2020年の住宅着工戸数。9.9%減で4年連続マイナス
国土交通省によると、2020年の住宅着工戸数は、前年比9.9%減の81万5,340戸と4年連続の減少となった。持ち家(9.6%)、貸家(10.4%)、分譲(マンション8.4%、一戸建て11.4%)のいずれもがマイナスとなった。コロナ禍により、一時的に住宅展示場が閉鎖となったほか、首都圏のマンション供給が減ったことなどが響いた。ただ、テレワークの普及などにより住環境への価値観に変化が表れ、郊外の戸建て住宅が人気となるほか、オンライン接客が増えている。