道路貨物輸送市場は約28.3兆円。宅配便の伸びも続く
総務省の2022年経済構造実態調査によると、道路貨物運送業の売上金額は前回調査比6.5%増の28兆3,490億円だった。国土交通省の自動車輸送統計年報では、2022年度の貨物輸送量は前年度比1.6%減の38億2,599万トンと、2年ぶりの微減。貨物輸送には内航海運、鉄道もあるが、輸送量ベースでは9割以上がトラック輸送で、その代表例が宅配便だ。国交省によると、22年度の取扱個数はネット通販の伸びなどにより、同1.1%増の50億588万個と、50億個を超えた。