何がやりたいのか、また何ができるのかが見えてきます。自己分析で見つかったものがエントリーシートや自己PRの材料となるので、しっかり準備を進めましょう。
自分をよく知るためにも、いろいろな角度から情報を集めてることがとても有効です。他人(友人や親など)から自分はどのような人間に見られているのか、また自分の人生にとって何が重要なのかをしっかり考えてみましょう。こうした過程の中で自分にふさわしい仕事も見えてくるのです。
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