「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

サービス・インフラ業界

レストラン・給食・フードサービスの業界地図

外食、中食、給食などの業界はいずれも回復傾向だ。ただ、人手不足などによるコスト上昇に加え、顧客獲得競争が激化している。

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レストラン・給食・フードサービス業界に関係する企業情報

レストラン・給食・フードサービス業界の「現在」と「未来」

外食産業の売上高は3年連続増。客数は2019年比で9.1%減

日本フードサービス協会によると、2023年の外食産業の売上高(推計)は、前年比14.1%増と2年連続で増加した。内訳は、ファストフードが同10.4%増、ファミリーレストランが同17.5%増、パブ・居酒屋は同34.9%増と主要業態で増えた。客数はコロナ禍前の19年比で9.1%減と推計しているが、単価上昇で補った。ただ、19年比ではファミレスが1.1%減、パブ・居酒屋が同33.5%減と、店内飲食を主体とする業態においては回復が遅れている

惣菜市場は2年連続増加。中食市場は競争が激化している

日本惣菜協会によると、弁当を含む23年の惣菜市場は、同4.9%増の10兆9,827億円と、3年連続で増加した。卸先別では、コンビニエンスストアが同5.6%増、食品スーパーが同5.7%増、惣菜専門店が同3.9%増となっている。

ただ、食品メーカーが総菜事業を強化したり、外食産業も持ち帰りサービスに乗り出したりするなど、市場競争は激化している。

データで見る業界のポイント

外食産業の売上高、客数、客単価の伸び率推移

外食産業の売上高、客数、客単価の伸び率推移
「外食産業市場動向調査」(日本フードサービス協会)2024年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2027の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2024年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2024年7月1日から10月31日です。

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