市場規模は約9兆円。 人材派遣事業が最大
人材サービス産業協議会によると、業界は求人広告、職業紹介、人材派遣、請負の4種に分けられる。このうち職業紹介では、厚生労働省の職業紹介事業報告書によると、22年度の求人数は同14.5%増の約1,179万人、手数料収入は同22.0%増 の7,703億円となった。人材派遣は業界内で最も市場規模が大きい。厚労省の労働派遣事業報告書によると、2022年度の派遣労働者数は前年度比2.6%増の約215万人、売上高は同6.4%増の8兆7,646億円と、市場はより拡大している。