「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

サービス・インフラ業界

レストラン・給食・フードサービスの業界地図

外食、中食、給食などの業種はコロナ禍の影響を受けた。ただ、生活密着型のためアフターコロナでは回復する可能性が高い。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

ファストフード

ゼンショーホールディングス

牛丼チェーンのすき家のほか、回転ずしなどを運営

日本マクドナルドホールディングス

ハンバーガーチェーンの最大手。直営店舗は約7割

吉野家ホールディングス

牛丼チェーン2位。うどんチェーンも展開

100%出資

100%出資

100%出資

100%出資

トリドールホールディングス

うどんチェーンの丸亀製麺を運営。海外展開も積極的

レストラン

FOOD&LIFE COMPANIES

回転ずし業界のトップ。旧スシローグローバル

コロワイド

レストラン、居酒屋など多様な飲食店を展開

サイゼリヤ

低価格イタリア料理チェーンを運営。中国市場に強い

弁当・惣菜

わらべや日洋ホールディングス

セブン-イレブン向け弁当などの納入が柱

プレナス

持ち帰り弁当のほっともっとチェーンが主力

シノブフーズ

コンビニ向けの弁当納入が主力。パン事業を強化

ロック・フィールド

高級サラダ店のRF1が主力。コロッケ店なども運営

給食サービス

日清医療食品

医療、福祉施設、保育向けに特化した給食サービス展開

エームサービス

病院、学校、スポーツ施設などに給食サービス提供

グリーンハウス

企業、学校向けの食事サービス、ホテル事業などを展開

富士産業

医療・福祉施設、社員食堂などに食事サービスを提供

レストラン・給食・フードサービス業界の企業情報

レストラン・給食・フードサービス業界の「現在」と「未来」

外食産業の売上高15%減。来店型業態の減少目立つ

日本フードサービス協会によると、2020年の外食産業の売上高(推計)は、前年度比15.1%減の約22兆1,110億円と、94年の統計開始以来、最大の下げ幅となった。テイクアウトやデリバリーが主体のファストフードは同3.7%減だが、ファミリーレストランが同22.4%減、パブ・居酒屋が同49.5%減と、来店型業態の低迷が目立つ。

惣菜市場は約9兆8,000億円。中食市場への参入増える

コロナ禍により、中食需要が高まっている。日本惣菜協会によると、弁当を含む20年の惣菜市場は前年比4.8%減の9兆8,195億円。ここには百貨店やスーパー、コンビニの販売も含まれており、「専門店、他」の区分は2兆7,346億円と、全体の4分の1以上を占める。ただ、需要拡大を見越して新規参入が増え、競争が激化している。

データで見る業界のポイント

「売上高」「客数」「客単価」の伸び率推移

「売上高」「客数」「客単価」の伸び率推移
JF 外食産業市場動向調査(日本フードサービス協会)2021 年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2024の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業については順不同)。なお、売上非公開の企業など、その業界における注目企業を掲載する場合は、五十音順の並びとしています。

    売上高については、2021年9月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。

    出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。

    原稿作成期間は2021年7月1日から10月31日です。

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