食料品販売は好調。内食需要の増加がけん引
日本チェーンストア協会によると、2020年の全店総販売額(会員56社)は、前年比2.6%増の12兆7,597億円と、2年ぶりに増加した。特に食料品が同6.4 % 増の8兆7,465億円となったことが寄与した。食品スーパーの業界団体である全国スーパーマーケット協会など3団体の統計でも、20年の全店総売上高(270社)は同6.3%増の11兆3,835億円と好調だ。外出自粛や学校休校などにより内食需要が増えたことが要因。
半面、衣料品などは減少傾向が続き、総合スーパー(GMS)は比較的苦戦を強いられている。