信用金庫・信用組合とは
どちらも預金の受け入れ、資金の貸出、手形の発行などを行う間接金融の金融機関。信用金庫は会員の出資による協同組合の非営利法人で信金(しんきん)と呼ばれ、2013年3月現在全国で271庫ある。顧客は地域の中小企業で、小回りのきくサービスを提供している。
信用組合も信金同様に組合員の出資による協同組織の非営利法人で、組合員になる資格は「小規模の事業者」としており、法人においては従業員数が300人以内など(業種によって人数は異なる)と制限がある。預金についても制限があり、組合員以外の預金額は全体の20%以内となっている。2013年4月現在、全国で157の信用組合がある。
異業種参入銀行との提携
信金・信組ともに流通業からの参入であるセブン銀行やイオン銀行と提携していることが多く、ATMにおいて相互のカードが利用が可能となっている。その他にも一部の信金では新銀行東京との提携、JR東日本の「VIEW ALTTE」と提携をしている。
埼玉縣信用金庫のように「メガ信用金庫」と呼ばれる信金もあり、その規模は第一地銀と肩を並べることもある。
【埼玉・群馬・栃木3県の信用金庫】
■埼玉県の信用金庫
埼玉縣信用金庫、川口信用金庫、青木信用金庫、飯能信用金庫
■群馬県の信用金庫
アイオー信用金庫、高崎信用金庫、桐生信用金庫、利根郡信用金庫、館林信用金庫、北群馬信用金庫、
しののめ信用金庫
■栃木県の信用金庫
栃木信用金庫、烏山信用金庫、鹿沼相互信用金庫、足利小山信用金庫、大田原信用金庫、佐野信用金庫