「現在」が分かる!「未来」が見える! 業界地図

メーカー業界

電子・電気・OA機器(その他電子・電気関連)の業界地図

複写機などのOA機器の国際競争力は高いが、停滞傾向だ。蓄電池は車載用を中心に伸びているが、国際競争が激しい。

※掲載企業は売上や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。また掲載内容に関する基準はこちらよりご確認ください。

電子・電気・OA機器(その他電子・電気関連)業界に関係する企業情報

電子・電気・OA機器(その他電子・電気関連)業界の「現在」と「未来」

2022年の出荷額は約1.8兆円。DX化支援サービスを強化

ビジネス機械・情報システム産業協会によると、2022年の会員企業による事務機械の出荷額は、前年比27.7%増の1兆8,637億円と、2年連続で増加した。内訳は、国内向けが同5.7%増の3,479億円、海外が同34.0%増の1兆5,158億円。ただ、中長期的にはペーパーレス化、在宅勤務の拡大などにより、事務機械の需要は停滞が見込まれるため、OA機器メーカーは医療関連などに進出するほか、DX(デジタルトランスフォーメーション)化支援サービスを強化している。

高い伸びを続けるEV向け蓄電池。経産省は生産能力増を支援

経済産業省の機械統計によると、22年の電池総生産額は、前年比15.7 % 増の1兆1,719億円と伸びた。このうち、電気自動車(EV)向けの車載用リチウムイオン電池は、同30.8%増の5,708億円と、高い伸びが続く。同電池は日本で初めて製品化されたが、近年は中国、韓国などとの国際競争にさらされ、世界シェアは15年の40%から20年に15%に低下。経産省は蓄電池を脱炭素への中核技術と位置付け、30年に生産能力を10倍程度に引き上げる方針だ。

データで見る業界のポイント

事務機械の出荷額推移(会員企業)

事務機械の出荷額推移(会員企業)
「事務機械出荷実績」(ビジネス機械・情報システム産業協会)2023年

※掲載内容の基準について

  • 掲載企業は売上高や総資産額などに加え、業界のトピックを踏まえてマイナビ編集部が選定した一部の企業となります。業界の分類は、マイナビ2026の業種分類に沿っています。各社の直近の決算に基づき、該当する分野の主に売上高の大きい順に企業を掲載しています(矢印などで示す関係企業や売上非公開の企業については順不同)。
  • 売上高については、2023年10月期までの連結決算を原則とした、直近の決算期の数字を使用しています。また、非上場企業の場合は、決算公告や自社のホームページなどで公表している直近の売上高を採用。売上高を公表していない企業については「非公開」としています。
  • 出資関係は、上場会社については提出が義務付けられている直近の「有価証券報告書」に沿っています。非上場企業はこれまでに業界団体や企業から公表されている文書などの数字を基にしています。「有価証券報告書」とは、企業の事業内容や、従業員、設備、財務諸表、子会社や関連会社、株主など多くの情報が掲載されており、金融庁のサイト「EDINET」で企業ごとに検索できます。
  • 原稿作成期間は2023年7月1日から10月31日です。

業界地図

就活準備コンテンツ

ページTOPへ